JP5919476B2 - 光源装置および映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光体を用いた光源装置に関するものであり、特に映像表示装置において使用する赤色、緑色、青色などの可視光を出射する光源装置に関するものである。
従来、このプロジェクタにおいて、高輝度の高圧水銀ランプが光源として多く使用されてきた。高圧水銀ランプは、光源の寿命が短くメンテナンスが煩雑になる問題があり、高圧水銀ランプの代わりに発光ダイオード(LED)やレーザなどの固体光源を映像表示装置の光源として用いることが提案されている。
レーザ光源は、高圧水銀ランプに比べて寿命が長く、また、指向性が高いために光利用効率も高い。さらに、その単色性により広い色再現範囲を実現できる。一方、レーザ光はその干渉性の高さゆえに、スペックルノイズが生じて画質が劣化するという問題点がある。
LED光源は、スペックルノイズは生じないが、光源の発光面積が大きいこと、緑色LEDの発光効率が低いことなどの理由により、高輝度の映像表示装置を実現することが難しいという問題がある。
これらの問題を解決するために、LEDやレーザを励起光として蛍光体を発光させ、映像表示装置に用いる光源装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2011−013313号公報
しかしながら、蛍光体に照射する励起光のスポット径を小さく、光密度を高くしていくと、蛍光体の温度が上昇して蛍光体の発光効率が低下する、所謂、温度消光という問題が発生する。
また、蛍光体からの蛍光は、LEDやレーザからの光に比べて、スペクトルが広帯域であるので、高画質の映像表示装置を実現するためには、蛍光のスペクトルのうち、一部の波長域を除去する必要がある。
本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、蛍光体を用いて、高い色純度の出射光を出力する光源装置、および、それを用いた映像表示装置を提供するものである。
上記課題を解決するためのものであって、本発明の一の態様は、光源装置に関する。この光源装置は、励起光を出力する光源と、励起光によって励起され、蛍光を出射する蛍光体と、蛍光が出射する面の一の領域に形成され、蛍光の波長域のうち少なくとも一部の波長域の光を透過する第1コーティングと、蛍光が出射する面の、一の領域と異なる他の領域に形成され、蛍光の波長域の光を透過しない第2コーティングと、を有することを要旨とする。
また、本発明の他の態様は、映像表示装置に関する。映像表示装置は、上記の光源装置と、光源装置から出力される光を、映像信号に応じて変調し、映像光を生成する光変調素子と、光源装置から出力される光を、光変調素子へ導く導光光学系と、を備えることを要旨とする。
本発明によれば、固体光源と蛍光体とを用いて、高い色純度の出射光を出力する光源装置を実現できる。また、この光源装置を利用することで、高画質の映像表示装置を提供できる。
本発明に係るプロジェクタ100の構成図である。 第1実施形態に係る光源装置110の構成図である。 第1実施形態に係る蛍光体複合材料130の詳細を説明するための図である。 第1実施形態に係るコーティングの透過スペクトルを示す図である。 第2実施形態に係る光源装置210の構成図である。 第2実施形態に係る蛍光体複合材料230の詳細を説明するための図である。 第3実施形態に係る光源装置310の構成図である。 第3実施形態に係る蛍光体複合材料330の詳細を説明するための図である。 第3実施形態に係るコーティングの透過スペクトルを示す図である。
以下では、本発明にかかる実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
以下の実施形態では、映像表示装置の一例としてプロジェクタを挙げて説明するが、映像表示装置は、例えばテレビや携帯電話などであってもよい。
〔本発明の概要〕
本発明の光源装置(例えば、光源装置110)は、励起光を出力する光源(例えば、レーザ光源112)と、励起光によって励起され、蛍光を出射する蛍光体(例えば、蛍光体複合材料130)と、蛍光が出射する面の一の領域(例えば、表面130aの中央部)に形成され、蛍光の波長域のうち少なくとも一部の波長域の光を透過する第1コーティング(例えば、赤色反射コーティング132)と、蛍光が出射する面の、一の領域と異なる他の領域(例えば、中央部の周囲)に形成され、蛍光の波長域の光を透過しない第2コーティング(例えば、青色透過コーティング134)と、を有するものである。
ここで、蛍光が出射する面(例えば、表面130a)は、励起光が蛍光体に入射する面と同一の面であり、第1コーティングおよび第2コーティングは、励起光を透過する特性を有するとよい。さらに、励起光は、一の領域を中心に照射されるとよい。
あるいは、蛍光が出射する面(例えば、出射側平面330d)は、励起光が蛍光体に入射する面(例えば、入射側平面330c)と異なる面であり、励起光が入射する面に形成され、励起光の波長域の光を透過すると共に蛍光の波長域の光を反射する第3コーティング(例えば、青色透過コーティング334)を有する構成としてもよい。
本発明の映像表示装置(例えば、プロジェクタ100)は、励起光を出力する光源と、励起光によって励起され、蛍光を出射する蛍光体と、蛍光が出射する面の一の領域に形成され、蛍光の波長域のうち少なくとも一部の波長域の光を透過する第1コーティングと、蛍光が出射する面の、一の領域と異なる他の領域に形成され、蛍光の波長域の光を透過しない第2コーティングと、を有する光源装置(例えば、緑色光源装置10)を備える。この光源装置から出力される光を、映像信号に応じて変調し、映像光を生成する光変調素子(例えば、DMD66)と、光源装置から出力される光を、光変調素子へ導く導光光学系(例えば、レンズ52、56、58およびロッドインテグレータ54)と、を備えるものである。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、プロジェクタ100の構成図である。
図1において、プロジェクタ100は、緑色光源装置10と赤色光源装置20と青色光源装置30とを利用する。緑色光源装置10の詳細については、実施の形態で後述する。
赤色光源装置20では、主波長が625nmの高出力LED22を用いる。赤色LED22から出射した赤色光は、レンズ24、26によって平行光化される。
青色光源装置30では、主波長が455nmの高出力LED32を用いる。青色LED32から出射した青色光は、レンズ34、36によって平行光化される。
平行光化された緑色光、赤色光および青色光は、ダイクロイックミラー40に入射する。ダイクロイックミラー40は、赤色の波長域において高反射、青色から黄色の波長域において高透過の特性を有するミラー面42と、青色の波長域において高反射、緑色から赤色の波長域において高透過の特性を有するミラー面44とから構成される。ミラー面42、44のそれぞれは、緑色光、赤色光および青色光の入射光束の光軸に対して略45度傾斜して配置される。ダイクロイックミラー40は、緑色光、赤色光および青色光を合成する。ここで、合成とは、同一の光路となるように、光路を空間的にそろえることであって、緑色光、赤色光および青色光が時間的に重畳しなくてもよい。
合成された緑色光、赤色光および青色光は、レンズ52に入射する。レンズ52は、後段のロッドインテグレータ54に光を導く集光機能を有する。ロッドインテグレータ54は、入射した光の照度を均一化する機能を有する。ロッドインテグレータ54の出射面において照度が均一化された緑色光、赤色光および青色光は、レンズ56、58によって、プリズムブロック60へ導かれる。レンズ56、58は、物面であるロッドインテグレータ54の出射面の光を、像面であるDMD(Digital Micromirror Device)66に結像させるリレー光学系である。
プリズムブロック60は、レンズ62と全反射プリズム64とDMD66とを有する。DMD66は表示素子の一例である。DMD66には、微小ミラーが2次元的に配置されている(不図示)。各微小ミラーは、映像信号に応じて、その傾きが変化するように制御され、時間的に変調された映像光を生成する。
DMD66が赤の映像信号に応じて駆動されるとき、赤色LED22から赤色光が出力されるように、DMD66と赤色LED22の駆動タイミングが制御される。同様に、DMD66が緑の映像信号に応じて駆動されるときは緑色光源装置10が点灯し、DMD66が青の映像信号に応じて駆動されるときは青色LED32が点灯するように制御される。
DMD66によって生成された映像光は、投写レンズ70によって、図示しないスクリーンへ拡大投写される。
以下に、プロジェクタ100の緑色光源装置10として利用可能な光源装置の具体例を実施形態として説明する。
〔第1実施形態〕
(光源装置110の構成)
図2は、第1実施形態に係る光源装置110の構成図である。
レーザ光源112は、波長約450nmの青色のレーザ光を出力する青色半導体レーザである。レーザ光源112は、後述する蛍光体複合材料130を励起する励起光源として利用される。高輝度の光源装置110を実現するために、レーザ光源112は、複数の半導体レーザ112aにより構成されている。本実施形態では、計25個の半導体レーザ112aが5×5のマトリクス状に配置される。
レーザ光源112から出射したレーザ光は、レンズ114によって平行光化される。レンズ114は、各半導体レーザ112aに対し、1つのレンズ114aを配置し、計25個のレンズ114aにより構成されている。本実施形態では、独立したレンズ114aを使用したが、25個のレンズセルを有するレンズアレイを使用してもよい。
レンズ114から出射したレーザ光は、略平行の光束となってレンズ116に入射する。レンズ116は、入射した平行光を集光する機能を有する。集光されたレーザ光は、拡散板118に入射する。拡散板118は、ガラス平板であり、一方の面に微細な凹凸が施された拡散面が形成されている。本実施形態では、拡散光の最大強度の50%となる半値角度幅(半値全幅)が約3度の拡散板を使用した。
拡散板118を通過したレーザ光は、レンズ120に入射する。レンズ120は、入射したレーザ光を再び平行光化する機能を有する。レンズ116およびレンズ120の機能により、レーザ光の光束は光束径(断面積)が縮小される。
ダイクロイックミラー122は、レーザ光の光軸に対して略45度傾斜して配置される。ダイクロイックミラー122は、青色波長域において高透過、緑色から赤色の波長域においては高反射となる特性を有する。全ての半導体レーザ112aは、ダイクロイックミラー122に対してP偏光の直線偏光で入射するように、出射光の偏光方向を予め調整して配置される。本実施形態では、レーザ光はダイクロイックミラー122を通過して、後述する蛍光体複合材料130に照射するので、P偏光となるように配置した方が、透過率が高く、光利用効率が良い。
ダイクロイックミラー122を通過したレーザ光は、レンズ124、126に入射する。レンズ124、126は、入射した平行光を集光する機能を有する。本実施形態では、2枚のレンズによって集光しているが、1枚のレンズで構成してもよく、3枚以上のレンズ群によって構成してもよい。集光されたレーザ光は、蛍光体複合材料130に照射される。
蛍光体複合材料130は、台座140と複数のフィン142から構成されるヒートシンク144に熱的に接続される。台座140の面積は、蛍光体複合材料130の面積よりも大きく設定するとよい。ヒートシンクの背面(フィンが設けられる側)には、冷却ファン146を配置し、ヒートシンク144は冷却ファン146によって強制空冷される。
蛍光体複合材料130に照射されたレーザ光は、蛍光体複合材料130を励起する。励起された蛍光体複合材料130は、緑色から黄色を主たる波長域とする蛍光を発光し、蛍光はレンズ126、124に入射する。レンズ126、124は蛍光を平行光化する。平行光化された蛍光は、ダイクロイックミラー122に入射し、ダイクロイックミラー122によって反射され、光源装置110からの出射光として出力される。
(蛍光体複合材料130の構成)
図3は、第1実施形態に係る蛍光体複合材料130の詳細を説明するための図2の拡大図である。図3(A)は正面図、同図(B)は断面図である。
本実施形態において、蛍光体複合材料130は、セラミック状のセリウム付活ガーネット構造蛍光体(Y3Al512:Ce3+)を使用する。蛍光体複合材料130は、縦6mm×横6mmの正方形の平板(厚さ0.5mm)であり、各面は研磨されている。蛍光体複合材料130は、緑色から黄色を主たる波長域とする蛍光を発光する蛍光体である。蛍光体複合材料130は、青色の励起光を吸収し、蛍光を効率的に発光すると共に、母体であるY3Al512は熱伝導率が高いため、温度消光に対する耐性が高い特性を有する。また、セラミック状の硬質の形態であるため、表面をコーティングしやすい性質を有する。
レーザ光が照射される蛍光体複合材料130の表面130aの中央部(3mm×2.2mmの領域)には、赤色反射コーティング132が形成される。赤色反射コーティング132は、図4の実線(A)に示すように、青色から黄色の波長域においては高透過、赤色の波長域においては高反射となる特性を有する。本実施形態において、赤色反射コーティング132のカットオフ波長(透過率が50%となる波長)は610nmに設定する。
赤色反射コーティング132の周囲には、青色透過コーティング134が形成される。青色透過コーティング134は、図4の破線(B)に示すように、青色の波長域においては高透過、緑色から赤色の波長域においては高反射となる特性を有する。本実施形態において、青色透過コーティング134のカットオフ波長は480nmに設定する。
蛍光体複合材料130の裏面130bおよび側面130cには、全反射コーティング(不図示)が形成される。全反射コーティングは、可視光全域に対して高反射の特性を有する。全反射コーティングは、裏面130bおよび側面130cではなく、裏面130bおよび側面130cに接する台座140の面に設けてもよく、裏面130bおよび側面130cに対向する台座140の面を鏡面としてもよい。裏面130bは、熱伝導シートを介して台座140に固着される。
(コーティングの作用)
図4は、赤色反射コーティング132および青色透過のコーティング134の透過スペクトルを示す図である。各コーティングに光が垂直に入射したときの透過率を表している。図4(A)の実線は赤色反射コーティング132の透過スペクトルを、同図(B)の破線は青色透過コーティング134の透過スペクトルを表わしている。
赤色反射コーティング132は、青色から黄色の波長域において高透過、赤色の波長域において高反射の特性を有しており、透過率が50%となる、所謂、カットオフ波長は610nmに設定されている。波長が450nmの青色のレーザ光は、赤色反射コーティング132を高効率で透過し、蛍光体複合材料130を励起する。蛍光体複合材料130から発光した蛍光のうち、緑色から黄色の波長域の光は赤色反射コーティング132を透過し、赤色の波長域の光は赤色反射コーティング132で反射される。したがって、表面130aの中央部からは、緑色から黄色の波長域の光を抽出することができる。
青色透過コーティング134は、青色の波長域において高透過、緑色から赤色の波長域において高反射の特性を有しており、カットオフ波長は480nmに設定されている。波長が450nmの青色のレーザ光は、青色透過コーティング134を高効率で透過し、蛍光体複合材料130を励起する。蛍光体複合材料130から発光した蛍光は、緑色から赤色の波長域であるので、青色透過コーティング134に高効率で反射される。したがって、表面130aの周囲の領域からは、蛍光は出射しない。
本実施形態において、コーティング材料は、二酸化ケイ素(SiO2)と五酸化タンタル(Ta25)を使用し、これらによる多層膜を形成した。
(蛍光体複合材料130の作用)
図3に戻り、一点鎖線は、蛍光体複合材料130の表面130a上に照射されるレーザ光の照射領域LBを示している。本実施形態において、複数の半導体レーザ112aを使用しているため、表面130a上におけるレーザ光の照射領域LBは、個々の半導体レーザ112aから出射される光の光束の和となっている。レーザ光源112から蛍光体複合材料130までの光路に拡散板118を挿入しているため、照射領域LBにおけるレーザ光の空間強度分布はガウス分布に近づく。照射領域LBは直径約5mmの略円形を有しており、赤色反射コーティング132が形成された領域を中心として、赤色反射コーティング132および青色透過コーティング134の両方の領域にレーザ光が照射されるように、レーザ光源112および各光学素子116、118、120、124、126は調整されている。
赤色反射コーティング132および青色透過コーティング134は、波長が450nmの光に対して高透過の特性を有するので、青色のレーザ光は、両コーティングを透過し、蛍光体複合材料130を励起する。詳細には、蛍光体複合材料130の中において、照射されたレーザ光と、励起されて発光した蛍光が伝播する。蛍光体複合材料130の表面130a、裏面130bおよび側面130cのそれぞれに形成された各種コーティングの特性に応じて、レーザ光と蛍光は反射を繰り返し、レーザ光のエネルギは蛍光の励起に利用される。
蛍光体複合材料130の中で発光した蛍光うち、表面130aの赤色反射コーティング132が形成された領域に到達した蛍光は、蛍光体複合材料130から出射する。ここで、赤色反射コーティング132は赤色の波長域において高反射の特性を有しているので、蛍光体複合材料130から出射する蛍光のうち、赤色の波長域の光は除去される。すなわち、表面130aの中央部から、緑色から黄色の波長域の光のみが出射する。
(第1実施形態の効果)
蛍光体複合材料130上に照射されるレーザ光のスポット(照射領域LB)は、各半導体レーザ112aが形成するスポットの重ね合わせである。図2に示すx方向またはy方向において、半導体レーザ112aとレンズ114aとの相対的な位置関係に誤差が生じると、蛍光体複合材料130上に照射される各半導体レーザ112aのレーザ光のスポット位置が変動する。すなわち、蛍光体複合材料130の表面130aに本実施形態のコーティングが形成されていない場合、前述の誤差に応じて、蛍光体複合材料130から抽出される蛍光の光束の形状が変化することになる。
一方。本実施形態によれば、表面130aの中央部(蛍光が出射する面の一の領域に相当)に赤色反射コーティング(第1コーティングに相当)が形成されているので、前述の誤差に影響されることなく、一定の蛍光の光束を得ることができる。
さらに、蛍光の光束よりも大きな照射領域となるようにレーザ光を導く構成にできるので、蛍光体複合材料130中での発熱の密度を低く抑えることができ、励起光を蛍光に効率的に変換をすることが可能となる。
〔第2実施形態〕
(光源装置210の構成)
図5は、第2実施形態に係る光源装置210の構成図である。本実施形態では、第1実施形態の光源装置110と重複する部分は説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に以下に説明する。
蛍光体複合材料230は、円板状の基板250に塗布されており、基板250は、回転モータ252に取り付けられている。蛍光体の温度消光を考慮すると、基板250には、熱伝導性が高い材料を用いることが好ましく、本実施形態では、基板250として直径40mmのアルミ合金を使用する。加えて、蛍光を効率的に反射するために、基板250上には、可視光全域に対して高反射の特性を有するコーティングを施し、このコーティング上に蛍光体複合材料230を塗布する。
回転モータ252は、図示しない制御部によって回転数を制御される。回転モータ252の回転に応じて、蛍光体複合材料230が塗布された基板250もまた回転するが、レーザ光は常に蛍光体複合材料230上に照射されるように構成されている。回転モータ252の回転数は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、熱によって蛍光体の効率が低下することを抑制するために、1000rpm以上に設定する。
(蛍光体複合材料230の構成)
図6は、第2実施形態に係る蛍光体複合材料230の詳細を説明するための図5の拡大図である。図6(A)は正面図、同図(B)は断面図である。
本実施形態において、蛍光体複合材料230として、セリウム付活ガーネット構造蛍光体(Y3Al512:Ce3+)の微粒子結晶とシリコン樹脂バインダーを混合して使用する。基板250上に、これらの混合物を幅7mm、厚み0.2mmで円環状に塗布し、熱硬化させる。ここで、塗布された蛍光体複合材料230の円環の中心は、基板250および回転モータ252の回転中心と一致させる。
レーザ光が照射される蛍光体複合材料230の表面230aには、赤色反射コーティング232および青色透過コーティング234が形成される。赤色反射コーティング232は、幅7mmの円環の中央部に、幅3mmで形成される。青色透過コーティング234は、赤色反射コーティング232の中心側と周縁側の両方に、幅2mmで形成される。すなわち、蛍光体複合材料230の表面230aは、周縁から円環の中心に向けて、青色透過コーティング234、赤色反射コーティング232、青色透過コーティング234の順にコーティングされている。赤色反射コーティング232および青色透過コーティング234の透過スペクトルの特性は、第1実施形態と同等であり、図4に示した通りである。
蛍光体複合材料230の裏面230bは、基板250に接合される。基板250は、上述の通り、可視光全域に対して高反射の特性を有するコーティングが施されているので、蛍光体複合材料230の中を伝播した可視光を高効率に反射する。
(蛍光体複合材料230の作用)
一点鎖線は、蛍光体複合材料230の表面230a上に照射されるレーザ光の照射領域LBを示している。本実施形態においてもまた、赤色反射コーティング232が形成された領域を中心として、赤色反射コーティング232および青色透過コーティング234の両方の領域にレーザ光が照射されるように、レーザ光源212および各光学素子216、218、220、224、226は調整されている。
第1実施形態と同様に、赤色反射コーティング232および青色透過コーティング234は、波長が450nmの光に対して高透過の特性を有するので、青色のレーザ光は、両コーティングを透過し、蛍光体複合材料230を励起する。レーザ光と蛍光は反射を繰り返し、レーザ光のエネルギは蛍光の励起に利用される。蛍光体複合材料230の中で発光した蛍光うち、表面230aの赤色反射コーティング232が形成された領域に到達した緑色から黄色の波長域の蛍光は、蛍光体複合材料230から出射する。
(第2実施形態の効果)
本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、蛍光体複合材料130を基板250上に形成し、回転モータ252によって回転させるので、第1実施形態の効果に加え、ヒートシンク144を用いることなく、蛍光体の温度消光による効率の低下を抑制し、励起光を蛍光に効率的に変換をすることが可能となる。
〔第3実施形態〕
(光源装置310の構成)
図7は、第3実施形態に係る光源装置310の構成図である。本実施形態では、他の実施形態の光源装置110、210と重複する部分は説明を省略し、他の実施形態との相違点を中心に以下に説明する。
蛍光体複合材料330は、直径40mm、厚さ0.5mmの円板状の基板であり、回転モータ352に取り付けられている。回転モータ352は、図示しない制御部によって回転数を制御される。回転モータ352の回転に応じて、蛍光体複合材料330もまた回転するが、レーザ光は常に蛍光体複合材料330上に照射されるように構成されている。
詳細は後述するが、蛍光体複合材料330の入射側平面330cに照射されたレーザ光は、蛍光体複合材料330を励起する。励起された蛍光体複合材料330は、出射側平面330dから緑色から黄色を主たる波長域とする蛍光を出射し、蛍光はレンズ360、362に入射する。レンズ360、362は蛍光を平行光化する。平行光化された蛍光は、光源装置310からの出射光として出力される。
(蛍光体複合材料330の構成)
図8は、第3実施形態に係る蛍光体複合材料330の詳細を説明するための図7の拡大図である。図8(A)は側面図、同図(B)は出射側の正面図である。
本実施形態において、蛍光体複合材料330として、第1実施形態と同様に、セラミック上のセリウム付活ガーネット構造蛍光体(Y3Al512:Ce3+)を使用する。蛍光体複合材料330は、入射側平面330cおよび出射側平面330dが略平行となるように、円板状に形成される。ここで、蛍光体複合材料330の円板の中心は、回転モータ352の回転中心と一致させる。
レーザ光は、蛍光体複合材料330の入射側平面330cから入射する。入射したレーザ光は、蛍光体複合材料330の中を伝播しながら、蛍光体複合材料330を励起する。レーザ光のエネルギは蛍光の励起に利用され、蛍光体複合材料330の中で発光した蛍光は、蛍光体複合材料330の出射側平面330dから出射する。
レーザ光が入射する蛍光体複合材料330の入射側平面330cには、青色透過コーティング334が形成される。
蛍光が出射する蛍光体複合材料330の出射側平面330dには、赤青反射コーティング336および全反射コーティング338が形成される。蛍光体複合材料330の周縁から幅2mmの領域には、全反射コーティング338が形成される。赤青反射コーティング336は、周縁の全反射コーティング338の領域に隣接して、幅3mmの円環状に形成される。赤青反射コーティング336の中心側にもまた、全反射コーティング338が幅2mmの円環状に形成される。すなわち、蛍光体複合材料330の出射側平面330dは、周縁から円環の中心に向けて、全反射コーティング338、赤青反射コーティング336、全反射コーティング338の順にコーティングされている。
(コーティングの作用)
図9は、赤青反射コーティング336および全反射のコーティング338の透過スペクトルを示す図である。各コーティングに光が垂直に入射したときの透過率を表している。図9(A)の実線は赤青反射コーティング336の透過スペクトルを、同図(B)の破線は全反射コーティング338の透過スペクトルを表わしている。
赤青反射コーティング336は、青色の波長域において高反射、緑色から黄色の波長域において高透過、赤色の波長域において高反射の特性を有しており、カットオフ波長は480nmと610nmとに設定されている。したがって、波長が450nmの青色のレーザ光と、蛍光体複合材料330から発光した蛍光のうち、赤色の波長域の光とは、赤青反射コーティング336で反射される。
全反射コーティング338は、可視光全域に対して高反射の特性を有する。したがって、全反射コーティング338が施されている領域から可視光は出射しない。
なお、青色透過コーティング334の透過スペクトルの特性は、第1実施形態の青色透過コーティング134と同等であり、図4(B)に示した通りである。
(蛍光体複合材料330の作用)
図8に戻り、一点鎖線は、蛍光体複合材料330の入射側平面330c上に照射されるレーザ光の照射領域LBを示している。照射領域LBは直径約5mmの略円形を有している。入射側平面330cには青色透過コーティング334が施されているので、入射側平面330cに照射されたレーザ光は、青色透過コーティング334を透過し、蛍光体複合材料330を励起する。励起されて発光した蛍光は、青色透過コーティング334に反射されるので、入射側平面330cから出射することはない。
蛍光体複合材料330の中で発光した蛍光うち、出射側平面330dの赤青反射コーティング336が形成された領域に到達した蛍光は、蛍光体複合材料130から出射する。ここで、赤青反射コーティング336は、青色の波長域と赤色の波長域において高反射の特性を有しているので、蛍光体複合材料330から出射する蛍光のうち、青色の波長域と赤色の波長域の光は除去される。加えて、全反射コーティング338は、可視光全域に対して高反射の特性を有しているので、全反射コーティング338が施された領域から可視光が出射することはない。すなわち、出射側平面330dの赤青反射コーティング336が形成された領域から、緑色から黄色の波長域の光のみが出射する。
なお、照射領域LBは、出射側平面330dに対向する入射側平面330cにおいて、赤青反射コーティング336が形成された領域を中心として、赤青反射コーティング336および全反射コーティング338の両方の領域にレーザ光が到達するように、レーザ光源312および各光学素子316、318、320、324、326は調整されている。
(第3実施形態の効果)
本実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態の効果に加え、ダイクロイックミラーが不要になり、簡易な構成を採ることができる。第2実施形態と本実施形態とでは、映像表示装置の他の構成部品との配置関係や、光源装置からの出力をどの方向から得たいかといった点から、適宜選択すればよい。
〔その他の形態〕
上記の実施の形態では、光変調素子として1個のDMDを用いるプロジェクタについて説明したが、本発明に係る光源装置は、3個のDMDや液晶表示素子を用いるプロジェクタに加え、テレビや携帯電話などの映像表示装置にも適用可能である。
5×5のマトリクス状に配置された半導体レーザを用いて説明したが、半導体レーザの数および配置はこれに限定されるものではなく、1つの半導体レーザの光強度や、光源装置に所望される出力などに応じて適宜設定すればよい。レーザ光の波長もまた、450nmに限定されるものではなく、例えば、405nmの光を出力する紫色半導体レーザや、400nm以下の紫外半導体レーザなどを適用することも可能である。
蛍光体の微粒子結晶と樹脂バインダーを混合して固化させた蛍光体複合材料を用いて説明したが、蛍光体複合材料の形態はこれに限定されるものではなく、他の形態を採用することも可能である。
波長450nmの青色のレーザ光で励起して、緑色から黄色を主たる波長域とする蛍光を得ることができる蛍光体として、セリウム付活ガーネット構造蛍光体を用いて説明したが、このほかの蛍光体として、 (Ba,Sr)2SiO4:Eu2+、SrSi222:Eu2+、Ba3Si6122:Eu2+、Sr3Al3Si1323:Eu2+、β−SiAlON:Eu2+なども挙げられ、これらの材料も利用可能である。また、蛍光の波長域についても、緑色から黄色を主たる波長として発光する蛍光体に限定されるものではなく、青色を発光する蛍光体や赤色を発光する蛍光体を用いることも可能である。
冷却手段として、アルミニウム合金製のヒートシンクを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、冷却手段としてはヒートパイプやペルチェ素子などを使用してもよい。また、蛍光体複合材料とヒートシンクを熱的に接続するために熱伝導シートを挿入したが、熱伝導グリースなどの熱伝導手段を適用することも可能である。
蛍光体複合材料や基板の寸法について、具体的な数値を用いて説明したが、寸法はこれに限定されるものではない。
各種コーティングは、除去したい波長域を反射する特性を有する説明をしたが、除去したい波長域を吸収する特性を有していてもよい。また、所定の長波長成分を除去するようなスペクトル特性を有する採用したが、短波長成分を除去するようなスペクトル特性や、全ての波長域を透過させるようなスペクトル特性を選ぶことも可能である。特に、第1コーティングはARコーティングにすることも可能である。
映像表示装置の一例としてプロジェクタを挙げて説明したが、映像表示装置は、例えばテレビや携帯電話などであってもよい。また、光源装置は、映像表示装置用の光源装置として説明したが、一般照明に利用することも可能である。
10、20、30…光源装置(10:緑色、20:赤色、30:青色)
22、32…LED(22:赤色、32:青色)
24、26、34、36、52、56、58、62…レンズ
40…ダイクロイックミラー(42、44…ミラー面)
50…導光光学系
54…ロッドインテグレータ
60…プリズムブロック
64…全反射プリズム
66…DMD(Digital Micromirror Device)
70…投写レンズ
100…プロジェクタ
110、210、310…光源装置
112、212、312…レーザ光源(112a、212a、312a…半導体レーザ)
114、116、120、124、126、214、216、220、224、226、314、316、320、324、326、360、362…レンズ
118、218、318…拡散板
122、222…ダイクロイックミラー
130、230、330…蛍光体複合材料
132、232…赤色反射コーティング
134、234、334…青色透過コーティング
140…台座
142…フィン
144…ヒートシンク
146…冷却ファン
250…基板
252、352…回転モータ
336…赤青反射コーティング
338…全反射コーティング

Claims (5)

  1. 励起光を出力する光源と、
    前記励起光によって励起され、蛍光を出射する蛍光体と、
    前記蛍光が出射する面の一の領域に形成され、前記蛍光の波長域のうち少なくとも一部の波長域の光を透過する第1コーティングと、
    前記蛍光が出射する面の、前記一の領域と異なる他の領域に形成され、前記蛍光の波長域の光を透過しない第2コーティングと、
    を有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1記載の光源装置において、
    前記蛍光が出射する面は、前記励起光が前記蛍光体に入射する面と同一の面であり、
    前記第1コーティングおよび前記第2コーティングは、前記励起光を透過する特性を有することを特徴とする光源装置。
  3. 請求項2記載の光源装置において、
    前記励起光は、前記一の領域を中心に照射されることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1記載の光源装置において、
    前記蛍光が出射する面は、前記励起光が前記蛍光体に入射する面と異なる面であり、
    前記励起光が入射する面に形成され、前記励起光の波長域の光を透過すると共に前記蛍光の波長域の光を反射する第3コーティングを有することを特徴とする光源装置。
  5. 励起光を出力する光源と、前記励起光によって励起され、蛍光を出射する蛍光体と、前記蛍光が出射する面の一の領域に形成され、前記蛍光の波長域のうち少なくとも一部の波長域の光を透過する第1コーティングと、前記蛍光が出射する面の、前記一の領域と異なる他の領域に形成され前記蛍光の波長域の光を透過しない第2コーティングと、を有する光源装置と、
    前記光源装置から出力される光を、映像信号に応じて変調し、映像光を生成する光変調素子と、
    前記光源装置から出力される光を、前記光変調素子へ導く導光光学系と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
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