JP5919017B2 - 導光ユニット - Google Patents
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Description
光源からの距離などに応じて、導光板内部で光の拡散の濃度分布を変化させたり、光を出射面に向けて散乱させる凹凸部の深さ、形状、密度等を変えたりすることで、より均一な輝度分布を得ることができる(例えば特許文献1参照)。
前記底面部のうちの前記複数の第1の反射面に対して、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が90°である前記複数の反射溝を形成した、構成とすることもできる。
前記入光部において前記円錐状の窪みを中心として形成した前記複数の反射溝は、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が60〜90°の範囲である、構成とすることもできる。
図1〜図3に、本発明の導光ユニットを示す。この導光ユニット10は、光源12を配置する入光部13と、光を出射する出射面14と、入光部13から入射された光を出射面14に向けて反射する第1の反射部16とを有する導光板11を備えている。
図示例の場合、第1の反射部16は、導光板11の出射面14とは反対側である底面部15に設けられている。また、入光部13は、導光板11の底面部15の中央部に設けられ、第1の反射部16は、入光部13の周囲に設けられている。
ここで、入射角は、界面の法線に対する角度であり、臨界角は、界面の法線に対する屈折角が90°となるときの入射角である。
光Lが入光部13を中心とする放射状に進行する場合、上述したように、反射溝Gは、底面部15に沿って、入光部13を中心とする放射状に形成されているので、反射溝Gの長手方向は、光Lの伝播する向きに沿った方向となる。図5(a)は、光Lが反射面Pの任意の点Oに反射しようとする状況を示す。図5(a)の線A−Bは、反射溝Gの長手方向に平行で、かつ、点Oを含む直線を示す。点Aは入光部13に近い側を示し、点Bは入光部13から遠い側を示す。
光Lが入光部13を中心とする放射状に進行する場合、光Lの伝播する向きが、反射溝Gを設けない場合の反射面P′に垂直な面内に含まれるようになる確率が最も高い。
なお、z=180°−2θvであることについて補足する。図10(b)上で、角度zの中心と点R1と点R2が成す三角形の内角の和は180°であり、そのうち、点R1を頂点とする内角の大きさは2φ、点R2を頂点とする内角の大きさは180°−2xである。後述するようにx=90°+φ−θvであるから、z=180°−2φ−(180°−2x)=2x−2φ=180°−2θvである。
入光部13において円錐状の窪み13bを中心として複数の反射溝13gを形成する場合、その溝底Vを中心としたV字状の断面の両側面Pの開き角度θvが60〜90°の範囲であることが好ましい。
例えば、図10に示す、反射溝Gの長手方向に垂直な断面視で、入射方向L0と反射面P1の法線N1が該断面上に成す角度をφとすると、この角度φの大きさは、その定義より、90°未満である。図中、入射方向をL0、1回目の反射位置をR1、1回目の反射方向をL1、2回目の反射位置をR2、2回目の反射方向をL2、3回目の反射位置をR3、3回目の反射方向をL3とする。
なお、図10に基づく議論では、正反射において、反射光の方向は、入射光の方向と反射面の法線を含む面(入射面)内にあり、入射角と反射角は等しい、という法則を利用する。反射溝Gの長手方向に垂直な断面は、必ずしも入射面に一致しないが、反射溝Gの2つの反射面に垂直である。各反射面は断面視で直線に投影され、反射面の法線は、反射面を断面視した線に垂直である。よって、このような断面視において、入射方向と反射面の法線が成す角度(必ずしも入射角に一致しない)は、反射方向と反射面の法線が成す角度(必ずしも反射角に一致しない)に等しい。
また、開き角度θvが90°未満であれば、角度φが開き角度θvより小さい場合であっても、図10(b)のように、xがθvより大きければ、L2は反射面P1に近づく方向に反射するので、反射面P2の点R2で反射した後、反射面P1上の点R3で、3回目の反射を起こすことができる。点R3は、点R1よりも溝底Vに近い位置にあるが、点R1の位置と溝の深さの関係次第では、3回目の反射を起こさない場合もある。なお、幾何学的考察から、図10(b)においても、L0とP1が該断面上に成す角度yは90°−φに等しく、x+y+θvは三角形の内角の和である180°に等しいから、角度xは90°+φ−θvに等しい。よって、φ<θvなら、x<90°となる。L1からL2への反射は、点R2での正反射であるから、L2とP2が該断面上に成す角度は、L1とP2が該断面上に成す角度xに等しい。そこで、x=90°+φ−θvの際に、x>θvとなる条件を考察すると、φ>2θv−90°のとき、x>θvとなる。
特に図示はしないが、φ=θvのときは、x=90°となる。つまり、L1は反射面P2に垂直に入射することから、さらに点R2で正反射すると、再び点R1に戻って、反射面P1上で3回目の反射を起こすことができる。
円錐状の窪み13bの先端の開き角度θ3は、光源12から該窪み13bの内面に当たった光が、漏斗状の窪み14bまたは第1の反射部16に向かって分散して伝播するように設定することが好ましい。
なお、「入射面を含む面との距離」とは、入射面13aを含む面から反射部までの距離(入射面13aが十分に広い平面である場合には、入射面13aから反射部までの距離に等しい。)を、入射面13aに垂直な方向で定義したものである。入射面13aが曲面である場合には、入射面13aのうち光源12に対向する近傍部に接する平面を基準とすることができる。
本形態例の場合、第1の反射部16における複数の第1の反射面17a,17b,17c,17d,17eは、外部の空気との界面となっており、特に別途の反射膜を設けなくても所望の反射率を得ることができる。
第1の反射面の間の面18a,18b,18c,18dは、図1に示す例では入射面13aに平行であるが、入射面13aに平行な面に対して傾斜したり、湾曲や屈曲等したりしても構わない。導光板11の厚さを抑制する観点では、図1に示すように、第1の反射面の間の面18a,18b,18c,18dが入射面13aに平行であると好ましい。
本形態例の場合、第2の反射部19における第2の反射面19aは、外部の空気との界面となっており、特に別途の反射膜を設けなくても所望の反射率を得ることができる。
本形態例では、出射面14の中心部は漏斗状の窪み14bとなっているが、ここを平坦面、凸面、凹面などとして、中心部における出射光L0が出射面14を透過するときの強度分布をさらに調整することもできる。
シボ形状を形成するための粗面化処理は、局所的にサンドブラスト、エッチング、型からの転写などによるシボ加工等を施すことで実施可能である。
光源の設置位置は、導光板の中心に限られるものではなく、中心から片寄った位置に光源を設置することも可能である。また、図9に示すように、半円状の導光板11Bの側面(直径を含む側面)に光源12を設けることもできる。
Claims (5)
- 光源を配置する入光部と、光を出射する出射面と、前記入光部から入射された光を前記出射面に向けて反射する第1の反射部とを有する導光板を備え、
前記入光部は、前記出射面とは反対側である、前記導光板の底面部に設けられ、
前記導光板は、前記底面部のうち前記入光部の周囲に前記第1の反射部を有し、
前記第1の反射部は、前記入光部の入射面に平行な方向に沿って前記光源から離れるほど前記入射面を含む面との距離が増大するように所定の間隔で階段状に設けた複数の第1の反射面を備え、前記複数の第1の反射面のそれぞれは、前記入射面に平行な方向に沿って前記光源から離れるほど前記入射面を含む面との距離が増大する斜面の形状を有し、前記複数の第1の反射面は、外部の空気との界面となっており、
前記導光板は、前記第1の反射部の少なくとも前記複数の第1の反射面および前記複数の第1の反射面の間の面において、V字状の断面の両側面が反射面である複数の反射溝を、前記出射面とは反対側である前記底面部に沿って、前記入光部を中心とする放射状に有し、
前記入光部は、前記光源に対向する中心部に円錐状の窪みを有し、その周囲には、V字状の断面の両側面が反射面である複数の反射溝を、前記円錐状の窪みを中心とする放射状に有し、
前記出射面は、前記入光部に対向する位置を中心として、前記入射面に平行な方向に沿って前記光源から離れるほど前記入射面を含む面との距離が連続的に増大する漏斗状の形状を有する第2の反射面を備えて、前記入光部から入射された光を反射する第2の反射部とを備え、
前記出射面は、前記光源に対向する中心部に漏斗状の窪みを有し、前記第2の反射部における前記第2の反射面は、前記光源に対向する位置から前記第2の反射部の外周縁まで、断面が屈曲または湾曲して連続している、一つの反射面であり、前記第2の反射面は、前記導光板と外部の空気との界面となっている、
導光ユニット。 - 前記底面部のうちの前記複数の第1の反射面に対して、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が80〜100°の範囲である前記複数の反射溝を形成した、
請求項1に記載の導光ユニット。 - 前記底面部のうちの前記複数の第1の反射面に対して、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が90°である前記複数の反射溝を形成した、
請求項1に記載の導光ユニット。 - 前記底面部のうちの前記複数の第1の反射面の間の面に対して、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が60〜90°の範囲である前記複数の反射溝を形成した、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光ユニット。 - 前記入光部において前記円錐状の窪みを中心として形成した前記複数の反射溝は、溝底を中心としたV字状の断面の両側面の開き角度が60〜90°の範囲である、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光ユニット。
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