JP5891121B2 - 構真柱および構真柱の製造方法 - Google Patents

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本発明は、構真柱および構真柱の製造方法に関する。詳しくは、逆打ち工法により地下躯体を構築するための構真柱、および、この構真柱の製造方法に関する。
従来より、逆打ち工法により鉄筋コンクリート造の地下躯体を構築する場合、杭工事の際に場所打ち杭に構真柱を打ち込むことが行われる。
この構真柱としては、一部を鉄筋コンクリート造で本設柱としたものがある(特許文献1参照)。この構真柱(以下、RC構真柱と呼ぶ)は、鉄筋コンクリート造の本設柱となる柱部と、この柱部の下に設けられて杭に打ち込まれる鉄骨製の支持力伝達部と、を備える。
このようなRC構真柱は、地下躯体の深度が大きくなるに従って、長さや重量が大きくなるので、工場で製作して現場に運搬することは困難となる。
そこで、RC構真柱の柱部を長さ方向に複数の柱ピースに分割し、各柱ピースを工場で製作して現場に運搬し、現場で柱ピースを組み立てることが考えられるが、このRC構真柱の組立て方法として、例えば、以下の2通りの方法が提案されている。
第1に、RC構真柱を横に寝かせた状態で地組みする方法がある。すなわち、柱ピースを横に泣かせた状態で水平方向に並べて、これら柱ピース同士の接合部分のコンクリートを現場で打設する。そして、コンクリートの養生期間が経過した後に、RC構真柱を吊り上げて建て起こして、現場打ち杭に打ち込む。
第2に、柱ピースを上下に積層して、RC構真柱を縦方向に地組みする方法がある(特許文献1参照)。この場合、柱の主筋同士を機械式継手で接合するとともに、柱ピース同士を接続吊下げ治具で接合し、その後、RC構真柱を吊り上げて建て起こして、現場打ち杭に打ち込む。ここで、接続吊下げ治具は、具体的には、各柱ピースの外周面にボルトで固定される。
特開2011−89320号公報
しかしながら、第1の方法では、柱ピース同士の接合部分のコンクリートの養生期間として1週間程度は必要であるため、工期が長期化する、という問題があった。また、重量が大きく長い構真柱を寝かせた状態から建て起こすことは、安全性を確保するのが難しい、という問題があった。
また、第2の方法では、専用の接続吊下げ治具を製作するため、施工コストが高くなる、という問題があった。さらに、接続吊下げ治具がRC構真柱の外側に設けられるため、構真柱が杭のケーシング内に収まりにくくなり、施工性が低下する、という問題があった。
本発明は、安全性を確保して工期を短縮しつつ、施工コストを削減して施工性を向上できる鉄筋コンクリート造の構真柱および構真柱の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の構真柱(例えば、後述の構真柱10)の製造方法は、建物(例えば、後述の建物1)の複数の層に亘って設けられる鉄筋コンクリート造の柱部(例えば、後述の柱部11)と、当該柱部の下に設けられて前記建物の杭に打ち込まれる鉄骨製の支持力伝達部(例えば、後述の支持力伝達部12)と、を備える構真柱の製造方法であって、前記柱部は、長さ方向に複数の柱ピース(例えば、後述の柱ピース20)に分割され、最下段の柱ピースには、緊張材(例えば、後述のPC鋼棒21)が打ち込まれて定着しており、残る柱ピースには、緊張材が挿通されるシース管(例えば、後述のシース管23)が打ち込まれており、地盤面に穴部(例えば、後述の穴部31)を形成して当該穴部の底面に最下段の柱ピースをセットする第1工程(例えば、後述のステップS2)と、前記緊張材に新たに緊張材を接合して延長し、既にセットした柱ピースの上に柱ピースを積層して、前記延長した緊張材を当該積層した柱ピースのシース管に挿通する手順を繰り返して、残る全ての柱ピースを上下方向に積層配置する第2工程(例えば、後述のステップS3〜S6)と、最上段の柱ピースに反力をとって前記緊張材に緊張力を導入する第3工程(例えば、後述のステップS7)と、前記柱ピース同士の接合部および前記シース管内にグラウト材を圧入して前記柱部を完成させる第4工程(例えば、後述のステップS8)と、地盤面に穴部(例えば、後述の穴部41)を形成して当該穴部の底面に前記支持力伝達部を立てた状態でセットする第5工程(例えば、後述のステップS9)と、前記完成した柱部を吊り上げて前記支持力伝達部の直上に位置させて、この状態で当該柱部の下に支持力伝達部を連結して構真柱を完成させる第6工程(例えば、後述のステップS10)と、を備えることを特徴とする。また、第1工程では、現場内に、地盤面に穴部を設けた柱部地組ヤードを設け、第5工程では、現場内の前記柱部地組ヤードとは異なる場所に、地盤面に穴部を設けた構真柱組立てヤードを設けることを特徴とする。さらに、構真柱を完成させる第6工程の後に、場所打ち杭の杭孔を形成しておき、前記完成した構真柱を吊上げて、当該杭孔に挿入して、前記場所打杭に打ち込む第7工程を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の構真柱は、建物の複数の層に亘って設けられる鉄筋コンクリート造の柱部と、当該柱部の下に設けられて前記建物の杭に打ち込まれる鉄骨製の支持力伝達部と、を備え、前記柱部は、長さ方向に複数の柱ピースに分割され、最下段の柱ピースには、緊張材が打ち込まれて定着しており、残る柱ピースには、緊張材が挿通されるシース管が打ち込まれており、前記最下段の柱ピースの緊張材は、新たに緊張材が接合されて延長され、当該延長された緊張材は、残る柱ピースのシース管に挿通されて、最上段の柱ピースに反力をとって緊張力が導入されて、この状態で、前記最上段の柱ピースに定着されていることを特徴とする。また、最上段の柱ピースの上面には、定着板が設けられ、前記延長された緊張材は、前記定着板に接続されて前記最上段の柱ピースに定着することを特徴とする。
この発明によれば、柱ピースを工場で予め製造しておき、これら柱ピースを上下方向に積層する。このとき、最下段の柱ピースに打ち込まれた緊張材を延長して、この延長した緊張材を各ピースのシース管を挿通する。そして、最上段の柱ピースに下方に向かって反力をとって緊張材を引っ張ることで、各柱ピースに圧縮力を加える。
構真柱を吊り上げると、柱ピース同士の接合部では、この接合部よりも下の部分の荷重が作用し、接合部の上下の柱ピースが離れる方向に力がかかる。そこで本発明では、予め緊張材に緊張力(プレストレス)を導入して、接合部の上下の柱ピースが接近する方向に力をかけた。よって、このグラウト材に引張力が作用しないので、グラウト材の注入漏れがないことを確認できれば、柱ピース同士の接合部に充填されたグラウト材が若齢であっても、クラックの発生を防止できる。これにより、短期間の養生で柱部を吊上げることが可能となり、工期を短縮できる。
なお、地上躯体工事が進行すると、構真柱にかかる鉛直荷重が大きくなる。これにより、構真柱には、今回導入したプレストレスよりも大きな圧縮力がかかるので、プレストレスによる圧縮力の増加分の割合は僅かとなる。
また、柱ピースを上下方向に積層したので、従来のように構真柱を寝かせた状態から建て起こした場合に比べて、建て起こし作業が不要となるので、安全性を確保できるうえに、柱ピースの建て入れ調整が容易であり、心を通しやすくなる。
また、緊張材に導入した圧縮力により柱ピース同士が互いに接合されるので、従来のように柱ピース同士を専用の治具で連結する必要がなく、施工コストを低減できる。
また、柱ピースの外側に専用の治具を取り付けないので、構真柱を杭のケーシング内に収めやすくなり、施工性を向上できる。
また、柱部の下部を穴部の中で組み立てることで、地上の足場の高さを低くでき、高所作業を低減できる。また、柱部の下部が穴部の内壁に囲まれた状態となるので、地組み作業の際に地震が発生しても、組立て中の柱部が転倒するのを防止でき、柱部の組立て作業における安全性が高くなる。
さらに、支持力伝達部を穴部の中に立てた状態で、柱部と支持力伝達部とを連結したので、この連結作業の際に地震が発生しても、支持力伝達部が転倒するのを防止でき、柱部と支持力伝達部との連結作業における安全性が高くなる。
本発明の一実施形態に係る構真柱が適用された建物の断面図である。 前記実施形態に係る構真柱の製造手順を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る構真柱の製造手順を説明するための模式図(その1)である。 前記実施形態に係る構真柱の製造手順を説明するための模式図(その2)である。 前記実施形態に係る構真柱の製造手順を説明するための模式図(その3)である。 前記実施形態に係る構真柱の製造手順を説明するための模式図(その4)である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る構真柱10が適用された建物1の断面図である。
建物1は、地下3階までの地下躯体2を備えており、この地下躯体2は、逆打ち工法により、杭3の上に構築されている。
構真柱10は、鉄筋コンクリート造の柱部11と、この柱部11の下に設けられた鉄骨製の支持力伝達部12と、を備える。
この構真柱10は、杭打ち工事の際に杭穴に挿入されることで、支持力伝達部12が杭3に打ち込まれる。
支持力伝達部12は、杭3および地下躯体2の基礎4と一体化している。
柱部11は、地下躯体2の地下3階床(基礎の上端)レベルから1階梁下レベルまでの3層に亘って設けられた鉄筋コンクリート造の本設柱である。具体的には、この柱部11には、地下2階床梁5、地下1階床梁6、1階床梁7が接合されている。
柱部11は、長さ方向に複数の柱ピース20に分割され、これら柱ピース20は、工場で予め製造されたプレキャスト鉄筋コンクリート造である。以下、柱ピース20のうち最下段に位置するものを柱ピース20Aとする。
この柱部11は、PC鋼棒21が打ち込まれており、このPC鋼棒21に緊張力が導入されて、プレストレストコンクリートとなっている。
以下、構真柱10の製造手順について、図2のフローチャートを参照しながら説明する
まず、ステップS1では、図3(a)に示すように、現場内に所定のスペースを確保して、柱部11を組み立てるための柱部地組ヤード30を設ける。
柱部地組ヤード30は、地盤面に形成された所定深さの穴部31と、この穴部31を囲むように地上に設置された所定高さの枠組足場33と、を備える。
穴部31は、杭打ち機で地面に削孔してスタンドパイプ311を打ち込むことで形成されている。
枠組足場33には、図示しないタラップや階段が設けられている。
ステップS2では、図3(b)に示すように、柱部地組ヤード30において、穴部31の底面にベース架台34を設置し、このベース架台34の上に最下段の柱ピース20Aをセットする。
最下段の柱ピース20Aには、緊張材としてのPC鋼棒21が打ち込まれて定着しており、このPC鋼棒21の先端は、柱ピース20Aの上方に突出している。
ステップS3では、図3(c)に示すように、柱ピース20AのPC鋼棒21に、継手金物であるカプラ22を用いて、新たにPC鋼棒21を接続する。これにより、PC鋼棒21は、柱ピース20の2つ分の長さだけ延長される。
ステップS4では、図4(a)に示すように、既にセットした最下段の柱ピース20A上に、ライナープレート26を挟んで柱ピース20を積層して、穴部31に反力をとって柱ピース20の建入れを調整し、この柱ピース20穴部31に固定する。
柱ピース20には、PC鋼棒21が挿通可能なシース管23が打ち込まれており、さらに、これら柱ピース20には、外部からシース管23の内部に至るグラウト充填孔24が所定箇所に形成されるとともに、カプラ22が収容される収納部25が形成されている。
そこで、柱ピース20を積層する際、延長したPC鋼棒21を、この積層した柱ピース20のシース管23に挿通し、カプラ22をこの積層した柱ピース20の収納部25に収納する。
また、これにより、柱ピース20同士の間には、ライナープレート26が介装されて隙間(接合部)が形成される。
ステップS5では、図4(b)に示すように、既にセットした柱ピース20の上に、ライナープレート26を挟んでさらに柱ピース20を積層する。このとき、この積層した柱ピース20のシース管23に、延長したPC鋼棒21を挿通する。
これらステップS3〜S5により、最下段の柱ピース20の上に2つの柱ピースが積層されたことになる。
ステップS6では、図4(c)、図5(a)、図5(b)に示すように、ステップS3〜S5を繰り返して、さらに2つの柱ピース20を積層する。
ステップS7では、図5(b)に示すように、最上段の柱ピース20に反力をとってPC鋼棒21に緊張力を導入して、柱部11にプレストレスを導入し、PC鋼棒21の先端に定着板28を取り付けて、最上段の柱ピース20に定着させる。
ここで、PC鋼棒21に導入する緊張力は、例えば、構真柱10の荷重の1.5倍程度である。
ステップS8では、グラウト充填孔24を通して、柱ピース20同士の接合部、カプラ22およびシース管23内にグラウト材を圧入する。
これにより、図5(c)に示すように、柱部11が完成する。この柱部11では、柱ピース20同士の接合部は、接合目地27となる。
ステップS9では、図6(a)に示すように、現場内に所定のスペースを確保して、柱部地組ヤード30で組み立てた柱部11を用いて構真柱10を完成させるための構真柱組立てヤード40を設ける。
構真柱組立てヤード40は、地盤面に形成された所定深さの穴部41と、この穴部41を囲むように地上に設置された所定高さの地組架台42と、この地組架台42の近傍に設けられた枠組足場43と、を備える。
穴部41は、杭打ち機で地面に削孔してスタンドパイプ411を打ち込むことで形成されている。
地組架台42は、複数本のH鋼421を互いに接合して組み立てたものである。
以上の構真柱組立てヤード40において、穴部41の底面にベース架台44を設置し、このベース架台44の上に支持力伝達部12を立てた状態でセットする。
ステップS10では、柱部11をグラウト材の圧入後約24時間養生し、その後、図6(b)に示すように、吊上げ治具13を介して完成した柱部11を吊り上げて、支持力伝達部12の直上に位置させる。そしてこの柱部11を吊り上げた状態で、柱部11と支持力伝達部12とを連結して構真柱10を完成させる。
その後、この完成した構真柱10を吊り上げて、杭孔に挿入し、場所打ち杭に打ち込む。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)構真柱10を吊り上げると、柱ピース20同士の接合部には、その接合部よりも下の部分の荷重が作用し、接合部の上下の柱ピース20が離れる方向に力がかかる。そこで本発明では、予めPC鋼棒21に緊張力(プレストレス)を導入して、接合部の上下の柱ピース20が接近する方向に力をかけた。よって、このグラウト材に引張力が作用しないので、グラウト材の注入漏れがないことを確認できれば、柱ピース20同士の接合部に充填されたグラウト材が若齢であっても、クラックの発生を防止できる。これにより、短期間の養生で柱部11を吊上げることが可能となり、工期を短縮できる。
なお、地上躯体工事が進行すると、構真柱10にかかる鉛直荷重が大きくなる。これにより、構真柱10には、今回導入したプレストレスよりも大きな圧縮力がかかるので、プレストレスによる圧縮力の増加分の割合は僅かとなる。
また、柱ピース20を上下方向に積層したので、従来のように構真柱を寝かせた状態から建て起こした場合に比べて、建て起こし作業が不要となるので、安全性を確保できるうえに、柱ピース20の建て入れ調整が容易であり、心を通しやすくなる。
また、PC鋼棒21に導入した圧縮力により柱ピース20同士が互いに接合されるので、従来のように柱ピース同士を専用の治具で連結する必要がなく、施工コストを低減できる。
また、柱ピースの外側に専用の治具を取り付けないので、構真柱10を杭のケーシング内に収めやすくなり、施工性を向上できる。
また、柱部11の下部を穴部31の中で組み立てることで、地上の枠組足場33の高さを低くでき、高所作業を低減できる。また、柱部11の下部が穴部31の内壁に囲まれた状態となるので、地組み作業の際に地震が発生しても、組立て中の柱部11が転倒するのを防止でき、柱部11の組立て作業における安全性が高くなる。
さらに、支持力伝達部12を穴部41の中に立てた状態で、柱部11と支持力伝達部12とを連結したので、この連結作業の際に地震が発生しても、支持力伝達部12が転倒するのを防止でき、柱部11と支持力伝達部12との連結作業における安全性が高くなる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1…建物
2…地下躯体
3…杭
10…構真柱
11…柱部
12…支持力伝達部
13…吊上げ治具
20、20A…柱ピース
21…PC鋼棒(緊張材)
22…カプラ
23…シース管
24…グラウト充填孔
25…収納部
26…ライナープレート
27…接合目地
28…定着板
30…柱部地組ヤード
31…穴部
33…枠組足場
34…ベース架台
40…構真柱組立てヤード
41…穴部
42…地組架台
43…枠組足場
44…ベース架台
311…スタンドパイプ
411…スタンドパイプ
421…H鋼

Claims (2)

  1. 建物の複数の層に亘って設けられる鉄筋コンクリート造の柱部と、当該柱部の下に設けられて前記建物の杭に打ち込まれる鉄骨製の支持力伝達部と、を備える構真柱の製造方法であって、
    前記柱部は、長さ方向に複数の柱ピースに分割され、
    最下段の柱ピースには、緊張材が打ち込まれて定着しており、
    残る柱ピースには、緊張材が挿通されるシース管が打ち込まれており、
    現場内に、地盤面に穴部を設けた柱部地組ヤードを設けて、当該柱部地組ヤードの穴部の底面に最下段の柱ピースをセットする第1工程と、
    前記緊張材に新たに緊張材を接合して延長し、既にセットした柱ピースの上に柱ピースを積層して、前記延長した緊張材を当該積層した柱ピースのシース管に挿通する手順を繰り返して、残る全ての柱ピースを上下方向に積層配置する第2工程と、
    最上段の柱ピースに反力をとって前記緊張材に緊張力を導入する第3工程と、
    前記柱ピース同士の接合部および前記シース管内にグラウト材を圧入して前記柱部を完成させる第4工程と、
    現場内の前記柱部地組ヤードとは異なる場所に、地盤面に穴部を設けた構真柱組立てヤードを設けて、当該構真柱組立てヤードの穴部の底面に前記支持力伝達部を立てた状態でセットする第5工程と、
    前記完成した柱部を吊り上げて前記支持力伝達部の直上に位置させて、この状態で当該柱部の下に支持力伝達部を連結して構真柱を完成させる第6工程と、
    場所打ち杭の杭孔を形成しておき、前記完成した構真柱を吊上げて、当該杭孔に挿入して、前記場所打杭に打ち込む第7工程と、を備えることを特徴とする構真柱の製造方法。
  2. 建物の複数の層に亘って設けられる鉄筋コンクリート造の柱部と、当該柱部の下に設けられて前記建物の杭に打ち込まれる鉄骨製の支持力伝達部と、を備え、
    前記柱部は、長さ方向に複数の柱ピースに分割され、
    最下段の柱ピースには、緊張材が打ち込まれて定着しており、
    残る柱ピースには、シース管が打ち込まれており、
    前記最下段の柱ピースの緊張材は、新たに緊張材が接合されて延長され、
    最上段の柱ピースの上面には、定着板が設けられ、
    前記延長された緊張材は、残る柱ピースのシース管に挿通されて、前記定着板に接続されて前記最上段の柱ピースに定着しており、
    前記緊張材には、最上段の柱ピースに反力をとって緊張力が導入されていることを特徴とする構真柱。
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