JP5883398B2 - セル間干渉コーディネーションを用いる、通信ネットワークにおける方法及び構成 - Google Patents

セル間干渉コーディネーションを用いる、通信ネットワークにおける方法及び構成 Download PDF

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Description

本発明は、第1の基地局における方法及び構成、第2の基地局における方法及び構成、並びに、ユーザ機器における方法及び構成に関する。特に、本発明は、セル間干渉コーディネーション(ICIC:Intercell Interference Coordination)のためのメカニズムに関する。
セル間干渉コーディネーションは、セルラシステムにおいてセル間の干渉を低減することを目指す。基本的な原理は、隣接するセルにおいて「センシティブな(sensitive)」端末に割り当てられるあるリソースを自身のセルにおいて用いることを、多かれ少なかれ動的に控えることである。原則として、自身のセルにおいて低減されるリソースの使用量のコストが、隣接セルにおいて低減される干渉からのゲインよりも小さいと見なされる場合、パフォーマンスゲイン(performance gain)を達成することができる。そのため、良好なICICメカニズムは、干渉の大きな低減のためにリソース活用の最小限の低減を必要とする。
ICIC技術は、例えば、周波数及び時間の再利用、電力制御、並びに、協調ビーム形成(coordinated beamforming)を含む。その名前が示すように、これらの技法は、時間/周波数、電力、及び、空間ドメイン(domain)において生成される干渉の量を制御する。
基地局間、及び、基地局と端末との間のICICをサポートするための測定値(measurements)及びシグナリングが存在する。例には、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)及びLTE(Long Term Evolution)についてのオーバーロードインジケータ、並びに、LTEのための高干渉インジケータが含まれる。
図1Aは、第1のセルにおけるユーザ機器を示しており、当該ユーザ機器は、第1の基地局からダウンリンクデータを受信し、第2の基地局から第2のユーザ機器へのダウンリンクデータ送信からの干渉をも受信する。
本文脈において、「ダウンリンク」という表現は、基地局からユーザ機器への送信を特定するために用いられ、「アップリンク」という表現は、ユーザ機器から基地局への送信を意味するために用いられる。
多くのICICメカニズムに関する問題は、これらのメカニズムがトラフィックにおける急速な変動に追随できないことである。干渉が制限されるべきセンシティブな端末の存在を動的に検出することができるとしても、急速に変動するバースト性トラフィック(bursty traffic)が存在すると、こうした端末が常にデータを受信するかどうかは確実ではない。結果として、こうした端末への干渉を制限することが無駄に為されることがあり、所望のパフォーマンスの改善が最大限に得られない。
LTEに現存する、ICICメカニズムに関する別の問題は、eNB間のX2を介した、タイムリーな、且つ/又は、潜在的に相当な量のシグナリングが必要とされることである。X2は、通信ネットワーク内の基地局間、即ちeNB間の通信インタフェースである。そのため、X2容量への充分な投資に加えて、隣接セル関係が確立される必要があるという意味において、ネットワークプランニングが必要とされる。
LTEに現在含まれるICICメカニズムに関する別の問題は、これらのメカニズムが送信側及び/又は受信側における複数のアンテナとの関連で興味の対象となる空間ドメイン(domain)を含まないことである。
現在のメカニズムに関するさらに別の問題は、(センシティブな)端末と干渉を生じさせている他の与干渉基地局との間のチャネルについての詳細な知識を、空間ドメインを含めて取得することが、基地局にとっては簡単(trivial)ではないことである。現在の仕様においては、(長期間にわたる平均の)経路損失(pathloss)を取得することのみが可能である。
従って、本発明の目的は、前述した不利益のうちの少なくとも幾つかを除去すること、及び、通信ネットワークにおけるパフォーマンスを改善するためのメカニズムを提供することである。
本発明の第1の観点によれば、上記目的は、第1の基地局における方法によって達成される。上記方法は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションを達成することを目指す。通信ネットワークは、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局と、第2の基地局とを備える。上記方法は、移動局への送信干渉は制限されるべきであることを判定することを含む。また、上記方法は、無線リソース上で信号を送信するように移動局をトリガすることを含む。信号は、第2の基地局によって受信されるべきものであって、移動局についての干渉を制限する送信パラメータを、第2の基地局が選択することを可能にする。
本発明の第2の観点によれば、上記目的は、第1の基地局における構成によって達成される。第1の基地局は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションのために構成される。通信ネットワークは、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局を備える。また、通信ネットワークは、第2の基地局を備える。上記構成は、判定部を備える。判定部は、記移動局への送信干渉が制限されるべきであることを判定するように構成される。さらに、上記構成は、トリガ部を備える。トリガ部は、無線リソース上で信号を送信するように移動局をトリガするように構成される。信号は、第2の基地局によって受信されるべきものであって、移動局についての干渉を制限する送信パラメータを、第2の基地局が選択することを可能にする。
本発明の第3の観点によれば、上記目的は、第2の基地局における方法によって達成される。この方法は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションを目指す。通信ネットワークは、第2の基地局と、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局とを備える。上記方法は、移動局から無線リソース上で信号を受信することを含む。また、上記方法は、受信された信号の特性を検出することを含む。さらに、上記方法は、受信された信号の検出された特性に基づいて、信号の送信元である移動局についての干渉を制限する送信パラメータを選択することも含む。
本発明の第4の観点によれば、上記目的は、第2の基地局における構成によって達成される。第2の基地局は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションのために構成される。通信ネットワークは、第2の基地局と、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局とを備える。第2の基地局の構成は、受信機を備える。受信機は、移動局から特定の無線リソース上で信号を受信するように構成される。また、上記構成は、検出部を備える。検出部は、受信された信号の特性を検出するように構成される。さらに、上記構成は、選択部を備える。選択部は、受信される信号の特性に基づいて、信号の送信元である移動局についての干渉を制限する送信パラメータを選択するように構成される。
本発明の第5の観点によれば、上記目的は、移動局における方法によって達成される。この方法は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションを支援することを目指す。通信ネットワークは、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局を備える。通信ネットワークは、第2の基地局も備える。上記方法は、信号を無線リソース上で送信するためのトリガを第1の基地局から受信することを含む。また、上記方法は、第2の基地局によって受信されるべき信号を送信して、当該信号の検出される特性に基づいて、移動局についての干渉を制御する送信パラメータを、第2の基地局が選択することを可能にすることを含む。
本発明の第6の観点によれば、上記目的は、移動局における構成によって達成される。移動局の構成は、通信ネットワークにおけるセル間干渉コーディネーションを支援するように構成される。通信ネットワークは、移動局についてのサービング基地局として動作する第1の基地局を備える。通信ネットワークは、第2の基地局も備える。移動局の構成は、受信機を備える。受信機は、信号を無線リソース上で送信するためのトリガを第1の基地局から受信するように構成される。上記構成は、送信機も備える。送信機は、第2の基地局によって受信されるべき信号を送信し、当該信号の検出される特性に基づいて、移動局についての干渉を制限する送信パラメータを、第2の基地局が選択することができるように構成される。
本方法の実施形態は、リソース利用の低減を最小限に抑えつつ、干渉の低減を提供する。これによって、例えば、データレートの増加といったユーザ品質、及び、例えば、容量又はスペクトル効率といったシステムパフォーマスが改善される。
また、干渉の低減を提供することによって、再送信を実行しなければならない回数が減少し、エネルギーリソースの節約につながる。再送信の減少は、全体的なシステム使用状況の改善及びパフォーマンスの改善につながる。
さらに、本方法及び本構成の実施形態は、ネットワーク内の基地局間のX2シグナリングを減少させるセル間干渉コーディネーションを提供し、リソースを節約する。
また、本方法及び本構成の実施形態は、トラフィックにおける急速な変動に適合し及び追随することが可能なセル間干渉コーディネーションを実行するための改良されたメカニズムを提供する。
本発明の他の目的、利点、及び新たな特徴は、以下の本発明の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明は、本発明の例示的な実施形態を示す添付の図面を参照しつつ、より詳細に記載される。
従来技術に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態に係る通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本方法の一実施形態を示す、フローチャート及びブロック図の組み合わせである。 第1の基地局における本方法の一実施形態を示すフローチャートである。 幾つかの実施形態に係る、第1の基地局における構成を示す概略ブロック図である。 第2の基地局における本方法の一実施形態を示すフローチャートである。 幾つかの実施形態に係る、第2の基地局における構成を示す概略ブロック図である。 ユーザ機器における本方法の一実施形態を示すフローチャートである。 幾つかの実施形態に係る、ユーザ機器における構成を示す概略ブロック図である。
本発明は、第1の基地局における方法及び構成、第2の基地局における方法及び構成、並びに、ユーザ機器における方法及び構成として定義され、以下に記載される実施形態において実現され得る。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に示される実施形態に限定されるものとみなされるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が漏れなく完全であり、本発明の範囲を当業者に伝達するように提供される。
本発明のさらに他の目的及び特徴は、添付の図面と共に考慮される、以下の詳細な説明から明らかになり得る。しかしながら、図面は、例示のためだけにデザインされており、本発明の境界の定義としてデザインされてはいないことが理解されるべきである。本発明の境界については、添付の特許請求の範囲が参照されるべきである。図面は、必ずしも縮尺通りに描かれてはおらず、特に示されない限り、図面は、本明細書に記載される構造及び手順を概念的に例示することを意図されているに過ぎないことが、さらに理解されるべきである。
図1Bは、幾つかの任意の且つ限定されない例を挙げるだけでも、例えば、LTE Rel−8、LTE Rel−9、LTE Rel−10といった第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE: Long Term Evolution)、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/ Enhanced Data rate for GSM Evolution)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、若しくは、UMB(Ultra Mobile Broadband)といった技術に基づく、又は、任意の他の無線通信技術等に従った通信ネットワーク100を示す。
通信ネットワーク100は、異なる実施形態によれば、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)及び/又は周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)の原理に従って動作するように構成されてもよい。
通信ネットワーク100は、第1のセル115内の第1の基地局110と、第2のセル125内の第2の基地局120とを備える。第2の基地局120は、第1の基地局110の隣接基地局である。
「隣接基地局(neighbour base station)」という用語は、本文脈では、無線的な意味(radio sense)で解釈されるべきであって、地理的な意味で解釈されるべきではない。通信ネットワーク100は、第1の基地局110が複数の隣接基地局120を有するように、複数の基地局110、120をさらに備えてもよい。
第1の基地局110は、第1のセル115における第1の移動局(MS:mobile station)130についてのサービング基地局(serving base station)である。第2の移動局140は、第2のセル125に位置していてもよい。さらに、見やすさを向上させるために、セル115、125の各々には1つの移動局130、140のみが示されているが、第1の基地局110は、第1のセル115において複数の移動局130にサービングし(serve)てもよく、それに応じて、第2の基地局120は、第2のセル125において複数の移動局140についてのサービング基地局であってもよい。
以下においては、本方法及び本構成が、LTEネットワークを参照しつつ、さらに詳細に説明される。従って、通信ネットワーク100は、理解及び読みやすさを向上させるために、残りの説明全体を通してLTEシステムとして説明される。しかしながら、対応する概念が、他の無線アクセス技術に基づいて、他の無線ネットワーク100に適用されてもよい。
図1Bにおける例示の目的は、本方法及び関連する機能性の一般的な概観を提供することである。
第1の基地局110と第2の基地局120とは、インタフェースを介して互いに通信してもよい。インタフェースは、バックホール(backhaul)ネットワークインタフェース、又は、例えばX2インタフェースといったイントラ基地局通信リンクインタフェースであってもよい。
第1及び第2の基地局110、120は、例えば、用いられる用語及び無線アクセス技術に応じて、例えば、基地局、無線基地局(RBSs:Radio Base Stations)、マクロ基地局、ノードB、eNB若しくはeNode B(evolved Node Bs)、ベーストランシーバ基地局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、ホームeNodeB、中継装置及び/若しくはリピータ、又は、無線インタフェースを介してユーザ機器130、140と通信するように構成される任意の他のネットワークノードと称され得る。以下の説明において、本方法及び本構成の理解を容易にするために、「第1の基地局」及び「第2の基地局」という用語は、第1及び第2の基地局110、120について用いられるであろう。
移動局130、140は、例えば、無線通信端末、ユーザ機器(UE:user equipment)、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線プラットフォーム、ラップトップコンピュータ、コンピュータ、又は、第1の基地局110及び/若しくは第2の基地局120と無線で通信するように構成される任意の他の種類の装置によって表され得る。
第1の基地局110は、移動局130にトリガを送信している。移動局130は、受信されるトリガに対する応答として、サウンディング信号を送信する。サウンディング信号は、例えば、第2の基地局120といった隣接する基地局によって受信される。すると、第2の基地局120は、受信されるサウンディング信号の検出される特性に基づいて、移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを選択するために、移動局130から受信されるサウンディング信号を用い得る。
第1の基地局110、120は、信号を送信するように移動局130をトリガする機能性と、当該信号を受信し、送信リソースを選択する基準として当該信号を用いる機能性との双方を有し得ることに留意すべきである。そのような基地局110、120は、サービング基地局及び隣接基地局のいずれとしても動作することが可能である。
移動局130は、特定の第1の基地局110、120をターゲットとしているのではなく、むしろ、信号を聞く(hears)如何なる第1の基地局110、120も、移動局130に干渉し得る隣接基地局とみなされることに留意すべきである。
幾つかの実施形態によれば、第1の基地局110は、複数の移動局130にトリガを送信してもよいことにさらに留意すべきである。移動局130は、受信されるトリガに対する応答として、それぞれサウンディング信号を送信してもよい。複数のサウンディング信号は、例えば、第2の基地局120といった隣接する基地局によって受信され得る。すると、隣接する基地局は、受信される複数のサウンディング信号の検出される特性に基づいて、複数の移動局130についての干渉を制限する少なくとも1つの送信パラメータを選択するために、複数の移動局130から受信される複数のサウンディング信号を用い得る。
図1Cから図1Fと共にさらに例示されるように、第2の基地局120によって選択されるべき送信パラメータは、周波数、時間、送信電力、ビーム形成技術及び/又はプリコーダのうちのいずれかを含んでもよい。
図1Cは、本解決法の一実施形態を示しており、第2の基地局120は、移動局130から信号を受信すると、送信電力を減少させ得る。これによって、第1の移動局130への干渉が減少され得る一方で、第2の移動局140に信号を送信することは依然として可能である。
図1Dは、本解決法の一実施形態を示しており、第2の基地局120は、第1の移動局130から信号を受信すると、第2の移動局140への送信を回避し得る。従って、幾つかの実施形態によれば、第2の基地局120は、ある期間について第2の移動局140への如何なる送信も一時中断し(suspend)得る。
図1Eは、本解決法の一実施形態を示しており、第2の基地局120は、移動局130から信号を受信すると、第1の移動局130によって用いられる周波数Aとは異なる周波数Bで第2の移動局140に任意のダウンリンク送信をスケジューリングし得る。
図1Fは、本解決法の一実施形態を示しており、第2の基地局120は、移動局130から信号を受信すると、移動局130の方向(direction)を判定し得る。幾つかの実施形態によれば、第2の基地局120は、ビーム形成に基づいて、第1の移動局130の方向への送信を回避し得る。
ただし、第2の基地局120によって実行される、移動局130への干渉を制限する送信パラメータの選択は、複数の送信パラメータを含んでもよく、従って、図1C〜図1Fに示される、干渉を制限する複数の列挙された方策を含んでもよいことに留意すべきである。
図2は、本方法の一実施形態を示す、フローチャート及びブロック図の組み合わせである。
本発明は、本発明の実施形態についての以下の限定的ではない説明において例示されることができる。以下の説明において、トリガされるべき信号は、サウンディング信号、即ち、関連付られるデータの無いリファレンス信号であると仮定される。ただし、データ送信信号、アップリンク制御シグナリング、例えば、移動局がダウンリンクデータを受信した際に送信され、従って、サウンディング信号の黙示的なトリガリングとして見られることができるハイブリッドARQ肯定応答/否定応答(ACK/NACK)メッセージといった、他のアップリンク送信信号をこの目的に用いてもよい。別の代替案は、この目的にランダムアクセスシグナリングを用いることであってもよい。
この特定の文脈において、相互性(reciprocity)を用いて送信信号、例えば、第1の基地局110から第1の移動局130へのスケジューリングを制御してもよい。後に所望のセルにおいてダウンリンク送信信号に用いられるであろう周波数領域(region)においてサウンディングすることによって、第1の基地局110は、第1の移動局130によって送信されるサウンディングから、チャネルから情報を取得し得る。
本発明の一実施形態は、以下の動作を含んでもよい。
1.第1の移動局130のためのデータが、第1の基地局110に到来する。
2.第1の基地局110が、第1の移動局130にデータを送信する。
3.第1の基地局110は、第1の基地局110自身の第1の移動局130への送信への干渉が回避されるべきであると決定してもよい。
特定の実施形態において、この決定は、移動局130、140のサブセットに当てはまり得る。サウンディング信号を送信するための移動局130、140のサブセットは、例えば、干渉状況、サービス品質(Quality-of-service)パラメータ、トラフィックタイプ、推定送信期間(estimated transmission duration)、及び、ネットワーク負荷に基づいて選択されてもよい。
4.第1の基地局110は、例えば、ある時間、周波数、及び/又は符号といった無線リソースR上でサウンディング信号S1を送信するように第1の移動局130をトリガし、即ち、第1の移動局130に信号を送信する。上記のステップ3及びステップ4は、別の実施形態において、ステップ2の前に為されてもよい。即ち、第1の基地局110は、送信の前に既に、干渉が回避されるべきであることを決定し、サウンディング信号が送信されるまで第1の移動局130へのデータ送信を待機してもよい。
幾つかの実施形態によれば、複数の移動局130、140は、例えば、ある時間、周波数、及び/又は符号といった同じ無線リソースRを共有してもよい。
サウンディング信号を送信するためのトリガは、特定の実施形態において、ダウンリンクスケジューリング割当てに含まれてもよく、例えば、サウンディング信号を送信するように移動局130をトリガするために明示的に用いられるダウンリンク割当てにおけるビットとして含まれてもよい。
別の実施形態は、移動局130がそのように構成されている場合、ダウンリンク割当てがサウンディング信号の送信をトリガすることであってもよい。移動局130は、例えば、サウンディング信号がアップリンク又はダウンリンクにおいてスケジューリングされる場合はいつでも、半静的無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングによって、サウンディング信号を送信するように構成されてもよい。
別の可能性は、サウンディング信号を送信するためのコマンドを、例えば巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)に暗示的に含めることであり得る。
隣接する第2の基地局140におけるサウンディング信号をモニタリングするための、さらに別の代替案又は補足案(complement)は、移動局130がダウンリンク送信信号に応答して送信しているハイブリッドARQ肯定応答/否定応答をモニタすることであってもよい。
例えばTDDシステムについて、周波数選択性チャネルの相互性(reciprocity)を利用するために、リソースRの周波数は、特定の実施形態において、第1の基地局110から第1の移動局130へのデータ送信に後に用いられる周波数リソースと同じになるように、又は、重なり合うように選択されてもよい。この特定の文脈において、相互性は、例えば、第1の基地局110から第1の移動局130へのスケジューリングといった、送信を制御するために用いられる。特定のセル115におけるダウンリンク送信信号に後に用いられ得る周波数領域においてサウンディングすることによって、第1の基地局110は、第1の移動局130によって送信されるサウンディングからチャネルについての情報を取得し得る。
FDDシステムにおいても、Rの周波数を選択して、どの周波数がデータ送信について用いられてもよいかを示すようにすることは有益であり得る。その場合、第2の基地局120が、どの周波数リソースへの干渉を制限し得るかに気付くようにさせてもよい。
特定の実施形態において、サウンディング信号についてのリソース割当ては、第1の基地局110から第1の移動局130へのデータ送信についてのリソース割当てとカプリングされ得る。
第2の基地局120は、リソースR上で受信される信号をリッスンしてもよい。幾つかの実施形態によれば、第2の基地局120は、例えば、その受信アンテナ間の共分散及び/又は到来角(angle-of-arrival)といった空間特性及び受信電力を推定してもよい。
例えば、(a)第1の移動局130によって用いられるものとは異なる周波数リソース又は時間リソースを第2の移動局140について用いることと、(b)電力制御を用いることと、及び/若しくは、(c)例えば、第1の移動局130の方向における送信を無効にすることによって、干渉を低減するためにビーム形成技術を用いることとを含む、適当な送信パラメータを選択することによって、又は、第1の移動局130への干渉の低減をもたらす、第2の移動局140についての「プリコーダ」を選択することによって、第2の基地局120は、第1の移動局130への干渉を回避し及び/又は低減し得る。
サウンディング信号S1を検出した後の、第1の基地局110から第1の移動局130へのデータの送信をカバーするある時間T内において、第2の移動局140へのデータが第2の基地局120へ到来すると、第2の基地局120は、第1の移動局130への干渉を制限する送信パラメータを用いて、当該データを送信し得る。これらの送信パラメータは、ステップ5の特性に基づいて推定される。時間Tは、予め設定されるか、又は、基地局110と基地局120との間でシグナリングされることができる。
本発明の概念は、任意の再利用パターンについて有効であり得ることに留意すべきである。これは、幾つかの実施形態によれば、移動局130、140をトリガして、移動局130、140がデータを受信する周波数帯域でのみサウンディング信号を送信させること、及び、基地局110、120をトリガして、基地局110、120がデータを送信する帯域でのみ当該信号をリッスンさせることによって、達成され得る。
幾つかの実施形態によれば、単一のアップリンクシンボルにおけるサウンディング信号の送信をトリガすることへの補足案として、複数のサウンディング信号を有するシリーズ(series)をトリガすることができる。例えば、第2の基地局120といったeNodeBなどの基地局は、センシティブな移動局130、140が存在するか否かを判定するために、時間ドメインの平均化(time domain averaging)を採用することができる。
特定の実施形態において、帯域幅、周波数ドメイン位置(frequency domain position)、及び巡回シフトの観点で同じサウンディング信号リソースが、セル115、125における全ての移動局130、140によって共有されて、隣接基地局110、120が、単一のサウンディング信号リソースのみをリッスンすることによって、(時間ドメイン)平均化を検出し及び実行してもよい。あるシステムにおいて、異なるセル115、125において用いられるシーケンスは、同じルートシーケンス(root sequence)に由来してもよい。ただし、異なるセル115、125は、異なる巡回シフトを用いてもよい。
達成したい特性に応じて異なるタイムスケールを用い得ることに留意すべきである。例えば、セル115、125における瞬間的な状況を得るために「単発(single shot)の」サウンディング信号を、又は、セル115、125における「平均的な(average)」負荷と、より雑音が少ない干渉状況の推定値を取得するために、より長い期間にわたる時間平均とを用い得る。
後者の場合は、隣接するセル115、125からのある方向への送信を回避するために有益であり得る。
従って、隣接セル115、125における送信を、セル115、125における実際の移動局130、140に適合させるために、サウンディング信号の送信及び関連付けられた処理は、時間ドメイン平均化を用いて、より長いタイムスケールで為されることができる。本発明の一実施形態において、隣接基地局120は、サウンディング送信信号について特別なリソースをリッスンしてもよく、使用中のリソース上で、基地局110と基地局120との間で情報の交換が行われてもよい。
図3は、通信ネットワーク100において実行されるセル間干渉コーディネーションのための方法動作301〜302の実施形態を示すフローチャートである。通信ネットワーク100は、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。通信ネットワーク100は、例えば、LTE無線ネットワークであってもよい。移動局130は、例えば、携帯電話であってもよい。
セル間干渉コーディネーションを適当に実行するために、方法は、複数の方法動作301〜302を含み得る。
ただし、記載される方法動作のうちの幾つか、例えば動作301〜302は、多少異なる順序で実行されてもよく、また、方法動作のうちの幾つか、例えば動作301及び302は、同時に又は並べ替えられた順序で実行されてもよいことに留意すべきである。方法は、以下の動作を含んでもよい。
動作301
移動局130への干渉が制限されるべきであることを判定する。
幾つかの実施形態によれば、移動局130への送信干渉を制限するための決定は、例えば、干渉状況、サービス品質パラメータ、トラフィックタイプ、推定送信期間、チャネル品質レポート及び/又はネットワーク負荷に基づいてもよい。
従って、幾つかの実施形態によれば、例えば信号強度測定レポートにおいて、強い干渉を報告した移動局130、又は、セル端にあると考えられる移動局130にのみトリガが送信されてもよい。幾つかの実施形態によれば、例えば、救急隊員、救急職員、消防隊員、警察等、又は、プレミアム加入契約(subscription)を有する顧客が所有する移動局130といった、干渉に特にセンシティブであると考えられる移動局130にトリガが送信されてもよい。ただし、例えば、トラフィック負荷の過去に為された推定又は統計から、ネットワーク負荷、従って干渉の潜在的なリスクが、1日のある複数の時間帯に増加することが把握されている場合、決定はトラフィック負荷にさらに基づいてもよく、移動局130は、それらの時間の間にのみシグナリングするようにトリガされ得る。従って、1日のうちで干渉が通信について問題となり得る時間帯には、干渉が制限され得ると同時に、トラフィック負荷が、従って干渉のリスクも低い場合、トリガは抑制され得る。このことは、オーバーヘッドトラフィックを減らし、送信電力の使用の幾らかの低減につながり得る。しかしながら、第1の基地局110が移動局130に送信するためのデータを有するという事実に、決定は基づいてもよい。幾つかの実施形態によれば、再送信について特にセンシティブなデータが移動局130についてスケジューリングされる場合、干渉を制限することが判定され得るように、決定はデータの内容に基づいてもよい。幾つかの実施形態によれば、トリガは、セル115内の複数の移動局130に上記のように送信されてもよい。
動作302
移動局130は、無線リソース上で信号を送信するように、第1の基地局110によってトリガされる。信号は、第2の基地局120によって受信されて、移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを、第2の基地局120が選択することを可能にし得る。
従って、トリガは、無線リソース上で信号を送信するための指示を含み得る。幾つかの実施形態によれば、無線リソースは、ある時間、周波数及び/又は符号のうちのいずれかを含んでもよい。従って、移動局130は、例えば、予め定められてもよいある周波数で、トリガされた信号を送信し得る。随意的に、トリガされた信号の送信に用いられる周波数は、移動局130にデータを送信するために第1の基地局110によって用いられるであろう周波数と同じ周波数であってもよい。幾つかの実施形態によれば、どの無線リソース上で信号を送信するかに関連する情報は、トリガに含まれてもよく、又は、当該情報は、予め定められるか、若しくは、第1の基地局110から第1の移動局130に別途シグナリングされてもよい。
幾つかの実施形態によれば、移動局130をトリガして信号を送信させるために移動局130に送信されるトリガは、移動局130に送信されるダウンリンクスケジューリング割当てに含まれてもよい。その結果、移動局130は、ダウンリンクスケジューリング割当てを受信すると同時にトリガを受信し得る。これは、第1の基地局110から移動局130への割り当てられたダウンリンクデータ送信信号と共に、移動局130についての干渉を制限する1つ以上の送信パラメータを、第2の基地局120が選択することができるようにする、第2の基地局120によって受信されるべき、送出(emit)される信号のタイミングを決める観点で利点となり得る。
移動局130によって送信されるようにトリガされる信号は、例えば、サウンディング信号であってもよい。ただし、当該信号は、さらに、リファレンス信号、データ送信信号、例えば、ハイブリッドARQ肯定応答/否定応答(ACK/NACK)メッセージといったアップリンク制御シグナリング、ランダムアクセスシグナリング等であってもよい。
幾つかの実施形態によれば、複数の移動局130が、信号を無線リソース上で送信するように第1の基地局110によってトリガされてもよい。当該無線リソースは、複数の移動局130の全て又は少なくとも幾つかについて、同じ無線リソースであってもよい。このようにして複数の移動局130から送出される信号は、第2の基地局120によって受信され、複数の移動局130についての干渉を制限する1つ以上の送信パラメータを第2の基地局120が選択することができるようにし得る。
さらに、移動局130又は複数の移動局130は、1つの信号、信号のバースト、又は、任意の時間間隔を挙げると、例えば10ms毎といったある時間間隔で繰り返し送信される信号/信号バーストを送信するようにトリガされてもよい。幾つかの実施形態によれば、ある時間間隔は、予め定められていても、あるいは、動的に設定されてもよい。幾つかの実施形態によれば、ある時間間隔は、異なる移動局130については異なっていてもよく、セル115内の全ての移動局130について同じであってもよく、又は、通信ネットワーク100内の全ての移動局130、140について同じであってもよい。繰り返し送信される信号又は信号バーストは、ある回数で、又は、ある期間中に、送信されてもよい。第1の基地局110によってサービングされるセル115内に移動局130が位置する限り、信号又は信号バーストは、随意的に、繰り返し送信されるようにトリガされてもよい。さらに、幾つかの実施形態において、信号又は信号バーストは、データ送信がまだ続いている間は、ある間隔をおいて繰り返されてもよい。従って、第2の基地局140は、シグナリングが停止した場合に、少なくともその移動局130において、データ送信が終了したことを把握する。
利点は、ある期間が第2の基地局140によって用いられて、自身のセル125の外部の特定の移動局130を識別し、又は、移動局130が位置するセル115を識別してもよいことであり得る。信号のバースト、繰り返される信号のシーケンス、又は、信号バーストの繰り返されるシーケンスでさえもトリガすることによる利点は、第2の基地局140が信号及び/又は信号バーストを簡単に検出することである。また、幾つかの実施形態によれば、第2の基地局140は、移動局130の密度が特に高い、即ち、特に多数の移動局130が位置する隣接セル115内のホットスポットを検出することが可能であり得る。第2の基地局140は、この検出される情報を使用して、例えば、ホットスポット内で検出される移動局130の数に基づいて、隣接セル115において検出されるホットスポットに向けられる無線送信信号が無効にされる(nulled out)ように、例えば、第2の基地局140によってサービングされるセル125内のビーム形成の優先順位を決め得る。
図4は、第1の基地局110における構成400を概略的に示す。構成400は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、動作301〜302のいずれか、幾つか、又は全てを実行するように構成される。通信ネットワーク100は、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。
動作301〜302を正確に実行するために、構成400は、例えば、移動局130への送信干渉は制限されるべきであることを判定するように構成される判定部410を備える。
また、構成400は、無線リソース上で信号を送信するように移動局130をトリガするように構成されるトリガ部420をさらに備える。この信号は、第2の基地局120によって受信されるべきものであって、移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを、第2の基地局120が選択することを可能にする。
また、幾つかの実施形態によれば、構成400は、例えば移動局130といった他のノードからの無線インタフェースを介して信号を受信するように構成され得る受信機430をさらに備えてもよい。
さらに、幾つかの実施形態によれば、構成400は移動局130に、無線インタフェースを介してトリガを送信するように構成され得る送信機440を備えてもよい。
また、構成400は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、上述された動作301及び302を処理するように構成され得るプロセッサ450を備えてもよい。
プロセッサ450は、例えば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、又は、命令(instructions)を解釈し及び実行し得る他の処理ロジックによって表されてもよい。プロセッサ450は、呼処理制御(call processing control)、ユーザインタフェース制御等といった、装置制御機能及びデータバッファリンクを含む、データの入力、出力、及び処理のためのデータ処理機能を実行し得る。
明確にするために、動作301〜302に係る本方法を理解するためには必ずしも必要ではない、構成400の任意の内部の電子部品(electronics)が、図4から省略されていることに留意すべきである。
さらに、通信ネットワーク100における第1の基地局110における構成400内に含まれる上述した部410〜450の幾つかは、別個の論理エンティティとして見なされるべきであって、必ずしも別個の物理エンティティとして見なされるべきではないことに留意すべきである。ほんの一例を挙げると、受信部430及び送信機440は、同じ物理ユニット(physical unit)、即ち、送受信機に含まれ又は共に配置されてもよい。送受信機は、送信機回路と受信機回路とを備えてもよい。送信機回路と受信機回路とは、それぞれ、アンテナを介して、アウトゴーイング(outgoing)無線周波数信号を送信し、インカミング(incoming)無線周波数信号を受信してもよい。第1の基地局110及び/又は第2の基地局120と移動局130との間で送信される無線周波数信号は、例えば、着呼(incoming calls)についてのページング信号/メッセージといった、制御信号及びトラフィック信号の双方を含んでもよい。これらは、他者との音声電話通信(voice call communication)を確立し及び維持するために、又は、遠隔ユーザ機器140に、SMS、電子メール若しくはMMSメッセージといったデータを、送信し及び/又は受信するために用いられ得る。
第1の基地局110における動作301〜302は、本動作301〜302の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、構成400における1つ以上のプロセッサ450によって実装されてもよい。従って、構成400において動作301〜302を実行するための命令を含むコンピュータプログラムプロダクトは、当該コンピュータプログラムプロダクトがプロセッサ450にロードされる場合に、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、これらの動作を実行してもよい。
上述されたコンピュータプログラムプロダクトは、例えば、プロセッサ部450にロードされる場合に、本解決法に係る動作方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを記録した(carrying)データキャリア(data carrier)の形で提供されてもよい。データキャリアは、例えば、ハードディスク、CD ROMディスク、メモリスティック、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は、機械読み取り可能なデータを保持することができるテープ若しくはディスクといった任意の他の適当な媒体といった、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってよい。さらに、コンピュータプログラムコードは、サーバ上のプログラムコードとして提供され、例えばインターネット接続又はイントラネット接続を介して、第1の基地局110にリモートでダウンロードされることができる。
図5は、第2の基地局120における方法動作501〜504の実施形態を示すフローチャートである。動作501〜504は、通信ネットワーク100において実行されるセル間干渉コーディネーションを目指す。通信ネットワーク100は、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。第2の基地局120は、無線的な意味で第1の基地局110の隣接基地局である。通信ネットワーク100は、例えば、LTE無線ネットワークであってもよい。移動局130は、例えば、携帯電話であってもよい。
通信ネットワーク100内のセル間干渉コーディネーションを適当に実行するために、方法は、複数の方法動作501〜504を含んでもよい。
ただし、記載された方法動作のうちの幾つか、例えば動作501〜504は、列挙内容(enumeration)が提案するものとは多少異なる順番で実行されてもよく、また、方法動作のうちの幾つか、例えば動作501及び502は、同時に又は並べ替えられた順番で実行されてもよいことに留意すべきである。さらに、例えば動作504といった、動作のうちの幾つかは、随意的であり、幾つかの実施形態においてのみ実行されてもよい。方法は、以下の動作を含んでもよい。
動作501
移動局130から無線リソース上で信号が受信される。
無線リソースは、ある時間、周波数及び/又は符号のいずれかを含んでもよい。
幾つかの実施形態によれば、受信される信号は、信号バースト内に含まれてもよい。幾つかの実施形態によれば、複数の信号が複数の移動局から受信されてもよい。即ち、複数の移動局130は、互いに並行してサウンディング信号を送出するようにトリガされていてもよい。
動作502
受信される信号の特性が検出される。検出は、相互性を用いて為されてもよい。相互性を用いることによって、基地局110は、アップリンクにおいて受信されるサウンディングを観測することにより、ダウンリンク状況について結論を出し得る。
幾つかの実施形態によれば、特性は、例えば、受信される送信電力、周波数、到来角及び/又は受信アンテナ間の共分散であってもよい。
受信される送信電力を検出することによって、受信される信号の特性を検出することの利点は、第1の移動局130へのおおよその距離、またこれにより第1の移動局130への干渉のリスクも、相互性に起因して、推定され得ることである。幾つかの実施形態によれば、受信される送信電力は、例えば閾値と比較されてもよい。幾つかの実施形態によれば、閾値を超える場合、信号を送出している第1の移動局130についての干渉を制限するために送信パラメータが選択され得る。
幾つかの実施形態によれば、到来角が検出され、信号を送出している第1の移動局130の方向を判定するために到来角が用いられてもよい。判定された到来角は、ビーム形成の基礎として、及び/又は、検出された方向における送信を無効にするために用いられ得る。
複数の信号が複数の移動局130から受信された場合、到来角といった、受信された信号の各々の特性が検出されてもよい。
動作503
信号の送信元である移動局130についての干渉を制限する送信パラメータは、受信された信号の検出された特性に基づいて選択される。
幾つかの実施形態によれば、選択されるべき送信パラメータは、周波数、時間、送信電力、ビーム形成技術及び/又はプリコーダのいずれかを含んでもよい。さらに、そのような送信パラメータのうちの複数が組み合わされてもよい。
また、複数の信号が複数の移動局130から受信された場合、複数の信号の送信元である複数の移動局130の各々についての干渉を制限する送信パラメータは、受信された複数の信号の検出された特性に基づいて選択されてもよい。従って、幾つかの実施形態によれば、異なる移動局130については異なる送信パラメータが選択され得る。ただし、幾つかの実施形態によれば、複数の移動局130の方向における無線送信、即ち、隣接セル115内のホットスポットを回避する又は少なくとも低減するために、例えばビーム形成といった同じ送信パラメータが適用されてもよい。
動作504
この動作は随意的であり、幾つかの実施形態内でのみ実行されてもよい。
信号が受信される前に用いられた送信パラメータは、移動局130からの特定の無線リソース上で信号が受信されてからある期間が経過した場合に、再度選択されてもよい。
幾つかの実施形態によれば、ある期間は、予め定められていても、又は、第1の基地局110から、例えばX2といったイントラ基地局インタフェースを介して、第2の基地局120にシグナリングされてもよい。幾つかの実施形態によれば、ある期間は、移動局130からシグナリングされてもよい。幾つかの実施形態によれば、ある期間は、第1の基地局110から第1の移動局130へのスケジューリングされたダウンリンク送信のおおよその継続時間(duration)を有してもよい。
ある期間後に、過去に用いられた送信パラメータに戻ることの利点は、第2の基地局120のダウンリンク容量が、できる限り短い期間について制限されることであり得る。従って、例えば、第1の移動局130については第1の基地局110からのダウンリンク送信がスケジューリングされていないことに起因して、もはや第1の移動局130への干渉を制限する必要が無い場合又は利点が無い場合、第2の基地局120は、過去に用いられた送信パラメータに戻ってもよい。
図6は、第2の基地局110における構成600を概略的に示す。構成600は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、動作501〜504のうちのいずれか、幾つか、又は全てを実行するように構成される。通信ネットワークは、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。第2の基地局120は、無線的な意味で第1の基地局110の隣接基地局である。
動作501〜504を正確に実行するために、構成600は、例えば、移動局130から特定の無線リソース上で信号を受信するように構成される受信機610を備える。また、構成600は、受信される信号の特性を検出するように構成される検出部620を備える。さらに、構成600は、受信される信号の特性に基づいて、信号の送信元である移動局130についての干渉を制限する1つ以上の送信パラメータを選択するように構成される選択部630を備える。
さらに、幾つかの実施形態によれば、第2の基地局の構成600は、送信機640を備えてもよい。送信機640は、無線インタフェースを介して移動局130、140に無線信号を送信するように構成されてもよい。
また、幾つかの実施形態によれば、第2の基地局の構成600は、タイマ650を備える。随意的なタイマ650は、例えば移動局130から特定の無線リソース上で信号を受信してから経過したある期間を測定するなど、時間を測定するように構成される。
また、構成600は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、上述された動作501〜504のうちの少なくとも幾つかを処理するように構成され得るプロセッサ660を備えてもよい。
プロセッサ660は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、又は、命令を解釈し及び実行し得る他の処理ロジックによって表されてもよい。プロセッサ660は、呼処理制御、ユーザインタフェース制御等といった、装置制御機能及びデータバッファリンクを含む、データの入力、出力、及び処理のためのデータ処理機能を実行し得る。
明確にするために、動作501〜504に係る本方法を理解するためには必ずしも必要ではない、構成600の任意の内部の電子部品が、図6から省略されていることに留意すべきである。
さらに、通信ネットワーク100における第2の基地局120における構成600内に含まれる上述した部610〜660の幾つかは、別個の論理エンティティとして見なされるべきであって、必ずしも別個の物理エンティティとして見なされるべきではないことに留意すべきである。ほんの一例を挙げると、受信機610及び送信機640は、同じ物理ユニット、即ち、送受信機に含まれ又は共に配置されてもよい。送受信機は、送信機回路と受信機回路とを備えてもよい。送信機回路と受信機回路とは、それぞれ、アンテナを介して、アウトゴーイング無線周波数信号を送信し、インカミング無線周波数信号を受信してもよい。第1の基地局110及び/又は第2の基地局120と移動局130との間で送信される無線周波数信号は、例えば、着呼についてのページング信号/メッセージといった、制御信号及びトラフィック信号の双方を含んでもよい。これらは、他者との音声電話通信を確立し及び維持するために、又は、遠隔ユーザ機器140に、SMS、電子メール若しくはMMSメッセージといったデータを、送信し及び/又は受信するために用いられ得る。
第2の基地局120における動作501〜504は、本動作501〜504の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、構成600における1つ以上のプロセッサ660によって実装されてもよい。従って、構成600において動作501〜504を実行するための命令を含むコンピュータプログラムプロダクトは、当該コンピュータプログラムプロダクトがプロセッサ660にロードされる場合に、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、これらの動作を実行してもよい。
上述されたコンピュータプログラムプロダクトは、例えば、プロセッサ部660にロードされる場合に、本解決法に係る動作方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを記録したデータキャリアの形で提供されてもよい。データキャリアは、例えば、ハードディスク、CD ROMディスク、メモリスティック、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は、機械読み取り可能なデータを保持することができるテープ若しくはディスクといった任意の他の適当な媒体といった、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってよい。さらに、コンピュータプログラムコードは、サーバ上のプログラムコードとして提供され、例えばインターネット接続又はイントラネット接続を介して、第2の基地局120にリモートでダウンロードされることができる。
図7は、移動局130における方法動作701〜702の実施形態を示すフローチャートである。動作701〜702は、通信ネットワーク100において実行されるセル間干渉コーディネーションを目指す。通信ネットワーク100は、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。第2の基地局120は、無線的な意味で第1の基地局110の隣接基地局である。通信ネットワーク100は、例えば、LTE無線ネットワークであってもよい。移動局130は、例えば、携帯電話であってもよい。
通信ネットワーク100内のセル間干渉コーディネーションを適当に実行するために、方法は、複数の方法動作701〜702を含んでもよい。
ただし、記載された方法動作のうちの幾つか、例えば動作701〜702は、列挙内容が提案するものとは多少異なる順番で実行されてもよく、また、方法動作のうちの幾つか、例えば動作701及び702は、同時に又は並べ替えられた順番で実行されてもよいことに留意すべきである。方法は、以下の動作を含んでもよい。
動作701
無線リソース上で信号を送信するためのトリガが、移動局110から受信される。
幾つかの実施形態によれば、トリガはダウンリンク割当てにおいて受信されてもよい。トリガは、第1の移動局130についてのサービング基地局である第1の基地局110の隣接基地局である第2の基地局120によって受信されるべき信号を送信するための、移動局130についての命令として見なされ得る。
動作702
第2の基地局120によって受信されるべき信号が送信される。信号は、第2の基地局120が、信号の検出される特性に基づいて、移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを選択することを可能にする。
幾つかの実施形態によれば、信号は、サウンディング信号、リファレンス信号、データ送信信号、例えば、ハイブリッドARQ肯定応答/否定応答(ACK/NACK)メッセージといったアップリンク制御シグナリング、ランダムアクセスシグナリング等であってもよい。
さらに、トリガされる信号は、1つの信号、信号のバースト、又は、任意の時間間隔を挙げると、例えば10ms毎といったある時間間隔で繰り返し送信される信号/信号バーストであってもよい。
図8は、第1の移動局130における構成800を概略的に示す。構成800は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成することを支援するために、動作701〜702のうちのいずれか、幾つか、又は全てを実行するように構成される。通信ネットワーク100は、移動局130についてのサービング基地局として動作する第1の基地局110と、第2の基地局120とを備える。第2の基地局120は、無線的な意味で第1の基地局110の隣接基地局である。
動作701〜702を正確に実行するために、構成800は、例えば、無線リソース上で信号を送信するためのトリガを第1の基地局110から受信するように構成される受信機810を備える。また、構成800は、第2の基地局120によって受信されるべき信号を送信するように構成される送信機820を備える。信号は、信号の検出される特性に基づいて、移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを第2の基地局120が選択することを可能にする。
また、構成800は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、上述された動作701〜702のうちの少なくとも幾つかを処理するように構成され得るプロセッサ830を備えてもよい。
プロセッサ830は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、又は、命令を解釈し及び実行し得る他の処理ロジックによって表されてもよい。プロセッサ830は、呼処理制御、ユーザインタフェース制御等といった、装置制御機能及びデータバッファリンクを含む、データの入力、出力、及び処理のためのデータ処理機能を実行し得る。
明確にするために、動作701〜702に係る本方法を理解するためには必ずしも必要ではない、構成800の任意の内部の電子部品が、図8から省略されていることに留意すべきである。
さらに、通信ネットワーク100における第1の移動局130における構成800内に含まれる上述した部810〜830のうちの幾つかは、別個の論理エンティティとして見なされるべきであって、必ずしも別個の物理エンティティとして見なされるべきではないことに留意すべきである。ほんの一例を挙げると、受信機810及び送信機820は、同じ物理ユニット、即ち、送受信機に含まれ又は共に配置されてもよい。送受信機は、送信機回路と受信機回路とを備えてもよい。送信機回路と受信機回路とは、それぞれ、アンテナを介して、アウトゴーイング無線周波数信号を送信し、インカミング無線周波数信号を受信してもよい。第1の基地局110及び/又は第2の基地局120と移動局130との間で送信される無線周波数信号は、例えば、着呼についてのページング信号/メッセージといった、制御信号及びトラフィック信号の双方を含んでもよい。これらは、他者との音声電話通信を確立し及び維持するために、又は、遠隔ユーザ機器140に、SMS、電子メール若しくはMMSメッセージといったデータを送信し及び/又は受信するために用いられ得る。
移動局130における動作701〜702は、本動作701〜702の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、構成800における1つ以上のプロセッサ830によって実装されてもよい。従って、構成800において動作701〜702を実行するための命令を含むコンピュータプログラムプロダクトは、当該コンピュータプログラムプロダクトがプロセッサ830にロードされる場合に、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを達成するために、これらの動作を実行してもよい。
上述されたコンピュータプログラムプロダクトは、例えば、プロセッサ部830にロードされる場合に、本解決法に係る動作方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを記録したデータキャリアの形で提供されてもよい。データキャリアは、例えば、ハードディスク、CD ROMディスク、メモリスティック、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は、機械読み取り可能なデータを保持することができるテープ若しくはディスクといった任意の他の適当な媒体といった、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってよい。さらに、コンピュータプログラムコードは、サーバ上のプログラムコードとして提供され、例えばインターネット接続又はイントラネット接続を介して、第1の移動局130にリモートでダウンロードされることができる。
幾つかの特定の実施形態
本発明は、このように、上述された問題のうちの少なくとも幾つかを解決する改良されたICICメカニズムを提供することを目指す。
本発明の第1の実施形態は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションのための、サービング基地局として動作する基地局110における方法であって、前記基地局110によってサービングされる少なくとも1つの移動局130、即ち、MSへの送信への干渉は回避されるべきであることを判定するステップと、特定のアップリンク無線リソース上で信号を送信するように前記少なくとも1つの移動局130をトリガするステップと、前記信号の検出される特性に基づいて、前記少なくとも1つの移動局130についての干渉を制限する、ダウンリンク送信についての送信パラメータを、前記隣接基地局120が選択し得るように、前記信号は、少なくとも1つの隣接基地局120によってモニタされるべきこととを含む方法に関連する。
本発明の第2の実施形態は、通信ネットワーク100におけるサービング基地局として動作することが可能な基地局110に関連し、前記基地局110は、セル間干渉コーディネーションのためのメカニズムを備え、当該メカニズムは、前記基地局110によってサービングされる少なくとも1つの移動局130、即ち、MSへの送信への干渉は回避されるべきであることを判定するように構成される判定部と、特定のアップリンク無線リソース上で信号を送信するように前記少なくとも1つの移動局130をトリガするように構成されるトリガ部と、前記信号の検出される特性に基づいて、前記少なくとも1つの移動局130についての干渉を制限する、自身のダウンリンク送信についての送信パラメータを、前記隣接基地局120が選択し得るように、前記信号は、少なくとも1つの隣接基地局120によってモニタされるべきものであることとを備える。
本発明の第3の実施形態は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションのための、基地局120における方法であって、特定のアップリンク無線リソース上で、隣接基地局110によってサービングされる移動局130からの信号をモニタするステップと、前記移動局130からの受信される信号の特性を検出するステップと、受信される前記信号の特性に基づいて、信号の送信元である前記移動局130についての干渉を制限する、ダウンリンク送信信号についての送信パラメータを選択するステップとを含む方法に関連する。
本発明の第4の実施形態は、通信ネットワーク100における基地局120に関連し、当該基地局120は、セル間干渉コーディネーションのためのメカニズムを備え、当該メカニズムは、隣接基地局110によってサービングされる移動局130からの特定のアップリンク無線リソース上の信号をモニタし及び受信するように構成されるモニタ部と、前記移動局130からの受信される信号の特性を検出するように構成される検出部と、受信される前記信号の特性に基づいて、信号の送信元である前記移動局130についての干渉を制限する、ダウンリンク送信信号についての送信パラメータを選択するように構成される選択部とを備える。
本発明の第5の実施形態は、通信ネットワーク100におけるセル間干渉コーディネーションを支援するための、第1の基地局110によってサービングされる移動局130における方法であって、特定のアップリンク無線リソース上で信号を送信するためのトリガを前記第1の基地局110から受信するステップと、少なくとも1つの隣接基地局120によってモニタされるべき信号を、前記信号の検出される特性に基づいて、前記移動局130についての干渉を制限する、自身のダウンリンク送信信号についての送信パラメータを前記隣接基地局120が選択し得るように、送信するステップとを含む方法に関連する。
移動局130は、特定の基地局110、120をターゲットとしているのではなく、むしろ、信号を聞く如何なる基地局110、120も、移動局130に干渉し得る隣接基地局とみなされることに留意すべきである。
本発明の第6の実施形態は、通信ネットワーク100に含まれる基地局110、120と通信することが可能な移動局130における構成に関連し、当該移動局130は、セル間干渉コーディネーションを支援するためのメカニズムを備え、当該メカニズムは、特定のアップリンク無線リソース上で信号を送信するためのトリガを前記第1の基地局110から受信するように構成される受信機と、少なくとも1つの隣接基地局120によってモニタされるべき前記信号を、前記信号の検出される特性に基づいて、前記移動局130についての干渉を制限する送信パラメータを前記隣接基地局120が選択し得るように、送信するように構成される送信機とを備える。
基地局110、120は、信号を送信するように移動局130をトリガする機能性、及び、当該信号を受信し、送信リソースを選択するための根拠(basis)として当該信号を用いるための機能性の双方を有してもよいことに留意すべきである。このような基地局110、120は、例えば、異なる移動局130、140に関して、サービング基地局及び隣接基地局の双方として同時に動作することが可能である。
従って、本発明の実施形態によれば、基地局110、120は、干渉されることを望まない端末130、140を特別なアップリンクリソースで信号を送信するようにトリガする。特定の実施形態において、これらの信号は(特別な)サウンディング信号の形である。隣接基地局は、特別なリソース上で受信される信号の特性を検出し、これに基づいて、サウンディング信号を送信している端末130、140への干渉を制限する送信パラメータを選択する。
基地局110、120は、移動局130、140からの信号をリッスンすることによって、空間的情報(spatial information)を取得する。相互性を用いることによって、アップリンク送信信号をリッスンすることからの推定値を、ダウンリンクにおいても同様に適用することができる。従って、隣接する基地局は、移動局130から信号を受信することによって、必要な情報を得る。
幾つかの実施形態によれば、基地局110が干渉を制限することを望む移動局130のみが、特別なサウンディング信号を送信するようにトリガされ得ることに留意すべきである。この移動局130のサブセットは、例えば、近い将来基地局がデータを送信することを意図する移動局130であって、隣接基地局120によって強く干渉される移動局130を含んでもよい。他の移動局もサウンディング信号を送信し得るが、他の理由の為に、且つ、好適には他のリソース上で送信され得る。
「備える」という語句を用いる場合、当該語句は、限定されないものとして、即ち、「から少なくとも成る」を意味するものとして解釈されるべきである。本発明は、上述された好適な実施形態に限定されない。種々の代替案、変形例、及び均等物が用いられてもよい。このため、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものとして受け取られるべきではない。

Claims (12)

  1. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションのための、第1の基地局(110)における方法であって、前記通信ネットワーク(100)は、移動局(130)についてのサービング基地局として動作する前記第1の基地局(110)と、第2の基地局(120)とを備え、前記方法は、
    前記移動局(130)への送信干渉は制限されるべきであることを判定する動作(301)と、
    前記第2の基地局によりモニタリングされる無線リソース上で、干渉の制限を指示するための特性を有する信号を送信するように前記移動局(130)をトリガする動作(302)と、
    前記信号は、前記第2の基地局(120)によって受信されるべきものであって、前記無線リソース上で受信される当該信号の特性に基づいて、前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを、前記第2の基地局(120)が選択することを可能にすることと、
    を含み、
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    方法。
  2. 前記無線リソースは、ある時間、周波数及び/又は符号のうちのいずれかを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記信号を送信するように前記移動局(130)をトリガする前記動作(302)は、前記移動局(130)に送信される、ダウンリンクスケジューリング割当に前記トリガを含むことによって実行される、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 前記移動局(130)への送信干渉は制限されるべきであることを判定する前記動作(301)は、干渉状況、サービス品質パラメータ、トラフィックタイプ、推定送信期間、チャネル品質レポート及び/又はネットワーク負荷のいずれかに基づく、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションのための、第1の基地局(110)における構成(400)であって、前記通信ネットワーク(100)は、移動局(130)についてのサービング基地局として動作する前記第1の基地局(110)と、第2の基地局(120)とを備え、前記構成(400)は、
    前記移動局(130)への送信干渉は制限されるべきであることを判定するように構成される判定部(410)と、
    前記第2の基地局によりモニタリングされる無線リソース上で、干渉の制限を指示するための特性を有する信号を送信するように前記移動局(130)をトリガするように構成されるトリガ部(420)と、
    前記信号は、前記第2の基地局(120)によって受信されるべきものであって、前記無線リソース上で受信される当該信号の特性に基づいて、前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを、前記第2の基地局(120)が選択することを可能にすることと、
    を備え
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    構成(400)。
  6. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションのための、第2の基地局(120)における方法であって、前記通信ネットワーク(100)は、第2の基地局(120)と、移動局(130)についてのサービング基地局として動作する第1の基地局(110)とを備え、前記方法は、
    前記第1の基地局によってトリガされる前記移動局からの、干渉の制限を指示するための特性を有する信号が送信される特定の無線リソースをモニタリングすることにより、前記移動局(130)から前記特定の無線リソース上で前記信号を受信する動作(501)と、
    受信される前記信号の特性を検出する動作(502)と、
    受信される前記信号の検出される前記特性に基づいて、前記信号の送信元である前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを選択する動作(503)と、
    を含み、
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    方法。
  7. 受信される前記信号の特性を検出する前記動作(502)は、受信される送信電力、到来角、周波数、及び/又は受信アンテナ間の共分散のいずれかを推定することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記移動局(130)から前記特定の無線リソース上で前記信号を受信し(501)てから、ある期間が経過した場合に、前記信号が受信される前に用いられた前記送信パラメータを再度選択する動作(504)、
    をさらに含む、請求項6又は請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 選択される(503)べき前記送信パラメータは、周波数、時間、送信電力、ビーム形成技術及び/又はプリコーダのいずれかを含む、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションのための、第2の基地局(120)における構成(600)であって、前記通信ネットワーク(100)は、第2の基地局(120)と、移動局(130)についてのサービング基地局として動作する第1の基地局(110)とを備え、前記構成(600)は、
    前記第1の基地局によってトリガされる前記移動局からの、干渉の制限を指示するための特性を有する信号が送信される特定の無線リソースをモニタリングすることにより、前記移動局(130)から前記特定の無線リソース上で前記信号を受信するように構成される受信機(610)と、
    受信される前記信号の特性を検出するように構成される検出部(620)と、
    受信される前記信号の特性に基づいて、前記信号の送信元である前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを選択するように構成される選択部(630)と、
    を備え
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    構成(600)。
  11. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションを支援するための、移動局(130)における方法であって、前記通信ネットワーク(100)は、前記移動局(130)についてのサービング基地局として動作する第1の基地局(110)と、第2の基地局(120)とを備え、前記方法は、
    干渉の制限を指示するための特性を有する信号を前記第2の基地局によりモニタリングされる無線リソース上で送信するためのトリガを前記第1の基地局(110)から受信する動作(701)と、
    前記第2の基地局(120)によって受信されるべき前記信号を送信して(702)、前記信号の検出される特性に基づいて、前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを、前記第2の基地局(120)が選択することを可能にする動作と、
    を含み、
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    方法。
  12. 通信ネットワーク(100)におけるセル間干渉コーディネーションを支援するための、移動局(130)における構成(800)であって、前記通信ネットワーク(100)は、前記移動局(130)についてのサービング基地局として動作する第1の基地局(110)と、第2の基地局(120)とを備え、前記構成(800)は、
    干渉の制限を指示するための特性を有する信号を前記第2の基地局によりモニタリングされる無線リソース上で送信するためのトリガを前記第1の基地局(110)から受信するように構成される受信機(810)と、
    前記第2の基地局(120)によって受信されるべき前記信号を送信して、前記信号の検出される特性に基づいて、前記移動局(130)についての干渉を制限する送信パラメータを前記第2の基地局(120)が選択することを可能にする送信機(820)と、
    を備え
    前記信号は、関連付けられるデータの無いリファレンス信号である、
    構成(800)。
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