JP5904410B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車体前部に設けたフロントバルクヘッドに複数の冷却系部品およびシュラウドを組み付けるための自動車の車体前部構造に関する。
矩形枠状に構成されたフロントバルクヘッド(ラジエータサポート)のアッパメンバおよびロアメンバに、前後方向に重ね合わされたラジエータおよび空調用コンデンサの上端および下端を支持するものが、下記特許文献1により公知である。
また矩形枠状に構成されたフロントバルクヘッドに、前後方向に重ね合わされたラジエータおよび空調用コンデンサを支持するとともに、ラジエータおよび空調用コンデンサに冷却風を導く導風ダクト(シュラウド)をフロントバルクヘッドのステイ(側部部材)およびバンパービームに支持したものが、下記特許文献2により公知である。
特開2005−096684号公報 特開2010−254116号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、ラジエータや空調用コンデンサ等の冷却系部品が個々にフロントバルクヘッドに取り付けられているため、その取付作業が煩雑で組付効率が低いという問題がある。
また上記特許文献2に記載されたものは、上記特許文献1のものが持つ問題に加えて、シュラウドの取付部と、ラジエータおよび空調用コンデンサ等の冷却系部品の取付部とが独立していて相互に関連していないため、取付作業が更に煩雑で組付効率が低いという問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、フロントバルクヘッドに対する複数の冷却系部品およびシュラウドの組付性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、正面視で矩形枠状のシュラウドの内部に、エンジン冷却用ラジエータと、空調用コンデンサと、前記エンジン冷却用ラジエータおよび前記空調用コンデンサよりも高さが低いバッテリ冷却用ラジエータとを支持し、前記シュラウドは、上部パネル、下部パネルおよび一対の側部パネルを結合してダクト状に構成され、前記上部パネルおよび前記下部パネルに前記エンジン冷却用ラジエータおよび前記空調用コンデンサを支持し、前記エンジン冷却用ラジエータおよび前記空調用コンデンサよりも前方に位置する前記バッテリ冷却用ラジエータを前記下部パネルおよび前記一対の側部パネルに支持し、車体前部に配置された正面視で矩形枠状のフロントバルクヘッドの下部から前方に張り出した張出部に前記シュラウドの下部を締結するとともに、前記フロントバルクヘッドの上部前面に設けた前面支持部に前記シュラウドの上部を締結したことを特徴とする自動車の車体前部構造が提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記一対の側部パネルはFRP製であり、その車幅方向外側に一対のバンパービームエクステンションを配置したことを特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記一対の側部パネルの前端に凹部を形成し、前記一対のバンパービームエクステンションの前端間を接続するバンパービームを前記凹部内に配置したことを特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記フロントバルクヘッドは、連続繊維FRP製の上部部材、下部部材および一対の側部部材と、前記上部部材、前記下部部材および前記一対の側部部材の端部どうしを接続する不連続繊維FRP製の角部とを備え、前記角部は、前記上部部材、前記下部部材および前記一対の側部部材との接合部に沿う補強リブを備えることを特徴とする自動車の車体前部構造が提案される。
、実施の形態の上部角部74および下部角部75は本発明の角部に対応し、実施の形態の底壁74aは本発明の前面支持部に対応し、実施の形態の第1補強リブ74e,74fは本発明の補強リブに対応する。
請求項1の構成によれば、正面視で矩形枠状のシュラウドの内部に、エンジン冷却用ラジエータと、空調用コンデンサと、エンジン冷却用ラジエータおよび空調用コンデンサよりも高さが低いバッテリ冷却用ラジエータとを支持し、車体前部に配置された正面視で矩形枠状のフロントバルクヘッドの下部から前方に張り出した張出部にシュラウドの下部を締結するとともに、フロントバルクヘッドの上部前面に設けた前面支持部にシュラウドの上部を締結したので、予めシュラウドに三つの冷却系部品を支持してサブアセンブリを構成しておき、このサブアセンブリを一括してフロントバルクヘッドに締結することで、冷却系部品およびシュラウドの組付性を高めることができ、しかもシュラウドは上部パネル、下部パネルおよび一対の側部パネルを結合してダクト状に構成されるので、シュラウドの導風性能を高めることができる。また最も前方に位置するバッテリ冷却用ラジエータはエンジン冷却用ラジエータおよび空調用コンデンサよりも高さが低いので、最も前方に位置するバッテリ冷却用ラジエータがバンパーフェイス等の車体部品と干渉するのを防止することができるだけでなく、最も前方に位置するバッテリ冷却用ラジエータを下部パネルおよび一対の側部パネルに支持したので、その分だけ上部パネルの前後方向幅を小さくしてシュラウドを小型化することができる。
また請求項の構成によれば、一対の側部パネルはFRP製であり、その車幅方向外側に一対のバンパービームエクステンションを配置したので、車両の前面衝突の衝突荷重でバンパービームエクステンションが圧壊したときに、FRP製の側部パネルを同時に圧壊して衝突エネルギーを効率的に吸収することができる。
また請求項の構成によれば、一対の側部パネルの前端に凹部を形成し、一対のバンパービームエクステンションの前端間を接続するバンパービームを凹部内に配置したので、バンパービームをバンパービームエクステンションに取り付ける際に、バンパービームを側部パネルの凹部に仮保持することで、バンパービームの組付性を高めることができ、しかもバンパービームの位置を後退させて車体前部の前後方向寸法を短縮することができる。
また請求項の構成によれば、フロントバルクヘッドは、連続繊維FRP製の上部部材、下部部材および一対の側部部材と、上部部材、下部部材および一対の側部部材の端部どうしを接続する不連続繊維FRP製の角部とを備えるので、強度の高い連続繊維FRP製の上部部材、下部部材および一対の側部部材と、成形性の高い不連続繊維FRP製の角部とを組み合わせて高強度のフロントバルクヘッドを容易に成形することができる。しかも角部は、上部部材、下部部材および一対の側部部材との接合部に沿う補強リブを備えるので、それらの接合部の剥離を抑制してフロントバルクヘッドの強度を更に高めることができる。
自動車の車体前部の斜視図。(第1の実施の形態) フロントバルクヘッドおよびシュラウドの斜視図。(第1の実施の形態) シュラウドおよび冷却系部品の分解斜視図。(第1の実施の形態) 図1の4方向矢視図。(第1の実施の形態) 図4の5方向矢視図。(第1の実施の形態) 図4の6−6線断面図。(第1の実施の形態) 図1の7部拡大図。(第1の実施の形態) 図7の8−8線断面図。(第1の実施の形態) バンパービームエクステンションの分解斜視図。(第1の実施の形態) 図7の10方向矢視図。(第1の実施の形態) 図5の11−11線断面図。(第1の実施の形態) 図5の12−12線断面図。(第1の実施の形態) バンパービームエクステンションの製造方法の説明図。(第1の実施の形態) 図8に対応する図。(第2の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図13に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1および図4に示すように、実施の形態のハイブリッド自動車はFRP(繊維強化樹脂)でバスタブ状に一体成形したキャビン11を備えており、その前端から起立するダッシュパネル12の前面にアルミニウム合金でダイキャスト成形した左右一対のサスペンション支持部材13,13が固定される。サスペンション支持部材13,13は、図示せぬサスペンションダンパーの上端を支持するダンパーハウジング13a,13aと、ダンパーハウジング13a,13aの下部に接続されて前方に延びるフロントサイドフレーム後部13b,13bとを備えており、フロントサイドフレーム後部13b,13bの前端にアルミニウム押し出し材あるいは鋼板プレス材で構成された左右一対のフロントサイドフレーム前部14,14が接続される。ダッシュパネル12の左右上部から前方に延びる左右一対のCFRP製のアッパーメンバ15,15の前端に左右一対のCFRP製のサイドメンバ16,16が接続される。
フロントサイドフレーム前部14,14の前端に正面視で矩形枠状に形成された繊維強化樹脂製のフロントバルクヘッド17が固定されており、そのフロントバルクヘッド17の左右上部にサイドメンバ16,16の前端が接続される。フロントバルクヘッド17の左右前面に左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンション18,18が固定されており、そのバンパービームエクステンション18,18の前端に車幅方向に延びる繊維強化樹脂製のバンパービーム19が固定される。バンパービーム19の前面はバンパーフェイス20で覆われる。フロントバルクヘッド17、バンパービーム19および左右一対のバンパービームエクステンション18,18に囲まれた位置に、正面視で矩形枠状に形成された繊維強化樹脂製のシュラウド21が配置されており、シュラウド21の内部にエンジン冷却用ラジエータ22、空調用コンデンサ23およびバッテリ冷却用ラジエータ24よりなる三つの冷却系部品が前後方向に重ね合わされて支持される。
次に、図1〜図3および図6に基づいて冷却系部品の支持構造を説明する。
冷却系部品を支持するシュラウド21は、繊維強化樹脂で板状に形成した上部パネル31、下部パネル32および一対の側部パネル33,33とで構成される。即ち、上部パネル31を一対の側部パネル33,33の上端に各々2本のボルト34,34で締結し、下部パネル32一対の側部パネル33,33の下端に各々2本のボルト35,35で締結することで、シュラウド21は矩形断面のダクト状に構成される。
最も後方に位置するエンジン冷却用ラジエータ22は、下面に突設した2本の支持ピン22a,22aを下部パネル32に設けた一対のゴムブッシュ36,36に嵌合し、かつ上面に突設した2本の支持ピン22b,22bを上部パネル31に設けた一対のゴムブッシュ37,37に嵌合することで、上部パネル31および下部パネル32間に支持される。
同様に、エンジン冷却用ラジエータ22の前方に位置する空調用コンデンサ23は、下面に突設した2本の支持ピン23a,23aを下部パネル32に設けた一対のゴムブッシュ38,38に嵌合し、かつ上面に突設した2本の支持ピン23b,23bを上部パネル31に設けた一対のゴムブッシュ39,39に嵌合することで、上部パネル31および下部パネル32間に支持される。
空調用コンデンサ23の前方に位置するバッテリ冷却用ラジエータ24は、エンジン冷却用ラジエータ22および空調用コンデンサ23よりも高さが低く、下面に突設した2本の支持ピン24a,24aを下部パネル32に設けた一対のゴムブッシュ40,40に嵌合し、かつ上面に突設した2本の支持ピン24b,24bを側部パネル33,33の内面に突設したブラケット33a,33aに設けた一対のゴムブッシュ41,41に嵌合することで、下部パネル32上に支持される。
シュラウド21に冷却系部品を組み付けるには、先ず上部パネル31および下部パネル32にエンジン冷却用ラジエータ22、空調用コンデンサ23およびバッテリ冷却用ラジエータ24を組み付けた後、上部パネル31および下部パネル32の車幅方向両端に一対の側部パネル33,33をボルト34…,35…で締結する。これにより、シュラウド21を組み立てた後にエンジン冷却用ラジエータ22、空調用コンデンサ23およびバッテリ冷却用ラジエータ24を組み付ける場合に比べて、エンジン冷却用ラジエータ22の支持ピン22a,22a,22b,22b、空調用コンデンサ23の支持ピン23a,23a,23b,23bおよびバッテリ冷却用ラジエータ24の支持ピン24a,24aの係合作業を容易に行うことができる。
また高さが低いバッテリ冷却用ラジエータ24を最も前方に配置したので、バッテリ冷却用ラジエータ24をバンパーフェイス20(図1参照)の内部に収納して車体前部の前後方向寸法を小型化することができるだけでなく、下部パネル32の前後方向幅に対して上部パネル31の前後方向幅を小さくし(図6参照)、シュラウド21の上部を小型化してエンジンルームへの搭載性を高めることができる。
次に、図7〜図9および図11〜図13に基づいて、バンパービームエクステンション18の構造を説明する。
バンパービームエクステンション18は上部部材51および下部部材52を結合して構成されるが、上部部材51および下部部材52は略面対称な構造であるため、以下、上部部材51を代表として構造を説明する。
上部部材51は連続繊維強化樹脂製のコア部53と、コア部53の外表面の全面および内表面の一部を覆う不連続繊維強化樹脂製の被覆部54とで構成される。連続繊維強化樹脂は図において濃色で表示され、不連続繊維強化樹脂は図において淡色で表示される。
連続繊維強化樹脂および不連続繊維強化樹脂を積層した上部部材51は、以下のようにして製造される。図13(A)に示すように、バンパービームエクステンション18の上部部材51をプレス成形する金型55は、上部部材51の外表面を成形する凹状のキャビティ56aを有する雌型56と、上部部材51の内表面を成形する凸状のコア57aを有する雄型57とからなり、キャビティ56aおよびコア57aにはリブを成形する溝56b…,57b…が形成される。金型55を型開きした状態で、雌型56のキャビティ56aの上部に不連続繊維強化樹脂の第1プリプレグ58と、連続繊維強化樹脂の第2プリプレグ59と、不連続繊維強化樹脂の第3プリプレグ60とが予備加熱した状態で配置される。
前記第1、第2、第3プリプレグ58,59,60は、ガラス繊維(グラスファイバー)、カーボンファイバー、アラミドファイバー等の連続繊維、不連続繊維を使用可能であり、この連続繊維を織布やUD(連続繊維を一方向に引き揃えたシート)とし、あるいは不連続繊維のマットを補強材とし、それに半硬化の熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等)、あるいは熱可塑性樹脂(ナイロン6やポリプロピレン等の)を含浸させたもので、金型の形状になじむ柔軟性を有している。熱硬化性樹脂の場合、複数枚のプリプレグを積層状態で金型内に挿入して圧力を加えながら例えば130°C程度に加熱すると、熱硬化性樹脂が硬化して繊維強化樹脂製品が得られる。熱可塑性樹脂の場合、予備加熱した複数枚のプリプレグを積層状態で金型内に挿入して加圧成形し、その後冷却すると繊維強化樹脂製品が得られる。
雌型56に対して雄型57を下降させると、第2プリプレグ59が雌型56のキャビティ56aと雄型57のコア57aとによってプレスされ、上部部材51が成形される。このとき、不連続繊維を補強材とする第1、第3プリプレグ58,60は容易に変形可能であるため、第2プリプレグ59と雌型56のキャビティ56aとによって挟まれた第1プリプレグ58はキャビティ56aの溝56b…内に流入し、上部部材51の外表面のリブを同時に成形するとともに、上部部材51の外表面の全面に沿って薄い膜状に積層される。同様に、第2プリプレグ59と雄型57のコア57aとによって挟まれた第3プリプレグ60はコア57aの溝57b…内に流入し、上部部材51の内表面のリブを同時に成形するとともに、上部部材51の内表面の一部(閉断面を形成する部分)に沿って薄い膜状に積層される。そして、図13(B)に示すように、金型55から取り出した製品の外周の余剰部分を切断することで、上部部材51を完成する。
図9の円内に拡大して示すように、第2プリプレグ59を成形した連続繊維は、直交する二つの方向に配向した連続繊維61…,62…を平織したもので補強される。また第1、第3プリプレグ58,60を成形した不連続繊維は、不連続繊維63…がランダムに絡みあったもので補強される。
長い繊維の織布やUDを補強材として有する連続繊維強化樹脂は比較的に強度が高くなるが、織布やUDの変形量に限界があるために成形性は低くなり、細くて高いリブ等を成形するのが困難である。一方、ランダムに絡み合った短い繊維を補強材として有する不連続繊維強化樹脂は比較的に強度が低くなるが、繊維が容易に変形するために成形性は高くなり、細くて高いリブ等を成形するのが容易である。よって、連続繊維強化樹脂の外側に不連続繊維強化樹脂を積層して上部部材51を成形することで、上部部材51の強度および成形性を両立させることができる。
上述のようにして成形された上部部材51は、平面視で略三角形状で波板状に屈曲しながら車幅方向に延びる本体部51aと、本体部51aの前縁から上方に折れ曲がる前部締結フランジ51bと、本体部51aの後縁から上方に折れ曲がる後部締結フランジ51cと、本体部51aの内面の車幅方向に離間した位置を前後方向に延びる4個の接合部51d〜51gとを備える。閉断面18aを形成する二つの接合部51d,51e間の内面には60°間隔で3方向に交差する第1補強リブ51h…が前後方向に少なくとも二つ不連続繊維で形成され(図9の第1補強リブ52hと同じ形状・配置)、本体部51aの外表面には前後方向に延びて前部締結フランジ51bおよび後部締結フランジ51cを接続する6本の第2補強リブ51i…が同じく不連続繊維で形成される。また不連続繊維であるので前部締結フランジ51aには3個のナット64…が容易にインサートされ、後部締結フランジ51cには1個の仮止め孔51jや締結孔が形成される(図9参照)。
下部部材52は上述した上部部材51と実質的に面対称な同一形状であるため、上部部材51の各部の添え字と同じ添え字を、下部部材52の符号52に付すことで、その重複する説明を省略する。上部部材51および下部部材52の唯一の相違点は、下部部材52が4つの接合部52d〜52gから上向きに突出する複数のピン52k…を備えるのに対し、上部部材51は前記ピン52k…が嵌合可能な複数のピン孔51m…を備える点である(図9参照)。
上記形状を有する上部部材51および下部部材52は、下部部材52のピン52k…を上部部材51のピン孔51m…に嵌合して接合部51d〜51g,52d〜52gどうしを相互に当接させた状態で、上部部材51側からピン52k…の先端を振動工具で溶融することで一体に結合される(図8および図11参照)。この状態で上部部材51および下部部材52の後部締結フランジ51c,52cは上下方向に直線状に整列するが、上部部材51および下部部材52の前部締結フランジ51b,52bは前端側が前方に倒れるように傾斜している(図11参照)。
上部部材51および下部部材52を結合したバンパービームエクステンション18は、車幅方向内側に位置して前後方向に延びる四角筒状の閉断面部18aと、その車幅方向外側に隣接する楕円筒状の第1副閉断面部18bと、その車幅方向外側に隣接する楕円筒状の第2副閉断面部18cとを備える。第1、第2副閉断面部18b,18cの断面積は相互に等しく、かつ閉断面部18aの断面積よりも小さくなっている。また平面視で略三角形状のバンパービームエクステンション18の前後方向の幅は車幅方向内側から外側に向かって次第に狭くなっているため、前後方向の長さは閉断面部18aが最も長く、次いで第1副閉断面部18bが長く、第2副閉断面部18cが最も短くなっている。
以上のように、フロントサイドフレーム前部14とバンパービーム19との間に配置されたバンパービームエクステンション18は、連続繊維強化樹脂および不連続繊維強化樹脂を積層した上部部材51および下部部材52を結合して構成した、フロントサイドフレーム前部14の前方にて前後方向に延びる閉断面部18aを備え、しかも閉断面部18aの内周面の不連続繊維強化樹脂で第1補強リブ51h…,52h…を形成したので、連続繊維強化樹脂および不連続繊維強化樹脂でバンパービームエクステンション18の強度および成形性を両立させるとともに、前面衝突の衝突荷重がバンパービーム19からバンパービームエクステンション18に入力したときに、面外変形を抑制しながら閉断面部18aを前端から後端に向け順次確実に圧壊させることでエネルギー吸収性能を高めることができる。
またバンパービームエクステンション18は、閉断面部18aの車幅方向外側に該閉断面部18aよりも断面積が小さい第1、第2副閉断面部18b,18cを備えるので、フロントサイドフレーム前部14より外側に衝突するナローオフセット前面衝突時に第1、第2副閉断面部18b,18cにおいても衝撃吸収を行えるだけでなく、車幅方向に並置した三つの閉断面部で衝撃吸収を行うことで、バンパービームエクステンション18の前後方向寸法を短縮しながらエネルギー吸収量を確保することができる。
また下部部材52に形成したピン52k…を上部部材51に形成したピン孔51m…嵌合した状態で、ピン52k…の先端を溶融して上部部材51および下部部材52を結合するので、上部部材51および下部部材52を緩みなく一体に精度よく結合することができるだけでなく、前面衝突時に上部部材51および下部部材52が分離するのを防止してエネルギー吸収量を確保することができる。
しかもバンパービームエクステンション18の前後端に不連続繊維強化樹脂の前部締結フランジ51b,52bおよび後部締結フランジ51c,52cをそれぞれ形成し、前部締結フランジ51b,52bおよび後部締結フランジ51c,52cを前後方向に延びる同じく不連続繊維の第2補強リブ51i…,52i…で接続したので、バンパービームエクステンション18をバンパービーム19およびフロントサイドフレーム前部14に強固に結合できるだけでなく、衝突荷重に対するバンパービームエクステンション18の強度を高めて反力を増大し、バンパービームエクステンション18を短いストロークで潰してエネルギー吸収量を増加させることができる。
次に、図2、図5、図7および図10に基づいてフロントバルクヘッド17の構造を説明する。
繊維強化樹脂製のフロントバルクヘッド17は、車幅方向に延びる上部部材71および下部部材72と、上下方向に延びる左右一対の側部部材73,73とを、二つの上部角部74,74および二つの下部角部75,75を介して正面視で矩形枠状に結合して構成される。連続繊維強化樹脂製の上部部材71および下部部材72は、一対の側壁71a,71a,72a,72aを底壁71b,72bで接続したコ字状断面の直線状の部材である(図2参照)。基本的に連続繊維強化樹脂製の側部部材73の底壁73aの上部には左右方向に幅広な幅広部73bが形成されており、その左右側縁から第1側壁73c,73cが後方に起立するとともに、その上下側縁から第2側壁73d,73dが後方に起立する。第2側壁73d,73d(図2に濃色で表示した部分)は、側部部材73の他の部分とは異なる樹脂で構成される。
その理由は、シート状のプリプレグを金型内にセットして側部部材73を成形するとき、同じプリプレグで第1側壁73c,73cおよび第2側壁73d,73dの両方を同時に成形しようとすると、それらの境界部で連続繊維のプリプレグを切断したり重ね合わせたりする作業が必要になって作業性が低下するが、第2側壁73d,73dを別の樹脂で構成することで上記作業が不要になって作業性が向上するからである。
不連続繊維強化樹脂製の上部角部74,74および下部角部75,75は矩形枠状に一体に連結しており、そこに連続繊維強化樹脂製の上部部材71、下部部材72および側部部材73,73を溶着あるいは接着で結合することで、上部部材71、下部部材72および側部部材73,73の一部が不連続繊維強化樹脂で覆われる。特に、左右の上部角部74,74は、上部部材71の底壁71bの前面に沿って帯状に延びる不連続繊維強化樹脂製の連結部76で相互に連結される(図2、図5および図7参照)。
上部角部74は、上部部材71および側部部材73と断面が繋がるように、底壁74aと、その縁部から起立する側壁74b,74cとを備えており、外側の側壁74bの内面に突設した4個の締結ボス部74d…内にインサートしたナット77…に、サイドメンバ16の前端が4本のボルト78…で締結される(図7および図10参照)。上部角部74に上部部材71および側部部材73の端部を溶着する部分(接合部)に沿って第1補強リブ74e,74f,74fが形成され、かつ締結ボス部74d…は複数の第2補強リブ74g…によって第1補強リブ74e,74f,74fあるいは上部角部74の内側の側壁74cに接続される(図10参照)。尚、下部角部75も、下部部材72および側部部材73に溶着される部分に沿って第1補強リブが形成される。
上部部材71の後面には、連続繊維強化樹脂製の側壁71a,71aおよび底壁71bを接続するように、不連続繊維強化樹脂製の第3補強リブ76a…がジグザグ状に形成される。上部部材71の前面の不連続繊維強化樹脂製の連結部76から後方に突出する複数のピン76b…が、上部部材71の底壁71bを貫通して第3補強リブ76a…に一体に接続される(図10参照)。また上部角部74の上側の側壁74bの上面と、上部部材71の上側の側壁71aの上面とには複数の不連続繊維強化樹脂製の取付部74h…,76c…が形成されており、その内部にインサートされたナット79…にホーンブラケット等の機器が取り付けられる。
またフロントバルクヘッド17の上部角部74の前面から側部部材73との接合部において不連続繊維強化樹脂製の上下一対の仮止め突起74i,74iが突設され、この仮止め突起74i,74iはバンパービームエクステンション18の上部部材51の後部締結フランジ51cおよび下部部材52の後部締結フランジ52cに形成した仮止め孔51j,52jに係合可能である(図7および図12参照)。
フロントサイドフレーム前部14の前端に金属板よりなる取付プレート81が溶接され、取付プレート81の車幅方向外端とフロントサイドフレーム前部14の車幅方向外面とに金属板よりなる筋交い部材82が溶接される(図2参照)。そしてバンパービームエクステンション18の後部締結フランジ51c,52cをフロントバルクヘッド17の側部部材73を仮止めした状態で、後部締結フランジ51c,52cを前から後に貫通する6本のボルト83…を取付プレート81の後面に設けたウエルドナット84…に螺合することで、バンパービームエクステンション18およびフロントバルクヘッド17が取付プレート81に共締めされる(図7および図11参照)。
このとき、フロントバルクヘッド17の上部角部74および側部部材73に突設した仮止め突起74i,74iを、バンパービームエクステンション18の上部部材51の後部締結フランジ51cおよび下部部材52の後部締結フランジ52cに形成した仮止め孔51j,52jに嵌合し、仮止め突起74i,74iを振動工具で溶融してバンパービームエクステンション18をフロントバルクヘッド17に仮止めすることで、ボルト83…によるバンパービームエクステンション18およびフロントバルクヘッド17の締結作業を容易化することができる。
またフロントサイドフレーム前部14の前端に固定した取付プレート81の車幅方向外端とフロントサイドフレーム前部14の車幅方向外面とを筋交い部材82で接続し、取付プレート81にバンパービームエクステンション18の後部締結フランジ51c,52cを結合したので、ナローオフセット前面衝突によりバンパービームエクステンション18の車幅方向外端部に衝突荷重が入力した場合でも、その衝突荷重を取付プレート81および筋交い部材82を介してフロントサイドフレーム前部14に効率的に伝達することができる。
そして矩形枠状のフロントバルクヘッド17は、直線状の連続繊維強化樹脂製の上部部材71、下部部材72および一対の側部部材73,73と、それらの端部どうしを接続する不連続繊維強化樹脂製の上部角部74,74および下部角部75,75とを備えており、強度の高い連続繊維強化樹脂製の上部部材71、下部部材72および一対の側部部材73,73と、成形性に優れた不連続繊維強化樹脂製の上部角部74,74および下部角部75,75との組み合わせにより、従来の金属インサート射出成形品よりも軽量化が可能になるだけでなく、連続繊維の配向方向を乱さないので強度・剛性の高いフロントバルクヘッド17を得ることができる。しかも上部角部74および下部角部75は上部部材71、下部部材72および一対の側部部材73,73との接合部に沿う第1補強リブ74e,74f,74fを備えるので、上部角部74および下部角部75を上部部材71、下部部材72および一対の側部部材73,73に強固に一体化してフロントバルクヘッド17の強度・剛性を更に高めることができる。
またフロントバルクヘッド17の上部角部74はサイドメンバ16を締結する締結ボス部74d…と、締結ボス部74d…に連なる第2補強リブ74g…とを備えるので、上部角部74およびサイドメンバ16の結合部の強度を高めて前面衝突の衝突荷重をフロントバルクヘッド17からサイドメンバ16に効率的に伝達することができる。
また左右の上部角部74,74どうしを接続する不連続繊維強化樹脂製の連結部76を上部部材71に沿って形成したので、上部部材71および上部角部74,74を連結部76で一体化してフロントバルクヘッド17の強度を高めることができるだけでなく、連結部76は車載部品を取り付けるための取付部76c…を備えるので、上部部材71を利用して車載部品を容易に取り付けることができる。また上部部材71は一対の側壁71a,71aを底壁71bで接続したコ字状断面を有し、一対の側壁71a,71aおよび底壁71bを不連続繊維強化樹脂製のジグザグに延びる第3補強リブ76a…で接続したので、第3補強リブ76a…によって上部部材71の強度を更に高めることができ、しかも上部部材71の連結部76から延びて底壁71bを貫通する不連続繊維強化樹脂製のピン76b…を第3補強リブ76a…に一体化したので、連結部76および第3補強リブ76a…をピン76b…で一体化して上部部材71の強度を更に高めることができる。
またフロントバルクヘッド17の側部部材73の幅広部73bの前面にバンパービームエクステンション18を締結したので、フロントバルクヘッド17に車幅方向に長いバンパービームエクステンション18を締結してナローオフセット前面衝突の衝突荷重をフロントサイドフレーム前部14に確実に伝達することができる。
またフロントバルクヘッド17の上部角部74の底壁74aおよび側部部材73にそれぞれナット85,86がインサートされ、更にフロントバルクヘッド17の下部部材72から前方に張り出す張出部75aにナット87がインサートされる(図2参照)。そしてシュラウド21の側部パネル33を貫通するボルト88,89,90を前記ナット85,ナット86がインサートされ、更にフロントバルクヘッド17の下部部材72から前方に張り出す張出部75aにナット87に螺合することで、シュラウド21がフロントバルクヘッド17に締結される。
バンパービームエクステンション18の車幅方向外側にシュラウド21の側部パネル33が位置するので、車両の前面衝突の衝突荷重でバンパービームエクステンション18が圧壊したときに、繊維強化樹脂製の側部パネル33を同時に圧壊して衝突エネルギーを効率的に吸収することができる。
以上のように、矩形枠状のシュラウド21の内部にエンジン冷却用ラジエータ22、空調用コンデンサ23およびバッテリ冷却用ラジエータ24を支持し、矩形枠状のフロントバルクヘッド17の下部から前方に張り出した張出部75a,75aにシュラウド21の下部を締結するとともに、フロントバルクヘッド17の上部角部74,74の底壁74a,74aにシュラウド21の上部を締結したので、予めシュラウドに三つの冷却系部品を支持してサブアセンブリを構成しておき、このサブアセンブリを一括してフロントバルクヘッド17に締結することで、冷却系部品およびシュラウド21の組付性を高めることができる。
またバンパービーム19を前から後に貫通する2本のボルト91,91を、バンパービームエクステンション18の前部締結フランジ51b,52bにインサートしたナット64…に螺合することで、バンパービーム19がバンパービームエクステンション18,18の前端に締結される(図11参照)。このとき、バンパービーム19の後部がシュラウド21の側部パネル33,33の前縁に形成した凹部33b,33bに嵌合することで、バンパービーム19の位置を後退させて車両の全長を短縮することができるだけでなく、バンパービーム19を側部パネル33,33の凹部33b,33bに係止して仮保持することで、ボルト91,91の螺合作業を容易化することができる。
またバンパービームエクステンション18の前部締結フランジ51b,52bは、上部部材51および下部部材52の接合部51d〜51g,52d〜52gからそれぞれ前上方および前下方に傾斜して延び、バンパービーム19から入力する前面衝突の衝突荷重をバンパービームエクステンション18の閉断面の中心軸に確実に伝達することができる。しかもバンパービームエクステンション18の前部締結フランジ51b,52bにナット64…をインサートしたので、バンパービームエクステンション18にバンパービーム19を容易かつ強固に締結することができる。
第2の実施例
次に、図14に基づいて本発明の第2の実施例を説明する。
第1の実施の形態ではバンパービームエクステンション18の第1、第2副閉断面部18b,18cが同一断面積を有しているが、第2の実施の形態では第1副閉断面部18bが閉断面部18aと第2副閉断面部18cとの中間の断面積を有している。つまり、車幅方向内側の閉断面部18aから車幅方向外側の第2副閉断面部18cに向かって、それらの断面積が次第に減少している。
これにより、オフセット前面衝突時にフロントサイドフレーム前部14の車幅方向外側に配置された筋交い部材82が負担する衝突荷重を低減しながら、その衝突荷重をフロン
トサイドフレーム前部14に効率的に伝達することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である
17 フロントバルクヘッド
18 バンパービームエクステンション
21 シュラウド
22 エンジン冷却用ラジエー
23 空調用コンデン
24 バッテリ冷却用ラジエー
31 上部パネル
32 下部パネル
33 側部パネル
33b 凹部
71 上部部材
72 下部部材
73 側部部材
74 上部角部(角部)
74a 底壁(前面支持部)
74e 第1補強リブ(補強リブ)
74f 第1補強リブ(補強リブ)
75 下部角部(角部)
75a 張出部

Claims (4)

  1. 正面視で矩形枠状のシュラウド(21)の内部に、エンジン冷却用ラジエータ(22)と、空調用コンデンサ(23)と、前記エンジン冷却用ラジエータ(22)および前記空調用コンデンサ(23)よりも高さが低いバッテリ冷却用ラジエータ(24)とを支持し、前記シュラウド(21)は、上部パネル(31)、下部パネル(32)および一対の側部パネル(33)を結合してダクト状に構成され、前記上部パネル(31)および前記下部パネル(32)に前記エンジン冷却用ラジエータ(22)および前記空調用コンデンサ(23)を支持し、前記エンジン冷却用ラジエータ(22)および前記空調用コンデンサ(23)よりも前方に位置する前記バッテリ冷却用ラジエータ(24)を前記下部パネル(32)および前記一対の側部パネル(33)に支持し、車体前部に配置された正面視で矩形枠状のフロントバルクヘッド(17)の下部から前方に張り出した張出部(75a)に前記シュラウド(21)の下部を締結するとともに、前記フロントバルクヘッド(17)の上部前面に設けた前面支持部(74a)に前記シュラウド(21)の上部を締結したことを特徴とする自動車の車体前部構造
  2. 記一対の側部パネル(33)はFRP製であり、その車幅方向外側に一対のバンパービームエクステンション(18)を配置したことを特徴とする、請求項に記載の自動車の車体前部構造。
  3. 記一対の側部パネル(33)の前端に凹部(33b)を形成し、前記一対のバンパービームエクステンション(18)の前端間を接続するバンパービーム(19)を前記凹部(33b)内に配置したことを特徴とする、請求項に記載の自動車の車体前部構造。
  4. 記フロントバルクヘッド(17)は、連続繊維FRP製の上部部材(71)、下部部材(72)および一対の側部部材(73)と、前記上部部材(71)、前記下部部材(72)および前記一対の側部部材(73)の端部どうしを接続する不連続繊維FRP製の角部(74,75)とを備え、前記角部(74,75)は、前記上部部材(71)、前記下部部材(72)および前記一対の側部部材(73)との接合部に沿う補強リブ(74e,74f)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の自動車の車体前部構造。
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