JP5915497B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明はシート搬送装置に関する。
特許文献1に従来のシート搬送装置の例が開示されている。このシート搬送装置は、シートが搬送される搬送路を有する装置本体と、装置本体に開閉可能に支持されたカバーとを備える。カバーは、装置本体を上方から覆う閉鎖位置と、装置本体に対して上方に離間する開放位置との間で変位するものである。また、このシート搬送装置は、カバーに回転可能に支持された第1ローラと、カバーに回転可能に支持され、搬送路を挟んで第1ローラと対向する第2ローラとを備える。
このシート搬送装置では、第1ローラがシートを搬送路から装置本体の外側に排出する。この際、第1ローラと対向する第2ローラが第1ローラとともにシートをニップしながら、シートを排出するようになっている。
特開2010−52889号公報
しかし、上記特許文献1に開示されているシート搬送装置では、搬送路における第1ローラ及び第2ローラの近傍でシート詰まりが発生した場合において、カバーを開放位置に変位させると、第1ローラと第2ローラとがカバーとともに装置本体に対して上方に離間する。そうすると、その詰まったシートは、第1ローラと第2ローラとによりニップされたままとなる。このため、その詰まったシートを強い力で引き出さなければならず、また、シートが破れてしまう場合がある。その結果、このシート搬送装置では、その詰まったシートを取り除くことが難しいという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、搬送路における第1ローラ及び第2ローラの近傍でシート詰まりが発生した場合に、詰まったシートを容易に取り除くことができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置は、装置本体と、
前記装置本体に開閉可能に支持され、前記装置本体を上方から覆う閉鎖位置と、前記装置本体に対して上方に離間する開放位置との間で変位するカバーと、
前記カバーに回転可能に支持され、シートを前記シートが搬送される搬送路から前記装置本体の外側に排出する第1ローラと、
前記装置本体に回転可能に支持され、前記カバーが前記閉鎖位置にある状態において前記搬送路を挟んで前記第1ローラと対向する第2ローラとを備えることを特徴とする。
本発明のシート搬送装置では、搬送路における第1ローラ及び第2ローラの近傍でシート詰まりが発生した場合に、カバーを開放位置に変位させると、第1ローラがカバーとともに装置本体側の第2ローラに対して上方に離間するので、搬送路が開放される。その結果、このシート搬送装置では、その詰まったシートを取り除く際に第1ローラが邪魔にならない。また、このシート搬送装置では、カバーが開放位置に変位されると、第1ローラと第2ローラとの当接が解除される。このため、カバーを開放位置に変位させても詰まったシートが第1ローラと第2ローラとによりニップされたままとなる上記特許文献1に開示のシート搬送装置と比較して、その詰まったシートを容易に取り出すことができる。
したがって、本発明のシート搬送装置は、搬送路における第1ローラ及び第2ローラの近傍でシート詰まりが発生した場合に、詰まったシートを容易に取り除くことができる。
本発明のシート搬送装置は、駆動源から第1ローラに駆動力を伝達する駆動伝達部を備えることが望ましい。また、第2ローラは、第1ローラに対して従動回転するものであることが望ましい。この場合において、駆動伝達部は、装置本体に設けられた本体側伝達部と、カバーに設けられたカバー側伝達部とを有することが望ましい。そして、本体側伝達部とカバー側伝達部とは、カバーが閉鎖位置にある状態において、互いに連結することで駆動源からカバー側伝達部及び本体側伝達部を介して第1ローラに駆動力を伝達可能とすることが望ましい。また、本体側伝達部とカバー側伝達部とは、カバーが開放位置にある状態において、互いに離間することで駆動源から第1ローラへの駆動力の伝達を解除するものであることが望ましい。
この構成によれば、カバーが閉鎖位置にある状態において、カバー側伝達部と本体側伝達部とが互いに連結することで駆動源からカバー側伝達部及び本体側伝達部を介して第1ローラに駆動力を伝達可能とすることにより、第1ローラが回転し、第2ローラが従動回転できる。その一方、カバーが開放位置にある状態において、カバー側伝達部と本体側伝達部とが互いに離間することで駆動源から第1ローラへの駆動力の伝達を解除することにより、第1ローラが駆動源に対して独立して回転可能となる。このため、詰まったシートを取り除く際に第1ローラがブレーキになり難いので、詰まったシートを一層容易に取り除くことができる。
本体側伝達部は、カバーが閉鎖位置にある状態において、カバー側伝達部に連結される一方、カバーが開放位置にある状態において、カバー側伝達部から離間して装置本体の外部に露出する連結部を有することが望ましい。そして、本発明のシート搬送装置は、カバーと装置本体との間に設けられ、カバーの開閉動作に連動して変位し、カバーが開放位置にある状態において、連結部を覆う位置にある連動部材を有していることが望ましい。
この構成によれば、カバーが閉鎖位置にある状態において、連結部がカバー側伝達部に連結されることにより、駆動源から第1ローラに駆動力を伝達可能とする。その一方、カバーが開放位置にある状態において、連動部材が露出する連結部を覆うので、ユーザが連結部に触れることを防止できる。その結果、このシート搬送装置は、カバー開放時の安全性の向上を実現できる。
連動部材は、搬送路から排出されるシートの表面に直交する方向に延びるリンクアームを有していることが望ましい。この構成によれば、カバーが開放位置にある状態において、リンクアームは、装置本体に対して上方に離間したカバーから装置本体に向かって延びることになる。このため、連動部材は、装置本体側に設けられた連結部を確実に覆うことができる。
リンクアームは、シートの排出方向に直交する幅方向において連結部と重ならない位置にあることが望ましい。また、連動部材は、リンクアームから幅方向に向かって延びる連結部カバーを有することが望ましい。そして、連結部カバーは、カバーが開放位置にある状態において、連結部を覆う位置にあることが望ましい。この構成によれば、連結部カバーにより、ユーザが連結部に触れることを確実に防止できる。また、リンクアームが幅方向において連結部と重ならない位置にあることにより、連動部材を嵩張らないようにレイアウトすることが容易になる。
リンクアームは、連結部に対して幅方向の外側に位置することが望ましい。また、連結部カバーは、リンクアームから幅方向の内側に向かって延びていることが望ましい。この構成によれば、連動部材を装置本体の側面に沿わせ易くなるので、連動部材を嵩張らないようにレイアウトすることが一層容易になる。
連動部材は、カバーの開閉動作に連動して、連結部を覆う動作に加え、連結部を覆う動作とは別の動作をも行うリンク機構を兼ねていることが望ましい。この構成によれば、連結部を覆う動作とは別の動作を行うためのリンク機構を連動部材とは別に設ける場合と比較して、部品点数を削減できる。
本発明のシート搬送装置は、装置本体内に設けられ、搬送路の途中でシートに画像を形成する画像形成部を備えることが望ましい。そして、連動部材は、カバーの開閉動作に連動して、駆動源から画像形成部に駆動力を伝達するカップリングの連結又は離間を行うものであることが望ましい。この構成によれば、画像形成部に駆動力を伝達するカップリングの連結又は離間を行うためのリンク機構を連動部材とは別に設ける場合と比較して、部品点数を削減できる。また、カバーが開放位置にある状態において、連動部材がカップリングを離間させて、駆動源から画像形成部への駆動力の伝達を解除するので、画像形成部を構成する回転部材が駆動源に対して独立して回転可能となる。その結果、このシート搬送装置では、搬送路における画像形成部の周辺に詰まったシートも容易に取り除くことができる。
また、連動部材は、カバーの開閉動作に連動して、カバーを開放位置で保持するものであることが望ましい。この構成によれば、カバーを開放位置で保持するためのリンク機構を連動部材とは別に設ける場合と比較して、部品点数を削減できる。
本発明のシート搬送装置は、装置本体内に設けられ、搬送路の途中でシートの一方の面である画像形成面に画像を形成する画像形成部を備えることが望ましい。そして、第1ローラは、画像形成面とは反対側に位置するように設けられていることが望ましい。この構成によれば、駆動ローラである第1ローラは、シートの画像形成面とは反対側の面に当接しながらシートを排出する。このため、第1ローラがシートの画像形成面に当接しながらシートを排出する場合と比較して、画像形成面に形成された画像が乱れ難いので、形成される画像の品質を向上させることができる。
本発明のシート搬送装置は、装置本体内において画像形成部の下方に設けられ、シートを搬送路に送り出す給紙部を備えることが望ましい。そして、給紙部は、シートの排出方向とは反対方向である送出方向にシートを送り出すことが望ましい。さらに、搬送路は、給紙部から、画像形成部、第1ローラ及び第2ローラを通過して装置本体の外側に至る形状が送出方向から排出方向に変化するように屈曲する形状であることが望ましい。この場合、搬送路は、略C字形状となる。このため、このシート搬送装置は、例えば、給紙部がシートの排出方向と同一方向にシートを送り出すものであって、搬送路が排出方向と同一方向から、排出方向とは反対方向に変化するように屈曲した後、再び排出方向に変化するように屈曲する形状、すなわち略S字形状の搬送路を採用する場合と比較して、給紙から画像形成、及び排出までの時間を可及的に短縮できる。
本発明のシート搬送装置を具体化した一実施例の画像形成装置1の主に前方を示す斜視図である。 上記画像形成装置1の模式断面図である。 図2のA−A断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が閉鎖位置にある状態を主に示す図である。 図3のB−B断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が閉鎖位置にある状態を主に示す図である。 図4と同様の断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が開放位置に変位する途中の状態を主に示す図である。 図4と同様の断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が開放位置に変位する途中の状態を主に示す図である。 図4と同様の断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が開放位置にある状態を主に示す図である。 カバー7が閉鎖位置にある状態において、連動部材150の連結部カバー155と、連結部111との相対位置関係を主に示す部分斜視図である。 図3と同様の断面を示す部分模式断面図であって、カバー7が開放位置にある状態を主に示す図である。 カバー7が開放位置にある状態において、連動部材150の連結部カバー155と、連結部111との相対位置関係を主に示す部分斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像形成装置1は、本発明のシート搬送装置の具体的態様の一例である。図1では、開口部89及び開閉式トレイ82が設けられた側を装置の前側と規定し、開口部89及び開閉式トレイ82に向かった場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像形成装置1が備える各構成要素について説明する。
<全体構成>
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、装置本体8と、カバー7と、シート載置部80と、給紙部10と、画像形成部20と、定着部30と、排出駆動ローラ70Aと、排出従動ローラ70Bとを備える。排出駆動ローラ70Aは、本発明の「第1ローラ」の一例である。排出従動ローラ70Bは、本発明の「第2ローラ」の一例である。
図2に示すように、装置本体8は、前面8F側に対して、後面8R側が段状に高くされた略箱状体である。装置本体8の前面8Fにおける下側には、装置本体8の内外を連通させるように開口する開口部89が形成されている。
図3に示すように、装置本体8の内側には、左右一対の内側サイドフレーム6L、6R及び図示しないフレーム部材が設けられている。左右の内側サイドフレーム6L、6Rはそれぞれ、装置本体8の左右の側面に対して間隔を有して対向し、上下方向及び前後方向に略平板状に延びている。なお、本実施例において、「略平板状」とは、おおよそ平板状であることを意味し、凸部、凹部又はリブ等が形成されている場合を含む。「略垂直」及び「略水平」等も同様である。
左側の内側サイドフレーム6Lには、駆動源M1が組み付けられている。駆動源M1は、給紙部10、画像形成部20、定着部30及び排出駆動ローラ70A等に駆動力を供給するためのものである。
図1〜図3に示すように、カバー7は、装置本体8の上側に設けられている。図4に示すように、カバー7は、側面視した場合、後側からカバー7の前後方向略中央部に向けて略水平に延出している。カバー7は、カバー7の前後方向略中央部で下側に向けて斜め前側に屈曲している。カバー7は、カバー7の前後方向略中央部から前側に向けて降り傾斜するように延出している。カバー7は、以上のように、装置本体8の段付き形状に沿って、クランク状に屈曲している。カバー7の後端縁側は、装置本体8の後面8R側の上端縁に位置して左右方向を向く揺動軸心X1周りに揺動可能に支持されている。これにより、カバー7は、図4に示すように装置本体を上方から覆う位置から、図5及び図6に示すように揺動し、図7に示すように、装置本体8に対して上方に離間する位置に変位可能となっている。図4に示すカバー7の位置は、本発明の「閉鎖位置」の一例である。図7に示すカバー7の位置は、本発明の「開放位置」の一例である。
図2に示すように、カバー7において、装置本体8の前面8F側で延在する上面には、排出トレイ72が形成されている。また、カバー7には、補助トレイ72Aが設けられている。補助トレイ72Aは、図1に示すように、排出トレイ72に対して上方から覆い被さる状態と、図2に示すように、排出トレイ72に対して前方に展開する状態との間で変位可能にカバー7に支持されている。
図2に示すように、カバー7における排出トレイ72の後端縁側には、上方に向けて屈曲する立壁面7Wが形成されている。立壁面7Wの上方には、装置本体8の内外を連通させるように開口する排出口71が形成されている。
図2に示すように、シート載置部80は、装置本体8の底部に設けられている。シート載置部80は、開閉式トレイ82と、圧板81とを有する。
図1及び図2に示すように、開閉式トレイ82は、装置本体8の前面8Fにおける下端縁側に揺動可能に支持された略平板部材である。開閉式トレイ82は、図1に示すように、上下方向に起立した状態では、開口部89を閉鎖する。その一方、開閉式トレイ82は、図2に示すように、前方に向けて略水平に延在する状態では、開口部89を開放する。
圧板81は、装置本体8の底部において略水平に延在するように設けられた略平板部材である。圧板81は、その上面により、複数枚のシート99が積層状態で載置される載置面85を形成している。また、開放された状態の開閉式トレイ82も、その上方を向く面により、圧板81とともに載置面85を形成している。載置面85に載置されたシート99の上方を向く面は、後述する画像形成部20によってトナー像が転写される画像形成面99Aである。
圧板81の前端縁側は、装置本体8に揺動可能に支持されている。また、圧板81には、装置本体8の底部に設けられた図示しない変位機構が連結されている。この図示しない変位機構の動作により、図2に圧板81を実線と二点鎖線とで示すように、圧板81の傾斜角度を変更可能となっている。
装置本体8は、載置面85に載置されたシート99が搬送される搬送路P1を有する。搬送路P1は、シート載置部80の前端部側、すなわち、載置面85を形成する圧板81の前端縁側から、シート載置部80の後端部側に向けて延出する。搬送路P1は、装置本体8の後面8R側において、上方に向きを変えて略垂直に延出する。搬送路P1は、カバー7の下側で前方に向きを変えて排出口71に向けて延出し、排出トレイ72に至る。要するに、搬送路P1は、装置本体8の前面8F側から後面8R側に向かう方向(後述する「送出方向」)から、後面8R側から前面8F側に向かう方向(後述する「排出方向」)に変化するように上向きに屈曲する形状であり、略C字形状を描いている。
画像形成装置1は、搬送路P1に沿って、供給ローラ11、分離ローラ12、分離パッド13、搬送ローラ14A、従動ローラ14B、画像形成部20、定着部30、排出駆動ローラ70A及び排出従動ローラ70Bを備える。
給紙部10は、供給ローラ11、分離ローラ12、分離パッド13、搬送ローラ14A及び従動ローラ14Bにより構成されている。
供給ローラ11は、圧板81の後端縁に対して上方に位置している。載置面85に載置されるシート99の枚数に応じて上述した図示しない変位機構が動作して、圧板81の傾斜角度が増減することにより、最上層のシート99が供給ローラ11に当接するようになっている。
分離ローラ12及び分離パッド13は、供給ローラ11の後方であって、搬送路P1における上方に向きを変える部分に位置している。分離パッド13は、搬送路P1を挟んで分離ローラ12と対向し、分離ローラ12に向けて押圧されている。搬送ローラ14A及び従動ローラ14Bは、分離ローラ12の上方に位置している。従動ローラ14Bは、搬送路P1を挟んで搬送ローラ14Aと対向し、搬送ローラ14Aに対して従動回転するものである。
画像形成部20は、プロセスカートリッジ22と、スキャナ部29とを有する。
プロセスカートリッジ22は、搬送路P1の略垂直部分を内部に挿通させつつ、左右方向に延びる略箱状体である。プロセスカートリッジ22は、装置本体8の図示しないフレーム部材に組み付けられている。プロセスカートリッジ22の内部には、感光ドラム21、転写ローラ27、感光ドラム21にトナーを供給するトナー収容部24、及び感光ドラム21をコロナ放電により正帯電させる帯電器25等が設けられている。
感光ドラム21は、左右方向に延びる円筒体であり、搬送路P1の略垂直部分に対して前方から臨んでいる。転写ローラ27は、搬送路P1を挟んで感光ドラム21と対向している。感光ドラム21と転写ローラ27とは、搬送路P1の略垂直部分を搬送されるシート99をニップしながら同期回転する。帯電器25は、感光ドラム21に対して上方に離間した状態で、感光ドラム21と平行に左右方向に延びている。
スキャナ部29は、プロセスカートリッジ22の前方に位置している。スキャナ部29は、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されており、前方からレーザビームを感光ドラム21に向けて照射する。
定着部30は、搬送路P1の略垂直部分における感光ドラム21及び転写ローラ27より上方に位置している。定着部30は、搬送路P1に対して前方から臨む加熱ローラ31と、搬送路P1を挟んで加熱ローラ31と対向する加圧ローラ32とを有する。
排出駆動ローラ70A及び排出従動ローラ70Bは、搬送路P1の最下流側、すなわち、搬送路P1における前方に向きを変える部分に位置して、排出口71に臨んでいる。図3に示すように、搬送路P1は、その最下流側において、上側案内面7Pと、下側案内面8Pとを有する。上側案内面7P及び下側案内面8Pは、シート99を排出口71に案内するものである。上側案内面7Pは、カバー7側に設けられている。下側案内面8Pは、装置本体8側に設けられている。
排出駆動ローラ70Aは、排出口71から排出トレイ72に排出されるシート99の幅方向、すなわち、左右方向に延びる回転軸70Sに一体回転可能に固定されている。そして、回転軸70Sは、カバー7に設けられた排出駆動ローラ支持部7Tに回転可能に支持されている。このような構成により、図2に示すように、排出駆動ローラ70Aは、搬送路P1に対して上側(図3に示す上側案内面7P側)に位置して、搬送路P1を搬送されるシート99の画像形成面99Aとは反対側の面に当接可能となっている。排出駆動ローラ70Aは、後述する駆動伝達部100によって、駆動源M1から駆動力を伝達されることにより回転する。
図3に示すように、排出従動ローラ70Bは、装置本体8の図示しない内部フレームに設けられた排出従動ローラ支持部8Tに回転可能に支持されている。カバー7が閉鎖位置にある状態では、排出従動ローラ70Bは、排出駆動ローラ70Aに対して下方に位置している。そして、排出従動ローラ70Bは、図示しない付勢手段により、排出駆動ローラ70Aに向けて付勢されている。このような構成により、図2に示すように、排出従動ローラ70Bは、搬送路P1に対して下側(図3に示す下側案内面8P側)に位置して、搬送路P1を挟んで排出駆動ローラ70Aと対向する。そして、排出従動ローラ70Bは、排出駆動ローラ70Aに対して従動回転可能となっている。
<駆動伝達部>
図3に示すように、画像形成装置1は、駆動伝達部100を備える。駆動伝達部100は、装置本体8側の駆動源M1から、カバー7側の排出駆動ローラ70Aに駆動力を伝達するものである。
より詳しくは、駆動伝達部100は、装置本体8に設けられた本体側伝達部110と、カバー7に設けられたカバー側伝達部120とを有する。
本体側伝達部110は、ギヤ又はプーリ&ベルト等の周知の駆動力伝達部材が組み合わされてなる。本体側伝達部110は、左側の内側サイドフレーム6Lに支持されている。本体側伝達部110は、その一端側が駆動源M1に連結されている。本体側伝達部110は、その他端側、すなわち、駆動源M1から最も離れた側に、連結部111を有する。連結部111は、平歯車である。連結部111は、左側の内側サイドフレーム6Lの上端縁側から左方に突出する連結部支持軸111Sに回転可能に支持されている。
図8に示すように、内側サイドフレーム6Lには、連結部111の上方に位置する部位が切りかかれてなる切り欠き部6Cが形成されている。
図3に示すように、カバー側伝達部120は、回転軸70Sの左端部に一体回転可能に固定された平歯車である。カバー7が閉鎖位置にある状態では、カバー側伝達部120は、連結部111に対して上方から噛み合っている。なお、図8では、カバー側伝達部120の図示を省略しているが、カバー7が閉鎖位置にある状態では、カバー側伝達部120は、切り欠き6Cを介して、連結部111と噛み合っている。図2及び図4に示すように、本体側伝達部110の連結部111と、カバー側伝達部120とは、カバー7が閉鎖位置にある状態において、互いに噛み合うことで駆動源M1からカバー側伝達部120及び本体側伝達部110を介して排出駆動ローラ70Aに駆動力を伝達可能とする。
そして、図5〜図7に示すように、カバー7が揺動することにより、カバー7に支持されたカバー側伝達部120が本体側伝達部110に対して上方に離間する。そして、図7、図9及び図10に示すように、本体側伝達部110とカバー側伝達部120とは、カバー7が開放位置にある状態において、互いに離間することで噛み合わなくなる。この離間により、本体側伝達部110とカバー側伝達部120とは、駆動源M1から排出駆動ローラ70Aへの駆動力の伝達を解除する。
図10では、後述する連動部材150の連結部カバー155を図示しているが、仮に、画像形成装置1が連結部カバー155を有していない場合、連結部111は、カバー7が開放位置にある状態において、切り欠き部6Cを介して、装置本体8の外部に露出することになる。
<連動部材>
図3及び図4に示すように、画像形成装置1は、連動部材150を有している。連動部材150は、リンクアーム151と、連結部カバー155とを有している。
リンクアーム151は、左側の内側サイドフレーム6L、本体側伝達部110及びカバー側伝達部120よりも左側、すなわち、「幅方向の外側」に位置している。図3に示すように、リンクアーム151は、左右方向において連結部111と重ならない位置にある。そして、リンクアーム151は、図3に示すように、前方から見た場合、上下方向に細長く延びている。また、リンクアーム151は、図4に示すように、側面視した場合、その上下方向の中間部が前方に膨らむように屈曲している。
なお、本実施例では、シート99が排出口71から排出トレイ72に排出される排出方向は、後方から前方に向かう方向である。また、給紙部10がシート99を送り出す送出方向は、前方から後方に向かう方向、すなわち、排出方向とは反対方向である。また、搬送路P1から排出されるシート99の表面に直交する方向は、上下方向である。また、本実施例では、シート99の排出方向に直交する幅方向は、左右方向である。そして、本実施例において、「幅方向の内側」とは、両内側サイドフレーム6L、6Rに挟まれた装置本体8の中央部側を意味し、「幅方向の外側」とは、装置本体8の中央部に対して左右方向に離れる側を意味する。
図3及び図4に示すように、リンクアーム151の上端は、カバー7の左端縁側から下方に突出する係合部7Jの長穴7Kに連結されている。リンクアーム151の下端は、スライド機構131に連結されている。スライド機構131は、回転動作を直線方向の変位に変換する周知の変換機構である。
連結部カバー155は、リンクアーム151の上下方向の中間部に一体に形成されている。連結部カバー155は、平板形状をなして、リンクアーム151から右方に、すなわち、「幅方向の内側」に向かって延びている。図3に示すように、カバー8が閉鎖位置にある状態では、連結部カバー155は、左右方向において、連結部111の真下に位置している。
図3に示すように、スライド機構131は、左右方向を向く回動軸心X2周りに回動可能に左側の内側サイドフレーム6Lに支持されている。スライド機構131は、感光ドラム21の左方に位置している。スライド機構131と、感光ドラム21との間には、カップリング130A、130Bが設けられている。カップリング130Bは、感光ドラム21と一体回転可能とされている。カップリング130Aは、駆動源M1に連結されている。カップリング130Aの右端側は、カップリング130Bと左右方向で対カップリング130Aの左端側は、スライド機構131に連結されている。
図4に示すように、カバー7が閉鎖位置にある状態では、リンクアーム151及びスライド機構131が図4に示す状態にある。この場合、リンクアーム151の上端は、長穴7Kの上端側に位置している。また、図3に示すように、カップリング130A、130Bは連結されている。これにより、駆動源M1から、カップリング130A、130Bを介して、感光ドラム21に駆動力を伝達可能となっている。
その一方、図5〜図7に示すように、カバー7が開放位置まで揺動する場合、以下のようにして、連動部材150と、スライド機構131とが作用する。まず、図5に示すように、カバー7が途中まで揺動すると、リンクアーム151の上端に対して、長穴7Kが上方に移動し、長穴7Kの下端側とリンクアーム151の上端とが当接する。そして、図6及び図7に示すように、カバー7がさらに揺動すると、リンクアーム151の上端が長穴7Kの下端側により引き上げられる。そうすると、スライド機構131が回動軸心X2周りに回動して、カップリング130Aを左方に変位させる。そして、図7に示すように、カバー7が開放位置にある状態では、図3に示すように、カップリング130A、130Bが離間して、駆動源M1から感光ドラム21への駆動力の伝達が解除される。
また、図7に拡大して示すように、内側サイドフレーム6Lには、板バネ状の係合部6Fが設けられている。そして、カバー7が開放位置にある状態では、リンクアーム151の中間部に設けられた凸部151Fが係合部6Fに係合する。これにより、カバー7は、開放位置で保持される。
また、図5〜図7に示すように、カバー7の揺動に伴って、リンクアーム151が引き上げられると、連結部カバー155も、切り欠き部6Cを通過して、上方に変位する。その結果、図7、図9及び図10に示すように、カバー7が開放位置にある状態では、連結部カバー155は、連結部111を覆う位置にある。
<画像形成処理の動作>
画像形成装置1は、以下のようにして、載置面85に載置されたシート99に画像を形成する。すなわち、図示しない制御部の制御により、まず、給紙部10が稼働すると、図1に示すように、供給ローラ11は、載置面85に載置されたシート99を搬送路P1に送り出す。分離ローラ12及び分離パッド13は、送り出されるシート99を1枚ずつ分離する。搬送ローラ14A及び従動ローラ14Bは、分離されたシート99を画像形成部20に向けて搬送する。
そして、給紙部10によるシート99の搬送に伴って画像形成部20が稼働すると、感光ドラム21の表面は、その回転に伴って、帯電器25により一様に正帯電された後、スキャナ部29が照射するレーザービームにより露光される。これにより、スキャナ部29は、感光ドラム21の表面に、形成すべき画像に対応した静電潜像を形成する。次に、トナー収容部24から感光ドラム21の表面の静電潜像にトナーを供給する。これにより、感光ドラム21の表面には、静電潜像に対応するトナー像が担持される。そのトナー像は、搬送されるシート99の画像形成面99Aに感光ドラム21が当接しつつ回転し、転写ローラ27に印加された負の電圧が作用することにより、画像形成面99Aに転写される。
トナー像が転写されたシート99は、搬送路P1に沿ってさらに略垂直に搬送され、定着部30に到達する。そうすると、定着部30において、加熱ローラ31がシート99を加熱する。また、加圧ローラ32がシート99を加熱ローラ31に向けて押圧して、シート99を加圧する。これにより、定着部30は、トナー像をシート99に定着させる。その後、シート99は、駆動伝達部100によって駆動源M1から駆動力を伝達される排出駆動ローラ70Aは、シート99の画像形成面99Aとは反対側に位置して、シート99の画像形成面99Aとは反対側の面に当接しつつ回転する。また、排出従動ローラ70Bは、排出駆動ローラ70Aに対して従動回転する。その結果、排出駆動ローラ70Aと、排出従動ローラ70Bとにより、シート99が排出口71から排出トレイ72に向けて排出される。こうして、画像形成装置1は、シート99に対する画像形成処理を終了する。
<作用効果>
実施例の画像形成装置1では、搬送路P1における排出駆動ローラ70A及び排出従動ローラ70Bの近傍でシート99の詰まりが発生した場合に、以下のようにして、その詰まったシート99を取り除くことができる。
まず、図5〜図7に示すように、カバー7を揺動させる。そうすると、凸部151Fが係合部6Fに係合して、カバー7が図7に示す開放位置に保持される。
図7及び図9に示すように、カバー7が開放位置にある状態では、排出駆動ローラ70Aは、カバー7及び上側案内面7Pとともに、装置本体8側の排出従動ローラ70B及び下側案内面8Pに対して上方に離間する。その結果、搬送路P1が開放される。また、本体側伝達部110の連結部111と、カバー側伝達部120とは、カバー7が開放位置にある状態において、上下方向に互いに離間することで駆動源M1から排出駆動ローラ70Aへの駆動力の伝達を解除する。よって、排出駆動ローラ70Aは、駆動源M1に対して独立して回転可能となる。
その結果、この画像形成装置1では、その詰まったシート99を取り除く際に排出駆動ローラ70Aが邪魔にならない。また、この画像形成装置1では、カバーを開放位置に変位させると、排出駆動ローラ70Aと排出従動ローラ70Bとの当接が解除されるため、詰まったシート99を容易に取り出すことができる。
したがって、実施例の画像形成装置1は、搬送路P1における排出駆動ローラ70A及び排出従動ローラ70Bの近傍でシート99の詰まりが発生した場合に、詰まったシート99を容易に取り除くことができる。
また、この画像形成装置1では、カバー7が開放位置にある状態において、図10に示すように、切り欠き部6Cを介して露出する連結部111を連動部材150が上方から覆うので、ユーザが連結部111に触れることを防止できる。その結果、この画像形成装置1は、カバー7の開放時における安全性の向上を実現できる。
また、この画像形成装置1では、リンクアーム151は、搬送路P1から排出されるシート99の表面に直交する方向、すなわち、上下方向に細長くに延びている。この構成により、図7及び図9に示すように、カバー7が開放位置にある状態において、リンクアーム151は、装置本体8に対して上方に離間したカバー7から装置本体8に向かって延びることになる。このため、連動部材150は、装置本体8側に設けられた連結部111を確実に覆うことができる。
また、この画像形成装置1では、リンクアーム151は、連結部111に対して、左側、すなわち、幅方向の外側に位置している。また、連結部カバー155は、リンクアーム151から右側、すなわち、幅方向の内側に向かって延びている。この構成により、連動部材150を装置本体8の側面に沿わせ易くなる。このため、この画像形成装置1では、連動部材150を嵩張らないようにレイアウトすることが一層容易になる。
また、この画像形成装置1では、連動部材150は、カバー7の開閉動作に連動して、連結部111を覆う動作に加え、カップリング130A、130Bの連結又は離間を行うとともに、カバー7を開放位置で保持するものである。この構成により、この画像形成装置1では、連結部111を覆う動作とは別の動作を行うためのリンク機構を連動部材150とは別に設ける場合と比較して、部品点数を削減できる。また、カバー7が開放位置にある状態において、連動部材150がカップリング130A、130Bを離間させて、駆動源M1から感光ドラム21への駆動力の伝達を解除するので、感光ドラム21が駆動源M1に対して独立して回転可能となる。その結果、この画像形成装置1では、搬送路P1における感光ドラム21の周辺に詰まったシート99も容易に取り除くことができる。
また、この画像形成装置1では、排出駆動ローラ70Aは、搬送路P1を搬送されるシート99の画像形成面99Aとは反対側に位置するように設けられている。この構成により、駆動ローラである排出駆動ローラ70Aは、シート99の画像形成面99Aとは反対側の面、すなわち、トナー像が転写されていない面に当接しながらシート99を排出する。このため、仮に排出駆動ローラ70Aがシートの画像形成面99Aに当接しながらシート99を排出する場合と比較して、画像形成面99Aに形成された画像が乱れ難いので、形成される画像の品質を向上させることができる。
また、この画像形成装置1では、搬送路P1は、給紙部10から、画像形成部20、排出駆動ローラ70A及び排出従動ローラ70Bを通過して装置本体8の外側に至る形状がシート99の送出方向から、シート99の排出方向に変化するように上向きに屈曲する形状である。これにより、搬送路P1は、略C字形状を描いている。このため、この画像形成装置1は、例えば、給紙部がシートの排出方向と同一方向、すなわち、後方から前方に向かう方向にシートを送り出すものであって、搬送路が排出方向と同一方向から、排出方向とは反対方向に変化するように屈曲した後、再び排出方向に変化するように屈曲する形状、すなわち略S字形状の搬送路を採用する場合と比較して、給紙から画像形成、及び排出までの時間を可及的に短縮できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施例では、連結部111が平歯車であったが、この構成には限定されない。例えば、連結部は、カップリングであってもよい。
また、連動部材150は、カバー7の開閉動作に連動して、連結部111を覆う動作に限らず、例えば、定着部30の加熱ローラ31及び加圧ローラ32のニップをリリースする動作、又はカバー7を開放した際にスキャナ部29の露光用の光が目に入ったりしないようにスキャナ部29をシャッターで覆う動作等を行ってもよい。
本発明は例えば、画像形成装置、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…シート搬送装置(画像形成装置)、99…シート、P1…搬送路
8…装置本体、7…カバー、M1…駆動源、10…給紙部、20…画像形成部
70A…第1ローラ(排出駆動ローラ)、70B…第2ローラ(排出従動ローラ)
100…駆動伝達部、110…本体側伝達部、120…カバー側伝達部
111…連結部、150…連動部材、151…リンクアーム
155…連結部カバー、130A、130B…カップリング、99A…画像形成面

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に開閉可能に支持され、前記装置本体を上方から覆う閉鎖位置と、前記装置本体に対して上方に離間する開放位置との間で変位するカバーと、
    前記カバーに回転可能に支持され、シートを前記シートが搬送される搬送路から前記装置本体の外側に排出する第1ローラと、
    前記装置本体に回転可能に支持され、前記カバーが前記閉鎖位置にある状態において前記搬送路を挟んで前記第1ローラと対向する第2ローラと
    駆動源から前記第1ローラに駆動力を伝達する駆動伝達部とを備え、
    前記第2ローラは、前記第1ローラに対して従動回転するものであり、
    前記駆動伝達部は、前記装置本体に設けられた本体側伝達部と、前記カバーに設けられたカバー側伝達部とを有し、
    前記本体側伝達部と前記カバー側伝達部とは、前記カバーが前記閉鎖位置にある状態において、互いに連結することで前記駆動源から前記カバー側伝達部及び前記本体側伝達部を介して前記第1ローラに前記駆動力を伝達可能とし、
    前記本体側伝達部と前記カバー側伝達部とは、前記カバーが前記開放位置にある状態において、互いに離間することで前記駆動源から前記第1ローラへの前記駆動力の伝達を解除するものであり、
    前記本体側伝達部は、前記カバーが前記閉鎖位置にある状態において、前記カバー側伝達部に連結される一方、前記カバーが前記開放位置にある状態において、前記カバー側伝達部から離間して前記装置本体の外部に露出する連結部を有し、
    前記シート搬送装置は、前記カバーと前記装置本体との間に設けられ、前記カバーの開閉動作に連動して変位し、前記カバーが前記開放位置にある状態において、前記連結部を覆う位置にある連動部材を有していることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記連動部材は、前記搬送路から排出される前記シートの表面に直交する方向に延びるリンクアームを有している請求項記載のシート搬送装置。
  3. 前記リンクアームは、前記シートの排出方向に直交する幅方向において前記連結部と重ならない位置にあり、
    前記連動部材は、前記リンクアームから前記幅方向に向かって延びる連結部カバーを有し、
    前記連結部カバーは、前記カバーが前記開放位置にある状態において、前記連結部を覆う位置にある請求項記載のシート搬送装置。
  4. 前記リンクアームは、前記連結部に対して前記幅方向の外側に位置し、
    前記連結部カバーは、前記リンクアームから前記幅方向の内側に向かって延びている請求項記載のシート搬送装置。
  5. 前記連動部材は、前記カバーの前記開閉動作に連動して、前記連結部を覆う動作に加え、前記連結部を覆う動作とは別の動作をも行うリンク機構を兼ねている請求項乃至のいずれか1項記載のシート搬送装置。
  6. 前記装置本体内に設けられ、前記搬送路の途中で前記シートに画像を形成する画像形成部を備え、
    前記連動部材は、前記カバーの前記開閉動作に連動して、前記駆動源から前記画像形成部に駆動力を伝達するカップリングの連結又は離間を行うものである請求項記載のシート搬送装置。
  7. 前記連動部材は、前記カバーの前記開閉動作に連動して、前記カバーを前記開放位置で保持するものである請求項又は記載のシート搬送装置。
  8. 前記装置本体内に設けられ、前記搬送路の途中で前記シートの一方の面である画像形成面に画像を形成する画像形成部を備え、
    前記第1ローラは、前記画像形成面とは反対側に位置するように設けられている請求項乃至のいずれか1項記載のシート搬送装置。
  9. 前記装置本体内において前記画像形成部の下方に設けられ、前記シートを前記搬送路に送り出す給紙部を備え、
    前記給紙部は、前記シートの排出方向とは反対方向である送出方向に前記シートを送り出し、
    前記搬送路は、前記給紙部から、前記画像形成部、前記第1ローラ及び前記第2ローラを通過して前記装置本体の外側に至る形状が前記送出方向から前記排出方向に変化するように屈曲する形状である請求項記載のシート搬送装置。
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