JP5887042B1 - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの接触部の変形を防止するだけでなく、ゴミの付着を効果的に防止することが出来、且つ部品点数が少なく、コネクタ内での電気的接続について接触抵抗を生じないコネクタを提供することを目的とする。【解決手段】接続用端子部及び引出電極部を形成した導電性コンタクト部材を絶縁材から成るハウジングに設けたコネクタにおいて、前記接続用端子部の周囲をガードするガード位置と、当該端子部が接続可能状態になる退避位置とを移動する絶縁性の端子カバーを設け、前記導電性コンタクト部材に形成した端子カバー用バネ部を用いて、前記端子カバーを前記ガード位置に附勢するコネクタとする。【選択図】図1

Description

この発明は、接続用端子部が形成された導電性コンタクト部材を設けたコネクタに関し、特に、その接続用端子部の周囲をガードする端子カバーを設けたコネクタに関する。
一般に、コネクタは部品間、部材間等を電気的に接続するために汎用されており、種々のものがあるが、例えば、小型携帯端末である携帯電話機の電池収納部には電池パックと電気的接続を行うため小型のコネクタが設けられている。(特許文献1)
即ち、図5において、携帯電話機本体501の背面側には四角板状の電池パック510を収納する電池収納部502が形成されているが、その一内側面に設けられているコネクタ503が該当する小型のコネクタである。このコネクタ503は3個の弾性電極片504が併設されており、通常は正負の電源用と、センサ電極用として用いられている。
前記弾性電極片504は図6に示すように金属製のバネ板をS字状に左右に屈曲したもので、その基部504aがコネクタ503の樹脂製のハウジング505の固定部505aに固定され、他端側の接触部504bが当該ハウジング505から突出している。前記ハウジング505は携帯電話本体501の側面に固定され、基部504aに繋がる折返部504cが本体501側の回路に電気的に接続される引出電極となっている。
従って、前記弾性電極片504は矢印A、B方向、C,D方向には弾性変形するが図6における奥行方向に対しての弾性変形の余裕が殆どない。
前記コネクタ503と電気的に接続される前記電池パック510は、リチウムイオン電池を内蔵したもので、その外側面の前記コネクタ503に対応する位置にパック端子部511が設けられており、前記3個の弾性電極片504に対応する位置に、3個のパック電極512が配置されている。
従って、電池パック510のパック電極512を前記コネクタ503の弾性電極片504に対応させるように、電池パック510を電池収納部502に収納すると、電池パック510からコネクタ503を介して携帯電話機本体501側に電源が供給される。
なお、前記電池収納部502の開口には蓋体520が装着自在に嵌合される。
しかしながら、前記コネクタ503は、弾性電極片504の特に接触部504bが電池収納部502内に露出しているので、電池パック510の装着時に当該パック510の装着角度や電池収納部502に対する位置ずれにより、当該パック510の角や側壁513の辺が弾性電極片504に当たり、図6における奥行き方向にスライドした場合、当該弾性電極片504が当該奥行き方向の外力により塑性変形することがあった。
また、電池パック510が入っていない状態で、異物が接触部504bに直接当たって変形することもあった。
弾性電極片504が変形した場合は、電池パック510を正しく入れても、電池パック510のパック電極512と無接触になることや、部分的に接触はしても所定の弾性接触が得られずに接触抵抗が大きくなると言う不都合が生じる。
従って、このような電池パック収納時、電池パック交換時等におけるコネクタ503側の弾性電極片504の変形による不都合を無くすために、最近では図7に示すようなスプリングピンコネクタ600がコネクタ503の代わりに多く用いられるようになっている。
前記スプリングピンコネクタ600は図7に示す様に樹脂製のハウジング605に固定された導電性のチューブ601の先端口から、コイルスプリング602によって導電性のスプリングピン603の先端側が押し出される構造となっている。また、スプリングピン603は導電性のチューブ601及びこの導電性チューブ601の外面と電気的に接触している引出接触片604を介して外部回路基板の配線等に電気的に接続される。
電池収納部502のコネクタ503に代えてスプリングピンコネクタ600を設けると、スプリングピン603が電池収納部502内に突出するので、電池パック510のパック電極512と適正な弾性をもって接触し、電気的に接続される。
図7に示すスプリングピンコネクタ600は、電池パック510交換時や収納時にスプリングピン603に対して上下、左右の何れの方向に外力が作用しても、スプリングピン603が円柱状である上、円筒状のチューブ601の内周面に密接摺動しているので、全体的に強い剛性があり、通常生じる機械的な力では簡単に変形しない。
従って、電池パック510の入れ方が乱暴であったり、電池パック510の位置擦れによる力が働いたりしても、正常な形状、位置を保ち、電池交換に基づく、接触不良や無接触がほとんど発生しない。
特開2012−133906号公報
しかしながら、前記スプリングピンコネクタ600は、導電性のスプリングピン603、チューブ601、コイルスプリング602を少なくとも必要とする上、外部基板等との接続を行うために引出接触片604を設ける必要があるなど、部品点数が多くなり延いては高い寸法精度も要求される。
しかも、スプリングピン603とチューブ601との間、チューブ601と接触片604との間は、接触による電気接続となるから、その点における信頼性に欠ける上、接触抵抗が生じる分、コネクタ600内での抵抗値が高くなって、消費電力を可及的に小さくしなければならない携帯電話などにおいては不都合となっている。
また、スプリングピンコネクタ600は、そのスプリングピン603が、図5、図6に示すコネクタ503の弾性電極片504と同様に外部に露出しているから、接触部にゴミが付着して電気的接続を阻害するおそれがある。
更に、前記電池パック510のパック電極512は、図6の通り電池パック510の側壁513より少し凹んで形成されている。従って、電池パック510を電池収納部502に収納する際には、例えば、コネクタ503の場合では、弾性電極片504の接触部504bが電池パック510の側壁513により矢印B方向に一旦凹み、電池パック510のパック電極512に対応する位置に来ると弾性力により矢印A方向に戻って適正な弾力でパック電極512に接触する。
そのため、電池パック510の交換或いは収納時の過程で、当該パック510の側壁513表面、当該パック510の角、辺と、弾性電極片504の接触部504b表面とがスライド接触し、当該接触部の表面を傷付けて接触抵抗を大きくする傾向がある。
前記スプリングピンコネクタ600のスプリングピン603と電池パック510との接触に到る過程も同様であるから、スプリングピンの表面も同様に損傷を受ける傾向がある。
従って、この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、コネクタの接触部の変形を防止するだけでなく、ゴミの付着を効果的に防止することが出来、且つ部品点数が少なく、コネクタ内での電気的接続について接触抵抗を生じないコネクタを提供することを目的としている。
また、接続相手との接続過程において、接続相手による接触部の表面の損傷を抑制する事の出来るコネクタを提供することを目的とする。
(1)上述の課題を解決するために、本発明のコネクタは、接続用端子部及び引出電極部を形成した導電性コンタクト部材を絶縁材から成るハウジングに設けたコネクタにおいて、
前記接続用端子部の周囲をガードするガード位置と、当該端子部が接続可能状態になる退避位置とを移動する絶縁性の端子カバーを設け、前記導電性コンタクト部材に形成した端子カバー用バネ部を用いて、前記端子カバーを前記ガード位置に附勢することを特徴とする。
第1の局面による本発明のコネクタによれば、端子カバーが接続用端子部をガードしているので、ゴミの付着が抑制されるばかりでなく、接続用端子部に直接異物が当たるなど不要な外力が直接作用することも阻止され、当該端子部の変形や損傷が防止される。
しかも端子カバーを附勢する端子カバー用バネ部を当該導電性コンタクト部材に形成しているので、当該バネ部を別部品とした場合に比べ部品点数を少なくすることが出来る。
また、接続用端子部から引出電極部までの間に電気的接触部がないから、電気的接続の信頼性が高いばかりでなく、接触抵抗のない分だけ抵抗値を低くすることが出来る。
また、接続用端子部が接続相手の電極部と接触するまでは、端子カバーの先端部が接続相手と当接するので、接続相手との接触に至るまでの過程で接触部分表面が傷付くことが抑制される。
なお、端子カバーを穴のない材質で形成した場合には、ゴミの付着を防止する作用がより大きくなる。
(2)また、本発明のコネクタは、前記端子カバーのガード位置は前記接続用端子部の接触部より前記端子カバーの先端部が突出する位置であり、前記退避位置は前記端子カバーの先端部と前記接続用端子部の接触部とが面一となる位置であることを特徴とする。
この局面の本発明のコネクタによれば、ゴミの付着や損傷、変形防止がより効果的であるばかりでなく、前記接触部が接続相手と電気的に接続された状態においても、端子カバーで接触部の周囲をガードするので、電気的接続状態においても接触部にゴミが付着することを抑制することが出来る。
(3)更に、本発明のコネクタは、前記端子カバーを筒状に形成し、当該端子カバーを前記移動方向にスライド自在に嵌合するガイド孔を、前記ハウジングに形成したことを特徴とする。
この局面による本発明のコネクタによれば、前記端子カバーは前記移動方向以外の方向に外力が加わってもハウジングのガイド孔との嵌合関係で強くその状態を保つので、端子カバーによりガードされた接続用端子部の変形をより強固に防止することが出来る。
(4)また本発明のコネクタは、前記導電性コンタクト部材の引出電極部と接続用端子部との間に、当該接続用端子部を突出方向に附勢する端子用バネ部を形成し、この端子用バネ部のバネ定数を前記端子カバー用バネ部のバネ定数よりも大きくしたことを特徴とする。
この局面による本発明のコネクタによれば、端子カバーが比較的早い段階で退避位置に移動して接続用端子部が接続可能状態となり、接続用端子部の接触部は端子用バネ部の弾性力により接続相手の電極に弾接されるので、所期の接触抵抗により電気的接続が可能となり、また電気的接続が安定、確実となる。
(5)本発明のコネクタは、前記端子カバー用バネ部は前記導電性コンタクト部材の接続用端子部の一端を延長した部分に形成されていることを特徴とする。
この局面による本発明によれば、一連の導電性コンタクト部材を用いることが出来るので当該部材を効率的にも効果的にも用いることが出来る。
又、平板状の導電材を所定形状に打ち抜き、曲げ加工する工程で製作できるので、導電性コンタクト部材の製造が簡単でコストダウンも可能となる。
(6)本発明のコネクタは、前記ハウジングは前記端子用バネ部を収容する収容空間を設けると共に、前記導電性コンタクト部材の引出電極部を固定していることを特徴とする。
この局面の本発明のコネクタによれば、ハウジング内に導電性コンタクト部材を収容しているので、コネクタとして取り扱いが容易であるばかりでなく、取付箇所への取り付けも容易になる。従って、携帯電話の電源収納部等に用いる小型のコネクタとして好適となる。
(7)本発明のコネクタは、前記導電性コンタクト部材は、細長い一連の金属板の曲げ加工によって、前記引出電極部、前記接続用端子部、および、前記端子カバー用バネ部がこの順に並ぶように形成されており、
前記接続用端子部の接触部に力が加わることによる当該接触部近傍の回転が抑制されるように、当該接触部から前記端子カバー用バネ部までの少なくとも一部分が、前記ハウジングに支持されていることを特徴とする。
この局面の本発明のコネクタによれば、接触部の摩擦による摩耗等を抑えることが可能となる。なおここでの「ハウジングに支持されている」とは、ハウジングに直接的に支持されている形態に限られず、端子カバー等を介して間接的に支持されている形態も含まれる。
(8)本発明のコネクタは、前記ハウジングに複数の前記導電性コンタクト部材を設け、その複数の接続用端子部に対して用いる端子カバーは一体的に形成したことを特徴とする。
この局面の本発明のコネクタによれば、端子カバーが一体的に形成されているので、全体として部品点数が少なくて済み、製造も簡単化される。
本発明によれば、端子カバーが接続用端子部をガードしているので、ゴミの付着が抑制されるばかりでなく、接続用端子部に直接異物が当たるなど不要な外力が直接作用することも阻止され、当該端子部の変形や損傷が防止される。
しかも端子カバーを附勢する端子カバー用バネ部を当該導電性コンタクト部材に形成しているので、当該バネ部を別部品とした場合に比べ部品点数を少なくすることが出来る。
また、接続用端子部分から引出電極部までの間に電気的接触部はないから、電気的接続の信頼性が高いばかりでなく、接触抵抗のない分だけ抵抗値を低くすることが出来る。
本発明の一実施の形態に係るコネクタの外観斜視図であり、(a)は正面側、(b)は背面側から見た図である。 図1のコネクタの分解斜視図である。 図1、2のコネクタの導電性コンタクト部材4と端子カバー3との組立状態を示す斜視図である。 図1のコネクタの動作状態を示す要部断面図で、(a)は初期状態、(b)は最終接続状態に至る途中の中間状態、(c)は最終接触状態になった状態を示す。 従来の携帯電話機の斜視図である。 図5のコネクタの要部断面図である。 従来のスプリングピンコネクタの一例を示す断面図である。
<実施形態1>
図面を参照して本発明の実施形態1を説明する。図1(a)および(b)は、本実施形態に係るコネクタ1の前面側外観斜視図および背面側外観斜視図であり、図2はコネクタ1の分解斜視図である。なお以下の説明における上下左右および前後の各方向は、図1に示す通りであるとする。
図1および図2に示すように、コネクタ1は、上下左右と前後の方向に各辺が伸びる略直方体状の樹脂(絶縁材)製のハウジング2と、3個の樹脂製の角丸四角筒状の端子カバー3と、これらの端子カバー3に1個ずつ対応する3個の導電性コンタクト部材4と、2個の金属製の補強具2Tとから構成されている。
ハウジング2の上部には、前後方向に貫通された断面角丸四角状の3個のガイド孔2Aが、左右へ並ぶように設けられている。各ガイド孔2Aは、端子カバー3が1個ずつ対応しており、対応する端子カバー3がスライド自在に挿通されている。また導電性コンタクト部材4の一部であるU字状の接続用端子部5は、対応する端子カバー3内で相対的にスライド可能である。ハウジング2の前面下部には複数の肉盗み2Sが形成されている。また補強具2Tは、ハウジング2の左右両側面下部の各々に設けられ、ハウジング2の補強及び取付に用いられる。本実施形態のコネクタ1は、縦、横、高さが10mm未満の寸法の大きさである。
(導電性コンタクト部材4の構造)
導電性コンタクト部材4は、細長い一連の金属板(例えば電気伝導度の良いコルソン系合金からなる板)である中間体に対し、伸びた方向の各所にて屈曲或いは湾曲するように曲げ加工を施して形成されたものである。この中間体は、一枚の金属板材からの切出し等によって得ることが出来る。生産性や品質維持等の観点から、導電性コンタクト部材4はこのように一連の金属板から得られることが好ましいが、別々に用意された部品を溶接等により一体化することで形成しても構わない。
図2に示すように、導電性コンタクト部材4は上記の曲げ加工によって、全体がピストルのような形状に形成されている。また導電性コンタクト部材4は、その各部の役割に着目して、便宜的に、接続用端子部5、ガイド片6、端子カバー用バネ部7、端子用バネ部8、および固定部9を有すると見ることが出来る。これらは導電性コンタクト部材4の一端から他端に向かって、固定部9、端子用バネ部8、接続用端子部5、ガイド片6、端子カバー用バネ部7の順で並ぶように形成されている。
上記ピストルの銃身に相当する位置が、前方に凸となるU字状に屈曲形成された接続用端子部5となっている。このU字状の凸の頂点付近が、先端接触部5a(外部電極などに接触する部分)である。本実施形態では、先端接触部5aを前方へ僅かに突出させる加工が施されており、外部電極等への接触性がより良好となっている。但しこの加工は省略されていても構わない。
U字状の接続用端子部5の上側部は、幅広の平板状に延設されたガイド片6となっている。ガイド片6の先端部分は左右に分岐しており、それぞれの分岐先は、後方に突出した状態から斜め前下方向へ突出した状態となるように折り曲げられており、この部分が左右一対の端子カバー用バネ部7となっている。
端子カバー用バネ部7はこのように左右一対となっているため、端子カバー3の後部を左右の各位置から支持し、前方へ安定的に附勢することが出来る。また更に、端子カバー用バネ部7の左右一対の間隔は、端子カバー3の隙間3Eの幅と同様に、端子用バネ部8の幅寸法より広くなっている。これにより、導電性コンタクト部材4や端子カバー3を左右対称のバランスの良い形状としながらも、これらの部材が端子用バネ部8と干渉しないように(立体交差するように)することが可能となっている(図4を参照)。そのためコネクタ1は比較的コンパクトでありながらも、端子用バネ部8の形状を大きくしたり、端子カバー3や先端接触部5aの最大移動量を大きく取ったりすることができ、仕様設計の自由度が高いものとなっている。
一方、U字状の接続用端子部5の下側部には、接続用端子部5より幅広でS字状に(先端接触部5aに近い側から、下側に凸の箇所と、上側に凸の箇所が順に現れるように)形成された端子用バネ部8と、その先端部を下方に延長して形成された固定部9とが連接されている。この固定部9の先端には、左右それぞれに少し延出した部分が上方へ突出した状態から前方へ突出するように折返された左右一対の固定用保持片9aと、下方へ突出した状態から後方へ突出するように折返された引出電極部9cが形成されている。図1(b)に示す様に、左右一対の固定用保持片9aは、ハウジング2の後壁下部に形成された左右一対の固定孔2Bに嵌入固定される。引出電極部9cは外部回路(通常、コネクタ1を搭載する機器本体側の回路)との接続に用いられるものである。なお左右一対の固定用保持片9aの形態は上記のものに限られず、例えば、左右各方向へ突出した状態から前方へ突出するように折返された形態であっても良い。
(端子用カバー3の構造)
図2において筒状の前記端子用カバー3は、ハウジング2前面から図1(a)のように突出する筒状端子カバー部3Aと、ハウジング2のガイド孔2A内に位置する支持筒部3Bと、その後部左右に拡大形成された当り部3Cとから構成されている。支持筒部3Bの下部には隙間3Eが形成されており、前後方向を法線とする面で支持筒部3Bを切断すると、その断面は下側を凸とするU字状に見える。端子用カバー3の外周部には周方向にガイドリブ3Dが複数配置され、ハウジング2のガイド孔2A内でのスライドを容易にしている。
また、端子カバー3の内壁面上部の左右には、背面側から一対の上部ガイド溝3aが前後方向へ伸びるように形成されている。図3に示される様に、導電性コンタクト部材4のガイド片6は上部ガイド溝3aに摺動自在に嵌合され、端子カバー用バネ部7の先端部が端子カバー3の当り部3Cの後壁に当接して、端子カバー3を前方に附勢している。この状態において、先端接触部5aは、端子カバー3の先端より距離C0(例えば0.1mm)だけ凹んだ位置に止まるように設定される(図4参照)。
即ち、端子カバー3は、端子カバー用バネ部7の附勢力に抗して背面側に押された場合に少なくとも距離C0の分は背面側に移動するだけの移動スペースを持たせて、上部ガイド溝3aとガイド片6とが嵌合されている。なお、接続用端子部5と繋がる端子用バネ部8は、図3に示す様に前記隙間3Eを介して支持筒部3B下方に延出しており、端子カバー3のスライドに支障はない。
端子カバー3と導電性コンタクト部材4とは、図3および図4に示す通り、接続用端子部5が端子カバー3の上部ガイド溝3aに沿って筒状端子カバー部3A内に位置するまで挿入され、端子用バネ部8が支持筒部3B下部の隙間3Eから出ている状態で組み合わされる。
(ガイド孔2A及びハウジング2の構造)
前記ハウジング2の内部は、図1(b)、図2から明らかなように、角丸四角状のガイド孔2Aの下部に連通する導電性コンタクト部材4の収容空間2Cがハウジング2の底壁まで形成されている。
ガイド孔2Aは図4のハウジング2の断面から明らかなように、端子カバー3の外形に対応する径小部2aと、当り部3Cを含む外形に対応する径大部2bとから構成され、両者の境界部が端子カバー3の突出寸法を決める当接部2cとなっている。前記収容空間2Cと前記ガイド孔2Aとの連通部分は、端子カバー3に形成された隙間3E以上の寸法を有しており、収容空間2Cは少なくとも前記導電性コンタクト部材4の端子用バネ部8の幅よりも広い大きさを有する。なお、この収容空間2Cは、図4に示す通り前面側が壁で封止されている。
(コネクタ1の内部構成)
端子カバー3と導電性コンタクト部材4とを図3の状態に組み立て、ハウジング2の背面側から端子カバー3をガイド孔2Aに挿入しながら、端子用バネ部8、固定部9を収容空間2Cに位置させる。この状態において、一対の固定用保持片9aを一対の固定孔2Bに嵌め、導電性コンタクト部材4をハウジング2に固定することにより、図1に示すコネクタ1が形成される。
(コネクタの動作)
コネクタ1は図4(a)の断面図から明らかなように、初期状態(端子カバー3が全く押されていない状態)においては、背面側からガイド孔2Aに挿入された端子カバー3が前面側から筒状端子カバー部3Aを突出させている。この初期状態での突出量L0は、例えば1.6mm程度である。その位置はハウジング2の当接部2cに端子カバー3の当り部3C前壁が当接することにより決められる。
またこの初期状態では、接続用端子部5の先端接触部5aが端子カバー3の先端より距離C0だけ凹んだ位置に止まっている。端子カバー3は、端子カバー用バネ部7のバネ作用でその位置を弾性的に維持している。端子用バネ部8は、収容空間2Cと、ガイド孔2Aの径大部2b内に位置している。
従って、通常は、接続用端子部5は先端接触部5aまで剛性の高い端子カバー3により全周がガードされているので、接続用端子部5に作用する外力は全て端子カバー3が受ける。それ故、接続用端子部5特に先端接触部5aが変形したり、表面が傷付いたりすることがなく、ゴミの付着も防止できる。
次に、このコネクタ1を図5に示す従来のコネクタ503に代えて、携帯電話機本体501に設けたと仮定した場合の動作について説明する。電池パック510を上方から押し込むと、まず端子カバー3の先端が電池パック510に押され、端子カバー3が端子カバー用バネ部7の附勢力に抗して後方へ移動しようとする。
このとき、端子カバー用バネ部7と端子用バネ部8の両方に後向きの力が加わるため、端子カバー用バネ部7が撓むことによる端子カバー3の後方への移動(「第1移動」とする)と、端子用バネ部8が撓むことによる端子カバー3と先端接触部5aの同時的な後方への移動(「第2移動」とする)とが、並行してなされる。
本実施形態では、端子カバー用バネ部7のバネ定数は、端子用バネ部8のバネ定数よりも相当小さく設定されている。従って、第2移動に比べて第1移動の移動量が大きくなり、電池パック510を押し込み始めた後の比較的早い段階で、端子カバー3の端部と先端接触部5aとが面一となる。なおこれらのバネ定数は、前後方向(端子カバー3や先端接触部5aが移動する方向)についてのバネ定数を指す。
本実施形態では、端子カバー3が後方へ移動量X1(例えば0.3mm)だけ移動するまでにこの面一が達成されるよう、上記の各バネ定数が設定されている。そのため図4(b)に示すように、端子カバー3が初期状態から後方へ移動量X1だけ移動した時点では、既にこの面一が達成されている。
端子カバー3の端部と先端接触部5aとの面一が達成された後は、電池パック510が更に押し込まれると、端子カバー3と先端接触部5aの両方が電池パック510により更に同量だけ押される。そのため端子カバー3と先端接触部5aは、この面一を保持したまま更に後方へ移動する。この段階では、端子用バネ部8に加わる力は増加するため第2移動は更に進行するが、端子カバー用バネ部7に加わる力は基本的に一定となるため第1移動は生じない。
このようにして、最終的には、電池パック510が電池収納部502に完全に収納され、パック電極512が先端接触部5aに接触した状態を保つように、電池パック510が携帯電話機本体501に保持される。図4(c)は、端子カバー3が初期状態から後方へ移動量X2(例えば1.3mm)だけ移動して、この最終接触状態に至ったコネクタ1の様子を示している。端子カバー3の先端部は、ハウジング2の前面より(L0−X2)だけ突出した状態に維持され、先端接触部5aも同様となっている。このときの突出量は、電池パック510や携帯電話機本体501の形状や寸法等により、予め特定されている。
なお端子カバー用バネ部7と端子用バネ部8のバネ定数については、通常、先述したように端子カバー用バネ部7のバネ定数を十分に小さく設定すれば良いが、最終接触状態で先端接触部5aがパック電極512に正しく接触する(つまり、先端接触部5aが端子カバー3の先端部より凹んでいない)状態となる範囲で、必要に応じて調節が可能である。
例えば、端子カバー3の端部と先端接触部5aとの面一が達成されるタイミング、或いは、先端接触部5aの接触圧などを調節する場合、当該範囲において各バネ定数を適切に変えればよい。また各バネ定数を変える手法としては、例えば、使用する金属板の厚みや成分比、或いは、端子カバー用バネ部7または端子用バネ部8の形状や幅寸法を変える手法等が挙げられる。
以上の通り図4(c)の状態においては、先端接触部5aとパック電極512とは所定の接触圧で接し、所期の接触抵抗により電気的に接続される。また、この先端接触部5aは回りを筒状端子カバー部3Aでカバーしているので、接触状態でゴミの付着を防止することができる。この間、端子用バネ部8はハウジング2内において、前後方向に撓み、所期の力を発生している。電池パック510を外すときは、上記と逆の動作であるから、接続用端子部5は常に端子カバー5で保護されるので、変形やごみの付着を防止することが出来る。
また本実施形態での端子用バネ部8は、先述の通りS字状に形成されるとともに、先端接続部5aの後方に位置しており、先端接触部5aが後方へ押される力を座屈荷重或いはこれに近い形態で受けることが出来る。そのため先端接触部5aの前後方向の直線的な移動を、安定的かつ円滑なものとすることが可能である。
また本実施形態では、端子用バネ部8がこのような特徴を有することに加え、U字状の接続用端子部5の上側部にあるガイド片6が端子カバー3の上部ガイド溝3aに嵌合しており、更に、端子カバー3はハウジング2のガイド孔2Aに挿通されている。このように接続用端子部5の上側部(先端接触部5aから見て、固定部9から離れている側)は、端子カバー3を介して間接的にハウジング2に支持されており、前後方向以外の方向について、ハウジング2との相対的な動きが抑制されている。そのため先端接触部5aに力が加わった際に、先端接触部5a近傍の回動がこの支持によって抑制され、先端接触部5aを出来るだけ直線的に後方へ移動させることが可能である。この点につき、従来仕様との比較により詳細に説明する。
例えば図6に示す板バネ構造のコネクタ503の場合、弾性電極片504の接触部504bより下側(携帯電話本体501への固定部から離れている側)の部分は、携帯電話本体501から離れてフリーとなっている。そのため、接触部504bが電池パック510により押されると、接触部504b近傍は、図6の破線枠内に矢印で示す方向に少し回動しながら、押された方向へ移動する。このような回動が生じると、接触部504bと電池パック510との間に摩擦により、接触部504bの摩耗等が懸念される。この現象は、電池パック510を取付ける際だけでなく、例えば、携帯電話本体501に衝撃が加わってその振動がコネクタ503へ伝わる際にも生じ得る。
一方で本実施形態の場合には、既に説明した通り、接続用端子部5の上側部がハウジング2に支持されているため、先端接触部5a近傍の回動が抑制される。そのため板バネ構造のコネクタでありながらも、先端接触部5aの動きが極めて直線的となり、先端接触部5aの摩擦による摩耗等が極力抑えられる。
また図6に示す様に、電池パック510のパック電極512が側壁513より凹んでいるような条件下でも、本実施形態のコネクタ1が適用され得る。この場合、電池パック510が完全に収納されるまでの過程では、端子カバー3の先端部と先端接触部5aが側壁513に押されて、最終接続状態(図4(c)を参照)よりも更に後方へ移動することがある。一時的にこのように移動しても、電池パック510が完全に収納されるまでには、端子用バネ部8の附勢力によって端子カバー3の先端部と先端接触部5aが最終接続状態の位置にまで戻り、パック電極512と先端接触部5aとの適切な接続が得られる。
また本実施形態のコネクタ1は、図6に示す様にパック電極512が側壁513より凹んでおり、かつ、最終接続状態にて端子カバー3が側壁513に当たるような条件下でも適用され得る。この場合、最終接続状態にて端子カバー3が側壁513に当たるが、端子カバー用バネ部7が図4(c)に示す状態より更に後方へ撓むことにより、先端接触部5aは端子カバー3の先端部よりも前方へ突出する。最終接続状態ではこのようにして、先端接触部5aが端子カバー3の先端部よりも前方へ突出した状態となり、先端接触部5aがパック電極512に接触する。
<実施形態2>
実施形態1は、接続用端子部5毎に、個々の端子カバー3を設けているが、複数の接続用端子部5を共通の端子カバー3でガードするようにしても良い。例えば、2個の接続用端子部5を併設した場合、右の接続用端子部の端子カバー用バネ部7の右側片と、左の接続用端子部5の端子カバー用バネ部7の左側片を、端子カバー3の端子カバー用バネ部として用いれば良い。また、図3における3個の端子カバー3をまとめて一体化した端子カバーとすることも出来る。
<他の実施形態>
[1] 実施形態1は端子カバーを穴のない樹脂製としているが、端子カバーを網状、格子状などとしても、接続用端子部に外力が直接的に加わることを防止することは出来る。
[2] 実施形態1の導電性コンタクト部材4は接続用端子部の一端を延長して、端子カバー用バネ部が形成されているが、固定部9側の一部を延長して端子カバー用バネ部を形成しても良い。この場合でも導電性コンタクト部材に形成されるので、部品点数は変わらない。
<その他>
以上に説明した通りコネクタ1は、接続用端子部5及び引出電極部9cを形成した導電性コンタクト部材4を、絶縁材から成るハウジング2に設けたコネクタ1である。またコネクタ1は、接続用端子部5の周囲をガードするガード位置と、接続用端子部5が接続可能状態になる退避位置とを移動する絶縁性の端子カバー3を設け、導電性コンタクト部材4に形成した端子カバー用バネ部7を用いて、端子カバー3をガード位置に附勢する。
そのためコネクタ1によれば、端子カバー3が接続用端子部5をガードしているので、ゴミの付着が抑制されるばかりでなく、接続用端子部5に直接異物が当たるなど不要な外力が直接作用することも阻止され、当該端子部の変形や損傷が防止される。しかも端子カバー3を附勢する端子カバー用バネ部7を導電性コンタクト部材4に形成しているので、当該バネ部を別部品とした場合に比べて部品点数を少なくすることが出来る。
また、接続用端子部5から引出電極部9cまでの間に電気的接触部がないから、電気的接続の信頼性が高いばかりでなく、接触抵抗のない分だけ抵抗値を低くすることが出来る。更に、接続用端子部5が接続相手の電極部と接触するまでは、端子カバー3の先端部が接続相手と当接するので、接続相手との接触に至るまでの過程で接触部分表面が傷付くことが抑制される。
以上、本発明の各実施形態について具体的に説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明はその趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えて実施することが可能である。例えば、接触部の個数や位置関係などは、接触相手(電池パックなど)の仕様等に合わせて適宜変更され得る。
1 コネクタ
2 ハウジング
2A ガイド孔
2B 固定孔
2C 収容空間
2S 肉盗み
2T 補強具
2a 径小部
2b 径大部
2c 当接部
3 端子カバー
3A 筒状端子カバー部
3B 支持筒部
3C 当り部
3D ガイドリブ
3E 隙間
3a 上部ガイド溝
4 導電性コンタクト部材
5 接続用端子部
5a 先端接触部
6 ガイド片
7 端子カバー用バネ部
8 端子用バネ部
9 固定部
9a 固定用保持片
9c 引出電極部

Claims (7)

  1. 接続用端子部及び引出電極部を形成した導電性コンタクト部材を絶縁材から成るハウジングに設けたコネクタにおいて、
    前記接続用端子部の周囲をガードするガード位置と、当該端子部が接続可能状態になる退避位置とを移動する絶縁性の端子カバーを設け、前記導電性コンタクト部材に形成した端子カバー用バネ部を用いて、前記端子カバーを前記ガード位置に附勢することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記端子カバーのガード位置は、前記接続用端子部の接触部より前記端子カバーの先端部が突出する位置であり、前記退避位置は、前記端子カバーの先端部と前記接続用端子部の接触部とが面一となる位置であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子カバーを筒状に形成し、
    当該端子カバーを前記移動方向にスライド自在に嵌合するガイド孔を、前記ハウジングに形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記端子カバー用バネ部は、前記導電性コンタクト部材の接続用端子部の一端を延長した部分に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のコネクタ。
  5. 前記導電性コンタクト部材の引出電極部と接続用端子部との間に、当該接続用端子部を突出方向に附勢する端子用バネ部を形成し、この端子用バネ部のバネ定数を前記端子カバー用バネ部のバネ定数よりも大きくしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のコネクタ。
  6. 前記ハウジングは、前記端子用バネ部を収容する収容空間を設けると共に、前記導電性コンタクト部材の引出電極部を固定していることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジングに複数の前記導電性コンタクト部材を設け、その複数の接続用端子部に対して用いる端子カバーは一体的に形成したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のコネクタ。
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