JP5879734B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
また、このように電子化された文書を文書管理サーバに蓄積し若しくは指定された配信先に配信して利用する画像処理システムが知られている。このような画像処理システムにおいては、スキャナ機能等の入力サービスと、OCR(Optical Character Recognition)等の画像処理サービスとを組み合わせてワークフローを構成し、文書蓄積の効率化を図ることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上述したようなワークフローとして、バーコードの付与された書類をスキャンし、スキャンによって読み取られたバーコードを認識してその認識結果に従って保存先を変えて配信するワークフローがあるとする。このワークフローにおいて、入力される書類の大きさにばらつきがある場合、生成される電子画像がバーコード読み取り用のライブラリによって処理不可能なサイズとなる可能性がある。また、ライブラリが処理可能なサイズの電子画像であっても、バーコード読み取りに要する時間が長くなり、システムに多大な負荷がかかる場合がある。
これに対して、入力された画像の解像度を落として画像を圧縮することにより、画像のデータ量が削減され、上述したような課題を解決することが可能となるが、画像の圧縮によって画質が劣化し、その結果バーコードが読み取れなくなる可能性がある。また、OCR(Optical Character Recognition)での文字抽出を行う場合は、画像の圧縮により文字認識精度が低下する可能性がある。更に、圧縮されて電子化された画像情報は、そのまま配信されるため、配信された画像を再利用する場合も同様の課題が生じる。
特許文献1に開示されたような従来技術の場合、不要な場合であっても画像の圧縮処理が実行される可能性があり、上述したような認識エラーの課題には対応できていない。ユーザが手動で圧縮処理を禁止することは可能であるが、圧縮処理の禁止は、入力された画像のサイズ等の条件や、上記画像の認識処理の有無、更にはその後の画像の出力態様等に応じて判断する必要があり、不慣れなユーザにとっては難しい。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、入力された画像を処理して出力する画像処理システムにおいて、不要な画像の圧縮処理の省略を容易化することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ユーザにより入力された画像情報と、1以上の情報処理及び配信処理で構成されるワークフローの実行命令と、に基づき、当該画像情報に対する当該ワークフローを実行する情報処理装置であって、前記ユーザにより入力された前記画像情報及び前記ユーザにより実行指定された前記ワークフローを示す処理指定情報を取得する情報取得部と、実行指定された当該ワークフローを構成する前記1以上の情報処理において、入力された当該画像情報に対して実行する特定の画像処理が含まれているか否かに基づき、当該画像情報に対する圧縮処理の要否を判断する要否判断部と、前記要否判断部の判断結果に応じて、当該画像情報を圧縮処理する画像圧縮部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、入力された画像を処理して出力する画像処理システムにおいて、不要な画像の圧縮処理の省略を容易化することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る配信サーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る解像度変換設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る解像度変換設定部が記憶している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る解像度変換処理要否の判断動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る解像度変換設定画面の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る解像度変換態様の判断動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、スキャナによって書類が読み取られて生成された画像を入力画像として、メールサーバやファイルサーバに配信するシステムを例として説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、複合機1、配信サーバ2、メールサーバ3及びファイルサーバ4がネットワークを介して接続されて構成されている。
複合機1は、スキャナ機能、画像形成機能、FAX(Facsimile)機能及びネットワーク通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral)である。本実施形態において、複合機1は、スキャナ機能により書類を読み取って生成した画像情報を配信対象の画像として配信サーバ2に送信する。
本実施形態に係る複合機1は、ワークフローにより文書をスキャン及び配信する際のユーザインタフェースとしても機能する。即ち、ユーザは、複合機1に設けられたタッチパネルやハードキーを操作することにより、文書の配信に際して実行するべき画像処理及び配信先を設定し、ワークフローの実行命令を入力する。
配信サーバ2は、本実施形態の要旨に係る構成であり、複合機1から受信した画像を入力画像として取得し、必要に応じて画像処理を実行した上でメールサーバ3若しくはファイルサーバ4に送信することによって配信処理を実行する。この、配信サーバ2による必要に応じた画像処理が本実施形態に係る要旨である。
メールサーバ3は、一般的にはPOP(Post Office Protocol)サーバであり、ユーザが電子メールを受信するために各自のクライアント端末からネットワークを介して接続するサーバである。ファイルサーバ3は、FTP(File Transfer Protocol)等のファイル転送プロトコルに対応したネットワーク接続を介して記憶領域を提供するサーバである。
次に、本実施形態に係る複合機1、配信サーバ2、メールサーバ3及びファイルサーバ4等の情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る配信サーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、複合機1は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。以下の説明においては、配信サーバ2のハードウェア構成を例として説明するが、複合機1メールサーバ3及びファイルサーバ4についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る配信サーバ2は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る配信サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、配信サーバ2全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、配信サーバ2の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが配信サーバ2に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係る配信サーバ2、メールサーバ3及びファイルサーバ4はサーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。また、複合機1の場合、操作部70は、各種のハードキーやタッチパネルが用いられる。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る複合機1、配信サーバ2、メールサーバ3及びファイルサーバ4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る配信サーバ2の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る配信サーバ2の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る配信サーバ2は、コントローラ200及びネットワークI/F201を含むまた、コントローラ200は、文書取得部210、文書処理部220及び文書出力部230を含む。
ネットワークI/F201は、配信サーバ2がネットワークを介してクライアント端末2やNASサーバ3等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F201は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ200が構成される。コントローラ200は、配信サーバ2全体を制御する制御部として機能する。
文書取得部210は、複合機1がスキャンによって生成した画像情報をネットワークI/F201を介して受信し、文書処理部220に入力する。また、文書取得部210は、画像情報と共に、実行するべき画像処理を指定する情報及び画像情報の配信先を示す情報を取得し、文書処理部220に入力する。文書出力部230は、文書処理部220によって処理された画像情報を、指定された配信先に配信する画像配信部である。文書出力部230は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やFTP等の様々なプロトコルに対応しており、画像情報の配信先に応じたプロトコルにて画像情報を送信する。
文書処理部220は、文書取得部210から入力された画像情報に対して、指定された画像処理を実行する。図3に示すように、本実施形態に係る文書処理部220は、解像度変換処理部221、解像度変換設定部222、バーコード読取処理部223、バーコード読取設定部224、OCR(Optical Character Recognition)処理部225及びOCR設定部226を含む。
解像度変換処理部221は、文書取得部210から入力された画像の解像度を変換することにより、画像を圧縮する画像圧縮部である。解像度変換処理部221は、解像度変換設定部222に記憶されている解像度変換設定情報に基づき、画像の圧縮処理の要否を判断する。この解像度変換処理部221による圧縮処理の要否判断が、本実施形態に係る要旨である。解像度変換処理部221及び解像度変換設定部222の機能については、後に詳述する。
バーコード読取処理部223は、解像度変換処理部221が出力した画像情報において表示されるバーコードを認識し、バーコードとして符号化された情報を復号して情報を生成する。バーコード読取設定部224は、バーコードの読取範囲や復号ルール等、バーコードの読取に際する設定情報を記憶しており、バーコード読取処理部223は、バーコード読取設定部224に記憶されている設定情報に従ってバーコードの認識処理を実行する。
OCR処理部225は、バーコード読取処理部223が出力した画像情報において表示される文字を認識し、文字情報を生成する。OCR設定部226は、文字認識についての設定情報を記憶しており、OCR処理部225は、OCR設定部226に記憶されている設定情報に従って文字認識処理を実行する。OCR処理部225が出力した画像情報は、文書出力部230に入力される。このように本実施形態に係るバーコード読取処理部223及びOCR処理部225画像処理部として機能する。
次に、本実施形態に係る解像度変換処理部221及び解像度変換設定部222の機能について説明する。図4は、解像度変換設定部222に記憶される設定情報をユーザが入力するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示す図である。図4に示すようなGUI(以降、解像度変換設定画面とする)は、例えば、ネットワークを介して配信サーバ2と接続されたPC等の情報処理端末に表示される。即ち、配信サーバ2のオペレータは、ネットワークを介して接続されたPC等の情報処理端末を介して、解像度変換設定部222の設定情報を管理する。
図4に示すように、解像度変換設定画面においては、変換後の解像度に加えて、解像度変換を実行するための条件が設定される。図4の例においては、解像度変換に際して“200dpi”に変換することが定められている。そして、解像度変換を実行するための条件として、入力された画像情報のサイズが“縦1000pixel、横2000pixelを超える時”、画像処理において“バーコード読取orOCRを行わない時”及び配信処理が“メール送信である時”が選択されている。
図4の例においては、“入力画像の大きさ”の他、“入力画像の解像度”、“入力画像のデータサイズ”についての設定項目もある。これらは、画像情報のサイズに関するパラメータについての閾値を設定する設定項目である。このように、画像情報のサイズに関するパラメータを設けることにより、元々データサイズが小さくて圧縮の必要がない画像情報についての圧縮処理を省略することができる。
そして、入力画像の大きさ、入力画像の解像度及び入力画像のデータサイズについて閾値を設けることにより、入力された画像のサイズが大き過ぎ、若しくはデータ容量が多過ぎる場合に、画像を圧縮して後の処理における負荷を低減することや、記憶領域を節約することができる。
また、画像処理として、“バーコード読取やOCR等の画像認識処理を行わない時”という条件を設けることにより、画像認識処理が行われる場合には画像の圧縮をキャンセルし、画質劣化による画像認識のエラーを回避することができる。更に、配信処理として“メール送信である時”という条件を設けることにより、記憶容量に余裕のあるファイルサーバ4への格納の場合には圧縮されていないオリジナルの画像情報を格納し、添付ファイルのデータサイズに制限のあるメール送信の場合は、圧縮された画像を送信することで、効率的な運用を実現することができる。
図4に示すような解像度変換設定画面において設定された設定情報は、図5に示すように、“画像サイズ”、“画像認識処理”、“配信処理”夫々の設定の組み合わせに応じて“圧縮処理”が関連付けられたテーブルとして、解像度変換設定部222に格納される。解像度変換処理部221は、文書取得部210から処理対象の画像情報、画像処理の有無及び配信処理の内容を取得すると、図5に示すようなテーブルを参照して圧縮処理の要否を判断した上で、必要であれば圧縮処理を実行する。
次に、解像度変換処理部221による圧縮処理の要否判断動作について、図6を参照して説明する。図6に示すように、解像度変換処理部221が情報取得部として機能して、文書取得部210から処理対象の画像情報、画像処理の有無及び配信処理の内容を取得すると(S601)、取得した画像情報の画像サイズと、解像度変換設定部222に記憶された設定情報のうちの“画像サイズ”の条件とを比較する(S602)。その結果、画像サイズが条件を満たしていれば(S602/NO)、解像度変換処理部221は、圧縮は不要であると判断して圧縮処理をキャンセルし(S606)、処理を終了する。
他方、S602の判断の結果、画像サイズが条件をオーバーしていた場合(S602/YES)、解像度変換処理部221は、原則として圧縮処理が必要であると判断し、その他の判断に進む。次に解像度変換処理部221は、取得した画像処理の内容を示す情報に基づき、画像認識処理の有無を判断する(S603)。その結果、画像認識処理が指定されていなければ(S603/NO)、解像度変換処理部221は、圧縮処理を実行しても問題ないと判断し、圧縮処理を実行して(S605)、処理を終了する。
他方、S603の判断において、画像認識処理が指定されている場合(S603/YES)、次に解像度変換処理部221は、取得した配信処理の内容を示す情報に基づき、配信処理としてメール送信が指定されているか否か判断する(S604)。その結果、メール送信が指定されている場合(S604/YES)、解像度変換処理部221は、圧縮処理を行う必要があると判断し、圧縮処理を実行して(S605)、処理を終了する。
他方、S604の判断において、メール送信ではなくファイル格納が指定されている場合(S604/NO)、解像度変換処理部221は、圧縮処理を行う必要はないと判断し、圧縮処理をキャンセルして(S606)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係る画像応報の圧縮要否の判断動作が完了する。
このように、本実施形態に係る配信サーバ2は、圧縮処理が必要となる画像のサイズ、解像度若しくはデータサイズについての閾値が予め設定されており、入力された画像が設定された閾値を超えている場合に、原則として圧縮処理が必要であると判断する。そして、原則として圧縮処理が必要である場合において、バーコード認識やOCR等の画像認識処理が指定されている場合、圧縮処理によって画質が劣化して認識エラーが発生することを回避するため、配信サーバ2は、圧縮処理の実行を決定する。
画像認識処理が指定されていない場合であっても、配信処理としてメールサーバ3への送信が指定されている場合、配信サーバ2は、メールサーバ3における記憶容量、即ちメールボックス容量の制限を考慮し、圧縮処理の実行を決定する。他方、配信処理としてファイルサーバ4への送信が指定されている場合、配信サーバ2は、配信先であるファイルサーバ4の記憶容量は考慮する必要がないと判断し、圧縮処理をキャンセルする。このように
以上説明したように、本実施形態に係る配信サーバ4を含むシステムにおいては、オペレータによる操作が不要であり、不要な画像の圧縮処理の省略を容易化することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、図1に示すように、複合機1と配信サーバ2とが別個の装置として運用される場合を例として説明したが、上述した配信サーバ2の機能を複合機1の機能として搭載し、複合機1と配信サーバ2とを一体の装置として構成することも可能である。
また、上記実施形態においては、画像認識処理の態様として、バーコード読取処理及びOCR処理を例として説明したが、これに限らず、画像情報に表示される画像を認識する処理であれば同様に適用可能である。例えば、符号化された情報の読取処理としては、QRコード(登録商標)の読取処理や、その他のパターン化された図形の読取処理が考えられる。また、OCR処理に限らず、画像に含まれる図形等をパターン認識する処理であっても、画像認識処理として上記と同様に適用可能である。
また、上記図3の例においては、バーコード読取処理、OCR処理の順に処理が実行される場合を例として説明したが、これは一例であり、任意の処理順によって実現可能である。
また、上記実施形態においては、画像認識処理が指定されている場合には、画像圧縮処理をキャンセルする場合を例として説明した。これは、上述したように、圧縮による画質劣化によって画像認識がエラーとなることを回避するためである。即ち、本実施形態に係る要旨は、画像認識処理の有無に応じて圧縮処理の実行態様を変えることであり、その実行態様の変化は、圧縮処理の有無に限らない。即ち、画像認識がエラーとならない程度の圧縮であれば問題なく、画像認識処理の有無に応じて圧縮率を変えることにより、認識エラーを回避しつつ処理負荷の低減や記憶容量の節約を実現することができる。そのような例について以下に説明する。
図7は、画像認識処理の有無に応じて圧縮率を変える場合の、解像度変換設定画面の例を示す図である。図7の例においては、図4の例と比べて、解像度変換の実行条件として“画像処理”が省略されている替わりに、変換後の解像度の設定として、“バーコード読取orOCRを行う場合、300dpiに解像度変換する”という項目が追加されている。また、図4にも含まれる変換後の解像度の設定部は、“原則200dpiに解像度変換する”というように、原則の設定であることが明示されている。このような設定項目により、画像認識処理が指定されている場合と、その他の場合とで、画像圧縮における圧縮率を変えることができる。
図8は、画像認識処理の有無に応じて圧縮率を変える場合の、圧縮処理の要否及び圧縮率の判断動作を示すフローチャートである。図8に示すように、S801、S802については、図6のS601及びS602と同様に処理が実行される。S802の判断の結果、画像サイズが条件を満たしていれば(S802/NO)、解像度変換処理部221は、圧縮は不要であると判断して圧縮処理をキャンセルし(S804)、処理を終了する。
S802の判断の結果、画像サイズが条件をオーバーしていた場合(S802/YES)、解像度変換処理部221は、原則として圧縮処理が必要であると判断し、その他の判断に進む。次に解像度変換処理部221は、取得した配信処理の内容を示す情報に基づき、配信処理としてファイル格納が指定されているか否か判断する(S803)。その結果、ファイル格納が指定されている場合(S803/YES)、解像度変換処理部221は、圧縮処理を行う必要はないと判断し、圧縮処理をキャンセルして(S804)、処理を終了する。
他方、S803の判断の結果、メール送信が指定されている場合(S803/NO)、解像度変換処理部221は圧縮処理が必要であると判断し、次に、画像認識処理が指定されているか否かを判断する(S805)。その結果、画像認識処理が指定されている場合(S805/YES)、解像度変換処理部221は、図7に示すように、300dpiに解像度変換して圧縮することを決定し(S806)、処理を終了する。他方、画像認識処理が指定されていない場合(S805/NO)、解像度変換処理部221は、図7に示すように、200dpiに解像度変換して圧縮することを決定し(S807)、処理を終了する。
以上説明したように、図7、8の例に係る配信サーバ2においては、バーコード読み取りやOCR処理等の画像認識処理の有無に応じて、画像圧縮処理における圧縮後の解像度、即ち圧縮率を変化させる。これにより、認識エラーを回避しつつ処理負荷の低減や記憶容量の節約を実現することができる。
尚、図4、図7の例においては、変換後の解像度(dpi)を指定する場合を例として説明した。この他、データサイズ(KB)や画像サイズ(pixel)を指定することも可能であるし、圧縮率(%)を指定することも可能であり、上記と同様の効果を得ることができる。
1 複合機
2 配信サーバ
3 メールサーバ
4 ファイルサーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
200 コントローラ
201 ネットワークI/F
210 文書入力部
220 文書処理部
221 解像度変換部
222 解像度変換設定部
223 バーコード読取処理部
224 バーコード読取設定部
225 OCR処理部
226 OCR設定部
230 文書出力部
特開2006−157371号公報

Claims (8)

  1. ユーザにより入力された画像情報と、1以上の情報処理及び配信処理で構成されるワークフローの実行命令と、に基づき、当該画像情報に対する当該ワークフローを実行する情報処理装置であって、
    前記ユーザにより入力された前記画像情報及び前記ユーザにより実行指定された前記ワークフローを示す処理指定情報を取得する情報取得部と、
    実行指定された当該ワークフローを構成する前記1以上の情報処理において、入力された当該画像情報に対して実行する特定の画像処理が含まれているか否かに基づき、当該画像情報に対する圧縮処理の要否を判断する要否判断部と、
    前記要否判断部の判断結果に応じて、当該画像情報を圧縮処理する画像圧縮部と、を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記要否判断部は、
    前記情報取得部により取得された前記画像情報のデータサイズが所定のサイズ以上かを判断し、所定のサイズ以上と判断された前記画像情報に対して実行する前記特定の画像処理が、実行指定された前記ワークフローを構成する前記1以上の情報処理に含まれている場合に、当該画像情報に対する圧縮処理を要さないと判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記要否判断部は、実行指定された前記ワークフローを構成する前記1以上の情報処理において、前記特定の画像処理として、前記画像情報に対する画像認識処理が含まれているか否かを判断し、当該特定の画像処理が含まれている場合に、当該画像情報に対する圧縮処理を要さないと判断することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報取得部は、
    前記ユーザにより複数の配信先装置の中から指定された配信先であって、前記配信処理における前記配信先を示す情報を含む前記処理指定情報を取得し、
    前記要否判断部は、
    実行指定された前記ワークフローを構成する1以上の情報処理において前記特定の画像処理が含まれている場合に、当該ワークフローを構成する前記配信処理において指定された前記配信先が特定の配信先であれば前記画像情報に対する圧縮処理を要すると判断し、当該配信先が特定の配信先でなければ前記画像情報に対する圧縮処理を要さないと判断することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 設定画面を介して設定された解像度であって、前記画像圧縮部による前記圧縮処理を行うときの前記解像度を記憶する設定部を含み、
    前記要否判断部は、前記情報取得部により取得された前記画像情報のうち、前記設定部に記憶された前記解像度を超える前記画像情報について、前記圧縮処理の要否を判断し、
    前記画像圧縮部は、前記要否判断部の判断結果に応じて前記圧縮処理を行う場合、前記設定部により設定された解像度に基づく圧縮処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザにより入力された画像情報と、1以上の情報処理及び配信処理で構成されるワークフローの実行命令と、に基づき、当該画像情報に対する当該ワークフローを実行する情報処理装置であって、
    前記ユーザにより入力された前記画像情報及び前記ユーザにより実行指定された前記ワークフローを示す処理指定情報を取得する情報取得部と、
    実行指定された当該ワークフローを構成する1以上の情報処理において、入力された当該画像情報に対して実行する特定の画像処理が含まれているか否かに基づき、当該画像情報に対する圧縮処理の圧縮率を判断する要否判断部と、
    前記要否判断部の判断結果に応じた圧縮率で、当該画像情報を圧縮処理する画像圧縮部と、を含むことを特徴とする情報処理装置。
  7. ユーザにより入力された画像情報と、1以上の情報処理及び配信処理で構成されるワークフローの実行命令と、に基づき、当該画像情報に対する当該ワークフローを実行する情報処理プログラムであって、
    前記ユーザにより入力された前記画像情報及び前記ユーザにより実行指定された前記ワークフローを示す処理指定情報を取得するステップと、
    実行指定された当該ワークフローを構成する前記1以上の情報処理において、入力された当該画像情報に対して実行する特定の画像処理が含まれているか否かに基づき、当該画像情報に対する圧縮処理の要否を判断するステップと、
    前記圧縮処理の要否を判断するステップの判断結果に応じて、当該画像情報を圧縮処理するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. ユーザにより入力された画像情報と、1以上の情報処理及び配信処理で構成されるワークフローの実行命令と、に基づき、当該画像情報に対する当該ワークフローを実行する情報処理プログラムであって、
    前記ユーザにより入力された前記画像情報及び前記ユーザにより実行指定された前記ワークフローを示す処理指定情報を取得するステップと、
    実行指定された当該ワークフローを構成する1以上の情報処理において、入力された当該画像情報に対して実行する特定の画像処理が含まれているか否かに基づき、当該画像情報に対する圧縮処理の圧縮率を判断するステップと、
    前記圧縮処理の圧縮率を判断するステップの判断結果に応じた圧縮率で、当該画像情報を圧縮処理するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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