JP5922385B2 - 攪拌軸および同攪拌軸を利用した攪拌処理装置 - Google Patents

攪拌軸および同攪拌軸を利用した攪拌処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、固形物や半固形物を粉砕・拌する拌軸、およびこれを利用した拌処理装置に関するものである。
電動機や内燃機関等の原動機によって回転駆動され、固形物や半固形物、或いは流動物を粉砕・拌する攪拌軸、ならびに係る攪拌軸を利用した攪拌処理装置としては、従来から様々な形式のものが開示されている(特許文献1〜特許文献4)。
例えば、特許文献1には、攪拌軸を介して駆動手段によって回転駆動され、一定幅の帯状板が螺旋面を成す様に形成されたヘリカルリボン翼を有する攪拌翼が開示されている。そして、上記の帯状板には、その外側端部より突出するような突起部が設けられており、さらに、攪拌翼は攪拌処理槽内において同芯状に設けられていることを特徴とする。
また、特許文献2には、回転軸の中央にY字型の掻き出し片を取り付け、該掻き出し片の両側に螺旋状の攪拌翼を設けた攪拌軸、攪拌処理装置の構造が示されている。当該発明は係る構造によって、攪拌処理物を攪拌処理槽の中央部に集中させ、排出口から容易に掻き出すことを特徴としている。
また、特許文献3には、攪拌処理槽内で回転する回転軸について、軸の垂直方向に複数の攪拌棒を植設した攪拌軸が開示されている。すなわち、係る攪拌棒が回転しながら攪拌処理物を効率的に粉砕・攪拌する構造となっている。
また、特許文献4には、粉砕・攪拌効率を更に高めるために、回転軸に植設された回転棒の構造を複雑化させ、かつ、回転棒の先端を辿る包絡線が軸方向に沿って螺旋状の構造となるように工夫された攪拌軸が開示されている。
特開2000−233122号公報 特開2000−061285号公報 特開2003−155109号公報 特開2008−126162号公報
しかしながら、前述した従来の技術においては、未だ粉砕・攪拌の効率が低く、特に固形や半固形の攪拌処理物を極めて短時間の内に完璧に粉砕・攪拌するには問題があった。
本発明は、このような従来からの課題を解決することを目的とするものであって、より具体的には、固形や半固形の攪拌処理物を極めて短時間の内に完璧に粉砕・攪拌できる攪拌軸、および係る攪拌軸を利用した攪拌処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点による拌軸は上記の目的を達成するため、
動力によって回転駆動され、各種の固形物や半固形物を粉砕・拌する拌軸であって、
該攪拌軸の軸方向に沿って等間隔で設けられた複数の支持枝節と、各々の支持枝節に植設された複数の支持枝と、前記攪拌軸の周囲に螺旋状若しくは断続的に設けられ、かつ前記支持枝によってその一端が担持された攪拌ブレードと、を含み、
(1) 前記支持枝節には、長短2種類の長さの支持枝が拌軸の軸方向垂直断面内において各々120度の角度差をもって、長い支持枝2本と短い支持枝1本の割合で植設されており、
(2) 前記攪拌軸の軸端から偶数番目の支持枝節に植設された短い支持枝は、軸方向に並んだ前段の支持枝節に植設された短い支持枝に対して反時計方向に60度の角度差を有し、軸端から奇数番目の支持枝節に植設された短い支持枝は、軸方向に並んだ前段の支持枝節に植設された短い支持枝に対して反時計方向に180度の角度差を有しており、
(3) 前記拌軸の両端に設けられた支持枝節においては、始端の長い支持枝の1本に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、終端が奇数端の場合には、該奇終端の短い支持枝に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、終端が偶数端の場合には、該偶終端の長い支持枝の1本に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、代わりに少なくとも1枚以上の攪拌板が拌軸に並行して設けられており、
(4) 前記攪拌ブレードは、内側ブレードと外側ブレードから構成され、
内側ブレードは、支持枝節の奇数区間において各支持枝節に植設された短い支持枝の頭頂部どうしを橋絡しており、支持枝節の偶数区間において長い支持枝の枝中間部どうしを橋絡しており、
外側ブレードは、全ての支持枝節の区間において長い支持枝の頭頂部どうしを交互に橋絡しており、
(5) 前記攪拌ブレードは、各支持枝節の区間毎に内側ブレードと外側ブレードが軸方向に沿って相互に連続して前記攪拌軸を周回する螺旋状ブレード構造と、攪拌軸の軸方向に沿って内側ブレードと外側ブレードが断続して交互に現れる断続ブレード構造の組み合わせからなる、ことを特徴とする。
また、本発明の第二の観点による拌処理装置は、
上記第一の観点による拌軸を拌処理槽内の長手方向に沿って複数本並設し、各々の攪拌軸の軸間相互距離は、前記長い支持枝に前記短い支持枝を加えた長さ以上、ないし前記長い支持枝の二倍の長さ以下の範囲であることを特徴とする。
また、本発明の第三の観点による攪拌処理装置は、上記第二の観点による拌処理装置において、
前記各々の攪拌軸は、隣接する拌軸相互間において、互いに反対の回転方向に同期して回転することにより、前記拌処理槽内の内容物を粉砕・攪拌することを特徴とする。
本発明によれば、従来技術に較べて、固形や半固形の攪拌処理物を極めて短時間の内に完璧に粉砕・攪拌できる攪拌軸、および係る攪拌軸を利用した攪拌処理装置を実現することができる。
本発明による攪拌軸の最良の形態である実施例について、本願の明細書に添付した各図面を参照しつつ以下に説明を行う。
先ず、本発明による攪拌軸15の軸長手方向についての斜視図を図1に、同じく軸長手方向についての正面図を図2に示す。
攪拌軸15には、図1および図2に示されるように、その軸方向に沿ってほぼ等間隔で複数の支持枝節15aが設けられている。なお、これらの図では、1本の攪拌軸に9箇所の支持枝節が記載されているが、これは本発明の一実施例を示すものに過ぎず、本発明において1本の攪拌軸に設けられる支持枝節の数は、係る数値に限定されるものでないことは言うまでもない。
各々の支持枝節には、攪拌軸の軸方向垂直断面内において120度の角度差をもって、すなわち、軸方向垂直断面の円内を120度ずつ三等分する形で、長短2種類の長さを有する支持枝が3本植設されている。なお、以下の記載においては、短い支持枝15bを「短支持枝」と、長い支持枝15cを「長支持枝」と、それぞれ呼称するものとする。なお、短支持枝の長さは、長支持枝の長さの1/2〜2/3程度にすることが好ましい。
図1の斜視図からも明らかなように、一箇所の支持枝節15aには、2本の長支持枝15cと、1本の短支持枝15bが、軸方向の垂直断面に仮定した円内を互いに120度ずつ三等分する形で、攪拌軸の軸半径方向に向かって植設されている。
図1において、拌軸の右側最端の支持枝節15aにおける短支持枝15bを基準にすると、これに隣接する右端から二番目の支持枝節の短支持枝は、基準となる第一番目の支持枝節の短支持枝に対して反時計方向に60度進んだ角度で、第二番目の支持枝節に植設されている。なお、角度に関する「時計方向・反時計方向」の定義は、図1における拌軸の右端から軸を見た場合の回転方向によって定めるものとする。
一つの支持枝節と、それに隣接する他の支持枝節との間の区間(以下、単に「節区間」と言う)には、攪拌軸の軸方向に沿って攪拌ブレードが設けられている。本発明において攪拌ブレードには、内側ブレード15dと、外側ブレード15eの二種類の攪拌ブレードが存在する。図1および図2に示されるように、内側ブレード15dは、奇数次の節区間において当該区間の両端にある短支持枝の頭頂部どうしを橋絡する形で設けられている。
さらに、内側ブレード15dは、偶数次の節区間においても、当該区間の両端にある長支持枝の中間部どうしを橋絡する形でも設けられている。なお、長支持枝の中間部の位置は、長支持枝の長さの1/2〜2/3程度の範囲に設定することが可能であるが、短支持枝の頭頂部と同一の長さに設定することが好ましい。
一方、外側ブレード15eは、全ての支持枝区間において、長支持枝の頭頂部どうしを交互に橋絡する形で設けられている。但し、攪拌軸の両端末に設けられた支持枝節においては、始端の場合、そのうちの1本の長支持枝の頭頂部には外側ブレードが担持されておらず、代わりに同支持枝には、少なくとも一枚以上の攪拌板15fが設けられている。また、終端側においては、奇数終端の場合は、短支持枝の頭頂部には内側ブレードが担持されておらず、偶数終端の場合は、そのうちの1本の長支持枝の頭頂部には外側ブレードが担持されておらず、代わりにそれぞれの支持枝には、少なくとも一枚以上の攪拌板15fが設けられている。
攪拌板15fは、図示されるように(図1、2における図中記号Q、R、S、T)攪拌軸15と並行して設けられている。攪拌板15fは、長方形の板状部材であり、形状寸法ならび設置枚数等の条件については、本発明実施例の使用態様に応じて適宜、最適なものを用いることが好ましい。
以上の状況を、図1および2を用いて具体的に説明すれば次のようになる。なお、下記の説明では、拌軸右側最端の支持枝節を第1節と定め、その左側に順次隣接する各々の支持枝節をそれぞれ第2節、第3節、……と順次定義し、拌軸の左側最端に位置する支持枝節を第9節と定めるものとする。また、第1節と第2節との節区間を第1区間、第2節と第3節との節区間を第2区間(以下同様)と定めるものとする。
先ず、第1節において、短支持枝15bの頭頂部には内側ブレード15d(図中記号A)の一端が担持されており、長支持枝15cの頭頂部には外側ブレード15e(図中記号B)の一端が担持されている。そして、記号Aの内側ブレードの他の一端は、第2節に植設された短支持枝の頭頂部に接続されており、記号Bの外側ブレードの他の一端は、第2節に植設された一つの長支持枝の頭頂部に接続されている。
一方、第2節においては、上記の記号Bの外側ブレードの一端を担持する長支持枝の中間部に内側ブレード(図中記号C)の一端が接続されている。また、第2節のもう1本の長支持枝の頭頂部には外側ブレード(図中記号D)の一端が担持されている。そして、記号Cの内側ブレードの他の一端は、第3節に植設された長支持枝の中間部に接続されており、記号Dの外側ブレードの他の一端は、第3節に植設された一つの長支持枝の頭頂部に接続されている。
続いて、第3節においては、短支持枝の頭頂部には内側ブレード(図中記号E)の一端が担持されており、その中間部に記号Cの内側ブレードが接続されている長支持枝の頭頂部には外側ブレード(図中記号F)の一端が担持されている。そして、記号Eの内側ブレードの他の一端は、第4節に植設された短支持枝の頭頂部に接続されており、記号Fの外側ブレードの他の一端は、同じく第4節に植設された一つの長支持枝の頭頂部に接続されている。
以下、同様にして、攪拌軸の軸方向に沿って攪拌ブレードの橋絡構造が連続することになる(攪拌ブレードA〜P)。係る攪拌ブレードが織りなす橋絡構造の理解を容易にすべく、攪拌ブレード橋絡構造の流れを図表化したものを下記に示す。
下表は、前述した各節の支持枝における攪拌ブレードの接続部位(頭頂部または中間部)、ならびに各節区間を橋絡している攪拌ブレード(A〜P)の種類(内側ブレードまたは外側ブレード)を、攪拌軸の右端から順に表したものである。
[構造パターン1] [構造パターン2] [構造パターン3]
@第1節 短支持枝 長支持枝
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
第1区間 内側ブレードA 外側ブレードB
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
@第2節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
第2区間 / 内側ブレードC 外側ブレードD
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
@第3節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
第3区間 内側ブレードE 外側ブレードF /
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
@第4節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
第4区間 / 内側ブレードG 外側ブレードH
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
@第5節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
第5区間 内側ブレードI 外側ブレードJ /
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
@第6節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
第6区間 / 内側ブレードK 外側ブレードL
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
@第7節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
第7区間 内側ブレードM 外側ブレードN /
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
@第8節 短支持枝 長支持枝 長支持枝
(接続部位) (中間部) (頭頂部)
第8区間 / 内側ブレードO 外側ブレードP
(接続部位) (頭頂部) (頭頂部)
@第9節 支持枝 長支持枝
上表において、表中央部の[構造パターン2]には、攪拌軸の軸方向に沿って各節の長支持枝の間を外側ブレードと内側ブレードが交互に繰り返して橋絡する構造パターンが示されている(B、C、F、G、J、K、N、O)。この構造パターンによって形成される連続した攪拌ブレードの連なりは、軸方向に沿って攪拌軸を螺旋状に周回する形となる。それ故、本発明においては、この攪拌ブレードの構造を螺旋状ブレード構造と定義する。
一方、上表の[構造パターン1]の場合は、奇数区間毎に短支持枝の頭頂部どうしを内側ブレードで互いに橋絡する構造パターンが形成されている(A、E、I、G、M)。また、[構造パターン3]の場合は、偶数区間毎に長支持枝の頭頂部どうしを外側ブレードで互いに橋絡する構造パターンが形成されている(D、H、L、P)。
本発明においては、係る[構造パターン1]と[構造パターン3]を合わせた攪拌ブレードの構造パターン、すなわち、攪拌軸の軸方向に沿って内側ブレードと外側ブレードの橋絡区間が、節区間毎に交互に断続して現れる攪拌ブレードの構造パターンを、断続ブレード構造と定義する。
なお、前述したように、攪拌軸両端の支持枝節に植設された長支持枝の一本、或いは短支持枝には、攪拌ブレードが担持されておらず、代わりに、攪拌板15f(図中記号Q、R、S、T)が設けられている。これは、攪拌処理物の粉砕・攪拌処理の過程において、攪拌処理槽の四隅に溜まり易い粉砕物を、攪拌軸側に押し戻す役目を担うものである。
本発明の主なポイントは、以上に説明した螺旋状ブレード構造、および断続ブレード構造の二つの攪拌ブレード構造を、攪拌軸の軸方向に沿って組み合せて設けることによって攪拌効率を飛躍的に高めた点にある。
続いて、攪拌軸15の軸方向から見た正面図を図3に示す。同図に示されるように、軸方向からの視点では、螺旋状ブレード構造と断続ブレード構造が重畳して観測される。それ故、長支持枝15cを半径とする円周を60度ずつの間隔を置いて三分割した扇形の集合形状(扇形の外周部は外側ブレード15eとなる)と、短支持枝15bを半径とする円周を60度ずつの間隔を置いて三分割した扇形の集合形状(扇形の外周部は内側ブレード15dとなる)の二つの扇形集合形状が、互いに60度ずれた形で重なり合って見えることになる。
攪拌ブレードは、処理槽内において攪拌処理物を粉砕・攪拌するものであって、通常の板状構造物であれば十分であり、本発明では「ブレード」と呼称されるものの、特にその外縁部にせん断用の刃を設ける必要はない。しかしながら、例えば、比較的に硬い固形物や半固形物を対象とした粉砕・攪拌処理であれば、その外縁部を鋭利に形成した攪拌ブレードを用いることによって、攪拌処理物に対する破砕効果を高めることも可能である。
なお、以上の各図に示された事例では、内側ブレード15d、外側ブレード15e共にその外縁部の形状を円弧状に表現したが、本実施例はこれに限定されるものではない。例えば、攪拌ブレードの形状を単なる長方形の板形状としても良いし、或いは、その外縁の形状を、三日月型や正弦波の一部などの特殊な曲線や直線、或いはそれらの組み合せによる形状に成形しても良い。
次に、本発明による攪拌軸を用いた攪拌処理装置について説明を行なう。先ず、本発明に基づく攪拌処理装置10(以下、単に「本装置」という)の概略斜視図を図4に示す。なお、本装置に含まれる各種の機械部品/装置や電子部品/装置、或いは配管・配線部材等は、本発明の骨子に直接的な関係があるもののみを図示するものとし、その他のものについてはその記載を省略している。
同図に示されるように、攪拌処理を行なう処理槽11は、一般に密封された略直方体の箱型形状を有している。処理槽11の天井部には排気塔12が設けられており、槽内に充満した各種の気体を抜気する役目を担っている。なお、図4には示されていないが、排気塔12には、一般に、排気用の強制ファンや浄化フィルター、或いは脱臭装置などの附属機器が併設される場合もある。
また、処理槽11の天井部には、攪拌処理物を投入するための投入口13が設けられており(蓋部の記載は省略)、処理槽11の側面部には、攪拌後の処理物を搬出するための搬出扉14が設けられている。なお、図4の記載は、あくまでも本装置の一実施形態を示すものであって、本装置の大きさ、外形、外観、或いは投入口や搬出扉などの位置・形状等は、図4に示される事例に限定されるものでない。
処理槽11を構成する素材としては、一般の鋼材や、強化耐久性樹脂、或いはその他の建築資材を使用することも可能であるが、その機械的な強度や耐久性、或いは耐食性や耐熱性に鑑みれば、使用素材としてステンレス鋼材を用いることが好ましい。なお、後述する本装置の各構成部材についても、同様の理由から、その素材としてステンレス鋼材を用いることが好ましい。
処理槽11の内部には、その長手方向について2本の攪拌軸15および15’が並んで設けられており、その様子を処理槽11のオープンカット図(図5参照)に示す。2本の攪拌軸はそれぞれ同一の構造であり、その詳細な形状ならびに構造については前述のとおりである。また、攪拌軸15および15’は、滑り軸受けやベアリング軸受けなどの一般的な軸受け機構11aを介して、回転自在な形で処理槽11の両側の短辺側壁に担持されている。
攪拌軸15および15’は、図示せぬ歯車・変速機構を介して処理槽11に隣接して設けられた電動機16に接続されている。電動機16は、一般的な産業機器に用いられる通常の仕様であり、本発明の骨子とは直接的な関連性がないためその説明を省略する。なお、これらの機器については、処理槽の大きさや、攪拌処理物の量などの実施態様に応じて、その出力や回転数など様々の定格や特性のものを、適宜選択し用いることができる。
本発明においては、処理槽内に並行して設けられた2本の攪拌軸15および15’は、歯車・変速機構(図示せず)によって、予め逆方向に同期回転するように設定されている。すなわち、電動機16からの動力は歯車・変速機構を介して2本の攪拌軸15、15’に伝達され、各々の攪拌軸は、同じ回転数で互いに逆方向に回転するように調整がなされているものとする。
電動機16は正逆回転の切り換えが可能であるため、電動機16の回転方向を切り替えることによって、2本の攪拌軸は、いわゆる内回り(2本の攪拌軸が互いに内側に回転する方向)と、外回り(2本の攪拌軸が互いに外側に回転する方向)の二種類の回転動作パターンを作り出すことができる。
処理槽11の内部に2本の攪拌軸15、15’を並行して設置した場合の軸方向から見た正面図を図6に示す。本発明では、2本の攪拌軸相互の軸間距離は、長支持枝の長さと短支持枝の長さの加算値に設定されている。このため、2本の攪拌軸が回転するときに、各々の攪拌軸に設けられた攪拌ブレードどうしが干渉して不具合を生ずることはない。なお、攪拌処理を行なう処理物の量や属性に応じて、係る軸間距離を変化させることも可能である。
本装置の運用においては、上記の二つの回転動作パターンを適宜組み合せて、攪拌処理行なうことが好ましい。例えば、最初の20分間は内回り回転とし、その後10分間は外回り回転として、係る一連の動作を10回繰り返すといった動作モードを外部のシーケンス・コントローラ(図示せず)に設定して、本装置の自動運転を行なうようにしても良い。また、処理槽11の外部に保温・送風装置17を設け、攪拌処理の最中に処理物の属性に応じて、熱風や冷風等を処理槽内部に送り込む構成としても良い。
以上に説明したように、本装置の攪拌軸は、螺旋状ブレード構造と断続ブレード構造の二つを組み合せた独自の攪拌ブレード構造を有しており、さらに、2本の攪拌軸が近接して並置されているので、攪拌処理物に対しては攪拌ブレードから十分な挟圧が加えられ、処理物が団子状に固着することなく直ちに破砕され攪拌される。
なお、攪拌軸ならびに攪拌ブレードの回転によって、攪拌処理物は、処理槽内の長手方向左右にも移動しながら攪拌されて行くが、処理槽内の四隅に寄せられた攪拌処理物は、攪拌軸の両端に設けられた攪拌板(図中記号Q、R、S、T)によって、再び攪拌軸方向に押し戻されるので、処理槽内の四隅に攪拌処理物が詰まることはない。
以上の事例においては、拌処理装置の処理槽内に2本の攪拌軸を並設した場合を例にとって説明を行なったが、本発明の実施は係る事例に限定されるものではない。例えば、処理槽内に3本以上の攪拌軸を並置し、隣接した各々の攪拌軸をそれぞれ反対方向に回転させて攪拌処理を実施するようにしても良い。
なお、本発明の実施形態は、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、例えば、各々の実施例を構成する各部位の形状や配置、或いはその素材などは、本発明の趣旨を逸脱することなく、現実の実施態様に即して適宜変更ができるものであることは言うまでもない。
本発明の構成による拌軸、或いはこれを使用した拌処理装置は、化学材料や食材、或いは建築素材や廃棄物等の一般的な固形物や半固形物、或いは流動体等の物質を破砕・攪拌して処理を行う分野において、その利用が可能である。


本発明による攪拌軸を表した斜視図である。 本発明による攪拌軸の長手方向についての正面図である。 本発明による攪拌軸の軸方向からの正面図である。 本発明の拌軸を利用した拌処理装置の概要を示す斜視図である。 本装置の処理槽11を水平方向にオープンカットした平面図である。 処理槽11内に並置された攪拌軸の軸方向からの正面図である。
10 … 拌処理装置
11 … 処理槽
11a … 軸受け機構
12 … 排気塔
13 … 投入口
14 … 搬出扉
15,15’ … 攪拌軸
15a … 支持枝節
15b … 短支持枝
15c … 長支持枝
15d … 内側ブレード
15e … 外側ブレード
15f … 攪拌板
16 … 電動機
17 … 保温・送風装置

Claims (3)

  1. 動力によって回転駆動され、各種の固形物や半固形物を粉砕・拌する拌軸であって、
    該攪拌軸の軸方向に沿って等間隔で設けられた複数の支持枝節と、各々の支持枝節に植設された複数の支持枝と、前記攪拌軸の周囲に螺旋状若しくは断続的に設けられ、かつ前記支持枝によってその一端が担持された攪拌ブレードと、を含み、
    (1) 前記支持枝節には、長短2種類の長さの支持枝が拌軸の軸方向垂直断面内において各々120度の角度差をもって、長い支持枝2本と短い支持枝1本の割合で植設されており、
    (2) 前記攪拌軸の軸端から偶数番目の支持枝節に植設された短い支持枝は、軸方向に並んだ前段の支持枝節に植設された短い支持枝に対して反時計方向に60度の角度差を有し、軸端から奇数番目の支持枝節に植設された短い支持枝は、軸方向に並んだ前段の支持枝節に植設された短い支持枝に対して反時計方向に180度の角度差を有しており、
    (3) 前記拌軸の両端に設けられた支持枝節においては、始端の長い支持枝の1本に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、終端が奇数端の場合には、該奇終端の短い支持枝に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、終端が偶数端の場合には、該偶終端の長い支持枝の1本に前記攪拌ブレードの一端が担持されず、代わりに少なくとも1枚以上の攪拌板が拌軸に並行して設けられており、
    (4) 前記攪拌ブレードは、内側ブレードと外側ブレードから構成され、
    内側ブレードは、支持枝節の奇数区間において各支持枝節に植設された短い支持枝の頭頂部どうしを橋絡しており、支持枝節の偶数区間において長い支持枝の枝中間部どうしを橋絡しており、
    外側ブレードは、全ての支持枝節の区間において長い支持枝の頭頂部どうしを交互に橋絡しており、
    (5) 前記攪拌ブレードは、各支持枝節の区間毎に内側ブレードと外側ブレードが軸方向に沿って相互に連続して前記攪拌軸を周回する螺旋状ブレード構造と、攪拌軸の軸方向に沿って内側ブレードと外側ブレードが断続して交互に現れる断続ブレード構造の組み合わせからなる、ことを特徴とする拌軸。
  2. 請求項1に記載の拌軸を拌処理槽内の長手方向に沿って複数本並設した拌処理装置であって、
    各々の攪拌軸の軸間相互距離は、前記長い支持枝に前記短い支持枝を加えた長さ以上、ないし前記長い支持枝の二倍の長さ以下の範囲であることを特徴とする拌処理装置。
  3. 前記各々の攪拌軸は、隣接する拌軸相互間において、互いに反対の回転方向に同期して回転することにより、前記拌処理槽内の内容物を粉砕・攪拌することを特徴とする請求項2に記載の拌処理装置。
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