JP5919325B2 - コメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラム - Google Patents

コメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画データに重畳してコメントを表示するコメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラムに関する。
現在、インターネットを介した動画配信サービスが提供されている。一般的に、このような動画配信サービスにおいては、動画配信サーバに蓄積されている動画データや非蓄積型の生放送動画データなどをユーザがWebページ上のコンテンツリストなどを利用して指定し、その指定された動画データをユーザ端末に対してダウンロードやストリーミングなどの方式でそのまま配信し、閲覧することができるよう構成されている。
さらに、単に動画データを配信するだけではなく、例えば、他の視聴者が視聴中の動画データに対して投稿したコメントなどを受信し、そのコメントを動画データとともに配信することで、動画視聴時の楽しみを増加させたり、動画視聴者同士の擬似的な交流を図ったりすることができる動画配信サービスも提供されている。
視聴者のコメント投稿を可能とする動画配信サービスでは、一般的には、ある視聴者が再生中の動画データにおける特定の再生時間においてコメントを投稿した場合、同じ動画データを視聴する他の視聴者の端末装置では、当該投稿が成された再生時間に合わせてコメントが表示される。このような機能によれば、視聴者は、動画データの進行状況(コンテンツの内容)に合わせて他の視聴者と意識や感想を共有することができる。また、動画データの特定の再生時間に投稿される大量のコメント(いわゆる弾幕)により、視聴者は、複数の視聴者と一体となって盛り上がっている感覚を得ることができる。これにより、動画視聴の面白みを一層高めることができる。
また、動画データのコンテンツに対してユーザが投稿したコメントを、その動画データとともに表示するシステムがある。
例えば、地域ごとに放送時間が異なるテレビ番組等に関する掲示板において、テレビ番組の1シーンに対する書き込みを、放送開始からの正味時間に対応させて記憶しておき、掲示板を閲覧する時間が異なっていても、以前に書き込まれた内容がテレビ番組のシーンに合わせて表示させるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、ユーザは放送時間のタイムラグを感じることがなく、コンテンツを見ながら、コメントを閲覧して楽しむことができる。
特開2002−290949号公報
しかしながら、例えば、動画配信サーバにアップロードされてから間もない動画データの場合、視聴者から投稿されるコメントの数が少ない。そうすると、視聴者は、その動画データを視聴しても投稿コメントが少ないため盛り上がることができず、コメント投稿機能による面白みを得ることができない。即ち、従来の配信システムでは、同じ内容の動画データであっても、投稿コメント数が少ない動画データを視聴する場合と、投稿コメントが充実した動画データを視聴する場合とでは、視聴者が得られる面白みの度合いに差が生じてしまう場合があった。また、ある動画データに対して投稿されているコメント数が少ないと、当該動画データを視聴しようとしていた視聴者も、視聴を途中でやめてしまったり、コメントを新たに投稿しようとする気が湧かなかったりする等の事情から、一層コメント数が上昇しにくいという問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、コメント数が少ない動画であっても、当該動画を視聴する視聴者を盛り上げて楽しませることができるコメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
第1の態様は、動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示制御部と、を備え、前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成するコメント表示装置である。
また、第2の態様は、前記動画データとメタデータの少なくとも一部が共通する他の動画データを抽出する関連動画抽出部を備え、前記コメント生成部は、前記動画データに対するコメントを、前記関連動画抽出部が抽出した前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントから生成する第1の態様に記載のコメント表示装置である。
また、第3の態様は、前記メタデータは、1又は複数の動画タグであって、前記関連動画抽出部は、前記動画データと共通する動画タグの個数が所定数以上である他の動画データを抽出する第2の態様に記載のコメント表示装置である。
また、第4の態様は、前記動画データ又は前記他の動画データの再生中に、前記視聴者より投稿されたコメントが表示される再生時間の代表値に基づいて、前記動画データの再生中に、前記コメント生成部が生成したコメントが表示される再生時間を特定する再生時間特定部を備え、前記コメント表示制御部は、前記コメント生成部が生成したコメントと、前記再生時間特定部が特定した当該コメントの再生時間と、を関連付けて、前記動画データを再生する端末装置に配信する第1から第3の何れかの態様に記載のコメント表示装置である。
また、第5の態様は、動画データを配信する動画データ配信装置と、第1から第4の何れかの態様に記載のコメント表示装置と、を備えるコメント表示システムである。
また、第6の態様は、動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に配信するコメント配信部と、を備え、前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成するコメント配信装置である。
また、第7の態様は、動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成ステップと、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記生成されたコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示ステップと、を有し、前記コメント生成ステップにおいて、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成するコメント表示方法である。
また、第8の態様は、コンピュータを、動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて前記動画データに対するコメントを新たに生成するコメント生成手段、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成手段が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示手段、として機能させ、前記コメント生成手段は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成するプログラムである。
上述のコメント表示装置、コメント配信装置、コメント表示システム、コメント表示方法及びプログラムによれば、コメント数が少ない動画であっても、当該動画を視聴する視聴者を盛り上げて楽しませることができる。
第1の実施形態に係るコメント表示システムの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係るコメント配信サーバの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る端末装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る端末装置による疑似コメントの生成方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る端末装置による効果を説明する図である。 第2の実施形態に係る端末装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る端末装置による疑似コメントの生成方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る端末装置による効果を説明する図である。 第3の実施形態に係る端末装置の構成を示す概略ブロック図である。 第3の実施形態に係る端末装置の処理内容を説明する図である。 第3の実施形態に係る端末装置による効果を説明する図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係るコメント表示システムについて詳しく説明する。
以下に説明するコメント表示システムは、端末装置を通じてある動画データを視聴する視聴者が、当該動画データの再生中に表示される多数の疑似コメント(後述)を、それが疑似コメントであることを認識した上で演出として楽しむことができる「コメント盛り上げモード」を提供するシステムである。
図1は、第1の実施形態に係るコメント表示システム1の構成を示す概略ブロック図である。
コメント表示システム1は、ウェブサーバ100と、動画配信サーバ200(動画データ配信装置)と、コメント配信サーバ300と、複数の端末装置500(コメント表示装置)とを備える。動画配信サーバ200、コメント配信サーバ300及び複数の端末装置500は、それぞれネットワークNを介して接続されている。
ウェブサーバ100は、端末装置500の利用者(動画データの視聴者)に動画データを提供するためのウェブページを提供する。またウェブサーバ100は、各動画データのメタデータを記憶する。本実施形態において動画データのメタデータは、当該動画データの分類を示す文字列(動画タグ)である。ウェブサーバ100が提供するウェブページには、動画データを取得するためのURL(Uniform Resource Locater)、当該動画データに対するコメントを取得するためのURL、コメントの入力候補を取得するためのURL、及び当該動画データのメタデータが含まれる。
動画配信サーバ200は、複数の動画データを記憶する。動画配信サーバ200は、端末装置500からの配信要求に応じて、動画データを要求元の端末装置500へ配信する。この配信は、例えば、ストリーミング配信によって行われる。
コメント配信サーバ300は、動画配信サーバ200が配信し端末装置500にて再生される動画データに対してその視聴者が投稿したコメントを当該端末装置500から受信する。以下、動画データに対してその視聴者から実際に投稿されたコメントを「正規コメント」と記載する。
コメント配信サーバ300は、受信した正規コメントを、動画データのID、当該コメントが投稿された時刻、当該コメントを表示させる再生時間、当該コメントを投稿した視聴者のユーザID、及び当該コメントの表示方法に関連付けて記憶する。コメント配信サーバ300は、動画データを再生する各端末装置500に向けて、当該動画データのIDに関連付けられて記憶された正規コメント(不特定多数の視聴者から過去に投稿された正規コメント)を配信する。
端末装置500は、ウェブサーバ100から提供されるウェブページを表示する。これにより、端末装置500は、現視聴者(現に動画データを視聴する視聴者の一人)から指定された動画データ(本動画データ)を、動画配信サーバ200から受信して再生する。また、端末装置500は、再生中の本動画データに重畳させて、コメント配信サーバ300から配信されるコメントであって当該本動画データに対して視聴者(上記現視聴者とは別の不特定多数の視聴者)より過去に投稿された正規コメントを受信して表示する。端末装置500は、例えばテレビ、PC、モバイル端末、ゲーム機などの情報処理装置によって実現される。
また、本実施形態に係る端末装置500は、当該端末装置500の利用者の指定によって現に再生されている動画データ(以下、「本動画データ」と記載する)に対するコメントを、本動画データに対して他の視聴者より投稿された正規コメントに基づいて新たに生成する機能を有する。以下、視聴者により正規に投稿されたコメントとは別に、端末装置500自身が本動画データに対して自動的に生成したコメントを「疑似コメント」と記載する。そして、後述するように、本実施形態に係る端末装置500は、本動画データに対して端末装置500自身により自動で生成された疑似コメントを、再生中の本動画データに重畳させて表示する。
図2Aは、第1の実施形態に係るコメント配信サーバ300の構成を示す概略ブロック図である。
コメント配信サーバ300は、通信部301、正規コメント記録部302及びコメント記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワークNを介してウェブサーバ100、動画配信サーバ200及び端末装置500と通信する。
具体的には、通信部301は、動画配信サーバ200が、端末装置500に向けて配信する動画データに対して、その視聴者が投稿する正規コメントを当該端末装置500から受信する。
また、通信部301は、コメント記憶部303を参照して、端末装置500にて再生中の動画データに対して他の視聴者より過去に投稿された正規コメントを当該端末装置500に向けて配信する。配信された正規コメントは、当該端末装置500において、再生中の動画データと共に表示される。
正規コメント記録部302は、端末装置500から受信した正規コメント(視聴者が本動画データに対して投稿したコメント)を、当該端末装置500が再生している本動画データのID、当該コメントが投稿された時刻、当該コメントを表示させる再生時間、当該コメントを投稿した視聴者のユーザID、及び当該コメントの表示方法に関連付けて、コメント記憶部303に記憶する。ここで、表示方法とは、例えば、コメントを表示する文字の大きさ、色、表示位置等を示す情報である。
コメント記憶部303は、正規コメント記録部302により、動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントが、当該動画データのID等に関連付けられて記憶される記憶領域である。ある動画データに対して投稿された正規コメントは、その動画データのIDに紐づいたコメント辞書として記録されている。
図2Bは、第1の実施形態に係る端末装置の構成を示す概略ブロック図である。
図2Bに示すように、端末装置500は、通信部501と、コメント生成部505と、再生時間特定部506と、コメント表示制御部507と、表示部508と、を備える。
通信部501は、ネットワークNを介してウェブサーバ100、動画配信サーバ200及びコメント配信サーバ300と通信する。
具体的には、通信部501は、端末装置500の利用者が、ウェブサーバ100が提供するウェブページを通じて指定する動画データを動画配信サーバ200から受信する。また、通信部501は、再生中の本動画データに対して他の視聴者により過去に投稿された正規コメントをコメント配信サーバ300から受信する。
更に、通信部501は、端末装置500の利用者(本動画データの視聴者)が、再生中の本動画データに対して投稿する正規コメントをコメント配信サーバ300に送信する。この正規コメントは、本動画データのID等と紐付けられてコメント配信サーバ300のコメント記憶部303に記憶、蓄積される。
コメント生成部505は、再生中の本動画データに対する疑似コメントを、当該本動画データに対して不特定多数の視聴者より過去に投稿された正規コメントに基づいて新たに生成する。具体的には、本実施形態に係るコメント生成部505は、端末装置500において再生中の本動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントをコメント配信サーバ300から受信して、その正規コメントのうち類似するものを特定し、当該類似する正規コメントで構成されるグループを生成する。そして、その類似するコメントのグループ別に、正規コメントを複製して疑似コメントとして新たに生成する。
なお、コメント生成部505は、更に類似コメント特定部505aを有しており、この処理に基づいて上記機能を実現する。
再生時間特定部506は、端末装置500において本動画データの再生中に、当該本動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントが表示される再生時間の代表値に基づいて、本動画データの再生中に、当該本動画データに対して生成された疑似コメントが表示される再生時間を特定する。ここで、「再生時間」とは、動画データの再生開始時刻を基準とした経過時間を示す値である。
コメント表示制御部507は、端末装置500が再生する本動画データの再生中に、通信部501を介して、コメント記憶部303に記憶された正規コメントのうち本動画データのIDに紐付けられた正規コメント及びその再生時間を受信して、当該正規コメントを表示部508に表示させる。また、コメント表示制御部507は、コメント生成部505が生成した疑似コメントを、再生時間特定部506が特定した再生時間に基づいて、表示部508に再生させる。
表示部508は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等である。
上記構成を有することで、本実施形態に係る端末装置500は、当該端末装置500が再生する動画データ(本動画データ)に対する疑似コメントを生成し、かつ、本動画データに対する正規コメントと共に、当該生成した疑似コメントを動画データに重畳して表示する。
なお、端末装置500による疑似コメントの生成は、本動画データの視聴開始時等に実行される。ここで、端末装置500がある動画データ(本動画データ)について疑似コメントを生成する動作について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る端末装置500による疑似コメントの生成方法を示すフローチャートである。
以下、図3に示すフローチャートを参照しながら、端末装置500が、本動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて、当該本動画データに対する疑似コメントを生成する処理フローについて説明する。
まず、図3に示す処理フローの開始前の段階において、コメント配信サーバ300の正規コメント記録部302は、各動画データを視聴する多数の視聴者より投稿された正規コメントを受信して、各動画データのID等と関連付けながらコメント記憶部303に記録している。したがって、図3に示す処理フローの開始時においては、コメント記憶部303には、動画配信サーバ200に記憶される複数の動画データの各々に対する正規コメント(当該動画データのIDに紐づいたコメント辞書)が記録されている。
まず、端末装置500の利用者(本動画データの視聴者)は、図示しない操作部(マウス、キーボード、タッチパネル等)を操作して、ウェブページ上において、視聴しようとする動画データ(本動画データ)を指定する。これにより、動画配信サーバ200から上記指定に応じた動画データが配信され、端末装置500にて再生される。
このとき、端末装置500のコメント生成部505は、通信部501を介して、上記利用者が指定した本動画データのIDに紐づいたコメント辞書をコメント配信サーバ300から受信して、その本動画データに対して複数の視聴者より過去に投稿された正規コメント及びその再生時間を取得する(ステップS101)。
次に、コメント生成部505の類似コメント特定部505aは、取得された正規コメント間の類似度を算出可能なパラメータを生成する(ステップS102)。例えば、類似コメント特定部505aは、各正規コメントを所定文字数(例えば、2文字)単位で分割し(N−Gram)、当該所定文字数の文字列とその出現数を示すベクトルを、類似度算出可能なパラメータとして生成する。
より具体的な例を挙げて説明すると、類似コメント特定部505aは、正規コメント「いやああああwwwwww」についてのベクトルとして、文字列「いや」が1回、文字列「やあ」が1回、文字列「ああ」が3回、文字列「あw」が1回、文字列「ww」が5回出現することを示すベクトルを生成する。これにより、例えば、ベクトル同士のコサイン類似度の算出によって、正規コメント間の類似度が算出される。なお、ベクトル間の類似度を算出する際、各文字列の出現数について、当該文字列の全出現頻度に対して単調減少するような重み付けをすることで、より適切に類似度を算出することができる(例えば、TF・IDF法)。具体的には、文字列「ww」や文字列「ああ」は、頻出であるため、他の文字列に対して相対的に重みが小さくなる。このような重み付けを用いて類似度を算出する場合、文字列「すげえwwwwwwwwwwwww」と「やめろwwwwwwwwwwwww」の類似度は、重み付けを行わない場合と比較して低くなる。他方、このような重み付けを用いて類似度を算出する場合、文字列「やめろwwwwwwwwwwwww」と「やめろw」の類似度は、重み付けを行わない場合と比較して高くなる。
次に、類似コメント特定部505aは、ステップS101で取得した本動画データに対する正規コメントから、類似する複数の正規コメントからなるグループ(類似コメントグループ)を生成する(ステップS103)。例えば、類似コメント特定部505aは、ベクトルのコサイン類似度が所定の閾値(例えば0.9)以上となる正規コメントの組み合わせを、類似する正規コメントの組み合わせとして抽出し、類似する複数の正規コメントからなる類似コメントグループを生成する。このとき、類似コメント特定部505aは、類似する2つの正規コメントの再生時間が所定時間(例えば、4秒)以上離れており、かつ、当該2つの正規コメントの間に他の類似する正規コメントが無い場合、当該2つの正規コメントを別のグループに属するものとして扱う。これにより、類似コメント特定部505aは、同じ文字列からなる正規コメントであってそれぞれ別の時間に集中して出現する正規コメント(例えば、歌詞の1番と2番など)を、別個のグループとして取り扱うことができる。また、類似コメント特定部505aは、類似コメントグループごとにユニークなIDを付与する。
次に、コメント生成部505は、生成した類似コメントグループに属する正規コメントのうちのいずれかを疑似コメントとして抽出する(ステップS104)。例えば、コメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する複数の正規コメントのうち、そのコサイン類似度の平均値が最も高いものを抽出してもよいし、一の類似コメントグループに属する複数の正規コメントの中から無作為に抽出してもよい。
また、コメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する正規コメントのうちの一つを、二つ以上の新たな疑似コメントとして抽出してもよい。さらに、コメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する異なる複数の正規コメントのそれぞれを、一つ又は二つ以上の新たな疑似コメントとして抽出してもよい。
次に、再生時間特定部506は、一の類似コメントグループに属する正規コメントが本動画データの再生中に表示される再生時間の代表値(具体的には、例えば、平均値及び分散値)に基づいて、ステップS104で抽出した疑似コメントの再生時間を特定する(ステップS105)。
なお、ステップS104にて複数の疑似コメントを抽出する場合、再生時間特定部506は、当該複数の疑似コメントごとに再生時間を特定する。この場合、再生時間特定部506は、疑似コメントごとの再生時間がある程度ばらつくように、異なる複数の再生時間を特定してもよい。例えば、再生時間特定部506は、ある類似コメントグループに属する正規コメントについての再生時間の平均値及び分散値と、当該類似コメントグループから抽出された複数の疑似コメントについての再生時間の平均値及び分散値と、が一致するような条件下でばらつくように複数の異なる再生時間を特定する。
このようにすることで、動画データの再生時間に対する正規コメントの表示頻度分布と、当該正規コメントに類似する疑似コメントの表示頻度分布と、が一致するため、動画データの進行に対し違和感のないコメントを自動で生成することができる。例えば、狭い再生時間帯においてある類似の正規コメントが集中して投稿されていた場合、当該正規コメントに類似する複数の疑似コメントは、同じ再生時間帯に集中するように表示される。また、動画データの広い再生時間帯に渡ってある正規コメントが分散して投稿されていた場合、当該正規コメントに類似する複数の疑似コメントは、当該正規コメントと同じように、広い再生時間帯に渡って分散するように表示される。
そして、コメント表示制御部507は、コメント生成部505が生成した疑似コメントを、再生時間特定部506が特定した当該疑似コメントの再生時間に基づいて、表示部508上に表示させる(ステップS106)。
これにより、コメント表示制御部507は、表示部508に、当該本動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントとともに、当該本動画データに対してコメント生成部505が生成した疑似コメントを本動画データに重畳させて表示させることができる。
図4は、第1の実施形態に係る端末装置500による効果を説明する図である。
図4(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。図4(a)に示す本動画データには、当該本動画データに対し視聴者より投稿された正規コメントのみが重畳して表示されている。しかし、本動画データは、投稿されて間もないために投稿数が少なく、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図4(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図4(b)に示す本動画データには、図4(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データに対し投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。これにより、本動画データは投稿されて間もないにも関わらず、コメントが多く表示されるので、現視聴者がその動画データのコメント表示機能による面白みを享受することができるとともに、当該視聴者に対し新たなコメントの投稿の意欲を湧き立たせることができる。
以上、第1の実施形態に係るコメント表示システムによれば、コメント数が少ない動画であっても、コメントを適切に割り増して表示するので、当該動画を視聴する視聴者を盛り上げて楽しませることができる。
なお、上述した、動画データの再生中に疑似コメントを生成して表示させる機能(コメント盛り上げモード)の起動時において、コメント表示制御部507は、自動生成された疑似コメントについては色枠(または、これに準ずる符号等であって疑似コメントであることを識別可能なもの)を付けて表示させるようにしてもよい。このようにすることで、端末装置500の利用者(本動画データの視聴者)は、正規に投稿された正規コメントと、正規コメントではない疑似コメントと、を識別しながら動画データの視聴を楽しむことができる。
また、端末装置500は、動画データの再生中に疑似コメントを生成して表示させる機能(コメント盛り上げモード)を起動するか否かを、その利用者の操作に基づいて選択可能とするモード切替部を備えていてもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係るコメント表示システム1について詳しく説明する。
第1の実施形態に係る端末装置500は、割増の対象とする動画データ(本動画データ)に対し、既に投稿された本動画データに対する正規コメントのみに基づいて疑似コメントを生成していた。一方、本実施形態に係る端末装置500は、本動画データと異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて疑似コメントを生成する。
なお、第2の実施形態に係るコメント表示システム1の概略ブロック図は、第1の実施形態(図1)と同等である。
図5は、第2の実施形態に係る端末装置500の構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、本実施形態に係る端末装置500は、更に、関連動画抽出部504を備えている。
関連動画抽出部504は、動画配信サーバ200に記録されている動画データの中から、端末装置500が再生する動画データ(本動画データ)に関連する他の動画データ(以下、「関連動画データ」と記載する)を抽出する。
また、本実施形態に係るコメント生成部505は、本動画データに対する疑似コメントを、当該本動画の関連動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントに基づいて新たに生成する。具体的には、コメント生成部505は、関連動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、本動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一又は類似するコメントを、本動画データに対する疑似コメントとして新たに生成する。なお、コメント生成部505は、本実施形態に係る類似コメント特定部505aの処理により上記機能を実現する。
また、本実施形態に係る再生時間特定部506は、関連動画データの再生中に、各々に対して視聴者より投稿された正規コメントが表示される再生時間の代表値に基づいて、本動画データの再生中に、当該本動画データに対して生成された疑似コメントが表示される再生時間を特定する。
上記構成を有することで、本実施形態に係る端末装置500は、当該端末装置500が再生する本動画データに対する疑似コメントを、当該本動画データとは異なる他の動画データ(関連動画データ)に対して既に投稿された正規コメントに基づいて生成する。より具体的には、本実施形態に係る端末装置500は、関連動画データに対して投稿された正規コメントのうち本動画データに対して投稿された正規コメントに類似するものを抽出して生成する。
図6は、第2の実施形態に係る端末装置500による疑似コメントの生成方法を示すフローチャートである。
以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、端末装置500が、関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて、本動画データに対する疑似コメントを生成する処理フローについて説明する。なお、図6に示す処理フローの開始時においては、第1の実施形態の場合(図3)と同様に、コメント配信サーバ300のコメント記憶部303には、動画配信サーバ200に記憶される複数の動画データの各々に対する正規コメントが記録されているものとする。
まず、関連動画抽出部504は、通信部501を介してウェブサーバ100から、端末装置500の利用者(本動画データの視聴者)が選択した本動画データに関連付けられた動画タグを取得する(ステップS201)。
次に、関連動画抽出部504は、本動画データと共通する動画タグが所定数(例えば、2つ)以上存在する動画データを、関連動画データとして抽出し、その動画データのIDを取得する(ステップS202)。
ここで、動画タグとは、動画の特徴を示すメタデータである。そのため、複数の動画タグが共通する動画データ同士は、強い関連性を有することが推定される。なお、本実施形態においては、計算量の増大を防ぎつつ適切にコメントを抽出するため、関連動画抽出部504は、関連動画データとして10個の動画データを抽出する。関連動画データの候補が10個以上存在する場合、関連動画抽出部504は、人気の高い上位10個の動画データを関連動画データとして抽出する。人気の高い動画データとは、例えば、再生数が多い動画データ、お気に入りの登録数が多い動画データ、コメント数が多い動画データなどが挙げられる。
次に、コメント生成部505は、通信部501を介して、10個の関連動画データのIDのそれぞれに紐づいた10個のコメント辞書を参照して、その関連動画データに対して視聴者より投稿された正規コメント及びその再生時間を取得する(ステップS203)。
次に、コメント生成部505の類似コメント特定部505aは、ステップS203で取得した10個の関連動画データに対する正規コメント全てに対し、当該正規コメント間の類似度を算出可能なパラメータを生成する(ステップS204)。なお、コメント生成部505によるこの処理は、第1の実施形態と同等であってよい。
次に、類似コメント特定部505aは、ステップS203で取得した10個の関連動画データの各々に対する正規コメントから、類似する複数の正規コメントからなる類似コメントグループを生成する(ステップS205)。
次に、コメント生成部505は、生成した類似コメントグループのうち、本動画データに対して投稿された正規コメントが含まれている類似コメントグループを参照し、当該類似コメントグループに属する正規コメントのうちのいずれかを疑似コメントとして抽出する(ステップS206)。なお、コメント生成部505が疑似コメントを生成する処理は、第1の実施形態と同等であってよい。
また、本実施形態に係るコメント生成部505は、一の類似コメントグループに属する正規コメントのうち、本動画データにはなく関連動画データのみに投稿された正規コメントを優先的に抽出してもよい。ここで、本動画データに投稿された正規コメントと全く同一のコメントが自動生成されて複数表示された場合、場合によっては現視聴者に不自然な印象を与えてしまう場合が想定される。しかし、関連動画データのみに投稿された正規コメントを優先的に抽出することで、コメント生成部505は、本動画データに投稿された正規コメントと類似ではあるが同一ではないコメントを生成するため、現視聴者に対し、より自然な印象を与えることができる。
次に、再生時間特定部506は、一の類似コメントグループに属する正規コメントの各々が各関連動画データの再生中に表示される再生時間の平均値及び分散値に基づいて、ステップS206で抽出した疑似コメントの再生時間を特定する(ステップS207)。なお、再生時間特定部506によるこの処理は、第1の実施形態と同等であってよい。
そして、コメント表示制御部507は、コメント生成部505が生成した疑似コメントを、再生時間特定部506が特定した当該疑似コメントの再生時間に基づいて、表示部508上に表示させる(ステップS208)。
図7は、第2の実施形態に係る端末装置500による効果を説明する図である。
図7(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。本動画データは投稿されて間もないため、図7(a)に示すように、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図7(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図7(b)に示す本動画データには、図7(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントA、Bが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データ及び当該本動画データに関連する関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。この本動画データには、まず、本動画データに対して投稿された正規コメントと同一の文字列からなる疑似コメントAが新たに表示されている。そして、本動画データには、更に、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するが同一ではない疑似コメントBも新たに表示されている(図7(b)参照)。これにより、本動画データ自身に対しては投稿されていないが本動画データに投稿されたコメントと類似のコメント(関連動画データに対して投稿されたコメント)が新たに表示される。したがって、本動画データに対して投稿されたコメントがわずかであっても、疑似コメントのバリエーションが増し、現視聴者に自然な印象を与えることができる。
以上、第2の実施形態に係るコメント表示システムによれば、コメント数が少ない動画であっても、コメントを一層適切に割り増して表示することができるので、当該動画を視聴する現視聴者を盛り上げて楽しませることができる。
なお、第2の実施形態に係る端末装置500は、あくまで本動画データに対して投稿された正規コメントを基準として、これに類似するコメントを新たに生成するものとしていた。しかし、他の実施形態に係るコメント表示システム1によっては、この態様に限定されない。
例えば、本実施形態の変形例に係る端末装置500は、本動画データに対して正規コメントが投稿されたか否かに関わらず、適切なコメントを自動生成してもよい。
具体的には、本変形例に係る類似コメント特定部505aは、まず、ステップS205(図6)において、本動画データの複数(例えば、10個)の関連動画データについて、類似コメントグループを生成する(第2の実施形態と同等)。そして、コメント生成部505は、生成した類似コメントグループのうち、その類似コメントグループを構成する正規コメントが10個全ての関連動画データに渡って投稿されている類似コメントグループを特定する。
このような類似コメントグループに属する正規コメントは、動画データの内容に関わらず、再生時間のみに強く依存して投稿されるコメントである可能性が高い。具体的には、「うぽつ」のように、動画の再生開始直後に投稿が集中するコメント、または、「88888」(拍手の意味)のように、動画の終了直前に投稿が集中するコメント等である。また、同一の楽曲が再生される複数の動画データ間では、その楽曲の歌詞に基づく同一又は類似のコメントが、同一の再生時間帯に集中し得る。
即ち、10個の関連動画データの全てにおいて、各関連動画データの再生時間に対する表示頻度分布が共通する正規コメントは、本動画データに未だ投稿されていなくとも、今後同じような表示頻度分布に従って投稿される可能性が高い。
そこで、本変形例に係るコメント生成部505は、上記特定された類似コメントグループに属する正規コメントのうちの一つ又は複数を、疑似コメントとして抽出する。このようにすることで、端末装置500は、再生中の本動画データ自身に対しては投稿されていないが、その特定の再生時間帯において投稿される可能性が高いコメント(上記「うぽつ」、「88888」等)が新たに表示される。したがって、本動画データに対して一切コメントが投稿されていない段階であっても疑似コメントが適切に表示されるので、現視聴者に対し、あたかも多数のコメントが投稿されているように見せることができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態に係るコメント表示システム1について詳しく説明する。
上述の第2の実施形態に係る端末装置500は、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するコメントを、異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントから抽出することで疑似コメントを生成するものとした。一方、本実施形態に係る端末装置500は、異なる他の動画データに対して投稿された正規コメントから、本動画データに対して投稿された正規コメントと類似するコメントだけでなく、当該本動画データに対して投稿された正規コメントに共起される正規コメントを抽出する。
なお、第3の実施形態に係るコメント表示システム1の概略ブロック図は、第1の実施形態(図1)と同等である。
図8は、第3の実施形態に係る端末装置500の構成を示す概略ブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係る端末装置500のコメント生成部505は、第2の実施形態に加え、更に、共起コメント特定部505bを備えている。
共起コメント特定部505bは、本動画データに投稿された正規コメントから共起されるコメントを、本動画データの関連動画データに対して投稿された正規コメントから特定する。
上記構成を有することで、本実施形態に係る端末装置500は、当該端末装置500が再生する本動画データに対する疑似コメントを、当該本動画データとは異なる他の動画データ(関連動画データ)に対して既に投稿された正規コメントに基づいて生成する。より具体的には、本実施形態に係る端末装置500は、関連動画データに対して投稿された正規コメントのうち本動画データに対して投稿された正規コメントに類似するものに“共起”されるコメントを抽出して生成する。
図9は、第3の実施形態に係る端末装置500の処理内容を説明する図である。
なお、本実施形態に係る端末装置500による処理フローは、第2の実施形態(図6)と同等であるため、端末装置500の処理フローについては、図6及び図9を参照しながら説明する。
まず、ステップS205(図6)にて、類似コメント特定部505aは、ステップS202で抽出された複数の関連動画データ(関連動画データα1、α2、・・・とする)のそれぞれに対して投稿された正規コメントごとに類似コメントグループを生成する。このとき、具体的には、図9に示すように、類似コメント特定部505aは、関連動画データα1に対して投稿された正規コメントのみからなる複数の類似コメントグループを生成する(図9上)。同様に、類似コメント特定部505aは、他の関連動画データα2、α3、・・・ごとに、その関連動画データα1に対して投稿された正規コメントのみで構成される類似コメントグループを生成する(図9下)。なお、図9には、関連動画データα1、α2のみについて記載している。
次に、ステップS206(図6)にて、共起コメント特定部505bは、ステップS205で生成された関連動画データα1、α2、・・・ごとに生成された各類似コメントグループ(図9参照)に対し、次の手順を実施して互いに共起するコメントの組を特定する。
まず、共起コメント特定部505bは、ある関連動画データα1に対して投稿された正規コメントで構成される複数の類似コメントグループのうち、任意の異なる二つの類似コメントグループ(例えば、類似コメントグループX1、X2)を特定する(図9参照)。
次に、他の関連動画データα2に対して投稿された正規コメントで構成される類似コメントグループの中に、上記二つの類似コメントグループX1、X2が共に含まれているか否かを判定する。図9に示す例によれば、関連動画データα2に対して投稿された正規コメントの中においても、共通の類似コメントグループX1、X2が生成されている。
同じく、共起コメント特定部505bは、他の動画データα3、α4、・・・(図示せず)のそれぞれについて、同じ類似コメントグループX1、X2が共に含まれているか否かを判定する。そして、共起コメント特定部505bは、類似コメントグループX1、X2の両方が含まれている関連動画データα1、α2、・・・の数が所定数(例えば、5個)以上あった場合は、類似コメントグループX1に属する正規コメントと、類似コメントグループX2に属する正規コメントとは、互いに共起するコメントと判断し、二つの類似コメントグループX1、X2を互いに関連付ける処理を行う。
次に、ステップS206にて、コメント生成部505は、本動画データに対して投稿された正規コメントが含まれている類似コメントグループを参照し、当該類似コメントグループと共起する関係にある他の類似コメントグループに属する正規コメントのうちのいずれかを疑似コメントとして抽出する。
ここで、共起しやすいコメントを特定する理由について説明する。
共起しやすいコメントの例としては、動画データがライブ映像やプロモーションビデオなど、楽曲を主とするものである場合における、当該楽曲の歌詞や合いの手(コールや掛け声)等のコメントが挙げられる。例えば、ある楽曲の動画データにおいて、ある再生時間にコメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」が出現し、他の再生時間にコメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が出現する。この場合、コメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」とコメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が互いに共起する関係にあるといえる。
つまり、当該楽曲を含む動画データに対するコメントとしてコメント「(』゜Д゜)』<フワ↑フワ↑」が含まれる場合、コメント「(』゜Д゜)』 L・O・V・E」が、当該コメントの有無に関わらず、自動的に表示されるコメントとして相応しいことが分かる。
即ち、上述のようにすることで、コメント生成部505は、本動画データに対しては未だ投稿されていないが今後投稿される可能性の高いコメントとして、当該本動画データに対して投稿された正規コメントから共起される正規コメントを抽出する。
図10は、第3の実施形態に係る端末装置500による効果を説明する図である。
図10(a)は、端末装置500の機能に基づかない場合における本動画データの再生中の様子を示している。本動画データは投稿されて間もないため、図10(a)に示すように、再生中に表示されるコメント数が少ない。
一方、図10(b)は、端末装置500の上記機能によってコメントが自動生成された場合における本動画データの再生中の様子を示している。図10(b)に示す本動画データには、図10(a)で表示されていた正規コメントに加え、更に、自動生成された疑似コメントA、B、Cが表示されている。これは、コメント生成部505が本動画データ及び当該本動画データに関連する関連動画データに対して投稿された正規コメントに基づいて新たに生成したものである。この本動画データには、第2の実施形態と同様に疑似コメントA、Bが表示されている。さらに、この本動画データには、本動画データに投稿された正規コメントと共起するコメントである疑似コメントCも表示されている。例えば、図10(b)に示す例では、本動画データに投稿された「ねこ」という正規コメントと共起するコメント「ニャー」、「にゃあ」等が新たに表示される。
これにより、本動画データ自身に対しては投稿されておらず、なおかつ、本動画データに投稿されたコメントとは類似しないコメントも新たに表示される。したがって、本動画データに対して投稿されたコメントがわずかであっても、疑似コメントのバリエーションが一層増し、現視聴者により自然な印象を与えることができる。
以上、第3の実施形態に係るコメント表示システムによれば、コメント数が少ない動画であっても、コメントを一層適切に割り増して表示することができるので、当該動画を視聴する現視聴者を盛り上げて楽しませることができる。
<その他の実施形態>
上述の第1〜第3の各実施形態(及び変形例)に係る端末装置500は、更に、以下のような機能を有していてもよい。
例えば、端末装置500は、自動生成する疑似コメントの数を調整する所定の設定パラメータ(コメント割増度P)に基づいて、本動画データに対して自動で生成する疑似コメントの数を決定してもよい。この場合、コメント生成部505は、例えば、ステップS104(又はステップS206)にて、二つ以上の新たな疑似コメントを抽出する際に、コメント割増度Pに比例する数だけ生成するものとしてもよい。このようにすることで、コメント配信サーバ300の管理者は、コメント割増度Pを調整することで、例えば動画データごとに、自動生成されるコメントの数を調整することができる。
さらに、コメント生成部505は、上述のコメント割増度Pを、動画データがアップロードされた時刻から時間が経過するにしたがって、或いは、当該動画データに対する正規コメントが増加するにしたがって、徐々に減少させるように制御してもよい。このようにすることで、アップロード当初に多く表示されていた疑似コメントが、視聴者による投稿数に応じて徐々に消えていくので、本来の動画データと同じ状態に導いていくことができる。
また、本実施形態では、端末装置500が、2つ以上の動画タグが共通する動画データを類似動画データとして特定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態では、端末装置500が、3つの動画タグが共通する動画データを類似動画データとして特定しても良い。また、他の実施形態では、端末装置500が、動画タグ以外のメタデータを用いて類似動画データを特定しても良い。具体的には、端末装置500は、動画説明やタイトルなどをメタデータとして類似動画データを特定しても良い。また、他の実施形態では、端末装置500が動画データを解析し、入力候補の抽出対象の動画データと同一の楽曲を用いている他の動画データや、類似する画像を含む他の動画データを、類似動画データとして特定しても良い。
また、第1、第2の実施形態では、端末装置500が本動画データ又は関連動画データに対する正規コメントを疑似コメントとして抽出する場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態では、コメント生成部505が本動画データ等に対する正規コメントの一部を入力候補として抽出しても良い。例えば、「w」という文字は、他の語句の末尾に付されることで、笑っていることを表現する際に用いられることがある。また「w」という文字の個数の多さは、笑いの度合いを表現している。つまり、「w」という文字は、他の文言と共にコメントに含まれ、また当該文字の数はコメントごとに異なる。そこで、他の実施形態に係る、コメント生成部505は、このような文字や文字列を疑似コメントとして抽出しても良い。具体的には、コメント生成部505は、取得したコメントを形態素解析し、形態素解析により取得された各形態素を入力候補として抽出しても良い。この場合、コメント生成部505は、既知の単語を入力候補として抽出することができる。また他の実施形態では、コメント生成部505は、各コメントから文字列を複数の異なる文字数ごとに切り出し(N−Gram)、当該文字列の出現数と文字数とに基づいて入力候補を抽出しても良い。例えば、コメント生成部505は、出現数と文字数とに対して単調増加するパラメータを算出し、当該パラメータの値が所定値より大きい文字または文字列を、入力候補として抽出する。この場合、コメント生成部505は、既知の単語のみならず熟語及び未知の単語についても入力候補として抽出することができる。
また、上述の各実施形態では、コメント生成部505は、N−Gram解析によりコメントの類似度を算出する場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態では、コメント生成部505は、形態素解析によって抽出された形態素に基づいて生成されるベクトルを用いて類似度を算出しても良い。また他の実施形態では、コメント生成部505は、コメント間のレーベンシュタイン距離によって類似度を算出しても良い。
また、上述の各実施形態において、端末装置500は、更に、コメント生成部505が生成したコメントの表示方法を特定する表示方法特定部を備えていてもよい。この表示方法特定部は、コメント生成部505が抽出した疑似コメントについての表示方法を特定する。具体的には、表示方法特定部は、抽出した疑似コメントについての文字の大きさ、文字の色、表示位置等が適度にばらつくように、疑似コメントごとに変更してもよい。
また、上述の各実施形態において、端末装置500は、コメント生成部505、再生時間特定部506及びコメント表示制御部507を備え、コメント配信サーバ300に蓄積された正規コメントを参照しながら内部で疑似コメントを生成する態様として説明した。しかし、当該コメント生成部505、再生時間特定部506及びコメント表示制御部507は、端末装置500に具備される態様には限定されない。例えば、コメント生成部505、再生時間特定部506及びコメント表示制御部507のそれぞれが有する機能を、コメント配信サーバ300(コメント配信装置)自身が具備する態様であってもよい。
この場合、コメント生成部505は、コメント配信サーバ300のコメント記憶部303に蓄積された、動画データ毎の正規コメントに基づいて、当該動画データのIDに紐付けながら疑似コメントを生成する。
また、この場合、コメント表示制御部507は、ある動画データに対して視聴者より投稿された正規コメントと、上記コメント生成部505が当該動画データに対して生成した疑似コメントとを、当該動画データを再生する端末装置500に配信するコメント配信部として機能する。
また、コメント表示システム1は、コメント配信サーバ300がコメント生成部505、再生時間特定部506、コメント表示制御部507の少なくとも何れか一つを具備し、端末装置500がコメント生成部505、再生時間特定部506、コメント表示制御部507の少なくとも何れか一つを具備する態様をもって実現されてもよい。
図11は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータ900の構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述の端末装置500は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902に確保する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース904を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークNを介してコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1…コメント表示システム 100…ウェブサーバ 200…動画配信サーバ(動画配信装置) 300…コメント配信サーバ(コメント配信装置) 301…通信部 302…投稿コメント記録部 303…コメント記憶部 500…端末装置(コメント表示装置) 501…通信部 504…関連動画抽出部 505…コメント生成部 505a…類似コメント特定部 505b…共起コメント特定部 506…再生時間特定部 507…コメント表示制御部 508…表示部 900…コンピュータ 901…CPU 902…主記憶装置 903…補助記憶装置 904…インタフェース N…ネットワーク

Claims (8)

  1. 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、
    前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示制御部と、
    を備え
    前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
    コメント表示装置。
  2. 前記動画データとメタデータの少なくとも一部が共通する他の動画データを抽出する関連動画抽出部を備え、
    前記コメント生成部は、前記動画データに対するコメントを、前記関連動画抽出部が抽出した前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントから生成する
    請求項1に記載のコメント表示装置。
  3. 前記メタデータは、1又は複数の動画タグであって、
    前記関連動画抽出部は、前記動画データと共通する動画タグの個数が所定数以上である他の動画データを抽出する
    請求項2に記載のコメント表示装置。
  4. 前記動画データ又は前記他の動画データの再生中に、前記視聴者より投稿されたコメントが表示される再生時間の代表値に基づいて、前記動画データの再生中に、前記コメント生成部が生成したコメントが表示される再生時間を特定する再生時間特定部を備え、
    前記コメント表示制御部は、前記コメント生成部が生成したコメントと、前記再生時間特定部が特定した当該コメントの再生時間と、を関連付けて、前記動画データを再生する端末装置に配信する
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のコメント表示装置。
  5. 動画データを配信する動画データ配信装置と、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のコメント表示装置と、
    を備えるコメント表示システム。
  6. 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成部と、
    前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成部が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に配信するコメント配信部と、
    を備え
    前記コメント生成部は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
    コメント配信装置。
  7. 動画データに対するコメントを、当該動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて新たに生成するコメント生成ステップと、
    前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記生成されたコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示ステップと、
    を有し、
    前記コメント生成ステップにおいて、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
    コメント表示方法。
  8. コンピュータを、
    動画データ又は当該動画データと異なる他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントに基づいて前記動画データに対するコメントを新たに生成するコメント生成手段、
    前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと、前記コメント生成手段が生成したコメントとを、前記動画データを再生する端末装置に表示させるコメント表示手段、
    として機能させ
    前記コメント生成手段は、前記他の動画データに対して視聴者より投稿されたコメントのうち、少なくとも、前記動画データに対して視聴者より投稿されたコメントと同一のコメント、類似するコメント及び共起するコメントのうちのいずれか一つを、前記動画データに対するコメントとして新たに生成する
    プログラム。
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