JP5922520B2 - 真直度測定装置及び真直度測定方法 - Google Patents

真直度測定装置及び真直度測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5922520B2
JP5922520B2 JP2012162504A JP2012162504A JP5922520B2 JP 5922520 B2 JP5922520 B2 JP 5922520B2 JP 2012162504 A JP2012162504 A JP 2012162504A JP 2012162504 A JP2012162504 A JP 2012162504A JP 5922520 B2 JP5922520 B2 JP 5922520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straightness
images
subject
image
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012162504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014021042A (ja
Inventor
一平 高橋
一平 高橋
知之 下田
知之 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012162504A priority Critical patent/JP5922520B2/ja
Publication of JP2014021042A publication Critical patent/JP2014021042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5922520B2 publication Critical patent/JP5922520B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、真直度測定装置及び真直度測定方法に関するものである。特に被検体上に存在する直線パターンの真直度を評価するのに有効である。
近年、1mあたり1μm程度の真直度が求められる直線パターンを有する材料が、さまざまな製品に用いられている。これには、例えば、近年市場が拡大されてきた3次元(3D)ディスプレイに用いられるパターンフイルムなどが知られている。このような真直度の優れている直線パターンを有する材料の品質を保証するために、その直線パターンの本来の直線パターンとのズレを検査する必要がある。
パターン化位相差材料は、互いに位相差特性が異なるラインを交互に配するように製造される。その製造方法は、各種方式が提案されている(米国特許第5,327,285号、特開2001−059949号公報、特開平10−161108号公報、特開平10−160933号公報、特開平10−153707号公報)。例えば、特定の領域を露光する方式では、パターン露光光のエッジ部分は極力シャープな光エネルギーにするが、エッジの微小領域においては光エネルギーが連続的に変化するため、十分な配向制御ができない領域が数μm〜数十μmは存在する。すなわち、各パターンの境界はどちらの位相差特性をも有さない微小な領域がどうしても存在してしまう。パターン化位相差材料は、その用途から、表示パネルと貼り合せた状態での品質が要求されるため、その微小な境界領域が表示パネルの表示セルの境界(ブラックマトリクス)ラインと正確に重なる必要がある。そのため、表示パネルに用いるパターン化位相差材料に対して、その境界領域の真直度を厳重に管理しなくてはならない。
したがって、パターン化位相差材料における直線パターンの本来の直線パターンとのズレを正確に測定して、表示パネルと貼り合わせた状態での品質の保障の可否を判定しなくてはならない。使用不可と判定したときには、この部位を特定し、この部位を使用することがないようにして、3D液晶表示ディスプレイなどの製造を行う。
このようなパターン化位相差材料の直線パターンのようなものを対象として、1mあたり1μm程度のスケールの本来の直線パターンとのズレを評価するものとして公知化された技術は現在のところ提案されていない。なお、剛体物の表面などを対象とした真直度を高い精度で評価する技術としては、例えば特許文献1のような真直度測定装置がある。特許文献1には、直線状のパターンを有するパターン体を2つのそれぞれの位置に固定した場合の2つ測定結果を取得し、それらの差分をとることでその2つの位置間の変化量を測定することで真直度を測定する装置及びその方法が記載されている。
また、特許文献2には、ライン毎に読み取る読取手段を被検体に対して相対移動させながら画像信号を取得し、線パターンの端部位置に関わる情報と線パターンの幅に関わる情報とを算出し、その両情報から求められる線パターンの中心位置と線パターンの近似直線との距離を演算し、演算結果に基づいて直線性を評価する印字評価装置が記載されている。
また、特許文献3には、人体の長尺X線診断装置において、被検体に対して重なり部分を持ちながらX線検出器を異なる位置にずらして複数の画像を撮像し、画像を重ね合わせて接合する位置を設定した上で画素位置を修正して長尺画像を作成する装置が記載されている。
特開2010−019742号公報 特開平04−227578号公報 特開2011−235010号公報
特許文献1の技術では、剛体物の表面などを対象とした真直度を高い精度で評価することは可能であるが、パターン化位相差材料の直線パターンのようなものを対象としては、その直線パターンの本来の直線パターンとのズレを測ることができない。また、偏光板などを組み合わせてパターン化位相差材料の直線パターンを広域で撮像することができたとしても、1mあたり1μm程度のスケールでそのズレを評価することはできない。
また、特許文献2の技術では、画像出力機器の画像品位を評価する程度の精度、評価対象面積では問題にならないが、移動装置の位置の誤差よりも高い評価精度を得ることはできない。特に被検体が長尺である場合には、その移動距離が長くなり精度劣化が避けられず、1mあたり1μm程度のスケールで真直度を評価することはできない。
また、特許文献3の技術では、もともとの被検体が人体であって所定のパターンを有するものではないため、直線パターンで構成された画像とは勝手が違う。直線パターンで構成された画像に対しては、特許文献3に記載の画像の接合位置を設定する技術では、不十分である。また、画像を小領域に分割し、その小領域において両画像の相関値が最も高くなるように座標を変換して、重ね合せ領域での画素位置修正を行うため、処理が複雑かつ処理データ量が多量になり、画像合成に長時間を要するか、もしくは高価な高速処理装置が必要となってしまう。
本発明は、パターン化位相差材料の直線パターンのようなものを対象として本来の直線パターンとのズレを1mあたり1μm程度のスケールで評価することができる安価な真直度測定装置及び真直度測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真直度測定装置は、互いに異なる位相差特性を有するストライプ状の第1及び第2位相差領域が交互に複数並べて配列されたフイルム状またはシート状の形状を有するパターン化位相差材料である被検体上に所定の間隔で配列された直線パターンの真直度を測定する真直度測定装置であって、撮像範囲が直線パターンの方向に重複領域を有するように被検体について複数の画像を撮像する撮像装置と、複数の画像を、直線パターンの方向に垂直な被検体面内方向にシフトさせることで重複領域が的確に重なるように連結し、その重ねて連結した画像における直線パターンの真直度を測定する画像処理部と、発光面からの光を被検体の一方の面に向けて照射する照明装置と、照明装置の発光面付近と、撮像装置の撮像面付近に、それぞれ発光面あるいは撮像面に略平行に設けられ、画像の少なくとも一方の位相差領域における輝度と境界領域における輝度とを識別できるようにそれぞれの第1及び第2透過軸が設定された第1及び第2偏光板と、を有することを特徴とする。
シフトは所定の間隔に相当する範囲内であることが望ましい。また、撮像装置は、隣接して設けられ、複数の画像を略同時に撮像する複数のエリアセンサカメラであるか、あるいは、直線パターンの方向へ被検体に対して相対的に移動させながら複数の画像を撮像することが望ましい。
上記目的を達成するために、本発明の真直度測定方法は、互いに異なる位相差特性を有するストライプ状の第1及び第2位相差領域が交互に複数並べて配列されたフイルム状またはシート状の形状を有するパターン化位相差材料である被検体上に所定の間隔で配列された直線パターンの真直度を測定する真直度測定方法であって、撮像範囲が直線パターンの方向に重複領域を有するように被検体について複数の画像を撮像し、複数の画像を、直線パターンの方向に垂直な被検体面内方向にシフトさせることで重複領域が的確に重なるように連結し、その重ねて連結した画像における直線パターンの真直度を測定し、照明装置の発光面から被検体の一方の面に向けて光を照射し、照明装置の発光面付近と、複数の画像を撮像する撮像装置の撮像面付近に、それぞれ発光面あるいは撮像面に略平行に第1及び第2偏光板を設け、画像の少なくとも一方の位相差領域における輝度と境界領域における輝度とを識別できるように第1及び第2偏光板のそれぞれの第1及び第2透過軸を設定することを特徴とする。
シフトは所定の間隔に相当する範囲内であることが望ましい。また、隣接して設けられた複数のエリアセンサカメラによって略同時に撮像することで、複数の画像を撮像するか、あるいは、直線パターンの方向へ被検体に対して相対的に移動させながら複数の画像を撮像することが望ましい。
本発明は、高い精度で同一の被検体を撮像した複数の画像を用いて被検体の直線パターンの真直度を測定するものであって、その複数の画像を的確な方法で連結することとしたため、撮像精度に基づいたスケールで、長い距離の直線パターンの真直度を測定することができる。また、ウェブ状の被検体を連続搬送する際あるいは撮像装置を移動する際に蛇行が生じても、その蛇行の影響を受けることなく、撮像精度に基づいたスケールで、長い距離の直線パターンの真直度を測定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る真直度測定装置の斜視図である。 図1の(II)における断面図である。 本発明に係る真直度測定装置の被検体となるパターン化位相差材料を示した図である。 図3の(IV)における断面図及びパターン化位相差材料の偏光軸に関する説明図である。 本発明に係る真直度測定装置の被検体となるパターン化位相差材料を撮像して得られる画像の例を示した図である。 本発明に係る真直度測定装置における画像処理部に関する説明図である。 パターン化位相差材料を本発明に係る真直度測定装置で撮像する場合における撮像領域についての説明図である。 パターン化位相差材料を本発明に係る真直度測定装置で撮像したときの各撮像画像に関する説明図である。 本発明に係る真直度測定装置を用いて測定する際のフローチャートの概略である。 図9のフローチャートにおける重複領域処理に関する詳細のフローチャートである。 重複領域処理における類似度算出処理についての説明図である。 重複領域処理における類似度算出処理についての説明図である。 画像連結処理についての説明図である。 図9のフローチャートにおける近似直線決定処理に関する詳細のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る真直度測定装置の斜視図である。 図15の(XVI)における断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る真直度測定装置の斜視図である。 図17の(XVIII)における断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る真直度測定装置2は、互いに異なる位相差特性を有するストライプ状の第1及び第2位相差領域が交互に複数並べて配列されたフイルム状またはシート状の形状を有するパターン化位相差材料なる被検体3の直線パターンの真直度を精度良く測定する真直度測定装置である。なお、本実施形態では、被検体3にパターン化位相差材料を選択したが、本発明はこれに限ることはなく、直線パターンを有する材料であればよい。
また、真直度測定装置2は、被検体3に対して光を照射する照明装置4と、被検体3に対して照明装置4と反対側に被検体3に略平行に設けられ、照明装置4から照射される光を検出して光電信号に変換して画像化するエリアセンサカメラ6と、が設けられている。エリアセンサカメラ6は被検体の直線パターンの方向に複数設けられ、隣接して設けられたエリアセンサカメラ6における2の撮像視野は、それぞれ重複領域3−1,3−2,3−3,3−4を備える。なお、本実施形態では、エリアセンサカメラ6を5設けた実施例を示しているが、本発明はこれに限ることはなく、エリアセンサカメラが2以上設ければよい。さらに、真直度測定装置2は、被検体3とエリアセンサカメラ6の撮像視野とを相対的に移動させる移動機構を有していても良い。
また、真直度測定装置2は、被検体3と照明装置4との間に被検体3に略平行に回転自在に設けられ、第1透過軸を備える第1偏光板7と、被検体3とエリアセンサカメラ6との間に被検体3に略平行に回転自在に設けられ、第2透過軸を備える第2偏光板8と、を有する。第1偏光板7及び第2偏光板8は、複数のエリアセンサカメラ6の撮像視野の全領域を覆うように設けられていることが望ましい。また、真直度測定装置2には、第1偏光板7を回転させて第1透過軸の方向を制御する図示しない第1回転制御部と、第2偏光板8を回転させて第2透過軸の方向を制御する図示しない第2回転制御部と、が設けられている。
また、真直度測定装置2は、複数のエリアセンサカメラ6によってその撮像視野領域における被検体3を略同時に撮像するように制御するカメラ制御部11と、その複数のエリアセンサカメラ6によって撮像された複数の画像を処理する画像処理部12と、を有する。
図2に示すように、照明装置4は、平面状に並べられた複数のLED4Aと、拡散板4Bとを有する。このため、照明装置4は、発光面から、面内に均一な光を出射することができる。
また、エリアセンサカメラ6はそれぞれ、光学系6Aと、絞り6Bと、エリアセンサ6Cとを有する。エリアセンサカメラ6は、隣接するエリアセンサカメラ6とある一定の重複領域を有していなくてはならないため、その撮像視野がある一定の広がりをもっていることが望ましい。この広がりが真直度の測定領域を決めるため、真直度の測定領域の観点からは、撮像視野の広がりが大きければ大きいほど望ましい。また、この広がりが単位測定距離あたりのエリアセンサカメラ6の設置台数を決めるため、コストの観点からも、撮像視野の広がりが大きければ大きいほど望ましい。一方、エリアセンサカメラ6の精度が真直度の測定精度を決めるため、真直度の精度の観点からは、エリアセンサカメラ6の精度は高ければ高いほど好ましい。この二つの要素は相反するため、求められる測定領域の広さ及びコスト及び精度の仕様に従って、エリアセンサカメラ6の仕様及びその台数が定められる。
図3及び図4(A)に示すように、被検体3として選択されたパターン化位相差材料は、基材3Aの上にストライプ状の第1位相差領域3Bと第2位相差領域3Cとが交互に複数並べて配列されて形成されている。以降では、被検体3をウェブ状のフイルムであるとして、つまり被検体3がパターン化位相差フイルムとして、本発明の説明をするが、被検体3がウェブ状でないフイルムやプラスチック板あるいはガラス板など、他のものであってもかまわない。この場合、移動機構は、被検体を移動させるようにしても良いし、複数のエリアセンサカメラ6を同時に移動させるようにしても良い。被検体3がウェブ状のフイルムである場合、移動機構は、被検体3が安定して一方向に移動するように、例えばウェブ状のフイルムの供給ローラ及びその巻取ローラ及びその搬送ローラ10を有する。
本願明細書においては、偏光板の透過軸や遅相軸の方向の定義は、光を受け止める側から見て、その方向がパターン境界方向の直線3Dに対して時計回りに何度回転させた方向にあるかで定義をすることとする。例えば、図4(B)に示すように、透過軸As1に対しては、+θの方向とみなす。また、遅相軸As2に対しては、−θの方向とみなす。
本発明に係る真直度測定装置2の使用に供する被検体3には、例えばパターン化位相差材料の一例である第1位相差領域の遅相軸が+45°で第2位相差領域の遅相軸が−45°のウェブ状のフイルム(遅相軸が±45°のタイプ1のパターン化位相差フイルム)が挙げられる。この場合、第1偏光板7の第1透過軸を+45°に設定して第2偏光板8の第2透過軸を−45°に設定するか、あるいは第1偏光板7の第1透過軸を−45°に設定して第2偏光板8の第2透過軸を+45°に設定することで、行われる。
第1透過軸を+45°に、第2透過軸を−45°に設定した場合について説明する。照明装置4から照射された光は、第1偏光板7を通過後には、+45°の直線偏光となる。+45°の直線偏光は、遅相軸が+45°の第1位相差領域を通過しても、波形全体が位相90度分遅れるのみであるため、+45°の直線偏光のままで変化しない。また、+45°の直線偏光は、遅相軸が−45°の第2位相差領域を通過しても、波形全体には何の特別な影響も与えられないため、+45°の直線偏光のままで変化しない。つまり、+45°の直線偏光は、遅相軸が±45°のパターン化位相差材料の第1又は第2位相差領域のどちらに入射して通過したものであっても、+45°の直線偏光のまま射出される。しかし、この+45°の直線偏光は、−45°の第2透過軸を有する第2偏光板8を通過できない。そのため、エリアセンサカメラ6は、第1及び第2位相差領域の双方を消光状態として撮像することになる。なお、第1透過軸を−45°に、第2透過軸を+45°に設定した場合についても同様である。
一方、第1及び第2位相差領域の境界領域は、位相差を制御できていない(遅相軸が±45°のλ/4波長板としての光学的特性を有しているわけでも波長板としての性質を有さないわけでもない)ため、照射光は、その境界領域を挟むように配された第1及び第2偏光板7,8の系を通過することができる。結果として、エリアセンサカメラ6は、第1及び第2位相差領域の境界領域を光の透過状態として撮像することになる。なお、第1透過軸を−45°に、第2透過軸を+45°に設定した場合についても同様である。
このようにして、パターン化位相差材料である被検体3を第1及び第2偏光板7,8で挟んだ系を作り出して、透過してきた光の強度で以ってその被検体3を見た場合、図5に示すような像が見られる。第1位相差領域3Bと第2位相差領域3Cとはともに消光状態として撮像されるので濃部3Eを構成し、第1及び第2位相差領域の境界領域は光の透過状態として撮像されるので淡部3Fを構成する。なお、ここで説明した一例のパターン化位相差材料に限らず、他の系のパターン化位相差材料においても同様に、2の位相差領域ではともに消光状態として撮像し、その境界領域は光の透過状態として撮像することができることは知られている。また、濃部3Eと淡部3Fとの輝度の差は、濃部3Eと淡部3Fとの輝度が識別できればそれで十分であるが、もちろんその差は大きければ大きいほど好ましい。また、濃淡画像に限らず、RGBなどの色を有する画像に対してであっても、本発明を用いて真直度を測定することができる。
図6に示すように、画像処理部12は、エリアセンサカメラ6によって撮像された画像の重複領域において直線パターン同士が的確に重なるようにするための補正シフト量を算出する重複領域処理部14と、補正シフト量の算出結果に基づき重複領域を重ねて隣接する画像を連結する画像連結処理部15と、連結された画像において真直度を測定すべき直線パターンを決定する直線パターン決定処理部16と、決定されたそれぞれの直線パターンに係る直線を構成する画素データを解析してそれぞれの近似直線を算出して決定する近似直線決定処理部17と、決定されたそれぞれの近似直線を用いてそれぞれの直線パターンの真直度を算出する真直度算出部18と、を有する。また、画像処理部12は、直線パターンの直線性を算出する直線性算出部19を備えることが望ましい。
近似直線決定処理部17は、画素データを用いて最小二乗法により基準となる直線を設定する基準直線設定処理部21と、基準となる直線から微小量変位させた直線を設定する変位直線設定処理部22と、基準となる直線あるいは微小量変位させた直線とそれぞれの画素データとの距離を算出する距離算出部23と、それぞれの直線に対して算出した距離のうち最大値を抽出する最大距離抽出部24と、それぞれの直線のうち距離の最大値が最小となる直線を選択して基準直線に再設定する基準直線再設定処理部25と、を有する。
次に、本発明の第1の実施形態に係る真直度測定装置2の作用について説明する。まず、カメラ制御部11により制御された5つのエリアセンサカメラ6により、照明装置4から出射されパターン化位相差材料である被検体3を第1及び第2偏光板7,8で挟んだ系を通過してきた光に基づいて、5つの画像が撮像される。
例えば、図7に示すように、撮像領域26Aと27A,撮像領域27Aと28A,撮像領域28Aと29A,撮像領域29Aと30A,がそれぞれ、重複領域3−1,3−2,3−3,3−4を有するように、被検体3における撮像領域26A,27A,28A,29A,30Aについて撮像される。撮像された結果、撮像領域26A,27A,28A,29A,30Aのそれぞれから、図8に示すような、画像26B,27B,28B,29B,30Bが得られる。
画像26B,27B,28B,29B,30Bを処理する方法について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。図9に示すフローチャートは、重複領域処理S1と、画像連結処理S2と、直線パターン決定処理S3と、近似直線決定処理S4と、真直度算出処理S5と、を有する。
重複領域処理S1は重複領域における直線パターン同士が的確に重なるようにするための、直線パターン方向と垂直な画像面内方向における画像の補正シフト量を算出する処理であり、画像連結処理S2は補正シフト量の算出結果に基づき一方の画像を他方の画像に対してシフトして重複領域を重ねて隣接する画像を連結する処理である。重複領域処理S1は重複領域処理部14で、画像連結処理S2は画像連結処理部15で、それぞれ行われる。
また、直線パターン決定処理S3は連結された画像において真直度を測定すべき直線パターンを決定する処理であり、近似直線決定処理S4は決定されたそれぞれの直線パターンに係る直線を構成する画素データを解析してそれぞれの近似直線を算出して決定する処理であり、真直度算出処理S5は決定されたそれぞれの近似直線を用いてそれぞれの直線パターンの真直度を算出する処理である。直線パターン決定処理S3は直線パターン決定処理部16で、近似直線決定処理S4は近似直線決定処理部17で、真直度算出処理S5は真直度算出部18で、それぞれ行われる。
図10に示すように、重複領域処理S1は、重複領域算出処理S1−1と、補正シフト量算出処理S1−2と、を有する。隣接する2つのエリアセンサカメラ6間の重複領域を予め測定しておき、その領域を重複領域処理部14に入力しておくことで、重複領域算出処理S1−1を非常にスムーズに行うことができる。例えば画像27B及び画像28Bにおいて、重複領域3−2を予め測定して重複領域処理部14に入力しておけば、非常にスムーズに、この領域に該当する領域を画像27B及び画像28Bにおいて重複領域であると算出することができる。他の画像についても、同様に処理することができる。
補正シフト量算出処理S1−2については、ここでは画像27B及び画像28Bの間における例について説明する。図8に示すように、画像27Bには、第1及び第2位相差領域の境界領域を示す淡部3Fに該当する箇所が、淡部27−1,27−2,27−3,27−4の4箇所存在する。また、画像28Bには、第1及び第2位相差領域の境界領域を示す淡部3Fに該当する箇所が、淡部28−1,28−2,28−3,28−4の4箇所存在する。
画像27における淡部27−1,27−2,27−3,27−4のうち、重複領域3−2にある部分のみをそれぞれの図形とみなし、また、画像28における淡部28−1,28−2,28−3,28−4のうち、重複領域3−2にある部分のみをそれぞれの図形とみなす。そして、淡部27−1,27−2,27−3,27−4の間の相対位置と、淡部28−1,28−2,28−3,28−4の間の相対位置と、淡部27−1,27−2,27−3,27−4と淡部28−1,28−2,28−3,28−4との間の図形の形状の類似度を算出する。
上記相対位置及び類似度の算出結果をそれぞれ図11及び図12に示す。これらの図から、重複領域3−2において淡部27−1及び淡部28−2と、淡部27−2及び淡部28−3と、淡部27−3及び淡部28−4と、が非常に強い類似性を有していることが読み取れる。この結果から、最も高い類似性を有する組合せにて重複領域を重ね合わせたときの画像位置と、重ね合わせる前の初期画像位置との相対的な画像上の位置ズレ、すなわち画像上の補正すべきシフト量を確定することができる。なお、他の隣接する画像間についても同様の処理が補正シフト量算出処理S1−2として行われる。
画像連結処理S2では、全ての隣接画像間における補正シフト量の算出結果に基づき全ての隣接画像の連結処理が行われる。その結果、図13に示すような連結画像が得られる。
なお、重複領域処理S1及び画像連結処理S2に代えて、隣接する2つのエリアセンサカメラ6間の重複領域分だけ撮像画像を重ねあわせ、その画像を直線パターンの方向に垂直な被検体面内の方向にシフトさせることで、同様の連結画像を得ることもできる。
これらの画像連結を行うに際し、補正シフト量としては最大、被検体の直線パターンの1ピッチに相当する範囲内で処理することが望ましい。エリアセンサカメラの設置位置精度は予め被検体の1ピッチの誤差内で調整しておくことは容易なため、予測できる画像のズレは1ピッチ以下と見込まれるからである。また、カメラ同士の角度差についても予め各カメラの画像上の角度を合せて設置することが容易であるので、補正シフトとしては直線パターン方向に対して垂直な方向のみの補正で実用上十分である。このようにすることで、補正シフト量の算出演算量を大幅に低減でき、高速、安価な評価が可能となる。
次に、この図13に示すような連結画像において、直線パターン決定処理S3が行われる。まず、一方の端の画像26Bから他方の端の画像30Bまで途切れることなく連結されている淡部33,34,35が選択される。この淡部33,34,35が、真直度を算出すべき直線パターンにとして決定される。加えて、この淡部33,34,35のそれぞれの両側の直線33A,33B,34A,34B,35A,35Bを、真直度を算出すべき直線パターンに係る直線として決定される。
次に、真直度を算出すべき直線パターンに係る直線として決定された直線33A,33B,34A,34B,35A,35Bのそれぞれについて、近似直線決定処理S4が行われる。近似直線決定処理S4は、図14に示すように、基準直線設定処理S4−1と、基準直線距離算出処理S4−2と、変位直線設定処理S4−3と、変位直線距離算出処理S4−4と、最適直線選択処理S4−5と、基準直線再設定処理S4−6と、を有する。
基準直線設定処理S4−1は、決定された1の直線パターンに係る直線を構成する画素データを用いて最小二乗法により基準となる直線F(1)を設定する処理である。なお、本実施例では最小二乗法を用いて基準直線設定処理S4−1を行ったが、本発明はこれに限ることはない。基準直線設定処理S4−1により、以下に示す(式1)のように基準直線F(1)を設定する。なお、(式1)中のa及びbは、それぞれ(式2)及び(式3)に示す式で求められる。
Figure 0005922520
次に、基準直線距離算出処理S4−2が行われる。まず、当該直線における基準直線F(1)と当該直線を構成するそれぞれの画素データ(x,y)との距離が算出される。この距離dは、以下に示す(式4)を用いて行われる。なお、この処理は距離算出部23によって行われる。
Figure 0005922520
次に、(式4)にて算出された距離d(1)のうち、最大値D(1)が抽出される。この操作は、以下に示す(式5)を用いて行われる。なお、この処理は、最大距離抽出部24によって行われる。
Figure 0005922520
次に、変位直線設定処理S4−3が行われる。a及びbに対して、ある一定の限定された領域に対して、以下の(式6−1)及び(式6−2)に示す微小変換を施す。そして、(式6−1)及び(式6−2)の微小変換が施されたことにより微小変換が加えられた(式1)に基づく直線をそれぞれF(2),F(3),・・・と置く。なお、この処理は、変位直線設定処理部22によって行われる。
Figure 0005922520
次に、変位直線距離算出処理S4−4が行われる。これらは、F(1)に対して(式4)及び(式5)を用いて行った処理を同様のことをF(2),F(3),・・・に対してそれぞれ行われるものである。これにより、それぞれ、距離d(2),距離d(3),・・・及び最大値D(2),最大値D(3),・・・が算出される。
次に、最適直線選択処理S4−5が行われる。D(1),D(2),D(3),・・・のうち、最小のものを選択し、それに対応する直線及びそのパラメータを最適直線として選択する処理である。
次に、基準直線再設定処理S4−6が行われる。基準直線再設定処理S4−6は、基準直線再設定処理部25にて行われる。最適直線選択処理S4−5にて選択されたものがD(1)以外であるD(X)場合には(Xは2以上の整数)、その選択されたD(X)に該当する直線F(X)が直線F(1)に置き換えられる。そして、この新たに置き換えられた直線F(1)に基づいて、基準直線距離算出処理S4−2〜最適直線選択処理S4−5の処理が再び行われる。一方、最適直線選択処理S4−5にて選択されたものがD(1)である場合には、それに該当する直線F(1)が近似直線として決定される。このようにして、最適な近似直線が見つかるまで、基準直線距離算出処理S4−2〜基準直線再設定処理S4−6の処理が繰り返される。
最後に、真直度算出処理S5が行われる。真直度は、近似直線決定処理S4が終了した時のD(1)の値であるため、この値が表示等され、一連の真直度測定装置2に係る処理が終了する。なお、近似直線決定処理S4及び真直度算出処理S5によって直線の真直度が算出されるプロセスについては、本実施例において一例を示したのみであり、これに代えて他の公知の真直度算出の方法を用いることもできる。
なお、画像処理部12が直線性算出部19を備える場合には、真直度測定装置2は、真直度の算出に加えて、あるいは真直度の算出に代えて、真直性の算出も加えて行うことができる。なお、ここでいう真直性とは、真の直線に対して相対位置データがどの程度ぶれているかを示す指標値であり、その値は、例えば最小二乗法により算出した直線(式7)と相対位置データ座標との距離の二乗平均Lで与えられ、(式10)で表される。なお、(式7)に係るp及びqは、それぞれ(式8)及び(式9)で表される。
Figure 0005922520
次に、本発明の第2の実施形態に係る真直度測定装置37について説明する。図15及び図16に示すように、真直度測定装置38は、被検体3を支持するバックアップロール38と、その周囲に被検体3を撮像する複数のエリアセンサカメラ6とを有する。複数のエリアセンサカメラ6は、被検体の直線パターンの方向に複数設けられ、その撮像面がバックアップロール38と同軸の円柱曲面内におおよそくるように配置される。
また、隣接して設けられたエリアセンサカメラ6における2の撮像視野は、それぞれ重複領域3−5,3−6を備える。なお、本実施形態では、エリアセンサカメラ6を3設けた実施例を示しているが、本発明はこれに限ることはなく、エリアセンサカメラが2以上設ければよい。さらに、真直度測定装置37は、被検体3とエリアセンサカメラ6の撮像視野とを相対的に移動させる移動機構、例えばバックアップロールによる回転駆動機構などを有していても良い。
なお、画像の撮像及びその画像処理は第1の実施形態と同様に行われるので、詳細な説明は省略する。また、それによって得られる効果も、第1の実施形態と同様である。
次に、本発明の第3の実施形態に係る真直度測定装置40について説明する。図17及び図18に示すように、真直度測定装置40は、複数のエリアセンサカメラに代えて、1のエリアセンサカメラ6が設けられ、カメラ支持部材41とカメラ移動機構42とが備えられている。第1の実施形態と同様のものについては、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、第3の実施形態において、複数のカメラが設けられていても構わない。
カメラ移動機構42はカメラ支持部材41の両端部に設けられており、エリアセンサカメラ6が被検体3の直線パターンの方向への移動を可能にしている。このカメラ移動機構42を用いてエリアセンサカメラを移動させながら、それぞれ重複領域3−1,3−2,3−3,3−4を備えるように撮像視野を選択して撮像することで(図18参照)、第1の実施形態に記載した26B,27B,28B,29B,30Bの画像と同様の画像を得ることができる。
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様の画像処理を行うことができる。第1の実施形態と同様に直線パターン方向に対して垂直な面内方向のみの補正が行われるが、カメラ移動機構42の位置の誤差はカメラの位置の誤差が支配的であり、カメラの角度誤差は十分に少ないので、補正シフトとしては上記方向のみの補正で実用上十分である。このようにすることで、第1の実施形態と同様に、補正シフト量の算出演算量を大幅に低減でき、高速、安価な評価が可能となる。
以上のように、本発明に係る真直度測定装置は、パターン化位相差材料の直線パターンのようなものを対象として本来の直線パターンとのズレを1mあたり1μm程度のスケールで評価することができる。加えて、同様のスケールで真直性の評価も行うことができる。本発明は、例えば帯状のパターン化位相差材料について、真直度の測定のために切断したりすることなく、工程内で真直度の測定を簡易的に行うことができる。なお、画像化できる直線パターンを有する材料であれば、どのような材料であっても本発明を用いることができる。また、本明細書中に記載の技術的思想の組合せで行われるいかなる真直度測定装置及び真直度測定方法も、本発明の範囲内にあるものとみなす。
2,37,40 真直度測定装置
3 被検体
3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6 重複領域
4 照明装置
6 エリアセンサカメラ
7 第1偏光板
8 第2偏光板
11 カメラ制御部
12 画像処理部
14 重複領域処理部
15 画像連結処理部
16 直線パターン決定処理部
17 近似直線決定処理部
18 真直度算出部
19 直線性算出部
21 基準直線設定処理部
22 変位直線設定処理部
23 距離算出部
24 最大距離抽出部
25 基準直線再設定処理部
26A,27A,28A,29A,30A 撮像領域
26B,27B,28B,29B,30B 画像
27−1,27−2,27−3,27−4,28−1,28−2,28−3,28−4,33,34,35 淡部
33A,33B,34A,34B,35A,35B 直線
38 バックアップロール
41 カメラ支持部材
42 カメラ移動機構
S1 重複領域処理
S1−1 重複領域算出処理
S1−2 補正シフト量算出処理
S2 画像連結処理
S3 直線パターン決定処理
S4 近似直線決定処理
S4−1 基準直線設定処理
S4−2 基準直線距離算出処理
S4−3 変位直線設定処理
S4−4 変位直線距離算出処理
S4−5 最適直線選択処理
S4−6 基準直線再設定処理
S5 真直度算出処理

Claims (8)

  1. 互いに異なる位相差特性を有するストライプ状の第1及び第2位相差領域が交互に複数並べて配列されたフイルム状またはシート状の形状を有するパターン化位相差材料である被検体上に所定の間隔で配列された直線パターンの真直度を測定する真直度測定装置であって、
    撮像範囲が前記直線パターンの方向に重複領域を有するように前記被検体について複数の画像を撮像する撮像装置と、
    前記複数の画像を、前記直線パターンの方向に垂直な被検体面内方向にシフトさせることで前記重複領域が的確に重なるように連結し、その重ねて連結した画像における前記直線パターンの真直度を測定する画像処理部と、
    発光面からの光を前記被検体の一方の面に向けて照射する照明装置と、
    照明装置の発光面付近と、前記撮像装置の撮像面付近に、それぞれ前記発光面あるいは前記撮像面に略平行に設けられ、前記画像の少なくとも一方の位相差領域における輝度と境界領域における輝度とを識別できるようにそれぞれの第1及び第2透過軸が設定された第1及び第2偏光板と、
    を有することを特徴とする真直度測定装置。
  2. 前記シフトは前記所定の間隔に相当する範囲内であることを特徴とする請求項1記載の真直度測定装置。
  3. 前記撮像装置は、隣接して設けられ、前記複数の画像を略同時に撮像する複数のエリアセンサカメラであることを特徴とする請求項1又は2記載の真直度測定装置。
  4. 前記撮像装置は、前記直線パターンの方向へ前記被検体に対して相対的に移動させながら前記複数の画像を撮像することを特徴とする請求項1又は2記載の真直度測定装置。
  5. 互いに異なる位相差特性を有するストライプ状の第1及び第2位相差領域が交互に複数並べて配列されたフイルム状またはシート状の形状を有するパターン化位相差材料である被検体上に所定の間隔で配列された直線パターンの真直度を測定する真直度測定方法であって、
    撮像範囲が前記直線パターンの方向に重複領域を有するように前記被検体について複数の画像を撮像し、
    前記複数の画像を、前記直線パターンの方向に垂直な被検体面内方向にシフトさせることで前記重複領域が的確に重なるように連結し、その重ねて連結した画像における前記直線パターンの真直度を測定し、
    照明装置の発光面から前記被検体の一方の面に向けて光を照射し、
    照明装置の発光面付近と、前記複数の画像を撮像する撮像装置の撮像面付近に、それぞれ前記発光面あるいは前記撮像面に略平行に第1及び第2偏光板を設け、
    前記画像の少なくとも一方の位相差領域における輝度と境界領域における輝度とを識別できるように第1及び第2偏光板のそれぞれの第1及び第2透過軸を設定することを特徴とする真直度測定方法。
  6. 前記シフトは前記所定の間隔に相当する範囲内であることを特徴とする請求項5記載の真直度測定方法。
  7. 隣接して設けられた複数のエリアセンサカメラによって略同時に撮像することで、前記複数の画像を撮像することを特徴とする請求項5又は6記載の真直度測定方法。
  8. 前記直線パターンの方向へ前記被検体に対して相対的に移動させながら前記複数の画像を撮像することを特徴とする請求項5又は6記載の真直度測定方法。
JP2012162504A 2012-07-23 2012-07-23 真直度測定装置及び真直度測定方法 Expired - Fee Related JP5922520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162504A JP5922520B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 真直度測定装置及び真直度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162504A JP5922520B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 真直度測定装置及び真直度測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014021042A JP2014021042A (ja) 2014-02-03
JP5922520B2 true JP5922520B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=50196047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012162504A Expired - Fee Related JP5922520B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 真直度測定装置及び真直度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5922520B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101808262B1 (ko) * 2016-02-25 2017-12-12 주식회사 이오테크닉스 진직도 측정 장치 및 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5184190A (en) * 1991-05-28 1993-02-02 Winzen International, Inc. Method and apparatus for detecting flaws and defects in heat seals
JP2716918B2 (ja) * 1992-10-30 1998-02-18 三菱重工業株式会社 製鉄熱延ラインの鋼板キャンバ検出方法
JPH085316A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Hitachi Ltd 移動体の認識方法および装置
JP2770849B2 (ja) * 1995-09-29 1998-07-02 日本電気株式会社 画像処理装置
JP2009236826A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Fujifilm Corp 欠陥検出装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014021042A (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103581659B (zh) 图像传感器定位装置及方法
US8792000B2 (en) Image capturing apparatus, image displaying method and recording medium, image displaying program being recorded thereon
US20120307041A1 (en) Image acquisition apparatus, pattern inspection apparatus, and image acquisition method
CN102749334B (zh) 基板检查装置、基板检查方法及基板检查装置的调整方法
US20070211258A1 (en) Three-dimensional shape measurement apparatus and method for eliminating2pi ambiguity of moire principle and omitting phase shifting means
TW201400800A (zh) 圖案相位差濾光片的檢查裝置以及檢查方法
US8729513B2 (en) Systems and methods for the detection of orientation features on a material web
TW201221901A (en) Method and device for evaluating surface shape
US20090268212A1 (en) Moire shape measurement apparatus using liquid crystal display panel
WO2013140952A1 (ja) 欠陥検査方法
CN101556143A (zh) 三维测量探测装置及方法
JP5922520B2 (ja) 真直度測定装置及び真直度測定方法
TW201231914A (en) Surface shape evaluating method and surface shape evaluating device
JP6273127B2 (ja) 計測装置、および物品の製造方法
US9041907B2 (en) Drawing device and drawing method
TWI625510B (zh) 光照射裝置
JPH05502731A (ja) 表面上に印刷されたまたは取り付けられた格子を使用するモアレ距離測定方法及び装置
TWI582541B (zh) Light alignment exposure device and optical alignment exposure method
CN103430101B (zh) 光刻术中辐射束斑的位置测量
JP2010107355A (ja) 光学フィルタ調整方法およびムラ検査装置
TWI804861B (zh) 光掃描裝置、對象物辨識裝置及光掃描方法
JP2014095617A (ja) パターン測定装置およびパターン測定方法
CN105209977A (zh) 曝光装置
US11085761B2 (en) Determining surface structures of objects
JP5878439B2 (ja) 等間隔パターン評価装置及び等間隔パターン評価方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5922520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees