JP4932043B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP4932043B2
JP4932043B2 JP2011104462A JP2011104462A JP4932043B2 JP 4932043 B2 JP4932043 B2 JP 4932043B2 JP 2011104462 A JP2011104462 A JP 2011104462A JP 2011104462 A JP2011104462 A JP 2011104462A JP 4932043 B2 JP4932043 B2 JP 4932043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
cooking
screen
display
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011104462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012037219A (ja
Inventor
利佳 能澤
高明 勝浦
稔 田中
広和 冨松
智子 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2011104462A priority Critical patent/JP4932043B2/ja
Priority to PCT/JP2011/065953 priority patent/WO2012008481A1/ja
Priority to CN201180033463.2A priority patent/CN102985760B/zh
Publication of JP2012037219A publication Critical patent/JP2012037219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4932043B2 publication Critical patent/JP4932043B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24C7/082Arrangement or mounting of control or safety devices on ranges, e.g. control panels, illumination
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、表示装置としては、特開2002−349858号公報(特許文献1)に記載の加熱調理器に搭載されたものがある。この表示装置は、加熱調理器のケーシングの前面に設けられた表示部と、この表示部が表示する画像を切り替えるための複数のキーとを備えている。
上記従来の表示装置によれば、ユーザは、複数のキーを操作することにより、表示部の画像を他の画像に切り替えて、所望の画像を表示部に表示させることができる。
しかしながら、上記従来の表示装置では、複数のキーの操作が必要となるため、画像の切り替えが困難になるという問題がある。
特開2002−349858号公報
そこで、本発明の課題は、直感的な操作で表示部の画像の切り替えを簡単に行える加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
複数の調理レシピを記憶する調理レシピ記憶部と、
上記調理レシピ記憶部に記憶した調理レシピの一部を表示する表示部と、
タッチパネルと、
上記タッチパネルの表面を指または接触物で触れたままスライド移動する操作により、上記表示部に表示する調理レシピを逐次切り替える表示制御装置と、
上記タッチパネルで選択した調理レシピに基づき調理を実行する加熱調理実行部
を備え
上記タッチパネルは、指または接触物がその表面に触れてスライド移動しなくても、上記表示部に表示されている調理画像を切り替えるための瞬時切り替え領域を有して、上記表示部の少なくとも一部を覆い、
上記表示制御装置は、
指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れることに応じて、上記表示部に表示されている調理画像を切り替えるように、かつ、
指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度が上昇するように、かつ、
上記表示部に表示されている調理画像から他の目的とする調理画像まで移動するまでに指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れなければならない回数を予測する目安となる情報を上記表示部が表示するように、
上記表示部を制御することを特徴としている。
上記構成によれば、上記表示制御装置は、タッチパネルの表面を指または接触物で触れたままスライド移動する操作により、表示部に表示する調理レシピを逐次切り替えるので、ユーザは直感的な操作で表示部の画像の切り替えを簡単に行うことができる。
また、上記調理レシピの画像は簡単に切り替えることができるので、目的の調理レシピの画像が見付け易くなる。したがって、上記画像の切り替えおよび選択を低ストレスで行うことができる。
また、上記タッチパネルは、指または接触物がその表面に触れてスライド移動しなくても、表示部に表示されている調理画像を切り替えるための瞬時切り替え領域を有するので、表示部の調理画像をてきぱき切り替えることができる。したがって、上記表示部に目的の調理画像を表示させるのにかかる時間および負担を低減できる。
また、上記表示制御装置は、表示部に表示されている調理画像から他の目的とする調理画像まで移動するまでに指または接触物がタッチパネルの表面に触れなければならない回数を予測する目安となる情報を表示部が表示するように、表示部をさらに制御する。したがって、上記指または接触物をタッチパネルの表面に触れままスライド移動させる操作と、指または接触物をタッチパネルの表面に触れてスライド移動させない操作とのうち、時間および負担が少なくなる方を、ユーザが正確に選ぶことができる。
また、ユーザは、表示部に表示される情報に基づいて、表示部に表示されている調理画像から他の目的とする調理画像まで移動するまでに指または接触物がタッチパネルの瞬時切り替え領域に触れなければならない回数を予測できる
また、上記表示制御装置は、指または接触物がタッチパネルの瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、表示部に表示されている調理画像を切り替える速度が上昇するように、表示部を制御するので、表示部に目的の調理画像を表示させるのにかかる時間および負担をさらに低減できる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記表示制御装置は、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度を上昇させた後、さらに、指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度がさらに上昇するように、上記表示部を制御する。
上記実施形態によれば、上記表示制御装置は、表示部に表示されている調理画像を切り替える速度を上昇させた後、さらに、指または接触物が瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、表示部に表示されている調理画像を切り替える速度がさらに上昇するように、表示部を制御するので、表示部に目的の調理画像を表示させるのにかかる時間および負担を低減する効果を高めることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記表示制御装置は、指または接触物がスライド移動する速度に応じて、画像を切り替える速度または数を変化させる。
上記実施形態によれば、上記表示制御装置は、指または接触物がスライド移動する速度に応じて、画像を切り替える速度または数を変化させるので、ユーザは画像の切り替えを速度または数を調節できる。したがって、上記加熱調理器の使い勝手を向上させることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
ユーザの指が上記タッチパネルに触れたことに応じて音を出力する音出力部を備え、
上記表示部が複数の調理画像を予め設定された順番で繰り返し表示する場合、上記複数の調理画像の最後の順番の調理画像が消えたときに、この最後の順番の調理画像の表示が終えたことを表す特徴音を上記音出力部に出力させる特徴音出力制御部を含む。
上記実施形態によれば、上記特徴音出力制御部は、複数の調理画像の最後の順番の画像が消えたときに、この最後の順番の調理画像の表示が終えたことを表す特徴音を音出力部に出力させるので、ユーザは最後の順番の調理画像の表示が終わったことに容易に気付くことできる。
本発明の加熱調理器は、表示制御装置は、タッチパネルの表面を指または接触物で触れたままスライド移動する操作により、表示部に表示する調理レシピを逐次切り替えるので、ユーザは直感的な操作で表示部の画像の切り替えを簡単に行うことができる。
また、上記調理レシピの画像は簡単に切り替えることができるので、目的の調理レシピの画像が見付け易くなる。したがって、上記画像の切り替えおよび選択を低ストレスで行うことができる。
また、上記表示制御装置が、表示部に表示されている画像から他の目的とする画像まで移動するまでのクリック操作の回数を予測する目安となる情報を表示部に表示させる情報表示制御部を有するので、ユーザは、タッチパネルへのフリック入力と、キー入力部への入力とのうち、時間および負担を少なくできる方を正確に選ぶことができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略正面図である。 図4は図3のF4−F4線矢視の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6はカラー液晶表示部に表示されたトップメニュー画面を示す図である。 図7は上記カラー液晶パネルに表示された料理集選択画面を示す図である。 図8は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図9は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図10は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図11は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図12は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図13は上記カラー液晶パネルに表示された一画面の切り替えを説明するための図である。 図14は上記カラー液晶パネルに表示された一画面を示す図である。 図15Aは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。 図15Bは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。 図15Cは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。 図15Dは制御部のカラー液晶パネルへの画面制御を説明するためのフローチャートである。 図16は上記加熱調理器のより詳細な制御ブロック図である。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。
上記加熱調理器は、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上部にハンドル3を取り付けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、カラー液晶表示部6とボタン群7を有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。
上記加熱調理器は、水タンク11から蒸気発生装置12に水を供給する。蒸気発生装置12は水タンク11からの水を加熱して飽和水蒸気を生成する。蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱庫13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34を、加熱庫13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
上記加熱庫13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
この蒸気ダクト100の第1ダクト部110に、過熱蒸気生成ヒータ20を収納している。蒸気ダクト100の第1ダクト部110と、過熱蒸気生成ヒータ20で過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
そして、蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱庫13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫13内に連通している。
上記加熱庫13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫13と蒸気ダクト100は、加熱庫13の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱蒸気生成装置21と加熱庫13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット14の加熱庫13との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
また、ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装部品17と、マグネトロン80(図5に示す)を配置している。電装部品17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路などを有している。また、マグネトロン80で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫13の下部中央に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱庫13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。
図3は、図1の操作パネル5を拡大した概略図である。
上記ボタン群7は、戻るキー71、取り消しキー72、手動キー73およびあたためスタートキー74で構成されている。戻るキー71は、後述するカラー液晶パネル61の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しキー72は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、手動キー73は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。また、あたためスタートキー74は、加熱を開始するときに押す。
図4は、図3のF4−F4線から見た模式断面図である。
上記カラー液晶表示部6は、カラー液晶パネル61上にタッチパネル62を重ねて構成される。このカラー液晶パネル61は、文字、数字、写真などをカラー表示できるものであり、加熱の種類、料理名、加熱時間、温度、料理の写真などを表示する。また、タッチパネル62は、ユーザがタッチすると表面電荷を変化させる透明素材からなる静電容量方式のタッチパネルである。これにより、ユーザはタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される画像を選択できるようになっている。また、ユーザがタッチパネル62をタッチして、カラー液晶パネル61に表示される選択可能な画像を選択すると、その画像の色が変わるようになっている。つまり、カラー液晶パネル61に表示される画像は、選択状態の色が非選択状態の色と異なるようになっている。なお、タッチパネル62は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式または電磁誘導方式のタッチパネルに換えてもよい。また、カラー液晶パネル61は本発明の表示部の一例である。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御部200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。制御部200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,スピーカ90,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80が接続されている。操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50からの検出信号に基づいて、制御部200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,希釈ファン用モータ38,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,蒸気発生装置12,マグネトロン80およびスピーカ90などを制御する。このスピーカ90は、カラー液晶パネル61へのユーザの指のタッチなどに応じて音を出力する。なお、スピーカ90は本発明の音出力部の一例であり、また、制御部200は本発明の表示制御装置の一例である。
また、上記制御部200は特徴音出力制御部201を含んでいる。この特徴音出力制御部201は、カラー液晶パネル61が複数の画像を予め設定された順番で繰り返し表示する場合、複数の画像の最後の順番の画像が消えたときに、この最後の順番の画像の表示が終わったことを表す特徴音をスピーカ90に出力させる。
上記特徴音は、複数の画像の最後の順番以外の画像が表されたときに、または、複数の画像の最後の順番以外の画像が消えたときにスピーカ90が出力する音に比べ、音色、音量および出力時間のうちの少なくとも1つが異なる。
より詳しく説明すると、図16に示すように、制御部200は調理レシピ記憶部202および加熱調理実行部203を含んでいる。上記調理レシピ記憶部202は、複数の調理レシピを記憶する。この調理レシピの一部が、後述するカテゴリ表示画像G31,G32、メニュー番号表示画像G41〜G45、カロリー数表示画像G61〜G65、写真画像G71〜G75、第1画面切替用画像G81、第2画面切替用画像G82、料理決定用画像G83および料理名表示画像G91〜G95などである。また、上記加熱調理実行部203は、蒸気発生装置12、過熱蒸気生成ヒータ20およびマグネトロン80などを制御して、タッチパネルで選択された画像(例えば写真画像G71)に対応する加熱調理を実行する。なお、上記調理レシピ記憶部202は、写真画像G71以外にも、写真画像G71と同様の写真画像を287個記憶している。なお、タッチパネル62において第1画面切替用画像G81,第2画面切替用画像G82に重なる部分は、瞬時切り替え領域の一例である。
上記構成の加熱調理器において、過熱蒸気(100℃を越える過熱状態にまで加熱された蒸気)によって加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成装置21の過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱庫13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫13の第2蒸気吹出口25から加熱庫13内に吹き出す。
そして、加熱庫13内に供給された過熱蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱庫13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫13内に戻るという循環を繰り返す。
これに対して、非過熱蒸気によって被加熱物27を蒸すかまたは暖める運転を行う場合には、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱庫13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27を蒸すかまたは暖める。
ここで、上記加熱庫13内の左壁面および右壁面には、図2に示すように、トレイ30の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つのトレイ30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室36内に架設された蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱庫13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載したトレイ30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
図6は上記カラー液晶パネル61のトップ操作画面を示す図である。このトップ操作画面は、加熱調理器の電源プラグ(図示せず)をコンセントに差し込んだ後、カラー液晶パネル61が最初に表示する画面である。
上記カラー液晶パネル61のトップ操作画面には画像G1〜G8が表示される。画像G1は、冷えた料理などを温めるときに選択すべき画像であり、エビフライの絵と、「あたためる」の文字とを含んでいる。画像G2は、蒸し物や煮物を作るときに選択すべき画像であり、鍋および蒸籠の絵と、「蒸す・煮る」の文字とを含んでいる。画像G3は、料理集内の207種類の料理から希望の料理を探すときに選択すべき画像であり、本の絵と、「お料理集から選ぶ」の文字とを含んでいる。画像G4は牛乳や酒を適温に温めるときに選択すべき画像であり、コップおよび徳利の絵と、「牛乳」および「酒のかん」の文字を含んでいる。画像G5は、焼き物およびフライ物を作るときに選択すべき画像であり、ローストチキンの絵と、「焼く・フライ」の文字とを含んでいる。画像G6は、健康サポートメニューを使いたいときに選択すべき画像であり、元気な人をイメージさせる絵と、「健康サポートメニュー」の文字とを含んでいる。画像G7は、わが家のお気に入り中の料理を作るときに選択すべき画像であり、押しピンの絵と、「わが家のお気に入り」の文字とを含んでいる。画像G8は、冷凍食材などを解凍するときに選択すべき画像であり、雪の結晶の絵と、「解凍する」の文字とを含んでいる。
また、上記トップ操作画面には画像G9,G10も表示されている。画像G9は、簡単な操作方法の説明をカラー液晶パネル61に表示させるときに選択する画像である。また、画像G10は、加熱庫13内の臭いやよごれが気になったり、スピーカ9から出力される音などのオンオフ設定をするときに選択する画像である。
上記トップ操作画面が表示されているときに、ユーザが、画像G3に重なるタッチパネル62の一部にタッチすると、カラー液晶パネル61の画面はトップ操作画面から料理集選択画面に切り換わる。つまり、ユーザの画像G3の選択により、カラー液晶パネル61が料理集選択画面を表示する。
図7は上記カラー液晶パネル61の料理集選択画面を示す図である。
上記料理集選択画面の上部には、本の絵と、「お料理集から選ぶ」の文字とが表示されている。これにより、ユーザは、カラー液晶パネル61の画面が料理集選択画面であることを確認できるようになっている。
また、上記料理集選択画面には画像G11〜G15も表示される。画像G11は「No.」の絵文字と「メニュー番号」の文字とを含む。画像G12は虫眼鏡の絵と「材料別」の文字とを含む。画像G13はパンの絵と「お菓子・パン」の文字とを含む。画像G14は、皿および茶碗の絵と、「セットメニュー」の文字とを含む。画像G15は「All」の絵文字と「すべてのメニュー」の文字とを含む。
例えば、ユーザが画像G11を選択した後、図示しないメニュー番号入力画面において、「016」を入力すると、図8の画面が、「031」を入力をすると、図9の画面が、「115」を入力すると、図10の画面が、「166」を入力すると、図11の画面が、「168」を入力すると、図12の画面が、それぞれ、液晶パネル61に表示される。
図8〜図12の画面では、カテゴリ表示画像G31,G32と、メニュー番号表示画像G41〜G45と、カロリー数表示画像G61〜G65と、写真画像G71〜G75と、第1画面切替用画像G81と、第2画面切替用画像G82と、料理決定用画像G83と、料理名表示画像G91〜G95とが表示される。このカテゴリ表示画像G31,G32は、画面中の料理に予め対応付けされたカテゴリを示す。また、メニュー番号表示画像G41〜G45は、画面中の料理に予め対応付されているメニュー番号を示す。また、カロリー数表示画像G61〜G65は、画面中の料理に予め対応付けされたカロリー数を示す。つまり、カロリー数表示画像G61〜G65のカロリー数は画面中の料理のおおよそカロリー数に相当する。また、料理名表示画像G91〜G95は、画面中の料理の名称を示す。なお、カテゴリ表示画像G31,G32、メニュー番号表示画像G41〜G45およびカロリー数表示画像G61〜G65は、本発明の情報の一例である。また、第1画面切替用画像G81および第2画面切替用画像G82は本発明のキー入力部の一例である。また、写真画像G71〜G75は調理画像の一例である。
また、図8,図9,図11,図12のカラー液晶パネル61の各画面では、写真画像G71,G72,G74,G75の料理を作ることで効果が得られるので、その効果を示す調理効果表示画像G51〜G54も表示される。
図8〜図12の画面において、ユーザが料理決定用画像G83を選択すると、写真画像G71〜G75の料理を作るための加熱が開始する直前の状態となる。
また、図8〜図12の画面において、ユーザがタッチパネル62上で指をフリックすると、カラー液晶パネル61の一部の画像がカラー液晶パネル61の画面からスライドアウトすると共に、その画像に連結された他の画像がカラー液晶パネル61の画面にスライドインする。
また、図8〜図12の画面において、ユーザが第1画面切替用画像G81を選択すると、メニュー番号が1つ大きいメニュー番号に対応する写真画像などを表示する画面に瞬時に切り替わる。一方、ユーザが第2画面切替用画像G82を選択すると、メニュー番号が1つ小さいメニュー番号に対応する写真画像などを表示する画面に瞬時に切り替わる。
以下、図8,図13,図14を用いて、カラー液晶パネル61の画面の一部の画像のスライドインおよびスライドアウトの一例について説明する。仮に、今、カラー液晶パネル61の画面が図8の画面だとする。ここで、カラー液晶パネル61の画面上で第1画面切替用画像G81側から第2画面切替用画像G82側に指をフリックすると、図13に示すように、料理決定用画像G83上の画像が第2画面切替用画像G82側に画面外へスライドアウトすると共に、その画像に連結された画像(メニュー番号017に対応する画像)が第1画面切替用画像G81側から画面内にスライドインして、図14の画面がカラー液晶パネル61に表示される。図14の画面では、メニュー番号017に予め対応付けされた画像としてカテゴリ表示画像G31、メニュー番号表示画像G46、調理効果表示画像G51、カロリー数表示画像G66および写真画像G76が表示される。
一方、図8の画面で第1画面切替用画像G81を選択すると、図8の画面は、図13の画面を経ずに、図14の画面に瞬時に切り替わる。
また、上記第1画面切替用画像G81もしくは第2画面切替用画像G82の選択、または、指のフリックによって、メニュー番号001からメニュー番号207までの料理の写真画像がカラー液晶パネル61に表示可能となっている。カラー液晶パネル61の画面が、メニュー番号207の写真画像を表示しているときに、第1画面切替用画像G81を選択すると、メニュー番号001の写真画像を表示する。ここで、上記メニュー番号207の写真画像が消えたときに、上記特徴音がスピーカ90から出力される。これにより、ユーザはメニュー番号207の写真画像からメニュー番号001の写真画像に切り替わったことに容易に気付くことができる。
図15A〜図15Dは、上記制御部200のカラー液晶パネル61への画面制御を説明するためのフローチャートである。この画面制御は、ユーザが図7の画面において画像G11を選択した後、図示しないメニュー番号入力画面において、所望のメニュー番号が入力されることによるスタートする。
上記画面制御がスタートすると、まず、図15AのステップS1で、画面表示を行う。つまり、カラー液晶パネル61に写真画像などを表示させる。この写真画像などは、メニュー番号入力画面で入力されたメニュー番号に対応する。このとき、カラー液晶パネル61の画面は、少なくともメニュー番号表示画像G41〜G45、第1画面切替用画像G81および第2画面切替用画像G82を含む。なお、ステップS1は本発明の情報表示制御部の一例である。
次に、ステップS2で、次画像表示のフリックがあったか否かを判定する。このステップS2で、上記次画像表示のフリックがあったと判定すると、図15BのステップS11を経て、後述のステップS6に進む。一方、ステップS2で、次画像表示のフリックがないと判定すると、次のステップS3に進む。なお、ステップS11は本発明のフリック表示制御部の一例である。
上記次画像表示のフリックとは、カラー液晶パネル61の画面上で第1画面切替用画像G81側から第2画面切替用画像G82側に指をフリックすることを指す。
図15BのステップS11では、スライド移動で次画像の表示を行う。より詳しくは、カラー液晶パネル61の画面における料理決定用画像G83上の画像を第2画面切替用画像G82側から画面外へスライドアウトさせると共に、その画像の次に連結された画像(スライドアウトする画像のメニュー番号より1つ大きいメニュー番号に対応する画像)を第1画面切替用画像G81側から画面内にスライドインさせる。
次に、図15AのステップS3で、前画像表示のフリックがあったか否かを判定する。このステップS3で、上記前画像表示のフリックがあったと判定すると、図15BのステップS12を経て、後述のステップS6に進む。一方、ステップS2で、前画像表示のフリックがないと判定すると、次のステップS4に進む。なお、ステップS12は本発明のフリック表示制御部の一例である。
上記前画像表示のフリックとは、カラー液晶パネル61の画面上で第2画面切替用画像G82側から第1画面切替用画像G81側に指をフリックすることを指す。
図15BのステップS12では、スライド移動で前画像の表示を行う。より詳しくは、カラー液晶パネル61の画面における料理決定用画像G83上の画像を第1画面切替用画像G81側から画面外へスライドアウトさせると共に、その画像の前に連結された画像(スライドアウトする画像のメニュー番号より1つ小さいメニュー番号に対応する画像)を第2画面切替用画像G82側から画面内にスライドインさせる。
次に、図15AのステップS4で、ユーザの指が、第1画面切替用画像G81に重なるタッチパネル62の一部にタッチしたか否かを判定する。つまり、ステップS4で、第1画面切替用画像G81が選択されたか否かを判定する。このステップS4で、第1画面切替用画像G81が選択されたと判定すると、図15CのステップS21に進む。一方、ステップS4で、第1画面切替用画像G81が選択されていないと判定すると、次のステップS5に進む。
次に、ステップS5で、ユーザの指が、第2画面切替用画像G82に重なるタッチパネル62の一部にタッチしたか否かを判定する。つまり、ステップS5で、第2画面切替用画像G82が選択されたか否かを判定する。このステップS5で、第2画面切替用画像G82が選択されたと判定すると、図15DのステップS31に進む。一方、ステップS5で、第2画面切替用画像G82が選択されていないと判定すると、次のステップS6に進む。
次に、ステップS6で、ユーザの指が、料理決定用画像G83に重なるタッチパネル62の一部にタッチしたか否かを判定する。つまり、ステップS6で、料理決定用画像G83が選択されたか否かを判定する。このステップS6で、料理決定用画像G83が選択されていないと判定すると、ステップS2に戻る。一方、ステップS6で、料理決定用画像G83が選択されたと判定すると、上記画面制御のエンドとなって、料理を作るための加熱が開始する直前の状態となる。
上記画面制御において、図15AのステップS4から図15CのステップS21に進んだ場合、まず、ステップS21で、画像切替で次画像を表示する。より詳しくは、カラー液晶パネル61の画面における料理決定用画像G83上の画像を、その画像の次に連結された画像(画面から消す画像のメニュー番号より1つ大きいメニュー番号に対応する画像)に瞬時に切り替える。
次に、ステップS22で、ユーザの指が、予め設定された時間(例えば3秒または4秒)、第1画面切替用画像G81に重なるタッチパネル62の一部にタッチし続けているか否かを判定する。つまり、予め設定された時間、第1画面切替用画像G81の選択が継続しているか否かを判定する。このステップS22で、予め設定された時間、第1画面切替用画像G81の選択が継続していないと判定すると、上述のステップS6に進む。一方、ステップS22で、予め設定された時間、第1画面切替用画像G81の選択が継続していると判定すると、次のステップS23に進む。
次に、ステップS23で、高速画像切替で次画像を表示する。この高速画像切替で画像を切り替えるのに要する時間は、ステップS21の画像切替で画像を切り替えるのに要する時間よりも短い。
次に、ステップS24で、第1画面切替用画像G81に重なるタッチパネル62の一部からユーザの指が離れたか否かを判定する。つまり、ステップS24で、第1画面切替用画像G81の選択が解除されたか否かを判定する。このステップS24で、第1画面切替用画像G81の選択が解除されていないと判断すると、ステップS23に戻る。一方、ステップS24で、第1画面切替用画像G81の選択が解除されたと判断すると、上述のステップS6に進む。ここでは、ステップS21〜S24が本発明のキー入力表示制御部の一例である。また、ステップS23は本発明の高速切替表示制御部の一例である。
上記画面制御において、図15AのステップS5から図15DのステップS31に進んだ場合、まず、ステップS31で、画像切替で前画像を表示する。より詳しくは、カラー液晶パネル61の画面における料理決定用画像G83上の画像を、その画像の前に連結された画像(画面から消す画像のメニュー番号より1つ小さいメニュー番号に対応する画像)に瞬時に切り替える。
次に、ステップS32で、ユーザの指が、予め設定された時間(例えば3秒または4秒)、第2画面切替用画像G82に重なるタッチパネル62の一部にタッチし続けているか否かを判定する。つまり、予め設定された時間、第2画面切替用画像G82の選択が継続しているか否かを判定する。このステップS32で、予め設定された時間、第2画面切替用画像G82の選択が継続していないと判定すると、上述のステップS6に進む。一方、ステップS32で、予め設定された時間、第2画面切替用画像G82の選択が継続していると判定すると、次のステップS33に進む。
次に、ステップS33で、高速画像切替で前画像を表示する。この高速画像切替で画像を切り替えるのに要する時間は、ステップS31の画像切替で画像を切り替えるのに要する時間よりも短い。
次に、ステップS34で、第2画面切替用画像G82に重なるタッチパネル62の一部からユーザの指が離れたか否かを判定する。つまり、ステップS34で、第2画面切替用画像G82の選択が解除されたか否かを判定する。このステップS34で、第2画面切替用画像G82の選択が解除されていないと判断すると、ステップS33に戻る。一方、ステップS34で、第2画面切替用画像G82の選択が解除されたと判断すると、上述のステップS6に進む。ここでは、ステップS31〜S34が本発明のキー入力表示制御部の一例である。また、ステップS33は本発明の高速切替表示制御部の一例である。
上述のような画面制御によって、タッチパネル62上でユーザの指がフリックするだけで、カラー液晶パネル61の画面における料理決定用画像G83上の画像が画面外へスライドアウトすると共に、その画像の次または前に連結された画像が画面内にスライドインするので、カラー液晶パネル61の画像の切り替え操作は、直感的な操作であり、非常に簡単である。
また、上記第1画面切替用画像G81または第2画面切替用画像G82を選択をすれば、フリックでの切り替えよりも、カラー液晶パネル61の画像をてきぱき切り替えることができる。したがって、カラー液晶パネル61に目的の画像を表示させるのにかかる時間および負担を低減できる。
また、上記カラー液晶パネル61は、メニュー番号表示画像G41〜G45またはこれと同様のメニュー番号表示画像を表示する。これにより、ユーザは、現在、カラー液晶パネル61に表示されている画像から他の目的とする画像まで移動するまでのクリック操作の回数を精度良く予測することができる。したがって、ユーザは、タッチパネル62上でのフリックと、第1画面切替用画像G81または第2画面切替用画像G82の選択とのうち、時間および負担が少なくなる方を正確に選ぶことができる。その結果、上記目的とする画像に到達するまでにかかる時間および負担を小さくできるのに、その時間および負担を小さくできなかったという事態の発生を防ぐことができる。
また、上記画面制御において、予め設定された時間、第1画面切替用画像G81または第2画面切替用画像G82の選択が継続すると、カラー液晶パネル61の画面の切り替わり速度が上がるので、ユーザは目的とする画像に到達するまでにかかる時間および負担をさらに低減できる。
また、上記加熱調理器では、メニュー番号001からメニュー番号207までの料理の写真画像を、カロリー数の低い順もしくは高い順、または、料理のカテゴリー順にカラー液晶パネル61に表示させることもできるようになっている。
上記実施形態では、タッチパネル62がカラー液晶パネル61の全部を覆っているが、タッチパネル62がカラー液晶パネル61の一部だけを覆うようにしてもよいし、あるいは、タッチパネル62がカラー液晶パネル61の一部も覆わないようにしてもよい。
上記実施形態では、カラー液晶パネル61を操作パネル5に設けていたが、例えば、カラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部または白黒表示部を操作パネル5に設けてもよい。
上記実施形態において、料理の写真画像を表示する画面では、カテゴリ表示画像、メニュー番号表示画像およびカロリー数表示画像の全てを表示していたが、カテゴリ表示画像、メニュー番号表示画像およびカロリー数表示画像のうちの2つまたは1つだけを表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、第1画面切替用画像G81および第2画面切替用画像G82を本発明のキー入力部の一例として用いていたが、戻るキー71や取り消しキー72のようなキーを本発明のキー入力部の一例として用いてもよい。
上記実施形態では、ユーザの指でフリック入力を行っていたが、例えばタッチペンでフリック入力を行うようにしてもよい。なお、上記タッチペンは接触物の一例である。
上記実施形態において、ステップS23で、高速画像切替で次画像が表示されるようになった後、さらに、第1画面切替用画像G81の選択が予め設定された時間(例えば3秒または4秒)継続したとき、ステップS23の画像の切り替え速度よりも速い速度で画像が切り替わるようにしてもよい。例えば、ステップS23とステップS24との間に、ステップS22,S23と同様のステップを設けてもよい。
上記実施形態において、ステップS33で、高速画像切替で次画像が表示されるようになった後、さらに、第2画面切替用画像G82の選択が予め設定された時間(例えば3秒または4秒)継続したとき、ステップS33の画像の切り替え速度よりも速い速度で画像が切り替わるようにしてもよい。例えば、ステップS33とステップS34との間に、ステップS32,S33と同様のステップを設けてもよい。
上記実施形態において、カラー液晶パネル61の画面において選択可能であった画像が選択不可能になったとき、色合いを変化させてもよい。例えば、図15A〜図15Dのフローチャートの画面制御において、カラー液晶パネル61がメニュー番号207の料理の写真画像を表示しているときに、第1画面切替用画像G81を押しても、メニュー番号001の料理の写真画像が表示されないようにした場合、メニュー番号207の料理の写真画像が表示されているときの第1画面切替用画像G81の色合いが、メニュー番号207の料理の写真画像以外の写真画像が表示されているときの第1画面切替用画像G81の色合いと異なるようにしてもよい。これにより、第1画面切替用画像G81の選択が不可能であることを視覚的に判るようになる。
上記実施形態では、タッチパネル62上での指のフリックに応じて、カラー液晶パネル61の一部の画像がカラー液晶パネル61の画面からスライドアウトすると共に、その画像に連結された他の画像がカラー液晶パネル61の画面にスライドインしていたが、タッチパネル62上での指のフリックに応じて、本のページがめくられるように、カラー液晶パネル61の一部の画像をカラー液晶パネル61の画面外に移動させると共に、本のページをめくって次のページが現れるように、その画像に連結された他の画像をカラー液晶パネル61の画面に表示するようにしてもよい。
要するに、本発明では、タッチパネル上での指またはペン状物体のフリックに応じて、表示部の画像が表示部の画面から徐々にフェードアウトすると共に、その画像に連結された他の画像が表示部の画面に徐々にフェードインするようしてもよい。
上記実施形態では、タッチパネル62において第1画面切替用画像G81,第2画面切替用画像G82に重なる部分を、瞬時切替領域の一例にしていたが、タッチパネル62において写真画像G71,G72,G74,G75に重なる部分を、瞬時切り替え領域の一例にしてもよい。
上記実施形態の制御部200に換えて、指または接触物がスライド移動する速度に応じて、カラー液晶パネル61の画像を切り替える速度または数を変化させる制御部を用いてもよい。この制御部を用いた場合、ユーザは画像の切り替えを速度または数を調節できるので、加熱調理器の使い勝手が良好になる。
本発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%または2〜3%)である状態を指す。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、本発明の表示装置は、例えば、冷蔵庫、電気炊飯器、工作機械などいった様々な機器に搭載できる。
1…ケーシング
2…扉
3…ハンドル
4…耐熱ガラス
5…操作パネル
6…カラー液晶表示部
7…ボタン群
8…排気ダクト
9…露受容器
11…水タンク
12…蒸気発生装置
13…加熱庫
14…循環ユニット
15…蒸気吸込口
17…電装部品
18…循環ファン
19…ファンモータ
20…過熱蒸気生成ヒータ
21…過熱蒸気生成装置
22…蒸気供給口
24…第1蒸気吹出口
25…第2蒸気吹出口
27…被加熱物
28…吸込口
30…トレイ
34…蒸気供給管
36…蒸気導入室
37…モータ
38…回転アンテナ
39a,39b,39c…係止部
40…網
61…カラー液晶パネル
62…タッチパネル
90…スピーカ
100…蒸気ダクト
110…第1ダクト部
120…屈曲部
130…第2ダクト部
200…制御部
201…音出力制御部
202…調理レシピ記憶部
203…加熱調理実行部
G31,G32…カテゴリ表示画像
G41〜G45…メニュー番号表示画像
G61〜G65…カロリー数表示画像
G81…第1画面切替用画像
G82…第2画面切替用画像

Claims (4)

  1. 複数の調理レシピを記憶する調理レシピ記憶部と、
    上記調理レシピ記憶部に記憶した調理レシピの一部を表示する表示部と、
    タッチパネルと、
    上記タッチパネルの表面を指または接触物で触れたままスライド移動する操作により、上記表示部に表示する調理レシピを逐次切り替える表示制御装置と、
    上記タッチパネルで選択した調理レシピに基づき調理を実行する加熱調理実行部
    を備え
    上記タッチパネルは、指または接触物がその表面に触れてスライド移動しなくても、上記表示部に表示されている調理画像を切り替えるための瞬時切り替え領域を有して、上記表示部の少なくとも一部を覆い、
    上記表示制御装置は、
    指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れることに応じて、上記表示部に表示されている調理画像を切り替えるように、かつ、
    指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度が上昇するように、かつ、
    上記表示部に表示されている調理画像から他の目的とする調理画像まで移動するまでに指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れなければならない回数を予測する目安となる情報を上記表示部が表示するように、
    上記表示部を制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項に記載の加熱調理器において、
    上記表示制御装置は、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度を上昇させた後、さらに、指または接触物が上記瞬時切り替え領域に触れてスライド移動しない状態が予め設定された時間継続していると判断すると、上記表示部に表示されている調理画像を切り替える速度がさらに上昇するように、上記表示部を制御することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記表示制御装置は、指または接触物がスライド移動する速度に応じて、画像を切り替える速度または数を変化させることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の加熱調理器において、
    ユーザの指が上記タッチパネルに触れたことに応じて音を出力する音出力部を備え、
    上記表示部が複数の調理画像を予め設定された順番で繰り返し表示する場合、上記複数の調理画像の最後の順番の調理画像が消えたときに、この最後の順番の調理画像の表示が終えたことを表す特徴音を上記音出力部に出力させる特徴音出力制御部を含むことを特徴とする加熱調理器。
JP2011104462A 2010-07-14 2011-05-09 加熱調理器 Expired - Fee Related JP4932043B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104462A JP4932043B2 (ja) 2010-07-14 2011-05-09 加熱調理器
PCT/JP2011/065953 WO2012008481A1 (ja) 2010-07-14 2011-07-13 加熱調理器および表示装置
CN201180033463.2A CN102985760B (zh) 2010-07-14 2011-07-13 加热烹调器和显示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010159997 2010-07-14
JP2010159997 2010-07-14
JP2011104462A JP4932043B2 (ja) 2010-07-14 2011-05-09 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012037219A JP2012037219A (ja) 2012-02-23
JP4932043B2 true JP4932043B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=45469478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011104462A Expired - Fee Related JP4932043B2 (ja) 2010-07-14 2011-05-09 加熱調理器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4932043B2 (ja)
CN (1) CN102985760B (ja)
WO (1) WO2012008481A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104206006B (zh) 2012-12-20 2016-01-13 松下电器产业株式会社 加热烹调器
JP2015041328A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 三菱電機株式会社 加熱調理器
CN105659029B (zh) 2013-10-21 2018-04-10 松下知识产权经营株式会社 操作装置以及操作方法
CN104287639B (zh) * 2014-10-30 2016-10-26 广东美的厨房电器制造有限公司 蒸汽烤箱
ES2585936B1 (es) * 2015-04-09 2017-07-18 Bsh Electrodomésticos España, S.A. Dispositivo de campo de cocción
CN105595792A (zh) * 2015-11-23 2016-05-25 日升五金制品(深圳)有限公司 可移除温控部件的电加热烹调容器及其加热恒温控制方法
JP6506861B2 (ja) * 2018-02-21 2019-04-24 シャープ株式会社 加熱調理器
JP2021167689A (ja) * 2020-04-10 2021-10-21 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349858A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
KR100476451B1 (ko) * 2002-02-14 2005-03-17 엘지전자 주식회사 전자레인지의 메뉴선택장치
DE202004000087U1 (de) * 2004-01-07 2004-03-18 Rational Ag Bedienleiste für ein Gargerät
JP2010009104A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Suijinsha:Kk 電子書籍ビューワ
JP2011033870A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN102985760A (zh) 2013-03-20
WO2012008481A1 (ja) 2012-01-19
JP2012037219A (ja) 2012-02-23
CN102985760B (zh) 2015-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4932043B2 (ja) 加熱調理器
JP5351337B2 (ja) 表示装置および加熱調理器
WO2015004941A1 (ja) 加熱調理器
JP2015155767A (ja) 加熱調理器
JP6006996B2 (ja) 表示装置および加熱調理器
JP5823675B2 (ja) 加熱調理器
JP5675324B2 (ja) 入力表示装置および加熱調理器
JP6113898B2 (ja) 加熱調理器
JP5869159B2 (ja) 電気機器
JP5901163B2 (ja) 加熱調理器
JP6043416B2 (ja) 加熱調理器
WO2013008696A1 (ja) 加熱調理器
JP6576971B2 (ja) 表示装置および加熱調理器
JP5936944B2 (ja) 加熱調理器
JP5932560B2 (ja) 加熱調理器
JP6055936B2 (ja) 電気機器
JP5707450B2 (ja) 加熱調理器
JP5689556B2 (ja) 加熱調理器
JP6163231B2 (ja) 加熱調理器
JP5785806B2 (ja) 加熱調理器
JP5690673B2 (ja) 画像入力装置、家電機器および加熱調理器
JP5574879B2 (ja) 加熱調理器
JP2012042100A (ja) 加熱調理器
JP5899337B2 (ja) 加熱調理器
JP6410783B2 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4932043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees