JP5882751B2 - タッチパネル式携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部にタッチセンサを重畳したタッチパネルディスプレイを有するタッチパネル式携帯端末に関する。
近年、表示部にタッチセンサを重畳したタッチパネルディスプレイを有する携帯端末、いわゆるタッチパネル式携帯端末の普及が加速している。タッチパネル式携帯端末において、タッチパネルディスプレイは、ユーザに対する情報を表示する表示部としてだけでなく、かかる表示部への接触によるユーザ入力を検知する操作部としての機能も担っている。このため、タッチパネルディスプレイには、ユーザが入力を行うためのキーボードが表示される。
上記のキーボードには、テンキー(数字キー)やアルファベットのキーボード、平仮名(50音)のキーボード等がある。文字入力を行う際には、ユーザは、タッチパネルディスプレイに表示されたキーボードを構成する複数のキーのうち、入力したい文字のキーの表示部分(表示領域)に触れる。キーボードを構成する複数のキーは、それぞれタッチパネルディスプレイ上の座標情報として配置されていて、ユーザがキーの表示部分を触れることにより、抵抗膜方式(感圧方式)や静電容量方式等のタッチセンサにより触れられた座標位置が検出され、文字が入力される。
タッチパネルディスプレイ上でキー入力を行う場合、キーは任意の小ささで表示できるとしても、押しやすさを考慮すると、ある程度の面積が必要となる。すると必然的にディスプレイ上に表示できるキーの数が制限されてしまう。従来から少ないキーで50音やアルファベットを入力するための工夫として、5タッチ方式、2タッチ方式(ポケベル方式)、フリック入力、T9方式などが知られている。
またキー入力の操作性向上のための他の手段としては、例えば特許文献1では、表示手段(画面)の角に配置された拡大/縮小キーを押すことにより、画面に表示されるキーボードを拡大状態や縮小状態に移行することが可能な携帯情報端末装置が開示されている。特許文献1によれば、タッチパネル上に表示されるキーボードサイズを変更可能であるため、キーボードを利き手側に寄せたり、またはキーボードを大きくしたりすることを選択でき、キーボードが押しやすくなり、入力操作における押し間違いを確実に減らすことができるとしている。
特開2002−297293号公報
特許文献1の携帯情報端末装置に限らず、従来のタッチパネル式携帯端末において表示部に表示されるキーボードは、複数のキーが所定のキー配列を有して構成されている。所定のキー配列とは、例えば電話のテンキー配列を継承していたり、タイプライターのQWERTY配列を継承していたりするものである。
タッチパネル式携帯端末は、利き手(持ち手)の親指で操作することが想定される。一方、タッチパネル式携帯端末は情報端末として発展する傾向にあり、ディスプレイは大型化の一途を辿っている。このため、上記所定のキー配列において、例えば複数のキーが密集して配置されていて使用頻度が高いキーが押しづらい位置に配置されていたり、使用頻度が高いキーがユーザの親指が届きにくい位置に配置されていたりすると、そのキーボードはユーザにとって使いづらいものとなる。たとえ特許文献1のようにキーボードサイズを変更できたとしても、それは入力のしやすさ(タッチしやすさ)が若干改善されただけであり、かかるキーボードのキー配列が使いづらいことに変わりはない。
本発明は、このような課題に鑑み、タッチパネルディスプレイにおいて個々のユーザがそれぞれ求める操作性を得ることが可能なタッチパネル式携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかるタッチパネル式携帯端末の代表的な構成は、表示部と、表示部に重畳されたタッチセンサとを備え、表示部には複数のキーが配列されたキーボードを表示可能であって、かつ、複数のキーは個々に独立して配置または大きさを変更可能であることを特徴とする。
上記の表示部には、キーボードに加えて、入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトを表示可能であって、個々のキーの配置の変更はドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行可能であり、キーを移動させたときに他のキーまたはオブジェクトと表示領域が重なった場合には、移動させたキー、重なった他のキーまたはオブジェクトの位置を表示領域が重ならない位置までずらすとよい。
上記の表示部には、キーボードに加えて、入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトを表示可能であって、個々のキーの配置の変更はドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行可能であり、キーを移動させたときにオブジェクトと表示領域が重なった場合には、移動させたキーまたはオブジェクトのうち上層のレイヤーにあるものを透過表示させるとよい。
上記の表示部には、キーボードに加えて、入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトを表示可能であって、個々のキーの配置の変更はドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行可能であり、さらに表示部は3D表示可能であり、キーを移動させたときにオブジェクトと表示領域が重なった場合には、移動させたキーとオブジェクトを奥行きの異なるレイヤーに配置し、かつ上層のレイヤーにあるものを透過表示させるとよい。
上記のキーボードは複数枚のページからなり、表示部には、キーを他のページに移動させる移動枠を表示可能であって、個々のキーのページの移動は、個々のキーをドラッグアンドドロップによって移動枠に移動させることによって実行可能であるとよい。
本発明によれば、タッチパネルディスプレイにおいて個々のユーザがそれぞれ求める操作性を得ることが可能なタッチパネル式携帯端末を提供することができる。
本実施形態にかかるタッチパネル式携帯端末を説明する図である。 第1実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。 第2実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。 第3実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。 第4実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。 第5実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。 キーの配置や大きさのアレンジについて説明する図である。 第6実施形態における携帯端末の表示画面を例示する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかるタッチパネル式携帯端末(以下、携帯端末100と称する)を説明する図であり、図1(a)は携帯端末100の外観図であり、図1(b)は携帯端末100の機能ブロック図である。なお、理解を容易にするために、以下に説明する実施形態では、携帯端末100として携帯電話(スマートフォン)を例示するが、これに限定するものではない。本発明は、タッチパネルディスプレイを有する携帯端末であれば如何なるものにも適用可能であり、携帯端末100は、例えばPHS端末、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、ハンディGPS、ナビゲーション装置、ネットブック等であってもよい。
図1(a)に示すように、本実施形態の携帯端末100は、ユーザに対する情報を表示し、且つ接触によりユーザ入力を検知するタッチパネルディスプレイ110を備える。図1(b)に示すように、タッチパネルディスプレイ110は、表示部112、およびかかるタッチパネルディスプレイ110に重畳されたタッチセンサ114を含んで構成される。
表示部112は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、写真画像やアプリケーションの動作画面、通話における通話先や発信元などの情報をユーザに対して表示する。また、後述するように表示部112には、複数のキーが配列されて構成されるキーボード150(図2参照)や、入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクト160(図3参照)を表示可能である。
タッチセンサ114は、透明の素材で形成され、表示部112にそれを視認可能に重畳されて、かかる表示部112への接触によるユーザ入力を検知する。これにより、タッチパネルディスプレイ110を、携帯端末100へのユーザ入力を受け付ける操作部として機能させることが可能となる。タッチセンサ114によるユーザ入力の検知方式としては、静電容量式でもよいし、感圧式であってもよいし、これらの方式に限定されず、その他の方式でもよい。
上述したタッチパネルディスプレイ110も含め、当該携帯端末100の動作は端末制御部102によって管理および制御される。詳細には、端末制御部102は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯端末100全体の機能を管理および制御し、例えば端末メモリ104に記憶されているプログラムを用いて通話機能やメール送受信機能等を実行する。端末メモリ104は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部102で処理されるプログラムやデータ等を記憶する。
(第1実施形態)
次に、上記説明した携帯端末100の特徴的な動作の第1実施形態について説明する。図2は、第1実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。なお、本実施形態では、図2(a)に示す複数のキー150a〜150lの配列がキーボード150の所定のキー配列(初期値)であると仮定する。また本実施形態においては、キーボード150としてテンキーを例示しているが、これに限定するものではなく、アルファベットのキーボード、平仮名のキーボード等の他のキーボードであってもよい。
図2(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ110(厳密には表示部112)には、複数のキー150a〜150lによって構成されたキーボード150が表示される。本実施形態では、この所定のキー配列で配置されている複数のキー150a〜150lのうち、任意の1または複数のキーを個々に独立して配置することができる。以下、図2(a)の複数のキー150a〜150lのうち、キー150k(0キー)とキー150l(♯キー)の配置を変更する場合を例示して説明する。
個々のキー150a〜150lの配置の変更は、それをドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行することができる。例えば、まずキー150k(0キー)の位置(配置)を変更する場合、図2(b)に示すように、ユーザは、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)のうち、そこに表示されているキー150kに該当する領域をタッチする。すると、タッチセンサ114において、キー150kへのユーザの接触が検知される。
そして、ユーザは、キー150kにタッチした状態でそれを所望の位置(図2(b)中、二点鎖線で図示)にドラッグし、その位置においてドロップすると(キー150kから指を離すと)、図2(c)に示すようにキー150kはユーザが所望した位置に変更される。キー150kの位置が変更されたら、制御部102は、図2(c)に示すキーボード150におけるキー150a〜150lの配列の座標情報を、変更後のキー配列(以下、変更キー配列と称する)として端末メモリ104に記憶する。
次に、キー150l(♯キー)の位置(配置)を変更する場合、図2(d)に示すように、ユーザは、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)のうち、そこに表示されているキー150lに該当する領域をタッチし、キー150lにタッチした状態でそれを所望の位置(二点鎖線で示す位置)にドラッグする。そして、その位置でキー150lをドロップすると、図2(e)に示すようにキー150lもユーザが所望した位置に変更される。キー150lの位置が変更されたら、制御部102は、図2(e)に示すキーボードにおけるキー150a〜150lの配列の座標情報を、最新の変更キー配列として端末メモリ104に記憶する。
上記説明したように、第1実施形態の構成によれば、ユーザは、キーボード150を構成する複数のキー150a〜150lのうち、任意の個々のキーを所望の位置に変更することができる。したがって、キーボード150を自分の好みのキー配列にカスタマイズ可能であるため、個々のユーザがそれぞれ自分が求める操作性を得ることができる。また変更キー配列を端末メモリ104に記憶させることにより、次回キーボード150を使用する際に、前回記憶させた変更キー配列を表示可能となるため、利便性の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。図3(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)には、複数のキー150a〜150lによって構成されたキーボード150に加えて、入力文字や動作状態を表示するためのオブジェクト160が表示される。なお、図3(b)に示すように、オブジェクト160においても、キー150a〜150lと同様にドラッグアンドドロップによって所望の位置(二点鎖線で示す位置)に移動させ、図3(c)に示すように位置を変更することが可能である。
図3(d)に示すように、ユーザは、第1実施形態において説明したように、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)のうち、そこに表示されているキー150lに該当する領域をタッチし、キー150lにタッチした状態でそれを所望の位置(二点鎖線の位置)にドラッグアンドドロップする。すると、キー150lはオブジェクト160と重複した状態となる。キー150lが図3(d)の二点鎖線の配置に変更されると、キー150lおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なり、オブジェクト160の一部がキー150lに隠れて視認しづらくなる。
そこで本実施形態では、キー150lが図3(d)に二点鎖線で示す位置までドラッグアンドドロップされたとき、すなわちキー150lを移動させたときに、移動させたキー150lおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なったら、端末制御部102は、図3(e)に示すように移動させたキー150lをオブジェクト160と重ならない位置までずらす。これにより、任意の個々のキーの配置を変更した際にオブジェクト160と重複することがないため、キー配列をカスタマイズしても入力時の不具合が生じることがなく、高い操作性が確保される。
なお、本実施形態においては、移動させたキー150lおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なったときにキー150lをずらす構成を例示したが、これに限定するものではなく、オブジェクト160をキー150lに重ならない位置までずらす構成としてもよい。また上記の動作は、キーとオブジェクト160との重複時だけでなく、移動させたキーが他のキーと重複した場合においても適用することが可能である。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。第3実施形態では、図3(a)に示すキーボード150の複数のキー150a〜150lのうち、150a〜150c(1キー、2キー、3キー)を、ドラッグアンドドロップによって図4(a)において二点鎖線で示す位置まで移動させる。キー150a〜150cがこの二点鎖線の位置に変更されると、それらのキー150a〜150cとオブジェクト160との表示領域が重複してしまい、オブジェクト160の一部が視認しづらくなる。
そこで本実施形態では、キー150a〜150cが図4(a)に示す二点鎖線の位置までドラッグアンドドロップされたとき、移動させたキー150a〜150cおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なったら、端末制御部102は、図4(b)に示すように移動させたキー150a〜150cまたはオブジェクト160のうち上層のレイヤーにあるもの(本実施形態においてはキー150a〜150c)を透過表示させる。
上記構成により、任意の個々のキーの配置を変更した際に、移動させたキー150a〜150cとオブジェクト160とが重複しても、下層のレイヤーにあるもの(本実施形態においてはオブジェクト160)を視認可能である。このため、キー配列をカスタマイズしても入力時の不具合が生じることがなく、高い操作性を確保することができる。なお、上記説明した動作は、キー150a〜150lとオブジェクト160との重複時だけでなく、移動させたキーが他のキーと重複した場合においても適用することが可能である。
また上述したように移動させたキー150a〜150cおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なったときに、上層のレイヤーにあるものを透過表示させることにより、表示領域を最大限に有効活用することが可能となる。詳細には、図4(b)に示すように移動させたキー150a〜150cまたはオブジェクト160のうち上層のレイヤーにあるもの(本実施形態においてはキー150a〜150c)を透過表示させると、所定のキー配列時にキー150a〜150cが配置されていた領域は、キーが配置されていない空き領域となる。
そこで、キー150d〜150fを図4(c)に二点鎖線で示す位置までドラッグアンドドロップし、所定のキー配列時にキー150a〜150cが配置されていた領域(空き領域)に向かってずらす。これにより、図4(d)に示すように、キー150a〜150cとキー150d〜150fとの間隔、およびキー150d〜150fとキー150g〜150iとの間隔を広げることができる。したがって、キーの密集が解消されるため入力操作をより良好に行うことができ、誤入力を防ぐことが可能となる。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。第4実施形態では表示部112は3D表示が可能であり、図5(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)ではキーボード150が3D表示されている。このように3D表示が可能な表示部112では、キー150a〜150cを図5(b)に二点鎖線で示す位置までドラッグアンドドロップし、移動させたキー150a〜150cおよびオブジェクト160の互いの表示領域が重なったら、端末制御部102は、図5(c)に示すように、移動させたキー150a〜150cとオブジェクト160を奥行きの異なるレイヤーに配置し、かつ上層のレイヤーにあるもの(本実施形態ではキー150a〜150c)を透過表示させる。
上記構成によれば、上述したようにオブジェクト160と移動後のキー150a〜150cとが重複しても、それらのうち下層のレイヤーにあるもの本実施形態ではキー160)を視認可能となる。またそれに加えて、移動させたキー150a〜150cとオブジェクト160を奥行きの異なるレイヤーに配置するため、視認性の向上を図ることが可能となる。なお、上記構成においても、図5(c)に示すようにキー150a〜150cを移動させたことによって生じた空き領域に、図5(d)に示すようにキー150d〜150fを移動させてもよい。
(第5実施形態)
図6は、第5実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。図6(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)には、複数のキー170a〜170lから構成され、いわゆるひらがな入力に用いられるキーボード170が表示されている。なお、本実施形態では、図6(a)に示す複数のキー170a〜170lの配列がキーボード170の所定のキー配列(初期値)であると仮定する。
第5実施形態では、キーボード170を複数枚のページで構成することができ、かかるキーボード170を構成する複数のキー170a〜170lを任意のページに移動させることができる。図6(a)では、キーボード170に加えて、それを構成する複数のキー170a〜170lを他のページに移動させる移動枠172aおよび172bが表示されていて、個々のキー170a〜170lをドラッグアンドドロップによって移動枠172aおよび172bに移動させることにより、個々のキーが他のページに移動される。
詳細には、図6(a)に表示されているページは、キーボード170を構成する複数のページの1ページ目であり、移動枠172aは、キー170a〜170lをキーボード170の2ページ目に移動させる移動枠であり、移動枠172bは、キー170a〜170lをキーボード170の3ページ目に移動させる移動枠である。例えば、図6(b)に示すように、複数のキー170a〜170lのうち、キー170gをドラッグアンドドロップにより移動枠172aに移動させると(移動時のキー170gは二点鎖線にて図示)、キー170gはキーボード170の2ページ目に移動する。これにより、図6(a)に示すキーボード170の1ページ目は、図6(c)に示すようにキー170gが抜けた状態となる。
図6(b)においてキー170gを移動させたときと同様に、キー170h〜170lも移動枠172aにドラッグアンドドロップし、キーボード170の2ページ目に移動させる。すると、図6(d)に示すように、キーボード170の1ページ目には、複数のキー170a〜170lのうち、キー170a〜170f(ページ移動させなかったキー)が表示される。一方、図6(e)に示すように、キーボード170の2ページ目には、複数のキー170a〜170lのうち、移動されたキー170g〜170lが表示される。なお、図6(e)に示すキーボード170の2ページ目には、キー170a〜170lをキーボード170の2ページ目に移動させる移動枠172aに替えて、キー170a〜170lをキーボード170の1ページ目に移動させる移動枠172cが表示されている。
上記構成のようにキーボードのキー170a〜170lを、所望のページに移動可能であることにより、例えば使用頻度の高いキーを前のページに配置し、使用頻度の低いページを後のページに配置する等、カスタマイズの自由度を高めることが可能である。またキーのページ移動により、1ページ当たりに配置されるキーの数を減らすことができるため、キー間隔を広げたり、個々のキーの大きさを拡大したりする等のアレンジも可能となる。
図7は、キーの配置や大きさのアレンジについて説明する図である。例えば図7(a)では、図6(d)に示すキーボード170の1ページ目に表示されているキー170a〜170fのうち、キー170d〜170fを第3実施形態のように空き領域にずらし、キー170a〜170cとキー170d〜170fとの間隔を広げている。図7(b)では、図6(d)に示すキー170a〜170fを2行3列の配置に変更し、且つ個々のキー170a〜170fを間隔をあけて配置している。図7(a)および(b)の構成によれば、キーの密集が解消されるため入力操作をより良好に行うことが可能である。
図7(c)では、図6(d)に示すキー170a〜170fの大きさを拡大変更している。キー170a〜170fの大きさの変更方法は、例えばピンチアウトやピンチインを挙げることができる。他にも、大きさを変更したいキーを長押し(連続的な押下)し、その長押しの時間に応じて大きさを変更する等の方法であってもよい。また、図7(a)や図7(b)のように間隔を広げた場合に、隙間を埋めるように各キーを自動的に拡大してもよい。図7(c)の構成によれば、キーそのものの大きさが拡大されるため、キーをタッチしやすくなり、操作性の向上を図ることができる。
(第6実施形態)
図8は、第6実施形態における携帯端末100の表示画面を例示する図である。第1実施形態〜第5実施形態では、文字入力に用いられるキーボード150および170を例示していたのに対し、第6実施形態では、キーボード180として、ゲームの操作に用いられるキーパッドを例示して説明する。なお、本実施形態では、図8(a)に示す複数のキー180a〜180hの配列がキーボード180の所定のキー配列(初期値)であると仮定する。
図8(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ110(表示部112)には、ゲーム画面(背景)、およびキー180a〜180hから構成されてゲームの操作等に用いられるキーボード180が表示されている。それらのキー180a〜180hのうち、キー180a〜180dは、上下左右方向への移動を行うカーソルキーであり、キー180e〜180hはゲームに応じた機能が付与されるファンクションキーである。
本実施形態においても、図8(a)のように、例えばキー180fをタッチパネルディスプレイ110(表示部112)上の所望の位置(二点鎖線の位置)までドラッグアンドドロップして移動させることにより、キー180fの位置を変更することができる。同様にして、キー180a〜180eやキー180g〜180hも所望の位置に移動させることにより、図8(b)に示すようにキーボード180がユーザの好みのキー配列に変更される。
また図8(a)および(b)を比較してわかるように、図8(b)ではキー180a〜180hが拡大されている。このように、ゲーム用のキーパッドにおいても、第5実施形態において説明したように複数のキー180a〜180hの大きさを個々に変更可能であり、これにより操作性の向上を図ることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、表示部にタッチセンサを重畳したタッチパネルディスプレイを有するタッチパネル式携帯端末として利用可能である。
100…携帯端末、102…制御部、104…端末メモリ、110…タッチパネルディスプレイ、112…表示部、114…タッチセンサ、150…キーボード、150a〜150l…キー、160…オブジェクト、170…キーボード、170a〜170l…キー、172a〜172c…移動枠、180…キーボード、180a〜180h…キー

Claims (4)

  1. 表示部と、該表示部に重畳されたタッチセンサとを備え、
    前記表示部には複数のキーが配列されたキーボード入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトとを表示可能であって、かつ、前記複数のキーは個々に独立して配置または大きさを変更可能であって、
    前記個々のキーの配置の変更はドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行可能であり、
    前記キーを移動させたときに前記オブジェクトと表示領域が重なった場合には、該移動させたキーまたは前記オブジェクトのうち上層のレイヤーにあるものを透過表示させることを特徴とするタッチパネル式携帯端末。
  2. 表示部と、該表示部に重畳されたタッチセンサとを備え、
    前記表示部には複数のキーが配列されたキーボード入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトとを表示可能であって、かつ、前記複数のキーは個々に独立して配置または大きさを変更可能であって、
    前記個々のキーの配置の変更はドラッグアンドドロップによって移動させることによって実行可能であり、
    さらに前記表示部は3D表示可能であり、
    前記キーを移動させたときに前記オブジェクトと表示領域が重なった場合には、該移動させたキーと前記オブジェクトを奥行きの異なるレイヤーに配置し、かつ上層のレイヤーにあるものを透過表示させることを特徴とするタッチパネル式携帯端末。
  3. 表示部と、該表示部に重畳されたタッチセンサとを備え、
    前記表示部には複数のキーが配列されたキーボードと入力文字または動作状態を表示するためのオブジェクトとを表示可能であって、かつ、前記複数のキーは個々に独立して配置または大きさを変更可能であって、
    前記キーボードは複数枚のページからなり、
    前記表示部には、前記キーを他のページに移動させる移動枠を表示可能であって、
    前記個々のキーのページの移動は、該個々のキーをドラッグアンドドロップによって前記移動枠に移動させることによって実行可能であることを特徴とするタッチパネル式携帯端末。
  4. 前記キーボードは複数枚のページからなり、
    前記表示部には、前記キーを他のページに移動させる移動枠を表示可能であって、
    前記個々のキーのページの移動は、該個々のキーをドラッグアンドドロップによって前記移動枠に移動させることによって実行可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル式携帯端末。
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