JP5903583B2 - 電子部品実装システムおよび電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法 - Google Patents

電子部品実装システムおよび電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に電子部品を実装する電子部品実装システムおよび電子部品実装システムによって生産される基板の生産履歴情報を生成する電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法に関するものである。
近年製造業においては、製品の品質保証上の要請から個々の製品の生産履歴の遡及追跡を可能とするいわゆるトレーサビリティの確保が求められている。例えば電子機器製造分野において電子部品が実装された実装基板を製造する電子部品実装システムでは、後工程においてまたは製品出荷後に不具合が発見された場合にその原因を究明できるよう、工程を遡って不具合基板およびその基板に実装された部品類を特定することが求められている。このため電子部品実装システムにおいては、基板種や製造ロット番号、製造日付などを示す基板識別情報が、バーコードなどを用いて予め書き込まれたラベルを各基板に貼り付けることにより、個々の基板を識別・特定する方法が一般に用いられている(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1に示す先行技術例では、実装装置に搬入される基板に対して実装装置が備えたラベル貼り付けヘッドによって識別用のIDラベルを貼り付ける構成が記載されている。また特許文献2に示す先行技術例では、一枚に複数のIDマークが設けられた基板を対象とする場合において、基板を移動・停止させながら複数のIDマークを1台のID認識カメラによって順次読み取る例が記載されている。このようにして求められた基板識別情報と、各基板に使用された部品類を特定する識別情報とをリンクさせて記録することにより、個々の基板が生産された生産履歴情報を取得することができる。
特開2006−222255号公報 特開2004−235479号公報
しかしながら上述の特許文献例を含め、従来技術においては基板の識別・特定方法に起因して、以下に述べるような難点があった。すなわち、従来技術では、基板の識別・特定には、予め基板にバーコードラベルなどによって基板識別情報が付与されていることが前提とされていた。ところが実際に生産対象となる基板の全てについてこのように基板識別情報が予め付与されているとは限らず、上述のように基板識別情報を読み取って生産履歴情報を取得するトレーサビリティ機能を有する電子部品実装システムによって、基板識別情報が付与されていない基板を対象として部品実装作業を実行する場合がある。このような場合には基板を特定する基板識別情報が存在しないことから正常な生産履歴情報を取得することができず、これら基板を使用した製品については、必要なトレーサビリティが確保されずに品質管理面での課題とされていた。
そこで本発明は、基板識別情報が付与されていない基板を対象として部品実装作業を実行する場合にあっても、適正な生産履歴情報を取得可能で必要なトレーサビリティを確保することができる電子部品実装システムおよび電子部品実装システムにおける生産履歴情報の生成方法を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装システムは、基板に電子部品を実装して実装基板を生産する電子部品実装システムであって、前記基板を上流側から下流側へ搬送する基板搬送路を有し、前記基板搬送路に沿って搬送される基板に対して電子部品実装用装置によって電子部品を実装するための部品実装用作業を行う部品実装ラインと、前記電子部品実装用装置の上流側の基板搬送路において、前記基板の少なくとも一方側の面に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り部と、前記基板識別標識が形成されていない基板について代替識別情報を生成する代替識別情報生成部と、前記代替識別情報と、前記代替識別情報に対応する基板への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成部と、前記生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶部とを備え、前記基板識別標識が形成されている基板の前記識別情報は、当該基板の基板種を特定するための基板種コードと、その基板種におけるシリアル番号を含んで構成され、前記基板識別標識が形成されていない基板の前記代替識別情報は、少なくとも前記部品実装ラインへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成される
本発明の電子部品実装システムにおける生産履歴情報の生産方法は、基板に電子部品を実装して実装基板を生産する電子部品実装システムにおいて、前記基板の生産履歴情報を生成する電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法であって、前記電子部品実装システムは、前記基板を上流側から下流側へ搬送する基板搬送路を有し、前記基板搬送路に沿って搬送される基板に対して電子部品実装用装置によって電子部品を実装するための部品実装用作業を行う部品実装ラインを備え、前記電子部品実装用装置の上流側の基板搬送路において、前記基板の少なくとも一方側の面に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り工程と、前記読み取られた基板識別情報と当該基板識別情報に対応する基板への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成工程と、前記生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶工程とを含み、前記基板識別標識が形成されていない基板については代替識別情報を生成し、この代替識別情報を用いて前記生産履歴情報を生成し、前記基板識別標識が形成されている基板の前記識別情報は、当該基板の基板種を特定するための基板種コードと、その基板種におけるシリアル番号を含んで構成され、前記基板識別標識が形成されていない基板の前記代替識別情報は、少なくとも前記部品実装ラインへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成される
本発明によれば、基板に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り部と、前記基板識別標識が形成されていない基板について代替識別情報を生成する代替識別情報生成部と、前記代替識別情報と前記代替識別情報に対応する基板への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成部とを備えた構成とすることにより、基板識別情報が付与されていない基板を対象として部品実装作業を実行する場合にあっても適正な生産履歴情報を取得可能で、必要なトレーサビリティを確保することができる。
本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムに用いられる基板受渡し装置の機能説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける基板受渡し装置および上位システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおいて用いられるトレーサビリティ用IDコードの説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムに用いられる基板受渡し装置における基板ID読み取り処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの上位システムによって実行される基板ID変換処理を示すフロー図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照して、電子部品実装システム1の構成を説明する。電子部品実装システム1は基板に電子部品を実装して実装基板を生産する機能を有しており、実装対象の基板をそれぞれ供給・受渡し・回収する機能を有する基板供給装置M1、基板受渡装置M2と、基板回収装置M7との間に、複数の電子部品実装用装置である半田印刷装置M3、第1部品搭載装置M4、第2部品搭載装置M5およびリフロー装置M6を直列に連結して構成された部品実装ライン1aを主体としている。
基板供給装置M1〜基板回収装置M7の各装置は通信ネットワーク2を介して管理コンピュータを有する上位システム3に接続されている。部品実装ライン1aの各装置が備えた基板搬送機構は直列に連結されて同一のパスラインPLを有する基板搬送路を形成する。部品実装作業においては、この基板搬送路に沿って搬送される基板6(図2参照)に対して、半田印刷装置M3、第1部品搭載装置M4、第2部品搭載装置M5およびリフロー装置M6によって電子部品を実装するための部品実装用作業が行われる。
すなわち、基板供給装置M1によって供給された基板6は基板受渡装置M2を介して半田印刷装置M3に搬入され、ここで基板6に部品接合用の半田をスクリーン印刷する半田印刷作業が行われる。スクリーン印刷後の基板6は第1部品搭載装置M4、第2部品搭載装置M5に順次受け渡され、ここで半田印刷後の基板6に対して電子部品を搭載する部品搭載作業が実行される。そして部品搭載後の基板6はリフロー装置M6に搬入され、ここで所定の加熱プロファイルにしたがって加熱されることにより部品接合用の半田が溶融固化する。これにより電子部品が基板6に半田接合されて基板6に電子部品を実装した実装基板が完成し、基板回収装置M7に回収される。
次に図2を参照して、基板受渡装置M2に備えられた基板識別機能について説明する。基板受渡装置M2は基板供給装置M1から供給された未作業の基板6を基板搬送路4によって下流側(矢印a)へ搬送して、半田印刷装置M3に受け渡す機能を有している。基板搬送路4はプーリ5bに調帯されたコンベアベルト5aによって基板6を搬送するコンベア機構5を備えている。また基板受渡装置M2は、基板検出部7および上下対向した位置に1対で配設された表面用のバーコードリーダ8R、裏面用のバーコードリーダ8Fを備えている。基板検出部7はコンベアベルト5aによって搬送された基板6を検出し、バーコードリーダ8R、8Fは、基板6の表面、裏面に予め形成された基板識別標識であるバーコードをそれぞれ読み取る。
基板検出部7による基板6の検出結果およびバーコードリーダ8R、8Fによるバーコードの読み取り結果は制御部9に伝達され、これにより当該基板6を特定する基板識別情報であるバーコードデータが読み取られる。したがって、バーコードリーダ8R、8Fは、電子部品実装用装置である半田印刷装置M3の上流側の基板搬送路において、基板6の少なくとも一方側の面に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り部となっている。
本実施の形態においては、バーコードが表面に形成されている基板6、裏面に形成されている基板6のみならず、バーコードがいずれの面にも形成されていない基板6をも対象として生産履歴情報を生成するようにしていることから、基板受渡装置M2におけるバーコード読み取りにおいて、予め準備された複数の読み取りモードを選択することが可能となっている。これらの読み取りモードとして、ここではバーコードがいずれの面にも形成されていないことが予め判っているバーコード無し基板を対象として、バーコードの読み取り動作を行わない「パスモード」、バーコードがいずれかの面に形成されていることが予め判っているバーコード有り基板を対象として表裏両面を順次読み取る「スキャンモード」、バーコードの有無が予め判明していない基板を対象とする「ミックスモード」の3種類の読み取りモードが準備されて記憶されている。
次に図3を参照して、基板受渡装置M2および上位システム3の制御系の構成を説明する。なお、ここでは基板受渡装置M2および上位システム3が有する制御機能のうち、生産履歴情報を取得する機能に関する要素のみを示している。基板受渡装置M2は、切替スイッチ10、基板検出部7、コンベア駆動部11、バーコードリーダ8R、バーコードリーダ8Fを備えており、これら各要素は制御部9に接続されて、制御部9との間で制御信号や各種信号の授受を行う。
切替スイッチ10は、制御部9に記憶された前述の読み取りモードを選択して設定する際の切替入力を行う。基板検出部7はコンベア機構5によって基板6が搬送されて読み取り位置に到着したことを検出する。コンベア駆動部11は、制御部9によって制御されてコンベア機構5を駆動し、基板検出部7によって基板6が検出されたならば、コンベア機構5を停止させて基板6をバーコードリーダ8R、8Fによる読み取り位置に位置させる。バーコードリーダ8R、8Fは、読み取り位置に停止した基板6の所定位置に形成されたバーコードを読み取り、読み取り結果を制御部9に伝達する。そして制御部9は、これらのバーコード読み取り結果を上位システム3に対して送信する。
上位システム3は、基板ID変換部12、照合部13、データ伝達部14、データ収集部15、操作・入力部16、識別コード設定部17、生産情報記憶部18、トレーサビリティデータ記憶部19を備えている。基板ID変換部12は基板受渡装置M2において読み取られて上位システム3に送信されたバーコードの読み取り結果を受信し、これらの読み取り結果に基づいて、生産履歴情報として記憶されるトレーサビリティ用の基板IDを生成して出力する。これらのトレーサビリティ用の基板IDについて、図4を参照して説明する。
図4(a)に示す基板ID20Aは、バーコードが予め形成された基板6を対象とする基板IDであり、機種コード22a、シリアル番号22bより成るバーコードデータ22の先頭に、バーコードリーダ8R、8Fのいずれ(ここではバーコードリーダ8R)によって読み取られたバーコードであるのかを示す表裏識別コード21を付加した構成となっている。ここで機種コード22aは、当該基板の機種を特定するためのコードであり、シリアル番号22bはその機種における固有の一連番号を示すものである。
図4(b)に示す基板ID20Bは、バーコードが予め形成されていない基板6を対象として生成された基板IDの例を示している。この場合にはバーコードデータ22に基づく情報が存在しないため、基板ID変換部12はバーコードデータ22以外の何らかの代替情報に基づいて個々の基板6を特定しなければならない。ここでは基板ID20Bとして、年月日データ23a、時刻データ23bを示す文字列より構成されるタイミングデータ23を用いている。もちろん、タイミングデータ23に替えて、当該基板が生産された工場や生産ラインを特定するためのコードを付加するようにしてもよい。
なお図4(b)に示す基板ID20Bにおいては、年月日データ23a、時刻データ23bより成るタイミングデータ23をそのまま代替識別情報として用いる例を示しているが、代替識別情報の構成はトレーサビリティの観点から要請される個々の基板6の特定精度に応じて、適宜設定することができる。例えば、生産された時期や場所を大まかに特定すれば事足りるような場合には厳密な日付情報は必要なく、時期情報として単に週のみを特定する番号や文字を用いてもよい。
また代替識別情報に日付情報を含ませる場合においても、年月日データ23aに示すyymmdd形式の他、特定の年、月、日をそれぞれ異なるアルファベットに対応させて、年、月、日をこれらのアルファベットで置き換えて日付情報を意味する文字列とすることもできる。例えば、年、月を、2012年⇒A、2013年⇒B、1月⇒a,2月⇒b・・・のようにアルファベットに対応させて日付情報を置き換えると、2012年4月23日⇒Ad23となり、代替識別情報の文字数を節約してデータ処理を簡略化することができる。
すなわち本実施の形態においては、少なくとも部品実装ライン1aへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成される基板ID20Bを生成し、基板ID20Aの代替識別情報として出力する。そして現物の基板6には、基板ID20Bの内容を示すマークがスタンプなどの印字手段によって印加される。ここで「部品実装ラインへ投入された時点」とは、「パスモード」においてはコンベア機構5で基板6が検出されたタイミング、「ミックスモード」においてはバーコードの読み取りに失敗したタイミングと定義している。
なお「部品実装ラインへ投入された時点」の定義は任意であり、個々の基板6毎に固有のタイミングデータ23を確実に対応させることが可能な動作イベント、タイミングであればよい。上記構成において、基板ID変換部12は、基板識別標識であるバーコードが形成されていない基板6について、少なくとも部品実装ライン1aへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成され基板識別情報としての基板ID20Aの代替情報として用いられる代替識別情報としての基板ID20Bを生成する代替識別情報生成部として機能している。
照合部13は、受信したバーコード読み取り結果を、生産情報記憶部18に記憶された生産情報、すなわち生産計画において現在生産中であるべき基板6についての機種コードなどのデータと比較照合する。この照合結果により、読み取り対象となった基板6が生産計画に合致していると判定された場合には、基板受渡装置M2に対して下流側装置への基板搬送許可信号が出力される。
したがって照合部13は、本実施の形態に示す例のように基板ID20A、基板ID20Bが生産対象となる基板6の基板種を特定する基板種コード(機種コード)を含み、予め生産情報として登録された基板種コードと読み取られた基板ID20Aもしくは生成された基板ID20Bに含まれる基板種コードとを比較し、両者が一致する場合にのみ当該基板6の電子部品実装用装置である基板受渡装置M2への搬入を許可する搬送制御手段となっている。
データ伝達部14は、基板ID変換部12によって生成された基板ID20A、基板ID20Bを、基板受渡装置M2以下の下流側装置に伝達する。データ収集部15は、基板ID20A、基板ID20Bに含まれる基板の機種コードとリンクされて設計情報として与えられる実装データによって特定される電子部品の部品IDや、半田印刷に用いられる半田ペーストのロット番号など、基板6への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報を、上位システム3または第1部品搭載装置M4、第2部品搭載装置M5の記憶装置に記憶された実装データから収集し、所定目的にしたがって編集する。
すなわち収集された生産材識別情報を、基板ID20A、基板ID20Bとリンクさせることにより、当該基板6に電子部品を実装して生産された実装基板についての生産履歴情報が生成される。したがってデータ収集部15は、読み取られた基板識別情報としての基板ID20Aもしくは生成された代替識別情報としての基板ID20B、当該基板ID20A、20Bに対応する基板6への部品実装用作業に用いられた電子部品などの生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成部として機能する。
操作・入力部16はキーボードや表示パネルに組み込まれたタッチスイッチであり、電子部品実装システム1への操作指令やデータ入力を行う。識別コード設定部17は、バーコードなどの識別情報によって予め機種を特定する情報が付与されていない基板6を対象として、基板種を識別するための機種コード(基板ID20Aにおける機種コード22aに相当)を、操作・入力部16を介して手動入力により設定する処理を行う。
生産情報記憶部18は、生産計画において当該部品実装ライン1aで作業対象と規定されている基板6についての機種コードなどのデータを記憶する。トレーサビリティデータ記憶部19は生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶部であり、データ収集部15によって生成された生産履歴情報、すなわち作業対象の基板6を特定する基板IDと当該基板6に実際に印刷された半田ペーストのロット番号や基板6に実装された部品IDとを対応させたトレーサビリティーデータを、個々の基板毎に記憶する。
次に図5、図6を参照して、電子部品実装システム1において基板6の生産履歴情報を生成する電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法について説明する。図5は、基板供給装置M1から供給された基板6が基板受渡装置M2内をコンベア機構5によって下流側に搬送される過程において、基板検出部7によって基板6が検出される基板検出(ST1)以降に、基板受渡装置M2によって実行される処理を示している。
まず、基板6が検出されたならば、設定モードの確認が行われる(ST2)。すなわち、予め準備された「パスモード」、「スキャンモード」および「ミックスモード」の3つの読み取りモードから、上位システム3にて切替スイッチ10を操作することにより当該生産作業の対象となっている基板種に応じて選択された読み取りモードが、既設定の設定モードとして制御部9に記憶されている。(ST2)では、「パスモード」、「スキャンモード」および「ミックスモード」のいずれが設定モードであるかが確認される。
ここで「パスモード」が設定モードである場合には、バーコード読み取り動作をパスし、当該基板6にはバーコードが存在しない旨を示すサインとして、任意に設定された所定の文字列(ここでは“10999999999”)を上位システム3に対して送信する。また「スキャンモード」、「ミックスモード」のいずれかが設定モードである場合には、いずれの場合もまずバーコードリーダ8Rによって基板6の表面のバーコードの読み取りを行う(ST3)、(ST4)。そしてバーコード読み取りに成功したならば、読み取り結果を示す文字列、すなわち表面であることを示す“R”+バーコードデータより成る基板ID20A(図4(a)参照)を、上位システム3に対して送信する(ST5)。
また(ST3)、(ST4)において、バーコード読み取りに失敗した場合には、バーコードリーダ8Fによって基板6の裏面のバーコードの読み取りに移行する(ST6)、(ST7)。 そしてバーコード読み取りに成功したならば、読み取り取り結果を示す文字列、すなわち裏面であることを示す“F”+バーコードデータより成る基板ID20Aを送信する(ST8)。そして「スキャンモード」にて裏面のバーコードを読み取る(ST6)において読み取りに失敗した場合には、読み取りエラーを報知する(ST9)。すなわち、バーコードが検出されるべきであるにも拘わらず、検出されない状況である旨を報知する。また「ミックスモード」にて裏面のバーコードを読み取る(ST7)において、読み取りに失敗した場合には、「パスモード」が設定モードである場合と同様に、当該基板6にはバーコードが存在しない旨を示すサインとして、所定の文字列(“10999999999”)を上位システム3に対して送信する。
上記フローにおいて、(ST3)、(ST6)および(ST4)、(ST7)は、電子部品実装用装置としての半田印刷装置M3〜リフロー装置M6の上流側の基板受渡装置M2の基板搬送路において、基板6の少なくとも一方側の面に予め形成されたバーコード(基板識別標識)から当該基板を特定するバーコードデータ(基板識別情報)を読み取る識別情報読み取り工程に相当する。 次に、上位システム3が基板受渡装置M2からバーコードの読み取り結果を受信した後に、基板ID変換部12によって実行される処理について、図6を参照して説明する。
まず基板受渡装置M2から送信されたバーコードデータを、基板ID変換部12が受信する(ST11)。次いで受信したデータが、予め設定された文字列“10999999999”であるか否かを判断する(ST12)。ここでYESであれば、対象となった基板6には識別用のバーコードが形成されていないと判断して、日付データを含む文字列をトレーサビリティ用の基板IDとして使用する(ST13)。すなわち、図4(b)に示す基板ID20Bを、基板IDとして照合部13、データ伝達部14、データ収集部15に対して出力するとともに、現物の基板6には基板ID20Bの内容を示すマークがスタンプなどの印字手段によって印加される。
また(ST12)においてNOであれば、対象となった基板6において識別用のバーコードが検出されており、バーコードデータまたはこれを含む文字列をトレーサビリティ用の基板IDとして使用する(ST14)。すなわち、図4(a)に示す基板ID20Aを基板IDとして照合部13、データ伝達部14、データ収集部15に対して出力する。
この後、データ収集部15によって基板ID20A、20Bと、これら基板IDに対応する基板6への部品実装用作業に用いられた半田ペーストや電子部品などの生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報が生成され、トレーサビリティデータとしてトレーサビリティデータ記憶部19に記憶される。
すなわち、上述処理は、読み取られたバーコードデータ(基板識別情報)と当該基板識別情報に対応する基板6への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成工程と、生成された生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶工程とに相当する。そしてこの生産履歴情報生成工程において、バーコード(基板識別標識)が形成されていない基板6については、少なくとも部品実装ライン1aへ投入された時点における日付情報を含んで構成されバーコードデータ(基板識別情報)の代替情報として用いられるタイミングデータ23(代替識別情報)を生成し、この代替識別情報を用いて生産履歴情報を生成するようにしている。
このように、部品実装ライン1aを有する電子部品実装システム1における生産履歴情報の生成において、上述構成を採用することにより、予め基板6にバーコードラベルなどによって基板識別情報が付与されていない基板6を対象として部品実装作業を実行する場合にあっても、適正な生産履歴情報を取得可能で必要なトレーサビリティを確保することができる。
なお、本実施の形態においては、基板供給装置M1によって供給された基板6を下流側に受け渡す基板受渡装置M2に、基板識別情報を読み取る識別情報読み取り部を設けた構成例を示したが、識別情報読み取り部の配設位置はこれに限定されず、必要とされる生産履歴情報の対象に応じて他の装置に識別情報読み取り部を設けてもよい。例えば、部品搭載動作のみを生産履歴情報の対象とする場合には、第1部品搭載装置M4の上流側の基板搬送路に識別情報読み取り部を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、基板受渡装置M2の備える読み取りモードとして、「パスモード」、「スキャンモード」および「ミックスモード」の3つの読み取りモードが設定可能になっているが、「パスモード」と「スキャンモード」の二つの読み取りモードのみ設定可能な構成でもよい。
本発明の電子部品実装システムおよび電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法は、ID情報が付与されていない基板を対象として部品実装作業を実行する場合にあっても、適正な生産履歴情報を取得可能で必要なトレーサビリティを確保することができるという効果を有し、基板に電子部品を実装することにより実装基板を製造する電子部品実装分野に有用である。
1 電子部品実装システム
1a 部品実装ライン
2 通信ネットワーク
4 基板搬送路
5 コンベア機構
6 基板
7 基板検出部
8R,8F バーコードリーダ
20A、20B 基板ID
22 バーコードデータ
22a 機種コード
22b シリアル番号
23 タイミングデータ
23a 年月日データ
23b 時刻データ
M1 基板供給装置
M2 基板受渡装置
M3 半田印刷装置
M4 第1部品搭載装置
M5 第2部品搭載装置
M6 リフロー装置
M7 基板回収装置

Claims (3)

  1. 基板に電子部品を実装して実装基板を生産する電子部品実装システムであって、
    前記基板を上流側から下流側へ搬送する基板搬送路を有し、前記基板搬送路に沿って搬送される基板に対して電子部品実装用装置によって電子部品を実装するための部品実装用作業を行う部品実装ラインと、
    前記電子部品実装用装置の上流側の基板搬送路において、前記基板の少なくとも一方側の面に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り部と、
    前記基板識別標識が形成されていない基板について代替識別情報を生成する代替識別情報生成部と、
    前記代替識別情報と、前記代替識別情報に対応する基板への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成部と、
    前記生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶部とを備え
    前記基板識別標識が形成されている基板の前記識別情報は、当該基板の基板種を特定するための基板種コードと、その基板種におけるシリアル番号を含んで構成され、
    前記基板識別標識が形成されていない基板の前記代替識別情報は、少なくとも前記部品実装ラインへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成されることを特徴とする電子部品実装システム。
  2. 前記代替識別情報は生産対象となる基板の基板種を特定する前記基板種コードを含み、
    予め生産情報として登録された基板種コードと、前記生成された代替識別情報に含まれる基板種コードとを比較し、両者が一致する場合にのみ当該基板の前記電子部品実装用装置への搬入を許可する搬送制御手段を備えたことを特徴とする請求項記載の電子部品実装システム。
  3. 基板に電子部品を実装して実装基板を生産する電子部品実装システムにおいて、前記基板の生産履歴情報を生成する電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法であって、
    前記電子部品実装システムは、前記基板を上流側から下流側へ搬送する基板搬送路を有し、前記基板搬送路に沿って搬送される基板に対して電子部品実装用装置によって電子部品を実装するための部品実装用作業を行う部品実装ラインを備え、
    前記電子部品実装用装置の上流側の基板搬送路において、前記基板の少なくとも一方側の面に予め形成された基板識別標識から当該基板を特定する基板識別情報を読み取る識別情報読み取り工程と、
    前記読み取られた基板識別情報と当該基板識別情報に対応する基板への部品実装用作業に用いられた生産材を特定する生産材識別情報とを対応させた生産履歴情報を生成する生産履歴情報生成工程と、
    前記生産履歴情報を記憶する生産履歴情報記憶工程とを含み、
    前記基板識別標識が形成されていない基板については代替識別情報を生成し、この代替識別情報を用いて前記生産履歴情報を生成し、
    前記基板識別標識が形成されている基板の前記識別情報は、当該基板の基板種を特定するための基板種コードと、その基板種におけるシリアル番号を含んで構成され、
    前記基板識別標識が形成されていない基板の前記代替識別情報は、少なくとも前記部品実装ラインへ投入された時点における日付情報を意味する文字列を含んで構成されることを特徴とする電子部品実装システムにおける生産履歴情報生成方法。
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