JP5875050B2 - ユーザ端末、オペレータサーバ、オペレータシステム、リモート操作方法、及びオペレータシステム用プログラム - Google Patents

ユーザ端末、オペレータサーバ、オペレータシステム、リモート操作方法、及びオペレータシステム用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通話を起点にリモート操作を開始するユーザ端末、オペレータサーバ、オペレータシステム、リモート操作方法、及び、オペレータシステム用プログラムに関する。
近年、公衆回線網に接続された携帯端末をWebサーバ等と接続することで、ユーザに様々なサービスが提供されている。特に、スマートフォン(高機能携帯電話)の登場により、従来、パソコンに対して行われていた高度なサービスを、携帯電話で行うことが可能になってきた。
また、サーバが提供するサービスではなく、スマートフォン単独でも、様々な機能がそれ自体に搭載されている。したがって、ユーザは、搭載されている全ての機能を熟知するには時間がかかることが多い。例えば、ユーザが所望する機能が、スマートフォンに搭載されていても、その機能を設定する方法が不明であるため、ユーザがその機能を活用することができないといった問題も生じている。
したがって、このような高度なWebサービスや、高度なスマートフォンの機能を最大限に利用するには、スマートフォンに対する設定操作や機能を、ユーザは熟知する必要がある。さらに、操作に不慣れなユーザが、端末に対して、初めての設定を行うと、削除すべきでない設定情報を削除してしまったり、適切でない設定を行うことでエラーを発生させてしまったりする場合も多い。
このような課題に対して、ユーザの端末に対して、システムからリモートサポート(遠隔保守)を行うことで、ユーザの端末を遠隔から設定したり、遠隔からユーザを指導したりする方法が知られている。例えば、特許文献1では、サポート対象となる各クライアントの画面情報をサーバ側で取得し、サーバでこの画面情報を、常時、一覧表示することで、クライアントに対するサポート及び監視の効率を向上させることが開示されている。
特開2003−6062号公報 特開2011−034315号公報
一方、リモートサポートを行う端末から、サポートを受けるユーザ端末にリモートログイン等をして、リアルタイムで画面共有をすることで、リモート操作を行うことが知られている。すなわち、オペレータ端末に、ユーザ端末に表示されている画面を、逐次、転送して表示するとともに、オペレータ端末を操作すると、あたかも、ユーザ端末を操作しているかのように、入力操作(リモート操作)を行うことが可能となる。さらに、特許文献2では、携帯電話機を利用して、リモートサポートを行う方法が開示されている。
しかしながら、スマートフォンや個人向けコンピュータの爆発的な普及に伴い、今では高性能な情報機器を扱うユーザ数は増加してきている。そのため、一人のオペレータに対するユーザの数も増加し、今後はサポートを受ける一人あたりに割ける時間、サービスの質が反比例して低下の傾向にあることが予測される。また、前記のようなリモートサポートは個人の機器をオペレータが自由に操作できるため、情報機器に精通していないユーザは、知識の不足から合理性に欠ける危機感を抱くことも多い。
ところで今日では、従来の、サービス提供者である企業と、サービス受領者である顧客という関係を脱し、顧客がサービス提供者であると同時にサービス受領者でもあるシステムが生まれてきている。このようなシステムにおいては、顧客同士の間でサービスのやり取りが発生し、企業は直接サービスを提供するのではなく、それを可能とする環境を用意することで、価値を生み出すことができる。
本発明者はこれを応用し、ユーザがリモートサポート業を営む業者でなく、他のユーザからリモートサポートを受けることで、サービス提供者の数を著しく増加させるとともに、リモートサポートを行う他のユーザが家族や直接の友人などである場合には、プライバシーや犯罪リスクの低減等の点でサポートを受ける際の安心感を高められることに着目した。
また、オペレータ端末を操作するオペレータが、リモートログインをした結果、リモートログインをしている機器に問題があるのではなく、リモートログインをしている機器に接続されている機器に問題がある場合がある。例えば、サポートを受けているスマートフォンを家庭内の無線LANに接続する際に、SSID(Service Set Identifier)の設定をする必要があるが、この際に、無線ルータのSSID設定を閲覧し、操作する必要が生じる。しかし、スマートフォンだけにログインしていても、埒があかない。
そこで、本発明者は、サポート対象である機器(ここでは、スマートフォン)を利用して、この機器に通信可能に接続された機器の操作や閲覧ができないかという点に着目した。
また本発明者は、ユーザ同士のリモートサポートにおいては、オペレータとなるユーザが、サポートの対象となる個々の機器をその持ち主に関連付けられた形で記憶することによって、管理性を向上させられることに着目した。
加えて、本発明者は、ユーザ同士の通話を起点としてリモートサポートを開始することで、開始時に相手方を特定する煩わしさや困難を除き、また、開始直前まで通話によってコミュニケーションをとることによって、リモートサポートの開始タイミングを双方で調節する手間と時間を省き、一方の準備ができていないのにリモートサポートを開始してしまうといった不都合の可能性を低減させられることに着目した。
本発明は、これらの課題に鑑み、通話機能を備えたユーザ端末において、通話を起点に、通話の相手方が所有する端末とのリモート操作を開始することで、リモート操作開始時の機器選択の手間を低減するとともにコミュニケーションを円滑にし、さらに、オペレータたるユーザのユーザ端末がアクセスした対象の機器だけでなく、アクセスした対象の機器を利用することで、通信可能に接続された他の機器の設定操作や機器状況の閲覧することが可能なユーザ端末、オペレータサーバ、オペレータシステム、リモート操作方法、オペレータシステム用プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、通話機能を備えるユーザ端末であって、
前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定する相手方特定手段と、
特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定する電化製品決定手段と、
前記ユーザ端末と、少なくとも一以上の前記通話の相手方が所有する電化製品と通信可能に接続されたオペレータサーバと通信する通信手段と、
前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、自身が通信可能に接続しているか否かを判定する通信判定手段と、
前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力するリモート操作受付出力手段と、
前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付けるリモート操作開始受付手段と、
前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始するリモート操作開始手段と、
を備えるユーザ端末を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、通話機能を備えるユーザ端末は、前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定し、特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定し、前記ユーザ端末と、少なくとも一以上の前記通話の相手方が所有する電化製品と通信可能に接続されたオペレータサーバと通信し、前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力し、前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付け、前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始する。
第2の特徴に係る発明は、通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の前記通話の相手方が所有する電化製品と通信可能に接続されたオペレータサーバであって、
前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信する電化製品情報受信手段と、
自身が直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信する判定結果受信手段と、
前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信する検出指示送信手段と、
前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信する情報受信手段と、
前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する電化製品情報送信手段と、
を備えるオペレータサーバを提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、前記ユーザ端末と、少なくとも一以上の前記通話の相手方が所有する電化製品と通信可能に接続されたオペレータサーバは、前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信し、自身が直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信し、前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信し、前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する。
第3の特徴に係る発明は、の特徴に係るオペレータサーバであって、
前記電化製品とローカルエリアネットワーク内で通信可能に接続された、前記ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を、前記電化製品に検出させる電化製品検出実行手段と、
前記電化製品情報受信手段において、更に、前記電化製品検出実行手段によって検出された前記電化製品に関する情報を、前記検出させた電化製品から受信する、オペレータサーバを提供する。
第3の特徴に係る発明によれば、第2の特徴に係る発明であるオペレータサーバは、前記電化製品とローカルエリアネットワーク内で通信可能に接続された、前記ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を、前記電化製品に検出させ、検出された前記電化製品に関する情報を、前記検出させた電化製品から受信する。
第4の特徴に係る発明は、第2、または第3のいずれかの特徴に係るオペレータサーバであって、
前記電化製品情報受信手段によって受信した電化製品に関する情報を、前記通話の相手方と関連付けて記憶部に記憶させる電化製品情報記憶手段と、
を備え、前記電化製品情報送信手段において、前記電化製品情報記憶手段によって記憶させた電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信するオペレータサーバを提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、第2、または第3のいずれかの特徴に係るオペレータサーバは、前記電化製品情報受信手段によって受信した電化製品に関する情報を、前記通話の相手方と関連付けて記憶部に記憶させ前記電化製品情報記憶手段によって記憶させた電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する。
第5の特徴に係る発明は、第2から第4のいずれかの特徴に係るオペレータサーバであって、前記受信した電化製品に関する情報に基づいて、前記通話の相手方が所有する電化製品に関するネットワークマップを生成するオペレータサーバを提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、第2から第4のいずれかの特徴に係るオペレータサーバは、前記受信した電化製品に関する情報に基づいて、前記通話の相手方が所有する電化製品に関するネットワークマップを生成する。
第6の特徴に係る発明は、第5の特徴に係るオペレータサーバであって、前記ネットワークマップに表示された前記通話の相手方が所有する電化製品の周辺に、当該通話の相手方が所有する電化製品の機器状況を表示するオペレータサーバを提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、第5の特徴に係るオペレータサーバは、前記ネットワークマップに表示された前記通話の相手方が所有する電化製品の周辺に、当該通話の相手方が所有する電化製品の機器状況を表示する。
第7の特徴に係る発明は、第5、または第6のいずれかの特徴に係るオペレータサーバであって、前記電化製品が検出した電化製品の機種関連情報を決定できなかった場合、当該電化製品の機器状況を表示する、オペレータサーバを提供する。
第7の特徴に係る発明によれば、第5、または第6のいずれかの特徴に係るオペレータサーバは、前記電化製品が検出した電化製品の機種関連情報を決定できなかった場合、当該電化製品の機器状況を表示する。
第8の特徴に係る発明は、第7の特徴に係るオペレータサーバであって、前記機種関連情報を決定できなかった場合、リクエストパケットにより、前記電化製品から取得した情報に基づいて、当該電化製品の機器状況を表示する、オペレータサーバを提供する。
第8の特徴に係る発明によれば、第7の特徴に係るオペレータサーバは、前記機種関連情報を決定できなかった場合、リクエストパケットにより、前記電化製品から取得した情報に基づいて、当該電化製品の機器状況を表示する。
の特徴に係る発明は、通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムであって、
前記ユーザ端末は、
前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定する相手方特定手段と、
特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定する電化製品決定手段と、
前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、自身が通信可能に接続しているか否かを判定する通信判定手段と、
前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力するリモート操作受付出力手段と、
前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付けるリモート操作開始受付手段と、
前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始するリモート操作開始手段と、
を備え、
前記オペレータサーバは、
前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信する電化製品情報受信手段と、
自身が直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信する判定結果受信手段と、
前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信する検出指示送信手段と、
前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信する情報受信手段と、
前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する電化製品情報送信手段と、
を備えるオペレータシステムを提供する。
の特徴に係る発明によれば、通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムにおいて、前記ユーザ端末は、前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定し、特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定し、前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、自身が通信可能に接続しているか否かを判定し、前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力し、前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付け、前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始する。また、前記オペレータサーバは、前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信し、自身が直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信し、前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信し、前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信し、前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する。
の特徴に係る発明は、オペレータシステムのカテゴリであるが、リモート操作方法及び、オペレータシステム用プログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
10の特徴に係る発明は、通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムにおいて、
前記ユーザ端末が、
前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定するステップと、
特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定するステップと、
前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、自身が通信可能に接続しているか否かを判定するステップと、
前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力するステップと、
前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付けるステップと、
前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始するステップと、
を備え、
前記オペレータサーバが、
前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信するステップと、
自身が直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信するステップと、
前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信するステップと、
前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信するステップと、
前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
を備えるリモート操作方法を提供する。
11の特徴に係る発明は、通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムを制御するオペレータシステム用プログラムであって、
前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定するステップ、
特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモート操作が可能である電化製品を決定するステップ、
前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定するステップ、
前記判定の結果、通信可能に接続されている場合、前記接続されている電化製品に関する情報を、リモート操作可能な電化製品として、電化製品毎に出力するステップ、
前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモート操作の開始を受付けるステップ、
前記所定の電化製品に対して、リモート操作のための通信を開始するステップ、
として、コンピュータである前記ユーザ端末に実行させるユーザ端末用プログラムと、
前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信するステップ、
前記オペレータサーバが直接通信していない前記電化製品に、前記ユーザ端末が通信可能に接続しているか否かを判定した判定結果を前記ユーザ端末から受信するステップ、
前記受信した判定結果が、通信可能に接続している場合、前記ユーザ端末に対して、前記電化製品の検出指示を送信するステップ、
前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を受信するステップ、
前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報又は前記ユーザ端末が検出した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信するステップ、
として、コンピュータである前記オペレータサーバに実行させるオペレータサーバ用プログラムと、
から構成されるオペレータシステム用プログラムを提供する。
本発明によれば、通話機能を備えたリモートサポートを行うユーザ端末において、通話を起点に、通話の相手方が所有する端末とのリモートサポートを開始することで、リモートサポート開始時の機器選択の手間を低減するとともにコミュニケーションを円滑にし、さらに、オペレータたるユーザのユーザ端末がアクセスした対象の機器だけでなく、アクセスした対象の機器を利用することで、通信可能に接続された他の機器の設定操作や機器状況の閲覧することが可能なユーザ端末、オペレータサーバ、オペレータシステム、リモートサポート方法、オペレータシステム用プログラムを提供することが可能となる。
図1は、オペレータシステム1の概要を説明するための概要図である。 図2は、オペレータシステム1の全体構成図である。 図3は、オペレータサーバ200、通信端末10、ユーザ端末150の機能ブロック図である。 図4は、オペレータサーバ200、通信端末10、ユーザ端末150が実行するリモートサポート処理を示すフローチャート図である。 図5は、通信端末10、電化製品50が実行する電化製品アクセス処理を示すフローチャート図である。 図6は、ユーザ端末150に表示される画面イメージ図(サポート情報画面)である。 図7は、ユーザ端末150に表示される画面イメージ図(ネットワークマップ画面)である。 図8は、ユーザ端末150に表示される画面イメージ図(ネットワークマップ画面:機器情報アイコンを含む)である。 図9は、ユーザ端末150が表示する、リモートサポート開始受付画面の一例である。 図10は、オペレータサーバ200が記憶する設定ページアドレスリストである。 図11は、オペレータサーバ200、通信端末10、電化製品50が実行する設定ページ取得処理を示すフローチャート図である。 図12は、ユーザ端末150に表示される画面イメージ図(設定ページ)である。 図13は、通信端末10に表示される画面イメージ図(設定ページ)である。 図14は、通信端末10が実現するプロキシ機能を説明するための概念図である。 図15は、電化製品情報データベース250内の電化製品情報テーブルの一例である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[オペレータシステムの概要]
図1は、本発明の好適な実施形態であるオペレータシステム1について説明するための概要図である。この図1に基づいて、オペレータシステム1について説明する。
オペレータシステム1において、はじめに、ユーザ端末150は、通信端末10と通話を開始する(ステップS101)。図1では、ユーザ端末150と通信端末10はスマートフォン等の携帯電話であって、基地局4を経由する電波を介して通話を行っているが、両端末の通話の形式はこれに限られない。例えば、一方もしくは両方がIP電話である場合や、通話ソフトをインストールした端末である場合等で、インターネットを通じて通話を行っていてもよい。
ここで、ユーザ端末150とオペレータサーバ200、及び通信端末10とオペレータサーバ200の間は、図示されていないが、公衆回線網3によって通信可能に接続されている。ユーザ端末150と通信端末10との間は、公衆回線網3を介して通信可能であってもよいし、直接通信可能でなくてもよい。
ユーザ端末150は、リモートサポートを開始する前に、通話相手が所有する、リモートサポートが可能な電化製品を確認する必要がある。そこでまず、ユーザ端末150は、通話相手である通信端末10の持ち主を、相手方として特定する。ここでは例えば、通話相手の電話番号や氏名、住民基本台帳番号など、一定以上の精度で一意に相手を特定できる情報が得られればよい。その後ユーザ端末150は、特定した相手方の情報とともに、オペレータサーバ200に電化製品に関する情報、すなわち電化製品情報を要求する(ステップS102)。
それに対し、オペレータサーバ200は、ユーザ端末150に電化製品情報を送信するために、以下のようにして電化製品情報を取得する。ただし、オペレータサーバ200が電化製品情報を記憶しており、前回の要求から一定の時間が経っていないなどの特別な事情下で、情報を更新する必要がないと判断される場合は、記憶されている情報をそのまま送信してもよい。
オペレータサーバ200は、相手方が通話に用いている通信端末10に対して、通信端末10に関する情報を送信するよう要求する(ステップS103)。ここで、オペレータサーバ200が通信端末10を認識する方法はいくつか考えられるが、通信端末10のIPアドレスをあらかじめオペレータサーバ200に登録する方法や、ユーザ端末150が電話回線を通じて、通信端末10にオペレータサーバ200へのアクセスを要求する方法であってよい。
ユーザ端末150から送信要求を受信した通信端末10は、機種情報等の電化製品としての自身に関する情報を送信する(ステップS104)。この電化製品の情報の受信は、通信端末10自体が当該情報を送信する機能を備えない場合は、特定のパケットを送受信する等して、オペレータサーバ200が情報を推定してもよい。
また、オペレータサーバ200は、通信端末10と持ち主を同一とし、通信端末10と同様に通信可能な電化製品が存在するときは、同様の手順で電化製品情報を取得する。図1では、無線LANルータ50aに対して情報を要求し(ステップS105)、情報を受信している(ステップS106)。持ち主が同一であるかの判断は、同一のローカルエリアネットワークに存在することで推定してもよいし、持ち主たるユーザからの入力によって判断してよい。
加えて、オペレータサーバ200は、直接通信可能に接続されていなくても、ユーザ端末150からリモートサポート可能である端末がある場合には、通信端末10等の、直接通信可能に接続された電化製品に検出指示を送信し、同様に電化製品情報を受信する。通信端末10は、オペレータサーバ200から受信した検出指示に従い、同一のローカルエリアネットワークに接続されたプリンタ50bを検出し、情報を要求して(ステップS107)取得し(ステップS108)、自らの電化製品情報と同様に、オペレータサーバ200に送信する(ステップS104)。
オペレータサーバ200は、上記のように取得した電化製品情報を、記憶部に備えた電化製品情報データベース250に、持ち主の情報と関連付けて記憶させる(ステップS109)。この記憶は、情報を受信する度に逐次行ってもよいし、複数件の情報をまとめて記憶させてもよい。
最後に、オペレータサーバ200は、以上の電化製品情報を、ユーザ端末150に送信する(ステップS110)。ユーザ端末は、受信した電化製品情報を画面に表示し、それに対するユーザの入力を受け付けて、電化製品に対するリモートサポートを開始する(ステップS111)。このリモートサポートは、オペレータサーバ200を介して行ってよい。また、このリモートサポートにおいて、どちらの端末がリモートサポートを行い、どちらの端末がリモートサポートを受けるかという主客体は限定されず、リモートサポートの途中で入れ替わってもよい。
以上が、オペレータシステム1の概要である。なお、本実施例ではオペレータサーバ200を含む構成について記述したが、オペレータサーバ200が備える機能をユーザ端末150が代わりに備えることによって、オペレータサーバ200を必要とせず、同様の機能を発揮することが可能である。
[オペレータシステムのシステム構成]
図2は、本発明の好適な実施形態であるオペレータシステム1のシステム構成図である。オペレータシステム1は、通信端末10、電化製品50a,b,c(以下、明示しない限りは単に「50」とする)、オペレータサーバ200、公衆回線網3(インターネット網や第3世代、第4世代通信網など)、ユーザ端末150から構成される。
通信端末10は、通話機能を備えた一般的な情報端末であってよい。通信端末10と各電化製品50は、LAN(Local Area Network)で接続されている。通信端末10は、オペレータサーバ200又はユーザ端末150とは、公衆回線網3を介して接続される。オペレータサーバ200とユーザ端末150は、ローカルエリアネットワークで接続されていてもよいし、公衆回線網3を介して接続されていてもよい。オペレータシステム1内の通信は、無線通信、有線通信を問わない。通信端末10が公衆回線網3と接続するために、ルータ等のネットワーク機器を介して通信可能であってよい。
電化製品50は、データ通信を行うことが可能な家庭用又は業務用の電化製品であって、例えば、パソコン50c、テレビ50b、電話機、コンピュータに加えて、携帯電話、携帯情報端末、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ、オーディオコンポ、コンテンツ再生・録画プレーヤ、プリンタ、FAX機、コピー機、スキャナ機、MFP(多機能周辺装置、多機能プリンタ)等の情報家電のみならず、冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄乾燥機、扇風機、エアコン、電気ストーブ、炊飯器、電子レンジ等の白物家電や、電気照明、サーバ、ルータ50a、ゲートウェイ、NAS(Network Attached Storage)等も含む。
ユーザ端末150は、通話機能を備え、ユーザがサポートを受け、またはサポートを行うための一般的な情報端末であってよく、後述する機能を備える情報機器や電化製品である。ユーザ端末150は、例えば、携帯電話、スマートフォン、複合型プリンタ、テレビ、ルータ又はゲートウェイ等のネットワーク機器、コンピュータに加えて、冷蔵庫、洗濯機等の白物家電であってもよいし、電話機、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯型音楽プレーヤ、携帯型コンテンツ再生・録画プレーヤ等の一般的な情報家電であってよい。
オペレータサーバ200は、通信端末10とユーザ端末150とを管理し、リモートサポートにおけるデータ処理を中継するとともに、各種処理を行うサーバである。
[各機能の説明]
図3は、ユーザ端末150、オペレータサーバ200、通信端末10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
ユーザ端末150は、制御部として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える(有線によるLAN接続であってもよい)。
さらに、ユーザ端末150は、前記通信部を用いて、公衆回線網や電話網を用いて通話を行う、通話機能を備える。ただし、通話機能に必要な要素のすべてをユーザ端末150が備えている必要はなく、マイクやスピーカーなどのハードウェアを接続し、または、特定のソフトウェアやサービスを利用することによって、全体として通話機能を発揮できればよい。
さらに、ユーザ端末150は、出力・入力部として、制御部で制御したデータや画像を出力表示する表示部を備え、かつ、ユーザやサポート者からの入力を受付けるタッチパネルやキーボード、マウス等を備える。加えて、通信端末10及びユーザ端末150は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備える。
ユーザ端末150において、制御部が所定のプログラムを読み込むことで、通信部、出力・入力部、記憶部と協働して、リモートサポートモジュール156、電化製品選択モジュール157を実現する。リモートサポートモジュール156は通話の相手方を特定する相手方特定モジュール151と、選択された電化製品とリモートサポートを開始するリモートサポート開始モジュール152から構成される。電化製品選択モジュール157は、リモートサポート可能な電化製品を決定する電化製品決定モジュール153と、受信した電化製品の情報を表示するリモートサポート受付出力モジュール154と、ユーザからリモートサポートの開始を受け付けるリモートサポート開始受付モジュール155から構成される。
オペレータサーバ200は、同様に、制御部として、CPU,RAM,ROM等を備え、通信部として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイスを備える(有線であってもよい)。加えて、オペレータサーバ200は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備える。オペレータサーバ200は、電化製品の情報と、その持ち主とを関連付けて記憶させる電化製品情報データベース250を、記憶部に備える。
オペレータサーバ200の制御部が所定のプログラムを読み込むことで、通信部、記憶部と協働して、電化製品の情報を取得する電化製品情報取得モジュール205と、取得した情報からネットワークマップを生成するネットワークマップ生成モジュール206を実現する。電化製品情報取得モジュール205は、電化製品から電化製品の情報を受信する電化製品情報受信モジュール201と、ユーザ端末150に電化製品の情報を送信する電化製品情報送信モジュール202と、電化製品に、通信可能に接続された電化製品を検出させる電化製品検出実行モジュール203と、受信した情報を電化製品情報データベース250に記憶させる電化製品情報記憶モジュール204と、から構成される。
通信端末10は、同様に、制御部として、CPU,RAM,ROM等を備え、通信部として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える(有線によるLAN接続であってもよい)。加えて、電化製品50は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備えてよい。
さらに、通信端末10は、前記通信部を用いて、公衆回線網や電話網を用いて通話を行う、通話機能を備える。
さらに、通信端末10は、出力・入力部として、制御部で制御したデータや画像を出力表示する表示部を備えてもよいし、ユーザやサポート者からの入力を受付けるタッチパネルやキーボード、マウス等を備えてもよい。
通信端末10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことで、通信部、出力・入力部、記憶部と協働して、オペレータサーバ200に対して情報を送信する電化製品情報提供モジュール11、電化製品を検出する電化製品検出モジュール12、通信可能に接続された他の電化製品へのリモートサポートを補佐するオペレータ補佐モジュール13を備える。
電化製品50は、同様に、制御部として、CPU,RAM,ROM等を備え、通信部として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える(有線によるLAN接続であってもよい)。
電化製品50において、制御部が所定のプログラムを読み込むことで、通信部と協働して、通信端末10から送信されたパケットに対して応答をするレスポンスモジュール51、後述する設定ページを提供する設定ページ提供モジュール52、電化製品50の機器状況を通信端末10に送信する機器状況送信モジュール53を実現する。
[リモートサポート処理]
図4は、通信端末10、オペレータサーバ200、ユーザ端末150が実行するリモートサポート処理のフローチャートである。上述した各装置のモジュールが行う処理について、本処理にて併せて説明する。本処理において、リモートサポートの対象として電化製品と記述する際は、電化製品50のみならず、電化製品としての通信端末10を含む。
はじめに、ユーザ端末150は、通信端末10と通話を開始する(ステップS01)。なお、通話の開始時点において、既にリモートサポートを行う意思があったか否かは問わず、以下の処理を行ってよい。
次に、ユーザ端末150の相手方特定モジュール151は、通話の相手方にあたる人物を特定する(ステップS02)。通常、通話機能を発揮している時点で相手の通信端末10の電話番号を読み込んでいるはずなので、それを用いてよい。IP電話や特定のソフトウェアやサービスなどによって通話を行っている時は、そのユーザIDを用いたり、相手方の氏名や住民基本台帳番号など、相手を一意に特定するに足る情報を、記憶部から読み込んだり、ユーザから入力を受け付けてよい。
次に、ユーザ端末150の電化製品決定モジュール153は、リモートサポートが可能な電化製品を決定するために、電化製品情報の要求を、オペレータサーバ200に対して送信する(ステップS03)。ここで、リモートサポートが可能か否かの判断は、電化製品が通信可能か、ログイン機能を備えているか、あるいは備えていてもログインに成功したかなどの複数の基準が考えられ、受信する電化製品情報をそのうちの一つの基準に照らし、電化製品決定モジュール153によって判断されてよい。
オペレータサーバ200の電化製品情報受信モジュール201、及び電化製品検出実行モジュール203は、前記要求を受信して、通信端末10に対して、電化製品情報の送信要求及び、電化製品の検出指示を送信する(ステップS04)。通信端末10はこれらの要求及び指示を受信する(ステップS05)。
通信端末10の電化製品検出モジュール12は、電化製品検出指示をオペレータサーバ200より受けて、電化製品アクセス処理を実行する(ステップS06)。電化製品アクセス処理は、通信端末10と電化製品50が実行する処理で、図5に基づいて説明する。
[電化製品アクセス処理]
電化製品アクセス処理は、通信端末10が、所定のパケットを送受信することで、電化製品50の機種関連情報を決定する処理である。機種関連情報とは、電化製品50の機種名、メーカ名等の機器の種別の情報である。本処理は、特開2010−97587号公報に開示されるような、ネットワークで接続された電化製品の種別をパケットの送受信で決定する処理が用いられてよい。以下では、この出願で開示される方法で、機種関連情報を決定する処理について説明する。
通信端末10の電化製品検出モジュール12は、電化製品50に対して、検出パケットを送信する(ステップS20)。検出パケットは、Ping等のコマンドから送信されるパケットであってよい。検出パケットを受信した各電化製品50は、送信されたパケットに対して、IPアドレスを応答することで、検出応答処理を行う(ステップS21)。
電化製品50を検出した後に、通信端末10の電化製品検出モジュール12は、検出された電化製品50に対して、リクエストパケットを送信する(ステップS22)。リクエストパケットとは、通信端末10が電化製品50の機種関連情報を決定するためのパケットである。
リクエストパケットは、例えば、ARP(Address Resolution Protocol)、NETSTAT、ICMP(Internet Control Message Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)等のコマンドであってよく、uPnP(Universal Plug and Play)、DLNA(Digital Living Network Alliance)準拠のプロトコルであってよい。
電化製品50は、送信されたリクエストパケットに対して、レスポンスパケットを送信する(ステップS23)。例えば、ARPコマンドの応答として、MACアドレス(Media Access Control Address)をレスポンスとして取得する。また、NETSTATAのコマンドにより、TCP/IPポートの使用中のポート番号やポート占有率が判明する。
通信端末10の電化製品検出モジュール12は、これらのリクエストパケットに基づいて、リクエストパケットを受信した電化製品50の機種関連情報を決定する(ステップS24)。機種関連情報の決定は、レスポンスパケットの得点化により決定される。
一例として、電化製品50の機種関連情報が、機種名A又は機種名Bのいずれかであるかを決定することについて説明する。機種名A、Bには、予め、この機種であれば受信するレスポンスパケットと対応する得点とが、定義ファイルとして記憶されている。例えば、機種名Aであれば、リクエストパケット(NETSTAT)に対して、レスポンスパケット(TCPポートの5000番は使用中)で、このようなレスポンスパケットを受信した場合は、得点を1加点するが、他のレスポンスであれば0点であるという定義が、複数のリクエストパケット(NETSTATのみならず、ARP等の他のレスポンスパケット)に対して、定義ファイルに決定されている。ここで、電化製品50から受信したレスポンスパケットに対して、機種名Aの定義ファイルと機種名Bの定義ファイルのぞれぞれの定義で、得点化を行ない、得点が高い定義ファイルの機種名を、機種関連情報と決定する。
例えば、機種名Aであれば、リクエストパケット(NETSTAT)に対して、レスポンスパケット(TCPポートの5000番は使用中)で、このようなレスポンスパケットを受信した場合は、得点を1加点するが、他のレスポンスであれば0点であるという定義であり、一方、機種名Bであれば、リクエストパケット(NETSTAT)に対して、レスポンスパケット(TCPポートの5000番は未使用)で、このようなレスポンスパケットを受信した場合は、得点を1加点するが、他のレスポンスであれば0点であるという定義であるとする。
この場合に、電化製品50から、レスポンスパケット(TCPポートの5000番は未使用)を受信した場合は、機種名Aの定義ファイルで算出すると0点で、機種名Bの定義ファイルで算出すると、1点であるから、機種名Bが機種関連情報であると決定する。この例では、リクエストパケットが、NETSTATのみで機種名Bを決定しているが、他のリクエストパケット(例えば、ARP)も同様に、得点化され、NETSTATの得点とARPの得点との総得点で、機種関連情報が決定される。
なお、上述の定義ファイルが、通信端末10に記憶されているのではなく、オペレータサーバ200に記憶されており、通信端末10が電化製品50から受信したレスポンスパケットを、オペレータサーバ200に送信して、オペレータサーバ200に対して、機種関連情報を要求してもよい。この場合は、オペレータサーバ200が、要求に応じて、機種関連情報を決定する。
通信端末10の電化製品情報提供モジュール11は、機種関連情報を決定すると、当該機種関連情報を含む、自身及び検出した電化製品の情報を、オペレータサーバ200に送信する(ステップS07)。オペレータサーバ200の電化製品情報受信モジュール201はこれを受信し、電化製品情報記憶モジュール204が、相手方の情報と関連付けて、電化製品情報データベース250に記憶させる(ステップS08)。
図15は、電化製品情報データベース250内の電化製品情報テーブルの一例である。持ち主に関する情報と、電化製品を表す情報と、当該電化製品を検出した電化製品の情報と、IPアドレスとが関連付けて記憶されている。図15の例では、上から三つ目までが相手方が所有する端末であり、通信端末10にあたる「SH−009」と、それによって検出された二つの電化製品50に関する情報が記憶されている。なお、リスト中のNULLは、データが空なことを表す。また、移動端末であればIPアドレスは都度変化する可能性があるので、当該レコードは常に最新の情報に更新される必要がある場合もある。
ユーザ端末150の電化製品決定モジュール153は、オペレータサーバ200から電化製品の情報を受信し、リモートサポート受付出力モジュール154が当該情報を表示部に表示する(ステップS09)。
図9は、ユーザ端末150が表示する、リモートサポート開始受付画面を表示した画面の一例である。個々の電化製品の情報がユーザ情報90と関連付けて記憶されており、ユーザ情報90で表されるユーザの所持する電化製品が、アイコン92と電化製品ID93とともに、91aから91dのように一覧表示されている。ユーザ端末150の持ち主は、サポートを開始する電化製品の列に表示された開始ボタン94をタッチパネルやマウスを用いて押し下げることで、リモートサポート開始受付モジュール155が当該入力を受け付け、リモートサポート開始モジュール152が、選択された電化製品とのリモートサポートを開始する(ステップS12)。
ここで、リモートサポートが開始されるにあたって、通信はオペレータサーバ200を介してもよいし、ユーザ端末150と電化製品との間で直接行ってもよい。また、ユーザ端末150がリモートサポートを行うか、またはリモートサポートを受けるかは限定されず、途中で入れ替わってもよい。
ここで、オペレータサーバ200のネットワークマップ生成モジュール206は、機種関連情報に基づいて、ネットワークマップを生成する(ステップS10)。オペレータサーバ200には、予め、ネットワークマップに表示する電化製品のためのアイコン(以下、「電化製品アイコン))が、機種関連情報と対応付けて記憶されている。したがって、受信した機種関連情報に基づいて、対応する電化製品アイコンを抽出して、ネットワークマップを生成する。また、ローカルエリアネットワークで接続されている電化製品50を円等で表し、公衆回線網3と接続されている場合は、雲等のアイコンを用いる。オペレータサーバ200は、生成したネットワークマップをユーザ端末150に送信する。
ユーザ端末150のリモートサポート受付出力モジュール154は、送信されたネットワークマップを受信し、表示する(ステップS11)。一例として、ネットワークマップは、図7に示すように構成される。ユーザ端末150には、リモートサポートウィンドウ内に、複数のウィンドウタブが設けられて、サポート情報61、ネットワークマップ62が設けられて、オペレータの選択により、表示選択が可能となっている。ネットワークマップは、電化製品アイコン70a〜dで表示される。例えば、ルータ50aは、機種関連情報が「NW―01」と決定され、これに対応する電化製品アイコン70aが表示されている。また、通信端末10も、アイコン80により表示されてよい。更に、独立したローカルエリアネットワークが複数存在する場合には、図7のように、アイコン80のネットワークと、アイコン81のネットワークとして表示される。上記アイコン70等をタッチすることで、リモートサポート開始受付モジュール155が当該入力を受け付け、リモートサポート開始モジュール152が、選択された電化製品とのリモートサポートを開始してもよい。
なお、図8に示すように、ネットワークマップ上に、各電化製品50、通信端末10の機器状況が、対応する機器のアイコンの周辺に表示されてよい。機器状況とは、当該機器の情報であって、例えば、電化製品50の不具合状況、プログラム等の実行状況や、プログラムのインストール進行状況、後述する設定ページの有無、電化製品50を説明する簡易情報である。後述する設定ページでは、機器状況は、電化製品50の設定状況を含む。
ここで例えば、通信端末10は、電化製品50を検出したにも関わらず、機種関連情報を決定できなかった場合がある。この場合は、この電化製品50は、機種関連情報を決定できない不具合があったことを示すために、不明アイコン72を電化製品アイコン70cに表示する。また、機種関連情報を決定できなかったが、リクエストパケットにより、電化製品50から取得した情報を簡易情報として表示する。これを、例えば、簡易情報の有無を示すアイコン71としてネットワークマップに表示したり、簡易情報そのものをネットワークマップ上に表示する。
なお、機器状況の取得については、電化製品50に予めインストールされたプログラムである機器状況送信モジュール53を利用してもよい。機器状況送信モジュール53は、定期的に、電化製品50の機器状況を取得して、通信端末10に送信する機能を有する。
一方、後述するように、電化製品50に対応する設定ページが存在する場合には、設定ページアイコン73を表示する。また、電化製品50に所定のプログラムを実行していたり、インストールしている場合には、そのインストールや実行の進捗を示すグラフをアイコン81として表示する。
本処理までで、ユーザ端末150は、通信端末10に対するサポート処理を実行することが可能となる。例えば、ユーザ端末150の表示部には、図6に示すようなサポート情報61が表示される。すなわち、相手方のユーザ情報や通信端末10の電化製品情報が出力されたり、通信端末10の表示部に表示された画面情報が表示される。
しかし、オペレータが通信端末10をサポートしている際に、通信端末10と通信可能に接続された電化製品50に不具合の原因があるとする。例えば、通信端末10がインターネットに接続できない場合に、通信端末10の通信設定は問題がないが、電化製品50であるルータ50aに設定の問題があるとする。以下は、このようにログインした通信端末10でなく、電化製品50に対する閲覧指示があった場合について説明する。
[設定ページ取得処理]
次に、オペレータサーバ200と通信端末10、電化製品50は、設定ページ取得処理を実行する(ステップS13)。
設定ページは、電化製品50が提供するWebページであって、電化製品50の機器状況の閲覧、設定操作を可能にする。例えば、ルータ50aでは、自身がローカルのWebサーバとして機能することで、他の機器からルータ50aの設定ページの閲覧、入力が可能となる。
すなわち、ルータ50aにローカルエリアネットワークで通信可能に接続されたパソコン50cのWebブラウザに、このルータ50aがプレイベートアドレスとして提供するURLアドレス又はIPアドレスを入力することで、これを検知したルータ50aが設定ページを、パソコン50cのWebブラウザに表示する。ユーザはWebブラウザを介して、設定ページの閲覧、入力が可能となる。後述するように、通常、設定ページは、公衆回線網3を介して接続する機器(グローバルアドレスのみを有する機器)からは、閲覧、入力することができない。
最初に、オペレータサーバ200は、図6に示すような設定ページアドレスリストを参照して、通信端末10から送信された機種関連情報に基づいて、設定ページアドレスを検索する(ステップS30)。設定ページアドレスリストは、機種関連情報と設定ページのURLアドレス又はIPアドレスが対応づけられたリストである。例えば、機種関連情報が「NW―01」の場合は、設定ページアドレスは、「http://192.168.1.1」となる。
また、図10に示すように、機種関連情報と設定ページのURLアドレス又はIPアドレス、さらに、設定ページの閲覧及び入力を行うための、IDとパスワードが対応付けられていてもよい。これらのIDとパスワードは、電化製品50にデフォルトで設定されているものであって、マニュアル等に記載されているIDとパスワードであってよい。これを用いることで、ユーザが、デフォルトのIDとパスワードを知らない場合であっても、設定ページの閲覧、入力が可能となる。
次に、オペレータサーバ200は、設定ページアドレスを通信端末10に送信する。この際に、設定ページアドレスリストにIDとパスワードが記憶されている場合は、このIDとパスワードをあわせて送信する。この場合は、次のステップS31を実行しない。
設定ページアドレスリストにIDとパスワードが記憶されていない場合には、通信端末10の設定ページ提供モジュール52は、通信端末10自身に記憶されたIDとパスワードを取得する(ステップS31)。すなわち、この場合は、ユーザは、設定ページのIDとパスワードを通信端末10に記憶させている。
通信端末10のオペレータ補佐モジュール16は、受信した設定ページアドレスに基づいて電化製品50にアクセスする(ステップS32)。これに応じて、電化製品50の設定ページ提供モジュール52は、Webサーバとして機能して、設定ページを通信端末10に送信する(ステップS33)。通信端末10は、設定ページを受信すると、取得したIDとパスワードを入力して、電化製品50へ応答し、設定ページへのログインの処理を行う。
次に、通信端末10は、設定ページをプロキシ処理でオペレータサーバ200に送信する(ステップS34)。このプロキシ処理を、図14を用いて説明する。電化製品50は、ローカルエリアネットワークで通信端末10と接続されており、電化製品50はプライベートアドレス(192.168.1.1)を有し、通信端末10はプライベートアドレス(192.168.1.50)を有する。設定ページのデータは、送信元が電化製品50のデータAとして、通信端末10にプライベートアドレスを利用して送信される。
一方、通信端末10とオペレータサーバ200は、公衆回線網3により接続されており、グローバルアドレスにより接続されている。通信端末10は、グローバルアドレス(210.0.0.218)を有し、オペレータサーバ200は、グローバルアドレス(210.0.0.1)を有する。通信端末10は、データAをデータBとして、送信元を通信端末10に変更し、グローバルアドレスを利用して、オペレータサーバ200に送信する。
オペレータサーバ200は、このプロキシ処理により、設定ページを受信し(ステップS35)、ユーザ端末150に設定ページを送信する(ステップS36)。
図4のリモートサポート処理に戻り、ユーザ端末150は、受信した設定ページの表示処理を行う(ステップS14)。図12にて、ユーザ端末150に表示される設定ページの画面イメージを示す。ユーザ端末150には、リモートサポートウィンドウ内に、複数のウィンドウタブが設けられて、サポート情報61、ネットワークマップ62に加えて、設定ページ63が設けられて、オペレータの選択により、設定ページの表示が可能となっている。
図12に示す設定ページは、ルータ50aである機種名「NW―01」のネットワーク設定ページとなっている。このページにより、ルータ50aの機器状況の閲覧と設定操作を行うことが可能となる。例えば、ルータ50aの場合は、「無線LANアクセスポイントの設定」、「SSID設定」等の機器状況の閲覧と設定操作が可能になる。
上記の説明では、通信端末10が実行するプロキシ処理により、設定ページの閲覧を可能としたが、通信端末10のオペレータ補佐モジュール16が実現する画面転送機能により、設定ページの閲覧を可能としてよい。すなわち、図13に示すように、通信端末10においても、設定ページの閲覧、入力が可能である場合に、この画面情報をオペレータサーバ200に転送する。画面情報をデータとしてオペレータサーバ200に送信することで、通信端末10にて設定ページを表示することなく、転送のみが有効となってもよい。また、ユーザ端末150からの入力情報を、通信端末10を介して、電化製品50に送信して、設定操作を可能にする。
なお、電化製品50に対してプログラムをインストールしたり、所定のデータを設定するコマンドを、オペレータサーバ200から受信して、通信端末10を介して、電化製品50にて実行してもよい。すなわち、オペレータから、ユーザ端末150に表示されたネットワークマップに対して、電化製品アイコンに対して、所定のプログラムのインストールの操作やデータの設定の操作を受けることで、オペレータサーバ200が、所定のコマンドを電化製品50に送信する。
この際、オペレータサーバ200はインストールするプログラムを他のサーバから受信してもよいし、電化製品50から自らプログラムをダウンロードするように、コマンドを送信してもよい。また、所定のデータを設定するコマンドは、予めオペレータサーバ200に記憶されていてよい。この所定のデータを設定するコマンドとは、例えば、電化製品50がプリンタの場合に、白黒印刷とカラー印刷の切替えであってよい。
また、ユーザ端末150が、ネットワークマップに表示されている複数の電化製品50の指定を同時に受付けることで、複数の電化製品50に対して、所定のプログラムがインストールされてよい。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 オペレータシステム、3 公衆回線網、10 通信端末、200 オペレータサーバ、150 ユーザ端末

Claims (3)

  1. 通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムであって、
    前記ユーザ端末は、
    前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定する相手方特定手段と、
    特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモートサポートが可能である電化製品を決定する電化製品決定手段と、
    決定した前記電化製品に関する情報を、リモートサポート可能な電化製品として、電化製品毎に出力するリモートサポート受付出力手段と、
    前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモートサポートの開始を受付けるリモートサポート開始受付手段と、
    前記所定の電化製品に対して、リモートサポートのための通信を開始するリモートサポート開始手段と、
    を備え、
    前記オペレータサーバは、
    前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信する電化製品情報受信手段と、
    前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信する電化製品情報送信手段と、
    を備えるオペレータシステム。
  2. 通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムにおいて、
    前記ユーザ端末が、
    前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定するステップと、
    特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモートサポートが可能である電化製品を決定するステップと、
    決定した前記電化製品に関する情報を、リモートサポート可能な電化製品として、電化製品毎に出力するステップと、
    前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモートサポートの開始を受付けるステップと、
    前記所定の電化製品に対して、リモートサポートのための通信を開始するステップと、
    を備え、
    前記オペレータサーバが、
    前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信するステップと、
    前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を備えるリモートサポート方法。
  3. 通話機能を備えるユーザ端末と、少なくとも一以上の、ユーザ端末の通話の相手方が所有する電化製品と、オペレータサーバが通信可能に接続されたオペレータシステムを制御するオペレータシステム用プログラムであって、
    前記通話機能を発揮している際に、当該通話の相手方を特定するステップ、
    特定された通話の相手方が所有する電化製品であって、当該ユーザ端末とリモートサポートが可能である電化製品を決定するステップ、
    決定した前記電化製品に関する情報を、リモートサポート可能な電化製品として、電化製品毎に出力するステップ、
    前記電化製品に関する情報を出力することで、所定の電化製品に対して、ユーザからリモートサポートの開始を受付けるステップ、
    前記所定の電化製品に対して、リモートサポートのための通信を開始するステップ、
    として、コンピュータである前記ユーザ端末に実行させるユーザ端末用プログラムと、
    前記通話の相手方が所有する電化製品に関する情報を、当該電化製品から受信するステップ、
    前記ユーザ端末からの求めに応じて、前記受信した電化製品に関する情報を前記ユーザ端末に送信するステップ、
    として、コンピュータである前記オペレータサーバに実行させるオペレータサーバ用プログラムと、
    から構成されるオペレータシステム用プログラム。
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