JP5905514B2 - 撮像装置、実装部品撮像装置 - Google Patents
撮像装置、実装部品撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5905514B2 JP5905514B2 JP2014122907A JP2014122907A JP5905514B2 JP 5905514 B2 JP5905514 B2 JP 5905514B2 JP 2014122907 A JP2014122907 A JP 2014122907A JP 2014122907 A JP2014122907 A JP 2014122907A JP 5905514 B2 JP5905514 B2 JP 5905514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- optical element
- area
- light
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
第1の撮像エリアおよび第2の撮像エリアからの光を1つの撮像部に結像させる撮像装置であって、
前記第2の撮像エリアからの光を反射する第1の反射光学素子と、
前記第1の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の第1のエリアに結像させるとともに、前記第1の反射光学素子により反射された前記第2の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の第2のエリアに結像させる物体側テレセントリック光学系とを有し、 前記第1の反射光学素子は、前記第1の撮像エリアから前記撮像部の撮像面上の前記第2のエリアへ至る光路を遮蔽するとともに、前記第1の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の前記第1のエリアのみに結像させるように構成され、前記第2の撮像エリアからの光を反射して前記第1の反射光学素子を介して前記物体側テレセントリック光学系へ入射させるとともに、該第2の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系を介して前記撮像部へ至る光路長を、前記第1の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系を介して前記撮像部へ至る光路長に一致させるように移動自在に配置された第2の反射光学素子を備え、前記第2の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系へ至る光路が、前記第1の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系へ至る光路を交差するように反射光学素子が配置されていることを特徴とする。
本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
撮像部21は、遮光性の暗箱部12内に配置されている。撮像部21は、例えば、CCD、CMOS、MOSなどの撮像素子で構成されている。本実施形態では、2つの撮像エリアA1,A2からの光がそれぞれ、共通の物体側テレセントリック光学系30を介して1つの撮像部21の撮像面(結像面)上の2つのエリアPA1,PA2に分かれて結像される。本発明の実施形態に係る撮像装置100では、撮像部21の撮像面上において、2つの撮像エリアA1,A2からの光量が損失する部分Dが非常に小さくなるように、又は、光量が損失する部分Dがないように構成されている。
反射光学素子1,2は、第1の撮像エリアA1および第2の撮像エリアA2と、物体側テレセントリック光学系30との間に配置されている。反射光学素子1,2は、例えば、全反射ミラーなどで構成されている。
尚、物体側テレセントリック光学系30は、上記形態に限られるものではなく、任意の形態であってもよく、被撮像体や外部環境などに応じた態様であってもよい。
また、反射光学素子1は、第1の撮像エリアA1から撮像部21の撮像面上の第2のエリアPA2へ至る光路を遮蔽する。具体的には、反射光学素子1は、第1の撮像エリアA1からの光を、物体側テレセントリック光学系30の第1のレンズの物体側の面のうち、第2の撮像エリアA2からの光の通る領域へ入射することを防止する位置に配置されている。反射光学素子1は、第1の撮像エリアA1からの光を、撮像部21の撮像面上の第1のエリアPA1のみに、結像させるように規制する構成となっている。つまり、反射光学素子1は、光学素子5側(像面側)の面が反射面であり、物体側の面が遮蔽部となっている。
また、反射光学素子1は、第1の撮像エリアA1からの光を、物体側テレセントリック光学系30の第1のレンズの物体側の面のうち、第2の撮像エリアA2からの光の通る領域以外の領域へ入射させるように配置されている。
詳細には、反射光学素子1と反射光学素子2が所定の間隔をあけて配置され、且つ、反射光学素子1と反射光学素子2の間に、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30の第1のレンズとしての光学素子5へ至る光路が位置するように構成されている。
第2の撮像エリアA2からの光は、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30の光学素子5へ至る光路に交差して、反射光学素子2により反射され、再度、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30の光学素子5へ至る光路に交差したのち反射光学素子1に入射し、反射光学素子1で反射されて、物体側テレセントリック光学系30の第1のレンズとしての光学素子5に入射される。
また、反射光学素子2は、第2の撮像エリアA2からの光を反射して反射光学素子1(第1の反射光学素子)を介して物体側テレセントリック光学系30へ至る光路長と、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30へ至る光路長と一致するように移動自在に配置されている。
本実施形態では、反射光学素子2は、その反射面が、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30へ至る光路に対して略平行に配置されており、第1の撮像エリアA1から物体側テレセントリック光学系30へ至る光路に対して略直交する方向に移動自在に配置されている。こうすることにより、撮像部21の撮像面上の各エリアPA1,PA2に鮮明な画像を結像させることができる。
第1の撮像エリアA1からの光は、1つの物体側テレセントリック光学系30に入射された後、1つの撮像部21の撮像面上の第1のエリアPA1に結像する。
第2の撮像エリアA2からの光は、全反射ミラーとしての反射光学素子2で反射され、且つ、全反射ミラーとしての反射光学素子1で反射された後、同一の物体側テレセントリック光学系30に入射された後、1つの撮像部21の撮像面上の第2のエリアPA2に結像する。
第1の撮像エリアA1から撮像部21の第1のエリアPA1に至る光路長と、第2の撮像エリアA2から撮像部21の第2のエリアPA2に至る光路長を一致させるように調整する場合、反射光学素子2を移動させることでこの調整を行うことができる。この場合、反射光学素子1の角度を微調整することで、光路のずれを補正する。
図3は本発明の他の実施形態に係る撮像装置100Bの一例を示す模式図である。
本実施形態の撮像装置100Bは、直交する2つの撮像エリアA1,A2を同時に撮像するように光学系が構成されており、例えば、第1の撮像エリアA1および第2の撮像エリアA2に共通の1つの被撮像体を配置し、1つの被撮像体を異なる角度から撮像することができる。尚、第1の撮像エリアA1と第2の撮像エリアA2の角度が90°に設定された例を説明するが、この角度は任意の角度であってもよい。図1に示した実施形態と同じ構成などについては説明を省略する。
反射光学素子4はその反射面が像面側に形成され、第1の撮像エリアA1からの光を反射して、反射光学素子3に入射するように配置されている。反射光学素子3は、反射光学素子4からの光を反射して、物体側テレセントリック光学系30に入射するように配置されている。
つまり、上記実施形態の撮像装置100と比較すると、撮像装置100Bでは第2の撮像エリアA2の位置またはその近傍位置の第1の撮像エリアA1からの光を、全反射ミラーなどの反射光学素子4、反射光学素子3により物体側テレセントリック光学系30に入射することができる。
このように、撮像装置100Bは、撮像装置100と比較して、物体側テレセントリック光学系30の軸方向に沿った長さを短くすることができ、小型の撮像装置100Bを提供することができる。
上記本発明に係る撮像装置100,100Bは、例えば、基板等に実装される部品を実装前に撮像し、その部品の正誤を確認する、部品の位置を確認する、などの処理を行うために用いられる。詳細には、吸着ノズルにより電子部品などの部品を吸着してピックアップし、その部品を基板等の所定位置に移動させて実装する部品実装装置に、実装部品撮像装置として本発明に係る撮像装置100,100Bを採用している。部品実装装置は、撮像装置により部品や吸着ノズルなどを撮像し、得られた画像データに基づいて部品と吸着ノズルとの相対的な位置関係を特定し、部品の僅かな位置ずれを補正することで、部品を基板等に高精度に実装することができる。
つまり、各撮像エリアA1,A2からの光を、1つの物体側テレセントリック光学系30を介して1つの撮像部21の撮像面上の2つのエリアPA1,PA2に分けて結像させ鮮明な画像を得ることができる小型の撮像装置を提供することができる。
詳細には、撮像部21の撮像面上において、光量が損失する部分Dを非常に小さくすることができ、各エリア毎に鮮明な画像を得ることができる。
このように、各光路長が一致するように容易に調整することができ、第1の撮像エリアA1,第2の撮像エリアA2からの光を、1つの物体側テレセントリック光学系30を介して1つの撮像部21の撮像面上の2つのエリアPA1,PA2に分けて結像させ鮮明な画像を得ることができる。
このため、物体側テレセントリック光学系30の軸方向に沿った長さを短くすることができ、小型の撮像装置を提供することができる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
Claims (3)
- 第1の撮像エリアおよび第2の撮像エリアからの光を1つの撮像部に結像させる撮像装置であって、
前記第2の撮像エリアからの光を反射する第1の反射光学素子と、
前記第1の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の第1のエリアに結像させるとともに、前記第1の反射光学素子により反射された前記第2の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の第2のエリアに結像させる物体側テレセントリック光学系と、を有し、
前記第1の反射光学素子は、前記第1の撮像エリアから前記撮像部の撮像面上の前記第2のエリアへ至る光路を遮蔽するとともに、前記第1の撮像エリアからの光を前記撮像部の撮像面上の前記第1のエリアのみに結像させるように構成され、
前記第2の撮像エリアからの光を反射して前記第1の反射光学素子を介して前記物体側テレセントリック光学系へ入射させるとともに、該第2の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系を介して前記撮像部へ至る光路長を、前記第1の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系を介して前記撮像部へ至る光路長に一致させるように移動自在に配置された第2の反射光学素子を備え、
前記第2の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系へ至る光路が、前記第1の撮像エリアから前記物体側テレセントリック光学系へ至る光路を交差するように反射光学素子が配置されていることを特徴とする
撮像装置。 - 前記第1の反射光学素子は、前記第2の反射光学素子の移動距離に応じて、前記第2の反射光学素子で反射した前記第2の撮像エリアからの光を、前記物体側テレセントリック光学系へ入射させるように角度調整自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 請求項1または請求項2のいずれかに記載の撮像装置を備えた実装部品撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014122907A JP5905514B2 (ja) | 2014-06-13 | 2014-06-13 | 撮像装置、実装部品撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014122907A JP5905514B2 (ja) | 2014-06-13 | 2014-06-13 | 撮像装置、実装部品撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016004087A JP2016004087A (ja) | 2016-01-12 |
JP5905514B2 true JP5905514B2 (ja) | 2016-04-20 |
Family
ID=55223414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014122907A Active JP5905514B2 (ja) | 2014-06-13 | 2014-06-13 | 撮像装置、実装部品撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5905514B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107505692B (zh) * | 2017-09-26 | 2020-04-10 | 张家港中贺自动化科技有限公司 | 一种折反射式物镜 |
CN109633874B (zh) * | 2019-01-23 | 2024-02-02 | 广东奥普特科技股份有限公司 | 一种远心镜头 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1068614A (ja) * | 1996-08-27 | 1998-03-10 | Copal Co Ltd | 撮像装置 |
JP3109307U (ja) * | 2004-08-10 | 2005-05-19 | 一 村上 | 多面観察光学系 |
JP2009128848A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Chinontec Kk | 内視鏡 |
-
2014
- 2014-06-13 JP JP2014122907A patent/JP5905514B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016004087A (ja) | 2016-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11347020B2 (en) | Folded camera lens designs | |
JP5549230B2 (ja) | 測距装置、測距用モジュール及びこれを用いた撮像装置 | |
EP3414763B1 (en) | Mobile device for hdr video capture | |
JP6307666B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR20160019236A (ko) | 촬영 렌즈 광학계 | |
KR102420243B1 (ko) | 이미징 렌즈 어셈블리, 카메라 모듈 및 전자 장치 | |
US10821911B2 (en) | Method and system of camera focus for advanced driver assistance system (ADAS) | |
US10795113B2 (en) | Device and apparatus for imaging | |
JP5905514B2 (ja) | 撮像装置、実装部品撮像装置 | |
JP6376809B2 (ja) | 三次元形状計測システムに用いられる投影装置および撮像装置 | |
TWI740712B (zh) | 成像校正單元與成像模組 | |
JP5875676B2 (ja) | 撮像装置及び画像処理装置 | |
JP4696730B2 (ja) | ピント測定装置 | |
KR102561935B1 (ko) | 카메라 모듈 | |
JP2011107594A (ja) | 撮像光学系及び撮像装置 | |
JP7308095B2 (ja) | ステレオカメラの補正方法及びステレオカメラの補正装置 | |
JP6262022B2 (ja) | 撮像装置、実装部品撮像装置 | |
JP2018045025A (ja) | 撮像光学系、撮像装置及び投影撮像システム | |
TWI665610B (zh) | 掃描裝置 | |
TWI402607B (zh) | 成像設備 | |
CN104459943B (zh) | 大靶面高分辨定焦cs监控镜头 | |
EP3370094A1 (en) | Optical unit and imaging device equipped with same | |
JP2017046118A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006243401A (ja) | 撮影装置 | |
JP2004184816A (ja) | テレセントリックレンズ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5905514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |