JP5899501B2 - 照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明空間に居る人の位置に応じて照明装置の点灯状態を制御する照明システムに関するものである。
従来から、照明システム全体の消費電力を低減する試みがなされており、例えば、天井面に設置された複数の照明装置と、照明装置が設置された空間(以下、「照明空間」と称する。)全体を撮影するカメラと、カメラ画像から人の居る位置を算出する演算部と、人の居る位置に応じて照明装置を制御する制御部とを備える照明システムが提案されている(特許文献1参照)。
具体的には、制御部が、予め各照明装置の照射範囲を示す照射範囲情報を保持しており、演算部により算出された人の居る位置が照射範囲に含まれる照明装置を特定し、複数の照明装置の中から特定した照明装置以外の照明装置を未点灯に保持したまま、特定した照明装置を点灯させる。このようにして、必要最小限の照明装置のみ点灯させることにより、照明システム全体の消費電力の低減を図る。
一方、照明空間が、例えば、オフィス等のように、人が長時間滞在するところである場合、当該照明空間には、消費電力の低減に加えて、快適性が求められる。特に、その場にいる人が、照明空間の明るさを快適に感じられる明るさにするなどの快適性が要請されつつある。
特開2009−266502号公報
照明空間に居る人が感じる明るさ感は、その人の視野に含まれる明るさが確保された領域の広さに大きな影響を受ける。ところが、特許文献1に記載された照明システムでは、照明空間に居る人の視野において、その人が居る近傍の机上面や床面は明るいが、視野に含まれる天井面や壁面には光が照射されず暗い。その結果、視野全体で見れば、明るい領域が少なく、照明空間全体として暗く感じ、快適性が損なわれるおそれがあり、改善が必要である。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、省エネルギ化を図りながらも、照明空間全体の快適性向上を図ることができる照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明システムは、第1面上に配設された複数の照明装置と、第1面と前記第1面に対向する第2面との間の空間に存在する人の位置を検知する人位置検知手段と、人位置検知手段により検知された人の位置に応じて複数の照明装置の点灯状態を制御する制御手段と、を備え、各照明装置は、第2面に向けて光を照射する第1光源と、第1面に向けて光を照射する第2光源とを有し、制御手段は、複数の照明装置のうち、人の位置に対応する照明装置に備えられた第1光源を点灯させるとともに、第1光源を点灯させる照明装置と隣り合う、少なくとも1つの照明装置において、第1光源を点灯させず、かつ第2光源を点灯させる。
本構成によれば、制御手段が、第1光源を点灯させる照明装置と隣り合う、少なくとも1つの照明装置の第1光源を点灯させないことにより、消費される電力を低減することができるので、その分、省エネルギ化を図ることができる。
また、照明空間に居る人の視界において、人の位置に対応する照明装置の第1光源を点灯させることにより、被照射面上における人の周囲の明るさを確保することができる。加えて、第1光源を点灯させる照明装置と隣り合う、少なくとも1つの照明装置の第2光源を点灯させることにより、天井面の明るさも確保することができる。従って、照明空間に居る人にとって、視野全体で見れば、明るい領域が多く、照明空間全体として明るく感じられるので、照明空間の快適性向上を図ることができる。
(a)は、実施の形態1に係る照明システムを構成する照明装置およびカメラセンサモジュールが設置された照明空間の様子を示す模式図であり、(b)は、照明空間の平面的なレイアウト図である。 実施の形態1に係る照明システムのブロック図である。 実施の形態1に係る照明装置を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 実施の形態1に係る管理テーブルの一部を示す概念図である。 実施の形態1に係る照明システムで使用される指示信号のフォーマットを示す図である。 実施の形態1に係るカメラセンサモジュールが有する制御手段の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る照明装置が有する点灯制御部の動作を示すフローチャートである。 比較例に係る照明システムを構成する照明装置およびカメラセンサモジュールが設置された照明空間の様子を示す模式図である。 実施の形態1に係る照明システムを構成する照明装置およびカメラセンサモジュールが設置された照明空間の様子を示す模式図である。 実施の形態1に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置が天井面に設置された様子を示す模式図である。 実施の形態2に係る照明装置が有する点灯制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置が天井面に設置された様子を示す模式図である。 実施の形態3に係る管理テーブルの概念図である。 実施の形態3に係るカメラセンサモジュールが有する制御手段の動作を示すフローチャートである。 変形例に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置が天井面に設置された様子を示す模式図である。 変形例に係る照明システムについて、X−Y平面と第2光源の主光出射方向とのなす角度と、第2光源の照射範囲との関係を説明するための模式図である。 (a)は人が視作業を行う様子を示す図であり、(b)は変形例に係る照明システムの動作説明図である。
<実施の形態1>
以下に、図面を用いて本発明に係る実施形態について説明する。
<1>構成
図1(a)は、照明システムを構成する照明装置20およびカメラセンサモジュール10が設置された照明空間(例えば、オフィス等)の様子を示す模式図であり、図1(b)は、照明空間の平面的なレイアウト図である。
図1(a)に示すように、照明空間では、天井面C(第1面)に複数の照明装置20やカメラセンサモジュール10が設置されている。このような照明空間としては、例えば、天井面Cに対向する床面F(第2面)上には作業机等が配置されたオフィス等が想定される。各照明装置20の床面Fにおける光の照射範囲は、互いに一部が重なっている(図1(a)の破線参照)。従って、床面F上の所定の位置に光を照射する照明装置20として、複数の照明装置20が特定される場合がある。
照明装置20には、それぞれ個別の識別情報(「20a2」,「20b2」,・・・)が付与されている。以下の説明では、便宜的に、例えば、識別情報「20a2」が付与された照明装置を照明装置20a2と呼ぶことがある。
図1(b)に示すように、本照明空間を構成する天井面Cには、25台の照明装置20(例えば、照明装置20a0,20b0,・・・,20d4)が、格子状に設置されている。
次に、図2を用いて、本実施形態の照明システムについて、より具体的に説明する。なお、図1(b)に示すように、本実施形態では、25台の照明装置20を備えた照明システムを取り上げているが、照明装置20の構成は全て共通するため、以下の説明では、1台の照明装置20を代表例として取り上げ、説明する。
<1−1>照明装置
照明装置20は、通信部21と、点灯制御部22と、記憶部23と、第1光源24と、第2光源25とを備える。また、各照明装置20には、個別の識別情報が付与されている。
<第1、第2光源>
第1光源24および第2光源25は、照明装置に取り付けられた光源である。本発明において、第1光源24とは、照明装置に取り付けられた光源のうち、天井面に対向する床面に向けて光を照射するための光源である。一方で、第2光源25とは、照明装置に取り付けられた光源のうち、天井面にむけて光を照射する光源を意味する。第1光源24、第2光源25ともに、それぞれ、所望とする方向に光を照射することができる光源であればよく、その種類は問わないが、省エネ性などの観点からは、発光ダイオード(LED)を用いたLED光源が最適である。
本実施形態では、第1光源24および第2光源25ともに、LEDランプとこのLEDランプを点灯させるための点灯回路とを備えたLED光源を用いる。
<通信部>
通信部21は、カメラセンサモジュール10から送信される指示信号を受信し、受信した指示信号から識別情報および点灯指示情報を取得する。そして、通信部21は、識別情報および点灯指示情報を点灯制御部22に入力する。この通信部21は、例えば、アンテナを介して指示信号を送受信する無線送信回路を備えるものであってもよい。
<記憶部>
記憶部23は、照明装置20毎に付与された識別情報を記憶している。図1(a)および(b)に示す例では、記憶部12は、識別情報として「20a2」が付与されている場合には、「20a2」を示すコード情報を記憶している。記憶部23は、例えば、不揮発性メモリから構成される。
<点灯制御部>
点灯制御部22は、プロセッサから構成される。点灯制御部22は、通信部21から入力される識別情報および点灯指示情報に基づいて、第1光源24および第2光源25を点灯制御する。この点灯制御部22の動作の詳細は後述する。
<1−2>カメラセンサモジュール
図2に示すように、カメラセンサモジュール10は、カメラ11と、画像処理部12と、記憶部13と、照明制御部14と、通信部15とを備える。
<カメラ>
カメラ11は、天井面Cと床面Fとの間の空間、即ち、照明空間を撮影する。このカメラ11は、例えば、赤外線カメラやCCDカメラ等から構成される。
<画像処理部>
画像処理部12は、カメラ11から複数の画像データを取得し、取得した画像データから人Pの存在する領域(人Pの位置)を特定し、当該人Pの位置を示す位置データを生成する。ここで、画像処理部12は、複数の画像データから人Pの動きを検知することにより、人Pの位置を特定する。
また、図1(b)に示すように、照明空間は、縦方向に0,1,2,・・・,8の9つの行に区分され、横方向にa,b,・・・,iからなる9つの列に区分されている。即ち、照明空間は、9行9列の81個の領域に区分されている。画像処理部12は、人Pの位置を縦横2軸の座標値で表現する。例えば、図1(b)に示す例の場合、人Pの位置を示す位置データとして「4d」と表現される。
<記憶部>
記憶部13は、複数の照明装置20それぞれに付与された識別情報と、各照明装置20の床面F内における第1光源24の照射範囲を示す照射範囲情報と、照明装置20毎に隣りに位置する照明装置20の識別情報を示す隣関係情報とから構成される管理テーブルを記憶している。記憶部13は、例えば、不揮発性メモリから構成される。
ここで、「照射範囲情報」とは、各照明装置20について、第1光源24からの光が少なくとも一部に照射される領域を示す情報である。例えば、照明装置20b2の場合、図1(b)のハッチ部分の領域を示すことになる。また、「隣関係情報」とは、各照明装置20について隣り合う照明装置20の識別情報から構成される情報である。本実施の形態では、図1(b)における、左右上下隣りと斜め隣りとに位置する照明装置20を隣り合う照明装置20としている。
この管理テーブルの一部の概念図を図4に示す。実際には、全ての照明装置20について、識別情報、照射範囲情報および隣関係情報が設定されている。
例えば、図1(b)に示す照明装置20b2の識別情報「20b2」に対して、照射範囲情報として「3c」、「4c」、「5c」、「3d」、「4d」、「5d」、「3e」、「4e」、「5e」が対応付けされている。また、隣関係情報として「20a1」、「20b1」、「20c1」、「20a2」、「20c2」、「20a3」、「20b3」、「20c3」が対応付けされている
<照明制御部>
照明制御部14は、画像処理部12が生成した人Pの位置データを取得し、当該位置データと予め記憶部13に記憶されている管理テーブルとを用いて、第1光源24を点灯させる照明装置20と第2光源25を点灯させる照明装置20と第1光源24および第2光源25の両方を消灯させる照明装置20を特定する。また、照明制御部14は、特定した照明装置の識別情報を用いて点灯指示情報を生成する。この照明制御部14の動作の詳細は、後述する。この照明制御部14は、例えば、プロセッサから構成される。
<通信部>
通信部15は、照明装置20が有する通信部21と通信可能なものであり、照明装置20の識別情報および点灯指示情報から指示信号を生成して送信する。この通信部15としては、例えば、アンテナを介して指示信号を送受信する無線送信回路を備える構成であってもよい。
また、図3(a)に示すように、照明装置20は、有底円筒状のハウジング20aを備える。ハウジング20aの底壁20bの7箇所には、窓部20cが設けられている。そして、各窓部20cからは、第1光源24の光出射部が露出している。また、ハウジング20aの側壁20dには、複数の窓部20eが設けられている。そして、各窓部20eからは、第2光源25の光出射部が露出している。
この照明装置20は、ハウジング20aの中心軸方向における底壁20b側とは反対側が天井面Cに取り付けられる。なお、以下の説明では、底壁20bの下面に沿った方向をX,Y方向とし、ハウジング20aの中心軸方向をZ方向として説明する。
図3(b)に示すように、第1光源24の主出射方向AR1は、Z方向に一致している。また、第2光源25の主光出射方向AR2は、XY平面に対して−Z方向に角度θ1だけ傾斜している。図3(c)に示すように、第2光源25の主光出射方向AR2は、ハウジング20aの中心軸から外側に向かっている。従って、第1光源24は、床面Fに光を照射し、第2光源25は、天井面Cに光を照射することができる(例えば、特開2011−171226号公報参照)。
本実施の形態に係る照明システムで使用される指示信号のフォーマットを図5に示す。
指示信号は、信号の始まりを示すビットパターンMSBと、各照明装置20を識別するための識別情報と、点灯状態を指示する点灯指示情報と、信号の誤りを検出するための誤り検出符号と、信号の終りを示すビットパターンLSBとから構成される。ここで、識別情報と点灯指示情報とは、予め定められたビット数だけ割当てられている。例えば、識別情報および点灯指示情報が、8ビットで表現されるビットパターンからなるようにしてもよい。
点灯指示情報は、第1光源点灯指示情報、第2光源点灯指示情報或いはNULL情報からなる。ここで、「第1光源点灯指示情報」とは、第1光源24を点灯させて、第2光源25を消灯させるように指示する情報であり、「第2光源点灯指示情報」とは、第2光源25を点灯させて、第1光源24を消灯させるように指示する情報である。また、「NULL情報」とは、第1光源24および第2光源25の両方を消灯させるように指示する情報である。具体的には、第1点灯指示情報、第2点灯指示情報およびNULL情報は、互いに異なるビットパターンから構成されている。
なお、この信号のフォーマットは、図5に示すフォーマットに限定されるものではなく、カメラセンサモジュール10の仕様等に応じて適宜変更してもよい。
この通信部15と、前述の照明制御部14および記憶部13とから、複数の照明装置20の点灯状態を制御する制御手段を構成している。
<2>動作
<2−1>カメラセンサモジュールの動作
次に、カメラセンサモジュールの動作、特に、カメラセンサモジュールの一部を構成する制御手段の動作について説明する。
制御手段の動作を示すフローチャートを図6に示す。
まず、制御手段は、画像処理部12で生成された位置データを取得する(ステップS1)。例えば、図1(b)の場合、制御手段は、画像処理部12から人Pがいる位置である領域「4d」を示す位置データを取得する。
次に、制御手段は、画像処理部12から取得した位置データと、記憶部13に記憶されている管理テーブルの照射範囲情報とを用いて、人Pの位置に対応する照明装置20の識別情報を特定する(ステップS2)。以下、この識別情報を「人位置対応識別情報」と称する。
例えば、図1(b)の場合、人Pの位置データが領域「4d」を示している。この場合、制御手段は、図4に示す管理テーブルを用いて、領域「4d」が照射範囲に含まれる照明装置20b2の識別情報「20b2」を特定する。
その後、制御手段は、画像処理部12から取得した位置データと、記憶部13に記憶されている管理テーブルの隣関係情報とを用いて、人位置に対応する照明装置20と隣り合う照明装置20の識別情報を特定する(ステップS3)。以下、この識別情報を「隣識別情報」と称する。
例えば、図1(b)の場合、人位置に対応する照明装置20b2の識別情報が「20b2」である。この場合、制御手段は、図4に示す管理テーブルを用いて、照明装置20b2と隣り合う照明装置20の識別情報「20a1」,「20b1」,・・・を特定する。
次に、制御手段は、全ての識別情報の中から一つを判定対象の識別情報として選択し、判定対象である識別情報が人位置対応識別情報であるか否かについて判定を行う(ステップS4)。
判定の対象である識別情報が人位置対応識別情報であると判定されると(ステップS4:Yes)、制御手段は、第1光源点灯指示情報を生成し(ステップS5)、その識別情報および生成した第1光源点灯指示情報を含む指示信号をブロードキャスト送信する(ステップS6)。
一方、判定の対象である識別情報が人位置対応識別情報でないと判定されると(ステップS4:No)、制御手段は、判定の対象である識別情報が隣識別情報であるか否かを判定する(ステップS7)。
判定の対象である識別情報が隣識別情報であると判定されると(ステップS7:Yes)、制御手段は、第2光源点灯指示情報を生成し(ステップS8)、その識別情報および生成した第2光源点灯指示情報を含む指示信号をブロードキャスト送信する(ステップS6)。
一方、判定の対象である識別情報が隣識別情報でないと判定されると(ステップS7:No)、制御手段は、NULL情報を生成し(ステップS9)、その識別情報およびNULL情報を含む指示信号をブロードキャスト送信する(ステップS6)。
ステップS7の後、制御手段は、全ての識別情報について判定を行ったか否かを判定し、全ての識別情報について判定が完了するまで繰り返す(ステップS10)。
その結果、図1(b)に示す例では、照明装置20b2のみが、ステップS4において、人位置対応識別情報が付与された照明装置20であると判定され(ステップS4:Yes)、第1光源24を点灯させる。また、照明装置20a1,20b1,20c1,20a2,20c2,20a3,20b3,20c3は、ステップS4において、人位置対応識別情報が付与された照明装置20でないと判定されるが(ステップS4:No)、ステップS7において、隣識別情報が付与された照明装置20であると判定され(ステップS7:Yes)、第2光源25を点灯させる。そして、残りの照明装置20は、ステップS4において、位置対応識別情報が付与された照明装置20でないと判定され、更に、ステップS7において、隣識別情報が付与された照明装置20でないと判定される。従って、残りの照明装置20は、第1光源24および第2光源25の両方を消灯させる。
全ての識別情報について判定が完了すれば(ステップS10:Yes)、制御手段は、電源オフ操作がなされるまで、ステップS1乃至ステップS10までの処理を繰り返す(ステップS11)。これにより、人Pが照明空間内で移動しても、各照明装置20の点灯状態がその人Pの移動に追従することができる。
電源オフ操作がなされた場合には(ステップS11:Yes)、制御手段は、処理を終了する。
ところで、本実施の形態に係る照明システムでは、床面F上に、隣り合う照明装置20の第1光源24からの光の照射範囲の両方に含まれる範囲(例えば、図1(a)の範囲F1,F2,F3参照、以下、「重複範囲」と称する)が存在する。すると、人Pの位置がこの重複範囲内にある場合、隣り合う照明装置20は、人位置対応識別情報が付与されうるとともに隣識別情報も付与されうることとなる。例えば、人Pの位置が照明装置20b2,20c2の第1光源24からの光の照射範囲の重複範囲F2に含まれるとする。この場合、人Pの位置は、照明装置20b2の第1光源24からの光の照射範囲に含まれるので、照明装置20b2は人位置対応識別情報を付与されうる。それと同時に、人Pの位置が照明装置20c2の第1光源24からの光の照射範囲に含まれるので、照明装置20c2も人位置対応識別情報を付与されうる。すると、照明装置20b2は、照明装置20c2と隣り合う照明装置20であるから、照明装置20b2は、隣識別情報も付与されうることとなる。同様に照明装置20c2も照明装置20b2との関係で、隣識別情報を付与されうることとなる。
これに対して、本実施の形態に係る制御手段は、各照明装置20について、まず、人位置対応識別情報が付与された照明装置20か否かを判断する。そして、制御手段は、人位置対応識別情報が付与された照明装置20でないと判断された照明装置20だけについて、隣識別情報が付与された照明装置20か否かを判断する。
これにより、例えば、人Pの位置が図1(a)に示す重複範囲F2内にあるとすると、照明装置20b2,20c2は、どちらも第1光源24のみを点灯させ第2光源25は点灯させない動作をする。
つまり、各照明装置20は、自装置の識別情報が人位置対応識別情報および隣識別情報の両方に該当しうる場合、人位置対応識別情報が優先して適用される。
<2−2>照明装置の動作
次に、照明装置20の動作、特に、照明装置20の一部を構成する点灯制御部22の動作について説明する。
点灯制御部22の動作を示すフローチャートを図7に示す。
まず、点灯制御部22は、電源が投入されると、カメラセンサモジュールから指示信号を受信したか否かを判定する(ステップS21)。
そして、点灯制御部22は、通信部21が指示信号を受信しない限り(ステップS21:No)、待機状態で維持され、通信部21が指示信号を受信すると(ステップS21:Yes)、通信部21において指示信号から識別情報および点灯指示情報を取得する(ステップS22)。
次に、点灯制御部22は、取得した識別情報が自装置の識別情報と一致するか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23において、取得した識別情報が自装置の識別情報と一致しないと判定されると(ステップS23:No)、点灯制御部22は、後述のステップS30の処理に移行する。ここにおいて、点灯制御部22は、第1光源24、第2光源25への信号入力を行わず、第1光源24、第2光源25を直前の状態で維持する。例えば、第1光源24、第2光源25が消灯した状態にあれば、第1光源24、第2光源25は、消灯した状態で維持される。一方、第1光源24、第2光源25が点灯した状態にあれば、第1光源24、第2光源25は、点灯した状態で維持される。
一方、ステップS23において、取得した識別情報が自装置の識別情報と一致すると判定されると(ステップS23:Yes)、点灯制御部22は、点灯指示情報が第1光源点灯指示情報であるか否かを判定する(ステップS24)。
ステップS24において、点灯指示情報が第1光源点灯指示情報である場合(ステップS24:Yes)、点灯制御部22は、第1光源24を点灯させる(ステップS25)。ここにおいて、第1光源24が消灯した状態にある場合、第1光源24は、点灯した状態に切り替わり、第1光源24が点灯した状態にある場合、第1光源24は、点灯した状態を維持する。
一方、ステップS24において、点灯指示情報が第1光源点灯指示情報でない場合(ステップS24:No)、点灯制御部22は、第1光源24を消灯させる(ステップS26)。ここにおいて、第1光源24が点灯した状態にある場合、第1光源24は、消灯した状態に切り替わり、第1光源24が消灯した状態にある場合、第1光源24は、消灯した状態を維持する。
続いて、点灯制御部22は、点灯指示情報が第2光源点灯指示情報であるか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27において、点灯指示情報が第2光源点灯指示情報である場合(ステップS27:Yes)、点灯制御部22は、第2光源25を点灯させる(ステップS28)。ここにおいて、第2光源25が消灯した状態にある場合、第2光源25は、点灯した状態に切り替わり、第2光源25が点灯した状態にある場合、第2光源25は、点灯した状態を維持する。
一方、ステップS27において、点灯指示情報が第2光源点灯指示情報でない場合、即ち、点灯指示情報がNULL情報である場合(ステップS27:No)、点灯制御部22は、第2光源24を消灯させる(ステップS29)。ここにおいて、第2光源25が点灯した状態にある場合、第2光源25は、消灯した状態に切り替わり、第2光源25が消灯した状態にある場合、第2光源25は、消灯した状態を維持する。
その後、点灯制御部22は、電源オフ操作がなされたか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において、電源オフ操作がなされていないと判定されると(ステップS30:No)、点灯制御部22は、再び、ステップS21の処理に移行する。
一方、ステップS30において、電源オフ操作がなされたと判定されると(ステップS30:Yes)、点灯制御部22は、処理を終了する。
<3>照明システムの特性について
次に、本実施の形態に係る照明システムの特性について比較例と対比しながら説明する。
比較例に係る照明システムを構成する照明装置およびカメラセンサモジュールが設置された照明空間の様子を示す模式図を図8(a)および(b)に示す。
図8(a)に示す構成の照明システムは、天井面Cに設置され且つ人Pの位置を検知する人位置検知装置1010と、天井面Cに設置された複数の照明装置(例えば、照明装置1020a,1020b)とを備える。そして、天井面Cに設置された複数の照明装置のうち、人位置検知装置1010が検知した人Pの位置に光を照射できる照明装置1020aが点灯し、その他の照明装置(例えば、照明装置1020b)は消灯する。これにより、照明システム全体の消費電力低減を図ることができる。この照明システムは、照明空間内における人Pの視野内に含まれる領域(図8(a)の視角θ0の範囲の領域)のうち、人Pの周囲に存在する机上面等(図8(a)の視角θ11の範囲の領域)には、照明装置1020aからの光が照射され(図8(a)の二点鎖線参照)、明るさが確保されている。
ところが、図8(a)に示す構成の照明システムでは、天井面Cや、床面および机上面における人Pの周囲から離れた領域には、照明装置1020aからの光が照射されていない。また、照明空間全体のうち、人Pの周囲の存在する机上面等の明るさが確保された領域の占める割合は小さい。従って、図8(a)に示す構成の照明システムでは、人Pにとって照明空間内における明るさが確保された領域が狭く、照明空間全体が暗く感じられる傾向にある。
また、図8(b)に示す構成の照明システムは、図8(a)に示す構成と同じであるが、人Pの位置に対応する照明装置1020aを点灯させるとともに、当該照明装置1020aと隣り合う位置に設置された照明装置1020bも点灯させている(図8(b)の二点鎖線参照)。これは、床面や机上面等において、明るさが確保された領域を広げることにより、人Pの感じる明るさを向上させることを目的としたものである。
ところが、図8(b)に示す構成の照明システムでは、照明装置1020bからの光が照射される領域には、作業机や椅子等が配置されていると、人Pから照明装置1020bの光照射領域を見ると、作業机や椅子等に影Sが生じていることがある。すると、人Pから見た照明空間内における明るさが確保された領域(図8(a)の視角θ21の範囲の領域)は、この作業机や椅子等に影Sが生じている分だけ狭くなってしまい、人Pの感じる明るさを向上させることができないおそれがある。
次に、本実施の形態に係る照明システムについて説明する。
本実施の形態に係る照明システムを構成する照明装置およびカメラセンサモジュールが設置された照明空間の様子を示す模式図を図9に示す。
図9に示すように、本実施の形態に係る照明システムでは、照明空間内における人Pの視野内に含まれる領域(図9の視角θ0の範囲の領域)のうち、人Pの周囲に存在する机上面等(図9の視角θ11の範囲の領域)と、天井面Cの一部(図9の視角θ31の範囲の領域)に光が照射される。ここで、人Pの周囲に存在する机上面等には、第1光源24からの光が照射され(図9の二点鎖線参照)、天井面Cの一部には、第2光源25からの光が照射される(図9の一点鎖線参照)。
以上のように、図8(a)に示す構成の照明システムでは、視角θ11の領域だけが明るさが確保されている。図8(b)に示す構成の照明システムでは、視角θ11+θ21の領域の明るさが確保されている。これに対して、本実施の形態に係る照明システムでは、視角θ11+θ31の領域の明るさが確保されている。ここにおいて、天井面Cには、作業机や椅子等の影が生じる要素が存在しないため、床面Fに比べて明るさが確保された領域が広くなり易い。従って、人Pの視角θ0のうち、天井面Cにおける明るさが確保された領域θ31の広さは、作業机や椅子等が置かれることの多い床面Fにおける明るさが確保された領域θ21比べて広くなるのが一般的である。従って、本実施の形態に係る照明システムは、図8(a)および(b)に示す構成の照明システムに比べて、人Pにとって照明空間内における明るさが確保された領域が広く、照明空間全体が明るく感じられる。
本実施の形態に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置20が天井面Cに設置された様子を示す模式図を図10に示す。図10において、「1」を実線の丸で囲んだ部分は、第1光源24が点灯していることを意味し、「2」を実線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯していることを意味する。また、黒丸は、第1光源24および第2光源25の両方が消灯していることを意味する。また、一点鎖線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯しているときの天井面Cにおける照射範囲を示している。
図10に示す例では、人Pが位置データ「4d」に対応する場所にいる場合、照明装置20b2の第1光源24が点灯している。また、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20b1,20c1,20a2,20c2,20a3,20b3,20c3については、第2光源25のみが点灯しており第1光源24が消灯している。そして、これら以外の照明装置20f0,20a0,・・・,20d4については、第1光源24および第2光源25のいずれもが消灯している。
以上のように、本実施の形態に係る照明システムは、照明空間内における人Pの位置(図1(b)の領域「4d」に対応する位置)を検知すると、当該人Pの位置に光を照射できる照明装置20b2の第1光源24を点灯させるとともに、第1光源24を点灯させる照明装置20b2と隣り合う8個の照明装置20a1,20b1,・・・,20c3の第2光源25を点灯させる(図10参照)。これにより、第2光源25からの光が天井面Cに照射されるので、図8(a)および(b)に示した比較例に係る照明システムに比べて、照明空間内における人Pの視界に含まれる領域おいて、その人Pの周囲の明るさを確保できる。また、その人Pの視界の大部分を占める天井面Cの明るさも確保することができるので、人Pの感じる明るさ感を向上させることができる。このように、照明空間に対して人Pが感じる明るさ感を向上させることにより、照明空間の快適性向上を図ることができる。
<3>まとめ
本実施の形態に係る照明システムでは、例えば、天井面Cに複数の照明装置20が配設された構成において、各照明装置20が、床面Fに向かって光を照射する第1光源24と、天井面Cに向かって光を照射する第2光源25とを備えている。また、制御手段が、複数の照明装置20うち人Pの位置に対応する照明装置20b2の第1光源24を点灯させるとともに、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20a2,・・・,20c3の第1光源24は点灯させずに、第2光源25を点灯させる(図10参照)。
制御手段が、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20a2,・・・,20c3の第1光源24を点灯させないことにより、照明装置20a1,20b1,・・・,20c3で消費される電力を低減することができ、その分、省エネルギ化を図ることができる。
また、制御手段が、複数の照明装置20うち人Pの位置に対応する照明装置20b2の第1光源24を点灯させるとともに、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20a2,・・・,20c3の第2光源25を点灯させる。これにより、照明空間に居る人Pの視界において、床面F上における人Pの周囲の明るさを確保できるとともに、天井面Cの明るさも確保することができるので、人Pの感じる明るさ感を向上させることができる。従って、照明空間に居る人にとって、視野全体で見れば、明るい領域が多く、照明空間全体として明るく感じられるので、照明空間の快適性向上を図ることができる。
ところで、本実施の形態に係る照明システムでは、行方向で互いに隣り合う照明装置20同士の間隔Wxおよび列方向で互いに隣り合う照明装置20同士の間隔Wy(図10参照)は、例えば、1.7mに設定されている。そして、天井面Cにおける一の照明装置(例えば、照明装置20a3)の第2光源25の照射範囲の照明装置20a3から照明装置20a3と隣り合う照明装置(例えば、照明装置20f3)側の端縁までの長さWLは、隣り合う照明装置20同士の間隔Wx,Wyと同じ1.7mに設定されている。従って、照明装置20a3と照明装置20a3の隣りの照明装置20f3との間の距離Wxの半分の長さよりも長くなっている。
本構成によれば、天井面Cにおいて、人Pの視界に入る天井面Cに第2光源25からの光を網羅的に照射できるので、天井面Cの明るさの斑を低減することができる。従って、人Pが照明空間を観察したときの違和感を低減することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、人の居る場所に対応する照明装置20(図10に示す例では、照明装置20b2)について、第1光源24および第2光源25の両方を点灯させる。以下、詳細に説明する。
本実施の形態に係る照明システムは、カメラセンサモジュール10が、図6のステップ5の処理において、第1光源点灯指示情報の代わりに両光源点灯指示情報を生成する点、および、各照明装置20の点灯制御部22の処理内容が実施の形態1と相違する。
ここで、「両光源点灯指示情報」とは、第1光源24および第2光源25の両方を点灯させるように指示する情報である。
まず、照明装置20の点灯制御部22の動作について説明する。
照明装置20の点灯制御部22の動作を示すフローチャートを図11に示す。なお、実施の形態1に係る照明装置20の点灯制御部22と同様の処理については、図7と同一の符号を付して適宜説明を省略する。
取得した識別情報が自装置の識別情報と一致すると判定されると(ステップS23:Yes)、点灯制御部22は、点灯指示情報が両光源点灯指示情報であるか否かを判定する(ステップS24)。
点灯指示情報が両光源点灯指示情報であれば、点灯制御部22は、第1光源24および第2光源の両方を点灯させる(ステップS225)。
次に、点灯制御部22は、ステップS30の処理を行う。
一方、点灯指示情報が第2光源点灯指示情報であれば、点灯制御部22は、第1光源24および第2光源25を消灯させる(ステップS226)。
続いて、点灯制御部22は、ステップS27の処理を行う。
以上が、本実施の形態に係る照明装置20が有する点灯制御部22の主要な動作である。
次に、本実施の形態に係る照明システムの特性について説明する。
本実施の形態に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置20が天井面Cに設置された様子を示す模式図を図12に示す。図12において、「1,2」を実線の丸で囲んだ部分は、第1光源24および第2光源25の両方が点灯していることを意味し、「2」を実線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯していることを意味する。また、黒丸は、第1光源24および第2光源25の両方が消灯していることを意味する。また、一点鎖線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯しているときの天井面Cにおける照射範囲を示している。
図12(a)に示す例では、実施の形態1と同様に、人Pが位置データ「4d」に対応する場所にいることとする(図1(b)参照)。ここにおいて、照明装置20b2の第1光源24のみならず第2光源25が点灯している。また、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20b1,20c1,20a2,20c2,20a3,20b3,20c3については、実施の形態1と同様に、第2光源25のみが点灯しており第1光源24が消灯している。それら以外の照明装置20f0,20a0,・・・,20d4については、第1光源24および第2光源25のいずれもが消灯している。
本構成によれば、実施の形態1に係る照明システムに比べて、各照明装置20の第2光源25の照射範囲が狭くても天井面Cに光を網羅的に照射することができるという利点がある。
<実施の形態3>
本実施の形態に係る照明システムは、照明空間に居る人の向いている方向に応じて、第1光源24を消灯させ且つ第2光源25を点灯させる照明装置20を特定する。以下、詳細に説明する。
本実施の形態に係る照明システムは、カメラセンサモジュール10の記憶部13に記憶された管理テーブルの内容と、カメラセンサモジュール10の制御手段の動作とが実施の形態1とは相違する。
まず、本実施の形態に係る管理テーブルの内容について説明する。
本実施の形態に係る管理テーブルの概念図を図13に示す。
管理テーブルは、隣関係情報が、照明装置20毎に「右隣り」、「左隣り」、「上隣り」、「下隣り」に位置する照明装置20の識別情報からなる。この隣関係情報は、各照明装置20の識別情報に対応付けされている。ここで、「右隣り」、「左隣り」、「上隣り」、「下隣り」とは、図1(b)における上下左右方向を意味するものである。
図13に示すように、管理テーブルは、例えば、照明装置20b2の「右隣り」の照明装置20を示す識別情報が「20c2」であり、「左隣り」の照明装置20を示す識別情報が「20a2」であることを示している。また、管理テーブルは、照明装置20b2の「上隣り」の照明装置20を示す識別情報が「20b1」であり、「下隣り」の照明装置20を示す識別情報が「20b3」であることを示している。
次に、カメラセンサモジュール10の制御手段の動作について説明する。
カメラセンサモジュール10の制御手段の動作を示すフローチャートを図14に示す。なお、実施の形態1に係る制御手段と同様の処理については、図6と同一の符号を付して適宜説明を省略する。
ステップS2の処理の後に、制御手段は、人の向いている方向を示すデータ(以下、「向きデータ」と称する。)を取得する(ステップS301)。ここにおいて、制御手段は、画像処理部12から向きデータを取得する。一方、画像処理部12は、テンプレートマッチング処理を用いた人Pの向いている方向の検出を行う。具体的には、画像処理部12は、予めカメラ11の画像データに含まれる人画像の上下左右向きそれぞれに対応するテンプレートを保持しており、これらについて順次マッチング処理を行う。図1(b)に示す例では、画像処理部12は、領域「4d」に居る人Pが画像データにおける右方向を向いていると判定する。そして、画像処理部12は、人の向いている方向、即ち、「右方向」であることを示すデータ(以下、「向きデータ」と称する。)を制御手段(照明制御部14)に入力する。
次に、制御手段は、取得した向きデータと管理テーブルとを用いて、人位置に対応する照明装置20と人Pが向いている方向側で隣り合う照明装置20の識別情報を特定する(ステップS302)。図1(b)に示す例では、領域「4d」に対応する照明装置20b2の「右隣り」の照明装置20c2を特定する。
その後、制御手段は、人位置に対応する照明装置20の識別情報(以下、「人位置対応識別情報」と称する。)であるか否かについて判定を行う(ステップS4)。
ここで、判定の対象である識別情報が人位置対応識別情報でないと判定されると(ステップS4:No)、制御手段は、判定の対象である識別情報が人位置に対応する照明装置20と人の向いている方向側で隣り合う照明装置20の識別情報であるか否かを判定する(ステップS307)。
以上が、本実施の形態に係るカメラセンサモジュール10の制御手段の主要な動作である。
次に、本実施の形態に係る照明システムの特性について説明する。
本実施の形態に係る照明システムの一部を構成する複数の照明装置20が天井面Cに設置された様子を示す模式図を図15に示す。図15において、「1」を実線の丸で囲んだ部分は、第1光源24が点灯していることを意味し、「2」を実線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯していることを意味する。また、黒丸は、第1光源24および第2光源25の両方が消灯していることを意味する。また、一点鎖線で囲んだ部分は、第2光源25が点灯しているときの天井面Cにおける照射範囲を示している。
図15に示す例では、実施の形態1と同様に、人Pが位置データ「4d」に対応する場所にいることとする(図1(b)参照)。また、人Pが画像データ中の右方向を向いていることとする(図15の矢印参照)。ここにおいて、照明装置20b2の第1光源24が灯している。また、照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20b1,20c1,20a2,20c2,20a3,20b3,20c3のうち、照明装置20c2の第2光源25のみが点灯している。それら以外の照明装置20a1,20b1,・・・,20c3については、第1光源24および第2光源25のいずれもが消灯している。
本構成によれば、照明空間に居る人Pが向いている方向を検出し、検出した人Pの向いている方向に基づいて、第1光源24を点灯させる照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20b1,・・・,20c3の中で、照明装置20b2に対して人Pが向いている方向側に位置する照明装置20c2のみについて、第2光源25を点灯させる。これにより、天井面Cのうち人Pの視界に入る領域を照射する照明装置20c2だけを点灯することで、消費電力の低減を図ることができる。
<変形例>
(1)実施の形態1乃至3における、第2光源25に関する角度θ1は、Feu値に基づいて決定されるものであってもよい。以下、Feu値の概念について詳細に説明する。
オフィス等の照明空間の照明設計では、床面や作業机の机上面等の照度に着目し、当該照度が所望の範囲内に収まるように照明装置の配置や照度等を設計することが一般的に行われていた。
しかしながら、照明空間に居る人の視野には、床面や机上面だけでなく天井面や壁面も含まれる。従って、床面や作業机の机上面等の照度のみに着目して照明空間を設計すると、天井面や壁面の明るさが考慮されないため、照明空間に居る人にとって照明空間全体が暗く感じられ快適性が損なわれていることがあった。
そこで、この照明空間全体の明るさ感を評価する指標として「明るさ指標(Feu値)」という概念を用いて照明空間の設計を行う方法が提案されている(参考文献1:特開2007−171055号公報参照)。
ここで、Feu値とは、照明空間を観察したときに当該照明空間に対して人が感じる「明るさ」の評価値であり、いわゆる色モード境界輝度理論(参考文献2:「空間の明るさ感指標「Feu」による快適な空間創りのための新しい照明評価手法」、Matsushita Technical Journal Vol.53 No.2 Jan.2008 参照)に基づいて規定される。この「色モード境界輝度理論」は、視覚心理物理学の分野における「色の見え方モード変化」を応用したものである。ここで、「色の見え方モード変化」とは、照明空間に置かれた色票に対する観測者の知覚が、色票の輝度が高くなるに従って、物体のように見えていたものが、自ら光を発する光源のような見え方に変化する現象をいう。そして、「色モード境界輝度理論」では、「色の見え方モード変化」が生じる色票の輝度(いわゆる「色モード境界輝度」)が、照明空間の明るさによって異なることに着目した。色モード境界輝度の高さを照明空間の明るさを相対的に表す指標値としている。
照明空間にいる人は、このFeu値が高いほど「明るい」と感じ、Feu値が低いほど「暗い」と感じる。そして、このFeu値は、照明空間内における明るい領域が広くなるほど上昇し、照明空間内における明るい領域が狭くなるほど低下する傾向にある。従って、照明空間の明るさを向上させるためには、照明空間内における明るさが確保された領域が広くなるような照明方法を採用することが有効である。
このFeu値は、前述のように色モード境界輝度に比例する値である。この色モード境界輝度は、視野内の輝度平均値から推定することができる。
ここにおいて、視野内の輝度平均値は、誘導視野(視角に換算すると、左右100度、上下85度の範囲)内の各領域の輝度の平均値に相当する。ここで、「誘導視野」とは、空間からの影響を強く受ける視野の範囲と定義される。
また、「平均値」は、誘導視野内の各領域の輝度の幾何平均値に相当する。
更に、平均値の算出に当たっては、1000(cd/m2)以上の輝度がある領域は除かれている。これは、視野内に存在する輝度の高い領域の多くは、照明空間の明るさ感に影響を与えない存在であると考えられるからである。
そして、視野内の輝度平均値と、色モード境界輝度と、Feu値との間には式(1)で表される関係式が成立する。
Figure 0005899501
ここで、Lcは、色モード境界輝度、Lgは、視野内の輝度平均値である。
ここにおいて、照明空間に対する照明設計の目安は、Feu値が「10」程度になればよいとされている。
ここで、本変形例に係る照明システムについて、X−Y平面と第2光源25の主光出射方向AR2とのなす角度θ1と、第2光源25の照射範囲との関係を説明するための模式図を図16に示す。ここにおいて、「X−Y平面」とは、図3を用いて説明した「X−Y平面」と同義である。
図16に示すように、角度θ1が大きくなると第2光源25の照射範囲が狭くなり、角度θ1が小さくなると第2光源25の照射範囲が広くなる。
そこで、本変形例に係る照明システムでは、Feu値が「10」程度となるように各照明装置20における、X−Y平面と第2光源25の主光出射方向AR2とのなす角度θ1を選択する。具体的には、角度θ1を適宜選択することにより、照明空間に居る人Pの視野に含まれる明るさが確保された領域の広さを調整し、視野内の輝度平均値を調整する。このとき、式(1)を用いてFeu値が「10」程度となるときの輝度平均値Lgを算出しておき、算出した平均輝度値Lgを目安に角度θ1を選択する。
本変形例によれば、Feu値が「10」程度に設定された快適な照明空間を実現することができる。
(2)オフィス等で視作業を行う人Pにとって、書類上に煩わしい手暗がりや、照明装置20から照射される光が書類面に反射することにより生じる反射グレアは、視作業の効率を低下させる要因となっている。
ここで、人Pが視作業を行う様子を示す図を図17(a)に示し、本変形例に係る照明システムの動作説明図を図17(b)に示す。
図17(a)に示すように、人Pが机上面に載置された書類を眺めるとき、視野角φの範囲が視界に入るとする。すると、図17(a)に示す、天井面C内の領域A1から机上面D内における人Pの視野に含まれる領域A2に向かって光が入射しないようにするのがよいことが一般的に知られている。ここで、領域A2とは、人Pの目の位置を含み且つ机上面Dに直交する面と天井面Cとの交線と、机上面Dのうち人Pの視野に入る領域A2の最も遠方の端縁から机上面Dに直交する面に対して角度φをなす平面と天井面Cとの交線との間の領域に相当する。ここで、角度φは、凡そ40度である。
そこで、本変形例に係る照明システムでは、カメラ11の画像データから天井面Cと机上面との間の距離Wzを算出し、算出した距離Wzと角度φとを用いて、領域A1の範囲を特定する。そして、複数の照明装置220の中から、天井面Cにおける領域A1内に設置されている照明装置220を特定し、領域A1内に設置された照明装置20については、第1光源24を点灯しないようにする。
図17(b)に示す例では、天井面Cにおける領域A1の外側に設置され且つ人Pの周囲に光を照射することができる第1光源24を有する照明装置220a,220eの第1光源24を点灯させる。一方、天井面Cにおける領域A1の内側に設置された照明装置220b,220c,220dについては、第1光源24を点灯させない。
本構成によれば、書類上に煩わしい手暗がりや、照明装置220から照射される光が書類面に反射することにより生じる反射グレアを抑制することができるので、照明空間に居る人Pの視作業の効率を向上させることができる。
(3)また、本変形例に係る照明装置20では、第1光源24から机上面等に照射される光の色温度を、5000K程度に設定し、第2光源25から天井面Cに照射される光の色温度を第1光源24から出射される光の色温度よりも低い3000K程度に設定する。一般的に、照明空間内の色温度が高くなると、書類等が見易くなる等、機能性が確保された環境となる。一方、照明空間内の色温度が低くなると、照明空間内に居る人に安らぎを与えるような暖かい印象を与える環境となる。その点、本構成を採用すれば、第1光源24から机上面等に照射される光の色温度を5000K程度に設定することにより、照明空間の機能性を確保しつつ、第2光源25から天井面Cに照射される光の色温度を第1光源24から出射される光の色温度よりも低い3000K程度に設定することにより、照明空間を当該照明空間に居る人にやすらぎを与えるような暖かい印象を与える環境を実現することができる。照明空間の機能性確保と人へやすらぎを与えうる環境の実現とを両立させる観点から、第1光源24の色温度は、4200K乃至5000Kの範囲内とし、第2光源25の色温度は、3000K乃至5000Kの範囲内であることが好ましい。ただし、第1光源24,第2光源25の色温度範囲は上記範囲に限定されず、空間設計などに応じて、適宜調整すればよい。この際、第1光源24の色温度が第2光源25の色温度よりも高くしてもよい。また、この条件を満たすように、第1光源24および第2光源25それぞれから照射される光の色温度をユーザの選択により自由に設定できるようにすれば、空間に位置する人にとってより最適な空間設計を行うことが可能となる。
(4)実施の形態1および2では、第1光源24を点灯させる照明装置20b2と隣り合う照明装置20a1,20b1,・・・,20c3の第2光源25を点灯させる例について説明したが、これに限定されるものではなく、全ての照明装置20の第2光源を点灯させるものであってもよい。
(5)実施の形態1では、天井面Cにおける、照明装置20b2の第2光源25の照射範囲の照明装置20b2から照明装置20b2と隣り合う他の照明装置(例えば、照明装置20c2)側の端縁までの長さ(「照射距離」とも称する)は、照明空間の機能性確保と人へやすらぎを与えうる環境の実現とを両立させる観点から、照明装置20b2,20c2の間の距離Wxに略等しいものが好ましい。ただし、本発明において、当該照射距離は、特に限定されない。例えば、照射距離が、照明装置20b2と他の照明装置20c2との間の距離Wxの半分以上であれば、距離Wxに略等しいものでなくても、照明空間の機能性確保と人へやすらぎを与えうる環境の実現とを両立させることができる。
(6)また、本実施形態では、第1光源24および第2光源25を、それぞれ別個のLEDランプで構成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、反射板を用いて1つの光源から出射される光の一部を天井面Cに反射する構成として、擬似的に第1光源24および第2光源25を実現するようにしてもよい。
(7)実施の形態1乃至3では、照明装置20および人位置検知手段が天井面(第1面)Cに設置され、照明装置20の第1光源24が、床面(第2面)Fに光を照射する例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、照明装置20およびや人位置検知手段が、部屋の第1壁面(第1面)に設置され、照明装置20の第1光源24が床面Fまたは第1壁面に対向して設置された第2壁面(第2面)に光を照射する構成としてもよい。
(8)本発明に係るカメラセンサモジュール10は、特に限定されない。その一例には、人が保持する無線送信機から送信される電波強度を検出し、検出した電波強度から人の位置を検出する形態や、ドップラーセンサ、あるいは、焦電センサを備えるものが含まれる。
(9)実施の形態1乃至3では、カメラセンサモジュール10が人位置検知手段および制御手段の両方を備える例について説明したが、これに限定されるものではなく、人位置検知手段と制御手段とが、個別の装置から構成されるものであってもよい。
(10)実施の形態1乃至3では、1つのカメラ11と画像処理部12とから人位置検知手段を構成する例について説明したが、人位置検知手段の構成は、これに限定されるものではない。例えば、人位置検知手段が、照明空間内の複数箇所それぞれに設置された人感センサを備え、人を検知した人感センサの設置箇所から人の位置を算出する構成であってもよい。
10 カメラセンサモジュール
11 カメラ
12 画像処理部
13 記憶部
14 照明制御部
15,21 通信部
16 タイマ
20,220 照明装置
22 点灯制御部
23 記憶部
24 第1光源
25 第2光源

Claims (3)

  1. 第1面上に配設された複数の照明装置と、
    前記第1面と前記第1面に対向する第2面との間の空間に存在する人の位置を検知し、更に、前記人が向いている方向を検知する機能を有する人位置検知手段と、
    前記人位置検知手段により検知された人の位置に応じて前記複数の照明装置の点灯状態を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記各照明装置は、前記第2面に向けて光を照射する第1光源と、前記第1面に向けて光を照射する第2光源とを有し、
    前記制御手段は、前記複数の照明装置のうち、前記人の位置に対応する照明装置に備えられた前記第1光源を点灯させるとともに、
    前記人位置検知手段により検知された人が向いている方向側において、前記第1光源を点灯させる照明装置と隣り合う、少なくとも1つの照明装置において、前記第1光源を点灯させず、かつ前記第2光源を点灯させる
    ことを特徴とする照明システム。
  2. 第1面上に配設された複数の照明装置と、
    前記第1面と前記第1面に対向する第2面との間の空間に存在する人の位置を検知する人位置検知手段と、
    前記人位置検知手段により検知された人の位置に応じて前記複数の照明装置の点灯状態を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記各照明装置は、前記第2面に向けて光を照射する第1光源と、前記第1面に向けて光を照射する第2光源とを有し、
    前記制御手段は、前記複数の照明装置のうち、前記人の位置に対応する照明装置に備えられた前記第1光源を点灯させるとともに、
    前記第1光源を点灯させる照明装置と隣り合う、少なくとも1つの照明装置において、前記第1光源を点灯させず、かつ前記複数の照明装置全ての前記第2光源を点灯させる
    ことを特徴とする照明システム。
  3. 前記第1光源の色温度は、前記第2光源の色温度よりも高い
    ことを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の照明システム。
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