JP5901163B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、画像入力装置としては、特開2005−190199号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この画像入力装置は、文字画像を描く描画エリアを備えており、描画エリア上でペン先を摺動させると、ペン先の軌跡が描画エリアに表示される。
しかしながら、上記従来の画像入力装置において、描画エリアよりも広いエリアの全体に渡って文字画像を描く場合、文字画像の描画が終わりに近づくと、描画前半の文字画像が描画エリア外に出てしまう。このため、上記文字画像の描画後半では、描画前半の文字画像を確認できない。したがって、上記描画前半の文字画像と描画後半の文字画像とのバランスを取るのが難しくなる。その結果、上記描画エリアを使って描いた画像の全体画像のバランスが悪くなることがあるという問題があった。
この問題は、上記従来の画像入力装置を小型化するために描画エリアを小さくした場合、例えば、上記描画エリアの大きさを一文字画像を描ける程度にした場合、生じ易くなる。
特開2009−211706号公報(図6)
そこで、本発明の課題は、全体画像のバランスを保つことができる画像入力装置を備た加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
画像入力装置と、
加熱条件を登録可能なメニュー記憶部と
を具備し、
上記画像入力装置は、
タッチパネルを有する表示部と、
ユーザーの指または接触物体の接触により上記タッチパネルが操作されたとき、上記タッチパネルから受けた操作信号に基づいて上記表示部を制御する制御装置と
を備え、
上記表示部は、同一画面上に、
ユーザーの指または接触物体の接触の軌跡に沿って画像を描くことが可能である共に、全体画像の一部を拡大表示して描画する拡大描画エリアと、
上記拡大描画エリアに描かれた画像の全体画像を表示するプレビューエリアと
を有し、
上記制御装置は、
上記拡大描画エリアの描画状態に上記プレビューエリアの一部分の表示状態を自動的に同期させる表示同期部と、
上記拡大描画エリアの描画状態と自動的に同期する上記プレビューエリアの一部分を囲む枠を表示する枠表示部と
を有し、
上記タッチパネルにユーザーの指または接触物体を接触させることにより、上記プレビューエリアの任意の箇所に上記枠を移動させることが可能であり、
上記全体画像を、上記加熱条件と関連付けて上記メニュー記憶部に登録可能にし、かつ、上記加熱条件と共に表示装置に表示可能としたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記ユーザーの指または接触物体の接触の軌跡に沿って画像を描くことが可能である共に、全体画像の一部を拡大表示して描画する拡大描画エリアと、拡大描画エリアに描かれた画像の全体画像を表示するプレビューエリアとが、同一画面上にあるので、拡大描画エリアに全体画像の一部を描くときに、全体画像の他の部分との位置関係や大きさ関係を確認しながら、拡大描画エリアに全体画像の一部を描くことができる。したがって、上記全体画像のバランスを保つことができる。
しかも、上記拡大描画エリアは全体画像の一部を拡大表示するものだから、拡大描画エリアを大きくすることができる。
また、上記表示同期部によって、プレビューエリアの一部分の表示状態が拡大描画エリアの描画状態と自動的に同期するので、拡大描画エリアに画像を描くとき、全体画像の他の画像との位置関係や大きさ関係を確認するためだけの操作を行わずに済む。したがって、ユーザーの操作負担を低減できる。
また、上記枠表示部の枠の表示によって、拡大描画エリアの描画状態と自動的に同期するプレビューエリアの一部分が識別し易くなる。
また、上記加熱調理器が画像入力装置を備えるので、ユーザーがバランス良く描いた画像を表示部に表示させることができる。
また、上記加熱調理器において、ユーザーが考えたオリジナル設定を登録できる機能がある場合、このオリジナル設定に上記画像を関連付けすることができる。したがって、上記表示部が上記画像を表示すれば、ユーザーは、一目で、オリジナル設定を想起できるので、オリジナル設定の誤採用を防ぐことができる。
一実施形態の加熱調理器では、
ユーザーの指または接触物体が上記プレビューエリア内に接触すると、ユーザーの指または接触物体の接触位置に対応する位置へ上記枠が移動する。
一実施形態の加熱調理器では、
上記拡大描画エリアに描かれた画像は、部分的に消去可能であると共に、全体的に消去可能である。
一実施形態の加熱調理器では、
上記プレビューエリアで指定した座標または範囲をもとに、上記拡大描画エリアに描画する範囲を決定する。
上記実施形態によれば、上記プレビューエリアで指定した座標または範囲をもとに、拡大描画エリアに描画する範囲を決定するので、全体画像のバランスを容易に取ることができる。
本発明の加熱調理器によれば、タッチパネルを有する表示部と、ユーザーの指または接触物体の接触によりタッチパネルが操作されたとき、タッチパネルから受けた操作信号に基づいて表示部を制御する制御装置とを備え、表示部は、同一画面上に、ユーザーの指または接触物体の接触の軌跡に沿って画像を描くことが可能である共に、全体画像の一部を拡大表示して描画する拡大描画エリアと、拡大描画エリアに描かれた画像の全体画像を表示するプレビューエリアとを有することによって、全体画像の他の部分との位置関係や大きさ関係を確認しながら、拡大描画エリアに全体画像の一部を描くことができるので、全体画像のバランスを保つことができる。
さらに、上記拡大描画エリアは全体画像の一部を拡大表示するものだから、拡大描画エリアを大きくすることができる。
本発明の加熱調理器は、本発明の画像入力装置を備えるので、ユーザーがバランス良く描いた画像を表示部に表示させることができる。
また、上記加熱調理器において、ユーザーが考えたオリジナル設定を登録できる機能がある場合、このオリジナル設定に上記画像を関連付けすることができる。したがって、上記表示部が上記画像を表示すれば、ユーザーは、一目で、オリジナル設定を想起できるので、オリジナル設定の誤採用を防ぐことができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略正面図である。 図4は図3のF4−F4線矢視の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6は上記加熱調理器のカラー液晶表示部にトップ操作画面が表示された操作パネルの正面図である。 図7は上記カラー液晶表示部に表示されたトップ操作画面を示す図である。 図8は上記カラー液晶表示部に表示された「マイメニュー」の画面を示す図である。 図9は上記カラー液晶表示部に表示された「オリジナルメニュー登録」の画面を示す図である。 図10は上記カラー液晶表示部に表示された「オリジナルメニュー登録」の他の画面を示す図である。 図11は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための一画面を示す図である。 図12は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図13は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図14は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図15は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図16は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図17は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図18は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図19は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図20は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図21は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図22は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図23は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図24は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図25は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図26は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図27は上記カラー液晶表示部に表示させるオリジナルメニューのメニュー名の入力方法を説明するための他の画面を示す図である。 図28は上記オリジナルメニューのメニュー名の登録後の「オリジナルメニュー登録」の画面を示す図である。 図29は上記カラー液晶表示部に表示された「オリジナルメニュー」の画面を示す図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像入力装置を備えた加熱調理器の正面斜視図を示している。
上記加熱調理器は、図1に示すように、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上部にハンドル3を取り付けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、表示部の一例としてのカラー液晶表示部6と、ボタン群7とを有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図を示している。図2に示すように、水タンク11から供給された水を蒸気発生装置12で加熱して飽和水蒸気を生成する。蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱庫13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34を、加熱庫13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
上記加熱庫13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
この蒸気ダクト100の第1ダクト部110に、過熱蒸気生成ヒータ20を収納している。蒸気ダクト100の第1ダクト部110と、過熱蒸気生成ヒータ20で過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
そして、蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱庫13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫13内に連通している。
上記加熱庫13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫13と蒸気ダクト100は、加熱庫13の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱蒸気生成装置21と加熱庫13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット14の加熱庫13との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
また、上記加熱庫13の下部にはマグネトロン80(図5に示す)が配置されている。このマグネトロンで発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫13の下部中央に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱庫13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。
また、ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装部品17と、マグネトロン80(図5に示す)を配置している。電装部品17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
図3は図1に示す操作パネル5を拡大した概略図である。
上記ボタン群7は、戻るキー71、取り消しキー72、手動加熱キー73およびあたためスタートキー74で構成されている。戻るキー71は、カラー液晶パネル61の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しキー72は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、手動加熱キー73は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。また、あたためスタートキー74は、加熱を開始するときに押す。
図4は図3のF4−F4線から見た模式断面図である。
上記カラー液晶表示部6は、カラー液晶パネル61上にタッチパネル62を重ねて構成されている。なお、本発明の表示部は、液晶パネルに限らず、有機ELなどの他の表示デバイスを用いてもよく、カラー表示に限らず、白黒表示でもよい。
このカラー液晶パネル61は、文字、数字、写真等をカラー表示できるものであり、加熱の種類、料理名、加熱時間、温度、料理の写真等を表示する。また、タッチパネル62は、ユーザーが指でタッチすると、表面電荷を変化させる透明素材からなる静電容量方式のタッチパネルである。これにより、ユーザーはタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される画像を選択できるようになっている。また、ユーザーがタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される選択可能な画像を選択すると、その画像の色が変わるようになっている。つまり、カラー液晶パネル61に表示される画像は、選択状態の色が非選択状態の色と異なるようになっている。なお、タッチパネル62は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式または電磁誘導方式のタッチパネルに換えてもよく、また、指によるタッチパネルの操作だけでなく、接触物体(例えばタッチペンなどのペン状物体)を用いて操作してもよい。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。この加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。制御装置200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80が接続されている。操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50からの検出信号に基づいて、制御装置200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80などを制御する。
上記制御装置200は、後述するオリジナルメニュー登録でユーザーが作成した画像などを記憶する画像記憶部200aと、ユーザーの入力に応じて画像の描画を制御する画像描画制御部200bと、カラー液晶パネル61の表示に応じた加熱調理を行う加熱調理実行部200cと、拡大描画エリアDA(図13参照)の描画状態に枠FR1(図13参照)内の表示状態を同期させる表示同期部200dと、枠FR1,FR2(図13参照)などを表示する枠表示部200eとを有している。この制御装置200と操作パネル5で画像入力装置の一例を構成している。また、枠表示部200eは識別表示部の一例である。
上記構成の加熱調理器において、過熱蒸気によって加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成装置21の過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱庫13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫13の第2蒸気吹出口25から加熱庫13内に吹き出す。
そして、上記加熱庫13内に供給された過熱蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱庫13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫13内に戻るという循環を繰り返す。
これに対して、非過熱蒸気によって被加熱物27を蒸すかまたは暖める運転を行う場合には、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱庫13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27を蒸すかまたは暖める。
ここで、上記加熱庫13内の左壁面および右壁面には、図2に示すように、トレイ30の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つのトレイ30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室36内に架設された蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱庫13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載したトレイ30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
次に、「マイメニュー」について操作パネル5の操作を説明する。
図6はトップ操作画面がカラー液晶表示部6に表示された操作パネルの正面図を示しており、図3と同一の構成部は同一参照番号を付している。また、図7は上記カラー液晶表示部6に表示されたトップ操作画面を拡大して示している。
図7に示すトップ操作画面は、加熱調理器の電源プラグ(図示せず)をコンセントに差し込んだ後、カラー液晶パネル61が最初に表示する画面である。
上記カラー液晶パネル61のトップ操作画面には画像G1〜G8,G9A,G9Bが表示される。画像G1は、冷えた料理等を温めるときに選択すべき画像であり、エビフライの絵画像と、「あたためる」の文字画像とを含んでいる。画像G2は、蒸し物や煮物を作るときに選択すべき画像であり、鍋および蒸籠の絵画像と、「蒸す・煮る」の文字画像とを含んでいる。画像G3は、料理集内の300種類以上のメニューから希望のメニューを探すときに選択すべき画像であり、本の絵と、「お料理集」の文字画像とを含んでいる。画像G4は、牛乳や酒を適温に温めるときに選択すべき画像であり、コップおよび徳利の絵画像と、「牛乳・酒」の文字画像を含んでいる。画像G5は、焼き物およびフライ物を作るときに選択すべき画像であり、ローストチキンの絵画像と、「焼く・フライ」の文字画像とを含んでいる。画像G6は、健康メニューを使いたいときに選択すべき画像であり、元気な人をイメージさせる絵画像と、「健康メニュー」の文字画像とを含んでいる。画像G7は、お気に入りの料理や、オリジナルの料理を作るときに選択すべき画像であり、押しピンの絵画像と、「マイメニュー」の文字画像とを含んでいる。画像G8は、冷凍食材等を解凍するときに選択すべき画像であり、雪の結晶の絵画像と、「解凍する」の文字画像とを含んでいる。
また、上記画像G9Aは、代表的なメニューを調理するときの基本的な操作を説明する「料理教室」を見たいときに選択すべき画像であり、画像G9Bは、設定やお手入れ(除菌など)を行いたいときに選択すべき画像である。ここで、「料理教室」とは、代表的なメニューを調理するときの基本的な操作をカラー液晶表示部6に表示して説明する。
このような構成の初期画面が表示されているときに、ユーザーが、画像G7に重なるタッチパネル62の一部にタッチすると、カラー液晶パネル61の画面は初期画面から「マイメニュー」の画面に切り換わる。つまり、ユーザーの画像G7の選択により、カラー液晶パネル61が図8に示す「マイメニュー」の画面を表示する。
図8はカラー液晶表示部6に表示された「マイメニュー」の画面を示している。この「マイメニュー」の画面の中央より上側には、画像G11(「お気に入りメニュー」)が表示されている。図示しないが、画像G11を指のタッチで選択することにより、よく使う自動メニューを16メニューまで登録することができる。また、上記「マイメニュー」の画面の中央より下側には、2つの画像G12(「オリジナルメニュー」),G13(「登録・変更」)が左右方向に並んで表示されている。画像G13と画像G12は、横方向において互いに近接している。そして、上記画像G13を指のタッチで選択すると、図9に示す「オリジナルメニュー登録」の画面に表示が切り替わる。これにより、ユーザー独自のオリジナルメニューを25メニューまで登録することができる。
図9では画像G14(「未登録」)が中央に表示されている。この画像G14の斜め右上方には、「オリジナルメニュー登録」の画面の第1画面であることを示すG15(「1/25」)が表示されている。また、画像G14の下側には、画像G16(「<前へ」),G17(「登録・変更」),G18(次へ>)が左右方向に並んで表示されている。この画像G17を指のタッチで選択すると、図10に示すように、登録・変更する項目を選択するための画面に切り換わる。なお、図示しないが、「オリジナルメニュー登録」の画面は、上記第1画面以外にも、第2画面〜第25画面がある。
図10では、画像G31(「メニュー名」,「未登録」),G32(「写真」,「未登録」),G33(「加熱条件」,「未登録」),G34(「登録完了」)が上下方向に並んで表示されている。また、画像G34の下側には、画像G35(「削除する」),G36(「このメニューを先頭に移動する」)が左右方向に並んで表示されている。この画像G31,G32,G33は、オリジナルメニューのメニュー名、写真および加熱条件が登録されていないことを示している。
上記画像G31を指のタッチで選択すると、図11に示すように、オリジナルメニューのメニュー名を入力するための画面に切り換わる。
また、上記画像G32を指のタッチで選択すると、図示しないが、ユーザーが取った写真を登録するための画面に切り換わり、その写真とオリジナルメニューのメニュー名を関連付けできるようになっている。
また、上記画像G33を指のタッチで選択すると、図示しないが、過熱蒸気の使用の有無、予熱の有無、調理段数、加熱温度および加熱時間などを設定するための画面に切り換わり、ユーザー独自の加熱条件を設定できるようになっている。
また、上記画像G34の文字色を画像G31,G32,G33の文字色より薄くすると共に、画像G35,G36の文字色を画像G35,G36の背景色と略同じにして、画像G34,G35,G36の選択が不可能であることを直感的に判るようにしている。
図11に示す画面では、ユーザーの指または接触物体(例えばタッチペンなどのペン状物体)の接触の軌跡に沿って画像を描くことが可能な拡大描画エリアDAが大部分を占めている。そして、拡大描画エリアDAの上側には、拡大描画エリアDAに描かれた画像の全体画像を表示するプレビューエリアPAがある。この拡大描画エリアDAは、プレビューエリアPAよりも大きい描画面積を有し、プレビューエリアPAに表示される全体画像の一部を拡大表示して描画する。一方、拡大描画エリアDAの下側には、描画色を選択するための画像G301,G302,G303,G304,G305が左右方向に並んで選択可能に表示されている。さらに、画像G301,G302,G303,G304,G305の下側には、絵または文字を示す画像G306,G307,G308,G309が左右方向に並んで選択可能に表示されている。
上記プレビューエリアPAの一部は枠FR1で囲まれて、拡大描画エリアDAに描いた絵画像や文字画像が枠FR1内に表示されるようになっている。すなわち、枠FR1内の表示状態は、表示同期部200e(図5参照)により、拡大描画エリアDAの描画状態と自動的に同期するようになっている。これにより、枠FR1がプレビューエリアPAの左端に位置している状態で、拡大描画エリアDAに絵画像や文字画像を描いた場合、この絵画像や文字画像がプレビューエリアPAの左端に自動的に表示される。また、枠FR1を右側に移動させることが可能であることを判り易くするため、枠FR1の右側に右方向矢印RAを表示している。図10では枠FR1がプレビューエリアPAの左端に位置しているが、プレビューエリアPAの左右方向の中央部を指のタッチで選択すると、図12に示す画面に切り換わる。なお、枠FR1は枠表示部200f(図5参照)によって表示されている。また、上記枠FR1の座標または範囲をもとに、拡大描画エリアDAに描画する範囲が決定するようになっている。
上記画像G301,G302,G303,G304,G305は黒,赤,青,橙,緑で塗り潰されている。この画像G301,G302,G303,G304,G305のうちのいずれか1つを選択することにより、この選択した画像の色で拡大描画エリアDAに絵画像や文字画像を描けるようになっている。
上記画像G306は鉛筆の絵画像を含み、また、画像G307は消しゴムの絵画像を含み、また、画像G308は2枚の紙が重なっている状態の絵画像を含み、また、画像G309は「決定」の文字画像を含んでいる。
そして、図10の画面から図11の画面に切り換わった直後、ユーザーが何ら操作しなくても、画像G301,G306が選択された状態となっている。この状態を示すため、画像G301,G306を枠FR2,FR3で囲んでいる。
図12に示す画面では、枠FR1がプレビューエリアPAの左右方向の中央部に位置している。この状態で、拡大描画エリアDAに絵画像や文字画像を描くと、この絵画像や文字画像がプレビューエリアPAの左右方向の中央部に表示させることができるようになっている。また、枠FR1を左右両側に移動させることが可能であることを判り易くするため、枠FR1の左側に左方向矢印LAを表示すると共に、枠FR1の右側に右方向矢印RAを表示している。このような状態において、画像G303を指のタッチで選択すると、図13に示す画面に切り換わる。また、上記状態において、画像G303以外の画像G302,G304,G305も選択可能であるし、画像G307,G308,G309も選択可能である。すなわち、枠FR1の位置に関係なく、画像G301,G302,G303,G304,G305のうちの1つを任意に選択できると共に、画像G306,G307,G308,G309のうちの1つを任意に選択できるようになっている。
図13に示す画面では、枠FR1がプレビューエリアPAの左右方向の中央部に位置し、かつ、画像G303,G306が選択されている。この状態で、拡大描画エリアDA上のタッチパネル62の一部に指を接触させたまま動かすと、青色の線画像が拡大描画エリアDAに表示される。このとき、上記指の接触移動の速度が早すぎても、拡大描画エリアDAに表示される線が点線でなく一本の線となるように、画像描画制御部200b(図5参照)が画像の描画を制御する。また、上記指の接触移動の軌跡が「あ」となるように、指を動かすと、図14に示すように、「あ」を示す青色の文字画像CG1が拡大描画エリアDAに表示される。
図14に示す画面では、青色の文字画像CG1の縮小画像に相当する青色の文字画像CG2が枠FR1内に表示されている。逆の言い方をすれば、文字画像211内の文字画像CG2が拡大描画エリアDAに拡大表示されている状態とも言える。ここで、レイヤ機能を使うため、画像G308を指のタッチで選択すると、図15に示す画面に切り換わる。
図15に示す画面では、画像G308が選択されている状態であることを示すため、画像G308を枠FR3で囲んでいる。また、画像G306,G307,G308,G309の上側には、絵および文字を示す画像G310,G311が左右方向に並んで選択可能に表示されている。この画像G310は、黒紙上に白紙が重なっている状態の絵画像と、「上にかく」という文字画像とを含んでいる。一方、画像G311は、白紙上に黒紙が重なっている状態の絵画像と、「下にかく」という文字画像とを含んでいる。
また、図14の画面から図15の画面に切り換わった直後、ユーザーが何ら操作しなくても、画像G310が選択された状態となっている。この状態を示すため、画像G310を枠FR4で囲んでいる。そして、上記画像G308を指のタッチで選択するか、あるいは、画像G311を指のタッチで選択すると、図16に示す画面に切り換わる。
図16に示す画面では、画像G311が選択されている状態であることを示すため、画像G311を枠FR4で囲んでいる。この状態で、上記画像G308を指のタッチで選択するか、あるいは、画像G310を指のタッチで選択すると、図15に示す画面に戻る。また、上記状態で、画像G306を指のタッチで選択すると、図17に示す画面に切り換わる。
図17に示す画面では、再び、画像G306,G307,G308,G309の上側に画像G301,G302,G303,G304,G305が左右方向に並んで選択可能に表示される。このとき、画像G301,G302,…,G308のうち、レイヤ設定が始まる直前に選択されていたものが選択状態となる。すなわち、画像G303,G306が選択されている状態となる。この状態で、画像G305を指のタッチで選択すると、図18に示す画像に切り換わる。
また、図16の状態で、拡大描画エリアDA上のタッチパネル62の一部に指を接触させたまま動かすと、図19に示すように、緑色の線画像LG1を描けるようになっている。このとき、図16の画像G311を選択していたことにより、青色の文字画像CG1と緑色の線画像LG1が互いに交差する部分は青色となり、青色の文字画像CG1下に緑色の線画像LG1があるかのような表示になる。そして、枠FR1の移動と拡大描画エリアDAへの描画とを行うことにより、図20に示すように、プレビューエリアPAの左右方向の中央部より右側に、「じ」を示す緑色の文字画像CG3と、「の」を示す緑色の文字画像CG4とを表示させることができる。このような状態で、画像G307を指のタッチで選択すると、図21に示す画面に切り換わる。
図21に示す画面では、画像G312が選択されている状態であることを示すため、画像G312を枠FR5で囲んでいる。また、画像G306,G307,G308,G309の上側には、絵および文字を示す画像G312,G313が左右方向に並んで選択可能に表示されている。この画像G312は、消しゴムの絵画像と、「消しゴム」という文字画像とを含んでいる。一方、画像G313は、点線円の絵画像と、「全消し」という文字画像とを含んでいる。このような状態で、プレビューエリアPA上のタッチパネル62の一部に指を接触させたまま移動させると、青色の文字画像CG1,CG2と緑色の線画像LG1,LG2とを部分消去することができる。例えば図22に示すように、「あ」の一部が消えた青色の文字画像CG1’と、横線の一部が消えた緑色の線画像LG1’とを、拡大描画エリアDAに表示せることができる。これと共に、青色の文字画像CG1’の縮小画像に相当する青色の文字画像CG2’と、緑色の線画像LG1’の縮小画像に相当する緑色の線画像LG2’とを、枠FR1内に自動的に表示させることができる。このような状態で、画像G313を指のタッチで選択すると、図23に示す画面に切り換わる。
図23に示す画面では、画像G313が選択されている状態であることを示すため、画像G313を枠FR5で囲んでいる。この状態で、タッチパネル62において拡大描画エリアDAに重なる部分に指がタッチすると、文字画像CG1’,CG2’および線画像LG1’,LG2’の全部を消去して、図24に示すような状態にできる。すなわち、指のワンタッチで画像の全消去ができる。この状態で、プレビューエリアPAの右端に重なるタッチパネル62の一部を指でタッチすると、図25に示すように、プレビューエリアPAの右端に枠FR1を移動し、緑色の文字画像CG4の拡大画像に相当する緑色の文字画像CG5が拡大描画エリアDAに表示される。この状態でも、指のワンタッチで、文字画像CG4,CG5の全部を消去して、図26に示すような状態にできる。
このように、上記拡大描画エリアDAに描いた画像がプレビューエリアPAでプレビューされるので、他の画像との位置関係や大きさ関係を確認しながら、拡大描画エリアDAに画像を描くことができる。したがって、例えば図27に示すように、花の絵画像を背景とする「おばあちゃんのさといも」の文字画像を画面の上部にバランス良く描くことができる。すなわち、「おばあちゃんのさといも」の全体画像のバランスを保つことができる。
また、上記拡大描画エリアDAの描画面積はプレビューエリアPAの描画面積よりも大きいので、拡大描画エリアDAに画像を入力し易くなっている。
また、上記枠FR1内の表示状態が拡大描画エリアDAの描画状態と自動的に同期するので、枠FR1内の表示状態を拡大描画エリアDAの描画状態に同期させるためのだけの操作は不要である。したがって、ユーザーの操作負担を低減できる。
また、上記プレービューエリアPAにおいて拡大描画エリアDAと対応している部分は枠FR1で囲んでいるので、拡大描画エリアDAに描いている画像が、完成画像のどこに位置するかを容易かつ正確に推測できる。
また、上記プレービューエリアPAにおいて拡大描画エリアDAと対応している部分は枠FR1で囲んでいるので、その部分を視覚的に判り易くすることができる。
また、上記枠FR1はプレービューエリアPAの任意の箇所に移動可能であるから、枠FR1をプレビューエリアPAの任意の箇所に移動させて、その箇所に画像を描いたり、その箇所に描かれている画像を修正することができる。
図27は、メニュー名を入力するための最終画面の一例を示す図。この最終画面は、上述したような操作を行って、花の絵画像を背景とする「おばあちゃんのさといも」の文字画像を描いた後、画像G309を指のタッチで選択することで表示される画面である。
上記最終画面では、中央部に画像G314(「はい」),G315(「いいえ」)が左右方向に並んで表示されている。また、上記最終画面の上端部には最終確認エリアCAがあり、花の絵画像を背景とする「おばあちゃんのさといも」の文字画像を最終確認エリアCAで最終確認することができるようになっている。ここで、画像G314を指のタッチで選択すると、図28に示す「オリジナルメニュー登録」の画面に切り換わる一方、画像G315を指のタッチで選択すると、直前の画面に切り換わる。
図28では、画像G31’(「メニュー名」,「登録」),G32,G33,G34’(「登録完了」)が上下方向に並んで表示されている。この画像G34’は、画像G34(図10参照)に比べて文字色が濃くなっていて、選択可能な状態であることを示している。また、画像G34’の下側には、画像G35’(「削除する」),G36’(「このメニューを先頭に移動する」)が左右方向に並んで表示されている。この画像G35’,G36’は、文字色が背景色と異なっていて、選択可能な状態であることを示している。
そして、上記画像G33を指のタッチで選択して加熱条件を登録した後、図8の画像G12を指のタッチで選択すると、図29に示すオリジナルメニュー画面になる。
上記オリジナルメニュー画面の上端部には、図29に示すように、画像G314(図27参照)の画像を指のタッチで選択することで確定した、花の絵画像を背景とする「おばあちゃんのさといも」の文字画像が表示されている。そして、上記文字画像の下側には、画像G21(「ウォーターオーブン」,「パン・シュー」),G22(「予熱なし」,「1段」),G23(「160℃」),G24(「23分00秒」)が上下方向に並んで表示されている。また、画像G24の下側には、画像G16,G19 (「決定」),G18が左右方向に並んで表示されている。この画像G19を指のタッチで選択すると、そのオリジナルメニュー画面の表示内容に沿った加熱調理を行うことができる。
また、上記オリジナルメニュー画面のような画面は25個登録できるが、図29に示すように、花の絵画像を背景とする「おばあちゃんのさといも」の文字画像が表示されることによって、ユーザーは、一目で、どのようなオリジナルメニューであるかを想起できるので、所望としないオリジナルメニューの加熱調理が選択される可能性を非常に低くすることができる。
また、上記実施形態では、プレビューエリアPAにおいて拡大描画エリアDAに対応する部分を枠FR1で囲んでいたが、その部分を他の部分と異なる色にしたり、点滅させたりしてもよい。
また、上記実施形態では、画像G301〜G305,G306〜G308,G310およびG311,画像G312およびG313のどれが選択状態であるかを示すために枠FR2,FR3,FR4,FR5を用いていたが、選択状態の画像を非選択状態の画像よりも少し大きく表示したり、非選択状態の画像だけを透けて見えるように表示したりしてもよい。
また、上記実施形態では、2つのレイヤを作成できるようにしていたが、3つ以上のレイヤを作成できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、枠FR1は、指のタッチでプレビューエリアPAの任意の箇所に移動可能な構成としていたが、例えば、操作パネル5に設けたボタンの操作でプレビューエリアPAの任意の箇所に移動可能な構成としてもよい。
本発明の具体的な実施形態および変形例について説明したが、本発明は上記実施形態および変形例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、加熱調理器以外の家電機器(炊飯器,冷蔵庫,掃除機,テレビジョン受像機,空気調和機,電気カミソリおよび照明器具など)、携帯電話、玩具などが、制御装置200と操作パネル5またはこれに類似するものを備えてもよい。
本発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
5…操作パネル
6…カラー液晶表示部
61…カラー液晶パネル
62…タッチパネル
200…制御装置
200a…画像記憶部
200b…画像描画制御部
200c…加熱調理実行部
200d…表示同期部
200e…枠表示部
PA…プレビューエリア
DA…拡大描画エリア
FR2,FR3,FR4,FR5…枠
CG1,CG1’,CG2,CG2’,CG3,CG4,…文字画像
LG1,LG1’,LG2,LG2’…線画像

Claims (3)

  1. 画像入力装置と、
    加熱条件を登録可能なメニュー記憶部と
    を具備し、
    上記画像入力装置は、
    タッチパネルを有する表示部と、
    ユーザーの指または接触物体の接触により上記タッチパネルが操作されたとき、上記タッチパネルから受けた操作信号に基づいて上記表示部を制御する制御装置と
    を備え、
    上記表示部は、同一画面上に、
    ユーザーの指または接触物体の接触の軌跡に沿って画像を描くことが可能である共に、全体画像の一部を拡大表示して描画する拡大描画エリアと、
    上記拡大描画エリアに描かれた画像の全体画像を表示するプレビューエリアと
    を有し、
    上記制御装置は、
    上記拡大描画エリアの描画状態に上記プレビューエリアの一部分の表示状態を自動的に同期させる表示同期部と、
    上記拡大描画エリアの描画状態と自動的に同期する上記プレビューエリアの一部分を囲む枠を表示する枠表示部と
    を有し、
    上記タッチパネルにユーザーの指または接触物体を接触させることにより、上記プレビューエリアの任意の箇所に上記枠を移動させることが可能であり、
    上記全体画像を、上記加熱条件と関連付けて上記メニュー記憶部に登録可能にし、かつ、上記加熱条件と共に表示装置に表示可能としたことを特徴とする加熱調理器
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    ユーザーの指または接触物体が上記プレビューエリア内に接触すると、ユーザーの指または接触物体の接触位置に対応する位置へ上記枠が移動することを特徴とする加熱調理器
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記拡大描画エリアに描かれた画像は、部分的に消去可能であると共に、全体的に消去可能であることを特徴とする加熱調理器
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