JP5894429B2 - 折りシート収納装置及びこれを備えたシート折り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば画像形成されたシートをファイリング折り、レター折りなど、その用途に応じて折り合わせるシート折り装置に係わり、折り処理後の折りシートをスタックする折りシート収納機構の改良に関する。
一般に、この種のシート折り装置は、画像形成装置など上流側の装置から送られたシートを折り処理して仕上げる仕上げ装置として用いられている。例えば特許文献1には画像形成装置の下流側に折り処理装置が配置され、画像形成されたシートを折り処理して収納スタッカ若しくは下流側の最終仕上げ装置(後処理装置)に移送するシステムが開示されている。
また、特許文献2には特許文献1と同様に画像形成装置の下流側に折り処理装置、更にその下流側に後処理装置が連設された画像形成システムが開示されている。この文献1、文献2の装置では、シートをファイリングするために1/2折り、1/4Z折りなどファイリング仕様に応じて折り処理する折り処理方法と、画像形成されたシートを1/3内三ツ折り、1/3外三つ折りなどレター折りする折り処理方法が開示されている。
特に特許文献2には、シートを1/3内三ツ折り、1/3外三つ折り(以下これらをレター折りと称す)処理する場合には折り処理装置の収納部に収納し、後処理(例えば部揃え綴じ処理)を要する折りシートは下流側の後処理装置に移送するシステム構成が開示されている。
特開2004−284742号公報 特開2006−076779号公報
上述のように折り畳んだシートを収納スタッカに積層状に積み重ねて収納する場合に、折りシートの搬送と収納ボックス内の整列性が問題となる。例えば1/3折り処理された状態でシートを搬送するとき短辺側を先頭に送ると搬送ローラで先端折れ、或いは先端の引掛かりジャムを生ずる。これとともに、折りシートの短辺を先頭に送るときには折りロールで折り合わせたシートの姿勢を90度変更しなければならない。
従って折りシートを短辺側を先頭に搬送することは搬送機構が複雑となり、シート先端折れ或いはシートジャムを招く搬送不良の問題が生じる。そこで、特許文献2の装置は、折り処理したシートの折り目端を先頭に排紙口に向けて搬送する排紙経路を採用している。
ところが、折り目端を搬送方向前後とする姿勢で排紙口からシートを収納エリア内に搬出すると図9に示すように折りシートは短冊形状で短辺Shを搬送方向前後とする姿勢で収納エリアに送り込まれ、その姿勢で落下する。このため収納エリア底部の紙載トレイには乱雑な状態で折シートが不整然と積み重ねられる。このシートの整列状態を図9に示すが排紙口から落下した折りシートは同図Saの状態で収納ボックスに進入し、Sbの状態で落下してScの状態に乱雑な位置ズレ状態で積み重ねられる。
そこで本発明者は、上記の問題を解決するため排紙口から搬出した折シートを排紙方向前面に配置した規制面に沿わせて排紙方向と直交する方向に落下させて、底部のトレイ上に収納する排紙機構を採用することによって、短冊状の折シートを長手方向からガイド面に沿わせて収納するため比較的整然と整列収納することが出来るとの知見に至った。ところが、短冊形状の折シートを長手方向から落下させて紙載トレイ上に収納する際に、シートの下端縁が落下の衝撃で変形或いは破損する問題が生じた。
本発明は、折り畳んだシートを収納ボックスに収納する際に、順次積層状に整然と収納することができ、収容時に落下する衝撃でシート端縁を変形或いは破損することのないシート折り装置の提供をその課題としている。
上記課題を達成するため、本発明は、折りシートの収納ボックス内にシート搬送方向先端縁を突当規制する規制面を設けてこの規制面に沿って紙載トレイ上に落下させ、その落下軌跡内にシート端縁を突当て規制する羽根部材と、この羽根部材を落下方向に回転可能に支持する軸支部材と、羽根部材の回転速度を低減する制動手段を設けたことを特徴としている。
ここで、本発明の第1の態様は、前記排紙口から前記紙載トレイに向けて落下するシート端縁を突当て規制する1又は複数枚の羽根板により構成された羽根部材と、前記羽根部材を折りシートの落下方向に回転可能に軸支持する軸支部材と、前記羽根部材の回転速度を低減する制動手段と、を有し、前記制動手段は、その一方の端が前記羽根部材の回転軸に取り付けられた板バネと、前記板バネの他方の端と係合するカム部材と、を有し、前記羽根板が前記排紙口から前記紙載トレイに落下する折りシートの先端が係合してから前記羽根部材の回転軸が所定の角度回転する間だけブレーキを掛け、前記所定の角度を超えた時点でブレーキを解除することにより、前記折りシートを減速させて前記紙載トレイ上に落下させるように構成する。
そして、本発明の第2の態様は、前記制動手段は、前記羽根部材の回転軸を挟む羽根部材の他方側に設けられたバランスウェイトにより構成され、前記羽根部材は、前記回転軸を中心に所定角度の範囲で揺動するように取り付けられ、前記排紙口から前記紙載トレイに落下する折りシートの先端が当該羽根部材に係合してから前記所定角度だけ前記折りシートを減速させて前記紙載トレイ上に落下させるように傾き、前記折りシートの落下後は当該羽根部材が元の位置に戻るように構成する
本発明は、ボックス形状のシート収納エリア内に折シートを長手方向から落下させる規制面と、この面に沿って落下するシート端縁を突当て規制する羽根部材を回転可能に設け、この羽根部材にシートの落下速度を低減する制動手段を設けたものであるから以下の効果を奏する。
短冊形状の折りシートを規制面に沿わせて長手方向から収納エリア内のトレイ上に落下させて収納するため折りシートは比較的安定した方向に積み重ねられる。これによって比較的整然と積層状に折シートを積み重ね状態に収納することが出来る。
更に、収納エリアには落下するシートの先端を突き当て規制する羽根部材が落下方向に回転可能に配置され、この羽根部材には落下速度を低減する制動手段が設けられている。このためトレイ上に落下するシートは速度が緩やかに低減されると共に排紙口から落下するシートは羽根部材で姿勢が偏ることなく落下する。このためシート端を破損する恐れがないのと同時に排紙口から略平行な姿勢でトレイ上に緩やかに落下する。
このように本発明は、短冊形状に折り合わせたシートを排紙口から長手方向の端面を規制面に沿わせて落下収納するのと同時に、このシート端を羽根部材で排紙姿勢を保ちながら緩やかにトレイ上に落下させるため、折りシートを整然と積み重ねて収納することができる。これと共に、収納エリアを小型(収納する折りシートの大きさ)で、大容量(大きい落差)に構成することができる。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成の説明図。 図1のシステムにおけるシート折り装置の全体構成の説明図。 図2の装置における折りシート収納部の正面構成(装置フロント側)の説明図。 図2の装置における折りシート収納部の平面構成の説明図。 図2の装置における折りシート収納部の側面構成(装置サイド)の説明図。 図2の装置において折シート収納部にシートを搬出する概略説明図。 図2の装置において折シート収納部にシートを搬出する動作状態説明図。 シートの折り仕様の説明図。 従来の装置における折りシート収納部状態の説明図。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を説明する。図1は本発明に係わる画像形成システムを示している。このシステムは画像形成装置Aと、その下流側に連設されたシート折り装置Bと、更にその下流側に配置された後処理装置Cとで構成されている。そして画像形成装置Aでシート上に画像を形成し下流側のシート折り装置Bに送り、この折り装置でシートに折り処理を施して下流側の後処理装置Cに送る。そして後処理装置Cで部揃え集積して綴じ処理する。
このような構成のシステムにおいてシート折り装置Bには折り処理したシートに後処理を必要としないときには、折りシートを収納する折りシート収納装置D(後述する収納ボックス65B)が設けてある。以下画像形成装置、シート折り装置及び折シート収納装置、後処理装置の順に説明する。
[シート折り装置]
シート折り装置Bは、図2に示すようにと、その内部に組み込まれたシート搬入経路32と、この経路に送られたシートを折り処理する折りロール機構51と、折り処理したシートを収納する折りシート収納部65で構成されている。
装置ハウジング29には、横断する方向(図示のものは略直線方向)にシート搬入経路32が配置され、経路端部に搬入口30と搬出口31が配置されている。そして搬入口30には給紙ローラ対40(40a、40b)が、搬出口31には搬出ローラ対62(62a、62b)が配置され、搬入口30から搬出口31にシートを搬送する。また給紙ローラ対40と搬出ローラ対62との間にはレジストローラ対41(41a、41b)が配置され、このローラ対の下流側に折りロール機構51が配置されている。
レジストローラ対41は、折りロール機構51の折りロールを兼用する駆動側レジストローラ41bとピンチローラ41aで構成され、このローラ対41の上流側にはゲートストッパ43とレジスト空間Raが設けられている。このような構成で搬入口30に準備されたシートは給紙ローラ対40でレジスト空間Ra内に送られ、先端がゲートストッパ43に突き当たった後はループ状に湾曲する。このときシートは先端揃えされスキュー修正(矯正)される。
その後の給紙タイミング(給紙指示コマンド信号)でゲートストッパ43を退避させレジストローラ対41で下流側に移送する。なお、図示43xはゲートストッパの支持軸であり、図示しない作動ソレノイドによってストッパ先端部が揺動する。
上記シート搬入経路32には、上方に第1スイッチバック経路34が、下方に第2スイッチバック経路35が設けられている。第1スイッチバック経路34はシート搬入経路32から分岐してシート先端を案内する湾曲経路で構成され、シートの折り目位置を後述する折りロールに案内する(位置決めする)。なお、図示63はシートを搬出口31に案内するか、第1スイッチバック経路に案内するか切り換える経路切り換え手段である。
次に図2に基づいて折りロール機構51について説明する。折りロール機構51は、シート搬入経路32に送られたシートを折り処理する。このためシート搬入経路32に配置された第2折りロール41b(前述のレジストローラ)と、第1折りロール49と、第3折りロール50で構成されている。この第1第2折りロール49,41bのニップ点Np1でシートを一次折りし、第1第3折りロール49,50のニップ点Np2でシートを二次折りする。この第1第2第3折りロール49、41b、50は同一周速度で回転するように駆動モータ(不図示)に連結されている。
前述の第1スイッチバック経路34はニップ点Np1にシートの折り目位置を、第2スイッチバック経路35はニップ点Np2にシートの折り目位置を位置決めするようにシートの送り方向先端側を案内する。なお、図示53は第1シート偏向手段、54は第2シート偏向手段であり、第1シート偏向手段53はシート搬入経路32のシートを第1折りロール49の周面に圧接する。また第2シート偏向手段54は第2スイッチバック経路35に送られたシートを第1折りロール49の周面に圧接してニップ点Np2方向に偏向させる。図示64は増し折りローラであり第1折りロール49の周面に折りシートを挟圧して確実に折り合わせる。
[収納部の構成]
シートを一次折りあるいは二次折りする折りロール(第1折りロール49)の下流側には排紙経路37が連結されている。この排紙経路37は三つ折り処理した折りシートを収納部65に案内する第1排紙経路37aと、二つ折り処理したシートを搬出口31から下流側の後処理装置Cに案内する第2排紙経路37bに分岐され、経路切り換え手段61が配置されている。
図示の装置構成ではシートをレター折りする1/3内三ツ折り、1/3外三つ折りのときには、折り処理シートをシート折り装置Bに配置してある収納部65に収納する。これはレター折りシートは、下流側の後処理装置Cで綴じ処理などの仕上げ処理する必要がないことと、折りシートを搬送する過程で搬送不良を招くのを避けるためである。一方1/2折シート、1/4Z折シートなどファイリング綴じする必要のあるシートは、第2排紙経路37bから後処理装置Cに搬送する。
以下収納部65の構成について説明する。図2に示すように第1排紙経路37aには排紙口66と、排紙ローラ66rが設けてある。この排紙口66の下流側には収納ボックス65Bが設けてある。この収納ボックス65Bは、折シートの長辺Snと短辺Spを収納する断面形状(矩形形状)で高さ(集積量)Hを有する収納エリアAsを備えている(図3参照)。この短辺方向長さ(折り幅)Sp、長辺方向長さ(シート幅)Snの底面寸法と高さHの収納エリアAsに排紙口66から折りシートを落下させて収納する。なお、高さHは折シートの積載量から装置設計時に設定する。
このとき、落差(排紙口と紙載トレイの段差)が大きいと、集積されているシートの折り間に収納シートが進入する問題と、シートが乱雑に積載される問題と、落下するシート姿勢によってはシート下端縁が折れ曲がる問題が発生する。
図4に従って第1排紙経路37aから収納ボックス内に折りシートを収納する方法について説明する。前述したように収納部65に収納する折シートは、3分の1(或いは4分の1)など短辺と長辺を有する矩形形状(以下短冊形状という)に折り畳まれ、長辺Snが排紙方向の前後に位置する姿勢で排紙口66から搬出される。
そこで図4にR1で示すように長辺Snを先頭に搬出される折りシートに対し、排紙方向直交する方向R2に収納エリアAsを形成する。このため紙載トレイ67と、ボックス側壁69R(フロント側壁69Ra,リア側壁69Rb)は排紙直交方向に長手側が位置するように配置する。
次に、排紙口66から搬出されるシートの前方側に規制面69Gを設け、排紙口66から送られたシートをこの規制面69Gに沿わせて下方の紙載トレイ67上に落下させる。図示の規制面69Gは収納ボックス65Bのボックス側壁(リア側壁69Rb)で構成している。この規制面69Gは、所定間隔で配置されたボックス側壁69Ra、69Rbの一方で構成することが好ましいが、収納エリアAs内にボックス側壁とは別に独立したガイドレールなどで構成しても良い。
収納ボックス65Bは、折りシートの短辺Spと長辺Snを収納する矩形形状で高さHを有する収納エリアAsを内部に形成している。そして排紙口66から収納エリアAsに折りシートを、長辺Snが排紙方向前後に面する姿勢で排出し、この折りシートを短辺Spが前後となる姿勢で図4R2方向に落下させて紙載トレイ67に収容する。
この短辺Spを先頭に落下させる折りシートを、緩やかな速度でトレイ上(積載済みシートの上)に落下させるため、制動機構72が収納エリアAs内に配置してある。この制動機構72は落下するシートの先端縁(図5;S1)と係合し、その落下速度を減速させる。このため図示の機構は、収納エリア内で排紙口66から紙載トレイ67に向かって落下するシートの先端縁S1と係合する係止面73xを有する羽根部材73と、この羽根部材73をシートの落下方向に回転可能に軸支する軸支部材74と、羽根部材73の回転速度を減速(制動)する制動手段75で構成されている。
図4を及び図5に従って上述した収納エリアAs内部の構成について説明する。図4は収納ボックス65Bを上面から見た状態を示している。第1排紙経路37aの排紙口66から図示矢印R1方向に排紙ローラ66rで搬出され、この折りシートは長辺Snが排紙方向R1に先端と後端が位置する姿勢で搬出される。このシートの排紙方向前方には規制面69Gが配置され、シート先端縁S1は規制面69Gに突き当たる。この規制面69Gは板状平面或いはリブ状突起のレール面で構成され、この面に沿ってシートが落下するようにその運動を規制する。
また、排紙口66にはガイド台68が設けてある。このガイド台68は、排紙ローラ66rを抜けた(離脱した)折りシートが規制面69G側に移動するようにシートを載置支持するガイド面68Gを備えている。このガイド面68Gは図3に示すように傾斜角度θ2でシート先端縁S1が規制面69Gに突き当たるように傾斜している。この傾斜角度(θ2)は、排紙ローラ66rで搬出したシートの慣性速度と、排紙口66と規制面69Gとの距離に応じてシート先端が未達或いはリバウンドしない適度の角度に設定する。
またガイド面68Gは図4に示すように折りシートの排紙直交方向長さ(長辺長さ)に対してガイド面68Gのシート係合位置が一方に偏った位置に配置されている。これはガイド面68Gの上に乗った折りシートがその一方の端部から先に落下するように落下姿勢を規制するためである。図示のものは右端部とガイド面間距離Sn1と左端部とガイド面間距離Sn2との関係がSn1>Sn2に設定してあるため、ガイド面68Gからシートは重心が傾いた右端部を先頭に落下する。
このようにガイド台68は排紙口66から折りシートを規制面69Gに案内するのと同時に排紙口66から送られたシートを直交する一方側の側端縁(図4右端縁)から紙載トレイ67に落下するように規制する機能を備えている。このため図4に角度θ3で示すようにガイド面68Gは排紙直交方向に傾斜してシートを支持するようになっている。
傾斜角度「θ3=0」のときには、排紙口66を抜けたシートは規制面69Gに突き当たる前にその側端部からトレイ上に落下する恐れがあり、この傾斜角度「θ3」を大きい角度に設定するとガイド面68G上に乗ったシートはなかなか落下しない。このため規制面69Gに先端縁が突き当たった後にリバウンドする恐れがある。従ってガイド面68Gの角度θ3はシート材質、重さ(坪量)などに応じて実験によって最適値に設定する。尚、この傾斜角度θ3は10度〜45度に設定することが望ましい。
上記ガイド台68に形成した傾斜角度θ3は次の意味を有している。第1には、上述したようにガイド面68Gに沿って排紙口66からシートを規制面69Gに案内する。第2に排紙口66から搬出された折りシートはガイド台68に案内されて規制面69Gに突き当たった後、紙載トレイ67上に落下する。このとき角度θ3が「ゼロ」(規制面と直角)のときには、折りシートが長辺の一方が先に落下するか、他方が先に落下するか不安定となる。この落下姿勢が不安定であるとトレイ上に積載収納されているシートの折り辺の開口部から折片内部に侵入する。
このような整列の不具合を防ぐため、図示の装置はガイド台68を折りシートの一辺(図示のものは排紙方向後端側であるが、排紙方向先端側であっても良い)が先に落下するように折りシートの落下姿勢を規制している。このため、図示の傾斜角度θ3を排紙方向後端側の長辺が先に落下するように角度設定している。
紙載トレイ67について説明すると、図5に示すように排紙口66と段差(高さ)Hを隔てて紙載トレイ67が配置されている。図示の紙載トレイ67は紙載面67aと端縁支持面67bで構成され、紙載面67aはシートを積載収納するトレイ形状に、端縁支持面67bは紙載面67aに支持されたシートの端縁(図示のものはフロント側端面)を支持する壁面形状に形成されている。
排紙口66から紙載面67aに落下した折シートは、その端縁(図示のものはフロント側の前端縁)を端縁支持面67bに突き当てて揃える。このため落下したシートの慣性と自重で紙載面上のシートが端縁支持面67bと突き当たるように移動する角度に傾斜角度θ1を設定する。尚、この傾斜角度θ1は15度〜40度に設定することが望ましい。
装置ハウジング29のフロントカバーには開閉扉70一体に形成してあり、この開閉扉70には図示しない開閉ハンドルが設けてある。図示70xは開閉扉70の回転支軸である。
上記収納エリアAsには、排紙口66から紙載トレイ67上にシートを減速させて緩やかに落下させる制動機構72が配置される。その制動機構について図5に従って説明する。収納エリアAsには排紙口66からエリア内に進入した折りシートの端縁(図5右端縁)と係合する羽根部材73が配置してある。
この羽根部材73は、1枚もしくは複数枚の羽根部材で構成され、羽根先端が排紙口66から紙載トレイ67に落下するシートの運動軌跡内に配置されていると共に、落下方向(図5反時計方向)に回転可能に構成されている。従って排紙口66から落下するシートは、その端縁(図5右端縁)が羽根先端に落下し、羽根の回転に伴って下方に落下することとなる。
図示の羽根部材73は4枚の羽根73a、73b、73c、73dで構成され、軸支部材74でシートの落下方向に回転可能に支持されている。軸支部材74は互いに対向するボックス側壁69Rに設けた軸受部材で構成されている。
このように構成された羽根部材73には、その回転速度(シート落下方向への回転速度)を減速する制動手段75が設けられている。落下するシートの端縁と係合する羽根部材73の回転速度でシートの落下速度をコントロールすることとなる。このため羽根部材73には回転速度を減速する制動手段75が設けられている。図3及び図5(a)には羽根部材73の回転部(軸支部材74)にブレーキ機構76を設ける形態を、図5(b)には羽根部材73の回転部(軸支部材74)にバランスウェイト77aを設ける形態を示す。
図5(a)に示す制動手段75は、羽根部材73の回転支軸74に角度制御カム部材76aが設けてある。このカム部材76aはボックス側壁Rに軸支された板バネ(付勢スプリング)76bで各羽根部材73と圧接するように構成されている。図示の4枚構成の羽根部材73a〜73dでは、カム部材76aは隣接する羽根の間に係合する形状(例えばボール形状)に形成され、板バネ76bが圧接する方向に作用している。
その作用は後述するが、羽根部材73が図7(a)の初期位置のときには羽根をその位置に係止するように作用し、落下するシートの自重で羽根が同図反時計方向に回転するときには、その速度を減速するように作用する。そしてシートが羽根から離れて自重で落下する図7(b)の状態からカム部材76aは板バネ7bの作用で羽根部材73を回転させて図7(c)の初期状態に復し、後続するシートの落下に備える。
図5(b)に示す制動手段75は、羽根部材73の軸支部材74にバランスウェイト77aが設けてある。図示の羽根部材73は1枚構成であり、軸支部材74を中心に回転可能にボックス側壁69Rに支持してある。そして側壁(若しくは装置フレーム)に形成した第1ストッパ77bと第2ストッパ77c間で角度γで揺動可能となっている。羽根部材73には一体的にバランスウェイト77aが設けてあり、羽根部材73を落下初期段階のシート先端と係合する位置に保持している。このバランスウェイト77aは落下するシートより軽量の重錘で構成され、排紙口66から落下したシートの速度を軽減する重量差(シート重量−重錘重量>0)で構成されている。
次に上述のように構成された収納ボックス65Bの折シート収納動作について説明する。図6は第1排紙経路37aから送られた折りシートを収納エリアAsに収納する状態を示し、図7は排紙口66から紙載トレイ67に落下するシートの動作を示す。
短冊状に3つ折りされたシートは第1排紙経路37aからその長辺Snが排紙方向前後となる姿勢で第1排紙方向(図6:R1)に搬出される。この折シートはガイド台68のガイド面68Gに沿って規制面69Gに突き当てられる。このシートは規制面69Gに突き当った後、この面に沿って落下する。この落下方向は排紙方向R1と直交する方向で図示R2方向に短辺Spを前後とする姿勢で落下する。このように排紙方向から直交する方向に落下させてシートを収納させる収納エリアAsが形成してある。
収納エリアAsには、シートが落下する運動軌跡内に羽根部材73が設けられ、シートの先端S1(図7右端)は係止面73xに係止される。このとき羽根部材73はシートの落下方向に回転自在であると共に制動手段75が作用している。この制動手段75はシートの落下速度を減速するブレーキ機構、バランスウェイトなどで構成されている。従って排紙口66から落下するシートは羽根部材73で減速され緩やかに紙載トレイ67上に落下することとなる。
このように羽根部材73は折りシートを緩やかにトレイ上に案内すると共に、シートの端縁が他の構造物引っ掛かってジャムするのを防止する。そして羽根部材73は折りシートの端縁をトレイ上に案内した後には図7(c)に示すように、シート先端が羽根の係止面73xから離れた後には同図(a)の初期状態に復帰する。この復帰は付勢スプリングのバネ力或いは重錘の作用で行う。
[折り処理仕様]
次に上述の折り処理機構によるシート折り方法について図8に従って説明する。通常の画像形成されたシートは、レター仕上げのために二つ折り又は三つ折りする場合がある。また、三つ折りのときには外三つ折りと内三つ折りする場合がある。図8(a)に内三つ折り、(b)に外三つ折り、(c)にZ折りする形態をそれぞれ示す。
そして二つ折りの場合には、第1スイッチバック経路34に送ったシートを第1第2折りロール49、41bでシートサイズの1/2位置或いはシート端部に余白を残してその1/2位置を折り合わせる(一次折り)。
また、三つ折りの場合には、第1スイッチバック経路34に送ったシートを第1第2ロール49、41bでシートサイズの1/3位置を折り合わせる(一次折り)。この折りシートを第1第3ロール49、50で残りのシートを1/3位置で折り合わせて(二次折り)第1排紙経路37aに送る。
また三つ折りの場合に、図8(a)に示すように内三つ折りする場合は第1スイッチバック経路34に送られたシートを第1第2折りロール49、41bでシート後端側1/3位置を折り合わせ、次いでシート先端側1/3位置を折り合わせる。同様に図8(b)に示すように外三つ折りのときには、第1スイッチバック経路34に送られたシートを第1第2折りロール49、41bでシート先端側1/3位置を折り合わせ、次いでシート後端側1/3位置を折り合わせる。
更に三つ折りの場合に、図8(c)に示すZ折りするときには、第1スイッチバック経路34に送られたシートを第1第2折りロール49、41bでシート後端側1/4位置を折り合わせ、次いでシートの1/2位置を折り合わせる。
また、封筒サイズに合わせて三つ折りの折幅を広くして余白を残す場合がある。内三つ折りする場合にはシートサイズの1/3位置より少し後端側を折り合わせ(一次折り)、次いでシート先端側を一次折りしたシート幅と略同幅位置で折り合わせる(二次折り)。同様に外三ツ折りのときには、シート先端側の1/3位置より少し先端側を折り合わせ、次いでシート後端側を一次折りしたシート幅と略同幅位置で折り合わせる(二次折り)。つまり三つ折りシートに余白を残す場合は、二次折りシート辺が長くなるように折り合わされる。
[二つ折りモードの折り動作]
上述の折り動作において、シートを二つ折りするモードでは、図1に示すように画像形成装置Aから排紙指示信号と同時に折り処理するか否かのモード指示信号を受ける。すると制御手段(不図示)は、折り目位置を算出する。そこで制御手段は、二つ折りモードのときには、第1センサSe1がシート先端を検知する。この検知信号から折目位置算出手段で算出されたシートの長さに相当するシートの送り時間の経過後に第1シート偏向手段53を待機位置から作動位置に移動する。この移動はシフトモータ(不図示)の回転で制御する。
第1シート偏向手段53の昇降部材53cが作動位置に移動する過程で、シート搬入経路32のシートは、折り目位置を基準にニップ部Np1に向けて歪曲される。そして第1シート偏向手段53の従動ローラ53aが第1折りロール49の周面に当接するとシートはたぐり寄せられて折り目位置からニップ部Np1に挿入される。
このとき制御手段は、二つ折りモードでは第1センサSe1からの検知信号を基準にシートの折り目がニップ部Np1に挿入された見込み時間の後、第2シート偏向手段54を作動位置に移動する。この見込み時間はシートの折り目位置がニップ部Np1に挿入され、その折りシート先端が第2シート偏向手段54に到達する前の時間に設定されている。従って折りシート先端は、第2シート偏向手段54に案内されて第1折りロール49の周面に沿うこととなる。
これと同時に、作動位置に位置する従動ローラ54aは第3折りロール50の回転に従動して回転するため、折りシートの先端がニップ部Np2から逸れる方向にカールしていても、従動ローラ54aと第3折りロール50の回転で確実にニップ部Np2に案内されることとなる。
そこで制御手段は、ニップ部Np2から排紙経路37に搬出された折りシートを、シート搬入経路32に搬出する。そして制御手段は第2シート偏向手段54を作動位置に位置させた状態で後続するシートの処理に備える。図示のものは第1シート偏向手段53を待機位置に位置させる関係で、これと相反的に位置移動する第2シート偏向手段54を作動位置に位置させているが、排紙経路37に配置した排紙センサSe3の検出信号で第2シート偏向手段54を待機位置に移動するように構成することも可能である。
[三つ折りモードの折り動作]
シートを三つ折りするモードでは、制御手段は画像形成装置Aから排紙指示信号と同時に折り処理するか否かのモード指示信号を受ける。すると制御手段は、折り目位置を折目位置算出手段で算出する。そこで制御手段は、三つ折りモード(のときには、第1センサSe1がシート先端を検知する。
この検知信号から図示しない折目位置算出手段で算出されたシートの長さに相当するシートの送り時間の経過後に第1シート偏向手段53を待機位置から作動位置に移動する。この移動はシフトモータの回転で制御する。
第1シート偏向手段53の昇降部材53cが作動位置に移動する過程で、シート搬送経路32のシートは、折り目位置を基準にニップ部Np1に向けて歪曲される。そして第1シート偏向手段53の従動ローラ53aが第1折りロール49の周面に当接するとシートはたぐり寄せられて折り目位置からニップ部Np1に挿入される。このとき制御手段は、三つ折りモードではシート先端を第2センサSe2が検出するのを待つ。
第2センサSe2がシート先端を検出した信号を基準に制御手段はシートの二次折り目位置が所定位置に到達する見込み時間の後、第2シート偏向手段54を作動位置に移動する。この見込み時間は折目位置算出手段の算出値で設定する。そこでシートは従動ローラ54aから搬送力を付与されてニップ部Np2に挿入される。このシート先端を排紙センサSe3が検知し、折仕様に応じて第1排紙経路37aまたは第2排紙経路37bに排出する。
[画像形成装置]
画像形成装置Aは図1に示すように次の構成を備えている。この装置は、給紙部3からシートを画像形成部7に送り、画像形成部7でシートに印刷した後、本体排紙口18らシートを搬出する。給紙部3は複数サイズのシートが給紙カセット4a、4bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部7に給送する。画像形成部7は例えば静電ドラム8と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)9と現像器10と、転写チャージャ11と定着器12が配置され、静電ドラム8上にレーザ発光器9で静電潜像を形成し、これに現像器10でトナーを付着し、転写チャージャ11でシート上に画像を転写し、定着器12で加熱定着する。
このように画像形成されたシートは本体排紙口18から順次搬出される。図示13は循環経路であり、定着器12から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路14を介して表裏反転した後、再び画像形成部7に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路14で表裏反転された後本体排紙口18から搬出される。
図示20は画像読取部であり、プラテン21上にセットした原稿シートをスキャンユニット22で走査し、図示しない光電変換素子で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ記憶部16に転送され、前記レーザ発光器9に画像信号を送る。また、図示25はフィーダ装置であり、スタッカ26に収容した原稿シートをプラテン21に給送する。
上記構成の画像形成装置Aには図示しない制御部(コントローラ)が設けられ、コントローラパネル15から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラー・モノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などのプリントアウト条件が設定される。
一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット22で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ記憶部16に蓄積され、このデータ記憶部16から画像データはバッファメモリ17に転送され、このバッファメモリ17から順次印字ヘッド9にデータ信号が移送されるように構成されている。
上記コントローラパネル15からは画像形成条件と同時に後処理条件も入力指定される。この後処理条件は例えば「プリントアウトモード」「ステープル綴じモード」「シート束折りモード」などが選定される。この後処理条件には前述したシート折り装置Bにおける折仕様が設定される。
[後処理装置]
後処理装置Cは図1に示すように次の構成を備えている。この装置は装置ハウジング78にシート受入口79と、排紙スタッカ80と、後処理経路81を備えている。シート受入口79は前述のシート折り装置Bの搬出口31に連結され、シート搬送経路32又は第2排紙経路37bからのシートを受け入れるように構成されている。
後処理経路81はシート受入口79からのシートを排紙スタッカ80に案内するように構成され、この経路中に処理トレイ82が設けられている。処理トレイ82にはステップラユニット87が配置されている。処理トレイ82は、後処理経路81からのシートをスイッチバック(搬送方向反転)搬送させてトレイ上に設けられた後端規制部材(不図示)に部揃え集積する。このためトレイ上方には排紙口84からのシートをスイッチバックさせる正逆転ローラ85が設けられている。また上記処理トレイ82は排紙スタッカ80に連なり、排紙口84からのシートを先端側は排紙スタッカ80で、後端側は処理トレイ82で支持する(ブリッジ支持)ようになっている。尚、排紙スタッカ80には図示しないがシートの積載量に応じて昇降するエレベータ機構が備えられている。
B シート折り装置
D シート収納ユニット(収納ボックス)
32 シート搬入経路
37a 第1排紙経路
37b 第2排紙経路
41 レジストローラ対
41b 駆動側レジストローラ(第2折りロール)
49 第1折りロール
50 第3折りロール
53 第1シート偏向手段
54 第2シート偏向手段
62 搬出ローラ対
65 収納部
65B 収納ボックス
66 排紙口
66r 排紙ローラ
67 紙載トレイ
67a 紙載面
67b 端縁支持面
68 ガイド台
68G ガイド面
69R ボックス側壁
69Ra フロント側壁
69Rb リア側壁
69G 規制面
72 制動機構
73 羽根部材(73a〜73d)
73x 係止面
74 軸支部材
75 制動手段
76 ブレーキ機構
76a 角度制御カム部材
76b 板バネ
77a バランスウェイト
77b 第1ストッパ
77c 第2ストッパ
As 収納エリア

Claims (7)

  1. シートを折り処理部に給送するシート給送経路と、
    前記折り処理部に配置され、シートを折り処理する折り処理手段と、
    前記折り処理部で折り処理されたシートを下流側の収納部に搬出する排紙経路と、
    前記排紙経路に設けられ折りシートを排紙口から搬出する排紙手段と、
    前記収納部に配置され、前記排紙口と段差を有する紙載トレイに折りシートを落下させて収納する収納ボックスと、を備え、
    前記収納ボックスは、
    前記紙載トレイと、
    前記紙載トレイ上方にシートを積載収納する収納エリアと、
    前記収納エリアの側壁面に形成され、前記排紙手段で排紙口から搬出された折りシートの排紙方向先端を突当て規制する規制面と、
    前記排紙口から搬出された折りシートを、前記規制面に沿わせてシート側端から前記紙載トレイ上に落下させるガイド台と、で構成され、
    前記排紙口から前記紙載トレイに向けて落下するシート端縁を突当て規制する1又は複数枚の羽根板により構成された羽根部材と、
    前記羽根部材を折りシートの落下方向に回転可能に軸支持する軸支部材と、
    前記羽根部材の回転速度を低減する制動手段と、を有し、
    前記制動手段は、
    その一方の端が前記羽根部材の回転軸に取り付けられた板バネと、前記板バネの他方の端と係合するカム部材と、を有し、
    前記羽根板が前記排紙口から前記紙載トレイに落下する折りシートの先端が係合してから前記羽根部材の回転軸が所定の角度回転する間だけブレーキを掛け、前記所定の角度を超えた時点でブレーキを解除することにより、前記折りシートを減速させて前記紙載トレイ上に落下させるように構成された、ことを特徴とする折りシート収納装置。
  2. 前記制動手段は、請求項1に記載の制動装置に替えて、前記羽根部材の回転軸を挟む羽根部材の他方側に設けられたバランスウェイトにより構成され、
    前記羽根部材は、前記回転軸を中心に所定角度の範囲で揺動するように取り付けられ、前記排紙口から前記紙載トレイに落下する折りシートの先端が当該羽根部材に係合してから前記所定角度だけ前記折りシートを減速させて前記紙載トレイ上に落下させるように傾き、前記折りシートの落下後は当該羽根部材が元の位置に戻るように構成された、ことを特徴とする請求項1に記載の折りシート収納装置。
  3. 前記収納ボックスは、
    折りシートの最大折り幅より広い間隔で互いに対向する側壁を有し、
    この対向する側壁間に回転可能に支持された軸支部材に前記羽根部材が取付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の折りシート収納装置。
  4. 前記ガイド台は、
    前記排紙口の下流側の収納エリア内に配置され、
    前記排紙口から搬出された折りシートを傾けて排紙方向と直交する方向から落下させるスライド面を有していることを特徴とする請求項に記載の折りシート収納装置。
  5. 前記スライド面は、前記排紙口から搬出された折りシートを前記規制面側に導く傾斜面で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の折りシート収納装置。
  6. 前記紙載トレイは、
    前記排紙口からの折りシートを積載収容する紙載面と、
    この紙載面に載置された折りシートの端面を突き当て規制する端縁支持面と、
    を備え、
    前記紙載面は、載置したシート端が前記端縁支持面に突き当たるように傾斜した傾斜面で構成され、
    前記羽根部材は、この傾斜面の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の折りシート収納装置。
  7. 前記折り処理手段は、前記シート給送経路から送られたシートを一次折りした後に二次折りする折りロール機構で構成され、
    前記排紙経路は、折り処理されたシートを前記収納ボックスに収納する、
    請求項1又は2に記載の折りシート収納装置。
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