JP5910554B2 - 光源装置および表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、プロジェクター等の表示装置に用いられる光源装置およびこれを備える表示装置に関する。
プロジェクター用の光源としては、明るさやコストパフォーマンスの観点から超高圧水銀ランプが主として用いられているが、長寿命性、高機能付加等の観点から、長寿命であり色域の広い固体光源が注目されている。固体光源は、半導体のp/n接合による発光現象を用いた光源であり、LEDやレーザダイオード(LD)等がある。近年では、例えば特許文献1のような、特定の波長域の光を照射すると当該光とは異なる波長域の光を発光する蛍光体材料に対して固体光源により光を照射し、蛍光発光した光を利用する光源装置がプロジェクター等に利用されている。
特開2012−108486号公報
レーザを表示装置の光源として利用する場合、光源のビーム径の断面積が必要になる。光源としてある程度の数のレーザが使用される場合は、これらのレーザをアレイ状に配置することで対応可能である。しかしながら、使用するレーザの数が少ない場合、多重に光を重ねることができないため干渉性が強くなってしまうため、何らかの方法でビーム径を広げる必要がある。
その一つの構成として、例えば図17に示すようにレーザダイオード11からの光線を透過型拡散板12に照射して拡散させた後、レンズ13、ミラー14等の光学系で所望のスペックにして出射する光源装置10Aがある。また、光源全体の小型化を図るために、図18に示すような反射型拡散板17を用いた光源装置10Bもある。光源装置10Bでは、レーザダイオード11から出射された光は、偏光ビームスプリッタ(PBS)15、λ/4板16、レンズ13を通過して、反射型拡散板17で拡散して反射される。反射型拡散板17で反射された光は、レンズ13、λ/4板16を通過してPBS15で反射されて出射する。
しかし、反射型拡散板17を用いた光源10Bは透過型拡散板12を用いた光源装置10Aと比較して、比較的高価な光学系であるPBS15、λ/4板16が新たに必要となって部品点数が増えるため、光源装置10Bの製造コストが上がってしまう。そこで、高価な部品を用いることなく小型の光源装置を実現することが求められていた。
本開示によれば、光を出射する少なくとも1つの光源と、光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、光源と拡散板との間に設けられ、光を通過させる透過領域と光を反射する透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、を備える、光源装置が提供される。
本開示によれば、光源から出射された光を拡散板により反射して拡散する構成として、光源と拡散板との間に透過領域と反射領域とを有する部分透過部材を設ける。光源から出射された光は、透過領域を通過して拡散板に入射し、拡散して反射される。拡散板により反射された光は、部分透過部材の反射領域で光源装置の光の出射方向に反射される。これにより、光源装置から出射される光の光量を維持しつつ、光源装置を小型化することができる。
また、本開示によれば、光源部と、入射された光を変調し合成する光変調合成系と、光源部から出射された光を光変調合成系へ導く照明光学系と、光変調合成系から出射された画像を投射する投射光学系と、からなり、光源部は、光を出射する少なくとも1つの光源と、光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、光源と拡散板との間に設けられ、光を通過させる透過領域と光を反射する透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、を備える、表示装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、高価な部品を用いることなく小型の光源装置を実現することができる。
本開示の第1の実施形態に係る光源部を備える表示装置の一構成例を示す概略構成図である。 同実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 同実施形態に係る光源部の部分透過板の一例を示す平面図である。 同実施形態に係る光源部の部分透過板の他の一例を示す平面図である。 同実施形態に係る光源部の切欠きによる開口部が形成された部分透過板の一例を示す平面図である。 本開示の第2の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 拡散による一般的な散乱反射を示す説明図である。 本開示の第3の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 ランバシアン特性を有する拡散による散乱反射を示す説明図である。 本開示の第4の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 同実施形態に係る光源部の、2つの開口部を有する部分透過板の一例を示す平面図である。 本開示の第5の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 本開示の第6の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 本開示の第7の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 本開示の第8の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 本開示の第9の実施形態に係る光源部の一構成例を示す概略説明図である。 本開示の関連技術に係る透過型拡散板を用いた光源装置の一構成例を示す概略構成図である。 本開示の関連技術に係る反射型拡散板を用いた光源装置の一構成例を示す概略構成図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(部分透過板の透過領域を中央部分に設けた構成)
1.1.表示装置の構成
1.2.光源部の構成
2.第2の実施形態(部分透過板の透過領域を隅部に設けた構成)
3.第3の実施形態(ランバシアン特性を有する拡散板を用いた構成)
4.第4の実施形態(2つのLDを用いた構成)
5.第5の実施形態(拡散板を回転させる構成(部分透過板の中央部分に透過領域))
6.第6の実施形態(拡散板を回転させる構成(部分透過板の隅部に透過領域))
7.第7の実施形態(拡散板を部分的に設けて回転させる構成)
8.第8の実施形態(ランバシアン特性を有する拡散板を回転させる構成)
9.第9の実施形態(蛍光体材料を用いた構成)
<1.第1の実施形態>
[1.1.表示装置の構成]
まず、図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係る光源部100を備える表示装置1の一構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る光源部100を備える表示装置1の一構成例を示す概略構成図である。
本実施形態に係る表示装置1は、光を発する光源からの光を集め、画像を表示させるデバイスを通して投影レンズから光を出射し、スクリーンS等の表示面に画像を投影するプロジェクターの一構成例を示している。図1に示す表示装置1は、マイクロディスプレイとして3LCDを用いたプロジェクターの一構成例である。
光源部100から出射された光は、表示画像の端部まで明るさを維持するように第1レンズアレイ2aおよび第2レンズアレイ2bからなるインテグレータレンズ2を通過した後、偏光変換素子3a、集光レンズ3bを通過し、波長域毎に分離される。
集光レンズ3bを通過した光は、赤色の波長域の光のみを反射し、その他の波長域の光を通過させる第1反射ダイクロイックミラー4aに入射する。これにより、赤色の波長域の光は第1反射ダイクロイックミラー4aにより反射されて反射ミラー5a側へ進行する。赤色の波長域の光は、反射ミラー5aによりさらに反射されて赤色用液晶パネル6aに入射する。
第1反射ダイクロイックミラー4aを通過したその他の波長域の光は第2反射ダイクロイックミラー4bへ入射する。第2反射ダイクロイックミラー4bは、緑色の波長域の光のみを反射し、その他の波長域の光、すなわち青色の波長域の光を通過させる。第2反射ダイクロイックミラー4bにより反射された緑色の波長域の光は緑色用液晶パネル6bに入射する。また、第2反射ダイクロイックミラー4bを通過した青色の波長域の光は、反射ミラー5b、5cにより反射された後、青色用液晶パネル6cへ入射する。
各色用の液晶パネル6a〜6cは、入力画像信号に応じてそれぞれに入射した光を変調し、RGBに対応する画像の信号光を生成する。液晶パネル6a〜6cには、例えば高温ポリシリコンTFTを用いた透過型液晶素子を使用してもよい。各液晶パネル6a〜6cにより変調された信号光は、ダイクロイックプリズム7に入射され、合成される。ダイクロイックプリズム7は、赤色の信号光および青色の信号光を反射し、緑色の信号光を透過させるように、4つの三角柱を組み合わせた直方体に形成されている。ダイクロイックプリズム7により合成された各色の信号光は投射レンズ8へ入射されて、スクリーンS等の表示面に画像として投影される。
表示装置1において、液晶パネル6a〜6cおよびダイクロイックプリズム7は入射された光を変調して合成する光変調合成系として機能するものである。また、インテグレータレンズ2、偏光変換素子3a、集光レンズ3b、反射ダイクロイックミラー4a、4b、反射ミラー5a〜5cは、光変調合成系を構成する液晶パネル6a〜6cに光源部100からの光を導く照明光学系として機能するものである。そして、および投射レンズ8は、ダイクロイックプリズム7から出射された画像を投射する投射光学系として機能するものである。
[1.2.光源部の構成]
このような表示装置1の光源部100として、図2に示すような本技術では反射型拡散板を用いて所望のスペックとした光を出射する光源装置を用いる。光源部100は、レーザダイオード(以下、「LD」ともいう。)110と、部分透過板120と、レンズ130と、拡散板140とからなる。LD110とレンズ130とは光軸が一致するように配置されている。なお、光軸は、部分透過板120の中心を通りLD110の光の出射方向に平行な軸をいう。LD110とレンズ130との間には部分透過板120が配置され、レンズ130に対して部分透過板120と反対側に拡散板140が配置されている。
LD110は、光源部100から出射する光の基となる光を出射する発光部である。LD110から出射された光は、部分透過板120に向かって進行する。
部分透過板120は、LD110から入射する光を透過領域から拡散板140側へ通過させ、拡散板140により拡散された光を光源部100による光の出射方向へ導く光学系(部分透過部材)である。部分透過板120において、LD110から光が入射する側の面を第1面120a、第1面120aと反対側の面を第2面120bとする。本実施形態に係る部分透過板120には、LD110から入射する光を通過させる透過領域として開口部122が形成されている。
開口部122は、LD110からの光の入射位置に形成され、図2に示す光源部100の場合には、例えば図3に示すように部分透過板120の略中心部分に形成してもよい。したがって、光の入射位置に応じて、例えば図4に示すように部分透過板120Aの隅部分に開口部122を形成してもよい。開口部122は、本実施形態に係る部分透過板120のように物理的に開口していてもよく、透過領域のみ光を通過させるガラス等の透過部材により形成してもよい。あるいは、部分透過板120に透過領域のみ光を通過させるコーティング等を施してもよい。また、開口部122の形状は、図3に示すような円形状でもよく、多角形状であってもよい。あるいは、図5に示すように、部分透過板120Bの隅部に切欠き124を設けて開口部122を形成してもよい。
部分透過板120の開口部122を通過し、拡散板140で反射された光は、部分透過板120の第2面120bにて光源部100による光の出射方向に反射される。本実施形態では、光源部100の出射方向がLD110からの光の入射方向と略直交するため、部分透過板120は、LD110からの光の入射方向に対して約45°傾斜するように配置される。
ここで、開口部122の開口面積(通過領域)が大きすぎると、拡散板140からの反射光がLD110側へ抜けてしまい、光源部100の光量が低下する。このため、開口部122は、部分透過板120に対するLD110からの入射光の照射領域に対応してなるべく小さく形成される。開口部122の開口面積をなるべく小さくして拡散板140からの反射光をLD110側へなるべく進行させないようにすることで、光源部100の光量を維持する。したがって、LD110もなるべく焦点距離を短くし細いビームとなるようにすることで、より開口部122の開口面積を小さくすることができる。
レンズ130は、LD110からの光を拡散板140上に集め、拡散板140による反射光を部分透過板120へ導く光学系である。部分透過板120の開口部122を通過した光は、レンズ130を通過して、拡散板140へ導かれる。レンズ130は、例えば拡散板140上にレンズの焦点が位置するように配置される。拡散板140上の1点にLD110からの光を集光させることで、拡散板140の集光位置で拡散され反射した光はレンズ130へ戻る。
拡散板140により拡散反射された光は、レンズ130の焦点位置から発散されているため、レンズ130を通過することにより平行光となる。その後、この平行光は部分透過板120の第2面120bの反射部分(すなわち、透過領域である開口部122以外の部分)で反射される。この際、反射光の一部が部分透過板120の開口部122を通過してLD110側へ進むが、開口部122は反射部分に比べ十分に小さいため光量の大きな損失とはならない。
拡散板140は、LD110から入射される光を拡散して反射する反射型拡散板である。拡散板140による光の拡散は、散乱や回折により行われる。拡散板140は、例えば金属膜が設けられた表面に微細な凹凸を形成して構成され、凹凸面に入射した光を散乱反射する。拡散板140は、当該拡散板140にて反射された光がレンズ130へ戻るように、例えばレンズ130の焦点位置に配置される。
このような構成により、小型化しやすい反射型拡散板を用いて、図18に示したようなPBS15、λ/4板16といった高価な部品を使用することなく、かつ部品点数を削減して光源部100を実現できる。
<2.第2の実施形態>
次に、図6および図7に基づいて、第2の実施形態に係る光源部200について説明する。なお、図6は、本実施形態に係る光源部200を示す概略構成図である。図7は、拡散140による一般的な散乱反射を示す説明図である。
図2に示した第1の実施形態に係る光源部100は、光源部100の光軸近傍にLD110からの入射光が入射する開口部122が形成されており、部分透過板120を透過したLD110からの光が拡散板140に入射する。そして、拡散板140による反射光が再度部分透過板120で反射される。
ここで、拡散板140により散乱反射された光線は、図7に示すように、一般的なミラー反射のように拡散板140の拡散面140aへの入射光の入射角度α(拡散面140aに垂直な軸に対する傾斜角)と同一の反射角度の方向に強い強度を持つ。光源部100の場合は、入射角度αがゼロなので反射方向も同一方向となる。そうすると部分透過板120の第2面120bで拡散板140からの反射光が反射される際、開口部122に散乱反射の強度の強い光線が入射してしまい、部分透過板120により反射されずに損失となってしまう。
これを回避するために、例えば、LD110および部分透過板120Aの開口部122を光源部の光軸からずれた位置に設け、拡散板140に斜めに入射するように光源部を構成することも考えられる。しかし、この場合、LD110から出射される光の強度分布が光軸中心からずれてしまい、照明ムラを引き起こす可能性がある。
そこで、本実施形態に係る光源部200は、図6に示すように、LD110および部分透過板120Aの開口部122を光源部200の光軸Cからずらした位置に設けるとともに、拡散板140を傾斜して配置した構成となっている。すなわち、LD110から出射された光は、部分透過板120Aの開口部122を通過して、レンズ130により拡散板140の拡散面140aに入射する。このとき、拡散板140は、拡散面140aによる反射光の反射強度の強い光線部分が光源部200の光軸Cと略一致するように傾斜して配置される。
したがって、拡散面140aによる反射光のうち反射強度の強い部分は、光軸Cに沿って進行し、レンズ130を通過して、部分透過板120Aの反射部分に入射し、光源部200の光の出射方向へ導かれる。これにより、光源部200の小型化を実現するとともに、部分透過板120Aでの光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができる。
<3.第3の実施形態>
次に、図8および図9に基づいて、第3の実施形態に係る光源部300について説明する。なお、図8は、本実施形態に係る光源部300を示す概略構成図である。図9は、ランバシアン特性を有する拡散340による散乱反射を示す説明図である。
本実施形態に係る光源部300は、第2の実施形態と比較して、拡散340にランバシアン特性を持たせた点で相違する。すなわち、光源部300は、図8に示すように、第2の実施形態と同様、部分透過板120Aでの反射光の損失を抑えるために、LD110および部分透過板120Aの開口部122が光軸Cからずらした位置に配置されている。一方、拡散板340は、図2に示す第1の実施形態に係る拡散板140と同様、光の拡散面340aが光軸Cに対して垂直に設けられている。したがって、開口部122を通過した入射光は、レンズ130を通過して、拡散板340の拡散面340aに対して斜めに入射する。
本実施形態に係る拡散板340は、図9に示すようなランバシアン特性を有する。ランバシアン特性とは、光の入射角度に関わらず反射面(拡散面340a)の垂直方向に強度の中心があり、当該垂直方向からの角度βの方向に反射する光線の強度がcosβで減衰する特性をいう。なお、本技術においてはこのようなランバシアン特性に完全に従った特性である必要ではなく、入射角度に寄らず反射面の垂直方向に反射強度の強い部分があればよい。
このようなランバシアン特性を有する拡散板340を用いることにより、LD110からの光が拡散板340に斜めに入射したとしても、拡散面340aによる反射光は反射強度の強い部分が光軸Cに沿って進行する。そして、反射強度の強い光線は、レンズ130を通過して、部分透過板120Aの反射部分に入射し、光源部300の光の出射方向へ導かれる。これにより、光源部300の小型化を実現するとともに、部分透過板120Aでの光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができる。
<4.第4の実施形態>
次に、図10および図11に基づいて、第4の実施形態に係る光源部400について説明する。なお、図10は、本実施形態に係る光源部400を示す概略構成図である。図11は、2つの開口部422、424を有する部分透過板420を示す平面図である。
本実施形態に係る光源部400は、第3の実施形態と比較して、発光部であるLD110として2つのLD112、114を備えている点で相違する。2つのLD112、114を備える場合にも、第3の実施形態に係る光源部00に用いたランバシアン特性を有する拡散340を用いることで、拡散340による反射光のうち反射強度の強い光線を容易に光軸Cに沿って進行させることができる。
図10に示すように、2つのLD112、114は、光源部400の光軸Cからずらした位置に配置されている。LD112、114から出射した光は、部分透過板420の第1面420aに入射する。本実施形態に係る部分透過板420は、図11に示すように、各LD112、114からの入射位置に対応する位置に透過領域として2つの開口部422、424が形成されている。
部分透過板420の開口部422、424を通過し、拡散板340で反射された光は、部分透過板420の第2面420bにて光源部100による光の出射方向に反射される。本実施形態では、光源部400の出射方向がLD112、114からの光の入射方向と略直交するため、部分透過板420は、LD112、114からの光の入射方向に対して約45°傾斜するように配置される。
開口部422、424を通過した光は、それぞれレンズ130を介して拡散板340の拡散面340aに対して斜めに入射する。拡散板340はランバシアン特性を有するので、拡散面340aで拡散反射された各光の反射強度の強い光線が光軸Cに沿って進行する。そして、反射強度の強い光線は、レンズ130を通過して、部分透過板420の反射部分に入射し、光源部400の光の出射方向へ導かれる。
これにより、光源部400の小型化を実現するとともに、部分透過板420での光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができる。また、拡散板340の拡散面340aを光軸Cに対して略直交するように設けることで、容易に2つのLD112、114から入射される光の各反射光の反射強度の強い光線を部分透過板420で反射して光源部400から出射させることができる。
<5.第5の実施形態>
次に、図12に基づいて、第5の実施形態に係る光源部500について説明する。なお、図12は、本実施形態に係る光源部500を示す概略構成図である。本実施形態に係る光源部500は、第1の実施形態に係る光源部100と比較して、拡散板140が回転駆動部550により回転可能に設けられている点で相違している。
LD110から出射される光は、光の位相が揃っているという特性を有している。このため、LD110の光を用いた光源は、スペックルと呼ばれるムラを生じたり、干渉縞を生じたりする。そこで、本実施形態に係る光源部500は、拡散板140を動かすことで拡散光の面内輝度分布を時間的に変化させる。これにより、スペックルや干渉縞が時間的に平均化され、スペックルや干渉縞を効果的に低減することができ、当該光源部500を用いた表示装置1により表示される画像の画質を改善できる。
拡散板140を動かす方法として、例えば図12に示すように、拡散板140をホイール状に形成してモータなどの回転駆動部550で回転する方法がある。拡散板140の略中央部分に回転駆動部550の回転軸552を取り付け、回転軸552を回転させることで拡散板140が当該回転軸552周りに回転する。
LD110から出射した光は、部分透過板120の第1面120a側から入射して、開口部122を通過してレンズ130により拡散板140の拡散面140aに集光される。拡散140aにより反射された光は、再度レンズ130を通過して部分透過板120の第2面120bで反射され、光源部500の光の出射方向へ導かれる。
このような構成により、小型化しやすい反射型拡散板を用いて、高価な部品を使用することなく、かつ部品点数を削減して光源部500を実現できる。また、拡散板140を回転させることで、スペックルや干渉縞を効果的に低減することができる。
<6.第6の実施形態>
次に、図13に基づいて、第6の実施形態に係る光源部600について説明する。なお、図13は、本実施形態に係る光源部600を示す概略構成図である。本実施形態に係る光源部600は、第2の実施形態に係る光源部200と比較して、拡散板140が回転駆動部550により回転可能に設けられている点で相違している。
本実施形態に係る光源部600も、拡散板140を第5の実施形態と同様に回転駆動部550により回転させる。これにより、光源部600の小型化を実現し、部分透過板120Aでの光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができることに加えて、スペックルや干渉縞を効果的に低減することもできる。
<7.第7の実施形態>
次に、図14に基づいて、第7の実施形態に係る光源部700について説明する。なお、図14は、本実施形態に係る光源部700を示す概略構成図である。本実施形態に係る光源部700は、第6の実施形態に係る光源部600と比較して、拡散板740の構成が相違している。すなわち、第6の実施形態に係る光源部600では、拡散板140を光軸Cに対して傾けて配置したのに対し、本実施形態に係る光源部700は、回転駆動部550の回転軸552に円板状の基板742を設け、拡散板740を基板742に傾けて配置している。
基板742の面は光軸Cに対して略垂直に設けられる。拡散板740は、例えば基板742の表面742aの周縁部分に、周方向に沿って環状に設けられる。そして、図7に示した散乱反射の特性に基づき、拡散板740の拡散面740aによりLD110からの入射光が反射されたとき、この反射光のうち反射強度の強い光線が光軸Cに沿って進行するように傾斜して配置される。これにより、拡散板740による反射光のうち反射強度の強い部分は、光軸Cに沿って進行し、レンズ130を通過して、部分透過板120Aの反射部分に入射し、光源部700の光の出射方向へ導かれる。
光源部700の構成により、光源部700の小型化を実現し、部分透過板120Aでの光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができる。また、拡散板740を回転駆動部550により回転させることで、スペックルや干渉縞を効果的に低減することもできる。
<8.第8の実施形態>
次に、図15に基づいて、第8の実施形態に係る光源部800について説明する。なお、図15は、本実施形態に係る光源部800を示す概略構成図である。本実施形態に係る光源部800は、第3の実施形態に係る光源部300と比較して、ランバシアン特性を有する拡散板340を回転駆動部550により回転させる点で相違する。拡散板340は、図15に示すように、その中心部分に回転軸552が固定されており、回転駆動部550が駆動することにより回転される。その他の構成は、図8に示した第3の実施形態に係る光源部300と同様に構成され、機能する。
このようなランバシアン特性を有する拡散板340を用いることにより、LD110からの光が拡散板340に斜めに入射したとしても、拡散面340aによる反射光は反射強度の強い部分が光軸Cに沿って進行する。そして、反射強度の強い光線は、レンズ130を通過して、部分透過板120Aの反射部分に入射し、光源部300の光の出射方向へ導かれる。これにより、部分透過板120Aでの光の損失も小さくでき、さらに照明ムラを低減することができる。また、拡散板340を回転駆動部550により回転させることで、スペックルや干渉縞を効果的に低減することもできる。
<9.第9の実施形態>
次に、図16に基づいて、第9の実施形態に係る光源部900について説明する。なお、図16は、本実施形態に係る光源部900を示す概略構成図である。本実施形態に係る光源部900は、上記実施形態にて説明したような光源部100〜800により出射される光と、蛍光体材料を励起して発光した蛍光発光光とを利用した発光ユニットである。これらを組み合わせることで、光源部900を小型化することができる。
光源部900は、第1光源910および第2光源912の、2つの光源を備える。第1光源910は、拡散されて光源部900から出射される光を発するものであり、例えばLDにより形成される。第2光源912は、後述する蛍光体材料970を励起する光を出射するものであり、例えば青色LDが用いられる。
まず、第1光源910から出射した光は、図16に示すように、部分透過板920の第1面920aへ入射し、透過領域である開口部922を通過して、レンズ130により拡散板740に入射する。部分透過板920、レンズ130および拡散板740は、図14に示した第7の実施形態に係る部分透過板120A、レンズ130および拡散板740と同様の構成、機能となっている。なお、拡散板740は、後述する蛍光体材料970が設けられる円板状のホイール950に基板層940を介して設けられる。拡散板740は、例えば図16に示すように、ホイール950の周縁部分に、周方向に沿って環状に設けられる。
拡散板740に入射した第1光源910からの光は、拡散面740aにて反射され、レンズ130を通過して部分透過板920の第2面920bに入射する。部分透過板920の第2面920bは、入射した光をダイクロイックミラー980側へ導くように反射する。
一方、第2光源912から出射した光は、図16に示すように、ダイクロイックミラー980に入射する。ダイクロイックミラー980は、第1面980aから入射する第2光源912の光および部分透過板920からの入射光を透過させる。また、ダイクロイックミラー980は、当該ダイクロイックミラー980およびレンズ960を介して第2光源912と対向して配置された蛍光体材料970による蛍光発光光および第2光源912の反射光を第2面980bで反射する。
したがって、第2光源912から出射された光はダイクロイックミラー980を通過して、レンズ960により集光されて蛍光体材料970に照射される。蛍光体材料970は、例えばYAG系の蛍光体材料であり、第2光源912より青色波長域の光が照射されると、当該光を吸収し、青色波長域と異なる波長域の光を発光する。例えば、緑色波長域の光や赤色波長域の光を発光するような蛍光体材料が用いられる。蛍光体材料970は、図16に示すように、例えばアルミニウム等の金属からなる円板状のホイール950に設けられている。ホイール950の周縁部分には拡散板740が配置されているため、蛍光体材料970は例えばホイール950の中央部分に設けられる。
ホイール950は、その中心に設けられた回転軸552を回転中心としてモータ等の回転駆動部550により回転される。ホイール950を回転させることで、光の照射によりホイール950が熱を持ち蛍光体材料970の発光効率が低下するのを防止するとともに、ホイール950と蛍光体材料970との接着に用いられる樹脂が溶けてしまうのを防止する。また、ホイール950を回転させることで、拡散板740も回転されるため、スペックルや干渉縞を効果的に低減することもできる。
蛍光体材料970により発せられる蛍光発光光は、レンズ960を通過して、ダイクロイックミラー980の第2面980bへ入射する。ダイクロイックミラー980は、第2面980bに入射した蛍光発光光を光源部900の光の出射方向へ反射する。このとき、ダイクロイックミラー980の第1面980aには部分透過板920の第2面920bで反射された第1光源910の拡散光も入射する。拡散光は、ダイクロイックミラー980を通過し、第2面980bで反射された蛍光発光光とともに、光源部900の光の出射方向に進行する。
光源部900のように、第1光源910から出射される光の拡散光と蛍光体材料970を励起して発光した蛍光発光光とを組み合わせることで、光源部900を小型化することができ、色域のバランスのとれた光を実現できる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第5〜第9の実施形態では、拡散板を回転駆動部550により動かしていたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、駆動部により拡散板を往復運動させたり振動させたりしてもよい。
また、上記実施形態では、拡散板として拡散面を凹凸にして光を反射するように構成したものやランバシアン特性を有するものについて説明したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば回折タイプの拡散板を用いてもよい。このような拡散板も部分透過板の透過領域へ抜ける光量を少なくし、反射部分に入射する光量を多くすることが可能である。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)光を出射する少なくとも1つの光源と、
前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させる透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
を備える、光源装置。
(2)前記部分透過部材の前記透過領域は、前記光源から出射された光が入射する位置に形成される、前記(1)に記載の光源装置。
(3)前記部分透過部材は、前記拡散板による反射光を前記光源装置の光の出射方向に導くように、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸に対して傾斜して配置される、前記(1)または(2)に記載の光源装置。
(4)前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸上に配置され、
前記拡散板の拡散面は、前記光軸に対して垂直に設けられる、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の光源装置。
(5)前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
前記拡散板の拡散面は、前記光源からの光が当該拡散面により反射された反射光のうち反射強度の強い光線が前記光軸上を進行するように、前記光軸に対して傾斜して配置される、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の光源装置。
(6)前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
前記拡散板はランバシアン特性を有し、その拡散面は前記光軸に対して垂直に設けられる、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の光源装置。
(7)前記拡散板は駆動部により動かされる、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の光源装置。
(8)照射された光と異なる波長域の蛍光発光光を出射する蛍光体材料と、
前記蛍光体材料に照射する光を出射する第2光源と、
前記蛍光体材料と前記第2光源との間に配置され、前記蛍光体材料から発せられた蛍光発光光の波長域の光を前記部分透過部材による光の反射方向に反射し、他の波長域の光を通過させる合波器と、
をさらに備える、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の光源装置。
(9)光源部と、
入射された光を変調し合成する光変調合成系と、
前記光源部から出射された光を前記光変調合成系へ導く照明光学系と、
前記光変調合成系から出射された画像を投射する投射光学系と、
からなり、
前記光源部は、
光を出射する少なくとも1つの光源と、
前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させる透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
を備える、表示装置。
1 表示装置
2 インテグレータレンズ
3a 偏光変換素子
3b 集光レンズ
4a 第1反射ダイクロイックミラー
4b 第2反射ダイクロイックミラー
5a、5b、5c 反射ミラー
6a、6b、6c 液晶パネル
7 ダイクロイックプリズム
8 投射レンズ
100、200、300、400、500、600、700、800、900 光源部
110 LD
120、420、920 部分透過板
122、422、424、922 開口部
130、960 レンズ
140、340、740 拡散板
550 回転駆動部
910 第1光源
912 第2光源
950 ホイール
970 蛍光体材料
980 ダイクロイックミラー

Claims (11)

  1. 光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    を備え
    前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
    前記拡散板の拡散面は、前記光源からの光が当該拡散面により反射された反射光のうち反射強度の強い光線が前記光軸上を進行するように、前記光軸に対して傾斜して配置される、光源装置。
  2. 光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    を備え、
    前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
    前記拡散板はランバシアン特性を有し、その拡散面は前記光軸に対して垂直に設けられる、光源装置。
  3. 前記部分透過部材の前記透過領域は、前記光源から出射された光が入射する位置に形成される、請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記部分透過部材は、前記拡散板による反射光を前記光源装置の光の出射方向に導くように、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸に対して傾斜して配置される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源装置。
  5. 前記拡散板は駆動部により動かされる、請求項1〜のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 照射された光と異なる波長域の蛍光発光光を出射する蛍光体材料と、
    前記蛍光体材料に照射する光を出射する第2光源と、
    前記蛍光体材料と前記第2光源との間に配置され、前記蛍光体材料から発せられた蛍光発光光の波長域の光を前記部分透過部材による光の反射方向に反射し、他の波長域の光を通過させる合波器と、
    をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    照射された光と異なる波長域の蛍光発光光を出射する蛍光体材料と、
    前記蛍光体材料に照射する光を出射する第2光源と、
    前記蛍光体材料と前記第2光源との間に配置され、前記蛍光体材料から発せられた蛍光発光光の波長域の光を前記部分透過部材による光の反射方向に反射し、他の波長域の光を通過させる合波器と、
    を備える、光源装置。
  8. 光源部と、
    入射された光を変調し合成する光変調合成系と、
    前記光源部から出射された光を前記光変調合成系へ導く照明光学系と、
    前記光変調合成系から出射された画像を投射する投射光学系と、
    からなり、
    前記光源部は、
    光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    を備え
    前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
    前記拡散板の拡散面は、前記光源からの光が当該拡散面により反射された反射光のうち反射強度の強い光線が前記光軸上を進行するように、前記光軸に対して傾斜して配置される、表示装置。
  9. 光源部と、
    入射された光を変調し合成する光変調合成系と、
    前記光源部から出射された光を前記光変調合成系へ導く照明光学系と、
    前記光変調合成系から出射された画像を投射する投射光学系と、
    からなり、
    前記光源部は、
    光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    を備え、
    前記光源および前記部分透過部材の透過領域は、前記部分透過部材の中心を通り前記光源の光の出射方向に平行な光軸からずれた位置に配置され、
    前記拡散板はランバシアン特性を有し、その拡散面は前記光軸に対して垂直に設けられる、表示装置。
  10. 前記光源部は、
    照射された光と異なる波長域の蛍光発光光を出射する蛍光体材料と、
    前記蛍光体材料に照射する光を出射する第2光源と、
    前記蛍光体材料と前記第2光源との間に配置され、前記蛍光体材料から発せられた蛍光発光光の波長域の光を前記部分透過部材による光の反射方向に反射し、他の波長域の光を通過させる合波器と、
    をさらに備える、請求項8または9に記載の表示装置。
  11. 光源部と、
    入射された光を変調し合成する光変調合成系と、
    前記光源部から出射された光を前記光変調合成系へ導く照明光学系と、
    前記光変調合成系から出射された画像を投射する投射光学系と、
    からなり、
    前記光源部は、
    光を出射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から出射された光を拡散して反射する拡散板と、
    前記光源と前記拡散板との間に設けられ、光を通過させることの可能な物体が設けられた透過領域と光を反射する前記透過領域以外の反射領域とを有する部分透過部材と、
    照射された光と異なる波長域の蛍光発光光を出射する蛍光体材料と、
    前記蛍光体材料に照射する光を出射する第2光源と、
    前記蛍光体材料と前記第2光源との間に配置され、前記蛍光体材料から発せられた蛍光発光光の波長域の光を前記部分透過部材による光の反射方向に反射し、他の波長域の光を通過させる合波器と、
    を備える、表示装置。
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