JP5874480B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、普通紙の定着処理のときには、一方の排気口の低密度フィルタを通じて装置内の空気を排気し、オゾン臭等を除去するとともに、光沢紙の定着処理のときには、高濃度の異臭が発生するので、他方の排気口の高密度フィルタを通じて、装置内の空気を排気し、高濃度の異臭を除去する画像形成装置が記載されている。
特開2009−98189号公報
本発明の目的とするところは、画像形成装置において、記録媒体の臭いを含むエアーを吸うための開口部が、積み重ねられた複数の記録媒体の端部によって塞がれる可能性を小さくするとともに、その開口部の鉛直方向の大きさを小さくすることにある。
請求項1記載の画像形成装置は、筐体と、トナーを供給するトナー供給手段と、加熱工程を経て記録媒体に前記トナーを用いた画像を形成する画像形成手段と、画像が形成された複数の前記記録媒体を積み重ねた状態で積載する積載手段と、前記筐体に設けられた開口部であって、開口の縁を結んだ面である開口面が鉛直方向に対して傾いており、前記開口面から筐体の外に延びる当該開口面の法線が、前記記録媒体を積載可能な空間を通過する開口部と、鉛直方向において前記積載手段の下方、かつ、前記トナー供給手段の上方にエアーの流路を形成し、前記筐体内のエアーを吸気する吸気口を形成するダクトと、前記開口部及び前記吸気口からエアーを吸って前記筐体の外に排出する排出手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、前記積載手段は、積載する前記記録媒体のいずれか一辺の位置から鉛直方向の上方に延びる面を有し、前記開口部が、前記面よりも上方の位置に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、前記排出手段が、前記開口部における前記開口面と反対側の面に相対する位置にあることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、開口面が鉛直方向に傾きを有さず、この開口面の法線が記録媒体を積載可能な空間を通過しない場合と比較して、積み重ねられた複数の用紙の端部によって開口部が塞がれる可能性を小さくするとともに、その開口部の鉛直方向の大きさを小さくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、積み重ねられた複数の記録媒体の端部によって開口部が塞がれる可能性を小さくするとともに、記録媒体の端部を鉛直方向に揃えられる。
請求項3記載の発明によれば、排出手段が、開口部における開口面と反対側の面に相対する位置にない場合と比較して、記録媒体の臭いを含むエアーが吸気されやすくなる。
画像形成装置を正面からみたときの斜視図 画像形成装置を正面側からみたときの断面図 画像形成装置を鉛直方向からみたときの平面図 上部に位置するシート搬送装置を取り除いた画像形成装置を正面側からみた斜視図 画像形成装置を図1中の矢視I−I方向からみた断面図 実施形態とは別の例に係る開口部を表す図 実施形態とは別の例に係る開口部を表す図
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を正面からみたときの斜視図である。画像形成装置100は、直方体の形状の筐体50を有し、XYZ直交座標系が設定されている。このXY直交座標系の原点Pは、画像形成装置100の底面における四隅のうちのいずれか(図1においては、左上隅)に位置している。ここで、画像形成装置100をその正面からみたときに、この原点Pを含み筐体50の平面を構成する2辺のうち、一方の辺がX軸(ここでは画像形成装置100の幅方向の辺)に対応し、他方の辺がY軸(ここでは画像形成装置100の奥行き方向の辺)に対応している。これらX軸及びY軸と直交する直線をZ軸とする。つまり、幅方向に相当するX軸及び奥行き方向に相当するY軸で表される平面に対して、Z軸は鉛直方向の座標軸に相当する。また、以降において、画像形成装置100のY軸正方向側を画像形成装置100の正面とするが、これは、この面にタッチパネルなどが設けられており、ユーザが画像形成装置100を操作する際に画像形成装置100と相対する面だからである。一方、画像形成装置100において背面とは、正面とは反対側の面をいう。また、ここで、奥行き方向を表すY軸方向の手前側を、画像形成装置100の正面が位置することから正面側といい、Y軸方向の奥側を、画像形成装置100の背面が位置することから背面側という。本実施形態における画像形成装置100は、モノクロの画像を記録媒体である用紙に形成するものとする
図2は、画像形成装置100を正面側、すなわちY軸正方向からみたときの断面図である。画像形成装置100は、感光体ドラム11と、帯電器12と、露光経路13と、露光装置14と、現像器15と、トナーカートリッジ16と、転写ロール17と、定着器18と、用紙積載部19と、ダクト20と、吸気口21と、冷却ファン22と、プレート23とを備える。
感光体ドラム11は、表面に光導電膜を積層して軸を中心に回転する円筒状の部材であり、表面に形成された静電潜像を保持する像保持体である。帯電器12は、感光体ドラム11を決められた帯電電位に帯電させる。露光経路13は、露光装置14から放たれた光を感光体ドラム11に届かせる経路である。露光装置14は、露光経路13を通じて感光体ドラム11を露光して静電潜像を形成する。現像器15は、トナーを静電潜像に供給することで、この静電潜像を現像して感光体ドラム11の表面に画像を形成する。
トナーカートリッジ16は、黒色のトナーを収容し、これを必要に応じて現像器15に供給する。トナーカートリッジ16は、本発明に係るトナー供給手段の一例である。転写ロール17は、感光体ドラム11の表面に形成された画像を用紙に転写する。感光体ドラム11と、帯電器12と、露光経路13と、露光装置14と、現像器15と、転写ロール17とは、合わさることで画像形成ユニットUを構成する。画像形成ユニットUには、各部を構成する電気基板からの発熱、各部を構成する駆動装置の駆動による発熱、及び転写後に感光体ドラム11に残留したトナーを掻き取るブレードと感光体ドラム11との摩擦熱などが生じる。これにより、画像形成ユニットUは、熱を発する。定着器18は、鉛直方向において画像形成ユニットUの上方、すなわちZ軸正方向に位置し、搬送されてきた用紙に転写された画像に対し加熱及び加圧を行うことによって、その画像を用紙に定着させる。定着器18は、その駆動部の駆動により熱を発する。画像形成ユニットU及び定着器18は、協働することで本発明に係る画像形成手段の一例として機能する。
用紙積載部19は、予め決められた厚みを持つ板状の部材であり、画像が形成された複数の用紙を積み重ねた状態で積載する。用紙積載部19は、X軸正方向において、印刷可能な用紙の最大サイズの長手方向の長さよりも長い幅を有する。ここで、印刷可能な用紙の最大サイズとは、例えばA3である。用紙積載部19の奥行きは、Y軸方向に画像形成装置100の奥行きに応じたものとなっている。用紙積載部19は、鉛直方向においてトナーカートリッジ16の上方、すなわちZ軸正方向に位置するとともに、定着器18の側方、すなわちX軸正方向に位置する。用紙積載部19は、水平面に対して予め決められた角度で傾斜している。この傾斜に沿って用紙が積載されることで、排出された用紙が、その自重によりバラつかずに纏まりやすくなっている。用紙積載部19は、本発明に係る積載手段の一例である。
ダクト20は、予め決められた厚みを持つとともに、エアーの入口及び出口となる2箇所を除き、周囲に側壁を有する板状部材である。ダクト20は、その側壁の上面が用紙積載部19の下面と合わさることで、用紙積載部19の下面とダクト20の上面とに挟まれた空間に、エアーの流路を形成する。つまり、用紙積載部19において用紙が積載される部材は、エアーの流路のうち上側の面を形成している。ダクト20におけるエアーの流路の一端部であるエアーの出口は、冷却ファン22へと繋がっている。一方、ダクト20におけるエアーの流路の他端部であるエアーの入口には、エアーを吸い込む吸気口21がある。ダクト20のY軸方向の奥行きは、画像形成装置100の奥行きに応じたものとなっているが、これについては後述する。ダクト20は、鉛直方向において用紙積載部19の下方、すなわちZ軸負方向に位置するとともに、トナーカートリッジ16よりも上方、すなわちZ軸正方向に位置する。ダクト20のうち用紙積載部19と相対する部位は、例えば樹脂でできている。また、ダクト20のうちトナーカートリッジ16と相対する部位の素材は、熱反射率の高い金属であり、例えばアルミニウムである。これにより、排出されて用紙積載部19に積載された用紙から発せられる熱がZ軸負方向に伝わったときに、ダクト20においてこの熱が反射されるため、トナーカートリッジ16に熱が伝わってトナーカートリッジ16内のトナーが溶融することが抑制される。
吸気口21は、用紙積載部19とダクト20とが合わさって形成するエアーの流路の端部において形成された孔であり、吸気口21を通じてエアーが吸気される。図2からも明らかなように、吸気口21は、トナーカートリッジ16よりも画像形成ユニットU及び定着器18に近い位置にある。また、吸気口21は、定着器18又は画像形成ユニットUに向かって開口している。ここで、定着器18又は画像形成ユニットUに向かって開口するとは、吸気口21の開口の縁を結ぶ開口面を含む平面を境界として、ダクト20がある側の空間とダクト20が無い側の空間に分けたと仮定したとき、定着器18又は画像形成ユニットUの少なくとも一部分が、ダクトが無い側の空間にあることをいう。
冷却ファン22は、用紙積載部19の背面側、すなわちY軸負方向に位置する。冷却ファン22は、ファンが回転して画像形成装置100内部のエアーを吸気し、筐体50の外に吸気したエアーを排出することで、排熱により画像形成装置100内部の冷却を行う。冷却ファン22は、本発明に係る排出手段の一例である。
プレート23は、予め決められた厚みを持ったL字型の板状部材である。プレート23は、鉛直方向において画像形成ユニットUよりも上方、すなわちZ軸正方向に位置するとともに、定着器18よりも下方、すなわちZ軸負方向に位置する。つまり、プレート23は、定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に位置する。プレート23の素材は、熱反射率の高い金属であるが、より望ましくは、例えばアルミニウムである。これにより、プレート23は、定着器18から発せられる熱を反射して、この熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することを抑制する。
プレート23のY軸方向における奥行きは、画像形成装置100の奥行きに応じたものとなっている。またプレート23のY軸方向における奥行きは、用紙積載部19の奥行きにも応じたものになっている。プレート23は、吸気口21の周辺から定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に向かって延伸し、この空間を鉛直方向の上方と下方に区画する区画部材の一例である。これにより、冷却ファン22が回転してエアーを吸い込んだときに、エアーの流路は、矢印L1で示すようなものとなる。すなわち、画像形成ユニットUの近傍にあるエアーが、画像形成ユニットUの周辺を伝いながら定着器18の近傍を通り、その後吸気口21を通じてダクト20に吸い込まれて冷却ファン22から排出される。このエアーの流路において、画像形成ユニットUの各部及び定着器18から生じる熱が吸気によって排熱される。
図3は、画像形成装置100を鉛直方向から、すなわちZ軸正方向からみた平面図である。矢印L2は、エアーの流路を表す。また、用紙積載部19、ダクト20及びトナーカートリッジ16を、それぞれ破線で表している。用紙積載部19、ダクト20及びトナーカートリッジ16は、鉛直方向において以下の順番で位置している。すなわち、トナーカートリッジ16の上にダクト20が存在し、ダクト20の上に用紙積載部19が覆いかぶさっているものとなっている。エアーは、用紙積載部19及びダクト20とが合わさって形成された流路を通って、冷却ファン22から排出される。また、用紙積載部19は、正面側、すなわちY軸正方向側において、鉛直方向の下方に凹んでいる凹み部30を有する。凹み部30は、そのX軸方向においてトナーカートリッジ16に近い側が、トナーカートリッジ16に遠い側と比較して、凹んでいる部分の奥行きが長い。この凹み部30は、用紙が排出されて用紙積載部19に積載されたときに、画像形成装置100のユーザが、凹み部30に手を差し込んで用紙を取り出しやすいようにすることを目的として設けられたものである。
凹み部30が存在しているため、ダクト20は、その奥行きが、凹み部30と重ならない位置に制限される。つまり、画像形成装置100を上方から鉛直方向に見たときに、ダクト20は、凹み部30と重ならない位置にある。ここで、用紙積載部19が積載する用紙から発せられる熱が、Z軸負方向に伝わるときに、ダクト20が存在する箇所については、上述したように、ダクト20のトナーカートリッジ16に相対する面が熱反射率の高い金属性であるため、熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することが抑制される。一方、凹み部30が存在する箇所については、この凹み部30に存在する空気層が、熱に対する緩衝帯としての役割を果たし、用紙から発せられる熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することを抑制する。従って、ダクト20の奥行きが、凹み部30と重ならない位置になるように制限されても、用紙から発せられる熱でトナーカートリッジ16内のトナーが溶融することが抑制される。
図4は、筐体50の上部に位置するシート搬送装置を取り除いた画像形成装置100を正面側からみた斜視図である。図示されるように、筐体50において、冷却ファン22の正面側、すなわちY軸正方向側の位置に、開口部24が設けられている。開口部24は、用紙積載部19が積載する用紙周辺のエアーが冷却ファン22によって吸気されたときに、この吸気されたエアーが通過する孔である。用紙積載部19が積載する用紙は、定着器18を通過するときに加熱されるため、排出された直後は熱を有しており、この熱によって用紙から用紙そのものの臭気が発生する。開口部24は、この用紙の臭気を外部に排出するためのものである。開口部24の開口の縁を結んだ面である開口面は鉛直方向に対して傾いている。また、開口部24における開口面から筐体50の外に延びるこの開口面の法線は、用紙を積載可能な空間を通過する。冷却ファン22は、開口部24における開口面と反対側の面に相対する位置にある。
開口部24は、X軸方向において冷却ファン22と重なる位置に設けられている。また開口部24のX軸方向の幅は、冷却ファン22の吸気によって発生するエアーの流路を阻害することがないように、少なくとも冷却ファン22のX軸方向の幅以上の長さとなっている。また開口部24のZ軸方向の高さについても、X軸方向の幅と同じ理由から、少なくとも冷却ファン22におけるファン本体のZ軸方向の高さ以下となっている。また、開口部24の開口面には、ルーバーが取り付けられている。ユーザは、ルーバーの羽板の角度を調整することで、エアーの通過する量を調節することが可能である。画像形成装置100において、冷却ファン22が回転することで、用紙積載部19が積載する用紙の臭いを含むエアーが開口部24を通じて吸気され、筐体50の外部に排出される。
図5は、画像形成装置100を図1中の矢視I−I方向からみた断面図である。矢印L3及びL4は、冷却ファン22の吸気により生じるエアーの流路を表す。このうち、エアー流路L3は、用紙積載部19の下面とダクト20の上面とに挟まれた空間に形成されるエアーの流路である。一方エアー流路L4は、開口部24を通じて用紙積載部19が積載する用紙の臭いが吸気されるときのエアーの流路である。フィルタ40は、エアー流路L3及びL4を通じて吸気されるエアーを、その内部に有する脱臭剤によりフィルタリングして、臭気を除去する。用紙積載部19は、積載される用紙の一辺の位置から鉛直方向の上方に伸びる側面部191を有している。側面部191は、用紙積載部19の上面に対して予め決められた高さhを有している。この予め決められた高さhを有する側面部191は、用紙積載部19が用紙を積載するときに、積載した用紙で開口部24が埋まらないために設けられたものである。また、この側面部191に突き当てられることで、用紙が揃えられる。
従来の画像形成装置では、その開口面が水平面に対して鉛直となるように開口部を設けているものがあったが、この場合、用紙積載部19が用紙を積載するときに用紙で開口部が塞がれないように、開口部を用紙積載部19に対して或る程度高い位置に設けていた。しかし、この構成では、開口部について鉛直方向に或る程度の設置スペースを要するので、画像形成装置100の鉛直方向の小型化には向いていない。一方、本実施形態のように、開口部24の開口の縁を結んだ面である開口面が鉛直方向に対して傾いていると、この傾きに応じて開口部24の鉛直方向の高さが低くなって鉛直方向の設置スペースが省略されるため、画像形成装置100の鉛直方向の小型化が図れる。また、開口部24の開口面が鉛直方向に対して傾くことで、用紙積載部19に用紙が積載されていっても、積載された用紙の端部によって開口面が塞がれずに吸気が行われる。また、開口部24の開口面が傾斜することで用紙によって塞がれないため、側面部191が用紙積載部19の上面に対して有する高さhは、開口部24の開口面が水面に対して鉛直となるような従来の場合と比較して低くても事足り、これによっても鉛直方向の小型化が図れる。また、開口部24の裏、すなわち背面側に冷却ファン22が存在することにより、冷却ファン22による吸気で発生するエアーの流路が、余計な迂回をせずに直線で開口部24と通じ、用紙積載部19周辺のエアーが吸気されやすくなる。
このように、本実施形態によれば、筐体50に設けられた用紙の臭いを含むエアーを吸うための開口部24において、開口の縁を結んだ面である開口面が鉛直方向に対して傾いており、開口面から筐体50の外に延びるこの開口面の法線が、用紙を積載可能な空間を通過する。これにより、開口部24が積み重ねられた複数の用紙の端部によって塞がれないとともに、開口部24の鉛直方向の大きさを小さくすることができる。この結果、開口部24は、積載された用紙の臭いを外部に排出するだけでなく、画像形成装置100の鉛直方向の小型化に寄与することができる。
<変形例>
本実施形態は、以下のように変形可能である
図6(a)及び(b)は、実施形態とは別の例に係る開口部24a及び24bを表す図である。図6(a)及び(b)は、ともに画像形成装置100を図1中の矢視I−Iからみた断面図を、開口部24a及び24bの周辺について拡大した様子を表している。矢印で示すL5及びL6は、冷却ファン22の吸気により生じるエアーの流路である。開口部24aは、鉛直方向に対して傾斜を有するとともに鉛直方向に凸状に突き出たカーブとなっている。また、開口部24bの形状は、鉛直方向に対して傾斜を有するとともに鉛直方向に凹んだカーブとなっている。このような形状を有することにより、用紙積載部19が積載する用紙の端部で開口部24a及び24bが塞がれないようになっている。また、開口部24a及び24bのような形状としても、開口面が水平面に対して鉛直となっている場合と比較して、開口部24a及び開口部24bの鉛直方向の高さが低くなるから、開口部24a及び24bの鉛直方向の大きさを小さくすることができる。また、この変形例においても、開口部24a及び24bの開口面が用紙によって塞がれないため、側面部191が用紙積載部19の上面に対して有する高さhは、開口部24の開口面が水平面に対して鉛直となるような従来の場合と比較して低くても事足り、これによっても鉛直方向の小型化が図れる。
また、図7は、実施形態とは別の例に係る開口部24cを表す図である。図7は、画像形成装置100を図1中の矢視I−Iからみた断面図を、開口部24cの周辺について拡大した様子を表している。矢印で示すL7は、冷却ファン22の吸気により生じるエアーの流路である。開口部24cは、鉛直方向に対して傾斜を有するとともに、高い位置ほど上記傾斜のY軸方向の幅が長いものとなっている。このような形状を有することにより、用紙積載部19が積載する用紙の端部で開口部24cが塞がれないようになっている。また、開口部24cのような形状としても、開口面が水平面に対して鉛直となっている場合と比較して、開口部24cの鉛直方向の高さが低くなるから、開口部24cの鉛直方向の大きさを小さくすることができる。また、この変形例においても、開口部24cの開口面が用紙によって塞がれないため、側面部191が用紙積載部19の上面に対して有する高さhは、開口部24の開口面が水平面に対して鉛直となるような従来の場合と比較して低くても事足り、これによっても鉛直方向の小型化が図れる。
11…感光体ドラム、12…帯電器、13…露光経路、14…露光装置、15…現像器、16…トナーカートリッジ、17…転写ロール、18…定着器、19…用紙積載部、191…側面部、20…ダクト、21…吸気口、22…冷却ファン、23…プレート、24,24a,24b…開口部、30…凹み部、40…フィルタ、50…筐体、100…画像形成装置、L1〜L7…エアー流路、U…画像形成ユニット

Claims (3)

  1. 筐体と、
    トナーを供給するトナー供給手段と、
    熱工程を経て記録媒体に前記トナーを用いた画像を形成する画像形成手段と、
    画像が形成された複数の前記記録媒体を積み重ねた状態で積載する積載手段と、
    前記筐体に設けられた開口部であって、開口の縁を結んだ面である開口面が鉛直方向に対して傾いており、前記開口面から筐体の外に延びる当該開口面の法線が、前記記録媒体を積載可能な空間を通過する開口部と、
    鉛直方向において前記積載手段の下方、かつ、前記トナー供給手段の上方にエアーの流路を形成し、前記筐体内のエアーを吸気する吸気口を形成するダクトと、
    前記開口部及び前記吸気口からエアーを吸って前記筐体の外に排出する排出手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記積載手段は、積載する前記記録媒体のいずれか一辺の位置から鉛直方向の上方に延びる面を有し、
    前記開口部が、前記面よりも上方の位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出手段が、前記開口部における前記開口面と反対側の面に相対する位置にある
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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