JP5902456B2 - 重合体粒子、導電性粒子及び異方性導電材料 - Google Patents
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Description
本発明には、前記重合体粒子表面に導電性金属層を有する導電性粒子、該導電性粒子とバインダーとを含有する異方性導電材料も含まれる。
本発明の重合体粒子は、ビニルトリアルコキシシランのシロキサン結合体を含む粒子を熱処理して得られる。ビニルトリアルコキシシランを、触媒存在下における溶液中での加水分解・縮合反応させた場合、シロキサン結合体には、未反応のヒドロキシ基(ケイ素に結合するもの)又はアルコキシ基が残存する。シロキサン結合体を含む粒子を熱処理することにより、これらの残存ヒドロキシ基や残存アルコキシ基の加水分解・縮合反応を促進できる。よって、より架橋密度の高いポリシロキサン構造が形成され、回復率が著しく向上した粒子が得られる。
前記熱処理の時間は、0.3時間以上が好ましく、より好ましくは0.5時間以上、さらに好ましくは0.7時間以上であり、10時間以下が好ましく、より好ましくは5.0時間以下、さらに好ましくは3.0時間以下である。
これらの中でも、前記(ii)が好ましい。ポリシロキサン骨格とビニル重合体を有する粒子は、弾性変形性及び接触圧に優れ、得られる導電性粒子の接続信頼性がより優れたものとなる。また、液晶表示パネルにおける液晶セルやタッチパネルのセルのギャップ保持用スペーサーとして用いた場合には、ギャップ保持安定性に優れたものとなる。
前記アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基等が挙げられる。これらの中でも、アルコキシ基としては、炭素数1〜5のものが好ましく、より好ましくは炭素数1〜4、さらに好ましくは炭素数1〜3である。なお、3つのアルコキシ基は、同一でも異なっていてもよいが、3つのアルコキシ基が同一のものが好ましい。
前記ビニルトリアルコキシシランとしては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシシラン、ビニルトリtert−ブトキシシラン等が挙げられる。
第二の形態(ポリシロキサン間架橋)を形成し得るシラン系架橋性単量体としては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等の4官能性シラン系単量体;メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン等の3官能性シラン系単量体等が挙げられる。
第三の形態(ビニル重合体−ポリシロキサン間架橋)を形成し得るシラン系架橋性単量体としては、例えば、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシエトキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリロイル基を有するジ又はトリアルコキシシラン;p−スチリルトリメトキシシラン等のビニル基を有するジ又はトリアルコキシシラン;3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシ基を有するジ又はトリアルコキシシラン;3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ基を有するジ又はトリアルコキシシラン;が挙げられる。これらのシラン系架橋性単量体は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ビニル系架橋性単量体とは、ラジカル重合性基を有し架橋構造を形成し得るものであり、具体的には、1分子中に2個以上のラジカル重合性基を有する単量体(単量体(1))、または、1分子中に1個のラジカル重合性基とこれ以外の結合性官能基(カルボキシル基、ヒドロキシ基等のプロトン性水素含有基、アルコキシ基等の末端官能基等)を有する単量体(単量体(2))が挙げられる。ただし、単量体(2)によって架橋構造を形成させるには、当該単量体(2)の結合性官能基と反応(結合)可能な相手方単量体の存在が必要である。
そして、上述したように、ビニルトリアルコキシシランのシロキサン結合体を含む粒子に熱処理を施すことにより、本発明の重合体粒子が得られる。
本発明の導電性粒子は、上記重合体粒子の表面を被覆する導電性金属層を有するものである。したがって、本発明の導電性粒子は、上述の重合体粒子の特性を備えたものである。上記導電性金属層を構成する金属としては特に限定されないが、例えば、金、銀、銅、白金、鉄、鉛、アルミニウム、クロム、パラジウム、ニッケル、ロジウム、ルテニウム、アンチモン、ビスマス、ゲルマニウム、スズ、コバルト、インジウム及びニッケル−リン、ニッケル−ホウ素等の金属や金属化合物、及び、これらの合金等が挙げられる。これらの中でも、金、ニッケル、パラジウム、銀、銅、スズが導電性に優れており好ましい。また、安価な点で、ニッケル、ニッケル合金、銅、銅合金、銀、銀合金、スズ、スズ合金が好ましく、中でもニッケル、ニッケル合金(Ni−P、Ni−B、Ni−Zn、Ni−Sn、Ni−W、Ni−Co、Ni−Ti)等が好ましい。また、導電性金属層は、単層でもよいし複層であってもよく、複層の場合には、例えば、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム、ニッケル/パラジウム/金、ニッケル/銀等の組合せが好ましく挙げられる。
本発明の導電性粒子は、上記重合体粒子の表面に導電性金属層を形成することにより得られる。重合体粒子表面に導電性金属層を被覆する方法は特に限定されず、例えば、無電解めっき、置換めっき等めっきによる方法;金属微粉を単独、又は、バインダーに混ぜ合わせて得られるペーストを重合体粒子にコーティングする方法;真空蒸着、イオンプレーティング、イオンスパッタリング等の物理的蒸着方法が挙げられる。これらの中でも、無電解めっき法は、大掛かりな装置を必要とせず、容易に導電性金属層を形成できるため好ましい。
本発明の導電性粒子は、異方性導電材料の構成材料としても好適であり、本発明の導電性粒子とバインダーとを含む異方性導電材料もまた、本発明の好ましい実施態様の1つである。上記異方性導電材料は、本発明の導電性粒子を用いてなるものであればその形態は特に限定されず、例えば、異方性導電フィルム、異方性導電ペースト、異方性導電接着剤、異方性導電インク等、様々な形態が挙げられる。すなわち、これらの異方性導電材料を相対向する基材同士や電極端子間に設けることで、電気的に接続することができる。なお、本発明の導電性粒子を用いた異方性導電材料には、液晶表示素子用導通材料(導通スペーサー及びその組成物)も含まれる。
1−1.平均粒子径
<シード粒子、重合体粒子>
粒度分布測定装置(ベックマンコールター社製、「コールターマルチサイザーIII型」)により30000個の粒子の粒子径を測定し、個数基準の平均粒子径、粒子径の標準偏差を求めるとともに、下記式に従って粒子径の個数基準のCV値(変動係数)を算出した。
粒子の変動係数(%)=100×(粒子径の標準偏差/個数平均粒子径)
<導電性粒子>
フロー式粒子像解析装置(シスメックス社製、「FPIA(登録商標)−3000」)を用いて、導電性粒子3000個の粒子径(μm)を測定し、個数平均粒子径を求めた。
微小圧縮試験機(島津製作所社製、「MCT−W500」)を用いて、室温(25℃)において、試料台(材質:SKS材平板)上に散布した粒子1個について、直径50μmの円形平板圧子(材質:ダイヤモンド)を用いて、粒子の中心方向へ一定の負荷速度(2.23mN/秒)で荷重をかけた。そして、圧縮変位が粒子径の10%となったときの荷重を測定した。なお、測定は各試料について、異なる10個の粒子に対して行い、平均した値を測定値とした。測定した圧縮荷重、粒子の圧縮変位及び粒子径から、K値を算出した。
微小圧縮試験機(島津製作所社製、「MCT−W500」)を用いて、室温(25℃)において、試料台(材質:SKS材平板)上に散布した粒子1個について、直径50μmの円形平板圧子(材質:ダイヤモンド)を用い、「軟質表面検出」モードで、粒子の中心方向へ一定の負荷速度(0.4462mN/秒)で最大荷重(2.452mN)まで圧縮し、そのときの変位量(μm)を測定し、これを最大変位量L1とした。
次いで、一定の除負荷速度(0.4462mN/秒)で最小荷重(0.049mN)まで荷重を減らしていったときの最大荷重から最小荷重までの間の変位量(μm)を測定し、これを回復変位量L2とした。なお、測定は各試料について、異なる10個の粒子に対して行い、平均した値を測定値とした。
圧縮変形回復率(%)=(L2/L1)×100
異方性導電フィルムを、抵抗測定用の線を有した全面アルミ蒸着ガラス基板と、20μmピッチに銅パターンを形成したポリイミドフィルム基板との間に挟みこみ、1MPa、190℃の圧着条件で熱圧着し、試験片を作製した。
そして、試験片の電極間の初期抵抗値Aを測定した。さらに、得られた試験片を85℃、85%RHの雰囲気下に500時間放置した後、上記初期抵抗値Aと同様に抵抗値Bを測定した。下記式に基づき算出した抵抗値上昇率(%)が2%以下の場合を「○」、2%を超える場合を「×」、と評価した。
抵抗値上昇率(%)=[(B−A)/A]×100
導電性接着ペースト0.1mgを、アルミニウム電極が形成された2枚のガラス基板で挟み、1MPa、190℃で熱圧着を行い、試験片(導電性接着剤硬化物からなる異方導電シートが電極間に挟まれた構造の接続構造体)を得た。
試験片において、異方導電シートが接触した側の電極表面を金属顕微鏡(倍率:1000倍)で観察し、圧痕の有無を評価した。圧痕が確認されたものを「○」、圧痕が確認されなかったものを「×」と評価した。
製造例1
冷却管、温度計、滴下口を備えた四つ口フラスコに、イオン交換水720部と25%アンモニア水1.2部、メタノール480部を仕込み25℃に保持した。その中へ架橋性シラン系単量体であるビニルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、「KBM1003」)60部を滴下し、内温を25℃で15分保持した後、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルアンモニウム塩(第一工業製薬社製、「ハイテノール(登録商標) NF−08」)の20%水溶液を32部添加し、さらに15分撹拌することにより、ビニルトリメトキシシランの加水分解、縮合反応を行い、ビニル基を有するポリシロキサン粒子(重合性ポリシロキサン粒子)の乳濁液を作製した。得られたポリシロキサン粒子の乳濁液をサンプリングし、粒子径を測定したところ、個数平均粒子径は2.25μmであった。
続いて、乳化剤としてポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルアンモニウム塩(第一工業製薬社製、「ハイテノール NF−08」)の20%水溶液1.0部をイオン交換水42部で溶解した溶液に、DVB960(新日鐡化学社製、ジビニルベンゼン含量96質量%)42部、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業社製、「V−65」)1.0部とを溶解した溶液を加えて、TKホモミキサー(特殊機化工業社製)により8000rpmで5分間乳化分散させてモノマーエマルションを調製した。このモノマーエマルションをポリシロキサン粒子の乳濁液中に添加して、さらに撹拌を行った。モノマーエマルション添加から1時間後、反応液をサンプリングして顕微鏡で観察したところ、特定ポリシロキサン粒子が単量体組成物を吸収して肥大化していることが確認された。
次いで、反応液を窒素雰囲気下で65℃に昇温させて、65℃で2時間保持することによりラジカル重合を行った。反応液を冷却した後、得られた乳濁液を固液分離し、得られたケーキをイオン交換水、次いでメタノールで洗浄した後、120℃で2時間乾燥し、さらに窒素雰囲気下280℃で1時間加熱処理を施すことで、重合体粒子No.1を得た。
四つ口フラスコ中の仕込み配合を、イオン交換水680部、25%アンモニア水1.2部、メタノール520部に変更したこと以外は製造例1と同様にして重合性ポリシロキサン粒子を作製した。続いて、吸収させる単量体成分について、DVB960(新日鐡化学社製、ジビニルベンゼン含量96質量%)24部に変更したこと以外は製造例1と同様にして、単量体成分の吸収、ラジカル重合を行った。
反応液を冷却した後、得られた乳濁液を固液分離し、得られたケーキをイオン交換水、次いでメタノールで洗浄した後、120℃で2時間乾燥し、さらに窒素雰囲気下350℃で3時間加熱処理を施すことで、重合体粒子No.2を得た。
四つ口フラスコ中の仕込み配合を、イオン交換水600部、25%アンモニア水1.2部、メタノール600部に変更したこと以外は製造例2と同様にして重合性ポリシロキサン粒子を作製したこと以外は製造例2と同様にして、単量体成分の吸収、ラジカル重合を行った。
反応液を冷却した後、得られた乳濁液を固液分離し、得られたケーキをイオン交換水、次いでメタノールで洗浄した後、乾燥工程を経ることなく、200℃で2時間加熱処理を施すことで、重合体粒子No.3を得た。
加熱処理条件を、窒素雰囲気下240℃で2時間に変更したこと以外は、製造例3と同様にして重合体粒子No.4を得た。
製造例3と同様にして、重合性ポリシロキサン粒子を作製し、単量体成分の吸収、ラジカル重合を行った。
反応液を冷却した後、得られた乳濁液を固液分離し、得られたケーキをイオン交換水、次いでメタノールで洗浄した後、120℃で2時間乾燥し、さらに窒素雰囲気下320℃で1時間加熱処理を施すことで、重合体粒子No.5を得た。
加熱処理条件を、窒素雰囲気下350℃で3時間に変更したこと以外は、製造例5と同様にして重合体粒子No.6を得た。
冷却管、温度計、滴下口を備えた四つ口フラスコに、イオン交換水720部と25%アンモニア水1.2部、メタノール480部を仕込み25℃に保持した。その中へ架橋性シラン系単量体であるビニルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、「KBM1003」)120部を滴下し、内温を25℃で15分保持した後、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルアンモニウム塩(第一工業製薬社製、「ハイテノール NF−08」)の20%水溶液を64部添加し、さらに15分撹拌することにより、ビニルトリメトキシシランの加水分解、縮合反応を行い、ビニル基を有するポリシロキサン粒子(重合性ポリシロキサン粒子)の乳濁液を作製した。得られたポリシロキサン粒子の乳濁液をサンプリングし、粒子径を測定したところ、個数平均粒子径は2.9μmであった。
続いて、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業社製、「V−65」)1.0部をメタノール30部に溶解した溶液を加えた後、反応液を窒素雰囲気下で65℃に昇温させて、65℃で2時間保持することによりラジカル重合を行った。反応液を冷却した後、得られた乳濁液を固液分離し、得られたケーキをイオン交換水、次いでメタノールで洗浄した後、120℃で2時間乾燥し、さらに窒素雰囲気下350℃で3時間加熱処理を施すことで、重合体粒子No.7を得た。
窒素雰囲気下で加熱処理を行わなかったこと以外は、製造例1と同様にして重合体粒子No.8を得た。
窒素雰囲気下で加熱処理を行わなかったこと以外は、製造例6と同様にして重合体粒子No.9を得た。
窒素雰囲気下で加熱処理を行わなかったこと以外は、製造例7と同様にして重合体粒子No.10を得た。
重合体粒子No.1〜10に水酸化ナトリウムによるエッチング処理を行った後、二塩化スズ溶液によるセンシタイジングを行った。さらに二塩化パラジウム溶液によるアクチベーティングを行い、パラジウム核を形成させた。次いで、パラジウム核を形成させた重合体粒子2部をイオン交換水400部に添加し、超音波分散処理を行った後、得られた樹脂粒子懸濁液を70℃の温浴で加温した。懸濁液を加温した状態で、別途70℃に加温した無電解メッキ液(日本カニゼン社製、「シューマー(登録商標) S680」)600部を加えることにより、無電解ニッケルメッキ反応を生じさせた。水素ガスの発生が終了したことを確認した後、固液分離を行い、イオン交換水、メタノールの順で洗浄し、100℃で2時間真空乾燥して、ニッケルメッキを施した粒子を得た。
次いで、得られたニッケルメッキ粒子を、シアン化金カリウムを含有する置換金メッキ液に加え、ニッケル層表面にさらに金メッキを施すことにより、導電性粒子を得た。得られた導電性粒子における導電性金属層の膜厚は表1に示すとおりであった。
導電性粒子1部に、バインダー樹脂としてのエポキシ樹脂(三菱化学社製、「JER828」)100部、硬化剤(三新化学社製、「サンエイド(登録商標) SI−150」)2部及びトルエン100部を加えた。さらにφ1mmのジルコニアビーズ50部を加えて、ステンレス鋼製の2枚攪拌羽根を用いて300rpmで10分間攪拌して分散させ、導電性接着ペーストを作製した。
得られたペーストを、剥離処理を施したPETフィルム上に、バーコーターにて塗布し乾燥させることにより異方性導電フィルムを得た。
一方、ビニルトリアルコキシシランのシロキサン結合材を含む粒子に200℃以上の熱処理を施していない重合体粒子No.8〜10は、いずれも回復率に劣り、且つ、硬度が低い。これらの重合体粒子No.8〜10を芯材とする導電性粒子No.8〜10を用いた場合、得られる接続構造体は接続信頼性に劣っていた。
Claims (3)
- ビニルトリアルコキシシランのシロキサン結合体を含み、さらに芳香族炭化水素系架橋剤で架橋されている粒子であり、回復率が70%以上であることを特徴とする重合体粒子。
- 請求項1に記載の重合体粒子表面に導電性金属層を有することを特徴とする導電性粒子。
- 請求項2に記載の導電性粒子と、バインダーとを含有することを特徴とする異方性導電材料。
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