JP5888915B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5888915B2 JP5888915B2 JP2011209415A JP2011209415A JP5888915B2 JP 5888915 B2 JP5888915 B2 JP 5888915B2 JP 2011209415 A JP2011209415 A JP 2011209415A JP 2011209415 A JP2011209415 A JP 2011209415A JP 5888915 B2 JP5888915 B2 JP 5888915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- transfer belt
- belt
- image forming
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
T=Tb+μF×4・・・式(1)
T=Tb+μ1F×4 ・・・式(2)(図9(a)参照)
T=Tb+(μ1F×3+μ2F) ・・・式(3)(図9(b)参照)
T=Tb+(μ1F×2+μ2F×2) ・・・式(4)(図9(c)参照)
T=Tb+(μ1F+μ2F×3) ・・・式(5)(図9(d)参照)
T=Tb+μ2F×4 ・・・式(6)(図9(e)参照)
トナー像を担持する像担持体と、
無端状の中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
を備え、前記像担持体から前記中間転写ベルトに一次転写されたトナー像を記録材に二次転写する画像形成装置であって、
前記中間転写ベルトの外周面に接触し、前記中間転写ベルトを介して前記駆動ローラ側に押圧をかけるための押し当て部材を備え、
前記押し当て部材は、前記駆動ローラの長手軸線方向の両側の端部における前記中間転写ベルトの画像形成領域外に配置され、少なくとも前記一次転写時と前記二次転写時に前記中間転写ベルトに当接させながら回転駆動させている、
ことを特徴とする画像形成装置である。
参考例1にて、画像形成装置は、電子写真方式を採用した画像形成装置のうち中間転写ベルトを用いた4ドラムフルカラー画像形成装置とされる。図1は、中間転写ベルトを用いた4ドラムフルカラー画像形成装置の概略構成を示す模式断面図である。
図1に示すように、4ドラムフルカラー画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という。)2に対して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PBk)が着脱自在に構成されている。また、装置本体2には、中間転写体(被転写体)である中間転写ベルト30を有する中間転写ベルトユニット31や、定着器25が設けられている。
次に、図2を用いて画像形成装置の制御構成について説明する。図2は、画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
ここで、以上のように構成された4ドラムフルカラー画像形成装置1の画像形成動作について図1を用いて説明する。画像形成装置1は、記録材Qに複数色(ここでは4色)のトナーからなる画像を形成することが可能な構成となっている。
次に、感光ドラム26の周面速度Vdと中間転写ベルト30の周面速度Vbが同じ場合の、中間転写ベルト30の駆動トルクTの変動について説明する。なお、以下の説明では、感光ドラム26のことを単に「ドラム」と呼び、中間転写ベルト30のことを単に「ベルト」と呼ぶこともある。
図4は、3枚のLTR用紙を連続出力した場合の、記録材上のブラックに対するイエローの相対位置ズレである色ズレを測定した結果を示す。なお、色ずれが無いということは色ずれ量として20μm程度であり、この量以下であれば、画像上問題の発生がなく、きれいな画像が出力される。
図5は、本参考例を適用する装置の各色の現像バイアス印加タイミングとそれぞれの色に対して中間転写ベルト30へ転写するための一次転写バイアスの印加開始タイミングを記載している。また、最後に中間転写ベルト30から記録材Qに転写するための二次転写バイアスの印加開始タイミングを記載している。イエローの現像バイアス印加開始タイミングをDyStart、マゼンタの現像バイアス印加開始タイミングはDmStart、シアンの現像印加開始タイミングはDcStart、ブラックの現像バイアス印加開始タイミングはDkStartとする。それぞれの印加を終了するタイミングをイエローの現像バイアス印加終了タイミングはDyEnd、マゼンタの現像バイアス印加終了タイミングはDmEnd、シアンの現像印加終了タイミングはDcEnd、ブラックの現像バイアス印加終了タイミングはDkEndとする。また、イエローの一次転写バイアスの印加開始タイミングと終了タイミングをそれぞれT1yStart、T1yEnd、マゼンタの一次転写バイアスの印加開始タイミングと終了タイミングをそれぞれT1mStart、T1mEnd、シアンの一次転写バイアスの印加開始タイミングと終了タイミングをそれぞれT1cStart、T1cEnd、ブラックの一次バイアスの印加開始タイミングと終了タイミングをそれぞれT1kStart、T1kEndとする。最後に、中間転写ベルト上の画像を記録材Qに転写するタイミングの開始と終了タイミングをそれぞれT2Start、T2Endとする。
本参考例では、中間転写ベルト30を駆動している駆動ローラ100側に中間転写ベルト30の外側から所定の押圧をもって押し当てる押し当て部材Pkを配置して、マイクロスリップの防止を図るものである。
μyT1+μmT1+μcT1+μkT1+μ2T2>μ3Fk
である。
μyT1+μmT1+μcT1+μkT+μ2T2<μ3F2k
となり、駆動ローラ100と中間転写ベルト30との間にスリップが発生しなくなる構成となる。
1.(マイクロスリップ無し)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1030kgf・cm)<駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)(1830kgf・cm)
2.(マイクロスリップ無し)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1460kgf・cm)<駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)(1700kgf・cm)
3.(マイクロスリップ可能性有り)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1670kgf・cm)≒駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)(1680kgf・cm)
4.(マイクロスリップ無し)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1670kgf・cm)<駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)+押し当て部材による駆動力増加トルク量(1820kgf・cm)
5.(マイクロスリップ無し)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1670kgf・cm)<駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)+押し当て部材による駆動力増加トルク量(1890kgf・cm)
6.(マイクロスリップ無し)
一次転写部阻害トルク(μyT1+μmT1+μcT1+μkT1)+二次転写部阻害トルク(μ2T2)(1670kgf・cm)<駆動ローラ駆動トルク(μ3Fk)+押し当て部材による駆動力増加トルク量(2040kgf・cm)
このように、小型のコロPkを押し当てる構成にすることで、装置コストを抑え、かつ常時当接させておくことで、各タイミングにおける中間転写ベルト30と駆動ローラ100とのスリップ現象を防止することができる。従って、画像形成中においても像担持体(感光ドラム)26と中間転写ベルト30との速度変動がないため、結果として色ズレのない良好な画像を出力できる。
以下、図8を参照して実施例1に係る画像形成装置について説明する。ただ、参考例1にて説明した画像形成装置の全体構成、画像形成装置のブロック図、画像形成動作、非制御時の負荷変動、非制御時の色ズレ計測結果、制御シーケンスの説明については同じであるために参考例1の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。以下に、本実施例の特徴部について説明する。
本実施例では、中間転写ベルト30を駆動している駆動ローラ100側に中間転写ベルト30の外側から所定の圧をもって押し当てる押し当て部材Pkを配置して、マイクロスリップの防止を図ることは参考例1と同じである。本実施例では、トルク変動が発生するタイミングに応じて押し当て部材Pkの中間転写ベルト30への当接及び離間を制御するものである。つまり、本実施例は、トルクが大きくなるタイミングに押し当て部材Pkに駆動力を与えて中間転写ベルト30の回転を一定に保つ構成とされる。
図8には、押し当て部材Pkの配置位置を示しており、図8(a)は、転写ユニット31を装置の側面から見た時の図であり、押し当て部材Pkは、駆動ローラ側へ中間転写ベルト30を押しつけるように配置されている。当接圧は1.0kgfである。図8(b)は、転写ユニット31に取り付けた押し当て部材Pk側から見た時の図であり、押し当て部材Pkは、中間転写ベルト30及び駆動ローラ100の長手端部位置に配置している。長手方向の配置位置については、本実施例における最大幅の通紙可能紙種はサイズでLTR(横幅216mm)であり、この幅よりも外側にコロが当接するように配置している。図8(c)は、押し当て部材Pkの形状を示しており、押し当て部材Pkの材料にはPOMを用いており、外径(D)は、直径10mm、長さ(L)が10mmの円筒形をしている。そして、その端面の円の中心からは中間転写ベルト30の回転に従動出来るように軸Pkaが出ている。この軸Pkaに圧力をかけることで押し当てコロPk自体を中間転写ベルト側へと押し当てながら、中間転写ベルト30を介して駆動ローラ100へ圧力を常時かけられる構成にしている。
参考例1に関連して上述したように、本実施例におけるトルクの変動、つまりスリップが発生し、色ずれが発生しうるタイミングは、一次転写時と二次転写時の2か所である。これらのタイミングと同期させて押し当て部材Pkを回転駆動させるものである。なお、本実施例で用いている押し当て部材Pkは、参考例1と同じPOMを用いている。しかし、押し当て部材Pkによる中間転写ベルト30の駆動力及び搬送力を増大させるためには、押し当て部材Pkの最表層部、つまり、中間転写ベルト30と接触する位置に摩擦力の高いゴム材を用いることができる。また、表面の粗さを大きくすることで摩擦力を上げる構成の押し当て部材Pkを用いても良い。
μyT1+μmT1+μcT1+μkT1+μ2T2<μ3F2k
となり、駆動ローラ100と中間転写ベルト30との間にスリップが発生しなくなる構成となる。
このように、小型のコロPkを押し当て、さらに所定のタイミングで回転駆動させる構成にすることで、外的要因に左右されることなく画像形成を行うことが可能となる。また、各タイミングにおける中間転写ベルト30と駆動ローラ100とのスリップ現象を防止することができる。従って、画像形成中においても像担持体(感光ドラム)26と中間転写ベルト30との速度変動がないため、結果として色ズレのない良好な画像を出力できる。
2 画像形成装置本体
26(26Y、26M、26C、26Bk) 感光ドラム
27 二次転写ローラ(二次転写部材)
30 中間転写ベルト(中間転写体)
31 中間転写ベルトユニット
52 一次転写ローラ(二次転写部材)
100 駆動ローラ
105 テンションローラ
108 二次転写対向ローラ
Pk 押し当て部材
Q 記録材
Claims (3)
- トナー像を担持する像担持体と、
無端状の中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
を備え、前記像担持体から前記中間転写ベルトに一次転写されたトナー像を記録材に二次転写する画像形成装置であって、
前記中間転写ベルトの外周面に接触し、前記中間転写ベルトを介して前記駆動ローラ側に押圧をかけるための押し当て部材を備え、
前記押し当て部材は、前記駆動ローラの長手軸線方向の両側の端部における前記中間転写ベルトの画像形成領域外に配置され、少なくとも前記一次転写時と前記二次転写時に前記中間転写ベルトに当接させながら回転駆動させている、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記押し当て部材を回転駆動させるモータを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記押し当て部材は、前記中間転写ベルトに対して離間することが可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011209415A JP5888915B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011209415A JP5888915B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013072884A JP2013072884A (ja) | 2013-04-22 |
JP5888915B2 true JP5888915B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=48477467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011209415A Expired - Fee Related JP5888915B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5888915B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3453540B2 (ja) * | 1998-12-18 | 2003-10-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2011069881A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2011
- 2011-09-26 JP JP2011209415A patent/JP5888915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013072884A (ja) | 2013-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5137894B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP5084554B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4413854B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5208053B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5528239B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4002767B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015105969A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016071289A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5208052B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008064819A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5646912B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6639191B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5888915B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005092029A (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2007310126A (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 | |
JP2004029133A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5159979B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008175966A (ja) | タンデム型カラー画像形成装置 | |
JP2009204995A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008076728A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5611314B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009265444A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4638994B2 (ja) | タンデム式画像形成装置 | |
JP6379831B2 (ja) | 転写ベルト及び画像形成装置 | |
JP2015219369A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160216 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5888915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |