JP5907148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、感光体ドラム等の像担持体上に、帯電、露光、現像等の電子写真プロセスを用いてトナー画像を形成し、当該トナー画像を用紙に形成した後に定着装置によってトナー画像を用紙に定着させる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の画像形成装置では、駆動系を含むユニットの劣化やプロセス系の条件変化等により引き起こされる振動が増大して露光装置に伝わると、露光装置内部の光学素子が共振することによりピッチムラ(バンディング)、色ズレ等の画像不良が発生する。この画像不良の発生を認識するには、実際に画像が印刷されて出力された用紙を確認するか、或いは振動検知装置を取り付けることにより振動の経時変化を観察する必要があった。
特開2008−96592号公報
しかしながら、実際に出力された用紙を確認したり、振動の経時変化を確認したりしたとしても、振動の増大の原因となっているユニットを特定することができないため、寿命到達前の異常のないユニットまで交換してしまう無駄が生じてしまい、サービスコストが増大するという問題がある。
本発明は、サービスコストの増大を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
光源と、前記光源から出射された光を感光体上に集光させる光学系と、を備える光学装置を備える画像形成装置において、
前記光学系の固有振動数を調整する振動調整部と、
前記光の副走査位置変動量を測定する測定部と、
所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動可能な制御部と、
前記所定の駆動系を含むユニット毎の駆動周波数を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
初期状態時に前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された前記ユニット毎の駆動周波数に調整したときの前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させる第1測定制御部と、
前記第1測定制御部の制御により測定させた前記副走査位置変動量を初期測定情報として前記記憶部に記憶させる初期値記憶制御部と、
前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させる第2測定制御部と、
前記第2測定制御部の制御により測定させた前記副走査位置変動量と、前記記憶された前記初期測定情報のうち前記検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記初期測定情報と、を比較する比較部と、
前記比較部による比較に基づいて、前記検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部と、
を備え
前記第2測定制御部は、検査対象の前記ユニットに含まれる前記駆動系を駆動させた状態で、前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記測定部は、前記光学装置が備える同期センサーであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記第2測定制御部が前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させるときに、前記光が前記感光体上に到達しないように前記光源の出射タイミングを制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記光学装置と前記感光体との間に配置され、前記光の通過を制御可能なシャッターを備え、
前記制御部は、前記第2測定制御部が前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させるときに、前記光が前記感光体上に到達しないように前記シャッターを制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
光源と、前記光源から出射された光を感光体上に集光させる光学系と、を備える光学装置を備える画像形成装置において、
前記光学系の固有振動数を調整する振動調整部と、
用紙に印刷された画像の濃度変動を測定する測定部と、
所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動可能な制御部と、
前記所定の駆動系を含むユニット毎の駆動周波数を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
初期状態時に前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された前記ユニット毎の駆動周波数に調整したときの前記濃度変動を前記測定部により測定させる第1測定制御部と、
前記第1測定制御部の制御により測定させた前記濃度変動を初期測定情報として前記記憶部に記憶させる初期値記憶制御部と、
前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記濃度変動を前記測定部により測定させる第2測定制御部と、
前記第2測定制御部の制御により測定させた前記濃度変動と、前記記憶された前記初期測定情報のうち前記検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記初期測定情報と、を比較する比較部と、
前記比較部による比較に基づいて、前記検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部と、
を備えることを特徴とする
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記測定部は、前記用紙に印刷された画像を通紙中に読み取るインラインセンサーであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の画像形成装置において、
前記測定部は、一枚の用紙に、前記光学系の固有振動数を複数のユニットの前記駆動周波数にそれぞれ調整したときにそれぞれ印刷された各ユニットに対応する画像の濃度変動を測定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記記憶部は、前記ユニット毎に、前記駆動周波数と測定タイミングとを対応付けて記憶し、
前記制御部は、前記測定タイミングに基づいて、前記第2測定制御部による制御を行わせることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記測定タイミングは、機械設置時からの累計のプリント枚数と対応付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、サービスコストの増大を防止することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施形態に係るレーザー走査光学装置、感光体及びドラム駆動部の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る第四の光学系及び振動調整部の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る同期センサーの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構造を示す機能ブロック図である。 駆動周波数記憶テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置の異常検知処理を示すフローチャートである。 レーザー光の副走査位置変動量の測定結果の一例を示す図である。 変形例1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係る画像形成装置の異常検知処理を示すフローチャートである。 変形例2に係る振動調整部の概略構成を示す図である。 変形例3に係るレーザー走査光学装置、感光体及びドラム駆動部の概略構成を示す図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1000は、例えば、レーザープリンターやデジタル複写機等として用いられ、図1に示すように、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、ブラック色の色ごとに設けられた複数のレーザー走査光学装置(光学装置)100と、レーザー走査光学装置100に対応して設けられた感光体ドラム等の感光体200と、感光体200を帯電する帯電部210と、レーザー光を照射された感光体200に現像剤を供給することで静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部220と、中間転写ベルト300と、現像剤による像を記録媒体に転写する転写ローラー400と、転写ローラー400により転写された現像剤による像を記録媒体に定着する定着部500と、インラインセンサー10と、制御部600(図5参照)と、等を備えて構成される。
画像形成装置1000は、レーザー走査光学装置100より照射されるレーザー光によって静電潜像が形成された感光体200に現像剤を供給することで当該静電潜像を現像剤による像に顕像化し、中間転写ベルト300上に当該現像剤による像を転写させる。次に、画像形成装置1000は、中間転写ベルト300に転写された現像剤による像を転写ローラー400によって記録媒体としての用紙Pに押圧して転写させ、定着部500によって当該用紙Pを加熱及び加圧することで、現像剤による像を用紙P上に定着する。そして、画像形成装置1000は、用紙Pを排紙ローラー(図示省略)等により搬送してトレイ(図示省略)に排紙することで画像形成処理を行う。
インラインセンサー10は、定着部500よりも搬送方向下流に配置されている。インラインセンサー10は、用紙Pに印刷された画像をCCD等のイメージセンサーを用いて通紙中に読み取り、例えば、画像形成時の画像濃度を補正させたり、画像形成の条件を適正化させたりするための画像情報を取得する。
また、インラインセンサー10は、測定部として、用紙Pに印刷された画像の濃度変動を測定する。
レーザー走査光学装置100は、図1及び図2に示すように、帯電部210により帯電された感光体200に対してレーザー光Lを照射することで感光体200上に静電潜像を形成する装置である。レーザー走査光学装置100は、レーザー光Lを出射させる光源1と、光源1より出射されたレーザー光Lを平行光化させる第一の光学系2と、第一の光学系2を透過したレーザー光Lの副走査方向成分のみを収束させる第二の光学系3と、第二の光学系3を透過したレーザー光Lを偏向させる偏向器4と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを感光体200上に集光させる第三の光学系5及び第四の光学系(光学系)6と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを反射する第五の光学系7と、第五の光学系7が反射したレーザー光Lを入力する同期センサー8と、を備えて構成され、これらを光学ハウジング9で保持するようになっている。
光源1は、レーザー光Lを出射する半導体レーザーである。光源1から出射されたレーザー光Lは、第一の光学系2へと照射される。
第一の光学系2は、コリメータレンズなどを含んで構成され、光源1から出射されたレーザー光Lを発散光から平行光に変換する。
第二の光学系3は、スリットやシリンドリカルレンズを含んで構成される。そして、第二の光学系3は、スリットにより、感光体200上でビームスポットが整形されるように、第一の光学系2により平行光に変換されたレーザー光Lの透過量を制限する。また、第二の光学系3は、シリンドリカルレンズにより、第一の光学系2により平行光に変換されたレーザー光Lを副走査方向に収束させる。
偏向器4は、側面が鏡面からなる多角柱形状をしたポリゴンミラーと、ポリゴンミラーに回動力を付与してポリゴンミラーを回動させるモーターと、を含んで構成される。偏向器4は、第二の光学系3を透過したレーザー光Lを回転に応じた向きに偏向する。そして、偏向器4は、偏向させたレーザー光Lを第三の光学系5及び第四の光学系6を介して感光体200の周面に照射する。この際、偏向器4は、回転位置に応じて感光体200の長手方向の異なる位置にレーザー光Lを照射するため、主走査方向(図2における感光体200の長手方向)へのレーザー光Lの走査を可能にする。
第三の光学系5及び第四の光学系6は、偏向器4で偏向されたレーザー光Lを感光体200表面に集光し、結像させる。また、第四の光学系6は、図3に示すように、レーザー光Lを感光体200表面に集光するための長尺の光学素子61と、光学素子61を保持する光学素子ホルダー62と、光学素子ホルダー62に外力を加えることで、固有振動数を調整することができる振動調整部63と、を備えて構成されている。
振動調整部63は、光学素子61の光学面と平行な方向(図3中のZ方向)に進退可能な進退部631と、進退部631を図3のZ方向に進退させる直動モーター632と、を備えて構成されている。振動調整部63は、直動モーター632により進退部631を図3のZ方向に進行させることで、光学素子61を保持する光学素子ホルダー62に外力を加えて第四の光学系6の固有振動数を所望の駆動周波数に調整することができる。
第五の光学系7は、光学ミラーなどを含んで構成される。そして、第五の光学系7は、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを反射し、反射したレーザー光Lを同期センサー8に入射させる。
同期センサー8は、図4に示すように、第五の光学系7により反射されたレーザー光Lを検出する2つのラインセンサー81,82を備えて構成されている。ラインセンサー82は、長手方向が入射するレーザー光Lに対して垂直な方向となるように配置され、ラインセンサー81は、ラインセンサー82に対して角度θ分だけ傾けた状態で配置されている。レーザー走査光学装置100を備えた画像形成装置1000の制御部600は、同期センサー8により検出される検出信号に基づいて、感光体200への書き出し位置のタイミング調整などを行う。
また、同期センサー8は、測定部として、入射したレーザー光Lの副走査位置変動量を測定する。レーザー光Lの副走査位置変動量は、振動の変化を示す振動情報である。本実施形態では、このレーザー光Lの副走査位置変動量を利用して、振動の変化を検知することができる。ここで、レーザー走査速度をV、ラインセンサー81,82間のレーザー光Lの通過時間をT1,T2とすると、レーザー光Lの副走査位置変動量xは、数式(1)で算出することができる。
数式(1):x=V(T1−T2)×tanθ
また、感光体200は、図2に示すように、ドラム駆動部201により駆動される。ドラム駆動部201は、感光体200を回転可能に支持する回転軸202と、回転軸202の一端部に取り付けられ、回転軸202の回転速度のムラを少なくするフライホイール203と、回転軸202に取り付けられ、回転軸202を回転させる第一ギア204a及び第一ギア204aに噛合うように配置された第二ギア204bからなるドラム駆動ギア204と、第二ギア204bに取り付けられ、第二ギア204bを回転させるドラム駆動モーター205と、を備えて構成されている。
感光体200は、ドラム駆動モーター205により第二ギア204bが回転し、この第二ギア204bの回転により第一ギア204a及び回転軸202が回転することで、回転駆動するようになっている。
制御部600は、図5に示すように、CPU601、RAM602、記憶部603等を備えて構成され、記憶部603に記憶された所定のプログラムが実行されることにより、所定の動作制御等を行う機能を有する。
CPU601は、記憶部603に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM602に展開して実行することにより、画像形成装置1000全体の制御を行う。
RAM602は、CPU601により実行された処理プログラム等をRAM602内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部603は、例えば、プログラムやデータ等を記憶する記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部603は、CPU601が画像形成装置1000全体を制御する機能を実現させるための各種データ、各種処理プログラム、これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。
また、記憶部603は、駆動周波数記憶テーブルTを記憶する。駆動周波数記憶テーブルTは、図6に示すように、所定の駆動系を含むユニットの名称であるユニット名T1と、ユニット毎の駆動周波数T2と、ユニット毎の周波数の測定タイミングT3と、を対応付けたものである。即ち、記憶部603は、ユニット毎に、駆動周波数T2と測定タイミングT3とを対応付けて記憶している。なお、本実施形態において、測定タイミングT3は、機械設置時からの累計のプリント枚数と対応付けられている。
また、記憶部603は、同期センサー8により測定されたレーザー光Lの副走査位置変動量やインラインセンサー10により測定された画像の濃度変動を記憶する。
例えば、制御部600は、振動調整部63を制御することにより、第四の光学系6の固有振動数を所望の駆動周波数に調整する。
また、制御部600は、同期センサー8を制御することにより、同期センサー8に入射したレーザー光Lの副走査位置変動量を測定させ、測定結果を記憶部603に記憶させる。
また、制御部600は、ドラム駆動部201を制御することにより、感光体200を回転駆動させる。さらに、制御部600は、現像駆動部221を制御することにより、現像部220の駆動を制御する。即ち、制御部600は、所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動することができる。
また、制御部600は、インラインセンサー10を制御することにより、インラインセンサー10が通紙中に読み取った画像の濃度変動を測定させ、測定結果を記憶部603に記憶させる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1000の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部600は、振動検知モードをオンにする(ステップS1)。具体的には、制御部600は、初期状態時、例えば、画像形成装置1000の設置が完了したタイミングで、振動検知モードをオンにする。なお、制御部600は、例えば、ユーザー又はサービスマンが、図示しない操作パネルから入力した、画像形成装置1000の設置が完了したことを示す信号の検出を契機として、画像形成装置1000の設置が完了したと判断する。
次に、制御部600は、全てのユニットの駆動周波数に対して、副走査位置変動の検査を行う(ステップS2)。具体的には、制御部600は、予め記憶部603に記憶されている駆動周波数記憶テーブルT(図6参照)を参照し、振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を駆動周波数記憶テーブルTに記憶されている全てのユニットの駆動周波数に調整したときの副走査位置変動量を同期センサー8により測定させる。
即ち、制御部600は、初期状態時に振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を記憶部603に記憶されたユニット毎の駆動周波数に調整したときの副走査位置変動量を同期センサー8により測定させる第1測定制御部として機能する。
次に、制御部600は、ステップS2で行われた検査により測定された副走査位置変動量を、初期測定情報として、記憶部603に記憶する(ステップS3)。なお、測定された副走査位置変動量を、記憶部603の代わりに、RAM602に記憶するようにしてもよい。
即ち、制御部600は、第1測定制御部の制御により測定させた副走査位置変動量を初期測定情報として記憶部603に記憶させる初期値記憶制御部として機能する。
そして、制御部600は、ステップS1でオンにされた振動検知モードをオフにする(ステップS4)。
次に、制御部600は、所定のプリント枚数に到達したか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、制御部600は、図示しないカウンターに記憶されている機械設置時からの累計のプリント枚数の値を参照して、所定の値に到達しているか否かを判定する。ここで、所定の値とは、ユニット毎の凡そのメンテナンス時期に相当する値のことである。
制御部600は、所定のプリント枚数に到達したと判定した場合(ステップS5:YES)、振動検知モードをオンにする(ステップS6)。一方、所定のプリント枚数に到達していないと判定した場合(ステップS5:NO)、所定のプリント枚数に到達するまでステップS5の処理を繰り返す。
次に、制御部600は、累計のプリント枚数に応じて検査対象を決定する(ステップS7)。具体的には、制御部600は、図6に示した駆動周波数記憶テーブルTを参照し、累計のプリント枚数に応じて検査対象とするユニットを決定する。制御部600は、例えば、ステップS5で累計のプリント枚数が40kp(40000枚)に到達したと判定した場合、ドラム駆動ユニットA、ドラム駆動ユニットB及び現像駆動ユニットBを検査対象として決定する。なお、本実施形態では、累計のプリント枚数が40kpに到達した場合を例示して、次の異常検知処理を説明する。
次に、制御部600は、異常検知処理を行う(ステップS8)。
具体的には、図8のフローチャートに示すように、まず、制御部600は、ドラム駆動部201のみを駆動させる(ステップS81)。具体的には、制御部600は、検査対象のユニットのうち、ドラム駆動ユニットA及びドラム駆動ユニットBを検査すべく、ドラム駆動ユニットA及びドラム駆動ユニットBを含んで構成されるドラム駆動部201のみを駆動させる。
次に、制御部600は、ドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整し、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を測定させる(ステップS82)。具体的には、まず、制御部600は、ステップS81でドラム駆動部201のみを駆動した状態で、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、最初の検査対象であるドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整する。次いで、制御部600は、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を、同期センサー8により測定させる。なお、機械設置時と比べて検査対象のユニット(ここではドラム駆動ユニットA)に劣化が生じている場合は、図9に示すように、経時変化後の振幅D2が機械設置時の振幅D1と比べて増大する。
即ち、制御部600は、検査対象のユニットに含まれる駆動系を駆動させた状態で、振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を記憶部603に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの副走査位置変動量を同期センサー8により測定させる第2測定制御部として機能する。
次に、制御部600は、ステップS82で測定された副走査位置変動量と、機械設置時の副走査位置変動量と、を比較する(ステップS83)。具体的には、制御部600は、ステップS82で測定された副走査位置変動量と、ステップS2で測定された機械設置時の副走査位置変動量(初期測定情報)のうちドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここで、所定の閾値とは、検査対象のユニットが異常であると認められる凡その値のことである。
即ち、制御部600は、第2測定制御部の制御により測定させた副走査位置変動量と、記憶された初期測定情報のうち検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較する比較部として機能する。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS83:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS84)。異常検知を通知する方法としては、例えば、図示しない表示部に異常を検知した旨を示す画面を表示させてユーザーにメンテナンスを要求したり、オンラインでサービス拠点に対して自動通知を行ったりする方法等が挙げられる。
即ち、制御部600は、比較部による比較に基づいて、検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部として機能する。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS83:NO)、ステップS85へと移行する。
次に、制御部600は、ドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を測定させる(ステップS85)。具体的には、制御部600は、引き続きドラム駆動部201のみを駆動した状態で、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、2番目の検査対象であるドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を、同期センサー8により測定させる。
次に、制御部600は、ステップS85で測定された副走査位置変動量と、ステップS2で測定された機械設置時の副走査位置変動量(初期測定情報)のうちドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS86)。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS86:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS87)。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS86:NO)、ステップS88へと移行する。
次に、制御部600は、現像駆動部221のみを駆動させる(ステップS88)。具体的には、制御部600は、検査対象のユニットのうち、現像駆動ユニットBを検査すべく、現像駆動ユニットBを含んで構成される現像駆動部221のみを駆動させる。
次に、制御部600は、現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を測定させる(ステップS89)。具体的には、制御部600は、ステップS88で現像駆動部221のみを駆動した状態で、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、3番目の検査対象である現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときのレーザー光Lの副走査位置変動量を、同期センサー8により測定させる。
次に、制御部600は、ステップS89で測定された副走査位置変動量と、ステップS2で測定された機械設置時の副走査位置変動量(初期測定情報)のうち現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS90)。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS90:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS91)。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS90:NO)、異常検知処理を終了する。
以上のように、本実施形態の画像形成装置1000は、第四の光学系6(光学系)の固有振動数を調整する振動調整部63と、振動の変化を示す振動情報を測定する測定部と、所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動可能な制御部600と、所定の駆動系を含むユニット毎の駆動周波数を記憶する記憶部603と、を備える。また、制御部600は、初期状態時に振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を記憶部603に記憶されたユニット毎の駆動周波数に調整したときの振動情報を測定部により測定させる第1測定制御部と、第1測定制御部の制御により測定させた振動情報を初期振動情報として記憶部603に記憶させる初期値記憶制御部と、振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を記憶部603に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの振動情報を測定部により測定させる第2測定制御部と、第2測定制御部の制御により測定させた振動情報と、記憶された初期振動情報のうち検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの初期振動情報と、を比較する比較部と、比較部による比較に基づいて、検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部と、を備える。
従って、本実施形態の画像形成装置1000によれば、振動の増大を検知してユニットの劣化を予測することができるので、画像不良が顕在化する前に異常を検知することができることとなって、画像不良の発生を防止することができる。また、ユニット毎に振動の増大を検知することができるので、容易に異常個所を特定することができることとなって、ダウンタイムを低減することができる。さらに、容易に異常個所を特定することができるので、寿命到達前の異常のないユニットまで交換してしまう無駄を防ぐことができることとなって、サービスコストの増大を防止することができる。
特に、本実施形態の画像形成装置1000において、振動情報は、レーザー光Lの副走査位置変動量であり、第2測定制御部は、検査対象のユニットに含まれる駆動系を駆動させた状態で、副走査位置変動量を測定部により測定させる。
従って、本実施形態の画像形成装置1000によれば、異常を検知する際に画像を印刷する必要がないので、無駄な印刷作業を行う必要がなくなり、作業時間やコストを削減することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1000によれば、測定部は、レーザー走査光学装置100が備える同期センサー8であるので、検知装置を別途取り付けることなく、装置に元々備わっている同期センサー8を利用して異常を検知することができることとなって、コストアップを防止することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、図10及び図11に示す例では、実施形態と比べ、振動情報として、レーザー光Lの副走査位置変動量の代わりに、用紙Pに印刷された画像の濃度変動を利用する点が異なっている。なお、変形例1に係る画像形成装置1000の構成は、実施形態と同様であるので、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以下、変形例1に係る画像形成装置1000の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11の処理は、実施形態に係る画像形成装置1000の動作について示す図7のステップS1の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部600は、予め記憶部603に記憶されている駆動周波数記憶テーブルT(図6参照)を参照し、駆動周波数記憶テーブルTに記憶されている全てのユニットの駆動周波数に対して、濃度変動の検査を行う(ステップS12)。具体的には、制御部600は、振動調整部63により第四の光学系6の固有振動数を駆動周波数記憶テーブルTに記憶されている全てのユニットの駆動周波数に調整したときの濃度変動をインラインセンサー10により測定させる。
次に、制御部600は、ステップS12で行われた検査により測定された濃度変動を、初期測定情報として、記憶部603に記憶する(ステップS13)。なお、測定された濃度変動を、記憶部603の代わりに、RAM602に記憶するようにしてもよい。
次のステップS14〜ステップS17までの処理は、図7のステップS4〜ステップS7までの処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部600は、異常検知処理を行う(ステップS18)。なお、変形例1においても、実施形態と同様、累計のプリント枚数が40kpに到達した場合を例示して説明する。
具体的には、図11のフローチャートに示すように、まず、制御部600は、ドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整し、そのときの濃度変動を測定させる(ステップS181)。具体的には、まず、制御部600は、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、最初の検査対象であるドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整する。次いで、制御部600は、そのときの濃度変動を、インラインセンサー10により測定させる。なお、機械設置時と比べて検査対象のユニット(ここではドラム駆動ユニットA)に劣化が生じている場合は、特に図示はしないが、レーザー光Lの副走査位置変動量の測定結果を示す図9と同様、経時変化後の振幅が機械設置時の振幅と比べて増大する。
次に、制御部600は、ステップS181で測定された濃度変動と、機械設置時の濃度変動と、を比較する(ステップS182)。具体的には、制御部600は、ステップS181で測定された濃度変動と、ステップS12で測定された機械設置時の濃度変動(初期測定情報)のうちドラム駆動ユニットAの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここで、所定の閾値とは、検査対象のユニットが異常であると認められる凡その値のことである。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS182:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS183)。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS182:NO)、ステップS184へと移行する。
次に、制御部600は、ドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときの濃度変動を測定させる(ステップS184)。具体的には、制御部600は、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、2番目の検査対象であるドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときの濃度変動を、インラインセンサー10により測定させる。
次に、制御部600は、ステップS184で測定された濃度変動と、ステップS12で測定された機械設置時の濃度変動(初期測定情報)のうちドラム駆動ユニットBの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS185)。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS185:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS186)。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS185:NO)、ステップS187へと移行する。
次に、制御部600は、現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときの濃度変動を測定させる(ステップS187)。具体的には、制御部600は、振動調整部63を制御して、第四の光学系6の固有振動数を、3番目の検査対象である現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整し、そのときの濃度変動を、インラインセンサー10により測定させる。
次に、制御部600は、ステップS187で測定された濃度変動と、ステップS12で測定された機械設置時の濃度変動(初期測定情報)のうち現像駆動ユニットBの駆動周波数に調整したときの初期測定情報と、を比較し、両者の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS188)。
制御部600は、両者の差が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS188:YES)、異常を検知したことを通知する(ステップS189)。
一方、両者の差が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS188:NO)、異常検知処理を終了する。
以上のように、変形例1の画像形成装置1000によれば、振動情報は、用紙Pに印刷された画像の濃度変動であり、測定部は、用紙Pに印刷された画像を通紙中に読み取るインラインセンサー10であるので、検知装置を別途取り付けることなく、装置に元々備わっているインラインセンサー10を利用して異常を検知することができることとなって、コストアップを防止することができる。
(変形例2)
また、図12に示す例では、実施形態と比べ、第四の光学系6の固有振動数を調整する振動調整部として、進退部631及び直動モーター632からなる振動調整部63の代わりに、剛性可変部64を備える点が異なっている。
具体的には、剛性可変部64は、図12に示すように、光学素子ホルダー62と光学ハウジング9との間に挟持され、制御部600の制御により電圧が印可されることで、剛性を調整することができる。そして、剛性可変部64は、剛性を調整して光学素子ホルダー62に対する押圧力を調整することで、第四の光学系6の固有振動数を調整することができる。
なお、剛性可変部64の具体的な構成及び動作については、従来公知の技術(例えば、特開2001−256762号公報等)を用いることができるため、詳細な説明を省略する。
(変形例3)
また、図13に示す例では、実施形態と比べ、フィルター11が配置されている点が異なっている。
具体的には、フィルター11は、図13に示すように、レーザー走査光学装置100と感光体200との間に配置され、制御部600の制御により開閉されることで、レーザー光Lの通過を制御することができる。
変形例3において、制御部600は、第2測定制御部が副走査位置変動量を同期センサー8により測定させるときに、レーザー光Lが感光体200上に到達しないようにシャッター11を制御する。
従って、変形例3の画像形成装置1000によれば、レーザー光Lが感光体200を照射し続けることによる感光体200へのダメージを抑えることができる。
なお、フィルター11を配置する代わりに、光源1の出射タイミングを制御するようにしてもよい。即ち、制御部600が、レーザー光Lが感光体上に到達しないように光源1の出射タイミングを制御することで、変形例3と同様の効果を得ることができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、測定部として、装置に元々備わっている同期センサー8やインラインセンサー10を利用して異常を検知するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、所定の各駆動系に対して個別に加速度計等の振動の検知装置を取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、振動情報として、レーザー光Lの副走査位置変動量や用紙Pに印刷された画像の濃度変動を利用するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、副走査位置変動量や濃度変動の代わりに、従来公知のラダーパターンのピッチを解析することにより、振動の変化を検知させるようにしてもよい。
また、変形例1では、各ユニットを検査する毎に、用紙Pを出力させながらインラインセンサー10で濃度変動を測定させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、一枚の用紙Pに、第四の光学系6の固有振動数を複数のユニットの駆動周波数にそれぞれ調整したときの画像をそれぞれ印刷させ、一枚の用紙Pに印刷された各ユニットに対応する画像の濃度変動を測定させるようにしてもよい。これにより、用紙Pの出力を一枚にまとめることができるので、無駄な用紙Pの出力を防止することができる。
また、上記実施形態では、検査対象のユニットとして、ドラム駆動ユニットや現像駆動ユニットを例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、給紙部を駆動させる給紙駆動部等の他の駆動系についても、ドラム駆動ユニットや現像駆動ユニットと同様の要領で異常検知処理を行うことが可能である。
また、上記実施形態では、レーザー光Lを照射するレーザー走査光学装置100を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。光学系により一点に収束させた光を照射するものであれば、いかなる光学装置を利用するようにしてもよい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1000 画像形成装置
100 レーザー走査光学装置(光学装置)
1 光源
2 第一の光学系
3 第二の光学系
4 偏向器
5 第三の光学系
6 第四の光学系(光学系)
61 光学素子
62 光学素子ホルダー
63 振動調整部
64 剛性可変部(振動調整部)
7 第五の光学系
8 同期センサー(測定部)
9 光学ハウジング
10 インラインセンサー(測定部)
11 フィルター
200 感光体
201 ドラム駆動部
210 帯電部
220 現像部
300 中間転写ベルト
400 転写ローラー
500 定着部
600 制御部(第1測定制御部、初期値記憶制御部、第2測定制御部、比較部、異常判定部)
601 CPU
602 RAM
603 記憶部
T 駆動周波数記憶テーブル

Claims (9)

  1. 光源と、前記光源から出射された光を感光体上に集光させる光学系と、を備える光学装置を備える画像形成装置において、
    前記光学系の固有振動数を調整する振動調整部と、
    前記光の副走査位置変動量を測定する測定部と、
    所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動可能な制御部と、
    前記所定の駆動系を含むユニット毎の駆動周波数を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    初期状態時に前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された前記ユニット毎の駆動周波数に調整したときの前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させる第1測定制御部と、
    前記第1測定制御部の制御により測定させた前記副走査位置変動量を初期測定情報として前記記憶部に記憶させる初期値記憶制御部と、
    前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させる第2測定制御部と、
    前記第2測定制御部の制御により測定させた前記副走査位置変動量と、前記記憶された前記初期測定情報のうち前記検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記初期測定情報と、を比較する比較部と、
    前記比較部による比較に基づいて、前記検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部と、
    を備え
    前記第2測定制御部は、検査対象の前記ユニットに含まれる前記駆動系を駆動させた状態で、前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記測定部は、前記光学装置が備える同期センサーであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2測定制御部が前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させるときに、前記光が前記感光体上に到達しないように前記光源の出射タイミングを制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記光学装置と前記感光体との間に配置され、前記光の通過を制御可能なシャッターを備え、
    前記制御部は、前記第2測定制御部が前記副走査位置変動量を前記測定部により測定させるときに、前記光が前記感光体上に到達しないように前記シャッターを制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 光源と、前記光源から出射された光を感光体上に集光させる光学系と、を備える光学装置を備える画像形成装置において、
    前記光学系の固有振動数を調整する振動調整部と、
    用紙に印刷された画像の濃度変動を測定する測定部と、
    所定の駆動系を含む複数のユニットを独立して駆動可能な制御部と、
    前記所定の駆動系を含むユニット毎の駆動周波数を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    初期状態時に前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された前記ユニット毎の駆動周波数に調整したときの前記濃度変動を前記測定部により測定させる第1測定制御部と、
    前記第1測定制御部の制御により測定させた前記濃度変動を初期測定情報として前記記憶部に記憶させる初期値記憶制御部と、
    前記振動調整部により前記光学系の固有振動数を前記記憶部に記憶された当該検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記濃度変動を前記測定部により測定させる第2測定制御部と、
    前記第2測定制御部の制御により測定させた前記濃度変動と、前記記憶された前記初期測定情報のうち前記検査対象のユニットの駆動周波数に調整したときの前記初期測定情報と、を比較する比較部と、
    前記比較部による比較に基づいて、前記検査対象のユニットの異常を判定する異常判定部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記測定部は、前記用紙に印刷された画像を通紙中に読み取るインラインセンサーであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記測定部は、一枚の用紙に、前記光学系の固有振動数を複数のユニットの前記駆動周波数にそれぞれ調整したときにそれぞれ印刷された各ユニットに対応する画像の濃度変動を測定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  8. 前記記憶部は、前記ユニット毎に、前記駆動周波数と測定タイミングとを対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記測定タイミングに基づいて、前記第2測定制御部による制御を行わせることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記測定タイミングは、機械設置時からの累計のプリント枚数と対応付けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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