JP5907427B2 - ドアトリムの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアパネルの車室内側を内装するドアトリムの取付構造に関する。
従来から、車両の車体側面には、乗員が乗降する開口部を開閉するサイドドアが設けられている。当該サイドドアのドアパネルの車室内側には、車室内の美観や快適な居住性を確保するために、内装部品としてのドアトリムが取付けられている。
また、車両の車室内部には、側突時の衝撃エネルギーを吸収する種々の機構や装置が設けられている。これら機構及び装置の多くは、衝撃吸収部材を新たに追加したり(例えば、特許文献1参照)、あるいは、ドアトリムなどの部品形状を複雑化させた吸収構造体を設けたりして、工夫がなされている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−230603号公報 特開2009−40148号公報
しかしながら、上述した従来の衝撃エネルギーの吸収機構等のように、部品を追加したり、新たに複雑形状の構造体を追加したりすることは、実際上、側突時の周辺部品の挙動にも影響を及ぼしてしまうことになるので、新たな補強構造を設ける必要があり、重量やコストなどの観点から、有効的な対策とは言えなかった。
そのため、側突時に掛かる衝撃荷重をより効率的に吸収し、かつ現状の部品形状より複雑化することなく、外観品質の維持に効果がある対策が求められている。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、新たな部品を追加したり、新たに複雑な形状に形成したりすることなく、側突時に掛かる衝撃荷重を効率的に吸収・分散し、強固な取付強度により位置規制された状態で外観品質の向上を図ることが可能なドアトリムの取付構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、ドアパネルの車室内側に取付けられ、前記ドアパネルの車室内側を内装するドアトリムの取付構造において、前記ドアトリムの縦壁面には、アームレストを上方から設置するためのアームレスト設置部が車室内側へ向かって突出して設けられ、前記アームレスト設置部の上面には、複数の開口部が設けられているとともに、これら開口部を橋渡しする橋渡し部が設けられ、前記ドアトリムの縦壁面には、前記ドアトリムの前記ドアパネルへの締結孔が設けられている一方、前記橋渡し部には、前記アームレストの前記ドアトリムへの係止孔が設けられ、前記締結孔と前記係止孔とは、前記ドアトリムの縦壁面と前記橋渡し部との屈曲部において、切欠きを介して連結されている。
本発明において、前記締結孔は、前記係止孔の上部に設けられている。
また、本発明において、前記屈曲部の近傍に位置する前記切欠きは、前記ドアトリムを前記ドアパネルに締結する際に前記締結孔へ挿入される締結部品よりも幅広の形状に形成されている。
さらに、本発明において、前記アームレストの裏面側には、前記橋渡し部の前記係止孔と係合する係止片が設けられ、前記係止片の背面は、上部が車室内側へ向かって傾斜する反り形状に形成されている。
上述の如く、本発明に係るドアトリムの取付構造は、ドアパネルの車室内側に取付けられ、前記ドアパネルの車室内側を内装するドアトリムであって、前記ドアトリムの縦壁面には、アームレストを上方から設置するためのアームレスト設置部が車室内側へ向かって突出して設けられ、前記アームレスト設置部の上面には、複数の開口部が設けられているとともに、これら開口部を橋渡しする橋渡し部が設けられ、前記ドアトリムの縦壁面には、前記ドアトリムの前記ドアパネルへの締結孔が設けられている一方、前記橋渡し部には、前記アームレストの前記ドアトリムへの係止孔が設けられ、前記締結孔と前記係止孔とは、前記ドアトリムの縦壁面と前記橋渡し部との屈曲部において、切欠きを介して連結されているので、側突時に掛かる衝撃荷重を屈曲部に集中させて折れやすい構造とすることが可能となり、新たな部品を追加したり、ドアトリムなどを複雑な形状に形成したりする必要がなく、衝撃荷重を効率的に吸収・分散して、発散させることができる。しかも、本発明の取付構造では、ドアトリムとドアパネルとの締結点の近傍にアームレストとドアトリムとの係止点が設定されているので、ドアパネルとの強固な固定を部品同士の合わせ部に反映することが可能となり、強固な取付強度により位置規制された状態でドアトリム及びアームレストを取付けることができ、ドアトリムの良好な外観を維持することにより外観品質の向上を図ることができる。
また、本発明の取付構造において、前記締結孔は、前記係止孔の上部に設けられているので、連続する孔及び切欠きの形状部分が側突時の衝撃荷重によるアームレストの係止部の撓みを誘発し、アームレストが車室内側の係止部を中心として回動することとなり、当該衝撃荷重によってアームレストの上面の車室外側端部が乗員側に向くことを抑制する構造を得ることができる。
さらに、本発明の取付構造において、前記屈曲部の近傍に位置する前記切欠きは、前記ドアトリムを前記ドアパネルに締結する際に前記締結孔へ挿入される締結部品よりも幅広の形状に形成されているので、ドアトリムの締結部品を残したまま、ドアトリムをドアパネルから取り外すことが可能となり、ドアトリムの交換時やメンテナンス時の取り外し作業性を向上させることができる。しかも、本発明の取付構造では、ドアトリムの縦壁面と橋渡し部との屈曲部が幅広の切欠きによって、より脆弱化することになるので、当該屈曲部の折れやすさを増すことができ、側突時の衝撃荷重をより効果的に吸収することができる。
また、本発明の取付構造において、前記アームレストの裏面側には、前記橋渡し部の前記係止孔と係合する係止片が設けられ、前記係止片の背面は、上部が車室内側へ向かって傾斜する反り形状に形成されているので、側突時の衝撃荷重がアームレストに掛かった場合に、反り形状の係止片をドアトリムの縦壁面に当接させることが可能となり、アームレストがドアトリムから外れるのを防止することができる。しかも、本発明の取付構造では、アームレストの組み付け時に、反り形状の係止片に対して組み付けガイド機能を付加させることが可能であり、組み付け作業性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る取付構造が適用されるドアトリムを車室内側から見た斜視図である。 図1におけるX部を斜め上方から見た拡大斜視図である。 図1において、ドアトリムの締結孔内に挿入した締結スクリューと、アームレスト設置部の橋渡し部に設けた係止孔及び切欠きとの配置関係を説明するため、斜め上方から見た斜視図である。 図1におけるアームレスト設置部にアームレストが組み付けられている状態で、ドアトリムに対して側突時の衝撃荷重が掛かった場合のアームレストの係止片の動きを示す断面図である。 図4の状態にあるアームレストにおいて、屈曲部側に位置する係止片等の動きを示す断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の実施形態に係るドアトリムの取付構造を示すものである。なお、図4及び図5において、矢印Oは車室外側の方向を示し、矢印Rは車室内側の方向を示している。
図1〜図5に示すように、本発明の実施形態に係る取付構造が適用されるドアトリム1は、車室内の美観や快適な居住性を確保するために、ドアパネル2の車室内側を覆って取付けられる車両用内装部品であり、このようなドアトリム1には、収納スペースや、スイッチ類(例えば、ウインドオープナースイッチ)を格納するためのスペースなどが設けられている。また、本実施形態のドアパネル2は、車両の車体側面に設けられたドア開口部を開閉するサイドドアを構成するドアインナパネルである。
本実施形態のドアトリム1は、図1〜図3に示すように、ドアパネル2と対応する大きさの合成樹脂材などを用いて形成されたトリムボード11から構成されており、該トリムボード11の車両上下方向へ延びる縦壁面11aの中間部には、図4及び図5に示すアームレスト3を上方から設置するためのアームレスト設置部12が、縦壁面11aから車両幅方向で車室内側へ向かって棚状に突出して設けられている。
また、トリムボード11の縦壁面11aのアームレスト設置部12寄りの箇所には、ドアトリム1のドアパネル2への締結孔13が設けられており、該締結孔13内には、トリムボード11をドアパネル2に締結する際に用いられる締結スクリュー(締結部品)14の軸部14aが頭部14bを残して挿入されるようになっている。そして、ドアパネル2には、締結スクリュー14の軸部14aを通す貫通孔21が締結孔13と対応して穿設されており、ドアパネル2の裏面側(車両外側)には、締結スクリュー14の軸部14aと螺合する溶接ナット22が貫通孔21と対応する位置で固着されている。
一方、アームレスト設置部12の上面は、アームレスト3の大きさに対応して所定の幅を有する水平面状に形成されており、車両前後方向に沿って延在して設けられている。そして、アームレスト設置部12の上面には、収納スペースやスイッチ類のために、周辺部を残して開口した2つの開口部15a,15bが車両前後方向に間隔を置いて設けられている。また、アームレスト設置部12の上面には、これら開口部15a,15bを避けるように橋渡しする橋渡し部16が設けられている。
この橋渡し部16は、車両幅方向へ沿って水平に延び、アームレスト設置部12の上面の全幅にわたって設けられており、トリムボード11の縦壁面11aと橋渡し部16との境界部分は、屈曲部17となっている。また、橋渡し部16おけるトリムボード11の縦壁面11a寄りの箇所には、アームレスト3のトリムボード11への係止孔18がトリムボード11の縦壁面11a側の締結孔13と対応して設けられており、これら締結孔13と係止孔18とは、トリムボード11の縦壁面11aと橋渡し部16との屈曲部17において、切欠き19を介して連結されている。一方、アームレスト設置部12の車室内側の縁部であって、橋渡し部16の係止孔18と車両幅方向において同一延長線上の箇所には、図2及び図4に示すように、アームレスト3のトリムボード11への係止孔18aが係止孔18と別個に設けられており、当該係止孔18aは、係止孔18よりも車両前後方向の長さが大きく形成され、係止孔18に係合させる後述の係止片よりも大きな係止片を係合させることが可能となっている。
これにより、ドアトリム1が側突の衝撃荷重を受けた際に、橋渡し部16の屈曲部17において、衝撃荷重の発散などが行えるようになっている。元来、トリムボード11のドアパネル2への締結部分は、衝撃荷重(特に側突時の衝撃荷重)を受けた際に突っ張ってしまい、荷重が集中しやすい部分となっていたため、荷重が締結しやすい締結部分の締結孔13から屈曲部17を跨いで切欠き19を延ばしておくことにより、屈曲部17に荷重を集中させ、折れの発生機構を確立するとともに、荷重の負荷の仕方を明確にして、折れやすい構造としている。しかも、トリムボード11のドアパネル2との締結点部分の近傍に、アームレスト3のトリムボード11との係止点部分が設定されていることから、ドアパネル2との強固な固定を部品同士に合わせ部に反映することが可能となり、大きな取付強度で位置規制された良好な外観を維持できるように構成されている。
また、トリムボード11の縦壁面11aの締結孔13は、アームレスト設置部12における橋渡し部16の係止孔18の上部に位置して設けられている。この配置関係においては、締結孔13の下側に切欠き19及び係止孔18が連続して延びていくことなり、締結スクリュー14の頭部14bは、トリムボード11の下側に動くことが可能な隙間が形成されることになる。それによって、側突時などで衝撃荷重が掛かると、締結スクリュー14の外側軸部14aが上方へ向くように動くようになり、アームレスト3の車室内側端面が乗員側に向かうこととなっても、アームレスト3の上面部3a(後述する)の車室外側端部が乗員側に向くことを抑制するように構成されている。
側突時の衝撃荷重でアームレスト3などの部品が外れてしまうと、外れた部品の端面や、残った部品の端面が乗員側に向くことで大きな問題が生じることになる。そのため、このような構成を採用することによって、乗員から遠くに位置する車両外側のアームレスト3の係止部の撓みを誘発し、アームレスト3が車室内側の係止部を中心として回動し、最終的に屈曲部17の先方の縦壁面11aに接触するようにし、部品の外れを防ぐとともに、外れようとする動きに対して部品の端面が乗員側に向く可能性を低下させている。
本実施形態の切欠き19は、図2〜図5に示すように、締結孔13から屈曲部17を経て係止孔18まで連続して設けられている。しかも、切欠き19のうち、屈曲部17の近傍に位置する切欠き部分19aは、縦壁面11aの締結孔13に挿入される締結スクリュー14の頭部14bの直径よりも大きい幅広の四角形形状、すなわち、車両前後方向の長さが長い長方形状に形成されている。
このような大きさに設定した切欠き部分19aを設けることにより、ドアトリム1の交換時やメンテナンス時におけるトリムボード11の取り外し性が高められている。これは、締結孔13と係止孔18とが上下の位置関係に配置されているため、ドアトリム1を構成するトリムボード11の締結スクリュー14を残したまま、切欠き19及び切欠き部分19aを介してトリムボード11を上方へ移動させ、ドアパネル2からトリムボード11を取り外すことが可能となるからである。また、切欠き部分19aを設けることにより、側突時に屈曲部17を中心とした折れが起こりやすくなり、脆弱化するため、衝撃荷重の吸収効果を高めることが可能となるからである。
一方、本実施形態のアームレスト3は、図4及び図5に示すように、乗員の肘を置くことに適したほぼ平坦な上面部3aと、トリムボード11の縦壁面11a側を除いて下方へ屈曲し、アームレスト設置部12の周縁部分の上面に載せる側面部3bとによって、車両幅方向に沿った断面が略L字状に形成されている。また、アームレスト3の上面部3aの裏面側には、橋渡し部16の係止孔18と係合する係止片31と、アームレスト設置部12の車室内側縁部の係止孔18aと係合する係止片32とが、車両幅方向に間隔を空けて設けられている。
これら係止片31,32は、上面部3aの裏面側から下方へ向かって延びる縦長の板状体に形成されており、車室外側の係止片31は、係合する係止孔18,18aの大きさと対応して車室内側の係止片32よりも小さく形成されている。しかも、車室外側の係止片31の先端部31aは、係止孔18と係合するようにトリムボード11の縦壁面11a側へ向かってやや上方に屈曲形成され、車室内側の係止片32の先端部32aは、係止孔18aと係合するように側面部3b側へ向かってほぼ直角に屈曲形成されている。すなわち、係止片31の先端部31aと係止片32の先端部32aとは互いに反対側に屈曲されており、アームレスト3がアームレスト設置部12から外れにくくなっている。
また、係止片31,32の背面は、上部が車室内側へ向かって傾斜する反り形状に形成されている。このように係止片31,32の背面を反り形状とすることにより、側突時におけるアームレスト3のアームレスト設置部12からの離脱を強固に防止するように構成されている。特に、背面が反り形状の係止片31の先端部31aをトリムボード11の縦壁面11aに当接させることで、側突時におけるアームレスト3のアームレスト設置部12からの外れを防ぐようになっている。しかも、係止片31,32の反り形状は、アームレスト3のアームレスト設置部12への組み付け時においてガイド機能を付与することにつながるため、アームレスト3の組み付け性向上に効果を持たせることが可能になっている。
次に、本発明の実施形態に係るドアトリム1の取付構造において、側突時に車室外側から車室内側へ向かう衝撃荷重がドアパネル2を介してドアトリム1に掛かったときの作用について説明する。
図4及び図5の実線で示す状態から、車室内側へ向かう衝撃荷重がトリムボード11及びアームレスト3に加わると、図4及び図5の鎖線で示すように、締結スクリュー14の頭部14bは、縦壁面11aの切欠き19を介してトリムボード11の下側に動くことが可能となり、締結スクリュー14の外側軸部14aが上方へ向かって動くようになる。それと同時に、アームレスト3が橋渡し部16の車室内側の係止片32と係止孔18aとの係止部を中心にとして反時計方向へ回動し、橋渡し部16の係止孔18と係合していた車室外側の係止片31の先端部31aが屈曲部17の先方に位置するトリムボード11の縦壁面11aに当接する。この状態では、アームレスト3の係止片31,32などが撓み、切欠き部分19aの近傍の屈曲部17が折れて衝撃荷重の吸収・分散が行われ、アームレスト3がアームレスト設置部12から外れず、アームレスト3の車室内側端面が乗員側に向かうこととなっても、アームレスト3の上面部3aの車室外側端部が乗員側に向くことは抑制されている。
このように、本発明の実施形態に係るドアトリム1の取付構造では、ドアトリム1を構成するトリムボード11の縦壁面11aに、アームレスト設置部12が車室内側へ向かって突出して設けられ、アームレスト設置部12の上面に複数の開口部15a,15bを橋渡しする橋渡し部16が設けられ、トリムボード11の縦壁面11aにトリムボード11のドアパネル2への締結孔13が設けられ、橋渡し部に16にアームレスト3のトリムボード11への係止孔18が設けられ、締結孔13と係止孔18とは、トリムボード11の縦壁面11aと橋渡し部16との屈曲部17において、切欠き19を介して連結されているため、ドアパネル2を介して加わる側突時の衝撃荷重を屈曲部17に集中させて折れやすくし、新たな追加部品を用いることなく、かつ、トリムボード11などの形状を複雑にすることなく、衝撃荷重の吸収・分散を効果的に行うことができる。
また、本発明の取付構造では、トリムボード11とドアパネル2との締結部の近傍にアームレスト3とトリムボード11との係止部が設定されているため、アームレスト3を設置したトリムボード11を位置規制された状態でドアパネル2に強固に取付けることができ、ドアトリム1の良好な外観を維持することができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、アームレスト設置部12の上面に2つの開口部15a,15bが設けられているが、適用車種に応じて3つ以上の開口部が設けられていても良い。この場合には、2つ以上の橋渡し部が設けられることになる。
1 ドアトリム
2 ドアパネル
3 アームレスト
3a 上面部
3b 側面部
11 トリムボード
11a 縦壁面
12 アームレスト設置部
13 締結孔
14 締結スクリュー(締結部品)
15a,15b 開口部
16 橋渡し部
17 屈曲部
18,18a 係止孔
19 切欠き
19a 切欠き部分
21 貫通孔
22 溶接ナット
31 係止片
31a 先端部
32 係止片
32a 先端部

Claims (4)

  1. ドアパネルの車室内側に取付けられ、前記ドアパネルの車室内側を内装するドアトリムの取付構造において、
    前記ドアトリムの縦壁面には、アームレストを上方から設置するためのアームレスト設置部が車室内側へ向かって突出して設けられ、
    前記アームレスト設置部の上面には、複数の開口部が設けられているとともに、これら開口部を橋渡しする橋渡し部が設けられ、
    前記ドアトリムの縦壁面には、前記ドアトリムの前記ドアパネルへの締結孔が設けられている一方、前記橋渡し部には、前記アームレストの前記ドアトリムへの係止孔が設けられ、
    前記締結孔と前記係止孔とは、前記ドアトリムの縦壁面と前記橋渡し部との屈曲部において、切欠きを介して連結されていることを特徴とするドアトリムの取付構造。
  2. 前記締結孔は、前記係止孔の上部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドアトリムの取付構造。
  3. 前記屈曲部の近傍に位置する前記切欠きは、前記ドアトリムを前記ドアパネルに締結する際に前記締結孔へ挿入される締結部品よりも幅広の形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のドアトリムの取付構造。
  4. 前記アームレストの裏面側には、前記橋渡し部の前記係止孔と係合する係止片が設けられ、前記係止片の背面は、上部が車室内側へ向かって傾斜する反り形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のドアトリムの取付構造。
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