JP5925067B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
インクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置には、一般的に、インクを吐出する液体吐出ヘッドが搭載されている。液体吐出ヘッドがインクを吐出する機構として、圧電素子によって容積が収縮可能な圧力室を用いる機構が知られている。この機構では、電圧が印加された圧電素子の変形により圧力室が収縮することによって、圧力室内のインクが、圧力室の一端に形成された吐出口から吐出される。このような機構を有する液体吐出ヘッドの一つとして、圧力室の1つまたは2つの内壁面が圧電素子で構成され、その圧電素子の伸長変形や収縮変形ではなく、せん断変形により、圧力室を収縮させるシェアモードタイプの液体吐出ヘッドが知られている。
工業用途のインクジェット記録装置では、高粘度の液体を使用したいという要求がある。高粘度の液体を吐出するためには、液体吐出ヘッドにより大きな吐出力が求められる。この要求に対し、断面形状が円形や矩形の筒形状の圧電部材で圧力室が形成された、いわゆるグールドタイプと呼ばれる液体吐出ヘッドが提案されている。グールドタイプの液体吐出ヘッドでは、圧電部材が圧力室の中心に対して内外方向(径方向)に伸長変形および収縮変形することにより、圧力室を膨張または収縮させる。グールドタイプの液体吐出ヘッドは、圧力室の壁面が全て変形し、その変形がインクの吐出力に寄与するので、1つまたは2つの壁面が圧電素子で形成されたシェアモードタイプと比較して、大きな液体吐出力を得ることができる。
グールドタイプの液体吐出ヘッドにおいてより高い解像度を得るためには、複数の吐出口をより高密度に配置する必要がある。これに伴い、各吐出口に対応する圧力室も高密度に配置する必要がある。特許文献1には、圧力室を高密度に形成可能な、グールドタイプの液体吐出ヘッドの製造方法が開示されている。
特許文献1に開示された製造方法では、まず、複数の圧電プレートの各々に、互いに同じ方向に延びた複数の溝が形成される。その後、複数の圧電プレートは、溝の方向が揃えられて積層され、溝の方向と直交する方向に切断される。切断された圧電プレートは、溝部分が圧力室の内壁面を構成する。その後、各圧力室を分離するために圧力室間に存在する圧電部材を一定の深さまで除去する。圧力室が完成した圧電プレートの上下に、供給路プレートおよびインクプールプレートと、プリント配線基板およびノズルプレートとがそれぞれ接続されて、液体吐出ヘッドが完成する。この製造方法によれば、圧力室をマトリックス状に配置できるため、高密度に配置することが可能となる。また、この製造方法によれば、圧電プレートに孔を開けるよりも、圧電プレートに溝を形成する方が加工性が良いため、精度良く圧力室を形成することができる。
特開2007−168319号公報
特許文献1に開示された製造方法で製造された液体吐出ヘッドは、複数の圧力室を、空間で隔てて配置している。すなわち、各圧力室を構成する壁部がそれぞれ独立して構成されている。そのため、特に、高粘度の液体を吐出するため(つまり液体の吐出力を大きくするため)に圧力室の長さ(高さ)を長くした場合、液体吐出ヘッドの剛性が低くなってしまう。剛性が低くなると圧力室を構成する構造体(壁部)が折れやすくなり、それにより液体が吐出できなくなる場合がある。
そこで本発明は、圧力室周囲の剛性を高めることが可能な液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出するための吐出口にそれぞれ連通し、吐出口から吐出される液体を貯留するための複数の圧力室であって、各圧力室を構成する壁部が圧電体で形成された複数の圧力室と、各圧力室の周囲に圧力室から間隔をおいて配置された複数の空間部と、を有する液体吐出ヘッドであって、それぞれが圧電体からなり、積層された複数の圧電プレートを含む積層体を有し、圧電プレートの第1の面には、それぞれ第1の方向に延びる複数の第1の溝が形成され、圧電プレートの、第1の面と反対側の第2の面には、それぞれ第1の方向に延びる複数の第2の溝が形成され、複数の圧電プレートは、隣接する圧電プレートの第1の面同士、または第2の面同士が接するように積層され、互いに接する第1の面の第1の溝同士が対向することにより、圧力室が形成されるとともに、互いに接する第2の面の第2の溝同士が対向することにより、空間部が形成され、第1の溝には第1の電極が形成され、第2の溝には第2の電極が形成されている。
本発明によれば、圧力室周囲の剛性を高めることが可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。
本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドの概略斜視図である。 図1に示す圧電ブロック体をXY平面で切断した断面図である。 図2に示す圧電プレートの断面図および斜視図である。 本実施形態の絞りプレートの平面図および圧電ブロック体の断面図である。 本実施形態の圧電ブロック体の圧力室付近を拡大して示す断面図である。 本実施形態の圧電プレートの変形例を示す、XY平面での断面図である。 本発明の第2の実施形態の圧電ブロック体のXY平面での断面図である。 本発明の第3の実施形態の液体吐出ヘッドの概略斜視図である。 図8に示す圧電ブロック体をXY平面で切断した断面図である。 本実施形態の圧電ブロック体をXZ平面で切断した断面図である。 本発明の第4の実施形態の圧電プレートの断面図および斜視図である。 本実施形態の圧電ブロック体の圧力室付近を拡大して示す断面図である。 本発明の第5の実施形態の圧電プレートのXY平面での断面図である。 本発明の第6の実施形態の圧電ブロック体のXY平面での断面図である。 本発明の第7の実施形態の圧電ブロック体のXY平面での断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。図1は、本実施形態の液体吐出ヘッドの概略斜視図である。以下の説明では、液体が供給される方向をZ方向とし、そのZ方向と直交する面をXY平面とする。このとき、被記録媒体搬送方向はY方向である。
本実施形態の液体吐出ヘッド1は、図1に示すように、インクプールプレート10と、絞りプレート8と、圧電ブロック体2と、ノズルプレート6とを有している。圧電ブロック体2の前面に、ノズルプレート6が接合されている。なお、図1では、圧電ブロック体2の構造をわかりやすくするために、圧電ブロック体2とノズルプレート6とを分解して示している。ノズルプレート6には、複数の吐出口7が形成され、これらの吐出口7は、所定の間隔で格子状(二次元的)に配置されている。また、圧電ブロック体2の背面に、絞りプレート8が接合されている。絞りプレート8には、複数の絞り(図1には図示せず)が形成されており、これらの絞りは、吐出口7と同様に所定の間隔で格子状(二次元的)に配置されている。さらに、絞りプレート8の背面に、インクプールプレート10が接合されている。
上述したように、ノズルプレート6には複数の吐出口7が形成されており、これらは、X方向に沿った複数の吐出口列18を構成している。実効的なノズル密度を高めるために、吐出口列18は、図1に示すように、一定方向(X方向)に所定の長さαずつずれながら、Y方向に並べて配置されている。本実施形態では、吐出口列18を構成する吐出口7のX方向の配列ピッチは80dpi(Dot Per Inch)である。この吐出口列18がY方向に15列設けられ、隣接する吐出口列18同士を、吐出口列18内での吐出口7の間隔Aの1/15ずつ一定方向(X方向)にずらすことで、実効的なノズルピッチを1200dpiにすることができる。すなわち、A/15=αである。また、吐出口列18の列数を増やすことで、実効的なノズル密度をさらに高めることができる。
図2は、図1に示す圧電ブロック体2をXY平面(図1参照)で切断した断面図である。
圧電ブロック体2は、圧電体からなり、図2に示すように、Y方向に積層された複数の圧電プレート3と、圧電プレート3の積層方向(Y方向)の両端に配置された第1の天板20および第2の天板21と、を有する積層体である。
図3は、図2に示す圧電プレート3の構成を詳しく説明するための図である。図3(a)は、圧電プレート3をXY平面で切断した断面図である。図3(b)は、圧電プレート3を第1の面12側から見た斜視図である。図3(c)は、圧電プレート3を、第1の面12と反対側の第2の面13側から見た斜視図である。
圧電プレート3の第1の面12には、図3(a)および図3(b)に示すように、それぞれがZ方向(第1の方向)に延び、X方向に並んで配置された複数の第1の溝14が形成されている。一方、圧電プレート3の第2の面13には、図3(a)および図3(c)に示すように、それぞれがZ方向に延び、Y方向から見て第1の溝14とずらしてX方向に並んで配置された複数の第2の溝15が形成されている。本実施形態では、第2の溝は、Y方向から見て、第1の溝14と交互に配置されている。
第1の溝14および第2の溝15は、研削加工によって圧電プレート3に形成される。第1の溝14および第2の溝15は、圧電プレート3の表裏面でそれぞれ位置が正確に合わせられている必要がある。本実施形態では、両面アライナーを用い、圧電プレート3の第1の面12および第2の面13にアラインメントマーク(図示せず)を予め形成しておく。このアラインメントマークを基準として研削加工を行うことで、圧電プレート3の表裏面に形成される第1の溝14および第2の溝15の位置合わせを、数μmの精度で行うことができる。
圧電プレート3の寸法は、一例として、幅(X方向の長さ)が26mm、厚さ(Y方向の長さ)が0.22mm、長さ(Z方向の長さ)が10mmである。第1の溝14の断面形状は、例えば幅が160μmで深さが80μmの三角形である。また、第2の溝15の断面形状は、例えば幅が240μmで深さが120μmの三角形である。
再び図2を参照すると、圧電ブロック体2内で隣接する圧電プレート3は、第1の面12同士、または第2の面13同士が接するように積層されている。その際に、互いに接する第1の面12にそれぞれ形成された第1の溝同士が対向して配置されることで、吐出口7から吐出される液体を貯留するための圧力室4が形成されている。また、互いに接する第2の面14にそれぞれ形成された第2の溝同士が対向して配置されることで、開口部(空間部)5が形成されている。その結果、Z方向に延びる圧力室4がX方向に複数配列された圧力室列19が、Y方向に複数並んで形成されることになり、各圧力室4の周囲には、圧力室4から間隔をおいて4つの開口部5が形成されることになる。
本実施形態では、ノズルプレート6に形成された吐出口列18の配置に合わせて、圧力室列19も一定方向(X方向)に所定の長さα(図2参照)ずつずれながらY方向に並んで配置されている。すなわち、本実施形態では、第1の溝14および第2の溝15に関して、形状が少しずつ異なる複数の圧電プレート3が用いられている。したがって、各圧電プレート3においては、第1の溝14はその位置が予め調整されて加工され、同様に、第2の溝15もその位置が予め調整されて加工されている。
圧電プレート3の第1の面12に形成された第1の溝14には、図3(a)および図3(b)に示すように、第1の電極16が形成されている。第1の電極16は、互いに独立しており、絞りプレート8側の側面までそれぞれ引き出されている。一方、圧電プレート3の第2の面13に形成された第2の溝15には、図3(a)および図3(c)に示すように、第2の電極17が形成されている。第2の溝15のそれぞれに形成された第2の電極17は、第2の面13上で互いに連結しており、圧電プレート3の側面26まで引き出されている。本実施形態では、第2の電極17は、第2の溝15の内面を含め、圧電プレート3の第2の面13の全面に形成されている。
圧電プレート3に成膜される第1の電極16および第2の電極17のパターンは、フォトリソグラフィによって形成することができる。あるいは、電極層をプレート全面に成膜した後、表面研磨により必要な部分のみを残すことで形成することができる。
圧電プレート3に第1の溝14および第2の溝15と第1の電極16および第2の電極17とをそれぞれ形成した後で、圧電プレート3の分極処理が実施される。分極処理は、圧電プレート3を200℃のシリコンオイルに浸けた状態で、第1の電極16と第2の電極17との間に2kV/mmの電界を印加することにより行われる。
圧電プレート3を分極処理した後、圧電プレート3を複数積層し、接着剤で接合することにより、圧電ブロック体2が形成される。圧電プレート3を積層する際にも、前述のアラインメントマークを基準として位置合わせをしながら積層することにより、正確に圧力室4および開口部5を形成することができる。
圧電ブロック体2を形成した後、それぞれ接着剤を用いて、ノズルプレート6と絞りプレート8とを圧力ブロック体2に接合し、インクプールプレート10を絞りプレート8に接合する。これにより、インクプール11と絞り9と圧力室4と吐出口7とが連通することになる。
図4(a)は、本実施形態の絞りプレート8を圧電ブロック体2に接合される側から見た平面図である。また、図4(b)は、液体吐出ヘッド1のZX平面での断面図であり、絞りプレート配線25と第1の電極16との接続方法を説明するために、絞りプレート8を圧電ブロック体2から分離して示している。
図4(a)に示すように、絞りプレート8には、それぞれの絞り9に対応する絞りプレート配線25がパターニングされている。高密度な配線を実現するために、各絞りプレート配線25は、対応する絞り9からより近い側のY方向の側面に向かって引き出されている。
ここで、図4(b)を参照して、絞りプレート配線25と第1の電極16との接続方法について説明する。
圧電プレート3から引き出された第1の電極16は、絞りプレート8に形成された絞りプレート配線25に接続されている。本実施形態では、2枚の圧電プレート3に形成された2つの第1の溝14から1つの圧力室4が形成されている。したがって、2枚の圧電プレート3に形成された第1の電極16のそれぞれが、図4(b)に示すように、絞りプレート配線25に接続されている。
第1の電極16は、絞りプレート配線25と接続することで個別に絞りプレート8から引き出され、絞りプレート配線25を介して個別に信号(SIG)が与えられることになる。一方、圧電プレート3の側面26(図3(b)参照)、すなわち圧電ブロック体2の側面に引き出された第2の電極17は接地(GND)されている。
上述のように、本実施形態では、圧電プレート3の第1の面12と第2の面13とで、信号電極(SIG)と接地電極(GND)とがそれぞれ分かれているため、配線がしやすい構成になっている。
なお、吐出口7の形状は、一例として、直径φが10μmで長さが17μmの円筒形状であり、絞り9の形状は、一例として、断面積が70μm×70μmで長さが200μmの四角筒形状である。
図5は、本実施形態の圧電ブロック体2の圧力室4付近を拡大して示す断面図である。図5(a)は、ヘッド駆動時の圧力室4周囲の電界分布を表した図であり、図5(b)は、ヘッド駆動時の圧力室4周囲の構造が変形した様子を示す図である。図5(b)中の点線は変形前の壁面を表しており、太線は変形後の壁面を誇張して描いたものである。
圧電プレート3の第2の面13(開口部5の内壁面)に形成された第2の電極17を接地し、圧力室4の内壁面に形成された第1の電極16に正の電圧を印加すると、図5(b)に示すように、圧力室4は収縮変形する。すなわち、圧力室4の内壁面が内側に変形することにより、インクプールプレート10から圧力室4に導入された液体が吐出口7から吐出される。
本実施形態の液体吐出ヘッド1によれば、圧力室4を構成する壁部と、開口部5を構成する壁部とが互いに連結するように構成されている。そのため、各圧力室を構成する壁部がそれぞれ独立して構成された構造に比べて、圧力室周囲の剛性を高めることが可能となる。また、圧電プレートの第1の面12と第2の面13とで、信号電極(SIG)と接地電極(GND)とが分かれているため、配線を容易に行うことができる。
図6は、本実施形態における圧電プレート3の変形例を示す、XY平面での断面図である。この変形例のように、ノズルピッチが大きく、すなわち圧力室列19内で隣接する圧力室4の距離(第1の溝14のX方向での間隔)が長い場合、第2の溝15の断面形状は、必ずしも三角形である必要はなく、台形であってもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、第1の実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、第1の実施形態と異なる構成のみ説明する。
本実施形態では、圧電ブロック体2の構成が、第1の実施形態と異なっている。図7に、本実施形態の圧電ブロック体2をXY平面で切断した断面図を示す。
本実施形態の圧電ブロック体2は、ノズルプレート6に形成された吐出口列18の配置に合わせて、圧力室列19が、一定方向(X方向)に所定の長さずつずれながらY方向に並んで配置されている点で、第1の実施形態と同様である。しかしながら、このような圧電ブロック体2が、第1の実施形態では、形状が少しずつ異なる複数の圧電プレート3によって構成されていたのに対して、本実施形態では、同一形状の複数の圧電プレート3から構成されている。すなわち、圧電プレート3自体が一定方向(X方向)にずれながらY方向に積層されている。そのため、1つの圧力室4を形成する2つの第1の溝14、および1つの開口部5を形成する2つの第2の溝15は、それぞれX方向にずれて接合されている。したがって、第1の溝14および第2の溝15の形状は第1の実施形態と同様であるが、本実施形態の圧力室4および開口部5の形状(XY平面での断面)は、第1の実施形態とは異なり、実質的に四角形ではない。また、圧電ブロック体2の側面では、圧電プレート3が揃えられていない。
このように、同一形状の圧電プレート3のみを用いた場合であっても、それらを一定方向にずらしながら積層することで、第1の実施形態と同様に、実効的なノズル密度を高めるための吐出口7の配置(図1参照)に圧力室4の配置を対応させることができる。このことは、溝加工の作業工程を簡略化しながら、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる点で有利である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、上述した実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。
図8は、本実施形態の液体吐出ヘッド1の概略斜視図である。図9は、図8に示す圧電ブロック体2をXY平面で切断した断面図である。図10は、本実施形態の液体吐出ヘッド1のZX平面での断面図であり、1つの圧力室4に対応する部分を拡大して示している。
本実施形態では、上述した実施形態とは異なり、複数の圧力室列19がX方向にずらされていない(図9参照)。すなわち、本実施形態の圧電ブロック体2は、第2の実施形態と同様に、同一形状の複数の圧電プレート3から構成されているが、それらがX方向に整列した状態でY方向に積層されている。その結果、圧電ブロック体2に形成された圧力室4および開口部5はそれぞれ、XY平面で直交格子状に配置されることになる。
一方、本実施形態のノズルプレート6は、実効的なノズル密度を高めるために、第1の実施形態と同様に、吐出口列18が、一定方向(X方向)に所定の長さずつずれながら、Y方向に並べて配置されている(図8参照)。したがって、本実施形態では、XY平面において、吐出口7の配置と圧力室4の配置とが一致していない。そのため、上述した実施形態のように、圧電ブロック体2とノズルプレート6とを直接接合すると、吐出口7の中心と圧力室4の中心とが一致しなくなってしまう。吐出口7の中心と圧力室4の中心とが一致していないと、液体が吐出される際に、液体が意図しない方向へ曲がって吐出される現象(ヨレ)が引き起こされてしまう。また、吐出口7の中心と圧力室4の中心とのずれがさらに大きく、圧力室4と吐出口7とが連通していないような場合には、当然のことながら、液体を吐出することはできない。
本実施形態では、このような不具合を解消するために、図8に示すように、圧電ブロック体2とノズルプレート6との間に、流路プレート22が設けられている。流路プレート22には、圧電ブロック体2の圧力室4と、ノズルプレート6の吐出口7とを個別に連通させる連結流路23が設けられている。このような連結流路23により、吐出口7の中心と圧力室4の中心とが一致していない場合でも、図10に示すように、圧力室4と吐出口7とが確実に連通させることができる。さらに、連結流路23を適切な形状にすることにより、液体が吐出する際に、ヨレが発生しないようにすることができる。
本実施形態では、全く同一形状の圧電プレート3のみを用いて液体吐出ヘッド1を構成する際に、圧電プレート3をずらしながら積層する必要がないため、さらに作業工程を簡略化することができる。
なお、連結流路23と開口部5との干渉を防ぐために、吐出口7の中心と圧力室4の中心とがX方向にずれるように、ノズルプレート6および圧電ブロック体2を構成することが好ましい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、上述した実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。
図11は、本実施形態の圧電プレート3の構成を詳しく説明するための図である。図11(a)は、圧電プレート3をXY平面で切断した断面図である。図11(b)は、圧電プレート3を第1の面12側から見た斜視図である。図11(c)は、圧電プレート3を、第1の面12と反対側の第2の面13側から見た斜視図である。
本実施形態では、図11(a)および図11(b)に示すように、第1の面12内で隣接する第1の溝14の間に、第1の電極とは独立した、Z方向に延びる第3の電極24が設けられている。第3の電極24は、ノズルプレート6側まで引き出され、図11(b)および図11(c)に示すように、圧電プレート3のノズルプレート6側の端面27で第2の電極17に接続されている。第3の電極24と第2の電極17とを接続する配線は、圧電プレート3を積層して圧電ブロック体2を形成した後で、圧電プレート3のノズルプレート6側の端面27に形成される。あるいは、第3の電極24と第2の電極17とは、ノズルプレート6にパターニングされた配線を介して、ノズルプレート6を圧電ブロック体2に接合する際に接続されるようになっていてもよい。これ以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図12は、本実施形態の圧電プレート3によって構成された圧力室4付近を拡大して示す断面図であり、ヘッド駆動時の圧力室4周囲の電界分布を表している。
本実施形態では、第1の電極16と第2の電極17との間の電界に加え、第1の電極16と第3の電極24との間にも電界が生じるため、圧力室4周囲の圧電体の変形量を大きくすることができる。その結果、第3の電極24がない場合に比べ、駆動電圧を低減することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、上述した実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。
本実施形態では、圧電プレート3の第2の溝14の構成が、第1の実施形態と異なっている。図13に、本実施形態の圧電プレート3をXY平面で切断した断面図を示す。
第1の実施形態では、Y方向から見て、第1の溝14の間に1つの第2の溝15が設けられていたのに対して、本実施形態では、図13に示すように、2つの第2の溝15が設けられている。これ以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
このような構成には、第1の溝14の間隔が大きい場合に、単に第2の溝14の幅を広げる(例えば、図6参照)よりも、圧電プレート3の強度を高めることができるという利点がある。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、上述した実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。
図14(a)は、本実施形態の圧電ブロック体2をXY平面で切断した断面図である。図14(b)は、本実施形態の圧電ブロック体2の圧力室4付近を拡大して示す断面図であり、ヘッド駆動時の圧力室4周囲の電界分布を表している。
本実施形態は、第4の実施形態の変形例であり、XY平面において、圧電プレート3に形成された第1の溝14の断面形状が台形であり、そのため、圧力室4の断面形状が六角形となっている。これ以外の構成は、第4の実施形態と同様である。
このような構成により、圧力室4の断面形状が四角形の場合(図12参照)に比べ、電界の向きを圧力室4周囲の圧電体の変形方向により揃えることができる(図14(b)参照)。また、電極間距離を均一な状態に近づけることで、電極間距離が大きい領域、すなわち、電界強度が弱い領域を小さくすることができる。その結果、圧電体の変形量を大きくすることができ、したがって、駆動電圧を低減することができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成について説明する。以下では、上述した実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、上述した実施形態と異なる構成のみ説明する。
図15(a)は、本実施形態の圧電ブロック体2をXY平面で切断した断面図である。図15(b)は、本実施形態の圧電ブロック体2の圧力室4付近を拡大して示す断面図であり、ヘッド駆動時の圧力室周囲の電界分布を表している。
本実施形態は、第6の実施形態と同様、第4の実施形態の変形例であり、XY平面において、圧電プレート3に形成された第1の溝14の断面形状が半円形であり、そのため、圧力室4の断面形状が円形となっている。これ以外の構成は、第4の実施形態と同様である。
このような構成により、圧力室4の断面形状が四角形の場合(図12参照)や六角形の場合(図14(b)参照)に比べ、電界の向きが圧力室4周囲の圧電体の変形方向とさらに揃うようになる(図15(b)参照)。また、電極間距離をより均一な状態に近づけることで、電極間距離が大きい領域、すなわち、電界強度が弱い領域を小さくすることができる。その結果、圧電体の変形量をより大きくすることができ、したがって、駆動電圧をより一層低減することができる。また、圧力室4の壁面が曲面になるため、気泡の滞留を起きにくくすることができる。
1 液体吐出ヘッド
2 圧電ブロック体
3 圧電プレート
4 圧力室
5 開口部

Claims (10)

  1. 液体を吐出するための吐出口にそれぞれ連通し、該吐出口から吐出される液体を貯留するための複数の圧力室であって、該各圧力室を構成する壁部が圧電体で形成された複数の圧力室と、前記各圧力室の周囲に該圧力室から間隔をおいて配置された複数の空間部と、を有する液体吐出ヘッドであって、
    それぞれが圧電体からなり、積層された複数の圧電プレートを含む積層体を有し、
    前記圧電プレートの第1の面には、それぞれ第1の方向に延びる複数の第1の溝が形成され、前記圧電プレートの、前記第1の面と反対側の第2の面には、それぞれ前記第1の方向に延びる複数の第2の溝が形成され、
    前記複数の圧電プレートは、隣接する前記圧電プレートの前記第1の面同士、または前記第2の面同士が接するように積層され、互いに接する前記第1の面の前記第1の溝同士が対向することにより、前記圧力室が形成されるとともに、互いに接する前記第2の面の前記第2の溝同士が対向することにより、前記空間部が形成され、
    前記第1の溝には第1の電極が形成され、前記第2の溝には第2の電極が形成されている、液体吐出ヘッド。
  2. 前記積層体の積層方向から見て、前記第1の溝と前記第2の溝とがずれて配置されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記積層体の積層方向から見て、前記第1の溝と前記第2の溝とが交互に配置されている、請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第2の電極は、前記第2の面上で互いに連結されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 互いに接する前記第1の面の少なくとも一方には、該少なくとも一方の面内で隣接する前記第1の溝の間に、前記第1の電極とは独立した、前記第1の方向に延びる第3の電極が形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第2の溝は、前記第1の方向と直交する方向の断面形状が三角形である、請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第2の溝は、前記第1の方向と直交する方向の断面形状が台形である、請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記第1の溝は、前記第1の方向と直交する方向の断面形状が三角形である、請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記第1の溝は、前記第1の方向と直交する方向の断面形状が台形である、請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記第1の溝は、前記第1の方向と直交する方向の断面形状が半円形である、請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
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