JP5905319B2 - 受信機 - Google Patents

受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP5905319B2
JP5905319B2 JP2012089274A JP2012089274A JP5905319B2 JP 5905319 B2 JP5905319 B2 JP 5905319B2 JP 2012089274 A JP2012089274 A JP 2012089274A JP 2012089274 A JP2012089274 A JP 2012089274A JP 5905319 B2 JP5905319 B2 JP 5905319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuner
metal case
input terminal
output terminal
distributor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012089274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013219588A (ja
Inventor
山口 裕之
裕之 山口
衛 霜田
衛 霜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012089274A priority Critical patent/JP5905319B2/ja
Publication of JP2013219588A publication Critical patent/JP2013219588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5905319B2 publication Critical patent/JP5905319B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Receivers (AREA)

Description

本発明は、分配器とチューナとを備えた受信機に関する。
特開平9-163270号公報(特許文献1)は、分配器とチューナとの接続あるいはチューナ同士の接続のための手段を開示する。図31は、特開平9-163270号公報に開示された受信機の構成を開示した図である。
図31を参照して、受信機は、スプリッター101と、複数のL型出力端子110と、二重シールドIFケーブル112と、チューナパック103、104とを有する。図31では、1つのL型出力端子110のみが示されている。スプリッター101は、シールドケースに収容されてアンテナ端子102からの入力信号を分配する。複数のL型出力端子110は、スプリッター101により分配された信号を出力する。二重シールドIFケーブル112の一端は、L型出力端子110に接続される。チューナパック103,104は、シールドケースに収容される。
チューナパック103は、L型入力端子111を有する。L型入力端子111には、二重シールドIFケーブル112の他端が接続される。L型出力端子110及びL型入力端子111は、二重シールドIFケーブル112が最短の長さとなるように向かい合って配置される。これにより、チューナ間のクロストークあるいはEMC(Electromagnetic Compatibility)対策を実現することができる。
特開平11-341374号公報(特許文献2)は、分配器とチューナとの接続あるいはチューナ同士の接続のための別の手段を開示する。図32は、特開平11-341374に開示された受信機の斜視図である。図33は、図32に示した受信機に使用される第1の電子チューナの正面図である。図34は、図33に示した受信機に使用される第2の電子チューナの正面図である。
図32〜図34を参照して、受信装置は、親プリント基板211と、第1の電子チューナ212と、第1の受信処理部213と、第2の電子チューナ214と、第2の受信処理部215とを備える。第1の電子チューナ212は、入力端子221と、高周波信号の出力端子229(図33を参照)とを有する。第1の電子チューナ212の出力端子229は、第1の電子チューナ212の下方の横側面に設けられる。第2の電子チューナ214は、高周波信号の入力端子241(図34を参照)を有する。入力端子241は、第2の電子チューナ214の下方の横側面に設けられる。第1の電子チューナ212の出力端子229と、第2の電子チューナ214の入力端子241とは、親プリント基板211に直接半田付けされる。さらに、それらの端子は、親プリント基板211に形成されたパターンによって互いに接続される。このような構成により、ケーブルを装着するための別工程が不要となる。
特開平9-163270号公報 特開平11-341374号公報
特開平9-163270号公報(特許文献1)に記載の技術によれば、L型端子のような特殊な部材を使用する必要がある。さらに、分配器とチューナとの間、あるいはチューナ同士の間がIFケーブルで接続されている。このために、ケーブルロスが発生するという課題が発生する。さらに、IFケーブルを配置するために、分配器とチューナとの間、あるいはチューナ同士の間にある程度の大きさのスペースを確保する必要がある。したがって、実装スペースの縮小が難しい。
一方、特開平11-341374号公報(特許文献2)に記載された技術によれば、一方のチューナの出力端子と他方のチューナの入力端子との間の接続には、高周波コネクタあるいは高周波ケーブルを使用しなくてもよい。このため、複数のチューナ間の間隔を狭めることが可能になる。しかしながら、それら入力端子および出力端子がシールドされていない。このために、最適な特性インピーダンスの値を得ることが難しくなる可能性がある。この場合には、信号のロスあるいは信号波形の歪が生じるという課題が発生する。
さらに、それらの入力端子および出力端子は、親基板において、基板上の配線により接続される。このために、EMCあるいはクロストークの影響を受けやすくなるという課題も発生する。
本発明は、上記課題を解決するものであり、EMCあるいはクロストークの影響を受けにくくするとともに、実装スペースを縮小した受信機を提供することを目的とする。
本発明のある局面に係る受信機は、分配器と、第1のチューナとを備える。分配器は、第1および第2の面を有する第1の金属ケースと、第1の金属ケースの第1の面に配置されたアンテナ端子と、第1の金属ケースの第2の面に配置された第1の出力端子と、第1の金属ケースに収容され、アンテナ端子に入力された信号を第1の出力端子へと出力する分配回路とを含む。第1のチューナは、第1の金属ケースの第2の面と対向する第3の面を有する第2の金属ケースと、第2の金属ケースの第3の面に配置され、分配器の第1の出力端子から出力された信号を受信する第1の入力端子と、第2の金属ケースに収容されて、第1の入力端子からの信号を受信する第1の受信回路とを含む。第1の入力端子は、第1の出力端子と直接接続可能なように構成されるとともに、第1の出力端子と向かい合うように第3の面に配置される。
好ましくは、受信機は、第2のチューナをさらに備える。分配器は、第1の金属ケースの第2の面に配置され、分配回路からの信号を出力する第2の出力端子をさらに含む。第2の金属ケースは、第4の面をさらに有する。第1のチューナは、第2の金属ケースの第3の面に配置され、分配器の第2の出力端子からの信号を受信する第2の入力端子と、第2の金属ケースの第4の面に配置され、第2の入力端子に入力された信号を出力する第3の出力端子とを含む。第2のチューナは、第2の金属ケースの第4の面と対向する第5の面を有する第3の金属ケースと、第3の金属ケースの第5の面に配置され、第1のチューナの第3の出力端子から出力された信号を受信する第3の入力端子と、第3の金属ケースに収容されて、第3の入力端子からの信号を受信する第2の受信回路とを含む。第2の入力端子は、第2の出力端子と直接接続可能なように構成されて、第2の出力端子と向かい合うように第3の面に配置される。第3の入力端子は、第3の出力端子と直接接続可能なように構成されて、第3の出力端子と向かい合うように第5の面に配置される。
好ましくは、第2の面は、第1の面に隣接する。
好ましくは、第2の面は、第1の面と反対側に位置する。
好ましくは、第4の面は、第3の面と反対側に位置する。
好ましくは、第4の面は、第3の面に隣接する。
好ましくは、第1のチューナは、第2の金属ケース内に収容された第1の基板をさらに含む。第1の入力端子は、第2の金属ケースに収容されるとともに、第1の基板に直接的に接続される。第3の面の第1の入力端子に対応する位置に、開口部が形成される。
好ましくは、第3の入力端子は、第3の金属ケースに収容される。第5の面の第3の入力端子に対応する位置に、開口部が形成される。
好ましくは、第1のチューナは、第2の金属ケース内に収容された第1の基板をさらに含む。第1および第2の入力端子は、第2の金属ケースに収容されるとともに、第1の基板に直接的に接続される。第3の面の第1および第2の入力端子に対応する位置に、第1および第2の開口部がそれぞれ形成される。第3の出力端子は、伝送線路を介して第2の入力端子に接続される。第2のチューナは、第3の金属ケース内に収容された第2の基板をさらに含む。第3の入力端子は、第3の金属ケースに収容されるとともに、第2の基板に直接的に接続される。第5の面の第3の入力端子に対応する位置に、第3の開口部が形成される。
好ましくは、伝送線路は、マイクロストリップラインである。
好ましくは、分配器は、チューナ機能を有する受信回路をさらに含む。
本発明によれば、EMCあるいはクロストークの影響を受けにくくするとともに、実装スペースを縮小した受信機を提供することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係る受信機51の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る受信機51の側面図である。 図1および図2に示した分配器1のブロック図である。 図1および図2に示した第1のチューナ5のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る受信機52の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る受信機52の側面図である。 図5および図6に示した分配器1のブロック図である。 図5および図6に示した第1のチューナ5のブロック図である。 図5および図6に示した第2のチューナ10のブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る受信機53の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る受信機53の側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る受信機54の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における、分配器と第1のチューナとの接続を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態における、第1のチューナと第2のチューナとの接続を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る別の受信機54Aを示した斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る受信機55の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る受信機55に含まれる分配器および第1のチューナの構成を説明するための図である。 第5の実施の形態における、第1のチューナ5の内部の構成を示した図である。 第1のチューナ5が分配器1に接続された状態を示した図である。 第6の実施の形態に係る受信機56の斜視図である。 第6の実施の形態に係る受信機56を分配器と第1のチューナと第2のチューナとに分解して示した図である。 第7の実施の形態に係る受信機57の斜視図である。 第7の実施の形態に係る受信機57を分配器と第1のチューナと第2のチューナとに分解して示した図である。 第7の実施の形態における、第1のチューナ5および第2のチューナ10の各々の内部の構成を示した図である。 第1のチューナが分配器に接続され、第2のチューナが第1のチューナ5に接続された状態を示した図である。 金属ケース5aに内蔵された基板14の一方の面のパターンを示した図である。 基板14の他方の面のパターンを示した図である。 第2の入力端子7が実装された面の反対側から見た基板の斜視図である。 第2の入力端子7が実装された面の側から見た基板の斜視図である。 第8の実施の形態に係る受信機のブロック図である。 特開平9-163270号公報に開示された受信機の構成を開示した図である。 特開平11-341374に開示された受信機の斜視図である。 図32に示した受信機に使用される第1の電子チューナの正面図である。 図33に示した受信機に使用される第2の電子チューナの正面図である。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
なお、以下の説明において、「分配器の側方」とは、アンテナ端子が配置された面(金属ケースの表面)を正面視した場合に、その面の左側または右側、あるいは左右の両側の意味するものとする。
本発明の実施の形態に係る受信機は、たとえばアンテナを介して放送信号を受信する受信機に適用することができる。このような受信機は、たとえばテレビジョン受像機、テレビ番組を録画する機能を有する装置などの装置に適用される。
[実施の形態1]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る受信機51の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る受信機51の側面図である。
図1および図2を参照して、第1の実施の形態に係る受信機51は、分配器1と、第1のチューナ5とを備える。分配器1は、金属ケース1aと、アンテナ端子2と、第1の出力端子3と、金属ケース1aに収容される分配回路(図示せず)とを有する。
アンテナ端子2は、金属ケース1aの側面1bに配置される。側面1bは、「第1の金属ケースの第1の面」に対応する。アンテナ端子2は、図示しないアンテナからの受信信号を受ける。分配器1は、アンテナ端子2に入力した信号を分配する。分配された信号は第1の出力端子3から出力される。
第1の出力端子3は、金属ケース1aの側面1dに配置される。側面1dは、側面1bの側方に位置する面であるとともに側面1bに隣接する。この実施の形態では、側面1dが「第1の金属ケースの第2の面」に対応する。
第1のチューナ5は、金属ケース5aと、第1の入力端子4と、金属ケース5aに収容される受信回路(図示せず)とを有する。第1の入力端子4は、分配器1の第1の出力端子3から出力された分配信号を受ける。
第1の入力端子4は、金属ケース5aの側面5cに配置される。側面5cは、金属ケース1aの側面1dと向かい合う面である。この実施の形態では、側面5cが「第2の金属ケースの第3の面」に対応する。
分配器1の第1の出力端子3は、金属ケース1aの側面1dの任意の位置に配置される。第1の入力端子4は、分配器1の第1の出力端子3と直接接続可能に構成され、分配器1の第1の出力端子3と向かい合う。たとえば第1の出力端子3はオス型コネクタであり、第1の入力端子4はメス型コネクタである。ただし、第1の出力端子3がメス型コネクタであり、第1の入力端子4がオス型コネクタであってもよい。この実施の形態によれば分配器1の第1の出力端子3と第1のチューナ5の第1の入力端子4とを直接的に接続することで、高周波ケーブルを使用しなくてもよくなる。これにより分配器1と第1のチューナ5との間の間隔を縮小することができる。
第1の出力端子3および第1の入力端子4には、例えばF型端子、DIN型端子またはRCA型端子が使用される。ただし高周波コネクタであれば、特にその種類を限定することなく、第1の出力端子3および第1の入力端子4に適用することができる。高周波コネクタを使用することにより、分配器1および第1のチューナ5の接地が強化される。したがってクロストークあるいはEMCの影響を低減することが可能になる。
金属ケース1a,5aの各々は略直方体である。第1の出力端子3と第1の入力端子4とが接続される方向(金属ケース1aの側方の方向に対応)の金属ケース1aの長さは、金属ケース1aの前後方向(アンテナ端子2の延在する方向)に沿った金属ケース1aの長さよりも小さい。同じく金属ケース5aの側方方向に沿った金属ケース5aの長さは、金属ケース5aの前後方向(金属ケース1aの前後方向と同じ方向)に沿った金属ケース5aの長さよりも小さい。
図3は、図1および図2に示した分配器1のブロック図である。図3を参照して、アンテナ端子2に入力された高周波信号(受信信号)は、分配回路11によって第1の出力端子3に送られる。第1の出力端子3は、分配回路11からの高周波信号(すなわち分配信号)を出力する。分配回路11は金属ケース1aに収容される。
図4は、図1および図2に示した第1のチューナ5のブロック図である。図4を参照して、分配器1の第1の出力端子3から出力された高周波信号が、第1の入力端子4に入力される。第1の入力端子4に入力された高周波信号は、受信回路12によって処理される。この処理は、たとえば同調であるが、これに限定されるものではない。受信回路12は金属ケース5aに収容される。
第1の実施の形態に係る受信機の構成を要約すれば次のとおりである。受信機51は、分配器1と、第1のチューナ5とを備える。分配器1は、側面1b,1dを有する金属ケース1aと、金属ケース1aの側面1bに配置されたアンテナ端子2と、金属ケース1aの側面1dに配置された第1の出力端子3と、金属ケース1aに収容され、アンテナ端子2に入力された信号を第1の出力端子3へと出力する分配回路11とを含む。第1のチューナ5は、金属ケース1aの側面1dと対向する側面5cを有する金属ケース5aと、金属ケース5aの側面5cに配置され、分配器1の第1の出力端子3から出力された信号を受信する第1の入力端子4と、金属ケース5aに収容されて、第1の入力端子4からの信号を受信する受信回路12とを含む。第1の入力端子4は、第1の出力端子3と直接接続可能なように構成されるとともに、第1の出力端子3と向かい合うように金属ケース5aの側面5cに配置される。
さらに、第1の実施の形態では、第1の出力端子3が設けられた金属ケース1aの面は、アンテナ端子2が設けられた金属ケース1aの面に隣接する。
第1の実施の形態によれば、分配器1の第1の出力端子3と、第1のチューナ5の第1の入力端子4とが直接的に接続される。第1の出力端子3と第1の入力端子4との間を接続するための配線(たとえば基板上のパターンあるいはケーブル)が存在しないので、クロストークあるいはEMCの影響を低減することが可能になる。また、そのような配線が不要であるため、配線に起因する損失(たとえばケーブルロス)が生じることを防ぐことができる。さらに、第1の実施の形態によれば、第1のチューナ5の第1の入力端子4とが直接的に接続されることにより、分配器とチューナとの間の間隔を縮小することができる。これにより受信機の実装スペースを縮小することができる。
[実施の形態2]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る受信機52の斜視図である。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る受信機52の側面図である。図5および図6を参照して、第2の実施の形態に係る受信機52は、第1の実施の形態に係る受信機51に第2のチューナ10を加えた構成を有する。
分配器1は、第1の出力端子3に加えて第2の出力端子6を有する。分配器1は、アンテナ端子2から入力された信号を分配して、その分配信号を第1の出力端子3および第2の出力端子6から出力する。第1の出力端子3および第2の出力端子6は、金属ケース1aの側面1dに配置される。
第1のチューナ5は、第1の入力端子4に加えて、第2の入力端子7と、第3の出力端子8とを有する。第1の入力端子4および第2の入力端子7は、金属ケース5aの側面5cに配置される。第3の出力端子8は、金属ケース5aの側面5dに配置される。側面5dは側面5cの反対側に位置する面である。この実施の形態では、側面5dが「第2の金属ケースの第4の面」に対応する。
第1の入力端子4は、分配器1の第1の出力端子3からの分配信号を受信する。第2の入力端子7は、分配器1の第2の出力端子6からの分配信号を受信する。第3の出力端子8は、第2の入力端子7に入力された信号を第1のチューナ5の外部に出力するための端子である。
第2のチューナ10は、金属ケース10aと、第3の入力端子9と、金属ケース10aに収容される受信回路(図示せず)とを有する。第3の入力端子9は、金属ケース10aの側面10cに配置される。側面10cは、金属ケース5aの側面5dと向かい合う。したがって、この実施の形態では、側面10cが「第3の金属ケースの第5の面」に対応する。第3の入力端子9は、第1のチューナ5の第3の出力端子8から出力された信号を受ける。
金属ケース10aは略直方体である。金属ケース10aの側方方向に沿った金属ケース10aの長さは、金属ケース10aの前後方向(金属ケース1aの前後方向と同じ方向)に沿った金属ケース10aの長さよりも小さい。
第1のチューナ5の第2の入力端子7は、分配器1の第2の出力端子6と直接接続可能に構成され、第2の出力端子6と向かい合う。第2の出力端子6と第2の入力端子7とのうちの一方がオス型コネクタ、他方がメス型コネクタとなる。
同じく第2のチューナ10の第3の入力端子9は、第1のチューナ5の第3の出力端子8と直接接続可能に構成され、第3の出力端子8と向かい合う。第3の出力端子8と第3の入力端子9とのうちの一方がオス型コネクタ、他方がメス型コネクタとなる。出力端子6,8および入力端子7,9には、高周波コネクタを適用することができる。
なお、上述した部分以外の受信機52の構成は、第1の実施の形態に係る受信機51の構成と同様であるので、詳細な説明は以後繰り返さない。
図5に示されるように分配器1が設置された状態において、第2の出力端子6は、第1の出力端子3の下側に配置される。さらに受信機52を側方(側面5dに垂直な方向)から見た場合、第2の出力端子6と第3の出力端子8とが略同一の位置に配置されている。
図7は、図5および図6に示した分配器1のブロック図である。図7を参照して、アンテナ端子2に入力された高周波信号が分配回路11に送られる。分配回路11は、高周波信号を分配する。分配された信号が第1の出力端子3および第2の出力端子6から出力される。
図8は、図5および図6に示した第1のチューナ5のブロック図である。図8を参照して、分配器1の第1の出力端子3から出力された高周波信号が、第1の入力端子4に入力される。第1の入力端子4に入力された信号は、受信回路12によって処理される。分配器1の第2の出力端子6から出力された高周波信号が、第2の入力端子7に入力される。第2の入力端子7に入力された高周波信号は、高周波信号のまま第3の出力端子8から出力される。
図9は、図5および図6に示した第2のチューナ10のブロック図である。図9を参照して、第1のチューナ5の第3の出力端子8から出力された高周波信号が、第3の入力端子9に入力される。第3の入力端子9に入力された高周波信号は、受信回路13によって処理される。この処理は、たとえば同調であるがこれに限定されない。受信回路13は金属ケース10aに収容される。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。第2の実施の形態では、さらに、第1のチューナ5の第3の出力端子8と第2のチューナ10の第3の入力端子9とが直接的に接続される。これにより、第1および第2のチューナの間の間隔を縮小することができる。第3の出力端子8と第2のチューナ10の第3の入力端子9とが直接的に接続されることにより、クロストークあるいはEMCの影響を低減することが可能になる。さらに、第3の出力端子8と第2のチューナ10の第3の入力端子9とが直接的に接続されることにより、配線に起因する損失(たとえばケーブルロス)が生じることを防止できる。
さらに、第2の実施の形態によれば、受信機52の側方から見て略同一の位置に第2の出力端子6と第3の出力端子8とが同一の位置に配置されている。これにより、分配器1から第2のチューナ10へと出力される高周波信号の経路を短くすることが可能になる。したがってこの高周波信号のロスを小さくすることが可能になる。
[実施の形態3]
第3の実施の形態に係る受信機は、第1の実施の形態に係る受信機と、分配器の出力端子および第1のチューナの入力端子の配置の点において異なる。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る受信機53の斜視図である。図11は、本発明の第3の実施の形態に係る受信機53の側面図である。図10および図11を参照して、受信機53において、分配器1の第1の出力端子3は、金属ケース1aの側面1eに配置される。側面1eは、アンテナ端子2が設けられた側面1bの反対側に位置する。言い換えると第1の出力端子3は、アンテナ端子2が設けられた面の背面に配置される。この実施の形態では、側面1eが「第1の金属ケースの第2の面」に対応する。
第1のチューナ5の第1の入力端子4は、金属ケース5aの側面5bに配置される。側面5bは、金属ケース1aの側面1eに向かい合う面である。したがってこの実施の形態では、側面5bが「第2の金属ケースの第3の面」に対応する。第1の入力端子4は、第1の出力端子3と向かい合うように、金属ケース5aの側面5bに配置される。第1の出力端子3と第1の入力端子4とは直接的に接続される。したがって、分配器1と第1のチューナ5とを高周波ケーブルを用いずに縦続接続する事が可能になる。
第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果と同様の効果を得ることができる。また、分配器1の側方に第1のチューナ5を実装できない場合に、分配器1と第1のチューナ5との間の間隔を縮小しながら分配器1と第1のチューナ5とを配置することができる。
[実施の形態4]
第4の実施の形態に係る受信機は、第2の実施の形態に係る受信機と、分配器の出力端子および第1のチューナの入力端子の配置の点において異なる。
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る受信機54の斜視図である。図13は、本発明の第4の実施の形態における、分配器と第1のチューナとの接続を説明するための図である。図14は、本発明の第4の実施の形態における、第1のチューナと第2のチューナとの接続を説明するための図である。
図12〜図14を参照して、本発明の第4の実施の形態では、分配器1の第1の出力端子3および第2の出力端子6が金属ケース1aの側面1e(アンテナ端子2が設けられた面の背面)に配置される。
第1の入力端子4は、第1の出力端子3と向かい合うように、金属ケース5aの側面5bに配置される。第2の入力端子7は、第2の出力端子6と向かい合うように、金属ケース5aの側面5bに配置される。第1の出力端子3と第1の入力端子4とは直接的に接続される。第2の出力端子6と第2の入力端子7とは直接的に接続される。
第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の接続の形態は、第2の実施の形態と同様である。第1のチューナ5の第3の出力端子8は、金属ケース5aの側面5dに配置される。第2のチューナ10の第3の入力端子9は、金属ケース10aの側面10cに配置される。第3の出力端子8と第3の入力端子9とが直接的に接続される。
第3の実施の形態と同様に、この実施の形態によれば、分配器1と第1のチューナ5とを、高周波ケーブルを用いずに縦続接続することが可能になる。さらに第2の実施の形態と同様に、第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の間隔を縮小しながら、第1のチューナ5と第2のチューナ10とを配置することができる。
なお、第2のチューナ10は、第1のチューナ5の側面に配置されるものと限定されない。図15は、本発明の第4の実施の形態に係る別の受信機54Aを示した斜視図である。図15を参照して、第1のチューナ5の第3の出力端子8は、金属ケース5aの側面5eに配置される。第2のチューナ10の第3の入力端子9は、金属ケース10aの側面10bに配置される。金属ケース10aの側面10bは、金属ケース5aの側面5eと向かい合う。側面5eは、金属ケース5aの側面5bの反対側に位置する。この構成では、側面5eが「第2の金属ケースの第4の面」に対応し、側面10bが「第3の金属ケースの第5の面」に対応する。図15に示された構成によれば、分配器1と、第1のチューナ5と、第2のチューナ10とをケーブルを用いることなく縦続接続することができる。
第4の実施の形態によれば、第1のチューナ5を分配器1の側方に配置できない場合でも、分配器1と第1のチューナ5とを直接的に接続できるとともに、第1のチューナ5と第2のチューナ10とを直接的に接続することができる。これにより、第2の実施の形態と同等な効果を得ることができる。
なお、図12〜図15に示された構成では、第1の出力端子3の下側に第2の出力端子6が配置されている。ただし、このような配置は、あくまでも一例である。たとえば第1の出力端子3の上側に第2の出力端子6が配置されていてもよい。
[実施の形態5]
図16は、本発明の第5の実施の形態に係る受信機55の斜視図である。図1と図16とを参照して、第5の実施の形態では、第1の実施の形態に比べて、分配器1の側方での分配器1と第1のチューナ5との間の間隔がより小さくなる。たとえば金属ケース1aと金属ケース5aとがほぼ接触する程度まで分配器1と第1のチューナ5とを近づけることができる。「ほぼ接触する」とは、金属ケース1aと金属ケース5aとが実際に接触している状態でもよい。あるいは「ほぼ接触する」とは、金属ケース1aと金属ケース5aとが離れているものの両者の間の隙間が非常に小さい状態でもよい。
図17は、本発明の第5の実施の形態に係る受信機55に含まれる分配器および第1のチューナの構成を説明するための図である。図17を参照して、金属ケース5aの側面5cには開口部21が形成される。開口部21の直径は、開口部21が第1の出力端子3を通すことを可能にする必要最低限の大きさとされる。これにより、第1の出力端子3と第1の入力端子4とが接続された状態において、第1のチューナ5から分配器1に伝播するノイズを抑制することが可能になる。
図18は、第5の実施の形態における、第1のチューナ5の内部の構成を示した図である。図19は、第1のチューナ5が分配器1に接続された状態を示した図である。図18および図19を参照して、金属ケース5aの内部に基板14が収容される。第1の入力端子4は、基板14に直接的に接続される。さらに受信回路12(図4を参照)が基板14に形成される。図18および図19では、受信回路12が基板14の表面の一部に形成された回路として模式的に示されている。
第1の入力端子4を基板14に直接接続することにより、第1の入力端子4を金属ケース5aの内部に収める事が可能になる。したがって、上記のとおり、たとえば金属ケース1aと金属ケース5aとがほぼ接触する程度まで分配器1と第1のチューナ5とを近づけることができる。これにより、第1の実施の形態に比べて、分配器1と第1のチューナ5との間の間隔を、より小さくすることができる。
[実施の形態6]
第6の実施の形態に係る受信機は、第4の実施の形態に係る構成と第5の実施の形態に係る構成との組み合わせに相当する構成を有する。
図20は、第6の実施の形態に係る受信機56の斜視図である。図21は、第6の実施の形態に係る受信機56を分配器と第1のチューナと第2のチューナとに分解して示した図である。図20および図21を参照して、分配器1の第1の出力端子3および第2の出力端子6が金属ケース1aの側面1eに配置される。第1のチューナ5の第1の入力端子4および第2の入力端子7は、金属ケース5aの側面5bに配置される。
第2のチューナ10の金属ケース10aの側面10cには開口部22が形成される。開口部22の直径は、開口部22が第3の出力端子8を通すことを可能にする必要最低限の大きさとされる。これにより、第2のチューナ10から第1のチューナ5、または第1のチューナ5から第2のチューナ10に伝播するノイズを抑制することが可能になる。第2のチューナ10の内部の構成は、図18および図19に示された第1のチューナ5の内部構成と同様である。
第6の実施の形態によれば、第2の実施の形態あるいは第4の実施の形態に比べて、第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の間隔を縮小することができる。たとえば金属ケース5aと金属ケース10aとがほぼ接触する程度まで第1のチューナ5と第2のチューナ10とを近づけることができる。
さらに第6の実施の形態によれば、第1のチューナ5を分配器1の側方に配置できない場合でも、分配器1と第1のチューナ5とを直接的に接続できるとともに、第1のチューナ5と第2のチューナ10とを直接的に接続することができる。これにより、第2の実施の形態あるいは第4の実施の形態による効果と同等な効果を得ることができる。
[実施の形態7]
図22は、第7の実施の形態に係る受信機57の斜視図である。図22を参照して、第7の実施の形態では、第2の実施の形態に比べて、分配器1と第1のチューナ5との間の間隔、および第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の間隔が縮小される。第5の実施の形態と同様に、たとえば金属ケース1aと金属ケース5aとがほぼ接触する程度まで分配器1と第1のチューナ5とを近づけることができる。さらに、金属ケース5aと金属ケース10aとがほぼ接触する程度まで第1のチューナ5と第2のチューナ10とを近づけることができる。
図23は、第7の実施の形態に係る受信機57を分配器1と第1のチューナ5と第2のチューナ10とに分解して示した図である。図23を参照して、金属ケース5aの側面5cには、開口部21に加えて開口部23が形成される。開口部23の直径は、開口部23が第2の出力端子6を通すことを可能にする必要最低限の大きさとされる。さらに図21に示された構成と同様に、金属ケース10aの側面10cには開口部22が形成される。開口部22の直径は、開口部22が第3の出力端子8を通すことを可能にする必要最低限の大きさとされる。
図24は、第7の実施の形態における、第1のチューナ5および第2のチューナ10の各々の内部の構成を示した図である。図25は、第1のチューナ5が分配器1に接続され、第2のチューナ10が第1のチューナ5に接続された状態を示した図である。図24および図25を参照して、第1のチューナ5では、第1の入力端子4に加えて、第2の入力端子7が基板14に直接的に接続される。第1の入力端子4および第2の入力端子7は、基板14の同一の面に実装される。第1の入力端子4および第2の入力端子7は、金属ケース5aに収容される。
さらに、第3の出力端子8が金属ケース5aの側面5dに配置される。第3の出力端子8の芯線17は、基板14上の伝送線路16に接続される。伝送線路16は、第3の出力端子8の芯線17と第2の入力端子7とを接続する。
特性インピーダンスの変動が生じ得る部分は、芯線17のうちの外部導体に覆われていない部分となる。外部導体に覆われていない部分は、第3の出力端子8の芯線17のうち伝送線路16に接続される部分のみとなる。したがって、図24に示された構成によれば、特性インピーダンスの変動を小さくすることが可能になる。なお、伝送線路16はできるだけ短いことが好ましい。
第2のチューナ10は、金属ケース10aに収容された基板15を有する。第3の入力端子9は、基板15に直接的に接続される。さらに受信回路13(図5を参照)が基板15に形成される。図24および図25では、受信回路13が基板15の表面の一部に形成された回路として模式的に示されている。
第1の入力端子4および第2の入力端子7を基板14に直接接続することにより、第1の入力端子4および第2の入力端子7を金属ケース5aの内部に収める事が可能になる。したがって、第5の実施の形態と同様に、分配器1の第1の出力端子3および第2の出力端子6が第1のチューナ5の第1の入力端子4および第2の入力端子7にそれぞれ接続された状態において、分配器1と第1のチューナ5との間の間隔を、より小さくすることができる。
さらに、第3の入力端子9を基板15に直接接続することにより、第3の入力端子9を金属ケース10aの内部に収める事が可能になる。したがって、第2の実施の形態に係る構成と比較した場合に、第1のチューナ5の第3の出力端子8が第2のチューナ10の第3の入力端子9に接続された状態において、第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の間隔を、より小さくすることができる。
なお図22〜図25は、この実施の形態に係る接続方法の一例を示すものである。たとえば金属ケース1aの側面1dにおける第1の出力端子3および第2の出力端子6の位置は、図22〜図25に示されるように限定されるものではない。
次に伝送線路16の構成の一例を説明する。図26は、金属ケース5aに内蔵された基板14の一方の面のパターンを示した図である。図27は、基板14の他方の面のパターンを示した図である。図28は、第2の入力端子7が実装された面の反対側から見た基板の斜視図である。図29は、第2の入力端子7が実装された面の側から見た基板の斜視図である。
図26〜図29を参照して、基板14の一方の面(たとえば裏側の面とする)において、伝送線路16がマイクロストリップラインにより構成される。マイクロストリップラインを用いることにより、簡易な構成により適切な特性インピーダンスを有する伝送線路を形成することが可能になる。伝送線路16(マイクロストリップライン)の周囲には接地パターン19が形成される。さらに、伝送線路16(マイクロストリップライン)が形成された面と反対側の面(表側の面)にも接地パターン19が形成される。さらに、基板14には、入力端子(たとえば高周波コネクタ)を基板14の面に設置する(芯線を通す)ための貫通孔24,25が形成される。また、入力端子をねじ等の手段により固定するための貫通孔26が基板14に形成される。図28および図29に示されるように第2の入力端子7は、基板14に直接接続することが可能である。なお、図26〜図29には示されていないが、第1の入力端子4も第2の入力端子7と同じく基板14に直接接続することが可能である。
以上のように第7の実施の形態によれば、第2の実施の形態に比べて、分配器1と第1のチューナ5との間の間隔、および第1のチューナ5と第2のチューナ10との間の間隔を縮小することができる。
[実施の形態8]
第8の実施の形態に係る受信機の全体的な構成は、図1および図2に示された受信機の構成と同様である。ただし、第8の実施の形態では、分配器1がチューナとしても機能する。この点で第8の実施の形態に係る受信機は、第1の実施の形態に係る受信機と異なる。なお第8の実施の形態は、第1から第7のいずれの実施の形態のいずれにも適用することができる。
図30は、第8の実施の形態に係る受信機のブロック図である。図3および図30を参照して、第8の実施の形態では、分配器1は、第1の実施の形態に係る構成に受信回路31が追加された構成を有する。受信回路31は、第1のチューナ5に含まれる受信回路12と同様に、高周波信号を処理する機能を有する。
この構成によれば、分配器と1つのチューナとが一体化されている。したがって、複数のチューナを有する受信機の実装スペースをより小さくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 分配器、1a,5a,10a 金属ケース、1b〜1e,5b〜5e,10b,10c 側面、2,102,221 アンテナ端子、3 第1の出力端子、4 第1の入力端子、5 第1のチューナ、6 第2の出力端子、7 第2の入力端子、8 第3の出力端子、9 第3の入力端子、10 第2のチューナ、11 分配回路、12,13,31 受信回路、14,15 基板、16 伝送線路、17 芯線、19 接地パターン、21〜23 開口部、24〜26 貫通孔、51〜57 受信機、101 スプリッター、103,104 チューナパック、110 L型出力端子、111 L型入力端子、112 二重シールドIFケーブル、211 親プリント基板、212 第1の電子チューナ、213 第1の受信処理部、214 第2の電子チューナ、215 第2の受信処理部。

Claims (10)

  1. 分配器と、
    第1のチューナと、
    第2のチューナとを備え、
    前記分配器は、
    第1および第2の面を有する第1の金属ケースと、
    前記第1の金属ケースの前記第1の面に配置されたアンテナ端子と、
    前記第1の金属ケースの前記第2の面に配置された第1の出力端子と、
    前記第1の金属ケースに収容され、前記アンテナ端子に入力された信号を前記第1の出力端子へと出力する分配回路と、
    前記第1の金属ケースの前記第2の面に配置され、前記分配回路からの信号を出力する第2の出力端子とを含み、
    前記第1のチューナは、
    前記第1の金属ケースの前記第2の面と対向する第3の面と、第4の面とを有する第2の金属ケースと、
    前記第2の金属ケースの前記第3の面に配置され、前記分配器の前記第1の出力端子から出力された信号を受信する第1の入力端子と、
    前記第2の金属ケースの前記第3の面に配置され、前記分配器の前記第2の出力端子からの信号を受信する第2の入力端子と、
    前記第2の金属ケースの前記第4の面に配置され、前記第2の入力端子に入力された信号を出力する第3の出力端子と、
    前記第2の金属ケースに収容されて、前記第1の入力端子からの信号を受信する第1の受信回路とを含み、
    前記第2のチューナは、
    前記第2の金属ケースの前記第4の面と対向する第5の面を有する第3の金属ケースと、
    前記第3の金属ケースの前記第5の面に配置され、前記第1のチューナの前記第3の出力端子から出力された信号を受信する第3の入力端子と、
    前記第3の金属ケースに収容されて、前記第3の入力端子からの信号を受信する第2の受信回路とを含み、
    前記第1の入力端子は、前記第1の出力端子と直接接続可能なように構成されるとともに、前記第1の出力端子と向かい合うように前記第3の面に配置され、
    前記第2の入力端子は、前記第2の出力端子と直接接続可能なように構成されて、前記第2の出力端子と向かい合うように前記第3の面に配置され、
    前記第3の入力端子は、前記第3の出力端子と直接接続可能なように構成されて、前記第3の出力端子と向かい合うように前記第5の面に配置される、受信機。
  2. 前記第2の面は、前記第1の面に隣接する、請求項1に記載の受信機。
  3. 前記第2の面は、前記第1の面と反対側に位置する、請求項1に記載の受信機。
  4. 前記第4の面は、前記第3の面と反対側に位置する、請求項に記載の受信機。
  5. 前記第4の面は、前記第3の面に隣接する、請求項に記載の受信機。
  6. 前記第1のチューナは、
    前記第2の金属ケース内に収容された第1の基板をさらに含み、
    前記第1の入力端子は、前記第2の金属ケースに収容されるとともに、前記第1の基板に直接的に接続され、
    前記第3の面の前記第1の入力端子に対応する位置に、開口部が形成される、請求項1に記載の受信機。
  7. 前記第3の入力端子は、前記第3の金属ケースに収容され、
    前記第5の面の前記第3の入力端子に対応する位置に、開口部が形成される、請求項に記載の受信機。
  8. 前記第1のチューナは、
    前記第2の金属ケース内に収容された第1の基板をさらに含み、
    前記第1および第2の入力端子は、前記第2の金属ケースに収容されるとともに、前記第1の基板に直接的に接続され、
    前記第3の面の前記第1および第2の入力端子に対応する位置に、第1および第2の開口部がそれぞれ形成され、
    前記第3の出力端子は、伝送線路を介して前記第2の入力端子に接続され、
    前記第2のチューナは、
    前記第3の金属ケース内に収容された第2の基板をさらに含み、
    前記第3の入力端子は、前記第3の金属ケースに収容されるとともに、前記第2の基板に直接的に接続され、
    前記第5の面の前記第3の入力端子に対応する位置に、第3の開口部が形成される、請求項に記載の受信機。
  9. 前記伝送線路は、マイクロストリップラインである、請求項に記載の受信機。
  10. 前記分配器は、チューナ機能を有する受信回路をさらに含む、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の受信機。
JP2012089274A 2012-04-10 2012-04-10 受信機 Active JP5905319B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012089274A JP5905319B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012089274A JP5905319B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013219588A JP2013219588A (ja) 2013-10-24
JP5905319B2 true JP5905319B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=49591229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012089274A Active JP5905319B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5905319B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3533033B2 (ja) * 1996-04-10 2004-05-31 松下電器産業株式会社 高周波装置
JP3100213U (ja) * 2003-09-03 2004-05-13 アルプス電気株式会社 テレビジョンチューナ
JP2007124248A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Sharp Corp テレビジョンチューナ
JP2008205602A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Alps Electric Co Ltd 放送受信装置
JP2008258764A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Alps Electric Co Ltd テレビジョン放送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013219588A (ja) 2013-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2202850B1 (en) Multipolar connector
US7677927B2 (en) High bandwidth connector
JP6888902B2 (ja) 乗り物用ケーブル組立体
US7466564B2 (en) Radio frequency unit
WO2017104311A1 (ja) コネクタ
US7285025B2 (en) Enhanced jack with plug engaging printed circuit board
EP2521271A1 (en) Tuner module and receiver
US6547595B2 (en) High-speed transmission connector
US11031712B2 (en) Connector for a printed circuit board equipped with an electrical signal transmission line conducting enclosure
US7705248B2 (en) EMI shielded module
CN108370120B (zh) 连接器
JP4582961B2 (ja) Rf入力ピン/リード線が縁に置かれない同調器
JP2016018628A (ja) 信号伝送用ケーブル
US5252934A (en) Microwave delay assembly
JP5905319B2 (ja) 受信機
JP2009146570A (ja) ジョイントコネクタ
WO2017146198A1 (ja) コネクタ
US20050070161A1 (en) Modular jack with external electromagnetic shielding
US9356397B2 (en) Connector and electronic system using the same
KR100868928B1 (ko) 전자 방사를 감소시키는 방법 및 장치
US20080077968A1 (en) Receiver and multiple receiver apparatus
WO2011021339A1 (ja) 給電線構造及びそれを用いた回路基板、emiノイズ低減方法
JP3602967B2 (ja) テレビジョン信号送信機
JPH09163270A (ja) 複数チューナテレビジョン受像機
JP2019009038A (ja) ダミーケーブル、コネクタ及び調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160316

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5905319

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150