JP5913457B2 - 空気清浄用具 - Google Patents

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Description

本発明は、空気清浄用具に関する。
近年、除菌や消臭等といった二酸化塩素の効果が注目されており、二酸化塩素を用いた様々な空気清浄用具が考案されている。このような空気清浄用具は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、容器内を複数の収容室に仕切り、各収容室にペレット状亜塩素酸ナトリウムを収容した空気清浄容器が開示されている。当該空気清浄容器では、各収容室内の亜塩素酸ナトリウムに酸性液が供給され、亜塩素酸ナトリウムと酸性液とが反応することにより二酸化塩素が発生する。
特開2014−005179号公報
ところで、特許文献1の空気清浄用具において、各収容室の亜塩素酸ナトリウムに酸性液を素早く行き渡らせ、安定して二酸化塩素を発生させるためには、各収容室の容積(底面積)を大きく確保する必要がある。よって、特許文献1のような構成では、空気清浄用具が大型化してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、二酸化塩素を安定して発生させることができ、小型化が可能な空気清浄用具を提供することを課題とする。
本発明に係る空気清浄用具は、二酸化炭素と反応して二酸化塩素を発生させる二酸化塩素発生剤と、二酸化塩素発生剤を収容可能な複数の収容室、及び二酸化塩素発生剤が発生させる二酸化塩素を放出する放出孔を有するケースと、を備える。複数の収容室は、二酸化塩素発生剤が各収容室間を移動できるよう、直接又は間接的に連通している。
上記空気清浄用具では、複数の収容室が直接又は間接的に連通しており、二酸化塩素発生剤が各収容室間を自由に移動する。これにより、二酸化塩素発生剤が効率よく空気に接触するため、二酸化塩素を安定して発生させることができる。また、二酸化塩素発生剤が各収容室間を移動するため、各収容室の容積を小さくしても二酸化塩素発生剤を効率よく空気に触れさせることができる。よって、空気清浄用具を小型化することができる。
上記複数の収容室は、渦巻状をなすように配置されていてもよい。これにより、ケース内の二酸化塩素発生剤をさらに効率よく空気に接触させることができる。
上記空気清浄用具は、さらに、ケースに収容され、放出孔を覆うように配置される通気性シート、を備えていてもよい。通気性シートにより、二酸化塩素発生剤が放出孔からこぼれ落ちるのを防止することができる。
上記ケースは、互いに対向し、少なくとも一方に放出孔が形成されている一対の外壁と、一対の外壁間で延びる仕切壁と、を有していてもよい。この場合、複数の収容室は、一対の外壁及び仕切壁によって画定される。この構成によれば、複数の収容室が放出孔に面することとなるため、各収容室内の二酸化塩素発生剤をより効率的に空気に接触させることができる。
上記ケースは、さらに、仕切壁から各収容室内に向かって突出する複数の突出部を有していてもよい。この構成によれば、物や人が収容室内の二酸化塩素発生剤に不必要に接触するのを防止することができる。
上記一対の外壁各々に放出孔が形成されていてもよい。この構成によれば、2つの外壁の双方を空気が通過するため、より効率的に各収容室内の二酸化塩素発生剤を空気に接触させることができる。
本発明によれば、二酸化塩素を安定して発生させることができ、且つ空気清浄用具の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気清浄用具を示す斜視図である。 図2は、図1に示す空気清浄用具の分解斜視図である。 図3は、図1に示す空気清浄用具が備える仕切部材の斜視図である。 図4は、図1に示す空気清浄用具が備える仕切部材の正面図である。 図5は、図1に示す空気清浄用具の内部を示す図である。 図6は、上記実施形態の変形例に係る空気清浄用具が備える仕切部材の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図中同一又は相当する構成については同一の符号を付し、同じ説明を繰り返さない。
[空気清浄用具の構成]
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る空気清浄用具10は、ケース1と、通気性シート21,22と、二酸化塩素発生剤3とを備えている。空気清浄用具10は、さらに、吊掛部4を備えることができる。
(ケース)
図1及び図2に示すように、ケース1は、ケース本体11,12と、仕切部材13とを有する。ケース1は、例えば、ABS樹脂で形成される。以下、説明の便宜上、ケース本体11の外表面を空気清浄用具10又はケース1の正面、ケース本体12の外表面を空気清浄用具10又はケース1の背面と称する。
ケース本体11は、ケース本体12と接合される。ケース本体11は、外壁111と、周壁112とを含む。ケース本体12は、外壁121と、周壁122とを含む。
外壁111,112は、それぞれ、正面視で略正方形のプレート状をなす。外壁111,112は、互いに対向するように配置されている。外壁111は、複数の放出孔113を含む。外壁121は、複数の放出孔123を含む。放出孔113,123は、例えば同径の円状をなす。各放出孔113,123は、後述する収容室151〜155(図5)に面している。
周壁112は、外壁111を取り囲む。周壁112は、外壁111の周縁から空気清浄用具10の厚み方向の外方及び内方に突出している。周壁112は、外壁111の全周に亘って設けられる。
周壁122は、外壁121を取り囲む。周壁122は、外壁121の周縁から空気清浄用具10の厚み方向の外方及び内方に突出している。周壁122は、外壁121の全周に亘って設けられる。
ケース本体12は、外壁121の周縁部から厚み方向内方に突出する突出部125を含む。突出部125は、外壁121の全周に亘って設けられる。突出部125の周長は、ケース本体11の周壁112の周長よりも小さい。よって、ケース本体11とケース本体12とを接合した際、突出部125が周壁112の内方に配置される。突出部125は、厚み方向に延びる複数の溝部125aを有する。
周壁112の厚み方向内方の縁部には、凹部112aが設けられている。周壁122の厚み方向内方の縁部には、凹部122aが設けられている。ケース本体11とケース本体12とが接合された際に、凹部112a,凹部122aは取付孔14(図1)を形成する。取付孔14は、後述する吊掛部4を取り付けるための孔である。周壁112,122は、それぞれ、外壁111,121を挟んで凹部112a,122aと対向する位置にも凹部(図示略)を有する。よって、ケース本体11とケース本体12とが接合された際、外壁111,121を挟んで取付孔14と対向する位置に、取付孔14と同様の取付孔(図示略)が形成される。
図2に示すように、仕切部材13は、ケース本体11とケース本体12との間に配置される。図2及び図3に示すように、仕切部材13は、仕切壁131と、突出部1321,1322とを含む。仕切部材13は、さらに、フランジ133を含んでいる。
仕切壁131は、ケース本体11の外壁111とケース本体12の外壁121との間で延びている。つまり、仕切壁131は、外壁111の内表面から外壁121の内表面まで延びている。仕切壁131及び外壁111,121により、二酸化塩素発生剤3を収容するための複数の収容室151〜155(図5)が画定される。
図3及び図4に示すように、仕切壁131は、正面視で渦巻状をなす。以下、仕切壁131の形状について詳しく説明する。
仕切壁131は、外周部1311a,1311b,1311c,1311dと、内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eとを含む。外周部1311a,1311b,1311c,1311dは、内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eを囲むように設けられる。
外周部1311a,1311b,1311c,1311d、及び内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eは、それぞれ、プレート状をなす。外周部1311a,1311b,1311c,1311d、及び内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eは、それぞれ、空気清浄容器10の厚み方向に延びている。外周部1311a,1311b,1311c,1311d、及び内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eは、それぞれ、ケース本体11の外壁111の内表面からケース本体12の外壁121の内表面まで延びている。
外周部1311a,1311b,1311c,1311d、及び内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eは、それぞれ、厚み方向と垂直な2方向のうちいずれかの方向にも延びている。以下、説明の便宜上、厚み方向と垂直な2方向のうち、外周部1311aが延びる方向を幅方向、幅方向と垂直な方向を高さ方向という。
外周部1311aは、幅方向に延びている。外周部1311aの幅方向の一端は外周部1311bに接続されている。仕切部材13がケース本体11,12内に収容された際、外周部1311aの幅方向の他端は、ケース本体11の周壁112及びケース本体12の周壁122に接触する。
外周部1311bは、高さ方向に延びている。外周部1311bは、外周部1311aから延びている。つまり、外周部1311bの高さ方向の一端は、外周部1311aに接続されている。外周部1311bの高さ方向の他端は、外周部1311cと接続される。
外周部1311cは、幅方向に延びている。外周部1311cは、外周部1311bから延びている。つまり、外周部1311cの幅方向の一端は、外周部1311bに接続されている。外周部1311cの幅方向の他端は、外周部1311dと接続される。
外周部1311dは、高さ方向に延びている。外周部1311dは、外周部1311cから延びている。つまり、外周部1311dの高さ方向の一端は、外周部1311cに接続されている。外周部1311dの高さ方向の他端は、内周部1312aと接続される。
外周部1311b,1311dは、外周部1311cの幅方向の各端から延びている。外周部1311bは、外周部1311aまで延びているが、外周部1311dは、外周部1311aまで到達していない。よって、外周部1311dに接続される内周部1312aは、高さ方向で外周部1311aの内方に配置される。なお、高さ方向又は幅方向で内方の位置とは、仕切壁131においてより中央に近い位置を意味する。
内周部1312aは、幅方向に延びる。内周部1312aは、外周部1311aと略平行に延びている。内周部1312aの幅方向の一端は、外周部1311dに接続されている。内周部1312aの幅方向の他端は、外周部1311bの近傍に位置している。
内周部1312bは、高さ方向に延びる。内周部1312bは、幅方向で外周部1311bよりも内方に配置され、外周部1311bと略平行に延びている。内周部1312bの高さ方向の一端は、内周部1312aの表面に接続されている。内周部1312bの高さ方向の他端は、外周部1311cの近傍に位置している。
内周部1312cは、幅方向に延びる。内周部1312cは、高さ方向で外周部1311cよりも内方に配置され、外周部1311cと略平行に延びている。内周部1312cの幅方向の一端は、内周部1312bの表面に接続されている。内周部1312cの幅方向の他端は、外周部1311dの近傍に位置している。
内周部1312dは、高さ方向に延びる。内周部1312dは、幅方向で外周部1311dよりも内方に配置され、外周部1311dと略平行に延びている。内周部1312dの高さ方向の一端は、内周部1312cの表面に接続されている。内周部1312cの高さ方向の他端は、内周部1311aよりも内方に位置している。
内周部1312eは、幅方向に延びる。内周部1312eは、幅方向で内周部1311aよりも内方に配置され、内周部1311aと略平行に延びている。内周部1312eの幅方向の一端は、内周部1312dの表面に接続されている。内周部1312eの幅方向の他端周辺部は、内周部1312c側に屈曲している。
このように、外周部1311a,1311b,1311c,1311d、及び内周部1312a,1312b,1312c,1312d,1312eは、正面視で渦巻状をなすよう並べられる。すなわち、仕切壁131は正面視で渦巻状をなす。よって、仕切壁131、ケース本体11の外壁111、及びケース本体12の外壁122によって画定される収容室151〜155(図5)は、正面視で渦巻状をなす。
図5に示すように、収容室151は、外周部1311a,1311b、内周部1312a、及び外壁111,122によって画定される。収容室152は、外周部1311b,1311c、内周部1312a,1312b、及び外壁111,122によって画定される。内周部1312aは、外周部1311bまで到達しておらず、収容室151と収容室152とを完全には隔てていない。つまり、内周部1312aと外周部1311bとの間には隙間が存在する。よって、収容室151は、収容室152と直接連通している。
収容室153は、外周部1311c,1311d、内周部1312b,1312c、及び外壁111,122によって画定される。内周部1312bは、外周部1311cまで到達しておらず、収容室152と収容室153とを完全には隔てていない。つまり、内周部1312bと外周部1311cとの間には隙間が存在する。よって、収容室153は、収容室152と直接連通している。
収容室154は、外周部1311d、内周部1312a,1312c,1312d、及び外壁111,122によって画定される。内周部1312cは、外周部1311dまで到達しておらず、収容室153と収容室154とを完全には隔てていない。つまり、内周部1312cと外周部1311dとの間には隙間が存在する。よって、収容室154は、収容室153と直接連通している。
収容室155は、内周部1312a,1312b,1312c,1312d、及び外壁111,122によって画定される。収容室155内には、内周部1312eが配置されている。内周部1312dは、内周部1312aまで到達しておらず、収容室154と収容室155とを完全には隔てていない。つまり、内周部1312dと内周部1312aとの間には隙間が存在する。よって、収容室155は、収容室154と直接連通している。
このように、複数の収容室151〜155のうち隣り合う収容室同士は、直接連通している。隣り合っていない収容室同士は、その間に位置する収容室を介して、間接的に連通する。例えば、収容室151は、収容室153と直接連通していない。しかしながら、収容室152が収容室151及び収容室153の双方と直接連通している。よって、収容室151は、収容室152を介して、間接的に収容室153と連通する。
仕切部材13は、複数の突出部1321を含む。また、仕切部材13は、複数の突出部1322を含む。突出部1321,1322の数は特に限定されるものではない。各突出部1321,1322は、仕切壁131から収容室151〜155のいずれかに向かって突出する。各突出部1321,1322は、各収容室151〜155内における二酸化塩素発生剤3の移動を完全に妨げることがないよう構成される。
各突出部1321は、高さ方向又は幅方向の一端が仕切壁131に接続されているが、高さ方向又は幅方向の他端が仕切壁131に接続されていない。つまり、各突出部1321は、仕切壁131の表面から幅方向又は高さ方向に延びているが、当該表面に対向する表面には到達していない。よって、各収容室151〜155内における二酸化塩素発生剤3の移動が、突出部1321によって完全に妨げられることはない。
例えば、外周部1311aから高さ方向に延びる突出部1321は、外周部1311aと対向する内周部1312aには到達していない。よって、収容室151内において、二酸化塩素発生剤3は、当該突出部1321の先端と内周部1312aとの間を通過することができる。
また、例えば、外周部1311bから幅方向に延びる突出部1321は、外周部1311bに対向する内周部1312bには到達していない。よって、収容室152内において、二酸化塩素発生剤3は、当該突出部1321の先端と内周部1312bとの間を通過することができる。
空気清浄用具10の厚さ方向において、各突出部1321の寸法は、仕切壁131の寸法以下とすることができる。つまり、厚さ方向における各突出部1321の各端は、仕切壁131と同様にケース本体11の外壁111及びケース本体12の外壁121に到達していてもよいし、外壁111又は外壁121に到達していなくてもよい。
各突出部1322は、高さ方向又は幅方向の両端が仕切壁131に接続されている。つまり、各突出部1322は、仕切壁131の表面から幅方向又は高さ方向に延び、当該表面に対向する表面に到達している。ただし、空気清浄用具10の厚さ方向において、各突出部1322の寸法は、仕切壁131の寸法よりも小さい。このため、各収容室151〜155内における二酸化塩素発生剤3の移動が、突出部1322によって完全に妨げられることはない。
例えば、外周部1311aの表面から高さ方向に延びる突出部1322は、外周部1311aと対向する内周部1312aの表面に到達している。ただし、空気清浄用具10の厚さ方向において、当該突出部1322の寸法は、外周部1311a及び内周部1312aの各寸法よりも小さい。つまり、厚さ方向における当該突出部1322の各端は、ケース本体11の外壁111及び/又はケース本体12の外壁121に到達していない。よって、二酸化塩素発生剤3は、当該突出部1322と外壁111及び/又は外壁121との間を通過することができる。
また、例えば、外周部1311bの表面から幅方向に延びる突出部1322は、外周部1311bと対向する内周部1312bの表面に到達している。ただし、空気清浄用具10の厚さ方向において、当該突出部1322の寸法は、外周部1311b及び内周部1312bの各寸法よりも小さい。つまり、厚さ方向における当該突出部1322の両縁は、外壁111及び/又は外壁121に到達していない。よって、二酸化塩素発生剤3は、当該突出部1322と外壁111及び/又は外壁121との間を通過することができる。
仕切部材13は、4つのフランジ133を有する。各フランジ133は、ケース本体11,12内における仕切部材13の移動を規制する。各フランジ133は、仕切壁131からケース本体11,12の周壁112,122に向かって延びる。各フランジ133の先端は、突出部125の溝部125aに収容される。
(通気性シート)
図1及び図2に示すように、通気性シート21,22は、ケース1に収容される。より詳細には、通気性シート21は、ケース本体11の外壁111の内表面上に配置される。通気性シート22は、ケース本体12の外壁121の内表面上に配置される。
通気性シート21は、外壁111の各放出孔113を外壁111の内方から覆っている。通気性シート22は、外壁121の各放出孔123を外壁121の内方から覆っている。つまり、通気性シート21,22により、各放出孔113,123と各収容室151〜155に収容される二酸化塩素発生剤3とが隔てられる。
通気性シート21,22は、ガス透過性を有する。よって、通気性シート21,22を介してケース1に空気が導入される。より詳しくは、放出孔113,123及び通気性シート21,22を介して、ケース1内の収容室151〜155に空気が導入される。収容室151〜155内の二酸化塩素発生剤3が二酸化塩素を発生させた場合、当該二酸化塩素は、通気性シート21,22及び放出孔113,123を介してケース1から放出される。
通気性シート21,22は、特に限定されるものではないが、例えば不織布で構成することができる。不織布は、例えば、ポリエチレンテレフタレートの単独重合体及び/又は共重合体を含むものであってもよい。
(二酸化塩素発生剤)
図1に示すように、ケース1には、二酸化塩素発生剤3が収容される。より詳細には、図5に示すように、二酸化塩素発生剤3は、ケース1内の各収容室151〜155内に収容される。二酸化塩素発生剤3は、各収容室151〜155間を自由に移動することができる。
例えば、二酸化塩素発生剤3は、仕切壁131の外周部1311bと内周部1312aとの隙間を通り、収容室151と収容室152との間を移動する。二酸化塩素発生剤3は、外周部1311cと内周部1312bとの隙間を通り、収容室152と収容室153との間を移動する。二酸化塩素発生剤3は、外周部1311dと内周部1312cとの隙間を通り、収容室153と収容室154との間を移動する。二酸化塩素発生剤3は、内周部1312aと内周部1312dとの隙間を通り、収容室154と収容室155との間を移動する。
二酸化塩素発生剤の状態及び形状は、特に限定されるものではないが、例えば図5に示すように、粒状の二酸化塩素発生剤3を用いることができる。この場合、各収容室151〜155を連通させるための各主要室151〜155間の連通路は、二酸化塩素発生剤3の粒径よりも大きくする必要がある。
二酸化塩素発生剤3は、二酸化炭素と反応して二酸化塩素を発生させる。二酸化塩素発生剤3としては、公知又は市販のものを適宜採用することができる。例えば、二酸化塩素発生剤3は、セピオライト粒子等の無機多孔質担体に亜塩素酸ナトリウム等の亜塩素酸塩を担持させたものであってもよい。このような二酸化塩素発生剤3で市販されているものとして、例えば、製品名「クロサイド」、ダイソー株式会社製等を挙げることができる。
無機多孔質担体に亜塩素酸塩を担持させた二酸化塩素発生剤3は、二酸化炭素及び水と反応して二酸化塩素を発生させる。つまり、二酸化塩素発生剤3は、空気と接触した際、空気中の二酸化炭素及び水蒸気と反応して二酸化塩素を発生させる。
(実施形態の効果)
本実施形態に係る空気清浄用具10では、ケース1内に設けられた収容室151〜155が直接又は間接的に連通しており、二酸化塩素発生剤3が各収容室間151〜155を自由に移動する。これにより、ケース1内の二酸化塩素発生剤3が効率よく空気に接触し、安定して二酸化塩素を発生させる。また、二酸化塩素発生剤3が各収容室151〜155間を移動するため、各収容室151〜155の容積を小さくしても、二酸化塩素発生剤3を効率よく空気に接触させることができる。よって、空気清浄用具10の小型化を図ることができる。
空気清浄用具10において、収容室151〜155は、正面視で渦巻状をなすように配置されている。このように収容室151〜155を配置することで、二酸化塩素発生剤3をより効率よく空気に接触させることができる。
空気清浄用具10では、通気性シート21,22がケース1の内方から放出孔113,123を覆っている。このため、二酸化塩素発生剤3が放出孔113,123からこぼれ落ちるのを防止することができる。
空気清浄用具10では、互いに対向する外壁111,121と、仕切壁131とによって収容室151〜155が画定されている。外壁111,123が有する放出孔113,123は、収容室151〜155に面している。よって、放出孔113,123から導入される空気は、確実に収容室151〜155内の二酸化塩素発生剤3に接触する。よって、二酸化塩素をより安定して発生させることができる。
空気清浄用具10では、仕切壁131から各収容室151〜155内に向かって突出する複数の突出部1321,1322が設けられている。このため、物や人が収容室151〜155内の二酸化塩素発生剤3に不用意に触れるのを防止することができる。
空気清浄用具10では、互いに対向する外壁111,121それぞれに放出孔113,123が形成されている。これにより、ケース1の正面及び背面の双方から空気を導入することができる。よって、多くの空気を各収容室151〜155内の二酸化塩素発生剤3に接触させることができ、二酸化塩素をより安定して発生させることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、ケース1内において、仕切部材13の仕切壁131が正面視で渦巻状をなしているが、特にこれに限定されるものではない。つまり、収容室151〜155は、渦巻状に配置されていなくてもよい。
例えば、図6に示す仕切部材13Aのように、仕切壁131Aは、枠状の外周部1311Aと、外周部1311Aの内部で平行に延びる複数の内壁部1312Aa,1312Abとを有していてもよい。内壁部1312Aaと内壁部1312Abとは、交互に配置されている。内壁部1312Aaは、外周部1311Aの内面S1から延びているが、内面S1に対向する内面S2には到達していない。内壁部1312Abは、内面S2から延びているが、内面S2には到達していない。よって、各内壁部1312Aaと内面S2との間、及び各内壁部1312Abと内面S1との間には隙間が生じている。このような構成の仕切壁131Aであっても、直接又は間接的に連通する複数の空間(収容室)を形成することができる。
上記実施形態では、仕切部材131には、突出部1312a,1312bが設けられている。しかしながら、仕切部材131は、突出部1312a,1312bを有していなくてもよい。
上記実施形態では、ケース1の外壁111,121各々が放出孔113,123を有している。しかしながら、外壁111,121のうち一方のみに放出孔を設けてもよい。
放出孔は、外壁111,121以外の場所に設けることもできる。つまり、ケース内の収容室の配置等に応じて、放出孔の位置を適宜決定することができる。
二酸化塩素発生剤3を収容するケース1の構成も、上記実施形態のものには限定されない。ケースは、一対の外壁111,121間で延びる仕切壁131を備えていなくてもよいし、一対の外壁111,121を備えていなくてもよい。
10 空気清浄用具
1 ケース
113,123 放出孔
111,121 外壁
131,131A 仕切壁
132a,132b 突出部
151〜155 収容室
21,22 通気性シート
3 二酸化塩素発生剤

Claims (4)

  1. 二酸化炭素と反応して二酸化塩素ガスを発生させる粒状の二酸化塩素発生剤と、
    ースと、
    を備え、
    前記ケースは、
    互いに対向する一対の外壁と、
    前記一対の外壁の間において渦巻状をなすように配置され、直接又は間接的に連通し、各々が二酸化塩素発生剤を収容している複数の収容室と、
    前記一対の外壁の各々に形成され、前記二酸化塩素発生剤が発生させる二酸化塩素ガスを放出する放出孔と、
    を有し、
    前記二酸化塩素発生剤は各収容室内で移動可能であり、前記二酸化塩素ガスは各収容室間を移動する、空気清浄用具。
  2. 請求項1記載の空気清浄用具であって、さらに、
    前記ケースに収容され、前記放出孔を覆うように配置される通気性シート、
    を備える、空気清浄用具。
  3. 請求項1又は2に記載の空気清浄用具であって、
    前記ケースは、さらに、前記一対の外壁間で延びる仕切壁有し、
    前記複数の収容室は、前記一対の外壁及び前記仕切壁によって画定されている、空気清浄用具。
  4. 請求項に記載の空気清浄用具であって、
    前記ケースは、さらに、前記仕切壁から各収容室内に向かって突出する複数の突出部を有する、空気清浄用具。
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