JP5896931B2 - 親子機能搭載ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、人のかわりに施設に入って調査などを行うロボットに関する。
原子力発電所の高線量区域に設置された設備、例えば、高線量タンクなどは、放射線量が非常に高く、容易に作業者が立ち入ることができない。これら高線量区域に設置された設備の健全性確認および保全管理のため、カメラを搭載したロボットが用いられる場合がある。従来、このようなロボットの多くは、GPS(Global Positioning System)を使用して位置情報を取得していた。
特許文献1の要約の課題には、「正確な地図データがない場合であってもGPS信号による移動体の位置決めを正確に行うことができる新規なGPS信号による移動***置決め方法および移動***置決定装置ならびに移動***置決定プログラムの提供。」と記載され、解決手段には、「人工衛星から発信されるGPS信号を連続的に受信し、受信したGPS信号に基づいて所定時間ごとに前記移動体の位置を算定し、算定された所定時間ごとの移動体の算定位置を記憶し、記憶された移動体の算定位置同士の広がり具合に基づいて前記移動体の停止または移動を判断し、移動体が移動したと判断したときに前記移動体の位置を決定する。これによって、正確な地図データや専用のセンサがなくともGPS信号による移動体の位置決めを正確に行うことができる。」と記載されている。
特開2012−177681号公報
特許文献1に記載の発明は、屋外ではGPS衛星からの信号が受信可能なので、ロボットの位置情報の取得に有効な場合がある。しかし、GPSの位置検出精度は数mであり、ロボットの目的によっては、位置情報の精度が不足する場合がある。更に屋内では、上部が天井などで遮られている。そのため、ロボットは、GPS衛星からの信号を受信できず、位置情報を取得できないという問題がある。
そこで、本発明は、屋内に於いても位置情報の特定を可能とする親子機能搭載ロボットを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、他のロボットとの間で情報を送受信する通信部と、自身が親機と子機のいずれとして動作するかを決定する親機決定部と、画像を撮影するステレオカメラ(撮影部)と、この画像に基づいて子機である他のロボットの位置を特定する子機位置特定部と、自身を駆動する駆動部とを備え、前記親機決定部は、子機と親機との間の距離が閾値を超えたならば、子機と親機とを入れ替えることを特徴とする親子機能搭載ロボットとした。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、屋内に於いても位置情報の特定を可能とする親子機能搭載ロボットを提供することができる。
第1の実施形態に於ける調査ロボットを示す概略の構成図である。 第1の実施形態に於ける調査ロボットの外観と動作を示す図である。 第1の実施形態に於ける親機および子機による位置特定方法を示す図である。 第1の実施形態に於ける調査ロボットのマッピング処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に於ける調査ロボットのマニュアル操作処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に於ける調査ロボットの作業助勢機構を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に於ける調査ロボット1−1,1−2などを示す概略の構成図である。
調査ロボット1−1,1−2(親子機能搭載ロボット)は、例えばネットワーク(有線ケーブルや無線通信路など)によって操作装置2と接続されて、相互に通信可能である。調査ロボット1−1,1−2は、例えば原子力発電所の高線量タンクの調査や保全管理を行うものであり、いずれか1台のロボットが親機として動作し、この親機以外のロボットが子機として動作する。調査ロボット1−1,1−2は、原則として自律的に動作するが、後記する第2の実施形態のように、操作装置2によってユーザがマニュアルで操作してもよい。以下、調査ロボット1−1,1−2を特に区別しないときには、単に調査ロボット1と記載する。
調査ロボット1は、マップ処理部11と、記憶部12と、ステレオカメラ13(撮像部)と、慣性計測部14と、駆動部15と、親機決定部16と、通信部17とを備えている。
マップ処理部11は、子機の位置を特定して、作業場所のマップを作成するものである。マップ処理部11は、三次元処理部111と、子機位置特定部112と、マップ作成部113と、自機位置特定部114とを備えている。
三次元処理部111は、ステレオカメラ13で撮影したステレオ画像を三次元処理するものである。
子機位置特定部112は、三次元処理部111によって三次元処理された画像に基づいて、子機を認識し、この子機の自機に対する相対位置を特定するものである。これにより、子機位置特定部112は、特定した子機の位置精度を向上可能である。更に、子機位置特定部112は、例えば建屋内の経度、緯度、および高度が既知である任意点を認識し、校正する機能を有している。これにより、特定した子機の地理座標を認識可能である。
マップ作成部113は、三次元処理された画像と自機の位置とに基づいて、調査対象である作業領域(例えば、建屋内)のマップを作成するものである。マップ作成部113は、作成したマップを記憶部12に格納する。
自機位置特定部114は、慣性計測部14が測定した慣性情報、および、駆動部15の図示しないエンコーダから取得した移動距離によって、自機の位置を特定するものである。しかし、これに限られず、自機位置特定部114は更に、建屋内の経度、緯度、および高度が既知である任意点を認識して、特定した自機の位置を校正してもよい。
ステレオカメラ13(撮像部)は、ステレオ画像を撮影するものであり、左右2つの光学系および撮像素子を備えている。ステレオカメラ13が撮影した画像は、マップ処理部11によって処理されると共に、操作装置2のマップ表示部24に表示される。
慣性計測部14は、IMU(Inertial Measurement Unit)と呼ばれており、XYZからなる3軸の角速度および加速度を検出するものである。慣性計測部14は、3軸のジャイロおよび3方向の加速度計を備えている。
駆動部15は、この調査ロボット1を駆動して、その位置を移動するものである。駆動部15は、例えば、電動機が図示しない前後左右の起動輪を駆動し、左側前後の起動輪で左無限軌道を駆動し、右側前後の起動輪で右無限軌道を駆動するものである。駆動部15は、図示しないエンコーダを備え、このエンコーダによって移動距離を検知して、マップ処理部11に出力する。
親機決定部16は、このロボット自身が親機と子機のいずれとして動作するかを決定するものである。親機決定部16は、子機と親機との間の距離が閾値を超えたか、または、ステレオカメラ13による撮影ができなくなる位置に子機が到達すると見込んだならば、親機と子機とを切り替える。
通信部17は、例えばネットワークインタフェースであり、操作装置2や他の調査ロボット1との間で、情報を送受信するものである。
記憶部12は、例えばフラッシュメモリであり、マップ121と経路122とを格納している。
マップ121は、マップ処理部11が作成した作業場所の地図や、予め用意された建屋内の地図などである。経路122は、マップ121に於いて、各調査ロボット1−1,1−2(親機・子機)が移動した経路である。経路122は、各調査ロボット1の各時間に於ける位置が格納されている。子機位置特定部112は、経路122に、子機の経路を記録する。自機位置特定部114は、経路122に、自機の経路を記録する。
操作装置2は、ネットワークケーブルで接続されている調査ロボット1−1,1−2をマニュアルで操作するものである。操作装置2は、操作部21と、駆動指令部22と、通信部23と、マップ表示部24とを備えている。
操作部21は、例えば、これら調査ロボット1の駆動を指令するボタン(不図示)や、いずれの調査ロボット1が親機として動作するかを指令するボタン(不図示)などを含んでいる。操作部21は、入力された操作情報を、駆動指令部22に出力する。
駆動指令部22は、入力された操作情報を、調査ロボット1の駆動指令などに変換するものである。
通信部23は、調査ロボット1−1,1−2に駆動指令を送信し、これら調査ロボット1−1,1−2からマップ、経路、撮影画像などを受信するものである。
マップ表示部24は、例えば、液晶ディスプレイなどであり、通信部23が各調査ロボット1から受信したマップを表示するものである。
図2は、第1の実施形態に於ける調査ロボット1の外観と動作を示す図である。
図2に於いて、調査ロボット1−1は、親機として動作し、停止したままの状態で、子機である調査ロボット1−2を俯瞰的に撮影している。調査ロボット1−1は、駆動部15を停止させ、パンティルト機構132を制御してステレオカメラ13を前方に向け、撮影領域131−1に調査ロボット1−2が入るようにしている。これにより、調査ロボット1は、子機である調査ロボット1−2の作業環境を俯瞰的に知ることにより、その操作性を向上させ、その位置を決定することができる。
調査ロボット1−2は、子機として動作し、駆動部15で移動しながら、パンティルト機構132を制御してステレオカメラ13を上方向に向け、撮影領域131−2に高線量タンク3の底部が入るようにしている。これにより、調査ロボット1−2は、高線量タンク3の底部を撮影し、目視点検を行えるようにしている。
子機である調査ロボット1−2は、駆動部15からのエンコーダ情報(移動距離情報)と、慣性計測部14からの慣性情報とによって、自身の位置を特定している。これにより、子機である調査ロボット1−2は、親機である調査ロボット1−1のマッピング処理で特定した位置を慣性情報で特定した位置で補間し、リアルタイムで自身の位置を特定することができる。
パンティルト機構132(伸縮・首振り機構)は、ステレオカメラ13をパンニングし、ティルトするものである。パンティルト機構132は、上下方向や左右方向などのように、調査ロボット1の前方以外を撮影するときに用いられる。これにより、ステレオカメラ13は、例えば高線量タンク3の外側底部のような、前方以外のステレオ画像を撮影可能である。パンティルト機構132は、例えば、オペレータが操作装置2の操作部21を操作することによって制御される。
パンティルト機構132は更に、ステレオカメラ13の前に障害物が存在しているとき、この障害物を回避した画像を撮影するために、パンやティルトを行ってもよい。
なお、図2では、子機として動作しているのは、1台の調査ロボット1−2である。しかし、これに限られず、2台以上の調査ロボット1が、子機として動作してもよい。
図3(a)〜(d)は、第1の実施形態に於ける親機および子機による位置特定方法を示す平面図である。図3(a)〜(d)は、同一の建屋内を平面図で示している。この建屋内は、斜線で示されたパーティションで区切られ、網目で示された什器類が設置されている。
ここでは、2台の調査ロボット1−1,1−2が遠隔地に移動して計測を行う場合を示している。調査ロボット1−1,1−2は、順次親子関係を入れ替えながら相互の位置関係を把握している。
図3(a)は、調査ロボット1−1が親機として初期位置に停止し、調査ロボット1−2が移動した場合を示している。
親機である調査ロボット1−1は、平面図左下の入口近傍の位置P0に停止している。この位置P0は、ユーザにとって既知であり、かつ、調査ロボット1−1,1−2にとっての初期位置である。ユーザは、調査ロボット1−1,1−2に、この既知の位置P0を入力して、それぞれの位置特定の動作を開始する。調査ロボット1−1は、子機である調査ロボット1−2を撮影領域131−1に捕捉して、画像処理によって調査ロボット1−2の位置を特定する。
子機である調査ロボット1−2は、最初に自身の位置情報を親機から受信し、その後に自身を移動させながら、慣性計測部14の慣性情報とエンコーダ情報で自身の位置情報を補間することにより、リアルタイムで自身の位置情報を特定する。
子機である調査ロボット1−2は、調査ロボット1−1の前方右側の位置P1に達すると、親機である調査ロボット1−1と通信して、自身の位置P1を取得する。調査ロボット1−2は、撮影領域131−2を撮影して操作装置2に送信している。
子機である調査ロボット1−2は、親機である調査ロボット1−1から所定距離だけ離れたことを検知したので、自身を親機に設定すると共に、調査ロボット1−1が子機として動作するように指示する。親機である調査ロボット1−1は、子機である調査ロボット1−2の位置を特定して、特定した位置を当該子機に送信する。これにより、子機と親機とが入れ替わって、相互の位置関係を把握できるようになる。
更に、親機である調査ロボット1−1は、子機である調査ロボット1−2が撮影領域131−1から外れそうになったときに、子機である調査ロボット1−2に親機として動作するように指示し、自身を子機に設定してもよい。
図3(b)は、調査ロボット1−2が親機として停止し、調査ロボット1−1が所定距離だけ離れた場合を示している。
親機である調査ロボット1−2は、平面図左下の位置P1に停止している。調査ロボット1−2は、子機である調査ロボット1−1を撮影領域131−2に捕捉して、画像処理によって調査ロボット1−2の位置を特定する。
子機である調査ロボット1−1は、調査ロボット1−2の前方に、図の右側を向いて位置P2停止し、撮影領域131−2を撮影して操作装置2に送信している。子機である調査ロボット1−1は、親機である調査ロボット1−2から所定距離だけ離れたことを検知したので、自身を親機に設定すると共に、調査ロボット1−2が子機として動作するように指示する。親機である調査ロボット1−2は、子機である調査ロボット1−1の位置を特定して、特定した位置を当該子機に送信する。これにより、子機と親機とが入れ替わって、相互の位置関係を把握できるようになる。
図3(c)は、調査ロボット1−1が親機として停止し、調査ロボット1−2が所定距離だけ離れた場合を示している。
親機である調査ロボット1−1は、図の右側を向いて位置P2停止し、撮影領域131−1を撮影して操作装置2に送信している。
子機である調査ロボット1−2は、調査ロボット1−1の前方に、図の下側を向いて位置P3に停止し、撮影領域131−2を撮影して操作装置2に送信している。子機である調査ロボット1−2は、親機である調査ロボット1−1から所定距離だけ離れたことを検知したので、自身を親機に設定すると共に、調査ロボット1−1が子機として動作するように指示する。親機である調査ロボット1−1は、子機である調査ロボット1−2の位置を特定し、特定した位置を当該子機に送信する。これにより、子機と親機とが入れ替わって、相互の位置関係を把握できるようになる。
図3(d)は、調査ロボット1−2が再び親機として停止し、調査ロボット1−1が所定距離だけ離れた場合を示している。
親機である調査ロボット1−2は、図の下側を向いて位置P3に停止し、撮影領域131−1を撮影して操作装置2に送信している。
子機である調査ロボット1−2は、調査ロボット1−2の前方に、図の左側を向いて位置P4に停止し、撮影領域131−2を撮影して操作装置2に送信している。子機である調査ロボット1−2は、親機である調査ロボット1−1から所定距離だけ離れたことを検知したので、自身を親機に設定すると共に、調査ロボット1−1が子機として動作するように指示する。親機である調査ロボット1−2は、子機である調査ロボット1−1の位置を特定し、特定した位置を当該子機に送信する。これにより、子機と親機とが入れ替わって、相互の位置関係を把握できるようになる。
このように、2台の調査ロボット1−1,1−2は、親機と子機とを交互に切替えて動作することにより、GPS衛星の信号が到達しない場所であっても、相互の位置関係を把握して、自機の位置を特定することができる。
図4は、第1の実施形態に於ける調査ロボット1のマッピング処理を示すフローチャートである。
調査ロボット1−1,1−2は、例えば、操作装置2から保全管理の実行が指示された際に、図4のマッピング処理を開始する。
ステップS10に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、他の調査ロボット1との間で、いずれが親機となるかを決定する。ここで、最初の親機の決定は、例えば、現在の調査ロボット1−1,1−2の各位置を判断することにより行われる。しかし、これに限られず、電源投入順番、乱数、自身の絶対位置を検出したか否かなどによって、最初の親機を決定してもよい。
ステップS11に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、自身は親機であるか否かを判断する。親機決定部16は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS12の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS30の処理を行う。
以下のステップS12,S13の処理は、親機としての初期処理を示している。
ステップS12に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、自機が特定している各ロボットの位置情報を、他の調査ロボット1に送信する。
ステップS13に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、自機の駆動部15を停止することにより、その場に停止する。
以下のステップS14〜S23の処理は、親機としての定常的な処理を示している。
ステップS14に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、子機である他の調査ロボット1から、慣性による位置情報を受信する。
ステップS15に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、ステレオカメラ13によって撮影したステレオ画像を、外部である操作装置2に送信する。操作装置2は、このステレオ画像を、マップ表示部24に表示する。
ステップS16に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、ステレオ画像を三次元処理して、各被写体の位置を特定する。
ステップS17に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、三次元処理したステレオ画像に基づいて、子機である他の調査ロボット1を画像認識して、その位置を特定する。
ステップS18に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、子機の故障診断を行う。マップ処理部11は、画像によって特定した子機位置と、慣性によって特定した子機位置とが所定値以上に乖離していたならば、子機である他の調査ロボット1が故障していると判断し、操作装置2に警告情報を送信する。操作装置2は、警告を表示するか、または警告音を出力する。
ステップS19に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、三次元処理したステレオ画像に基づいて、作業場所のマップを作成する。マップ処理部11は、作成したマップ情報を、記憶部12のマップ121に格納する。
ステップS20に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、外部から子機への切替指示を受信したか否かを判断する。親機決定部16は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS21の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS14の処理に戻る。
ステップS21に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、ステレオ画像を三次元処理して、各被写体の位置を特定する。
ステップS22に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、三次元処理したステレオ画像に基づいて、子機である他の調査ロボット1を画像認識して、その位置を特定する。
ステップS23に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、記憶部12の作業場所のマップ121と、特定した各子機の位置とを、子機である他の調査ロボット1に送信する。ステップS23の処理が終了すると、子機としての定常的な処理であるステップS31以降の処理を行う。このように、親機は、子機としての動作に切替わる直前に、子機の位置を特定して、特定した位置を当該子機に送信している。
ステップS30に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、親機である他の調査ロボット1から、各ロボットの位置情報を受信する。これは、子機としての初期処理である。
以下のステップS31〜S39の処理は、子機としての定常的な処理を示している。
ステップS31に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、自機を駆動部15によって駆動させる。ここでマップ処理部11は、自律制御によって自身を移動させる。
ステップS32に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、ステレオカメラ13によって撮影したステレオ画像を、外部である操作装置2に送信する。操作装置2は、このステレオ画像を、マップ表示部24に表示する。
ステップS33に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、慣性計測部14が測定した慣性情報、および、駆動部15の図示しないエンコーダから取得した移動距離によって、自機の位置を特定する。ステレオ画像による位置計測は、処理時間が比較的長い。それに対して、慣性情報とエンコーダ情報に基づく位置計測は、処理時間が短く、ほぼリアルタイムで計測できる。そのため、ステレオ画像で計測した位置を、慣性情報とエンコーダ情報で計測した位置で補間することにより、正確な位置情報をリアルタイムで取得することができる。
ステップS34に於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、慣性情報などで特定した自機の位置情報を、親機である他の調査ロボット1に送信する。
ステップS35に於いて、子機である調査ロボット1のマップ処理部11は、親機からの距離を算出する。親機からの距離は、ステップS30で受信した自機の位置情報を、慣性情報などで補間して現在の自機の位置情報を算出し、親機の位置情報と比較して算出する。
ステップS36に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、親機が撮影画像によって自身の位置を特定可能か否かを判断する。具体的にいうと、親機決定部16は、親機からの距離が閾値を超えているか否かと、自身が親機の備えるステレオカメラ13の撮影領域から外れそうになっているか否かを判断する。この閾値は、例えば、画像処理による位置特定精度が充分に高い距離の上限値である。親機決定部16は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS37の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS31の処理に戻る。
ステップS37に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、自機の駆動部15を停止することにより、その場に停止する。
ステップS38に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、親機である他の調査ロボット1に、子機への切替指示(命令)を送信する。このように、子機は、自機を停止したのちに、子機への切替指示を親機に送信して、親機に子機の位置を特定させているので、画像処理による子機の位置特定精度を向上させることができる。
ステップS39に於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、親機から、作業場所のマップ121と、各子機の位置とを受信する。ステップS39の処理が終了すると、親機としての定常的な処理であるステップS14以降の処理を行う。以降、親機と子機との間で、これらの処理を順次繰り返す。
(第1の実施形態の効果)
以上説明した第1の実施形態では、次の(A)〜(F)のような効果がある。
(A) 調査ロボット1は、親機と子機との組合せで動作する。子機である調査ロボット1は、親機から所定距離(閾値)だけ離れたときに自身を停止して、親機と子機とを入れ替えている。この閾値は、例えば、画像処理による位置特定精度が充分に高い距離の上限値である。これにより、親機である調査ロボット1は、子機の位置を撮影画像によって精度よく特定できるので、屋内の環境などでGPS衛星からの信号が受信できない場合や、GPS受信装置を備えていない場合や、多数の障害物のために慣性情報やエンコーダ情報によって正しく位置を特定できない場合であっても、自身の調査ロボット1の位置を正確に特定することができる。
(B) 調査ロボット1−1,1−2は、子機と親機との役割を交互に変えて、相互に子機と親機の位置情報を送受信して共有している。これにより、画像処理による位置特定精度が充分に高い範囲に制限されることなく、調査ロボット1−1,1−2は、作業場所の奥まで移動することができる。
(C) 調査ロボット1−1,1−2は、それぞれステレオカメラ13を備え、撮影したステレオ画像に基づいてマップ121を作成している。これにより、建屋内の状況が不明な場合であっても、調査ロボット1による調査や作業などを行うことができる。
(D) 親機である調査ロボット1は、子機である他の調査ロボット1を常に撮影して、操作装置2のマップ表示部24に表示している。これにより、ユーザは、操作装置2に表示された撮影画像によって、子機である調査ロボット1を鳥瞰して、その動作状況を把握することができる。
(E) 自機位置特定部114は、ステレオ画像で計測した位置を、慣性情報とエンコーダ情報で計測した位置で補間している。これにより、子機の位置情報をリアルタイムで取得することができる。なお、瓦礫が床に落ちている場所などでは、エンコーダによる位置情報は不正確となる。しかし、画像で計測した位置は、瓦礫などによる影響を受けることがない。
(F) 親機のマップ処理部11は、自機のステレオ画像で計測した位置を、子機の慣性情報とエンコーダ情報で計測した位置とを比較して、これらの位置が乖離していたときには、子機が故障していると判断して、ユーザに警告している。これにより、床が平坦な場所に於いて、ユーザは、子機(調査ロボット1)の故障をいち早く検知することができる。
(第2の実施形態)
図5(a),(b)は、第2の実施形態に於ける調査ロボット1のマニュアル操作処理を示すフローチャートである。図4に示す第1の実施形態のフローチャートと同一の要素には同一の符号を付与している。
図5(a)は、調査ロボット1が親機として動作するように指示されたときのフローチャートである。
処理が開始したのち、ステップS12〜S16の処理は、図4に示す第1の実施形態の処理と同様である。調査ロボット1は、ステップS16の処理が終了すると、ステップS16Aの処理を行う。
ステップS16Aに於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、子機である他の調査ロボット1がステレオ画像に認識されたか否かを判断する。マップ処理部11は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS17の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS17Aの処理を行う。
ステップS17Aに於いて、調査ロボット1のマップ処理部11は、ユーザに警告する。具体的にいうと、マップ処理部11は、ユーザに警告する旨の指令(命令)を、操作装置2に送信する。操作装置2は、通信部23を介してこの指令を受信し、マップ表示部24に警告を表示するか、または、図示しないスピーカを介して警告音を出力する。
ステップS17〜S20の処理は、図4に示す第1の実施形態の処理と同様である。ステップS20の判断条件が成立したならば(Yes)、図5(a)の処理を終了する。
図5(b)は、調査ロボット1が子機として動作するように指示されたときのフローチャートである。
処理が開始したのち、ステップS30の処理は、図4に示す第1の実施形態の処理と同様である。
ステップS30Aに於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、通信部17によって、操作装置2から操作情報を受信する。調査ロボット1は、自律制御を停止し、この操作情報によって動作する。
ステップS31〜S34の処理は、図4に示す第1の実施形態の処理と同様である。
ステップS34Aに於いて、調査ロボット1の親機決定部16は、通信部17によって、操作装置2から親機としての動作指示(命令)を受信したか否かを判断する。親機決定部16は、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS30Aの処理に戻り、当該判断条件が成立したならば(Yes)、図5(b)の処理を終了する。
(第2の実施形態の効果)
以上説明した第2の実施形態では、次の(G),(H)のような効果がある。
(G) 親機である調査ロボット1は、子機である他の調査ロボット1を常に撮影して、操作装置2のマップ表示部24に表示している。これにより、ユーザは、操作装置2に表示された撮影画像によって、子機である調査ロボット1を鳥瞰して操縦できる。
(H) 調査ロボット1は、撮影した画像に子機である他の調査ロボット1が認識されなくなったならば、ユーザに警告している。これにより、ユーザは、マニュアル操作により、誤って親機の撮影境域から子機が逸脱した場合を検知し、子機を親機の撮影領域に戻すことができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に於ける調査ロボット1の作業助勢機構を示す図である。
調査ロボット1−1,1−2は、それぞれクレーン部18(作業助勢機構)を備えている。図6に於いて、調査ロボット1−1は、クレーン部18によって調査ロボット1−2を吊り上げている。これにより、調査ロボット1−1は、各ロボット単体では越えることができない障害物を越えられるので、活動範囲を拡大することができる。
更に調査ロボット1−1は、親機として動作し、クレーン部18によって調査ロボット1−2を吊り上げて移動させたのち、その位置を特定して調査ロボット1−2に送信する。このように、子機を吊り上げて移動させ、子機のエンコーダ情報が正しく取得できない状況であっても、親機が撮影した画像によって子機の位置を特定して、特定した位置を当該子機に送信可能である。
(第3の実施形態の効果)
以上説明した第3の実施形態では、次の(I),(J)のような効果がある。
(I) クレーン部18(作業助勢機構)を備えた2台以上のロボットが協調することにより、1台の単独動作では超えることが困難な障害物であっても、その障害物を超えることができる。
(J) 親機がクレーン部18(作業助勢機構)で障害物を越えるときには、越えたあとの子機の位置を画像によって特定し、この位置情報を子機に送信している。これにより、子機である調査ロボット1は、エンコーダ情報が正しく取得できない場合であっても、障害物を超えたあとの位置を正しく把握できる。
(変形例)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路などのハードウェアで実現してもよい。上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈して実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、フラッシュメモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。
各実施形態に於いて、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明の変形例として、例えば、次の(a)〜(h)のようなものがある。
(a) 本発明のロボットは、プラント、発電所、工場のタンク・塔槽などの設備の調査を行うものに限られず、設備の保全修理などを行うものや、原子力プラントや化学プラントなどの除染を行うもの、プラントや発電所や工場の清掃を行うもの、商業施設の災害時に適用するものなどであってもよく、ロボットの目的や用途によっては限定されない。
(b) 調査ロボット1−1,1−2および操作装置2の間は、ネットワークケーブル(有線ケーブル)で接続されている。しかし、これに限られず、調査ロボット1−1,1−2および操作装置2は、無線電波によって相互に情報を送受信するように構成してもよい。更に、調査ロボット1−1,1−2のうち一方が、操作装置2との間で電波を介して情報を送受信できなくなったときに、他方のロボットが操作装置2からの電波を中継して、一方のロボットとの間で情報を送受信するように構成してもよい。
(c) 第1の実施形態では、親機である調査ロボット1が、子機である他の調査ロボット1の故障を判断している。しかし、これに限られず、子機である調査ロボット1が、親機である調査ロボット1から、画像による自機の位置情報を取得し、慣性情報による自機の位置情報と比較して、自身の故障を判断してもよい。
(d) 親機のマップ処理部11は、自身が撮影したステレオ画像および慣性計測部14による自身の撮影姿勢情報、子機のステレオ画像および慣性計測部14による子機の撮影姿勢情報に基づいて、両ステレオ画像を三次元的に統合して、マップ121を作成してもよい。これにより、親機自身が撮影したステレオ画像のみで三次元処理するよりも、広い範囲のマップ121を高精度に作成できる。
(e) 親機と子機との入れ替え回数が所定値を超えたならば、親機または子機は、建屋内に設けられた定点を撮影して位置情報を校正するようにしてもよい。これにより、親機と子機との入れ替えに伴う位置情報の累積誤差をキャンセルし、正しい位置情報を得ることができる。
(f) 各調査ロボット1は、外部筐体などの視認可能な場所に、マーカを貼り付け、このマーカを認識することで子機を認識するように構成してもよい。これにより、調査ロボット1に放射能の付着を防止するフィルムなどを装着した場合でも、そのマーカ部分が露呈しているならば、問題なく調査ロボット1を画像認識可能である。また、このマーカを、例えばバーコードやQRコード(登録商標)などに代表されるコードとして、各調査ロボット1の識別情報を当該コードに含ませるようにしてもよい。これにより、子機が2台以上である場合であっても、画像によって各子機を識別することができる。
(g) 子機である調査ロボット1は、親機から所定距離だけ離れたか、または、自身が親機のステレオカメラ13で撮影ができなくなる位置に到達すると見込んだならば、自身を親機に切り替えると共に、親機を子機に切り替えて動作させている。しかし、これに限られず、親機である調査ロボット1は、自身のステレオカメラ13の撮影領域から子機が外れた場合や、子機が所定距離だけ離れた場合を検知したならば、当該子機を親機に切り替えて動作させると共に、自身を子機に切り替えてもよい。
(h) 調査ロボットの形態はラジコンヘリ等の飛行物体でもよい。通常調査用にラジコンへリを飛行させた場合、撮影時の正確な位置や高度等の情報を把握することは困難だが、親子機能を搭載することで、これらの情報の正確な把握が可能となる。
1,1−1,1−2 調査ロボット (親子機能搭載ロボット)
11 マップ処理部
111 三次元処理部
112 子機位置特定部
113 マップ作成部
114 自機位置特定部
12 記憶部
121 マップ
122 経路
13 ステレオカメラ (撮影部)
131−1,131−2 撮影領域
132 パンティルト機構 (伸縮・首振り機構)
14 慣性計測部
15 駆動部
16 親機決定部
17 通信部
18 クレーン部 (作業助勢機構)
2 操作装置
21 操作部
22 駆動指令部
23 通信部
24 マップ表示部
3 高線量タンク

Claims (10)

  1. 他のロボットとの間で情報を送受信する通信部と、
    自身が親機と子機のいずれとして動作するかを決定する親機決定部と、
    画像を撮影する撮影部と、
    前記画像に基づいて子機である他のロボットの位置を特定する子機位置特定部と、
    自身を駆動する駆動部と、
    を備え、
    前記親機決定部は、子機と親機との間の距離が閾値を超えたか、または、前記撮影部による撮影ができなくなる位置に子機が到達すると見込んだならば、子機と親機とを入れ替える、
    ことを特徴とする親子機能搭載ロボット。
  2. 前記駆動部は、自身が子機として動作する際には自身を駆動し、自身が親機として動作する際には自身を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  3. 前記子機位置特定部は、特定した他のロボットの位置情報を、前記通信部によって当該他のロボットに送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  4. 前記画像に基づいて調査対象のマップを作成するマップ作成処理部、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  5. 慣性情報に基づいて自身の位置を特定する自機位置特定部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の親子機能搭載ロボット。
  6. 子機が備える前記自機位置特定部によって特定された当該子機の位置と、親機が備える前記子機位置特定部によって特定された当該子機の位置とが、所定値以上に乖離していたならば、ユーザに警告する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の親子機能搭載ロボット。
  7. 前記子機位置特定部は、前記画像に子機である他のロボットが認識されないならば、ユーザに警告する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  8. 前記撮影部は、ステレオカメラである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  9. 前記撮影部によって撮影可能なマーカを更に備え、
    前記子機位置特定部は、前記マーカを認識することによって前記画像から他のロボットを認識して、その位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
  10. 他のロボットと協調して作業する作業助勢部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子機能搭載ロボット。
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