JP5912566B2 - 恒温槽付水晶発振器 - Google Patents

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Description

本発明は、恒温槽付水晶発振器に係り、特に、高さ(厚さ)寸法を低減して低背化を図り、製造工程を簡略化すると共に、周波数温度特性を良好にすることができる恒温槽付水晶発振器に関する。
[先行技術の説明]
恒温槽付水晶発振器(OCXO;Oven Controlled Crystal Oscillator)は、水晶振動子の動作温度を一定に維持することから、周波数温度特性に依存した周波数変化を引き起こすことなく、高安定の発振周波数が得られるものである。
水晶振動子は、恒温槽に収納され、恒温槽は、温度制御回路によってその槽内の温度を一定に保持するよう制御される。
[従来の恒温槽付水晶発振器の構成:図5]
従来の恒温槽付水晶発振器の構成について図5を用いて説明する。図5は、従来の恒温槽付水晶発振器の断面説明図である。
図5に示すように、従来の恒温槽付水晶発振器は、ガラエポ等から成る第1の基板11と、第1の基板より小さい第2の基板12と、第2の基板12上に搭載された水晶振動子13、パワートランジスタ14、ヒータ抵抗15等の電子部品を備えている。
そして、第2の基板12は、複数のピン(リードピン)16によって、第1の基板11から所定の間隔で浮かせた状態で保持され、半田17によって固定されると共に上下の基板が電気的に接続されている。
そして、第2の基板12及びその上に搭載された電子部品を覆うように、第1の基板11上にカバー20が搭載されて、封止された構成となっている。
上記構成の恒温槽付水晶発振器においては、パワートランジスタ14、ヒータ抵抗15等により温度制御回路が形成されて、水晶振動子の温度を一定に保持するよう制御している。
尚、第2の基板12を第1の基板11から浮かせた構成とすることにより、発熱体からの熱がOCXOの外部に発散しにくくして、空間内の温度を維持するための消費電力を低減するものである。
図5に示した従来の恒温槽付水晶発振器の構成では、ピンの数が多く、ピンと基板とを接続する半田面積が広くなって、電子部品を実装する面積が狭くなり、高密度実装を行わなければならない。
更に、熱源として用いられるヒータ抵抗15の発熱量は電流に依存するが、その変化は線形(直線的)ではないため、周囲温度の変化が生じたときに発熱量のバランスが崩れ、発振器出力の周波数温度特性を劣化させる一因となっていた。
[関連技術]
尚、恒温槽付水晶発振器に関する技術としては、特開2007−006270号公報「圧電発振器」(日本電波工業株式会社、特許文献1)、特開2010−177732号公報「恒温型圧電発振器」(エプソントヨコム株式会社、特許文献2)、実開平04−91411号公報「クロックオシレータ」(株式会社富士通ゼネラル、特許文献3)、特開2006−311496号公報「恒温型の水晶発振器」(日本電波工業株式会社、特許文献4)がある。
特許文献1には、基板表面に形成された凹部と、基板に固着された支持部材とを備え、支持部材により圧電振動子が凹部内に収まり且つ基板から浮いた状態で支持された圧電発振器が記載されている。
特許文献2には、基板の下側に設けられた凹部内に加熱用素子を格納し、凹部の開口部に水晶振動子を接合し、基板の上面に感温素子、発振用素子、温度制御用素子が接合されている恒温型圧電発振器が記載されている。
特許文献3には、ステムに凹部を形成して回路部品を収納し、ステムの上にセラミック基板を搭載して、その上に水晶振動子を搭載したクロックオシレータが記載されている。
特許文献4には、基板の下側に水晶振動子と温度制御素子が搭載され、上側に発振回路が搭載され、基板が別の基板に気密端子によって支持されて全体がカバーで覆われた恒温型の水晶発振器が記載されている。
特開2007−006270号公報 特開2010−177732号公報 実開平04−91411号公報 特開2006−311496号公報
しかしながら、従来の恒温槽付水晶発振器では、2枚の基板を一定の間隔で接続するため高さ方向の寸法が大きく、薄型のデバイスへの使用が困難であり、また、ピンの数が多く工程が煩雑であり、更に、ヒータ抵抗からの非線形な発熱により発振器の周波数温度特性が劣化することがあるという問題点があった。
尚、特許文献1〜4には、ピンを用いず、第1の基板(ベース基板)を途中までくり抜いて形成した凹部の開口部上に第2の基板を密着して搭載し、第2の基板の下面に水晶振動子やパワートランジスタを搭載して凹部に収納し、第2の基板に形成されたスルーホールを介して、第2の基板の上下の面が電気的に接続された構成は記載されていない。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたもので、ピンを無くして低背化を図り、薄型デバイスへの適用を可能とすると共に工程を簡略化し、良好な周波数温度特性を得ることができる恒温槽付水晶発振器を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ベース基板となる第1の基板と、水晶振動子が搭載された第2の基板とを備え、温度センサと、パワートランジスタと、ヒータ抵抗とを有する温度制御回路によって温度が一定に制御される恒温槽付水晶発振器であって、温度制御回路は、ヒータ抵抗を流れる電流を制限する電流制限回路を備え、第1の基板の上面に凹部が形成され、凹部の開口部を覆うように第2の基板が第1の基板上に密着して搭載され、第2の基板は、上面又は下面のいずれか一方の面に水晶振動子と温度センサとが搭載され、他方の面にパワートランジスタが搭載され、水晶振動子とパワートランジスタとが、第2の基板を挟んで対向する位置に搭載されると共に、上面と下面とを接続するスルーホールが、水晶振動子とパワートランジスタとに挟まれた領域に複数形成され、スルーホールは、水晶振動子及びパワートランジスタに当接しており、第2の基板に搭載された水晶振動子又はパワートランジスタのいずれか一方が凹部に格納されていることを特徴としている。
また、本発明は、上記恒温槽付水晶発振器において、凹部が、第1の基板の一方の短辺寄りに形成されると共に、他方の短辺寄りには第2の基板が搭載されていない領域を備え、当該他方の短辺寄りの第2の基板が搭載されていない領域にヒータ抵抗が搭載されていることを特徴としている。
また、本発明は、上記恒温槽付水晶発振器において、ヒータ抵抗が、第2の基板の上面に搭載されていることを特徴としている。
また、本発明は、上記恒温槽付水晶発振器において、水晶振動子が、表面実装型であることを特徴としている。
また、本発明は、上記恒温槽付水晶発振器において、水晶振動子が、リードタイプであることを特徴としている。
また、本発明は、上記恒温槽付水晶発振器において、凹部が、第1の基板をくり抜いて形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、ベース基板となる第1の基板と、水晶振動子が搭載された第2の基板とを備え、温度センサと、パワートランジスタと、ヒータ抵抗とを有する温度制御回路によって温度が一定に制御される恒温槽付水晶発振器であって、温度制御回路は、ヒータ抵抗を流れる電流を制限する電流制限回路を備え、第1の基板の上面に凹部が形成され、凹部の開口部を覆うように第2の基板が第1の基板上に密着して搭載され、第2の基板は、上面又は下面のいずれか一方の面に水晶振動子と温度センサとが搭載され、他方の面にパワートランジスタが搭載され、水晶振動子とパワートランジスタとが、第2の基板を挟んで対向する位置に搭載されると共に、上面と下面とを接続するスルーホールが、水晶振動子とパワートランジスタとに挟まれた領域に複数形成され、スルーホールは、水晶振動子及びパワートランジスタに当接しており、第2の基板に搭載された水晶振動子又はパワートランジスタのいずれか一方が凹部に格納されている恒温槽付水晶発振器としているので、第1の基板と第2の基板とを接続するピンを不要として、高さ方向の寸法を大幅に小さくして用途を拡大すると共に、製造工程を簡易にし、また、熱源を線形に制御することにより、発振器の周波数温度特性を良好にすることができ、更に、パワートランジスタからの熱が、複数のスルーホールを介して水晶振動子に伝わり、水晶振動子の金属カバーから空間に放射されることにより水晶振動子が格納された空間を効率的に温めることができ、消費電力を低減できる効果がある。
また、本発明によれば、凹部が、第1の基板の一方の短辺寄りに形成されると共に、他方の短辺寄りには第2の基板が搭載されていない領域を備え、当該他方の短辺寄りの第2の基板が搭載されていない領域にヒータ抵抗が搭載されている上記恒温槽付水晶発振器としているので、ヒータ抵抗を水晶振動子からできるだけ離れた位置に搭載することができ、非線形な発熱の影響を小さくして、発振器の周波数温度特性を良好にすることができ、また、第2の基板の大きさを小さくしてコストを低減できる効果がある。
また、本発明によれば、ヒータ抵抗が、第2の基板の上面に搭載されている上記恒温槽付水晶発振器としているので、全ての電子部品を第2の基板に実装することにより、第1の基板の実装工程を不要とし、製造工程を簡易にすることができる効果がある。
また、本発明によれば、凹部が、第1の基板をくり抜いて形成されている上記恒温槽付水晶発振器としているので、第1の基板の側面には複数の部材を接合した場合に形成される接合部がなく、側面に形成される電極や端子等が断線するのを防ぐ効果がある。
本発明の第1の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図であり、(a)は第1の構成、(b)は第2の構成を示している。 第1の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路の回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図であり、(a)は第1の構成、(b)は第2の構成を示している。 従来の恒温槽付水晶発振器の断面説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器は、温度制御回路に、ヒータ抵抗への電流を制限する電流制限回路を備えて、熱源をパワートランジスタとし、ベース基板となる第1の基板に、くり抜きによって凹部が形成され、当該凹部の開口部上に第2の基板が搭載され、第2の基板の上面又は下面のいずれか一方の面に水晶振動子及び温度センサが搭載されると共に、第2の基板の他方の面にパワートランジスタが搭載され、第2の基板に形成されたスルーホールを介して第2の基板の上面と下面とが電気的に接続され、第1の基板上に全体を覆うカバーを搭載した構成としており、ピンを不要として低背化を図り薄型の装置に搭載可能とし、用途を拡大させることができ、また、部品実装面積を拡大でき、製造工程を簡易にすると共に、熱源を線形に制御でき、発振器の周波数温度特性を良好にすることができるものである。
また、本発明の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器は、更に、凹部が第1の基板のいずれかの短辺寄りの領域に形成されており、第1の基板の凹部が形成されていない領域の凹部からできるだけ離れた位置にヒータ抵抗が搭載された構成としており、ヒータ抵抗からの非線形な熱による影響を低減して、発振器の周波数温度特性を良好にすることができるものである。
また、本発明の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器は、水晶振動子を、表面実装型又は丸型ブランクを備えたリードタイプとしており、用途に応じた水晶振動子を用いて、低背化を図り、薄型の装置に搭載可能とし、発振器の周波数温度特性を良好にすることができるものである。
[第1の実施の形態:図1]
本発明の第1の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器について図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図であり、(a)は第1の構成、(b)は第2の構成を示している。
[第1の構成例:図1(a)]
まず、図1(a)を用いて説明する。
図1(a)に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器(第1の恒温槽付水晶発振器)の第1の構成は、第1の基板31と、第2の基板32と、カバー30と、水晶振動子13、パワートランジスタ14、ヒータ抵抗等15の複数の電子部品とから構成されている。
第1の恒温槽付水晶発振器の水晶振動子13は、表面実装型としている。
第1の基板31は、ベース基板であり、ガラスエポキシ樹脂(ガラエポ)又はセラミックで構成されている。
第1の恒温槽付水晶発振器の特徴として、第1の基板31の上面には、凹部33が形成されている。ここで、凹部33は、第1の基板31の上面部をエッチング等により途中までくり抜いて(削って)形成されたものである。
凹部33を第1の基板31をくり抜いて形成することにより、端子(配線)が形成される第1の基板31の側面部に段差や接合部が形成されず、端子の断線を防ぐことができるものである。
また、凹部33が形成される位置は、第1の基板31の中央部ではなく、いずれかの短辺寄りの位置に形成されている。図1の例では、凹部33は、第1の基板31の向かって左側の短辺寄りに形成されている。
また、凹部33の大きさは、第1の構成では水晶振動子13を収容可能な程度の大きさとしている。
つまり、第1の恒温槽付水晶発振器では、第1の基板31の略半面には凹部33が形成され、他の半面には配線等が形成され、電子部品が搭載可能な領域となっている。更に、側面及び底面にも電極が形成されている。凹部33の内部には配線や電極は形成されていない。
そして、凹部33の開口部を覆うようにガラエポ等から成る第2の基板32が搭載されている。第2の基板32の大きさは凹部33の開口部より大きく、第1の基板31より小さいものである。第1の基板31と第2の基板32とは、接触面において半田又は接着剤により直接接合されている。
これにより、本実施の形態の恒温槽付水晶発振器では、第1の基板と第2の基板とを接続するピンを不要として、高さ方向の寸法を大幅に低減することができるものである。
第2の基板32の上面及び下面には、配線が形成され、両面に電子部品を搭載可能としており、更に第2の基板32の上面と下面とを接続するスルーホール34が形成されている。スルーホール34は、後述するように、水晶振動子13とパワートランジスタ14とが対向して搭載される領域に複数形成されている。
また、第2の基板32の大きさは、第1の基板31に形成される凹部33の大きさで決まるため、第1の恒温槽付水晶発振器では、凹部33を第1の基板の半分程度とし、第2の基板32を最低限の大きさですむようにしている。
つまり、第1の恒温槽付水晶発振器では、第2の基板32には、一方の面に水晶振動子13と温度センサ18、他方の面にパワートランジスタ14を搭載し、その他の部品は第1の基板31の上面に搭載することにより、第2の基板32を小さく形成してコストを低減できるものである。
そして、第1の基板31及び第2の基板32上の電子部品等を覆うように、第1の基板31上にカバー30が搭載されて、封止された構成となっている。
第1の恒温槽付水晶発振器では、図5に示した従来の構成に比べて、ピンを用いずに2枚の基板を直接貼り合わせているため、高さ方向の寸法を小さくすることができるものである。
そして、図1(a)に示すように、第1の恒温槽付水晶発振器の第1の構成例では、水晶振動子13が第2の基板32の下面に搭載され、パワートランジスタ14が第2の基板32の上面に搭載されている。また、第2の基板32の下面には温度センサ18が搭載されている。
つまり、第1の恒温槽付水晶発振器の第1の構成例では、水晶振動子13と温度センサ18とが凹部33の小さい空間に収納されて、第2の基板32によって空間が閉じられた構成となっている。
水晶振動子13と温度センサ18のGND端子又はNC端子とは、Cu(銅)の配線パターンにより接続されている。Cuは熱伝導性がよいため、温度センサ18は、水晶振動子13の温度を正確に検出することができ、精度の高い温度制御を行って良好な周波数温度特性が得られるものである。
そして、第2の基板32の上面及び下面に搭載された電子部品は、第2の基板32の上面及び下面の配線(及び電極)、第2の基板32の側面に形成された配線、第1の基板31の上面及び側面に形成された電極(端子)を介して、第1の基板31の裏面に形成された端子に接続されている。
また、第1の恒温槽付水晶発振器では、温度制御回路において、ヒータ抵抗15に流れる電流を制限する電流制限回路を設けて、パワートランジスタ14を熱源として使用することにより、発熱量を線形に制御可能とし、良好な温度周波数特性が得られるようにしている。温度制御回路については後述する。
また、水晶振動子13とパワートランジスタ14とは、電気的に接続されるものではないが、第2の基板32を挟んで上下に対向するよう搭載されており、パワートランジスタ14で発生した熱が、水晶振動子31とパワートランジスタ14との間に形成されている複数のスルーホール34及び水晶振動子13の底面(図1(a)の上側)に形成されたグランド端子を介して水晶振動子13の金属製のカバーに伝わるため、凹部33の全体を効率よく温めることができるものである。
更に、ヒータ抵抗15も少しは発熱するため、第1の恒温槽付水晶発振器では、ヒータ抵抗15は、第1の基板31の上面において、凹部33から遠いほうの短辺の近くに搭載されている。
つまり、第1の構成例では、熱源をパワートランジスタ14として発熱量を線形に制御すると共に、ヒータ抵抗15を、水晶振動子13が格納された凹部33からできるだけ遠い位置に搭載しているものであり、これにより、検出された温度に応じて精度よく発熱量を制御し、更に水晶振動子13に対する非線形な発熱の影響を抑えて、発振器出力の周波数温度特性を向上させることができるものである。
[第2の構成例:図1(b)]
次に、第1の恒温槽付水晶発振器の第2の構成について図1(b)を用いて説明する。
図1(b)に示すように、第1の恒温槽付水晶発振器の第2の構成では、第1の基板31、第2の基板32、カバー30の構成は(a)に示した第1の構成と同様であるが、電子部品の搭載の仕方が第1の構成とは異なっている。
図1(b)に示すように、第2の構成では、第2の基板32の上面に水晶振動子13及び温度センサ18が搭載され、下面にパワートランジスタ14が搭載されている。第2の構成では、凹部33は、パワートランジスタ14が収納可能な程度の大きさに形成されている。
ヒータ抵抗15は、第1の構成と同様に、第1の基板31の、凹部33から遠いほうの短辺の近くに搭載されている。
これにより、水晶振動子13とヒータ抵抗15との距離を遠くして、ヒータ抵抗15の熱が水晶振動子13に与える影響を低減し、発振器出力を良好な周波数温度特性とするものである。
また、水晶振動子13と、パワートランジスタ14とは第2の基板32の表裏に対向して接着されているため、パワートランジスタ14で発生する熱が、スルーホール34及び水晶振動子13の底面(図1(b)の下面)に形成されたグランド端子を介して水晶振動子13の金属製のカバーに伝わり、水晶振動子13のカバーの側面及び上面を介してカバー30で覆われた空間全体を効率よく温めることができ、消費電力を低減するものである。
[温度制御回路:図2]
次に、第1の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路について図2を用いて説明する。図2は、第1の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路の回路図である。
図2に示すように、第1の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路では、ヒータ抵抗(HR)41の一端には電源電圧DCが印加され、ヒータ抵抗41の他端はパワートランジスタ14としてのMOSFET(PチャネルMOSFET)42のソースに接続されている。MOSFET42の代わりに、PNP型バイポーラパワートランジスタを用いてもよい。
MOSFET42のドレインはグランド(GND)に接地されている。
また、抵抗R1の一端には電源電圧DCが印加され、抵抗R1の他端が温度センサとしてのサーミスタ(TH)43の一端に接続され、サーミスタ43の他端が接地されている。
抵抗R2の一端には電源電圧DCが印加され、抵抗R2の他端が抵抗R3の一端に接続され、抵抗R3の他端がGNDに接地されている。
そして、抵抗R1の他端とサーミスタ43の一端との間の点が、オペアンプ44の一方の入力端子(−端子)に接続され、抵抗R2の他端と抵抗R3の一端との間の点が、オペアンプ44の他方の入力端子(+端子)に接続されている。
オペアンプ44の出力端子は、MOSFET42のゲートに接続されている。
更に、ヒータ抵抗41の他端(MOSFET42のソース側)が、電流制限回路(図では「電流制限」と記載)45を介してオペアンプ44の出力端子(MOSFET42のゲート側)に接続されている。
電流制限回路45は、トランジスタ等で構成され、ヒータ抵抗41に流れる電流を制限するものであり、これにより、熱源をパワートランジスタのみとして、発熱量を線形に制御可能とするものである。
[第1の実施の形態の効果]
本発明の第1の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器によれば、温度制御回路に、ヒータ抵抗15に流れる電流を制限する電流制限回路45を設け、第1の基板31の一方の短辺寄りの上面に、凹部33がくり抜きによって形成され、凹部33の開口部を覆うように第2の基板32が搭載され、第2の基板32の上面又は下面のいずれか一方の面に表面実装型の水晶振動子13と温度センサ18とが搭載され、他方の面にパワートランジスタ14が搭載され、第2の基板32の上面と下面とがスルーホール34によって接続され、第1の基板31の他方の短辺寄りの上面に、ヒータ抵抗15が搭載され、全体がカバー30によって封止された構成としているので、ピンを用いない構成として低背化して薄型デバイスに搭載可能とし、ピン及び半田によって占有される面積を無くして部品実装を容易にし、製造工程を簡易にして、コストを低減することができ、更に、非線形な発熱による影響を小さくして、良好な周波数温度特性を得ることができる効果がある。
また、本恒温槽付水晶発振器を搭載する無線通信システムの基地局や、ネットワーク機器を薄型に成型することができる効果がある。
また、第1の恒温槽付水晶発振器によれば、第2の基板32の大きさを、一方の面に水晶振動子13と温度センサ18が搭載できる程度に小さく形成することにより、コストを低減することができる効果がある。
特に、第1の恒温槽付水晶発振器の第1の構成では、小さい空間内に水晶振動子13と温度センサ18とが一緒に格納されているので、温度センサ18が、水晶振動子13の温度を正確に検出することができ、精度の高い温度制御を行って一層良好な周波数温度特性とすることができる効果がある。
[第2の実施の形態:図3]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器について図3を用いて説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図である。
本発明の第2の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器(第2の恒温槽付水晶発振器)は、上述した第1の恒温槽付水晶発振器の第2の構成とほぼ同様の構成であるが、水晶振動子として、表面実装型ではなく、丸型の水晶ブランクを用いたリードタイプの水晶振動子を用いている点が異なっている。
図3に示すように、第2の恒温槽付水晶発振器は、第1の恒温槽付水晶発振器と同様に、ガラエポ又はセラミックで形成された第1の基板31の上面に、凹部33がくり抜きにより形成され、凹部33の上部の開口部を覆うようにガラエポ等で形成された第2の基板32が搭載されて、第1の基板と接合されている。
第2の基板32の両面には金属配線が形成されており、複数のスルーホール34によって上下の面が電気的に接続されている。
そして、第2の基板32の上面には、丸型ブランクを備えたリードタイプの水晶振動子13′が搭載されている。
水晶振動子13′は、丸型の水晶ブランクの主面が第2の基板32の上面に略平行になるよう水平に保持され、裏面が半田によって第2の基板32上の電極に接着されている。また、水晶振動子13′の2本のリード端子の先端部分は下向きに90度程度曲げられて、第2の基板32の上面の配線に半田によって固定されている。
また、第2の基板32の上面には温度センサ18が搭載され、下面にはパワートランジスタ14が搭載されている。
更に、第1の基板31の凹部33から遠いほうの短辺寄りに、ヒータ抵抗15が搭載されている。
そして、全体がカバー30によって封止されている。
また、第2の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路は、図2に示した第1の恒温槽付水晶発振器の温度制御回路と同じであり、電流制限回路を用いてヒータ抵抗15に流れる電流を制限し、発熱源をパワートランジスタ14のみとして、発熱量を線形に制御するようにしている。
これにより、第2の恒温槽付水晶発振器では、丸型ブランクを備えたリードタイプの水晶振動子を用いて、低背化を図ると共に、良好な温度周波数特性を備えた恒温槽付水晶発振器を実現することができるものである。
[第2の実施の形態の効果]
本発明の第2の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器によれば、温度制御回路に、ヒータ抵抗15に流れる電流を制限する電流制限回路45を設け、第1の基板31のいずれかの短辺寄りの上面に、凹部33がくり抜きによって形成され、凹部33の開口部を覆うように第2の基板32が搭載され、第2の基板32の上面又は下面のいずれか一方の面に、温度センサ18と丸型ブランクを備えたリードタイプの水晶振動子13′が第2の基板32とほぼ平行に搭載され、他方の面にパワートランジスタ14が搭載され、第2の基板32の上面と下面とがスルーホール34によって接続され、第1の基板31の凹部33から遠いほうの短辺寄りの上面に、ヒータ抵抗15が搭載され、全体がカバー30によって封止された構成としているので、丸型ブランクを備えたリードタイプ水晶振動子を用いて、低背化を図り薄型デバイスに搭載可能とし、製造工程を簡易にして、コストを低減することができ、また、熱源をパワートランジスタ14のみとして発熱を線形制御可能とし、更に非線形な発熱による影響を小さくすることができ、良好な周波数温度特性を得ることができる効果がある。
[第3の実施の形態:図4]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器について図4を用いて説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器の断面説明図であり、(a)は第1の構成、(b)は第2の構成を示している。
図4(a)(b)に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器(第3の恒温槽付水晶発振器)は、ガラエポ又はセラミックで形成された第1の基板31及び第2の基板32と、カバー30と、表面実装型の水晶振動子13、パワートランジスタ14、ヒータ抵抗15等から構成されている。
第3の恒温槽付水晶発振器は、第1の基板31の上面にくり抜きによって形成された凹部33を備え、その開口部を覆うように第2の基板32が第1の基板に密着して搭載されている。
第3の恒温槽付水晶発振器は、凹部33の大きさを第1の恒温槽付水晶発振器より大きくしており、それに伴って第2の基板32の大きさも大きくなっている。
つまり、第3の恒温槽付水晶発振器では、水晶振動子13、パワートランジスタ14、ヒータ抵抗15、温度センサ18等の電子部品を全て第2の基板に搭載する構成としている。
これにより、第1の基板は、エッチング等により凹部33を形成する工程と、上面、側面、及び底面に金属配線パターンを形成する工程のみで完成し、電子部品を実装する工程は不要となるため、製造工程を簡易にすることができるものである。
図4(a)に示すように、第3の恒温槽付水晶発振器の第1の構成は、第2の基板32の下面に水晶振動子13と、温度センサ18とが搭載され、上面にパワートランジスタ14と、ヒータ抵抗15とが搭載されている。下面に搭載された水晶振動子13と温度センサ18とは、第1の基板31の凹部33に格納され、凹部33は第2の基板32によって密封されている。
ヒータ抵抗15は、水晶振動子13からできるだけ遠い位置に搭載されている。
第2の基板32には、上面と下面とを接続するスルーホール34が形成されている。
また、第3の恒温槽付水晶発振器は、第1の恒温槽付水晶発振器と同様の温度制御回路を備えており、熱源をパワートランジスタ14のみとして、温度変化に対して発熱量を線形に制御するものである。
更に、ヒータ抵抗15が、水晶振動子13とは反対側の面の、水晶振動子13からできるだけ離れたところに搭載されていることにより、第3の恒温槽付水晶発振器では、良好な温度周波数特性が得られるものである。
第3の恒温槽付水晶発振器においても、水晶振動子13と、パワートランジスタ14とを第2の基板32を挟んで対向するように搭載することにより、パワートランジスタ14からの熱をスルーホール34及び水晶振動子13の金属カバーを介して放熱させて、水晶振動子13が搭載されている空間を効率よく温めることができ、消費電力を低減する効果がある。
また、図4(b)に示すように、第3の恒温槽付水晶発振器の第2の構成は、第2の基板32の下面にパワートランジスタ14が搭載され、上面に、水晶振動子13と、温度センサ18と、ヒータ抵抗15とが搭載されている。
尚、図4では、水晶振動子13及びパワートランジスタは、第2の基板の中央部に搭載されているが、どちらかの短辺寄りに搭載してもよく、その場合には、他方の短辺寄りにヒータ抵抗15を搭載することにより、水晶振動子13とヒータ抵抗15との距離を長くして、非線形な発熱の影響をより低減することができるものである。
[第3の実施の形態の効果]
本発明の第3の実施の形態に係る恒温槽付水晶発振器によれば、温度制御回路に、ヒータ抵抗15に流れる電流を制限する電流制限回路45を設け、第1の基板31の上面に、凹部33がくり抜きによって形成され、凹部33の開口部を覆うように第2の基板32が搭載され、第2の基板32の上面又は下面のいずれか一方の面に水晶振動子13と温度センサ18とが搭載され、他方の面にパワートランジスタ14が搭載され、第2の基板32の上面と下面とがスルーホール34によって接続され、全体がカバー30によって封止された構成としているので、低背化して薄型デバイスに搭載可能とし、第2の基板のみに部品実装を行うことにより製造工程を簡易にして、コストを低減することができ、また、熱源をパワートランジスタ14のみとして発熱を線形制御可能とし、良好な周波数温度特性を得ることができる効果がある。
本発明は、低背化を図り、薄型のデバイスに搭載可能とし、製造工程を簡略化し、周波数温度特性を良好にすることができる恒温槽付水晶発振器に適している。
11,31...第1の基板、 12,32...第2の基板、 13...水晶振動子、 14...パワートランジスタ、 15,41...ヒータ抵抗、 16...ピン、 17...半田、 18...温度センサ、 20,30...カバー、 33...凹部、 34...スルーホール、 42...PチャネルMOSFET、 43...サーミスタ、 44...オペアンプ、 45...電流制限回路

Claims (6)

  1. ベース基板となる第1の基板と、水晶振動子が搭載された第2の基板とを備え、温度センサと、パワートランジスタと、ヒータ抵抗とを有する温度制御回路によって温度が一定に制御される恒温槽付水晶発振器であって、
    前記温度制御回路は、前記ヒータ抵抗を流れる電流を制限する電流制限回路を備え、
    前記第1の基板の上面に凹部が形成され、前記凹部の開口部を覆うように前記第2の基板が前記第1の基板上に密着して搭載され、
    前記第2の基板は、上面又は下面のいずれか一方の面に前記水晶振動子と前記温度センサとが搭載され、他方の面に前記パワートランジスタが搭載され、前記水晶振動子と前記パワートランジスタとが、前記第2の基板を挟んで対向する位置に搭載されると共に、前記上面と前記下面とを接続するスルーホールが、前記水晶振動子と前記パワートランジスタとに挟まれた領域に複数形成され、前記スルーホールは、前記水晶振動子及び前記パワートランジスタに当接しており、
    前記第2の基板に搭載された水晶振動子又はパワートランジスタのいずれか一方が前記凹部に格納されていることを特徴とする恒温槽付水晶発振器。
  2. 凹部が、第1の基板の一方の短辺寄りに形成されると共に、他方の短辺寄りには第2の基板が搭載されていない領域を備え、前記他方の短辺寄りの第2の基板が搭載されていない領域にヒータ抵抗が搭載されていることを特徴とする請求項1記載の恒温槽付水晶発振器。
  3. ヒータ抵抗が、第2の基板の上面に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の恒温槽付水晶発振器。
  4. 水晶振動子が、表面実装型であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の恒温槽付水晶発振器。
  5. 水晶振動子が、リードタイプであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の恒温槽付水晶発振器。
  6. 凹部が、第1の基板をくり抜いて形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の恒温槽付水晶発振器。
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