JP5919325B2 - コメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば、地域ごとに放送時間が異なるテレビ番組等に関する掲示板において、テレビ番組の1シーンに対する書き込みを、放送開始からの正味時間に対応させて記憶しておき、掲示板を閲覧する時間が異なっていても、以前に書き込まれた内容がテレビ番組のシーンに合わせて表示させるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、ユーザは放送時間のタイムラグを感じることがなく、コンテンツを見ながら、コメントを閲覧して楽しむことができる。
以下、第1の実施形態に係るコメント表示システムについて詳しく説明する。
以下に説明するコメント表示システムは、端末装置を通じてある動画データを視聴する視聴者が、当該動画データの再生中に表示される多数の疑似コメント(後述)を、それが疑似コメントであることを認識した上で演出として楽しむことができる「コメント盛り上げモード」を提供するシステムである。
図1は、第1の実施形態に係るコメント表示システム1の構成を示す概略ブロック図である。
コメント配信サーバ300は、受信した正規コメントを、動画データのID、当該コメントが投稿された時刻、当該コメントを表示させる再生時間、当該コメントを投稿した視聴者のユーザID、及び当該コメントの表示方法に関連付けて記憶する。コメント配信サーバ300は、動画データを再生する各端末装置500に向けて、当該動画データのIDに関連付けられて記憶された正規コメント(不特定多数の視聴者から過去に投稿された正規コメント)を配信する。
また、本実施形態に係る端末装置500は、当該端末装置500の利用者の指定によって現に再生されている動画データ(以下、「本動画データ」と記載する)に対するコメントを、本動画データに対して他の視聴者より投稿された正規コメントに基づいて新たに生成する機能を有する。以下、視聴者により正規に投稿されたコメントとは別に、端末装置500自身が本動画データに対して自動的に生成したコメントを「疑似コメント」と記載する。そして、後述するように、本実施形態に係る端末装置500は、本動画データに対して端末装置500自身により自動で生成された疑似コメントを、再生中の本動画データに重畳させて表示する。
コメント配信サーバ300は、通信部301、正規コメント記録部302及びコメント記憶部303を備える。
具体的には、通信部301は、動画配信サーバ200が、端末装置500に向けて配信する動画データに対して、その視聴者が投稿する正規コメントを当該端末装置500から受信する。
また、通信部301は、コメント記憶部303を参照して、端末装置500にて再生中の動画データに対して他の視聴者より過去に投稿された正規コメントを当該端末装置500に向けて配信する。配信された正規コメントは、当該端末装置500において、再生中の動画データと共に表示される。
図2Bに示すように、端末装置500は、通信部501と、コメント生成部505と、再生時間特定部506と、コメント表示制御部507と、表示部508と、を備える。
具体的には、通信部501は、端末装置500の利用者が、ウェブサーバ100が提供するウェブページを通じて指定する動画データを動画配信サーバ200から受信する。また、通信部501は、再生中の本動画データに対して他の視聴者により過去に投稿された正規コメントをコメント配信サーバ300から受信する。
更に、通信部501は、端末装置500の利用者(本動画データの視聴者)が、再生中の本動画データに対して投稿する正規コメントをコメント配信サーバ300に送信する。この正規コメントは、本動画データのID等と紐付けられてコメント配信サーバ300のコメント記憶部303に記憶、蓄積される。
なお、コメント生成部505は、更に類似コメント特定部505aを有しており、この処理に基づいて上記機能を実現する。
以下、図3に示すフローチャートを参照しながら、端末装置500が、本動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて、当該本動画データに対する疑似コメントを生成する処理フローについて説明する。
このとき、端末装置500のコメント生成部505は、通信部501を介して、上記利用者が指定した本動画データのIDに紐づいたコメント辞書をコメント配信サーバ300から受信して、その本動画データに対して複数の視聴者より過去に投稿された正規コメント及びその再生時間を取得する(ステップS101)。
より具体的な例を挙げて説明すると、類似コメント特定部505aは、正規コメント「いやああああwwwwww」についてのベクトルとして、文字列「いや」が1回、文字列「やあ」が1回、文字列「ああ」が3回、文字列「あw」が1回、文字列「ww」が5回出現することを示すベクトルを生成する。これにより、例えば、ベクトル同士のコサイン類似度の算出によって、正規コメント間の類似度が算出される。なお、ベクトル間の類似度を算出する際、各文字列の出現数について、当該文字列の全出現頻度に対して単調減少するような重み付けをすることで、より適切に類似度を算出することができる(例えば、TF・IDF法)。具体的には、文字列「ww」や文字列「ああ」は、頻出であるため、他の文字列に対して相対的に重みが小さくなる。このような重み付けを用いて類似度を算出する場合、文字列「すげえwwwwwwwwwwwww」と「やめろwwwwwwwwwwwww」の類似度は、重み付けを行わない場合と比較して低くなる。他方、このような重み付けを用いて類似度を算出する場合、文字列「やめろwwwwwwwwwwwww」と「やめろw」の類似度は、重み付けを行わない場合と比較して高くなる。
また、コメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する正規コメントのうちの一つを、二つ以上の新たな疑似コメントとして抽出してもよい。さらに、コメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する異なる複数の正規コメントのそれぞれを、一つ又は二つ以上の新たな疑似コメントとして抽出してもよい。
なお、ステップS104にて複数の疑似コメントを抽出する場合、再生時間特定部506は、当該複数の疑似コメントごとに再生時間を特定する。この場合、再生時間特定部506は、疑似コメントごとの再生時間がある程度ばらつくように、異なる複数の再生時間を特定してもよい。例えば、再生時間特定部506は、ある類似コメントグループに属する正規コメントについての再生時間の平均値及び分散値と、当該類似コメントグループから抽出された複数の疑似コメントについての再生時間の平均値及び分散値と、が一致するような条件下でばらつくように複数の異なる再生時間を特定する。
このようにすることで、動画データの再生時間に対する正規コメントの表示頻度分布と、当該正規コメントに類似する疑似コメントの表示頻度分布と、が一致するため、動画データの進行に対し違和感のないコメントを自動で生成することができる。例えば、狭い再生時間帯においてある類似の正規コメントが集中して投稿されていた場合、当該正規コメントに類似する複数の疑似コメントは、同じ再生時間帯に集中するように表示される。また、動画データの広い再生時間帯に渡ってある正規コメントが分散して投稿されていた場合、当該正規コメントに類似する複数の疑似コメントは、当該正規コメントと同じように、広い再生時間帯に渡って分散するように表示される。
これにより、コメント表示制御部507は、表示部508に、当該本動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントとともに、当該本動画データに対してコメント生成部505が生成した疑似コメントを本動画データに重畳させて表示させることができる。
図4(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。図4(a)に示す本動画データには、当該本動画データに対し視聴者より投稿された正規コメントのみが重畳して表示されている。しかし、本動画データは、投稿されて間もないために投稿数が少なく、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図4(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図4(b)に示す本動画データには、図4(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データに対し投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。これにより、本動画データは投稿されて間もないにも関わらず、コメントが多く表示されるので、現視聴者がその動画データのコメント表示機能による面白みを享受することができるとともに、当該視聴者に対し新たなコメントの投稿の意欲を湧き立たせることができる。
また、端末装置500は、動画データの再生中に疑似コメントを生成して表示させる機能(コメント盛り上げモード)を起動するか否かを、その利用者の操作に基づいて選択可能とするモード切替部を備えていてもよい。
次に、第2の実施形態に係るコメント表示システム1について詳しく説明する。
第1の実施形態に係る端末装置500は、割増の対象とする動画データ(本動画データ)に対し、既に投稿された本動画データに対する正規コメントのみに基づいて疑似コメントを生成していた。一方、本実施形態に係る端末装置500は、本動画データと異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて疑似コメントを生成する。
なお、第2の実施形態に係るコメント表示システム1の概略ブロック図は、第1の実施形態(図1)と同等である。
図5に示すように、本実施形態に係る端末装置500は、更に、関連動画抽出部504を備えている。
関連動画抽出部504は、動画配信サーバ200に記録されている動画データの中から、端末装置500が再生する動画データ(本動画データ)に関連する他の動画データ(以下、「関連動画データ」と記載する)を抽出する。
以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、端末装置500が、関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて、本動画データに対する疑似コメントを生成する処理フローについて説明する。なお、図6に示す処理フローの開始時においては、第1の実施形態の場合(図3)と同様に、コメント配信サーバ300のコメント記憶部303には、動画配信サーバ200に記憶される複数の動画データの各々に対する正規コメントが記録されているものとする。
次に、関連動画抽出部504は、本動画データと共通する動画タグが所定数(例えば、2つ)以上存在する動画データを、関連動画データとして抽出し、その動画データのIDを取得する(ステップS202)。
ここで、動画タグとは、動画の特徴を示すメタデータである。そのため、複数の動画タグが共通する動画データ同士は、強い関連性を有することが推定される。なお、本実施形態においては、計算量の増大を防ぎつつ適切にコメントを抽出するため、関連動画抽出部504は、関連動画データとして10個の動画データを抽出する。関連動画データの候補が10個以上存在する場合、関連動画抽出部504は、人気の高い上位10個の動画データを関連動画データとして抽出する。人気の高い動画データとは、例えば、再生数が多い動画データ、お気に入りの登録数が多い動画データ、コメント数が多い動画データなどが挙げられる。
次に、コメント生成部505の類似コメント特定部505aは、ステップS203で取得した10個の関連動画データに対する正規コメント全てに対し、当該正規コメント間の類似度を算出可能なパラメータを生成する(ステップS204)。なお、コメント生成部505によるこの処理は、第1の実施形態と同等であってよい。
次に、類似コメント特定部505aは、ステップS203で取得した10個の関連動画データの各々に対する正規コメントから、類似する複数の正規コメントからなる類似コメントグループを生成する(ステップS205)。
また、本実施形態に係るコメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する正規コメントのうち、本動画データにはなく関連動画データのみに投稿された正規コメントを優先的に抽出してもよい。ここで、本動画データに投稿された正規コメントと全く同一のコメントが自動生成されて複数表示された場合、場合によっては現視聴者に不自然な印象を与えてしまう場合が想定される。しかし、関連動画データのみに投稿された正規コメントを優先的に抽出することで、コメント生成部505は、本動画データに投稿された正規コメントと類似ではあるが同一ではないコメントを生成するため、現視聴者に対し、より自然な印象を与えることができる。
そして、コメント表示制御部507は、コメント生成部505が生成した疑似コメントを、再生時間特定部506が特定した当該疑似コメントの再生時間に基づいて、表示部508上に表示させる(ステップS208)。
図7(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。本動画データは投稿されて間もないため、図7(a)に示すように、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図7(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図7(b)に示す本動画データには、図7(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントA、Bが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データ及び当該本動画データに関連する関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。この本動画データには、まず、本動画データに対して投稿された正規コメントと同一の文字列からなる疑似コメントAが新たに表示されている。そして、本動画データには、更に、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するが同一ではない疑似コメントBも新たに表示されている(図7(b)参照)。これにより、本動画データ自身に対しては投稿されていないが本動画データに投稿されたコメントと類似のコメント(関連動画データに対して投稿されたコメント)が新たに表示される。したがって、本動画データに対して投稿されたコメントがわずかであっても、疑似コメントのバリエーションが増し、現視聴者に自然な印象を与えることができる。
例えば、本実施形態の変形例に係る端末装置500は、本動画データに対して正規コメントが投稿されたか否かに関わらず、適切なコメントを自動生成してもよい。
即ち、10個の関連動画データの全てにおいて、各関連動画データの再生時間に対する表示頻度分布が共通する正規コメントは、本動画データに未だ投稿されていなくとも、今後同じような表示頻度分布に従って投稿される可能性が高い。
次に、第3の実施形態に係るコメント表示システム1について詳しく説明する。
上述の第2の実施形態に係る端末装置500は、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するコメントを、異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントから抽出することで疑似コメントを生成するものとした。一方、本実施形態に係る端末装置500は、異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントから、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するコメントだけでなく、当該本動画データに対して投稿された正規コメントに共起される正規コメントを抽出する。
なお、第3の実施形態に係るコメント表示システム1の概略ブロック図は、第1の実施形態(図1)と同等である。
図8に示すように、本実施形態に係る端末装置500のコメント生成部505は、第2の実施形態に加え、更に、共起コメント特定部505bを備えている。
共起コメント特定部505bは、本動画データに投稿された正規コメントから共起されるコメントを、本動画データの関連動画データに対して投稿された正規コメントから特定する。
なお、本実施形態に係る端末装置500による処理フローは、第2の実施形態(図6)と同等であるため、端末装置500の処理フローについては、図6及び図9を参照しながら説明する。
まず、共起コメント特定部505bは、ある関連動画データα1に対して投稿された正規コメントで構成される複数の類似コメントグループのうち、任意の異なる二つの類似コメントグループ(例えば、類似コメントグループX1、X2)を特定する(図9参照)。
次に、他の関連動画データα2に対して投稿された正規コメントで構成される類似コメントグループの中に、上記二つの類似コメントグループX1、X2が共に含まれているか否かを判定する。図9に示す例によれば、関連動画データα2に対して投稿された正規コメントの中においても、共通の類似コメントグループX1、X2が生成されている。
同じく、共起コメント特定部505bは、他の動画データα3、α4、・・・(図示せず)のそれぞれについて、同じ類似コメントグループX1、X2が共に含まれているか否かを判定する。そして、共起コメント特定部505bは、類似コメントグループX1、X2の両方が含まれている関連動画データα1、α2、・・・の数が所定数(例えば、5個)以上あった場合は、類似コメントグループX1に属する正規コメントと、類似コメントグループX2に属する正規コメントとは、互いに共起するコメントと判断し、二つの類似コメントグループX1、X2を互いに関連付ける処理を行う。
共起しやすいコメントの例としては、動画データがライブ映像やプロモーションビデオなど、楽曲を主とするものである場合における、当該楽曲の歌詞や合いの手(コールや掛け声)等のコメントが挙げられる。例えば、ある楽曲の動画データにおいて、ある再生時間にコメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」が出現し、他の再生時間にコメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が出現する。この場合、コメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」とコメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が互いに共起する関係にあるといえる。
つまり、当該楽曲を含む動画データに対するコメントとしてコメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」が含まれる場合、コメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が、当該コメントの有無に関わらず、自動的に表示されるコメントとして相応しいことが分かる。
即ち、上述のようにすることで、コメント生成部505は、本動画データに対しては未だ投稿されていないが今後投稿される可能性の高いコメントとして、当該本動画データに対して投稿された正規コメントから共起される正規コメントを抽出する。
図10(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。本動画データは投稿されて間もないため、図10(a)に示すように、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図10(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図10(b)に示す本動画データには、図10(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントA、B、Cが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データ及び当該本動画データに関連する関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。この本動画データには、第2の実施形態と同様に疑似コメントA、Bが表示されている。さらに、この本動画データには、本動画データに投稿された正規コメントと共起するコメントである疑似コメントCも表示されている。例えば、図10(b)に示す例では、本動画データに投稿された「ねこ」という正規コメントと共起するコメント「ニャー」、「にゃあ」等が新たに表示される。
これにより、本動画データ自身に対しては投稿されておらず、なおかつ、本動画データに投稿されたコメントとは類似しないコメントも新たに表示される。したがって、本動画データに対して投稿されたコメントがわずかであっても、疑似コメントのバリエーションが一層増し、現視聴者により自然な印象を与えることができる。
上述の第1〜第3の各実施形態(及び変形例)に係る端末装置500は、更に、以下のような機能を有していてもよい。
さらに、コメント生成部505は、上述のコメント割増度Pを、動画データがアップロードされた時刻から時間が経過するにしたがって、或いは、当該動画データに対する正規コメントが増加するにしたがって、徐々に減少させるように制御してもよい。このようにすることで、アップロード当初に多く表示されていた疑似コメントが、視聴者による投稿数に応じて徐々に消えていくので、本来の動画データと同じ状態に導いていくことができる。
この場合、コメント生成部505は、コメント配信サーバ300のコメント記憶部303に蓄積された、動画データ毎の正規コメントに基づいて、当該動画データのIDに紐付けながら疑似コメントを生成する。
また、この場合、コメント表示制御部507は、ある動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントと、上記コメント生成部505が当該動画データに対して生成した疑似コメントとを、当該動画データを再生する端末装置500に配信するコメント配信部として機能する。
また、コメント表示システム1は、コメント配信サーバ300がコメント生成部505、再生時間特定部506、コメント表示制御部507の少なくとも何れか一つを具備し、端末装置500がコメント生成部505、再生時間特定部506、コメント表示制御部507の少なくとも何れか一つを具備する態様をもって実現されてもよい。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述の端末装置500は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902に確保する。
Claims (8)
- 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、
前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示制御部と、
を備え、
前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
コメント表示装置。 - 前記動画データとメタデータの少なくとも一部が共通する他の動画データを抽出する関連動画抽出部を備え、
前記コメント生成部は、前記動画データに対するコメントを、前記関連動画抽出部が抽出した前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントから生成する
請求項1に記載のコメント表示装置。 - 前記メタデータは、1又は複数の動画タグであって、
前記関連動画抽出部は、前記動画データと共通する動画タグの個数が所定数以上である他の動画データを抽出する
請求項2に記載のコメント表示装置。 - 前記動画データ又は前記他の動画データの再生中に、前記視聴者より投稿されたコメントが表示される再生時間の代表値に基づいて、前記動画データの再生中に、前記コメント生成部が生成したコメントが表示される再生時間を特定する再生時間特定部を備え、
前記コメント表示制御部は、前記コメント生成部が生成したコメントと、前記再生時間特定部が特定した当該コメントの再生時間と、を関連付けて、前記動画データを再生する端末装置に配信する
請求項1から請求項3の何れか一項に記載のコメント表示装置。 - 動画データを配信する動画データ配信装置と、
請求項1から請求項4の何れか一項に記載のコメント表示装置と、
を備えるコメント表示システム。 - 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、
前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に配信するコメント配信部と、
を備え、
前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
コメント配信装置。 - 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成ステップと、
前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記生成されたコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示ステップと、
を有し、
前記コメント生成ステップにおいて、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
コメント表示方法。 - コンピュータを、
動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて前記動画データに対するコメントを新たに生成するコメント生成手段、
前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成手段が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示手段、
として機能させ、
前記コメント生成手段は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
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