JP5876012B2 - 継手 - Google Patents

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Description

本発明は継手に係り、特に、2つの流路が交差する交差部を有する継手に関する。
従来、L字継手、T字継手、十字継手等の高圧継手は、2つの流路が交差する交差部を有し、高圧ポンプから供給される高圧流体を交差部で屈曲させたり、合流させたり、分岐させたりしながら、高圧流体を目的の部位まで供給する部材であり、種々の高圧流体噴射装置等に広く使用されている。高圧継手における交差部は、流路内を流れる高圧流体による圧力(内圧)が繰り返し作用して変動するため、内圧により生じる亀裂が継手寿命に重大な影響を及ぼすことが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の高圧継手は、本体122内の共通平面(XY平面)上に形成されたX軸方向の流路128とY軸方向の流路130が交差する部位(交差部)の真上および真下の位置に圧縮付勢力が集中するようにして、共通平面に垂直に作用するZ軸方向に分離しようとするZ軸方向の分離力(内部応力)を圧縮付勢力で相殺して、共通平面(XY平面)に沿って生じる亀裂を防止しようとするものである。
具体的には、特許文献1に記載の高圧継手は、本体122を挟んだ状態で圧縮力を付与する圧縮突起134が形成された第1および第2の圧縮部材132を締め具138で締め付けて交差部に圧縮付勢力を付与する。
特表2008−510937号公報(請求項1、請求項2、段落00018〜0020、図7、図8、図13)
しかしながら、第1に、特許文献1に記載の高圧継手では、圧縮突起134の位置と圧縮力を付与する締め具の位置が異なるため、流路が交差する交差部に付与する圧縮力の位置ないし方向や大きさを必ずしも適正に設定することができないという問題があった。
また、第2に、流路が交差する交差部には高圧流体により多様な内圧が作用するため、特許文献1に記載の高圧継手のように交差部の中心にZ軸方向の圧縮力を付与する場合には、この圧縮力(一軸横圧縮)により、交差部に不測の多様な変形が生じ、この変形により新たに生じた内部応力が高圧流体の内圧に重畳されて新たな損傷の起因が生じる可能性があるという問題があった。交差部に付与する圧縮力の方向や位置が必ずしも適正に管理されていないことも不確定な要因となる。
この交差部の中心に付与する圧縮力によって新たに生じる不測の種々の内部応力(例えば、XY平面に沿う方向の内部応力)について、図1から図3を参照しながら説明する。
参照する図1は、X軸方向の流路とY軸方向の流路が交差する交差部に作用する内圧を示す斜視図である。図2は、交差部に作用する内圧による内部応力を説明するための図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はY軸方向から見た側面図、(c)はXY平面上に亀裂が発生する様子を示すZ軸方向から見た平面図である。図3は、内圧による内部応力と圧縮力との関係を示す図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はY軸方向から見た側面図、(c)は圧縮力PによりXY平面に沿う方向の内部応力が生じた状態を示す正面図である。
なお、以下の説明において、図1に示すように、説明の便宜上、第1の流路110と第2の流路120が通る仮想平面をXY平面といい、第1の流路110の方向をX軸方向、第2の流路120の方向をY軸方向とし、XY平面に垂直な方向をZ軸方向とする。また、Y軸とZ軸を含む面をYZ平面、X軸とZ軸を含む面をXZ平面という。
<内圧による内部応力>
図1に示すように、十字継手100において、ケーシング100aに形成されたX軸方向の第1の流路110とY軸方向の第2の流路120は、XY平面上の交差部130で合流している。交差部130における交点140は、第1の流路110の周壁部110aと第2の流路120の周壁部120aとのXY平面上における接合点である(図2(c)参照)。つまり、交点140は、図2(c)に示すように、交差部130をZ軸方向から見た場合における第1の流路110の周壁部110aと第2の流路120の周壁部120aの交点である。
この交点140では、図2(a)に示すように、第1の流路110に流通する圧力流体の内圧q1による内部応力Q1がZ軸方向(図4参照)に作用する。また、図2(b)に示すように、第2の流路120に流通する圧力流体の内圧q2による内部応力Q2がZ軸方向(図4参照)に作用する。このため、内部応力Q1と内部応力Q2により、交点140では応力集中が生じて亀裂CR1が発生しやすくなり、図2(c)に示すように、この亀裂CR1がXY平面上に沿って進展する。
このXY平面上に生じる亀裂CR1を防止するため、図1に示すように、Z軸方向の両側から挟むように、圧縮力P(P1,P2)を交差部130の中心150(図2(c)参照)にかけるようにケーシング100aを押圧することで、圧縮力P(P1,P2)により内部応力Q1および内部応力Q2を相殺して(図2(a)、(b))、亀裂CR1(図5(c))の発生を抑制することができる。
具体的には、図3(a)に示すように、圧縮力P(P1)により第1の流路110に流通する圧力流体の内圧q1による内部応力Q1を相殺し、図3(b)に示すように、圧縮力P(P2)により第2の流路120に流通する圧力流体の内圧q2による内部応力Q2相殺する。
なお、圧縮力Pは、説明の便宜上、内部応力Q1と内部応力Q2にそれぞれ対応させるために圧縮力P1と圧縮力P2に分けて概念的に説明したが、圧縮力Pを圧縮力P1と圧縮力P2の合力と考えてもよい。
<付与した圧縮力による新たな内部応力>
しかしながら、Z軸方向から交差部130の中心150に圧縮力Pを付与することで、交差部130には、不測の変形による新たな種々の内部応力が生じていることが想定される。
例えば、図3(c)に示すように、第1の流路110の周壁部110aと第2の流路120の周壁部120aが交差するYZ平面(Y軸とZ軸を含みX軸に直交する平面)上の交点160(図1参照)に着目すると、圧縮力Pを付与することにより、第2の流路120にはX軸方向で拡径されZ軸方向で縮径される変形が生じるため(符号E参照)、YZ平面に対して垂直なX軸方向の内部応力Q4が生じる。
ここでさらに、このYZ平面における交点160(図1参照)には、流路120に流通する圧力流体の内圧q2による内部応力Q3がX軸方向に作用するため、圧縮力Pによる内部応力Q4と圧力流体の内圧q2によるX軸方向の内部応力Q3の合力が、YZ平面に沿う方向の亀裂CR2を生じさせる要因となる。
したがって、複数の第1の流路110、および第2の120が交差する交差部130の中心150(図1、図2(c)参照)参照)に付与するZ軸方向の圧縮力Pにより生じるYZ平面に対して垂直なX軸方向の内部応力Q4による新たな弊害を抑制することが必要となる。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、2つの流路が交差する交差部に付与する圧縮力の位置ないし方向や大きさを適切に設定するとともに、かつ、交差部を押圧する圧縮力による新たな内部応力の発生を抑制して耐久性を向上させることができる継手を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ケーシングに穿孔された第1の流路および第2の流路と、前記第1の流路と第2の流路がXY平面において交差する交差部と、前記交差部を挟んで前記XY平面に直交するZ軸方向の両側から押圧部材により前記ケーシングを挟持して当該交差部に圧縮力を付与する押圧手段と、を有する継手であって、前記押圧手段は、前記ケーシングに形成され前記押圧部材を嵌入して支持する穿孔部と、前記圧縮力を調整する調整手段と、を備え、前記押圧部材は、前記Z軸方向から見て前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点を含む位置に配設され、前記押圧部材と前記穿孔部の底部との当接部は、前記周壁部の交点に合致する位置を押圧し、前記交差部の中心部に合致する位置を押圧しないように前記押圧部材の中央部に非当接部を設けたこと、を特徴とする。
本発明は、第1に、前記押圧部材を嵌入して支持する穿孔部を備えたことで、交差部に対して押圧部材を適切な位置に配設して安定して支持することができる。また、前記圧縮力を調整する調整手段を備えたことで、押圧部材を介して交差部に対して適切な大きさの圧縮力を付与することができる。
このようにして、本発明は、押圧部材を介して交差部に対して適切な位置にかつ適切な大きさの圧縮力を好適に付与することで、Z軸方向の内部応力を効果的に相殺して亀裂の発生を抑制し継手の耐久性を向上させることができる。
本発明は、第2に、前記押圧部材と前記穿孔部の底部との当接部は、前記周壁部の交点に合致する位置を押圧し、前記交差部の中心部に合致する位置を押圧しないように押圧部材の中央部に非当接部を設けたことで、前記交差部における前記第1の流路と前記第2の流路の中心線の交点(交差部の中心)に圧縮力を付与するのではなく、前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点に精度よくZ軸方向から圧縮力を付与することができる。
このため、前記交差部の変形を抑制しながら交差部に発生するZ軸方向の内部応力を効果的に相殺して亀裂の発生を防止することができる。
このようにして、本発明は、付与する圧縮力による交差部等の変形を抑制して、変形によって生じる新たな内部応力の発生を回避することで、変形によって生じる新たな内部応力が、第1の流路および第2の流路を流通する高圧流体の内圧による内部応力に重畳されて新たな疲労や損傷が生じることを効果的に防止して継手の耐久性を向上させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の継手であって、前記押圧部材と前記穿孔部の当接部が点接触であること、を特徴とする。
かかる構成によれば、前記当接部が点接触であることで、圧縮力の作用点を正確に設定して、応力が集中する箇所を集中的に押圧して亀裂の発生を効果的に抑制することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の継手であって、前記押圧部材と前記穿孔部の底部の当接部が環状をなした平面接触であること、を特徴とする。
かかる構成によれば、前記当接部が平面接触であることで、前記当接部における平面領域内で交差部に対して均等に圧縮力を付与することができる。このため、応力が集中する箇所を含んでその周囲までを広範に押圧することにより、応力が集中する箇所を確実に押圧して亀裂の発生を効果的に抑制することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の継手であって、前記調整手段は、前記穿孔部と同軸に前記ケーシングに形成されたねじ穴と、前記押圧部材に形成されたねじ部と、を備え、このねじ部により前記ねじ穴に前記押圧部材を螺入し、当該押圧部材のねじ込み力により前記圧縮力を調整することを特徴とする。
かかる構成によれば、前記押圧部材に形成されたねじ部により、前記押圧部材が挿通される穿孔部と同軸に形成された前記ねじ穴に前記押圧部材を螺入することで、前記交差部に対してZ軸方向から正確に圧縮力を付与することができる。また、前記押圧部材のねじ込み力により前記圧縮力を調整することで、圧縮力の大きさを好適に設定することができるため、Z軸方向の内部応力をより効果的に相殺して亀裂の発生を抑制し継手の耐久性を向上させることができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の継手であって、前記押圧部材は、前記ねじ部が形成されたスクリューと、このスクリューの先端部に当接して配設され前記当接部が形成された押圧片と、を備え、前記押圧片の当接部は、前記スクリューの径よりも小さいことを特徴とする。
かかる構成によれば、前記スクリューの径よりも小さい押圧片を備えたことで、スクリューの径を大きくして押圧片を小さくすることができるため、スクリューに確実にねじ込み力を付与しながら損傷を防止するとともに、交差部に対して適切に圧縮力を付与することができる。
請求項6に係る発明は、請求項2に記載の継手であって、前記押圧部材は前記ケーシングを挟持する当接部が球形をなし、前記当接部は、前記Z軸方向から見て前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点に合致する位置に当接されていること、を特徴とする
かかる構成によれば、前記当接部を球形とすることで、前記押圧部材と前記先行部の当接部を点接触にして、圧縮力の作用点を正確に設定できるため、前記Z軸方向から見て前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点に合致する位置に精度よく圧縮力を付与することができる。
また、前記周壁部の交点に圧縮力を付与することで、前記周壁部の交点に集中して発生するZ軸方向の内部応力を効果的に相殺して亀裂の発生をより確実に抑制し継手の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る継手は、2つの流路が交差する交差部に付与する圧縮力の位置ないし方向や大きさを適性に設定することができる。
交差部に作用する内圧と付与した圧縮力を示す斜視図である。 交差部に作用する内圧による内部応力を説明するための模式図であり、(a)はX軸方向から見た交差部の正面断面図、(b)はY軸方向から見た側面断面図、(c)はXY平面上に亀裂が発生する様子を示すZ軸方向から見た平面図である。 内圧による内部応力と圧縮力との関係を示す模式図であり、(a)はX軸方向から見た交差部の正面断面図、(b)はY軸方向から見た側面断面図、(c)は圧縮力PによりXY平面に沿う方向の内部応力が生じた状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る継手の構成を示す断面図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はZ軸方向から見た(a)のA−A線の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る継手の変形例を示す断面図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はZ軸方向から見た(a)のA−A線の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る継手の交差部に作用する内圧と付与した圧縮力を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る継手の交差部に作用する内圧による内部応力を説明するための模式図であり、(a)はX軸方向から見た交差部の正面断面図、(b)はY軸方向から見た側面断面図、(c)はXY平面上に亀裂が発生する様子を示すZ軸方向から見た平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る継手の交差部に作用する内圧と付与した圧縮力との関係を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る継手の構成を示す断面図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はZ軸方向から見た(a)のA−A線の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る継手の動作を示す模式図であり、(a)はX軸方向から見た正面断面図、(b)はZ軸方向から見た平面図、(c)は押圧手段の他の実施例を示すX軸方向から見た正面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る継手の変形例を示す断面図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はZ軸方向から見た(a)のB−B線の平面図である。
本発明の第1の実施形態に係る継手である十字形の高圧継手1Aについて、適宜図4から図7を参照しながら詳細に説明する。
高圧継手1は、図4に示すように、第1のケーシング2と、第1のケーシング2に穿孔された第1の流路3および第2の流路4と、第1の流路3と第2の流路4がXY平面において交差する交差部5と、第1のケーシング2の外側に被せるように嵌装された第2のケーシング6と、交差部5を挟んで第1のケーシング2に対して円環状に圧縮力P(図6参照)を付与する押圧手段8Aと、を備えている。
なお、以下の説明において、図6に示すように、第1の流路3と第2の流路4が通る仮想平面をXY平面といい、第1の流路3の方向をX軸方向、第2の流路4の方向をY軸方向とし、XY平面に垂直な方向をZ軸方向とする。また、Y軸とZ軸を含む面をYZ平面、X軸とZ軸を含む面をXZ平面という。
第1のケーシング2は、図4(a)に示すように、断面が矩形の角棒状の部材で構成され、コーナ部には第2のケーシング6に挿入しやすいように面取りが施されている。図4(b)に示すように、第1のケーシング2には、X軸方向に第1の流路3が穿孔され、Y軸方向に第2の流路4が穿孔されている。そして、第1の流路3と第2の流路4は、交差部5で直交し、第1の流路3を流れる高圧流体(不図示)と第2の流路4を流れる高圧流体(不図示)とを合流させたり、分流させたりすることができる。
第2のケーシング6は、図4(a)に示すように、中央部に第1のケーシング2が内挿される矩形の貫通孔が形成された環状の部材であり、第2の流路4に高圧流体を供給する高圧配管(不図示)が連結されるねじ穴からなる連結部61を備えている。第2のケーシング6には、交差部5を挟んで第1のケーシング2に円環状の圧縮力P(図6参照)を付与する押圧手段8Aを構成する押圧部が装着されている。
なお、本実施形態では、組み合わせの多様性や加工性を考慮して、ケーシングを第1のケーシング2と第2のケーシング6に分割して構成したが、これに限定されるものではなく、第1のケーシング2と第2のケーシング6を一体としてもよい。
第1の流路3は、図4(b)に示すように、XY平面における第1のケーシング2の長手方向(X軸方向)に沿って形成された円管状の流路であり、両端部には高圧流体が流通する高圧配管(不図示)が連結される連結部31が形成されている。第2の流路4は、XY平面における第1のケーシング2の短手方向(Y軸方向)に沿って形成された円管状の流路である。
なお、第1の流路3および第2の流路4は、高圧継手1Aの用途等により、適宜種々の形状を採用することができ、本実施形態においては、第2の流路4を第1の流路3よりも流路の直径が小さく設定したが、これに限定されるものではなく、同じ直径でもよい。
交差部5は、XY平面における第1の流路3と第2の流路4が合流分岐する部位である。交差部5では、第1の流路3や第2の流路4から供給される高圧流体により内圧が変動して繰り返し応力が負荷されるため、過酷な使用条件となる。
ここで、交差部5において、図4(b)と図6に示すように、第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aとのXY平面上における接合点を交点55という。
具体的には、図6に示すように、ケーシング2に形成されたX軸方向の第1の流路3とY軸方向の第2の流路4は、XY平面上の交差部5で合流している。交差部5における交点55は、第1の流路4の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aとのXY平面上における接合点である(図7(c)参照)。つまり、交点55は、図7(c)に示すように、交差部5をZ軸方向から見た場合における第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの交点である。
本発明の実施形態に係る高圧継手1Aは、押圧手段8Aにより、図4(a)と図6に示すように、交差部5を挟んでZ軸方向の両側から第1のケーシング2を挟持して交差部5に均等な分布荷重からなる円環状の圧縮力Pを付与するように構成されている。
押圧手段8Aは、図4(a)に示すように、第1のケーシング2に形成された穿孔部82Aと、穿孔部82Aと同軸に第2のケーシング6に形成されたねじ穴85Aと、このねじ穴85Aに螺入され第1のケーシング2を押圧する押圧部材であるスクリュー86Aと、を備えている。
押圧手段8Aは、交差部5を挟んでZ軸方向の両側から第1のケーシング2を挟持するように一対が対峙して配設され、この1対の押圧手段8Aは同様の構成であるので、図4(a)の左側の押圧手段8Aについて説明し右側の押圧手段8Aの詳細な説明は省略する。
穿孔部82Aは、第1のケーシング2の表面からZ軸方向に沿って交差部5の近傍まで穿孔され、底部82A1が平面をなし、この底部82A1までスクリュー86Aの先端部が到達するようになっている。スクリュー86Aは、スクリュー86Aの先端部が穿孔部82Aに嵌入するように挿通されて支持されている。
ねじ穴85Aは、第2のケーシング6の表面からZ軸方向に沿って穿孔部82Aと同軸に形成されている。
スクリュー86Aは、外周部にねじ穴85Aに螺合されるねじ部である雄ねじ88Aが形成され、第1のケーシング2と当接する先端部は平面をなし中央部には非当接部である断面が円形の凹部89Aが形成され、後端部にはスクリュー86Aを回転するための六角穴87Aが形成されている。
かかる構成により、押圧部材であるスクリュー86Aは、先端部が平面をなしているため、スクリュー86Aの先端部と第1のケーシング2に形成された穿孔部82Aの底面が互いに平面と平面で当接する。
このため、交差部5を挟んでZ軸方向の両側から第1のケーシング2に対して、第1の流路3の周壁部と第2の流路4の周壁部の4つの交点55,55,55,55を含んでその周りに均等な分布荷重からなる円環状の圧縮力P(図6参照)を付与するようになっている。
また、押圧手段8Aは、スクリュー86Aの先端部に非当接部である凹部89Aが形成されているため、交差部5における第1の流路3と第2の流路4の中心線の交点50(図6、図7(c)参照、以下、単に「交差部5の中心50」という。)を押圧しないようになっている。
つまり、押圧手段8Aは、第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの4つの交点55を包含する円環状の圧縮力P(図6参照)を付与することで、交差部5の中心50に圧縮力を付与することなく、4つの交点55の周りに精度よく均等な分布荷重を付与することができる。
また、押圧手段8Aは、スクリュー86Aをねじ穴85Aにねじ込むことで、ねじ込みトルクにより圧縮力P(図6参照)を調整することができるため、圧縮力Pを簡易かつ好適に設定することができる(圧縮力の調整手段)。
<押圧部材の変形例>
なお、前記した押圧手段8Aでは、押圧部材をスクリュー86Aで構成したが、これに限定されるものではなく、以下のように押圧部材を変形して実施することもできる。図5は、押圧部材の変形例を示す断面図であり、(a)はX軸方向から見た正面図、(b)はZ軸方向から見た(a)のA−A線の平面図である。この図5では、図4と同様の構成については同一の符号を付し、同様な構成については変形例における詳細な説明は省略する。
第1の実施形態の変形例に係る押圧手段8A′は、図5(a)に示すように、第1のケーシング2に形成された穿孔部82A′と、この穿孔部82A′よりも大径に第2のケーシング6に形成されたねじ穴85A′と、第1のケーシング2を押圧する押圧部材86A′と、を備えている。
押圧部材86A′は、雄ねじ88A′が形成され、この雄ねじ88A′がねじ穴85A′に螺入されたスクリュー861A′と、このスクリュー861A′の先端部に当接して配設され穿孔部82A′に嵌入された円柱形状の押圧片862A′と、を備えている。
押圧片862A′は、第1のケーシング2と当接する先端部は平面をなし中央部には非当接部である断面が円形の凹部89A′が形成されている。押圧片862A′の径は、スクリュー861A′の径よりも小さく構成されている。スクリュー861A′は、後端部にはスクリュー861A′を回転するための六角穴87A′が形成され、圧縮力P(図6参照)を調整する圧縮力の調整手段に該当する。
なお、本変形例に係るスクリュー861A′と押圧片862A′とは別体として構成したが、一体としてもよい。
かかる構成により、第1の実施形態の変形例に係る押圧手段8A′は、スクリュー861A′の径よりも押圧片862A′を小さくしたことで、スクリュー861A′の径を大きくして押圧片862A′を小さくすることができるため、スクリュー861A′に確実にねじ込み力を付与しながら損傷を防止するとともに、交差部55(図6(b)参照)に対して適切に圧縮力を付与することができる。
なお、前記した実施形態においては、押圧手段における圧縮力調整手段は、スクリュー86A′をねじ穴85A′に螺入するねじ込みトルクにより圧縮力を調整したが、これに限定されるものではなく、ねじ穴85A′ではなく貫通孔を形成し、押圧片862A′を穿孔部82A′に嵌入した状態で貫通孔にピンを挿通し、第2のケーシング6に固定部材を締結具で固定して、固定部材でピンを押圧して押圧片862A′に圧縮力を付与するようにしてもよい。かかる構成によっても、固定部材を締結する締め付け力を調整して圧縮力を調整することができる。
以上のように構成された本発明の第1の実施形態に係る高圧継手1A,1A′の作用効果について、主として図6と図7を参照しながら説明する。
<内圧による内部応力の発生>
図6に示すように、高圧継手1Aにおいて、交差部5をZ軸方向から見た場合における第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの交点55では、図7(a)に示すように、第1の流路3に流通する圧力流体の内圧q1による内部応力Q1がZ軸方向(図4参照)に作用する。また、図7(b)に示すように、第2の流路4に流通する圧力流体の内圧q2による内部応力Q2がZ軸方向(図6参照)に作用する。
このため、内部応力Q1と内部応力Q2により、交点55では応力集中が生じて亀裂CR1が発生しやすくなり、交点55に亀裂CR1が発生すると、図7(c)に示すように、この亀裂CR1はXY平面上に沿って進展する。
<内部応力の相殺>
このXY平面上に生じる亀裂CR1を防止するため、高圧継手1Aは、図6に示すように、Z軸方向の両側から挟むように、均等な分布荷重からなる円環状の圧縮力P(P1,P2)を交差部5の中心50(図6(c)、図7(c)参照)に付与するのではなく、第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの4つの交点55の周りに付与することで、圧縮力P(P1)により内部応力Q1を相殺し(図7(a)参照)、圧縮力P(P2)により内部応力Q2を相殺して(図7(b)参照)、亀裂CR1(図7(c))の発生を抑制することができる。
一方、円環状の圧縮力P(P1,P2)により、交差部5の中心50(図6(c)、図7(c)参照)を押圧しないことで、交差部5の中心に付与する圧縮力によって新たに生じる不測の種々の内部応力(図3(c)の内部応力Q4参照)の発生を回避することができる。
このようにして、高圧継手1Aは、交差部5の変形を抑制しながら交差部5に発生するZ軸方向の内部応力を効果的に相殺して亀裂の発生を防止することができる。
なお、圧縮力P(P1,P2)は、説明の便宜上、内部応力Q1と内部応力Q2にそれぞれ対応させるために圧縮力P1と圧縮力P2に分けて概念的に説明したが、圧縮力Pを圧縮力P1と圧縮力P2の合力と考えてもよい。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る継手である十字形の高圧継手1Bについて、適宜図8から図10を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る高圧継手1Bは、押圧手段8Bにより、図8と図9(a)に示すように、交差部5を挟んでZ軸方向の両側から押圧部材を構成する4個の球体81B(図10(a)参照)により第1のケーシング2を挟持して交差部5における4箇所の交点55(図9(b)参照)に圧縮力Pを付与するように構成されている。
このため、以下の説明において、前記した第1の実施形態に係る高圧継手1Aと同様の構成要素については同じ符号を付して重複する説明は省略する。
押圧手段8Bは、図9(a)に示すように、第1のケーシング2に形成された穿孔部82Bと、穿孔部82Bの底部に形成され4個の球体81Bをそれぞれ所定の位置に保持する保持溝83Bと(図10(a)参照)、4個の球体81Bに当接するように穿孔部82Bに装着された中間球体84Bと、穿孔部82Bと同軸に第2のケーシング6に形成されたねじ穴85Bと、このねじ穴85Bに螺入され4個の球体81Bを第1のケーシング2に押圧する圧縮力を調整する調整手段であるスクリュー86Bと、を備えている。
なお、第2の実施形態に係る高圧継手1Bでは、押圧手段8Bにおける押圧部材は、スクリュー86Bと、中間球体84Bと、4個の球体81Bと、を備えて構成されている。
4個の球体81Bは、図10(b)に示すように、それぞれZ軸方向から見て第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの交点55に合致する所定の位置(以下、単に、「所定の位置」という。)に配設されている。
かかる構成により、Z軸方向の両側から第1のケーシング2を介して交点55を挟むようにして圧縮力P(図10(a)参照)を付与するようになっている。また、第1のケーシング2との当接部を球形とすることで、圧縮力Pの作用点を正確に設定できるため、交点55に合致する位置に精度よくZ軸方向から圧縮力Pを付与することができる。
なお、本実施形態においては、第1のケーシング2を4個の球体81Bで押圧子手圧縮力を付与したが、これに限定されるものではなく第1のケーシング2に当接する先端部のみを球状の凸形状とすることもできる。また、球形状に限定されるものでもなく、当接面を小さくした平面形状とすることもできる。
穿孔部82Bは、第1のケーシング2の表面からZ軸方向に沿って交差部5の近傍まで穿孔され、底部に4個の球体81Bをそれぞれ所定の位置に保持する保持溝83Bが形成されている。
保持溝83Bは、図10(a)に示すように、球体81の形状に適合した窪み状の溝であり、球体81Bが所定の位置から移動しないように保持できるようになっている。
中間球体84Bは、図9(a)に示すように、スクリュー86Bと4個の球体81Bの間に介装され、スクリュー86Bの押圧力を4個の球体81Bに均等に伝達するための部材であり、4個の球体81Bよりも球径が大きく所定の位置に配設された4個の球体81Bに当接するように穿孔部82Bに装着されている。
ねじ穴85Bは、第2のケーシング6の表面からZ軸方向に沿って穿孔部82Bと同軸に形成されている。
スクリュー86Bは、外周部にねじ穴85Bに螺合されるねじ部である雄ねじ88Bが形成され、中間球体84Bと当接する先端部には中間球体84Bに適合する円錐形状の押さえ穴が形成され、後端部にはスクリュー86Bを回転するための六角穴87Bが形成されている。
かかる構成により、押圧手段8Bは、スクリュー86Bをねじ穴85Bにねじ込むことで、ねじ込みトルクにより4個の球体81Bを押圧して圧縮力P(図8参照)を調整することができるため、圧縮力Pを簡易かつ好適に設定することができる(圧縮力の調整手段)。
押圧手段8Bは、中間球体84Bを介して4個の球体81Bを同時に押圧して圧縮力Pを付与したが、これに限定されるものではなく、4個の球体81Bに付与する圧縮力Pをそれぞれ独立して調整するようにしてもよい(独立調整式の押圧手段)。
独立調整式の押圧手段800は、図10(c)に示すように、第1のケーシング2に形成され球体81Bを底部に収容する穿孔部820と、この穿孔部820と同軸に第1のケーシング2に形成されたねじ穴(ねじ穴85Bと同様のため不図示)と、このねじ穴に螺入され球体81Bを第1のケーシング2に押圧するスクリュー(スクリュー86Bと同様のため不図示)と、を備えている。
つまり、押圧手段800は、中間球体84Bを設けずに4個の球体81Bをそれぞれ所定の位置に保持する穿孔部820をそれぞれ独立して4箇所に設け、4個の球体81Bを押圧するスクリュー(不図示)もそれぞれの球体81Bに対応して別個に設けたものである。
かかる構成により、押圧手段800は、4個の各球体81Bによる圧縮力Pを別個に調整することができるため、圧縮力Pをバランスよく均等に調整することができる。
以上のように構成された第2の実施形態に係る高圧継手1Bの作用効果について、主として図8と図10を参照しながら説明する。
本実施形態に係る高圧継手1は、4個の球体81BをZ軸方向から見て第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの交点55に合致する位置に配設したことで、4個の球体81Bにより第1のケーシング2を介して交点55の位置に精度よく圧縮力P(図8参照)を付与することができる。
つまり、第2の実施形態に係る高圧継手1Bは、交差部5の中心50(図6、図7(c)参照)の周りに均等に分布荷重からなる圧縮力P(図6参照)を付与するのではなく、第1の流路3の周壁部3aと第2の流路4の周壁部4aの交点55にそれぞれ精度よくZ軸方向から圧縮力P(図8参照)を付与することで、交差部5の変形を抑制しながら交差部5に発生するZ軸方向の内部応力Qを効果的に相殺して亀裂の発生を防止することができる(図10(a),(c)参照)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。
例えば、前記した実施形態においては、十字形の高圧継手1について説明したが、これに限定されるものではなく、L字継手、T字継手、十字継手等の種々の形状の継手に同様に適用することができる。
また、前記した実施形態においては、第1のケーシング2に第2のケーシング6を嵌挿して交差部5を形成したが、これに限定されるものではなく、図11に示すように、第1のケーシング2の長さを延長して第1の流路300を共用化し、第1のケーシング200に向きが異なる第3のケーシング600を嵌挿して、さらに交差部500を追加した高圧継手10としてもよい。
1A,1A′,1B 高圧継手(継手)
2,200 第1のケーシング(ケーシング)
3,300 第1の流路
3a 周壁部
4 第2の流路
4a 周壁部
5,500 交差部
6,600 第2のケーシング(ケーシング)
8A,8A′,8B,800 押圧手段
55 交点
81A,81B 球体(押圧部材)
82A,82A′,82B,820 穿孔部
82A1,82A1′ 底部
83B 保持溝
84B 中間球体
85A,85A′,85B ねじ穴(ねじ部)
86A,86A′,86B スクリュー(押圧部材、圧縮力調整手段)
861A 押圧片(押圧部材)
88A,88B 雄ねじ(ねじ部)
89A,89B 凹部(非当接部)
P 圧縮力
Q 内部応力

Claims (6)

  1. ケーシングに穿孔された第1の流路および第2の流路と、
    前記第1の流路と第2の流路がXY平面において交差する交差部と、
    前記交差部を挟んで前記XY平面に直交するZ軸方向の両側から押圧部材により前記ケーシングを挟持して当該交差部に圧縮力を付与する押圧手段と、を有する継手であって、
    前記押圧手段は、前記ケーシングに形成され前記押圧部材を嵌入して支持する穿孔部と、
    前記圧縮力を調整する調整手段と、を備え、
    前記押圧部材は、前記Z軸方向から見て前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点を含む位置に配設され、
    前記押圧部材と前記穿孔部の底部との当接部は、前記周壁部の交点に合致する位置を押圧し、前記交差部の中心部に合致する位置を押圧しないように前記押圧部材の中央部に非当接部を設けたこと、
    を特徴とする継手。
  2. 前記押圧部材と前記穿孔部の当接部が点接触であること、を特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 前記押圧部材と前記穿孔部の底部の当接部が環状をなした平面接触であること、を特徴とする請求項1に記載の継手。
  4. 前記調整手段は、
    前記穿孔部と同軸に前記ケーシングに形成されたねじ穴と、
    前記押圧部材に形成されたねじ部と、を備え、
    このねじ部により前記ねじ穴に前記押圧部材を螺入し、当該押圧部材のねじ込み力により前記圧縮力を調整することを特徴とする請求項1に記載の継手。
  5. 前記押圧部材は、前記ねじ部が形成されたスクリューと、このスクリューの先端部に当接して配設され前記当接部が形成された押圧片と、を備え、
    前記押圧片の当接部は、前記スクリューの径よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の継手。
  6. 前記押圧部材は前記ケーシングを挟持する当接部が球形をなし、
    前記当接部は、前記Z軸方向から見て前記第1の流路の周壁部と前記第2の流路の周壁部の交点に合致する位置に当接されていること、
    を特徴とする請求項2に記載の継手。
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