JP5920318B2 - ストレージシステム、ストレージ制御装置、情報処理装置、ストレージ制御プログラムおよびストレージ制御方法 - Google Patents

ストレージシステム、ストレージ制御装置、情報処理装置、ストレージ制御プログラムおよびストレージ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置の処理能力の低下を軽減するストレージシステム、ストレージ制御装置、情報処理装置、ストレージ制御プログラムおよびストレージ制御方法に関する。
近年、情報の価値は企業のIT(Information Technology)化の進展にともなって向上している。企業の経営は、顧客情報や営業情報、経営情報などの情報なくしては成り立たない。そのため、今や情報は企業の資産といえる。
これらの情報を記憶するストレージ装置には、情報のバックアップなどの保護対策が行われる。そして、ストレージ装置は、災害やテロなどに対応した事業継続性を確保するために、遠隔地などに分散して設置される。
特許文献1には、災害耐性の高い、「順序性が保証された」データのバックアップが可能な記憶装置が開示されている。「順序性が保証された」とは、複数のデータをバックアップする際に、データの順序が保持されていること、すなわちデータの順序に関する情報が保持されていることを意味する。例えば、データが、データの順序に従って書き込まれ、データを読み出したときに元のデータの順序で読み出されるように記憶されているときは、データの順序性は保証される。特許文献1の記憶装置は、第1の記憶手段に記憶されたデータを第2の記憶手段にも記憶させる。特許文献1の記憶装置は、第2の記憶手段の使用状況に応じて、第2の記憶手段に記憶されたデータを第3の記憶手段に退避する手段と、第3の記憶手段に退避されたデータを第2の記憶手段に復旧する手段を備える。また、特許文献1の記憶装置は、第2の記憶手段に記憶されたデータを自装置と通信可能に接続されたコピー先装置に出力して記憶させる手段を備える。
すなわち、特許文献1の記憶装置は、第1の記憶手段を主記憶としてデータを記憶し、第2の記憶手段をコピー先装置にデータをコピーするための一時記憶として使用する。そして、特許文献1の記憶装置は、第2の記憶手段の使用状況に応じて、第2の記憶手段に記憶されているデータを第3の記憶手段に一時的に退避し、第3の記憶手段に退避したデータを第2の記憶手段の未使用領域に復旧させる。
特許文献1の記憶装置は、コピー先装置へデータをコピーする際に使用する第2の記憶手段(一時記憶)が記憶容量をオーバーすることを第3の記憶手段(一時退避)を用いて回避する。
特許文献2には、複数の上位装置と接続された第1の記憶サブシステムと、第1の記憶サブシステムと接続された第2の記憶サブシステムを含んだ記憶サブシステムが開示されている。特許文献2の記憶サブシステムは、上位装置から第1の記憶サブシステムへの書込データを、第2の記憶サブシステムにコピーすることで、第1および第2の記憶サブシステムで多重に書込データを保持する。
第1の記憶サブシステムでは、上位装置毎にデータバッファを備え、データバッファ毎に「占有比率」が算出される。「占有比率」とは、第2の記憶サブシステムにコピーされていない書込データの量がデータバッファの記憶容量に占める割合をいう。そして、データバッファ毎に、コピーされていない書込データの量を判断するための閾値が設定される。
第1の記憶サブシステムのいずれかのデータバッファの占有比率が閾値を上回ったときに、第1の記憶サブシステムは、そのデータバッファに対応する上位装置からの書込データの流入を制限する。
具体的には、第1の記憶サブシステムは、占有比率が閾値を上回ったデータバッファに対応する上位装置からの書込データに対する書込完了の応答を遅延させる。
すなわち、特許文献2の技術は、書込完了の応答を遅延させ、次のデータの書込を抑制することで、書込データの流入量を制限する。そして、特許文献2の技術では、書込データの流入を制限している間に、第1の記憶サブシステムから第2の記憶サブシステムへのデータのコピーが行われる。特許文献2の技術は、データバッファへの未コピーのデータ量を減少させ、データバッファの占有比率が閾値をオーバーした状態からオーバーしない状態に復旧させる。
特開2012−3600号公報(第6〜13頁、第3図) 特開2002−334049号公報(第4〜7頁、第1図)
特許文献1の技術では、コピー先装置へのデータのコピーに用いる第2の記憶手段および第2の記憶手段のデータを退避する第3の記憶手段の記憶容量はそれぞれ有限である。さらに、書込データの流入量は制限されない。そのため、特許文献1の技術には、コピーを行うデータの量に対して、書込データとして流入する未コピーのデータの量が多いとき、未コピーのデータの量が上述の両手段の記憶容量の合計をオーバーしてしまうという問題がある。
特許文献2の技術では、データバッファに対応する上位装置からの書込データの書込完了の応答が一律に遅延する。そのため、その上位装置が処理しているそれぞれの処理における書込が、遅延を避けるべきものも含めて、すべてが一律に遅延するという問題がある。
すなわち、特許文献2の技術には、上位装置が行うそれぞれの処理における書込を一律に遅延させてしまうため、上位装置が行うべき優先度の高い処理の処理能力が低下するという課題がある。
本発明の目的は、上記の課題に鑑みてなされたもので、情報処理装置の処理能力の低下を軽減できるストレージシステム、ストレージ制御装置、情報処理装置、ストレージ制御プログラムおよびストレージ制御方法を提供することにある。
本発明にかかるストレージシステムは、外部の送信元からの書込信号に含まれる書込データを送付先に送信する送信手段と、送信される書込データを一時記憶する一時記憶手段と、一時記憶手段に記憶されている書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、書込信号を受信し、書込データを送信手段へ出力し、監視の結果に基づいて、送信元へ制御信号を送信する書込制御手段を備えるストレージ制御装置と、第1の処理を実行し、書込信号を送信する処理実行手段と、制御信号に基づく、第1の処理の中からの実行の抑制の対象とする第2の処理の所定の条件にしたがった選定を行い、第2の処理の実行を抑制する抑制信号を前記処理実行手段へ出力する処理制御手段を備える情報処理装置とを含むことを特徴とする。
本発明にかかるストレージ制御装置は、第1の処理の実行、制御信号に基づく、第1の処理の中からの実行の抑制の対象とする第2の処理の所定の条件にしたがった選定、および第2の処理の実行の抑制とを行う外部の送信元からの書込信号に含まれる書込データを送付先に送信する送信手段と、送信される書込データを一時記憶する一時記憶手段と、一時記憶手段に記憶されている書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、送信元から書込信号を受信し、書込データを送信手段へ出力し、監視の結果に基づいて、送信元へ制御信号を送信する書込制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる情報処理装置は、第1の処理を実行し、書込データを含む書込信号を送信する処理実行手段と、書込信号に含まれる書込データを送付先に送信する送信手段、送信される書込データを一時記憶する一時記憶手段、一時記憶手段に記憶されている書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段、および、書込信号を受信し、書込データを送信手段へ出力し、監視の結果に基づいて、送信元へ制御信号を送信する書込制御手段を含む外部のストレージ制御装置からの制御信号に基づく、第1の処理の中からの実行の抑制の対象とする第2の処理の所定の条件にしたがった選定を行い、第2の処理の実行を抑制する抑制信号を処理実行手段へ出力する処理制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるストレージ制御プログラムは、外部の送信元からの書込信号に含まれる書込データを一時記憶する一時記憶手段を含むストレージ制御装置が備えるコンピュータを、書込データを送付先に送信する送信手段と、一時記憶手段に記憶されている書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、第1の処理の実行、制御信号に基づく、第1の処理の中からの実行の抑制の対象とする第2の処理の所定の条件にしたがった選定、および第2の処理の実行の抑制とを行う送信元から書込信号を受信し、書込データを送信手段へ出力し、監視の結果に基づいて送信元へ制御信号を送信する書込制御手段として動作させることを特徴とする。
本発明にかかるストレージ制御方法は、外部の送信元からの書込信号を受信し、書込信号に含まれる書込データを送付先に送信し、送信される書込データを一時記憶し、一時記憶されている書込データの量である一時記憶データ量を監視し、監視の結果に基づいて、第1の処理の実行を行う送信元へ制御信号を送信し、制御信号に基づく、第1の処理の中からの実行の抑制の対象とする第2の処理の所定の条件にしたがった選定を行い、第2の処理を抑制する抑制信号を出力し、抑制信号に基づいて第2の処理の実行を抑制することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の処理能力の低下を軽減することができる。
本発明の第1の実施形態のストレージシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のストレージ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のストレージ装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のストレージシステムの最小の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のストレージ制御装置の最小の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のストレージ制御装置の最小の構成の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のストレージシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のストレージ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態のストレージ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態のストレージシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態のストレージ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態のストレージ装置の構成例を示すブロック図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態のストレージシステム1の構成例を示すブロック図である。
図1を参照して、第1の実施形態のストレージシステム1の構成について説明する。本実施形態のストレージシステム1は、情報処理装置10とストレージ装置20と記憶装置30を備える。
情報処理装置10は、処理実行手段11と処理制御手段12を備える。処理実行手段11は、各種の処理を実行し、処理において発生した書込データを含む書込信号をストレージ装置20に送信する。処理制御手段12は、処理実行手段11による処理の実行に関する所定の制御(以降、「実行制御」という。)を行う。実行制御の内容は後述する。
ストレージ装置20は、書込信号を受信して、書込信号に含まれる書込データを一時記憶する。ストレージ装置20は、一時記憶された書込データに所定の管理情報と送付先情報を付与した書込送信信号を作成して、記憶装置30に送信する。記憶装置30は、書込送信信号を受信して、書込送信信号の管理情報に基づいて書込送信信号に含まれる書込データを記憶する。記憶装置30は、書込送信信号を受信したことを示す書込応答信号を作成して、ストレージ装置20に送信する。ストレージ装置20は、書込応答信号を受信して、書込応答信号に対応する書込送信信号によって送信された書込データを削除する。
図2は、本実施形態のストレージ装置20の構成例を示したブロック図である。図2を参照して、本実施形態のストレージ装置20の構成について説明する。ストレージ装置20は、書込制御手段21、送信手段22、監視制御手段23、記憶手段24、一時記憶手段25を備える。
書込制御手段21は、情報処理装置10から書込信号を受信して、書込信号に含まれる書込データを記憶手段24と送信手段22に出力する。記憶手段24は、書込データを記憶する。送信手段22は、書込データを一時記憶手段25に一時記憶する。一時記憶手段25は、所定の記憶容量(以降、「一時記憶容量」という。)をもつ。送信手段22は、一時記憶手段25に記憶された書込データ(以降、「一時記憶データ」という。)から書込送信信号を作成して記憶装置30に送信する。監視手段23は、一時記憶データのデータ量(以降、「一時記憶データ量」という。)を監視し、監視によって得られた監視情報を書込制御手段21に出力する。なお、書込送信信号、監視、監視情報の内容については、後述する。
図2を参照して、本実施形態のストレージ装置20の動作について説明する。上記の通り、書込制御手段21は、書込信号に含まれる書込データを、記憶手段24と送信手段22に出力する。記憶手段24は、書込データを記憶する。送信手段22は、書込データを一時記憶手段25に一時記憶する。
このとき、送信手段22は、書込データの順序性を確保するために、書込データを所定のデータの単位(以降、「書込データ単位」という)で「パッキング処理」して一時記憶する。「パッキング処理」とは、書込データ単位の順序性を明示するために、書込データ単位毎に「タイムスタンプ」あるいは「ナンバリング」などの管理情報を付与する処理である。書込データは、書込データ単位毎に管理情報が付与されたパッキングデータとして一時記憶手段25に一時記憶される。
「タイムスタンプ」は、例えば、書込データ単位のパッキング処理が行われるときの時刻である。「ナンバリング」は、例えば、書込データ単位のパッキング処理が行われるときに順次生成されたシリアル番号である。
送信手段22は、パッキングデータを含む「書込送信信号」を作成して、記憶装置30に送信する。「書込送信信号」とは、記憶装置30に書込データを記憶させるための信号である。書込送信信号には、パッキングデータおよび記憶装置30の送付先情報が含まれる。
送信手段22は、記憶装置30からの「書込応答信号」に基づいて、書込送信信号により送信されたパッキングデータを一時記憶手段25から削除する。「書込応答信号」とは、記憶装置30が書込送信信号を受信したことをストレージ装置20に知らせる信号である。
記憶装置30は、パッキングデータに付与された管理情報に基づいて、パッキングデータを記憶する。記憶装置30は、パッキングデータに付与された管理情報が、例えば、ナンバリングであれば、ナンバリングされた番号に基づいてパッキングデータの順序性を判断する。
記憶装置30は、各パッキングデータに付与された番号がパッキングデータの順序として妥当であると判断すれば、各パッキングデータを順次記憶する。
記憶装置30は、各パッキングデータに付与された番号がパッキングデータの順序として妥当でないと判断すれば、受信したパッキングデータに含まれる管理情報に基づいて各パッキングデータを並び替えて、各パッキングデータを順次記憶する。また、記憶装置30は、受信したパッキングデータに含まれる管理情報に基づいて各パッキングデータに欠番があれば、欠番している書込送信信号の再送を要求する書込応答信号を作成して、ストレージ装置20に送信する。また、記憶装置30は、受信した書込送信信号に受信誤りがあれば、その書込送信信号の再送を要求する書込応答信号を作成して、ストレージ装置20に送信する。
したがって、記憶装置30は、送信手段22が作成した書込送信信号に含まれるパッキングデータに付与された管理情報に基づいて書込データを記憶することができる。
送信手段22は、記憶装置30から書込応答信号を受信して、書込送信信号が記憶装置30に受信されたことを確認する。そして、送信手段22は、書込送信信号によって送信されたパッキングデータを一時記憶手段25から削除する。また、送信手段22は、書込応答信号が書込送信信号の再送を要求するものであれば、書込応答信号に基づいて書込送信信号を再送する。
このように、一時記憶手段25の一時記憶データ量は、書込制御手段21から書込データが入力されることで増加し、記憶装置30から書込応答信号を受信することで減少する。
監視手段23は、一時記憶手段25の一時記憶データ量の増減を監視する。具体的には、監視手段23は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が、一時記憶容量に対して予め設定された閾値を超えないかどうかをモニタリングする。監視手段23は、一時記憶データ量がその閾値を超えたことを検知したとき、その検知結果を含む監視情報を書込制御手段21に出力する。
なお、このようなモニタリングが行われなければ、一時記憶手段25の一時記憶データ量が一時記憶容量に達してしまう事態を検知できない。一時記憶手段25は、一時記憶データ量が一時記憶容量に達すると、書込制御手段21からの書込データを一時記憶することができない。したがって、ストレージ制御装置20は、書込データを記憶装置30に送信して記憶させることができない状態となってしまう。
監視手段23は、このような状態を防ぐために、上記のように、一時記憶手段25の一時記憶データ量をモニタリングする。
そして、書込制御手段21は、監視手段23からの監視情報に基づいて、情報処理装置10に「ジョブ制御信号」を送信する。「ジョブ制御信号」とは、情報処理装置10が処理しているそれぞれの業務のひとまとまりの処理(以降、「ジョブ」という)の実行制御に利用する信号である。すなわち、情報処理装置10はジョブ制御信号を受信すると、情報処理装置10が実行中のジョブに対して実行制御を行う。「実行制御」とは、例えば、書込処理を含むジョブについての、「ジョブの多重度の低下」、あるいは書込処理を含むものの実行遅延は許されるジョブについての、「ジョブの実行優先度の低下」である。
「ジョブの多重度の低下」とは、情報処理装置10が同時に処理している、ストレージ装置20への書込処理を含む複数のジョブの数(多重度)を削減することをいう。例えば、情報処理装置10がジョブ1からジョブ6を同時に処理している場合は、情報処理装置10が同時に処理しているジョブのうちの3つを停止させることによって、多重数を6から3に削減する。
具体的には、情報処理装置10の処理制御手段12は、ジョブ制御信号に基づいて、停止させるジョブを所定の条件にしたがって選定する。処理制御手段12は、例えば、後から開始された、書込処理を含むジョブを3つ選定する。処理制御手段12は、選定されたジョブを指定する抑制信号を作成し、処理実行手段11に出力する。処理実行手段11は、入力された抑制信号で指定された3つのジョブを停止する。これによって、処理実行手段11が実行する書込処理を含むジョブの多重度を下げる。
処理制御手段12は、書込処理を含むジョブの同時処理数を削減することにより、書込命令の発生頻度を下げる。書込命令の発生頻度が下げられることによって、ストレージ装置20は、情報処理装置10の処理実行手段11から書込信号を受信する頻度が下がる。そして、書込信号の受信頻度が下げられることによって、一時記憶手段25の一時記憶データ量は削減される。すなわち、送信手段22は、ジョブの実行制御が行われて書込信号の受信頻度が下げられている間に、記憶装置30への書込送信信号の作成と送信を行い、記憶装置30からの書込応答信号の受信を行って、一時記憶データ量を削減する。
「ジョブの実行優先度の低下」とは、情報処理装置10が処理するそれぞれのジョブに付与された実行優先度を、より低い実行優先度に設定することをいう。情報処理装置10の処理実行手段11は、それぞれのジョブに付与された実行優先度に基づいてジョブを処理する。例えば、処理実行手段11が実行優先度2のジョブ1、実行優先度3のジョブ2およびジョブ3を処理している場合について説明する。このとき、処理制御手段12は、ジョブ1の実行優先度を2から1に、ジョブ2およびジョブ3の実行優先度を4から2に実行優先度を下げる。処理実行手段11は、それぞれのジョブの実行優先度にしたがってジョブを処理する。なお、実行優先度は、優先度の数字が大きければ優先度が高いものとする。
情報処理装置10の処理制御手段12は、ジョブ制御信号に基づいて、実行優先度を変更するジョブを所定の条件にしたがって選定する。処理制御手段12は、例えば、実行遅延が許される、書込処理を含むジョブを選定する。処理制御手段12は、選定されたジョブを指定する抑制信号を作成し、処理実行手段11に出力する。処理実行手段11は、入力された抑制信号にしたがって、実行遅延が許されるジョブの実行優先度を下げ、実行遅延が許されない即時性の高いジョブの実行優先度をそのままとする。
処理制御手段12は、実行遅延が許されるジョブの実行優先度を下げることにより、書込命令の発生頻度を下げる。書込命令の発生頻度が下げられることによって、ストレージ制御装置20は、処理実行手段11から書込信号を受信する頻度が下がる。書込信号の受信頻度が下げられることによって、一時記憶手段25の一時記憶データ量は、削減される。すなわち、送信手段22は、ジョブの実行制御が行われて書込信号の受信頻度が下げられている間に、記憶装置30への書込送信信号の作成と送信を行い、記憶装置30からの書込応答信号の受信を行って、一時記憶データ量を削減する。
このように、ジョブ制御信号は、情報処理装置10が処理しているジョブに基づいて、書込命令の発生頻度を下げさせて、書込信号の受信頻度を抑制するジョブの実行制御を要求する信号である。
なお、情報処理装置10は、ジョブ制御を行っているときでも、書込処理を含まないジョブや即時性の高いジョブの処理を継続する。したがって、ストレージ装置20は、情報処理装置10の処理性能の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置20は、書込信号に含まれる書込データを記憶装置30に確実に記憶させることができる。
すなわち、ストレージ装置20には、即時性の高いジョブが処理されて発生する書込信号の受信頻度に対応できる一時記憶データ量に閾値が設定される。ストレージ装置20は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が設定された閾値を超えたことを検知して、情報処理装置10にジョブ制御信号を送信する。情報処理装置10は、ジョブ制御信号にしたがって、ジョブの実行制御を行う。ジョブの実行制御によって、情報処理装置10からの書込信号の受信頻度は、下げられる。したがって、ストレージ装置20は、情報処理装置10からの即時性の高いジョブの書込データを記憶装置30に確実に記憶させることができる。
監視制御手段23は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が閾値を下回ったことを検知すれば、その検知の結果を含む監視情報を書込制御手段21に出力する。書込制御手段21は、監視情報に基づいて、ジョブの実行制御を解除するためのジョブ制御解除信号を作成して情報処理装置10に送信する。
処理制御手段12は、ジョブ制御解除信号にしたがって、ジョブの実行制御を解除する。すなわち、処理制御手段12は、ジョブの多重度、あるいはジョブの実行優先度などを、ジョブの実行制御を行う前のジョブの多重度、あるいはジョブの実行優先度などに復旧させる。
図3は、本実施形態のストレージ装置20の動作を例示したフローチャートである。図3を参照して、ストレージ装置20の動作について説明する。
書込制御手段21は、情報処理装置10からの書込信号が受信されたかどうかを確認する(S101)。
書込制御手段21は、書込信号の受信を確認しなければ(S101:No)、ステップS101の処理を継続する。
書込制御手段21は、書込信号の受信を確認すれば(S101:Yes)、受信された書込信号に含まれる書込データを記憶手段24に出力し、記憶手段24は、書込データを記憶する(S102)。そして、書込制御手段21は、監視手段23からの監視情報に基づいて、一時記憶手段25が書込データを記憶した場合、一時記憶データ量が一時記憶容量に達するかどうかを判断する(S103)。
上記の一時記憶データ量の確認で、一時記憶手段25の一時記憶データ量が一時記憶容量に達すると判明したとき(S103:Yes)、書込制御手段21は「緊急アラーム信号」を作成する。「緊急アラーム信号」とは、一時記憶手段25の一時記憶容量に一時記憶データ量が達することを情報処理装置10に通知する信号である。そして、書込制御手段21は、緊急アラーム信号を情報処理装置10に送信して(S113)、書込処理を終了する(End)。
上記の一時記憶データ量の確認で、一時記憶手段25の一時記憶データ量が一時記憶容量に達しないと判明すれば(S103:No)、書込制御手段21は、書込データを送信手段22に出力する。そして、送信手段22は、書込データをパッキング処理する。送信手段22は、パッキングデータを一時記憶手段25に一時記憶し、パッキングデータと記憶装置30の送付先情報を含む書込送信信号を作成して記憶装置30に送信する(S104)。
書込制御手段21は、パッキングデータの一時記憶により一時記憶手段25の一時記憶データ量が予め設定された閾値をオーバーしたか否かを、監視手段23の監視情報に基づいて、確認する(S105)。そして、書込制御手段21は、一時記憶データ量が設定閾値をオーバーしていれば(S105:Yes)、ジョブ制御信号を作成して情報処理装置10に送信する(S106)。そして、書込制御手段21は、ステップS109の処理に移る。
書込制御手段21は、一時記憶データ量が設定閾値をオーバーしていなければ(S105:No)、情報処理装置10にジョブ制御信号が送信されているかどうかを確認する(S107)。ジョブ制御信号が送信されていれば(S107:Yes)、書込制御手段21は、ジョブの実行制御を解除するためのジョブ制御解除信号を作成して情報処理装置10に送信する(S108)。そして、書込制御手段21は、次のステップS109の処理に移る。
ジョブ制御信号が送信されていなければ(S107:No)、書込制御手段21は、送信手段22が書込応答信号を受信しているかどうかを確認する(S109)。送信手段22が書込応答信号を受信していなければ(S109:No)、書込制御手段21は、ステップS109の処理を継続する。
送信手段22が書込応答信号を受信していれば(S109:Yes)、書込制御手段21は、書込応答信号の内容が受信完了か再送要求かを送信手段22に確認する(S110)。
書込応答信号の内容が受信完了であれば(S110:受信完了)、送信手段22は、書込応答信号に対応する書込送信信号によって送信されたパッキングデータを一時記憶手段25から削除する(S111)。そして、書込制御手段21は、ステップS101の処理に戻る。
書込応答信号の内容が再送要求であれば(S110:再送要求)、送信手段22は、書込応答信号に基づいて書込送信信号を再送信する(S112)。そして、書込制御手段21は、ステップS101の処理に戻る。
このように、本実施形態のストレージシステム1は、ストレージ装置20が情報処理装置10からの書込信号に含まれる書込データに所定の管理情報を付与して一時記憶し、記憶装置30に送信する。記憶装置30は、書込データに付与された管理情報に基づいて書込データの順序性を判断して、書込データを記憶する。したがって、本実施形態のストレージシステム1は、書込データの順序性を損なわずに情報処理装置10からの書込データを記憶装置30に記憶することができる。
また、ストレージ装置20の一時記憶データ量は、モニタリングされる。ストレージ装置20は、一時記憶データ量が所定の閾値を超えたとき、情報処理装置10にジョブの実行制御を要求する。情報処理装置10は、書込処理を含むジョブの多重度を下げ、実行遅延の許されるジョブの実行優先度を下げるジョブの実行制御を行う。したがって、本実施形態は、ジョブの実行制御を行うことで、ストレージ装置20への書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量を削減させる。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブおよび実行遅延の許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ装置20は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30に記憶させることができる。
以上のように、本実施形態のストレージ装置20は、情報処理装置10が処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置20は、情報処理装置10からの書込データを記憶装置30に記憶させることができる。
なお、本発明において、書込データがパッキング処理されることは必須ではない。すなわち、書込信号に含まれる書込データは、ストレージ装置20の一時記憶手段に一時記憶されて、書込送信信号に含まれて記憶装置に送信されればよく、必ずしも、パッキング処理として何らかの管理情報が付与されて送信される必要はない。したがって、ストレージ装置20の送信手段22のパッキング処理の機能は必須ではない。
また、本発明において、書込応答信号に基づいて、書込送信信号が再送されることは必須ではない。すなわち、書込データを含んだ書込送信信号が記憶装置に送信されればよく、必ずしも、書込応答信号が受信されて書込送信信号が再送信される必要はない。したがって、ストレージ装置20の送信手段22の書込応答信号の受信機能と、書込応答信号に基づく書込送信信号の再送信機能は必須ではない。
また、本発明において、緊急アラーム信号が情報処理装置10に通知されることは必須ではない。すなわち、一時書込手段25の一時記憶データ量が一時記憶容量をオーバーする前に、監視手段23は、一時記憶データ量が設定された閾値を超えたことを検知して、書込制御手段21から情報処理装置10にジョブの実行制御を要求するジョブ制御信号が送信されればよく、必ずしも、緊急アラーム信号が送信される必要はない。したがって、ストレージ装置20の書込制御手段21の緊急アラーム信号の送信の機能は必須ではない。
また、本発明において、ジョブ制御解除信号が情報処理装置10に出力されることは必須ではない。すなわち、ストレージ装置20の一時記憶手段25の一時記憶データ量が設定された閾値を下回ったことを監視手段23が検知して、書込制御手段21がジョブ制御信号の送信を中止すればよく、必ずしも、ジョブ制御解除信号が送信される必要はない。したがって、ストレージ装置20の書込制御手段21のジョブ制御解除信号の送信の機能は必須ではない。
図4は、本発明の第1の実施形態のストレージシステムの最小の構成を示したブロック図である。図5は、本発明の第1の実施形態のストレージ制御装置の最小の構成を示すブロック図である。図4、5を参照して、本実施形態のストレージシステム2とストレージ制御装置40の構成について説明する。
ストレージシステム2は、情報処理装置10とストレージ制御装置40を備え、外部の記憶装置30と接続される。ストレージ制御装置40は、図2で説明したストレージ装置20の送信手段22が送信手段41に変更されて記憶手段24を備えていない点を除いて、図2と同一の構成を備える。したがって、図2と同一の構成には、同一の名称と同一の番号を付記して説明を省略し、相違点について説明する。
ストレージ制御装置40は、書込制御手段21と送信手段41と監視手段23と一時記憶手段25を備える。ストレージ制御装置40の書込制御手段21は、情報処理装置10からの書込信号に含まれる書込データを送信手段41にのみ出力し、緊急アラーム信号およびジョブ制御解除信号を送信せず、送信手段41は書込データのパッキング処理と書込応答信号の受信および書込送信信号の再送信をしない点が、図2で説明したストレージ装置20と相違する。ストレージ制御装置40の送信手段41は、書込データを一時記憶手段25に一時記憶する。
ストレージ制御装置40の送信手段41は、書込データを一時記憶手段25に一時記憶して外部の記憶装置30に書込データを記憶させる。また、ストレージ制御装置40は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が所定の閾値を超えたことを監視手段23が検知したとき、情報処理装置10にジョブ制御信号を送信して書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量を削減する。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブの処理および実行遅延が許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ制御装置40は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30に記憶させることができる。
図6は、図5で示したストレージ制御装置40の動作例を示すフローチャートである。図6を参照して、ストレージ制御装置40の動作について説明する。
書込制御手段21は、情報処理装置10からの書込信号が受信されたかどうかを確認する(S401)。書込制御手段21は、書込信号の受信を確認しなければ(S401:No)、ステップS401の処理を継続する。書込制御手段21は、書込信号の受信を確認すれば(S401:Yes)、受信された書込信号に含まれる書込データを送信手段41に出力する。送信手段41は、書込データを一時記憶手段24に記憶し、書込データを含む書込送信信号を作成して外部の記憶装置30に送信する(S402)。
書込制御手段21は、書込データの一時記憶により一時記憶手段25の一時記憶データ量が予め設定された閾値をオーバーしたか否かを、監視手段23の監視情報に基づいて、確認する(S403)。
書込制御手段21は、一時記憶データ量が設定閾値をオーバーしていれば(S403:Yes)、ジョブ制御信号を作成して情報処理装置10に送信する(S404)。書込制御手段21は、一時記憶データ量が設定閾値をオーバーしていなければ(S403:No)、ジョブ制御信号の送信を中止する。
このように、本実施形態のストレージ制御装置40は、情報処理装置10が処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ制御装置40は、情報処理装置10からの書込データを記憶装置30に記憶させることができる。
なお、本実施形態では、ジョブの実行制御は、情報処理装置10が処理しているジョブの多重度を下げる、あるいはジョブの実行優先度を下げることであると説明したが、本発明のジョブの実行制御は、これらに限定されない。
例えば、情報処理装置10の処理制御手段12は、処理実行手段11が処理しているジョブの中から、ジョブの実行制御の対象とする後から開始された、書込処理を含むジョブを選定し、選定されたジョブを指定する抑制信号を処理実行手段11に出力する。処理実行手段11は、抑制信号に基づいて指定されたジョブの処理に含まれる書込命令の後に所定の休止期間を設けてもよい。このとき、情報処理装置10は、書込命令の後に休止期間を設けることによって、書込命令の発生頻度を下げることができる。
すなわち、ジョブの実行制御は、情報処理装置10が処理しているジョブの実行優先度や即時性が要求される度合いなどに基づいてジョブを選定し、選定されたジョブの処理に含まれる書込命令の発生頻度を下げ、書込信号の送信頻度を下げるものである。したがって、ジョブの実行制御の対象は、書込信号の送信頻度を下げるものであればよく、対象を選定する方法の具体的内容は任意である。
また、本実施形態では、書込データが書込データ単位に分割されてパッキング処理されるとして説明したが、本発明の書込データはパッキング処理されるときに分割されなくてもよい。書込データは、所定の管理情報が付与されて一時記憶され、記憶装置30に送信されればよい。
また、図3および図6に示したフローチャートは、本実施形態のストレージ装置20およびストレージ制御装置40の動作として、それぞれ例示したものであって、本発明の動作は、これらのフローチャートに示されたものに限定されない。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。図7は、本実施形態のストレージシステム3の構成例を示すブロック図である。図8は、本実施形態のストレージ装置50の構成例を示すブロック図である。
図7を参照して、本実施形態のストレージシステム3の構成について説明する。
本実施形態のストレージシステム3は、情報処理装置10#1〜10#n(nは、1以上の整数、ストレージ装置50、記憶装置30を備える。
情報処理装置10#1〜10#nは、書込信号1〜nをストレージ装置50に出力する。情報処理装置10#1〜10#nは、ストレージ装置50からのジョブ制御信号1〜nに基づいて、ジョブ制御を行う。情報処理装置10#1は、ジョブ制御信号1に基づいてジョブ制御を行い、情報処理装置10#nは、ジョブ制御信号nに基づいてジョブ制御を行う。
ストレージ装置50は、情報処理装置10#1〜10#nから書込信号1〜nを受信し、書込データ1〜nを記憶する。ストレージ装置50は、書込データ1〜nを含む書込送信信号1〜nを記憶装置30に送信する。
記憶装置30は、ストレージ装置50から書込送信信号1〜nを受信して記憶する。
図8を参照して、本実施形態のストレージ装置50の構成と動作について説明する。ストレージ装置50は、図2で説明したストレージ装置20の書込制御手段21と送信手段22が書込制御手段51と送信手段52に変更されている点を除いて、図2と同一の構成を備える。したがって、図2と同一の構成には、同一の名称と同一の番号を付記して説明を省略し、相違点について説明する。
ストレージ装置50は、書込制御手段51、送信手段52、監視制御手段23、記憶手段24、一時記憶手段25を備える。書込制御手段51は、情報処理装置10#1〜10#nから書込信号1〜nを受信して、書込信号1〜nに含まれる書込データ1〜nを記憶手段24と送信手段52に出力する。記憶手段24は、書込データ1〜nを記憶する。送信手段52は、書込データ1〜nを一時記憶手段25に一時記憶する。
このとき、送信手段52は、書込データ1〜nのそれぞれの順序性を確保するために、書込データ単位毎でパッキング処理して一時記憶手段25に一時記憶する。送信手段52は、パッキングデータ1〜nを含む書込送信信号1〜nを、記憶装置30を送付先として作成する。すなわち、送信手段52は、記憶装置30を送付先とした書込送信信号1〜nをそれぞれ作成して、記憶装置30に送信する。送信手段52は、記憶装置30からの書込応答信号1〜nを受信して、パッキングデータ1〜nを一時記憶手段25から削除する。例えば、送信手段52は、記憶装置30からの書込応答信号m(mは、1以上、n以下の整数)を受信して、書込応答信号mに対応する書込送信信号mによって送信されたパッキングデータmを一時記憶手段25から削除する。
このように、ストレージ装置50は、情報処理装置10#1〜10#nの書込信号1〜nに含まれる書込データ1〜nを、記憶手段24と記憶装置30に記憶させる。
また、ストレージ装置50は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が所定の閾値を超えたことを監視手段23が検知したとき、情報処理装置10#1〜10#nにジョブ制御信号1〜nを送信して書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量を削減する。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブの処理および実行遅延が許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ装置50は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30に記憶することができる。
以上のように、本実施形態のストレージ装置50は、情報処理装置10#1〜10#nが処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置50は、情報処理装置10#1〜10#nからの書込データ1〜nを記憶装置30に記憶することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。図9は、本実施形態のストレージ制御60の構成例を示すブロック図である。
図9を参照して、本実施形態のストレージ装置60の構成と動作について説明する。ストレージ装置60は、図8で説明したストレージ装置50に書込受信履歴手段61が追加されている点を除いて、図8と同一の構成を備える。したがって、図8と同一の構成には、同一の名称と同一の番号を付記して説明を省略し、相違点について説明する。
書込受信履歴手段61は、書込制御手段51が情報処理装置10#1〜10#nから受信した書込信号1〜nの書込データ量1〜n、書込信号1〜nの受信頻度1〜nなどの書込信号の受信状況を示す書込受信情報およびジョブ制御信号1〜nとジョブ制御解除信号1〜nの送信実績などのジョブの実行制御の実施状況を示す処理制御情報を「書込受信履歴情報」として記憶する。
書込制御手段51は、書込受信履歴記憶手段61に記憶されている書込受信履歴情報に基づいて、情報処理装置10#1〜10#nの中から、ジョブ制御信号の送信先の情報処理装置10を選択する。書込制御手段51は、選択された情報処理装置10にジョブ制御信号を送信する。
例えば、書込制御手段51は、書込受信履歴記憶手段61に記憶されている書込信号の受信頻度が所定の頻度を超えている情報処理装置10#m(mは、1以上、n以下の整数)を選択してジョブ制御信号mを送信してもよい。あるいは、書込制御手段51は、書込受信履歴記憶手段61に記憶されている書込データの書込データ量が所定の閾値を超えている情報処理装置10#k(kは、1以上、n以下の整数)を選択してジョブ制御信号を送信してもよい。
あるいは、書込制御手段51は、情報処理装置10#1〜10#nの稼働時間帯毎での書込信号の受信頻度と書込データの書込データ量に基づいて、昼間には受信頻度が高くかつ書込データ量が少ない情報処理装置10にはジョブ制御信号の送信を中止してもよい。また、書込制御手段51は、情報処理装置10#1〜10#nの稼働時間帯毎での書込信号の受信頻度と書込データの書込データ量に基づいて、夜間には書込データ量が多い情報処理装置10にはジョブ制御信号の送信を中止してもよい。すなわち、書込制御手段51は、昼間はリアルタイムで応答を求められる情報処理装置10の処理を優先し、夜間は大量の書込データをバッチ処理する情報処理装置10の処理を優先的に扱うことができる。
このように、ストレージ制御装置60は、情報処理装置10#1〜10#nの書込信号1〜nに含まれる書込データ1〜nを、記憶手段24と記憶装置30に記憶させる。
また、ストレージ装置60は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が所定の閾値を超えたことを監視手段23が検知したとき、書込受信履歴手段61に記憶された書込受信履歴情報に基づいて、ジョブ制御信号が送信される情報処理装置10を情報処理装置10#1〜10#nの中から選択する。そして、ストレージ装置60は、選択された情報処理装置10にジョブ制御信号を送信してジョブの実行制御を行わせる。ストレージ装置60は、選択された情報処理装置10にジョブの実行制御を行わせることで、書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量の削減を効率的に行うことができる。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブ処理および実行遅延が許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ装置60は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30に記憶することができる。
以上のように、本実施形態のストレージ装置60は、情報処理装置10#1〜10#nが処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置60は、情報処理装置10#1〜10#nからの書込データ1〜nを記憶装置30に記憶することができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明する。図10は、本実施形態のストレージシステム4の構成例を示すブロック図である。図11は、本実施形態のストレージ装置70の構成例を示すブロック図である。
図10を参照して、本実施形態のストレージシステム4の構成について説明する。
本実施形態のストレージシステム4は、情報処理装置10、ストレージ制御装置70、記憶装置30#1〜30#h(hは、1以上の整数)を備える。
情報処理装置10は、書込信号をストレージ制御装置70に送信する。情報処理装置10は、ストレージ装置70からジョブ制御信号に基づいて、ジョブの実行制御を行う。
ストレージ装置70は、情報処理装置10から書込信号を受信し、書込データを記憶する。ストレージ装置70は、書込データを含む書込送信信号1〜hを記憶装置30#1〜30#hに送信する。
記憶装置30#1〜30#hは、ストレージ装置70から書込送信信号1〜hを受信して記憶する。記憶装置30#1は、書込送信信号1を受信して記憶し、記憶装置30#hは、書込送信信号hを受信して記憶する。
図11を参照して、本実施形態のストレージ装置70の構成と動作について説明する。ストレージ装置70は、図2で説明したストレージ制御装置20の書込制御手段21と送信手段22が書込制御手段71と送信手段72に変更されている点を除いて、図2と同一の構成を備える。したがって、図2と同一の構成には、同一の名称と同一の番号を付記して説明を省略し、相違点について説明する。
ストレージ装置70は、書込制御手段71、送信手段72、監視制御手段23、記憶手段24、一時記憶手段25を備える。書込制御手段71は、情報処理装置10から書込信号を受信して、書込信号に含まれる書込データを記憶手段24と送信手段72に出力する。記憶手段24は、書込データを記憶する。送信手段72は、書込データを一時記憶手段25に一時記憶する。
このとき、送信手段72は、書込データの順序性を確保するために、書込データ単位毎でパッキング処理して一時記憶手段25に一時記憶する。送信手段72は、パッキングデータを含む書込送信信号を記憶装置30#1〜30#hのそれぞれを送付先として作成する。すなわち、送信手段72は、記憶装置30#1〜30#hを送付先とした書込送信信号1〜hを作成して、記憶装置30#1〜30#hに送信する。送信手段72は、記憶装置30#1〜30#hからの書込応答信号1〜hをそれぞれ受信する。送信手段72は、記憶装置30#1〜30#hの書込応答信号1〜hのうち、最も遅く受信した書込応答信号に基づいて、パッキングデータを一時記憶手段25から削除する。例えば、送信手段72は、記憶装置3#g(gは、1以上、h以下の整数)からの書込応答信号gを最も遅く受信して、書込送信信号1〜hによって送信されたパッキングデータを一時億手段25から削除する。
このように、ストレージ装置70は、情報処理装置10の書込信号に含まれる書込データを、記憶手段24と記憶装置30#1〜30#hに記憶させる。
また、ストレージ装置70は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が所定の閾値を超えたことを監視手段23が検知したとき、情報処理装置10にジョブ制御信号を送信して書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量を削減する。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブの処理および実行遅延が許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ装置70は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30#1〜30#hに記憶させることができる。
以上のように、本実施形態のストレージ装置70は、情報処理装置10が処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置70は、情報処理装置10からの書込データを記憶装置30#1〜30#hに記憶させることができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について説明する。図12は、本実施形態のストレージ装置80の構成例を示すブロック図である。
図12を参照して、本実施形態のストレージ装置80の構成と動作について説明する。ストレージ装置80は、図11で説明したストレージ装置70に書込送信履歴手段81が追加されている点を除いて、図11と同一の構成を備える。したがって、図11と同一の構成には、同一の名称と同一の番号を付記して説明を省略し、相違点について説明する。
送信手段72は、情報処理装置10からの書込データに所定の管理情報を付与し、記憶装置30#1〜30#hを送付先とする書込送信信号1〜hを作成する。送信手段72は、書込送信信号1〜hを記憶装置30#1〜30#hに送信する。そして、送信手段72は、書込送信信号1〜hを記憶装置30#1〜30#hに送信してから、書込応答信号1〜hのそれぞれを受信するまでの応答時間および書込応答信号1〜hの内容などの書込応答信号の応答状況を示す書込応答情報を書込送信履歴情報として、書込送信履歴記憶手段81に記憶する。「書込応答信号」の内容とは、例えば、再送の要求である。
送信手段72は、書込送信履歴記憶手段81に記憶されている書込送信履歴情報に基づいて、書込送信信号が送信される記憶装置30を記憶装置30#1〜30#hの中から選択する。
例えば、送信手段72は、書込送信履歴記憶手段81に記憶されている応答時間が所定の応答時間内である記憶装置30を選択して書込データを記憶させてもよい。すなわち、送信手段72は、応答時間が所定の応答時間を超えている記憶装置30にはストレージ装置80と記憶装置30を接続する通信回線を含めた応答時間に問題があると判断する。そして、送信手段72は、その判断に基づいて、その記憶装置30への書込送信信号の生成と送信を中止してもよい。
また、送信手段72は、書込送信履歴記憶手段81に記憶されている書込応答信号による再送要求の回数が所定の回数以下の記憶装置30を選択して書込データを記憶させてもよい。すなわち、送信手段72は、再送を要求する書込応答信号が所定の回数より多い記憶装置30には通信回線を含めた通信品質に問題があると判断する。そして、送信手段72は、その判断に基づいて、その記憶装置30への書込送信信号の生成と送信を中止してもよい。
このように、ストレージ装置80は、情報処理装置10の書込信号に含まれる書込データを、記憶手段24に記憶し、記憶装置30#1〜30#hに記憶させる。このとき、ストレージ制御装置80は、書込送信履歴手段81に記憶されている書込送信履歴情報に基づいて、書込送信信号が送信される記憶装置30を、記憶装置30#1〜30#hの中から選択する。ストレージ装置80は、選択された記憶装置30に書込送信信号を送信して書込データを記憶させる。そのため、本実施形態のストレージ装置80は、応答時間や通信品質などに問題がある記憶装置30を除外することができるので、情報処理装置10の書込データを効率的に記憶装置30に記憶することができる。
また、ストレージ装置80は、一時記憶手段25の一時記憶データ量が所定の閾値を超えたことを監視手段23が検知したとき、情報処理装置10にジョブ制御信号を出力して書込信号の受信頻度を下げて、一時記憶データ量を削減する。このとき、本実施形態では、書込処理を含まないジョブの処理および実行遅延が許されない即時性の高いジョブの処理の実行は影響を受けない。そのため、本実施形態のストレージ装置80は、即時性の高いジョブに関わる書込データを記憶装置30#1〜30#hに記憶することができる。
以上のように、本実施形態のストレージ装置80は、情報処理装置10が処理する即時性の高いジョブに関わる処理能力の低下を軽減することができる。そして、ストレージ装置80は、情報処理装置10からの書込データを記憶装置30に効率的に記憶することができる。
なお、本願発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することができる。
例えば、本発明のストレージ制御装置は、第5の実施形態で説明した書込送信履歴記憶手段81を、第3の実施形態で説明したストレージ装置に追加してもよい。
なお、上述の各実施形態のストレージ制御に関わる処理は、本発明のストレージ制御装置、ストレージ装置あるいは情報処理装置が備えるコンピュータを用いたソフトウェアによって実行されてもよい。すなわち、ストレージ制御処理を行うコンピュータプログラムが、CPU(Central Processing Unit、図示せず)によって読み込まれ、実行されることによって、ストレージ制御処理の制御が行われてもよい。プログラムを用いてストレージ制御処理の制御を行っても、上述の実施形態のストレージ制御処理と同内容の処理を行うことができる。
なお、プログラムは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等、非一時的な媒体に格納されてもよい。
1、2、3、4 ストレージシステム
10、10#1、10#n 情報処理装置
11 処理実行手段
12 処理制御手段
20、50、60、70、80 ストレージ装置
30、30#1、30#h 記憶装置
21、51、71 書込制御手段
22、41、52、72 送信手段
23 監視手段
24 記憶手段
25 一時記憶手段
40 ストレージ制御装置
61 書込受信履歴記憶手段
81 書込送信履歴記憶手段

Claims (9)

  1. 外部の送信元からの書込信号に含まれる書込データを送付先に送信する送信手段と、
    前記送信される前記書込データを一時記憶する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に記憶されている前記書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、
    前記書込信号を受信し、前記書込データを前記送信手段へ出力し、前記監視の結果に基づいて、前記送信元へ制御信号を送信する書込制御手段と
    を備えるストレージ制御装置と、
    複数のジョブを含むジョブ群を実行し、前記書込データを含む前記書込信号を送信する処理実行手段と、
    前記制御信号に基づいて、前記ジョブ群の中から抑制の対象とする、書込処理を含むジョブを、所定の条件にしたがっ選定、前記選定したジョブを指定する抑制信号を前記処理実行手段へ出力する処理制御手段と、
    を備える情報処理装置と、
    を含み、
    前記処理実行手段は、前記抑制信号に基づいて、前記選定されたジョブを停止し、前記ジョブ群に含まれるジョブのうち、書込処理を含むジョブの多重度を下げることを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記送信手段は、前記書込データに送付先情報を付与した書込送信信号を前記送付先に送信し、前記送付先が前記書込送信信号を受信したことを知らせる書込応答信号を前記送付先から受信したとき、前記書込応答信号に基づいて前記一時記憶手段に記憶された前記書込データを削除し、
    前記監視手段は、前記一時記憶手段に記憶されている前記書込データの前記一時記憶データ量が予め設定された閾値を超えるか否かを検知し、前記検知の結果を含む監視情報を出力し、
    前記書込制御手段は、前記監視情報に基づいて、前記実行を抑制する前記制御信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記ストレージ制御装置は、前記書込データを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記書込データに所定の管理情報を付与する
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージシステム。
  4. 前記ストレージ制御装置は、前記送信手段が複数の前記書込送信信号を複数の前記送付先に向けて送信し、前記複数の書込送信信号に対応する複数の前記書込応答信号を前記複数の送付先からそれぞれ受信した前記複数の書込応答信号の応答状況を示す書込応答情報を書込送信履歴情報として記憶する書込送信履歴記憶手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記書込送信履歴情報に基づいて前記複数の送付先の中から選択し、選択された送付先に前記書込送信信号を送信する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のストレージシステム。
  5. 前記ストレージ制御装置は、前記書込制御手段が複数の前記書込信号を複数の前記送信元からそれぞれ受信し、前記複数の書込信号の受信状況を示す書込受信情報および複数の前記送信元それぞれへの前記書込処理を含むジョブの抑制の実施状況を示す処理制御情報を書込受信履歴情報として記憶する書込受信履歴記憶手段をさらに備え、
    前記書込制御手段は、前記書込受信履歴情報に基づいて前記複数の送信元の中から選択し、選択された送信元に前記制御信号を送信する
    ことを特徴とする請求項2からのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  6. 複数のジョブを含むジョブ群を実行、制御信号に基づいて、前記ジョブ群の中から抑制の対象とする、書込処理を含むジョブを、所定の条件にしたがっ選定し、前選定されたジョブを停止し、前記ジョブ群に含まれるジョブのうち、書込処理を含むジョブの多重度を下げる、外部の送信元から受信した書込信号に含まれる書込データを送付先に送信する送信手段と、
    前記送信される前記書込データを一時記憶する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に記憶されている前記書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、
    前記送信元から前記書込信号を受信し、前記書込データを前記送信手段へ出力し、前記監視の結果に基づいて、前記送信元へ前記制御信号を送信する書込制御手段と
    を備えることを特徴とするストレージ制御装置。
  7. 複数のジョブを示すジョブ群を実行し、書込データを含む書込信号を送信する処理実行手段と、
    前記書込信号に含まれる前記書込データを送付先に送信する送信手段、前記送信される前記書込データを一時記憶する一時記憶手段、前記一時記憶手段に記憶されている前記書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、前記書込信号を受信し、前記書込データを前記送信手段へ出力し、前記監視の結果に基づいて、前記送信元へ前記制御信号を送信する書込制御手段を含む外部のストレージ制御装置から送信された前記制御信号に基づいて、前記ジョブ群の中から前記実行の抑制の対象とする、書込処理を含むジョブを、所定の条件にしたがっ選定、前記選定されたジョブを指定する抑制信号を前記処理実行手段へ出力する処理制御手段と、
    を備え
    前記処理実行手段は、前記抑制信号に基づいて、前記選定されたジョブの実行を停止し、前記ジョブ群に含まれるジョブのうち、書込処理を含むジョブの多重度を下げることを特徴とする情報処理装置。
  8. 外部の送信元からの書込信号に含まれる書込データを一時記憶する一時記憶手段を含むストレージ制御装置が備えるコンピュータを、
    前記書込データを送付先に送信する送信手段と、
    前記一時記憶手段に記憶されている前記書込データの量である一時記憶データ量を監視する監視手段と、
    複数のジョブを示すジョブ群の実行、制御信号に基づく、前記ジョブ群の中から抑制の対象とする、書込処理を含むジョブの所定の条件にしたがった選定、および前記選定されたジョブを停止し、前記ジョブ群のうち書込処理を含むジョブの多重度を下げる処理を行う前記送信元から前記書込信号を受信し、前記書込データを前記送信手段へ出力し、前記監視の結果に基づいて前記送信元へ前記制御信号を送信する書込制御手段として動作させるためのストレージ制御プログラム。
  9. ストレージ制御装置と、情報処理装置とを含むストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
    前記ストレージ制御装置は、
    前記情報処理装置からの書込信号を受信し、前記書込信号に含まれる書込データを送付先に送信し、前記送信される前記書込データを一時記憶し、前記一時記憶されている前記書込データの量である一時記憶データ量を監視し、前記監視の結果に基づいて、複数のジョブを含むジョブ群の実行を行う前記情報処理装置へ制御信号を送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記制御信号を受信し、受信した前記制御信号に基づいて、前記ジョブ群の中から抑制の対象とする、書込処理を含むジョブを、所定の条件にしたがっ選定、前記選定されたジョブを指定する抑制信号を出力し、前記抑制信号に基づいて、前記選定されたジョブを停止し、前記ジョブ群に含まれるジョブのうち、書込処理を含むジョブの多重度を下げる
    ことを特徴とするストレージ制御方法。
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