JP5915314B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、通信装置に関する。
特許文献1には、有線インターフェイス及び無線インターフェイスを備える通信装置が開示されている。通信装置は、受信パケットに含まれるソースの物理アドレスと、物理アドレスに対応する有線インターフェイス又は無線インターフェイスの識別子と、を含む管理項目を登録する。通信装置は、送信パケットの目的地アドレスが管理項目に登録されている場合に、登録済みの識別子によって指示されたインターフェイスを通じて送信パケットを送信する。
特開2005−12817号公報
本明細書では、上記の特許文献1の技術とは異なる手法を利用して、通信を適切に実行し得る技術を提供する。
本明細書では、通信装置を開示する。通信装置は、第1の通信部と、第2の通信部と、判断部と、を備える。第1の通信部は、第1種のネットワークを利用して、通信を実行する。第1種のネットワークでは、通信装置のIPアドレスとして第1のIPアドレスが利用され、通信装置のサブネットマスクとして第1のサブネットマスクが利用される。第2の通信部は、第2種のネットワークを利用して、通信を実行する。第2種のネットワークでは、通信装置のIPアドレスとして第2のIPアドレスが利用され、通信装置のサブネットマスクとして第2のサブネットマスクが利用される。判断部は、通信装置が、特定デバイスのIPアドレスを用いて、特定デバイスに特定パケットを送信すべき場合に、第1のIPアドレスのうち、第1のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第1のネットワークアドレス値と、特定デバイスのIPアドレスのうち、第1のサブネットマスクを用いて特定される値である第1の特定値と、が一致するのか否かを判断し、第2のIPアドレスのうち、第2のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第2のネットワークアドレス値と、特定デバイスのIPアドレスのうち、第2のサブネットマスクを用いて特定される値である第2の特定値と、が一致するのか否かを判断する。第1の通信部は、第1のネットワークアドレス値と第1の特定値とが一致すると判断される第1の場合に、第1種のネットワークを利用して、特定パケットを送信する。第2の通信部は、第2のネットワークアドレス値と第2の特定値とが一致すると判断される第2の場合に、第2種のネットワークを利用して、特定パケットを送信する。
上記の構成によると、通信装置は、特定デバイスに特定パケットを送信すべき場合において、第1のネットワークアドレス値と第1の特定値とが一致すると判断される第1の場合には、第1種のネットワークを利用して特定パケットを送信し、第2のネットワークアドレス値と第2の特定値とが一致すると判断される第2の場合には、第2種のネットワークを利用して特定パケットを送信する。このために、通信装置は、適切なネットワークを利用して、特定パケットを特定デバイスに適切に送信し得る。従って、通信装置は、通信を適切に実行し得る。
なお、上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成の一例を示す。 送信処理のフローチャートを示す。 ケースAの動作例を示す。 ケースBの動作例を示す。 ケースCの動作例を示す。
(第1実施例)
(システムの構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタ10と、メールサーバ50と、DNS(Domain Name System)サーバ60と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ70と、携帯端末80と、を備える。プリンタ10は、各サーバ50、60、70、図示省略のPC等の周辺機器である。プリンタ10、メールサーバ50、DNSサーバ60、及び、DHCPサーバ70は、有線のLAN4を介して、相互に通信可能である。
プリンタ10と携帯端末80とは、それぞれ、Wi−Fi Directに従った無線通信機能を実行可能である。なお、以下では、Wi−Fi Directのことを「WFD」と呼び、WFDに従った接続のことを「WFD接続」と呼ぶ。WFDは、Wi−Fi Allianceによって策定された規格である。WFDは、Wi−Fi Allianceによって作成された「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。プリンタ10は、携帯端末80とのWFD接続を確立可能であり、これにより、無線のWFDネットワークが構築される。この結果、プリンタ10と携帯端末80とは、WFDネットワークを介して、相互に通信可能である。なお、本実施例では、プリンタ10と携帯端末80との間にWFD接続が確立されることを想定しているが、変形例では、プリンタ10と携帯端末80との間に通常のWi−Fiの無線接続(例えばIEEE802.11等に従った無線接続)が確立されてもよい。
本実施例では、プリンタ10、メールサーバ50、DNSサーバ60、及び、DHCPサーバ70が、例えば、特定の会社内に据え置きされている状況を想定している。即ち、特定の会社内では、プリンタ10、メールサーバ50、DNSサーバ60、及び、DHCPサーバ70を含むLAN4が構築される。これにより、例えば、メールサーバ50は、LAN4を利用して、プリンタ10に電子メールを転送することができる(即ち、プリンタ10は、電子メールを受信することができる)。
また、例えば、携帯端末80のユーザ(例えば特定の会社を訪問した者)は、携帯端末80とプリンタ10との間にWFD接続を一時的に確立することができる。即ち、携帯端末80のユーザは、携帯端末80とプリンタ10とを含むWFDネットワークを一時的に構築させることができる。これにより、例えば、携帯端末80は、WFDネットワークを利用して、プリンタ10に印刷データを送信することができる。
本実施例では、LAN4が定常的に構築されるべきネットワークであり、WFDネットワークが一時的に構築されるべきネットワークである状況を想定している。また、本実施例では、LAN4とWFDネットワークとの両方が同時的に構築されている。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、有線インターフェイス16(図1では「有線I/F」と表す)と、無線インターフェイス18(図1では「無線I/F」と表す)と、印刷実行部19と、制御部20と、を備える。なお、有線インターフェイス16と無線インターフェイス18とは、別体に構成されている。上記の各部12〜20は、バス線(符号省略)に接続されている。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作して、様々な指示をプリンタ10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。有線インターフェイス16は、LAN4に接続され、制御部20がLAN4を用いて通信を実行する際に利用されるインターフェイスである。無線インターフェイス18は、制御部20が無線通信を実行する際に利用されるインターフェイスである。制御部20は、無線インターフェイス18を利用して、WFDに従った無線通信機能を実行することができる。印刷実行部19は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部20からの指示に従って印刷を実行する。
制御部20は、CPU22とメモリ24とを備える。CPU22は、メモリ24に格納されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。メモリ24は、CPU22によって実行される上記のプログラムを格納したり、CPU22が処理を実行する過程で取得又は生成されるデータを格納したりする。CPU22が上記のプログラムに従って処理を実行することにより、第1の通信部30、第2の通信部32、及び、判断部34の各機能が実現される。
(メールサーバ50の構成)
メールサーバ50は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ機能と、POP3(Post Office Protocol version 3)サーバ機能と、を実行可能である。例えば、メールサーバ50は、プリンタ10から電子メールを受信して、当該電子メールをLAN4の外部のメールサーバに転送することができる(SMTPサーバ機能)。また、例えば、メールサーバ50は、LAN4の外部から電子メールを受信して、当該電子メールを格納することができる。そして、メールサーバ50は、プリンタ10からの要求に応じて、当該電子メールをプリンタ10に転送することができる(POP3サーバ機能)。
(DNSサーバ60の構成)
DNSサーバ60は、LAN4内の各機器(例えばメールサーバ50等)について、当該機器のドメイン名と、当該機器のIPアドレスと、を対応付けて格納する。これにより、例えば、DNSサーバ60は、プリンタ10から特定の機器のドメイン名を受信する場合に、当該ドメイン名に対応付けられている特定の機器のIPアドレスを特定して、特定の機器のIPアドレスをプリンタ10に送信することができる。即ち、プリンタ10は、特定の機器のドメイン名から特定の機器のIPアドレスを取得するために実行される名前解決のための通信を、DNSサーバ60との間で実行することができる。
(DHCPサーバ70の構成)
DHCPサーバ70は、LAN4内の各機器(プリンタ10、メールサーバ50、DNSサーバ60等)に、IPアドレスを割り当てる。なお、LAN4では、IPv4(Internet Protocol version 4)のIPアドレスが利用される。DHCPサーバ70は、LAN4で利用されるべきプリンタ10のIPアドレス(即ち、有線インターフェイス16を介した通信のための有線インターフェイス16のIPアドレス;以下では「有線用IPアドレス」と呼ぶ)を決定して、有線用IPアドレスをプリンタ10に割り当てる。
同様に、DHCPサーバ70は、メールサーバ50のIPアドレスをメールサーバ50に割り当てる。これにより、例えば、プリンタ10は、DHCPサーバ70から割り当てられた有線用IPアドレス(さらにはメールサーバ50のIPアドレス)を利用して、電子メールの通信をメールサーバ50と実行することができる。また、DHCPサーバ70は、DNSサーバ60のIPアドレスをDNSサーバ60に割り当てる。これにより、例えば、プリンタ10は、DHCPサーバ70から割り当てられた有線用IPアドレス(さらにはDNSサーバ60のIPアドレス)を利用して、名前解決のための通信を実行することができる。
なお、DHCPサーバ70は、さらに、LAN4で利用されるべきサブネットマスク(以下では「有線用サブネットマスク」と呼ぶ)を、LAN4内の各機器(プリンタ10、メールサーバ50、DNSサーバ60等)に割り当てる。LAN4内の各機器は、同じ有線用サブネットマスクを利用する。
(携帯端末80の構成)
携帯端末80は、可搬型の端末であり、例えば、スマートフォン、PDA端末、ノートPC、タブレットPC等を含む。携帯端末80は、WFDに従った無線通信機能を実行可能である。携帯端末80は、プリンタ10とのWFD接続を確立可能である。なお、変形例では、携帯端末80は、WFDに従った無線通信機能を実行不可能であってもよい。その場合、携帯端末80は、通常のWi−Fiの無線接続を実行可能であってもよい。
(WFD)
上述したように、プリンタ10と携帯端末80とは、それぞれ、WFDに従った無線通信機能を実行可能である。以下では、WFDに従った無線通信機能を実行可能な機器のことを「WFD対応機器」と呼び、また、WFDに従った無線通信機能を実行不可能な機器のことを「WFD非対応機器」と呼ぶ。WFDの規格では、WFD対応機器の状態としてGroup Owner状態(以下では「G/O状態」と呼ぶ)、クライアント状態、及び、デバイス状態の3つの状態が定義されている。WFD対応機器は、上記の3つの状態のうちの1つの状態で選択的に動作可能である。
G/O状態の機器とクライアント状態の機器とによって、1個のWFDネットワークが構成される。1個のWFDネットワークでは、G/O状態の機器が1個しか存在し得ないが、クライアント状態の機器が1個以上存在し得る。G/O状態の機器は、1個以上のクライアント状態の機器を管理する。具体的に言うと、G/O状態の機器は、1個以上のクライアント状態の機器のそれぞれの識別情報(即ちMACアドレス)が記述された管理リストを生成する。G/O状態の機器は、クライアント状態の機器がWFDネットワークに新たに参加すると、当該機器の識別情報を管理リストに追加し、クライアント状態の機器がWFDネットワークから離脱すると、当該機器の識別情報を管理リストから削除する。
G/O状態の機器は、管理リストに登録されている機器、即ち、クライアント状態の機器との間で、通信対象の対象データ(例えば、OSI参照モデルのネットワーク層の情報を含むデータ(印刷データ等))の無線通信を実行可能である。しかしながら、G/O状態の機器は、管理リストに登録されていない機器との間で、WFDネットワークに参加するためのデータ(例えば、ネットワーク層の情報を含まないデータ(Probe Request信号、Probe Response信号等の物理層のデータ))の無線通信を実行可能であるが、上記の対象データの無線通信を実行不可能である。例えば、G/O状態のプリンタ10は、管理リストに登録されている携帯端末80(即ち、クライアント状態の携帯端末80)から印刷データを無線で受信可能であるが、管理リストに登録されていない機器から印刷データを無線で受信不可能である。
また、G/O状態の機器は、複数個のクライアント状態の機器の間の対象データ(印刷データ等)の無線通信を中継可能である。例えば、クライアント状態の携帯端末80がクライアント状態の他のプリンタに印刷データを無線で送信すべき場合には、携帯端末80は、まず、印刷データをG/O状態のプリンタ10に無線で送信する。この場合、プリンタ10は、携帯端末80から印刷データを無線で受信して、上記の他のプリンタに印刷データを無線で送信する。即ち、G/O状態の機器は、無線ネットワークのAP(アクセスポイント)の機能を実行可能である。
G/O状態の機器は、さらに、クライアント状態の機器にIPアドレスを割り当てるDHCPサーバとして機能する。例えば、G/O状態のプリンタ10は、WFDネットワークで利用されるべきプリンタ10のIPアドレス(即ち、無線インターフェイス18を介した通信のための無線インターフェイス18のIPアドレス;以下では「無線用IPアドレス」と呼ぶ)を決定する。また、G/O状態のプリンタ10は、クライアント状態の携帯端末80のIPアドレスを決定して、携帯端末80に割り当てる。これにより、例えば、プリンタ10は、無線用IPアドレス(さらには、携帯端末80のIPアドレス)を利用して、各種の通信を携帯端末80と実行することができる。なお、WFDネットワークでも、IPv4のIPアドレスが利用される。さらに、G/O状態のプリンタ10は、WFDネットワークで利用されるべきサブネットマスク(以下では「無線用サブネットマスク」と呼ぶ)を、WFDネットワーク内の各機器(プリンタ10、携帯端末80)に割り当てる。WFDネットワーク内の各機器は、同じ無線用サブネットマスクを利用する。
なお、WFDネットワークに参加していないWFD対応機器(即ち、管理リストに登録されていない機器)は、デバイス状態の機器である。デバイス状態の機器は、WFDネットワークに参加するためのデータ(Probe Request信号、Probe Response信号等の物理層のデータ等)の無線通信を実行可能であるが、WFDネットワークを介して対象データ(印刷データ等)の無線通信を実行不可能である。
(送信処理(図2)を実行するための前提条件)
プリンタ10が後述の送信処理(図2)を実行するための前提条件として、プリンタ10と携帯端末80との間でWFD接続が確立している必要がある。また、プリンタ10のメモリ24が以下の各情報を格納している必要がある。
プリンタ10のメモリ24は、有線用IPアドレス、メールサーバ50のIPアドレス、DNSサーバ60のIPアドレス、及び、有線用サブネットマスク、を格納する。
上記の通り、有線用IPアドレス及び有線用サブネットマスクは、DHCPサーバ70によってプリンタ10に割り当てられる。メモリ24は、有線用IPアドレス及び有線用サブネットマスクを格納する。変形例では、有線用IPアドレス及び有線用サブネットマスクは、プリンタ10のユーザによってプリンタ10に付与されてもよい。
また、プリンタ10は、DNSサーバ60のIPアドレスを、DHCPサーバ70から取得する。即ち、DHCPサーバ70は、DNSサーバ60のIPアドレスをDNSサーバ60に割り当てると、LAN4内の各機器にDNSサーバ60に割り当てたIPアドレスを送信する。これにより、プリンタ10は、DNSサーバ60のIPアドレスを取得する。この結果、メモリ24は、DNSサーバ60のIPアドレスを格納する。
なお、メールサーバ50は、DHCPサーバ70からIPアドレスが割り当てられると、メールサーバ50のドメイン名と、メールサーバ50のIPアドレスと、をDNSサーバ60に送信する。この結果、DNSサーバ60は、メールサーバ50のドメイン名と、IPアドレスと、を対応付けて格納する。ユーザが、プリンタ10の操作部12を操作して、メールサーバ50のドメイン名を入力すると、プリンタ10は、メールサーバ50のドメイン名をDNSサーバ60に送信する。DNSサーバ60は、メールサーバ50のドメイン名に対応付けられているIPアドレスをプリンタ10に送信する。これにより、プリンタ10は、メールサーバ50のIPアドレスを取得する。この結果、メモリ24は、メールサーバ50のIPアドレスを格納する。なお、変形例では、メールサーバ50のIPアドレスは、ユーザによってプリンタ10に入力されて、メモリ24に格納されてもよい。
上記の通り、無線用IPアドレス及び無線用サブネットマスクは、G/O状態の機器(プリンタ10又は携帯端末80)によってプリンタ10に割り当てられる。例えば、プリンタ10がG/O状態であり、携帯端末80がクライアント状態である場合には、プリンタ10は、無線用IPアドレス及び無線用サブネットマスクを決定し、さらに、携帯端末80のIPアドレスを決定する。また、例えば、プリンタ10がクライアント状態であり、携帯端末80がG/O状態である場合には、携帯端末80は、無線用IPアドレス及び無線用サブネットマスクを決定し、さらに、携帯端末80のIPアドレスを決定する。プリンタ10と携帯端末80とは、WFD接続を確立する過程で、これらの情報(無線用IPアドレス、無線用サブネットマスク、及び、携帯端末80のIPアドレス)を通信する。これにより、メモリ24は、無線用IPアドレス、無線用サブネットマスク、及び、携帯端末80のIPアドレスを格納する。
(送信処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタ10の制御部20が実行する送信処理の内容を説明する。プリンタ10と特定デバイス(メールサーバ50、携帯端末80等)との間に通信セッションが確立されていない状況で、プリンタ10から特定デバイスに通信セッションを確立するための最初のパケット(以下では「特定パケット」と呼ぶ)が送信されるべき場合に、制御部20は、図2の送信処理を実行する。従って、図2の送信処理は、プリンタ10と特定デバイスとの間に通信セッションが確立されていない状況で開始される。なお、「通信セッション」とは、プリンタ10と特定デバイスとの間で目的のデータの送受信が必要になる状況で確立されるセッションである。従って、「通信セッションが確立されている状況」では、プリンタ10と特定デバイスとの間で、目的のデータの送受信が行われる可能性がある。また、通信セッションが確立されている状況で、目的のデータの送受信が行われる可能性がなくなったことを示す任意のパケットが送受信されたり、任意のタイミングが訪れたりする場合、通信セッションが閉じられる(通信セッションが消滅する)。この場合、「通信セッションが確立されていない状況」に移行する。
S10において、制御部20は、特定パケット送信指示が入力されることを監視する。ユーザは、プリンタ10の操作部12を操作して、特定パケット送信指示を入力することができる。例えば、ユーザは、電子メールの通信を実行する第1のアプリケーションを起動するための指示(即ち特定パケット送信指示)を、操作部12に入力することができる。また、例えば、ユーザは、携帯端末80とのデータの通信を実行する第2のアプリケーションを起動するための指示(即ち特定パケット送信指示)を、操作部12に入力することができる。制御部20は、特定パケット送信指示が入力されると、S10でYESと判断し、S12に進む。
S12では、判断部34は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、特定デバイスのIPアドレス(以下では「送信先IPアドレス」と呼ぶ)内の有線用マスク値と、を比較する。具体的に言うと、まず、判断部34は、メモリ24内から、有線用IPアドレスと、有線用サブネットマスクと、送信先IPアドレスと、を特定する。なお、判断部34は、特定パケット送信指示に応じた送信先IPアドレスを特定する。例えば、ユーザによって上記の第1のアプリケーションを起動するための指示が入力される場合には、判断部34は、メモリ24内から、メールサーバ50のIPアドレスを、送信先IPアドレスとして特定する。また、例えば、ユーザによって上記の第2のアプリケーションを起動するための指示が入力される場合には、判断部34は、メモリ24内から、携帯端末80のIPアドレスを、送信先IPアドレスとして特定する。
なお、制御部20は、送信先IPアドレスを特定しても、当該送信先IPアドレスを有する特定デバイスが、LAN4に存在しているのか、WFDネットワークに存在しているのか、を知ることができない。S12の段階では、プリンタ10と特定デバイスとの間に通信セッションが確立されていないからである。従って、判断部34は、以下の各処理を実行して、特定デバイスが存在しているネットワークを推測する。そして、通信部30、32は、当該ネットワークに対応するインターフェイスを介して、特定パケットを送信する。
判断部34は、有線用IPアドレスを、有線用サブネットマスクでマスクすることによって、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値を特定する。例えば、有線用IPアドレスが「192.168.0.2」であり、かつ、有線用サブネットマスクが「255.255.0.0」である場合には、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値は、「192.168」である。次いで、判断部34は、送信先IPアドレスを、有線用サブネットマスクでマスクすることによって、送信先アドレス内の有線用マスク値を特定する。例えば、送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり、かつ、有線用サブネットマスクが「255.255.0.0」である場合には、送信先IPアドレス内の有線用マスク値は、「192.168」である。S12では、判断部34は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、を比較する。
S12では、さらに、判断部34は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、を比較する。具体的に言うと、まず、判断部34は、メモリ24内から、無線用IPアドレスと、無線用サブネットマスクと、送信先IPアドレスと、を特定する。次いで、判断部34は、無線用IPアドレスを、無線用サブネットマスクでマスクすることによって、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値を特定する。例えば、無線用IPアドレスが「192.168.1.4」であり、かつ、無線用サブネットマスクが「255.255.255.0」である場合には、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値は、「192.168.1」である。次いで、判断部34は、送信先IPアドレスを、無線用サブネットマスクでマスクすることによって、送信先アドレス内の無線用マスク値を特定する。例えば、送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり、かつ、無線用サブネットマスクが「255.255.255.0」である場合には、送信先IPアドレス内の無線用マスク値は、「192.168.0」である。S12では、判断部34は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、を比較する。
次いで、S14では、判断部34は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致し、かつ、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致するか否か判断する。ここでYESの場合には、S16をスキップしてS18に進む。
一方、例えば、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致するが、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致しない場合には、判断部34は、S14でNOと判断する。また、例えば、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致するが、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致しない場合には、判断部34は、S14でNOと判断する。S14でNOの場合、S16に進む。なお、図示を省略しているが、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致せず、かつ、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致しない場合には、判断部34は、有線インターフェイス16と無線インターフェイス18とのいずれのインターフェイスを介しても、特定パケットを送信不可能であると判断し、送信処理が終了する。
S16では、判断部34は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致するか否かを判断する。有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致し、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致しない場合には、判断部34は、S16でYESと判断して、S18に進む。
一方、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値と、が一致し、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値と、が一致しない場合には、判断部34は、S16でNOと判断して、S20に進む。
S18では、第1の通信部30は、有線インターフェイス16を介して、特定デバイスに特定パケットを送信する。具体的に言うと、第1の通信部30は、S12で特定された特定デバイスのIPアドレス(即ち送信先IPアドレス)を送信先として、有線インターフェイス16を介して、LAN4を利用して、特定パケットを送信する。S18を終えると、送信処理が終了する。
S20では、第2の通信部32は、無線インターフェイス18を介して、特定デバイスに特定パケットを送信する。具体的に言うと、第2の通信部32は、S12で特定された特定デバイスのIPアドレス(即ち送信先IPアドレス)を送信先として、無線インターフェイス18を介して、WFDネットワークを利用して、特定パケットを送信する。S20を終えると、送信処理が終了する。
(特定パケット送信後の処理)
S18で第1の通信部30が特定パケットを特定デバイスに送信する場合に、特定デバイスがLAN4内のデバイス(メールサーバ50等)であれば、特定デバイスは、プリンタ10から特定パケットを受信する。この場合、特定デバイスは、特定パケットの受信を示す受信完了パケットをプリンタ10に送信する。第1の通信部30は、有線インターフェイス16を介して、受信完了パケットを受信する。制御部20は、特定パケットの送信後、所定期間内に受信完了パケットを受信する場合には、特定パケットの送信が成功した(正常)と判断する。一方、特定デバイスが携帯端末80等のWFDネットワーク内のデバイスであれば、特定デバイスは、第1の通信部30から特定パケットを受信しない。この場合、第1の通信部30は、特定デバイスから受信完了パケットを受信しない。従って、制御部20は、特定パケットの送信が成功しなかった(エラー)と判断する。
上記と同様に、S20で第2の通信部32が特定パケットを特定デバイスに送信する場合も、第2の通信部32が、特定デバイスから、無線インターフェイス18を介して、受信完了パケットを受信するか否かに応じて、制御部20は、特定パケットの送信が成功したか否か(正常又はエラー)を判断する。
特定パケットの送信が成功した(正常)と判断される場合、第1の通信部30(又は第2の通信部32)は、特定デバイスとの間で通信セッションを確立する。次いで、第1の通信部30(又は第2の通信部32)は、特定デバイスとの間で目的のデータを通信する。即ち、例えば、第1の通信部30は、メールサーバ50に電子メールを送信したり、メールサーバ50から電子メールを受信したりする。また、例えば、第2の通信部32は、携帯端末80から印刷データを受信する。一方、特定パケットの送信が失敗した(エラー)と判断される場合、制御部20は、エラー情報を表示部14に表示させる。
(具体例)
続いて、図3〜図5を参照して、ケースA〜ケースCのそれぞれについて説明する。なお、図3〜図5中、プリンタ10の有線用IPアドレス中の下線部分、プリンタ10の無線用IPアドレス中の下線部分は、それぞれ、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値を示す。
(ケースA;図3)
ケースAでは、プリンタ10の有線用IPアドレスが「192.168.0.2」であり、メールサーバ50のIPアドレスが「192.168.0.1」であり、プリンタ10の無線用IPアドレスが「192.169.0.2」であり、携帯端末80のIPアドレスが「192.169.0.1」である。有線用サブネットマスク、及び、無線用サブネットマスクは、どちらも、「255.255.0.0」である。ケースAでは、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.168」と、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.169」と、は異なる値である。
(ケースA1)
ケースA1は、ケースAの状況において、プリンタ10からメールサーバ50に特定パケットを送信する例である。この場合、プリンタ10は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.168」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.169」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.168」と、を比較する(図2のS12)。
有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.168」と、は一致する。一方、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.169」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.168」と、は一致しない(図2のS14でNO、S16でYES)。このため、プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して、特定パケットをメールサーバ50に送信する(図2のS18)。ケースA1では、メールサーバ50は、特定パケットを受信する。メールサーバ50は、プリンタ10に受信完了パケットを送信する。プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して受信完了パケットを受信する。プリンタ10は、特定パケットの送信が成功した(正常)と判断する。
(ケースA2)
ケースA2は、ケースAの状況において、プリンタ10から携帯端末80に特定パケットを送信する例である。この場合、プリンタ10は、ケースA1と同様に、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.169」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.169」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.169」と、を比較する(図2のS12)。
ケースA2では、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.169」と、は一致しない。一方、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.169」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.169」と、は一致する(図2のS14でNO、S16でNO)。このため、プリンタ10は、無線インターフェイス18を介して、特定パケットを携帯端末80に送信する(図2のS20)。ケースA2でも、携帯端末80は、特定パケットを受信する。プリンタ10は、携帯端末80から受信完了パケットを受信すると、特定パケットの送信が成功した(正常)と判断する。
上記の通り、プリンタ10は、メールサーバ50に特定パケットを送信すべき場合に、メールサーバ50に特定パケットを適切に送信することができる(ケースA1)。また、即ち、プリンタ10は、携帯端末80に特定パケットを送信すべき場合に、携帯端末80に特定パケットを適切に送信することができる(ケースA2)。また、プリンタ10は、プリンタ10とメールサーバ50(又は携帯端末80)との間で適切に通信セッションを確立し得る。
(ケースB;図4)
ケースBでは、有線用IPアドレスが「192.168.0.2」であり、メールサーバ50のIPアドレスが「192.168.0.1」であり、無線用IPアドレスが「192.168.0.4」であり、携帯端末80のIPアドレスが「192.168.0.3」である。有線用サブネットマスク、及び、無線用サブネットマスクは、どちらも、「255.255.0.0」である。ケースBでは、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.168」と、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.168」と、は同じ値である。上記の通り、DHCPサーバ70が、有線用IPアドレスを割り当て、G/O状態の機器(例えばプリンタ10)が、無線用IPアドレスを割り当てる。DHCPサーバ70とG/O状態の機器とが、異なるネットワークアドレス値を含むIPアドレスを割り当てるように協働して動作していないので、ケースBのように、有線用IPアドレスと無線用IPアドレスとが、同じネットワークアドレス値を含む事態が起こり得る。
(ケースB1)
ケースB1は、ケースBの状況において、プリンタ10からメールサーバ50に特定パケットを送信する例である。この場合、送信先IPアドレスは、メールサーバ50のIPアドレス「192.168.0.1」である。プリンタ10は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.168」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.168」と、を比較する(図2のS12)。
ケースB1では、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.168」と、が一致し、かつ、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.168」と、が一致する(図2のS14でYES)。このため、プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して、特定パケットをメールサーバ50に送信する(図2のS18)。ケースB1では、メールサーバ50は、特定パケットを受信する。プリンタ10は、メールサーバ50から受信完了パケットを受信すると、特定パケットの送信が成功した(正常)と判断する。
上記の通り、プリンタ10は、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値と有線用マスク値とが一致し、かつ、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値と無線用マスク値とが一致する場合には、LAN4を利用して、特定パケットを送信する。即ち、一時的に構築されるべきWFDネットワークより、定常的に構築されるべきLAN4を優先させて特定パケットを送信することができる。従って、プリンタ10は、メールサーバ50に特定パケットを送信すべき場合に、特定パケットをメールサーバ50に適切に送信することができる。
(ケースB2)
ケースB2は、ケースBの状況において、プリンタ10から携帯端末80に特定パケットを送信する例である。この場合、送信先IPアドレスは、携帯端末80のIPアドレス「192.168.0.3」である。プリンタ10は、ケースB1と同様に、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.168」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.168」と、を比較する(図2のS12)。
ケースB2でも、ケースB1と同様に、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.168」と、が一致し、かつ、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.168」と、が一致する(図2のS14でYES)。このため、プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して、特定パケットを携帯端末80に送信する(図2のS18)。しかしながら、携帯端末80は、プリンタ10とWFDネットワークを介しての通信が可能であり、かつ、プリンタ10とLAN4を介しての通信が不可能なので、特定パケットを受信できない。従って、ケースBプリンタ10は、携帯端末80から受信完了パケットを受信しない。プリンタ10は、特定パケットの送信が成功しなかった(エラー)と判断する。
(ケースC;図5)
ケースCでは、有線用IPアドレスが「192.168.0.2」であり、メールサーバ50のIPアドレスが「192.168.0.1」であり、無線用IPアドレスが「192.168.1.4」であり、携帯端末80のIPアドレスが「192.168.1.3」である。有線用サブネットマスクは、「255.255.0.0」であり、無線用サブネットマスクは、「255.255.255.0」である。ケースCでは、有線用サブネットマスクと、無線用サブネットマスクとが異なる。そのため、ケースCでは、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.168」と、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値「192.168.1」とは異なる値である。上記の通り、DHCPサーバ70が、有線用サブネットマスクを割り当て、G/O状態の機器(例えばプリンタ10)が、無線用サブネットマスクを割り当てる。DHCPサーバ70とG/O状態の機器とが、同じサブネットマスクを割り当てるように協働して動作していないので、ケースCのように、有線用サブネットマスクと、無線用サブネットマスクとが異なる事態が起こり得る。
(ケースC1)
ケースC1は、ケースCの状況において、プリンタ10からメールサーバ50に特定パケットを送信する例である。この場合、送信先IPアドレスは、メールサーバ50のIPアドレス「192.168.0.1」である。プリンタ10は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.168」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168.1」と、送信先IPアドレス(即ちメールサーバ50のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.168.0」と、を比較する(図2のS12)。
ケースC1では、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.168」と、が一致する。一方、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168.1」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.168.0」と、が一致しない(図2のS14でNO、S16でYES)。このため、プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して、特定パケットをメールサーバ50に送信する(図2のS18)。ケースC1では、メールサーバ50は、特定パケットを受信する。プリンタ10は、メールサーバ50から受信完了パケットを受信すると、特定パケットの送信が成功した(正常)と判断する。
(ケースC2)
ケースC2は、ケースCの状況において、プリンタ10から携帯端末80に特定パケットを送信する例である。この場合、送信先IPアドレスは、携帯端末80のIPアドレス「192.168.1.3」である。この場合、プリンタ10は、ケースC1と同様に、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の有線用マスク値「192.168」と、を比較する。さらに、プリンタ10は、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168.1」と、送信先IPアドレス(即ち携帯端末80のIPアドレス)内の無線用マスク値「192.168.1」と、を比較する(図2のS12)。
ケースC2では、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168」と、送信先IPアドレス内の有線用マスク値「192.168」と、が一致し、かつ、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値「192.168.1」と、送信先IPアドレス内の無線用マスク値「192.168.1」と、が一致する(図2のS14でYES)。このため、プリンタ10は、有線インターフェイス16を介して、特定パケットを携帯端末80に送信する(図2のS18)。しかしながら、携帯端末80は、プリンタ10とWFDネットワークを介しての通信が可能であり、かつ、プリンタ10とLAN4を介しての通信が不可能なので、特定パケットを受信できない。従って、プリンタ10は、携帯端末80から受信完了パケットを受信しない。プリンタ10は、特定パケットの送信が成功しなかった(エラー)と判断する。
(第1実施例の効果)
上記の通り、本実施例のプリンタ10は、有線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と送信先IPアドレス内の有線用マスク値とが一致するのか否かを判断し、無線用IPアドレス内のネットワークアドレス値と送信先IPアドレス内の無線用マスク値とが一致するのか否かを判断する(S12)。プリンタ10は、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値と有線用マスク値とが一致し、かつ、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値と無線用マスク値とが一致しない場合には(S16でYES)、LAN4を利用して、特定パケットを送信する(S18)。一方、プリンタ10は、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値と無線用マスク値とが一致し、かつ、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値と有線用マスク値とが一致しない場合には(S16でNO)、WFDネットワークを利用して、特定パケットを送信する(S20)。このために、プリンタ10は、特定デバイスに特定パケットを送信すべき場合に、適切なネットワークを利用して、特定パケットを特定デバイスに適切に送信できる。従って、プリンタ10は、通信を適切に実行できる。
(対応関係)
プリンタ10が「通信装置」の一例である。メールサーバ50及び携帯端末80が「特定デバイス」の一例である。LAN4、WFDネットワークが、それぞれ、「第1種のネットワーク」、「第2種のネットワーク」の一例である。有線用IPアドレス、無線用IPアドレスが、それぞれ、「第1のIPアドレス」、「第2のIPアドレス」の一例である。有線用サブネットマスク、無線用サブネットマスクが、それぞれ、「第1のサブネットマスク」、「第2のサブネットマスク」の一例である。有線用マスク値、無線用マスク値が、それぞれ、「第1の特定値」、「第2の特定値」の一例である。
送信先IPアドレスを有線用サブネットマスク(無線用サブネットマスク)でマスクすることが「特定のIPアドレスのうち、第1のサブネットマスク(第2のサブネットマスク)を用いて特定」することの一例である。図2のS16でYESの場合、S16でNOの場合、S14でYESの場合、が、それぞれ、「第1の場合」、「第2の場合」、「第3の場合」の一例である。有線インターフェイス16、無線インターフェイス18が、それぞれ、「第1のインターフェイス」、「第2のインターフェイス」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。第2実施例では、図2のS18で、第1の通信部30が、有線インターフェイス16を介して、特定デバイスに特定パケットを送信すると、S22に進む。S22では、制御部20は、特定パケットの送信が成功したか否かを判断する。
具体的には、S22では、制御部20は、特定パケットの送信後、所定期間内に、第1の通信部30が、受信完了パケットを受信したか否かを判断する。第1の通信部30が受信完了パケットを受信した場合、制御部20は、S22でYESと判断し(即ち正常と判断し)、送信処理を終了する。
一方、第1の通信部30が受信完了パケットを受信しない場合、制御部20は、S22でNOと判断し(即ちエラーと判断し)、S20に進む。S20では、第2の通信部32は、無線インターフェイス18を介して、特定デバイスに特定パケットを送信する。S20を終えると、送信処理が終了する。
図4のケースB2、及び、図5のケースC2では、プリンタ10が、有線インターフェイス16を介して、特定パケットを携帯端末80に送信すると(図2のS18)、プリンタ10は、プリンタ10は、特定パケットの送信が成功しなかった(エラー)と判断する(S22でNO)。本実施例では、この場合、プリンタ10は、無線インターフェイス18を介して、特定パケットを携帯端末80に送信する。この場合、携帯端末80は、特定パケットを受信する。
上記の通り、本実施例のプリンタ10は、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値と有線用マスク値とが一致し、かつ、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値と無線用マスク値とが一致する場合に(図2のS14でYES)、LAN4を利用して特定パケットを送信(S18)した結果、送信が成功しなかった場合(S22でNO)、WFDネットワークを利用して特定パケットを送信する(S20)。従って、本実施例のプリンタ10は、有線用IPアドレスのネットワークアドレス値と有線用マスク値とが一致し、かつ、無線用IPアドレスのネットワークアドレス値と無線用マスク値とが一致する場合において、特定パケットを特定デバイスに適切に送信し得る。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)第1の通信部30は、有線のLAN4に代えて、WFDネットワークとは異なる通常の無線通信ネットワーク(以下では「非WFDネットワーク」と呼ぶ)を利用して、通信を実行してもよい。この場合、第1の通信部30は、無線インターフェイス18を介して、非WFDネットワークを利用して、通信を実行し、さらに、第2の通信部32は、同じ無線インターフェイス18を介して、非WFDネットワークを利用して、通信を実行してもよい。この場合、無線インターフェイス18には、WFD接続で利用されるべき第1のMACアドレスと、非WFD接続で利用されるべき第2のMACアドレスと、の両方が割り当てられていてもよい。即ち、物理的には1個の無線インターフェイス18しか存在しないが、ソフトウェア的には2個の無線インターフェイスが存在していてもよい。本変形例では、非WFDネットワーク、WFDネットワークが、それぞれ、「第1種のネットワーク」、「第2種のネットワーク」の一例である。
第1種のネットワークは、実施例のように、有線ネットワークであってもよいし、本変形例のように、非WFDネットワークであってもよい。また、別の変形例では、第1種のネットワークは、WFDネットワークであってもよい。また、第2種のネットワークは、実施例のように、WFDネットワークであってもよい。また、別の変形例では、第2種のネットワークは、有線ネットワークであってもよいし、非WFDネットワークであってもよい。また、第1種のネットワークと第2種のネットワークは、どちらも、有線ネットワークであってもよい(ただし、異なる有線ネットワーク)。同様に、第1種のネットワークと第2種のネットワークは、どちらも、無線ネットワーク(例えば、非WFDネットワーク。ただし、異なる無線ネットワーク)であってもよい。
(変形例2)「特定パケット」は、通信セッションを確立するための最初のパケットに限られず、処理の実行を要求するための任意のパケット(例えば、応答パケットの送信を要求するためのパケット、データの送信を要求するためのパケット、データの演算を要求するためのパケット)を含んでもよい。
(変形例3)「親局状態」は、WFDのG/O状態に限られず、無線ネットワークを構成する他のデバイスを管理(例えば、他のデバイスに関する情報のリストを管理すること、他のデバイス間の無線通信を中継すること等)する状態であればよい。また、「子局状態」は、WFDのクライアント状態に限られず、親局状態の機器によって管理される状態であればよい。
(変形例4)上記の各実施例では、LAN4で利用されるIPアドレス、及び、WFDネットワークでは、IPv4のIPアドレスが利用される。これに代えて、IPv6のIPアドレスが利用されてもよい。即ち、「第1のIPアドレス」及び「第2のIPアドレス」は、IPv6のIPアドレスであってもよい。
(変形例5)「通信装置」は、プリンタ10に限られず、通信可能な他の機器(例えば、携帯端末、PC、サーバ、FAX装置、コピー機、スキャナ、多機能機等)であってもよい。また、「特定デバイス」は、メールサーバ50及び携帯端末80に限られず、通信可能な他の機器(例えば、PC、サーバ、プリンタ、FAX装置、コピー機、スキャナ、多機能機等)であってもよい。
(変形例6)上記の各実施例では、プリンタ10のCPU22がソフトウェアに従って処理を実行することによって、各部30〜34が実現される。これに代えて、各部30〜34のうちの少なくとも一部は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
2:通信システム、4:LAN,10:プリンタ、50:メールサーバ、60:DNSサーバ、70:DHCPサーバ、80:携帯端末

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    第1のインターフェイスと、
    第2のインターフェイスと、
    前記第1のインターフェイスを介して、第1種のネットワークを利用して、通信を実行する第1の通信部であって、前記第1種のネットワークでは、前記通信装置のIPアドレスとして第1のIPアドレスが利用され、前記通信装置のサブネットマスクとして第1のサブネットマスクが利用される、前記第1の通信部と、
    前記第2のインターフェイスを介して、第2種のネットワークを利用して、通信を実行する第2の通信部であって、前記第2種のネットワークでは、前記通信装置のIPアドレスとして第2のIPアドレスが利用され、前記通信装置のサブネットマスクとして第2のサブネットマスクが利用される、前記第2の通信部と、
    前記通信装置が、特定デバイスのIPアドレスを用いて、前記特定デバイスに特定パケットを送信すべき場合に、
    前記第1のIPアドレスのうち、前記第1のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第1のネットワークアドレス値と、前記特定デバイスのIPアドレスのうち、前記第1のサブネットマスクを用いて特定される値である第1の特定値と、が一致するのか否かを判断し、
    前記第2のIPアドレスのうち、前記第2のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第2のネットワークアドレス値と、前記特定デバイスのIPアドレスのうち、前記第2のサブネットマスクを用いて特定される値である第2の特定値と、が一致するのか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記第1の通信部は、前記第1のネットワークアドレス値と前記第1の特定値とが一致すると判断される第1の場合に、前記第1のインターフェイスを介して、前記第1種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信し、
    前記第2の通信部は、前記第2のネットワークアドレス値と前記第2の特定値とが一致すると判断される第2の場合に、前記第2のインターフェイスを介して、前記第2種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信する、通信装置。
  2. 前記第1の通信部は、前記第1のネットワークアドレス値と前記第1の特定値とが一致すると判断され、かつ、前記第2のネットワークアドレス値と前記第2の特定値とが一致しないと判断される前記第1の場合に、前記第1種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信し、
    前記第2の通信部は、前記第1のネットワークアドレス値と前記第1の特定値とが一致しないと判断され、かつ、前記第2のネットワークアドレス値と前記第2の特定値とが一致すると判断される前記第2の場合に、前記第2種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の通信部は、さらに、前記第1のネットワークアドレス値と前記第1の特定値とが一致すると判断され、かつ、前記第2のネットワークアドレス値と前記第2の特定値とが一致すると判断される第3の場合に、前記第1種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信し、前記第2種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信しない、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の通信部は、さらに、前記第3の場合であり、かつ、前記特定パケットが前記特定デバイスに送信されない場合に、前記第2種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信する、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記特定パケットは、前記通信装置と前記特定デバイスとの間に通信セッションが確立されていない状態で、前記通信装置から前記特定デバイスに送信されるべきパケットである、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、特定の無線プロトコルに従って、特定の無線ネットワークの親局として機能する親局状態と、前記特定の無線ネットワークの子局として機能する子局状態と、を含む複数の状態のうちのいずれかの状態で選択的に動作可能であり、
    前記第2種のネットワークは、前記特定の無線ネットワークであり、
    前記第1種のネットワークは、前記特定の無線ネットワークとは異なるネットワークである、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記第1種のネットワークは、有線ネットワークである、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記第2のインターフェイスは、前記第1のインターフェイスとは別体に構成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、
    第1のインターフェイスと、
    第2のインターフェイスと、
    コンピュータと、
    を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記第1のインターフェイスを介して、第1種のネットワークを利用して、通信を実行する第1の通信処理であって、前記第1種のネットワークでは、前記通信装置のIPアドレスとして第1のIPアドレスが利用され、前記通信装置のサブネットマスクとして第1のサブネットマスクが利用される、前記第1の通信処理と、
    前記第2のインターフェイスを介して、第2種のネットワークを利用して、通信を実行する第2の通信処理であって、前記第2種のネットワークでは、前記通信装置のIPアドレスとして第2のIPアドレスが利用され、前記通信装置のサブネットマスクとして第2のサブネットマスクが利用される、前記第2の通信処理と、
    前記通信装置が、特定デバイスのIPアドレスを用いて、前記特定デバイスに特定パケットを送信すべき場合に、
    前記第1のIPアドレスのうち、前記第1のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第1のネットワークアドレス値と、前記特定デバイスのIPアドレスのうち、前記第1のサブネットマスクを用いて特定される値である第1の特定値と、が一致するのか否かを判断し、
    前記第2のIPアドレスのうち、前記第2のサブネットマスクを用いて特定される部分の値である第2のネットワークアドレス値と、前記特定デバイスのIPアドレスのうち、前記第2のサブネットマスクを用いて特定される値である第2の特定値と、が一致するのか否かを判断する判断処理と、
    を実行させ、
    前記第1の通信処理では、前記第1のネットワークアドレス値と前記第1の特定値とが一致すると判断される第1の場合に、前記第1のインターフェイスを介して、前記第1種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信し、
    前記第2の通信処理では、前記第2のネットワークアドレス値と前記第2の特定値とが一致すると判断される第2の場合に、前記第2のインターフェイスを介して、前記第2種のネットワークを利用して、前記特定パケットを送信する、
    コンピュータプログラム。
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