JP5869385B2 - ハイブリッド車両の制御装置およびそれを備えるハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の制御方法 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置およびそれを備えるハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、ハイブリッド車両の制御装置およびそれを備えるハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の制御方法に関し、特に、内燃機関および走行用の電動機が機械的に接続されるギヤを備えるハイブリッド車両の制御装置およびそれを備えるハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の制御方法に関する。
内燃機関および走行用の電動機からの駆動力により走行するハイブリッド車両がある。このようなハイブリッド車両には、内燃機関および走行用の電動機を機械的に接続するギヤが設けられる。ハイブリッド車両の走行状態によっては、上記ギヤにおいて歯打ち音が発生する場合がある。特に、走行用の電動機から出力されるトルクが零付近であって内燃機関が低回転高トルクで動作する場合に、歯打ち音の発生が顕著となる。
特開2009−149154号公報(特許文献1)は、電動機に接続されたギヤ機構における歯打ち音の発生を抑制するハイブリッド車両を開示している。このハイブリッド車両では、シフトポジションと車両に要求される要求駆動力と内燃機関の効率とに基づいて内燃機関の目標動作点が設定される。このとき、電動機から出力されるトルクが零を含む所定範囲内となる場合に、設定された目標動作点が歯打ち音を抑制する動作点に再設定される。これにより、ギヤ機構における歯打ち音の発生を抑制することができる(特許文献1参照)。
特開2009−149154号公報 特開2006−262585号公報 特開2010−284991号公報
しかしながら、上記のようなハイブリッド車両では、設定された目標動作点が歯打ち音を抑制する動作点に再設定されることにより、内燃機関が効率の良い最適な動作点から大きくずれて運転される。そのため、ハイブリッド車両の燃費が悪化する可能性がある。
一方、内燃機関を効率の良い最適な動作点で運転して歯打ち音の発生を抑制する場合には、電動機のトルクを零から離間した値に設定する必要がある。この場合、車両の駆動力に大きな変動が生じる。そのため、ハイブリッド車両のドライバビリティが悪化する可能性がある。
それゆえに、この発明の目的は、歯打ち音の発生を抑制する際の燃費およびドライバビリティの悪化を抑制するハイブリッド車両の制御装置およびそれを備えるハイブリッド車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、歯打ち音の発生を抑制する際の燃費およびドライバビリティの悪化を抑制するハイブリッド車両の制御方法を提供することである。
この発明によれば、ハイブリッド車両は、内燃機関および走行用の電動機が機械的に接続されるギヤを備える。ハイブリッド車両の制御装置は、第1の変更制御部と、第2の変更制御部とを備える。第1の変更制御部は、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、内燃機関の動作点を低トルク側に変更する。第2の変更制御部は、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、第1領域の外側に電動機のトルクを変更する。第1領域は、電動機のトルクの絶対値の低下を示す。
好ましくは、第2の変更制御部は、第1の変更制御部が内燃機関の動作点を変更した後に電動機のトルクが第1領域に含まれるときに、電動機のトルクを変更する。
好ましくは、第1の変更制御部は、電動機のトルクが第2領域に含まれるときに、内燃機関の動作点を変更する。第2領域は、第1領域よりも広い。
さらに好ましくは、第1の変更制御部は、予め定められた第1動作線に基づいて内燃機関の動作点を設定する。第1動作線は、内燃機関のトルクと回転数との関係を規定する。第1の変更制御部は、電動機のトルクが第2領域に含まれるときに、第2動作線に基づいて内燃機関の動作点を変更する。第2動作線は、第1動作線により設定される動作点よりも内燃機関のトルクが小さくなるように内燃機関の動作点を設定するための動作線である。
好ましくは、第2の変更制御部は、負方向に電動機のトルクが変化することによって電動機のトルクの絶対値が低下したときに、電動機のトルクを第1領域の外側の正のトルクに変更する。第2の変更制御部は、正方向に電動機のトルクが変化することによって電動機のトルクの絶対値が低下したときに、電動機のトルクを第1領域の外側の負のトルクに変更する。
また、この発明によれば、ハイブリッド車両は、上述したいずれかの制御装置を備える。
また、この発明によれば、ハイブリッド車両の制御方法は、内燃機関および走行用の電動機が機械的に接続されるギヤを備えるハイブリッド車両の制御方法である。制御方法は、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、内燃機関の動作点を低トルク側に変更するステップと、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、第1領域の外側に電動機のトルクを変更するステップとを含む。第1領域は、電動機のトルクの絶対値の低下を示す。
好ましくは、電動機のトルクを変更するステップは、内燃機関の動作点が変更された後に電動機のトルクが第1領域に含まれるときに、電動機のトルクを変更するステップを含む。
好ましくは、内燃機関の動作点を変更するステップは、電動機のトルクが第2領域に含まれるときに、内燃機関の動作点を変更するステップを含む。第2領域は、第1領域よりも広い。
さらに好ましくは、内燃機関の動作点を変更するステップは、予め定められた第1動作線に基づいて内燃機関の動作点を設定するステップと、電動機のトルクが第2領域に含まれるときに、第2動作線に基づいて内燃機関の動作点を変更するステップとを含む。第1動作線は、内燃機関のトルクと回転数との関係を規定する。第2動作線は、第1動作線により設定される動作点よりも内燃機関のトルクが小さくなるように内燃機関の動作点を設定するための動作線である。
好ましくは、電動機のトルクを変更するステップは、負方向に電動機のトルクが変化することによって電動機のトルクの絶対値が低下したときに、電動機のトルクを第1領域の外側の正のトルクに変更するステップと、正方向に電動機のトルクが変化することによって電動機のトルクの絶対値が低下したときに、電動機のトルクを第1領域の外側の負のトルクに変更するステップとを含む。
この発明においては、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、内燃機関の動作点を低トルク側に変更する第1の変更制御部と、電動機のトルクの絶対値が低下したときに、電動機のトルクの絶対値の低下を示す第1領域の外側に電動機のトルクを変更する第2の変更制御部とが設けられる。これにより、内燃機関の動作点が変更されることによる内燃機関の効率の低下と、電動機のトルクを変更することによる駆動力の変動の発生とのバランスを図ることができる。したがって、この発明によれば、歯打ち音の発生を抑制する際の燃費およびドライバビリティの悪化を抑制することができる。
この発明の実施の形態による制御装置が適用されるハイブリッド車両の全体構成を示すブロック図である。 エンジンの動作線を示す図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 第2MGのトルク指令値の変化の一例を示すタイムチャートである。 図1に示す制御装置が実行する歯打ち音回避制御に関する処理の制御構造を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による制御装置が適用されるハイブリッド車両の全体構成を示すブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両40は、エンジン2と、発電およびエンジン始動用の第1モータジェネレータ(以下、第1MGとも称する。)4と、走行用の第2モータジェネレータ(以下、第2MGとも称する。)6と、駆動輪12と、インバータ16と、コンバータ17と、蓄電装置18と、動力分割装置100と、制御装置(以下、「ECU(Electronic Control Unit)」とも称する。)30とを含む。
本実施の形態において、ハイブリッド車両40は、少なくともエンジン2と走行用の第2MG6とを搭載した車両であって、エンジン2および走行用の第2MG6が動力分割装置100を経由して駆動輪12に連結されるハイブリッド車両である。
エンジン2は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関であって、スロットル開度(吸気量)や燃料供給量、点火時期などの運転状態を電気的に制御できるように構成されている。その制御は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするECU30によって行なわれる。なお、その制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
第1MG4および第2MG6の各々は、例えば、三相交流同期電動発電機であって、電動機としての機能と発電機としての機能とを有する。
第1MG4および第2MG6の各々は、インバータ16およびコンバータ17を経由してバッテリやキャパシタなどの蓄電装置18に接続されている。ECU30は、インバータ16を制御することによって、エンジン2の始動時およびエンジン2を動力源とした発電時に第1MG4の出力トルクTaを制御する。さらに、ECU30は、インバータ16を制御することによって、ハイブリッド車両40の力行走行時または回生制動時に第2MG6の出力トルクTbを制御する。
動力分割装置100は、エンジン2と第1MG4との間に設けられるプラネタリギヤである。動力分割装置100は、例えば、エンジン2から入力された動力を、第1MG4への動力と駆動輪12への動力とに分割する。
動力分割装置100は、リングギヤ102と、ピニオンギヤ104と、キャリア106と、サンギヤ108とを含む。サンギヤ108は、第1MG4の出力軸に連結された外歯歯車である。リングギヤ102は、サンギヤ108に対して同心円上に配置された内歯歯車である。ピニオンギヤ104は、リングギヤ102およびサンギヤ108のそれぞれに噛合う。キャリア106は、ピニオンギヤ104を自転かつ公転自在に保持し、エンジン2の出力軸に連結される。すなわち、キャリア106が入力要素であって、サンギヤ108が反力要素であって、リングギヤ102が出力要素である。
エンジン2の作動中においては、キャリア106に入力されるエンジン2が出力するトルクに対して、第1MG4による反力トルクをサンギヤ108に入力すると、これらのトルクを加減算した大きさのトルクが、出力要素であるリングギヤ102に現れる。この場合、第1MG4は発電機として機能する。また、リングギヤ102の回転数(出力回転数)を一定とした場合、第1MG4の回転数を制御することにより、エンジン2の回転数を連続的に(無段階に)変化させることができる。すなわち、ECU30が第1MG4の回転数を制御することによって、エンジン2の回転数を例えば燃費が最もよい回転数に制御することができる。
ハイブリッド車両40の走行中にエンジン2を停止させている場合には、第1MG4が逆回転している。このとき、第1MG4が電動機として機能して正回転方向にトルクを出力すると、キャリア106に連結されているエンジン2にこれを正回転させる方向のトルクが作用し、第1MG4によってエンジン2を始動(モータリングもしくはクランキング)することができる。このようなハイブリッド形式は、機械分配式あるいはスプリットタイプと称されている。
なお、動力分割装置100と第2MG6との間にリダクションギアが設けられていてもよい。リダクションギアは、例えば、第2MG6の回転速度を1段階あるいは複数の段階で変速するプラネタリギアである。
ECU30は、アクセルペダル(図示せず)の踏み込み量あるいは車速等に基づいてハイブリッド車両40に要求される車両要求駆動力Preqを算出する。ECU30は、算出された車両要求駆動力Preqに基づいて第1MG4に対するトルク指令値Tg、第2MG6に対するトルク指令値Tmおよびエンジン2に要求されるエンジン要求パワーPeを生成する。
ECU30は、生成したトルク指令値TgおよびTmが実現されるようにインバータ16を制御することによって、出力トルクTaおよび出力トルクTbの各々を制御する。
また、ECU30は、コンバータ17を制御することによって、蓄電装置18の直流電圧を昇圧してインバータ16に供給させたり、インバータ16からの直流電圧を降圧して蓄電装置18に供給させたりする。
さらに、ECU30は、エンジン要求パワーPeに基づいて、予め定められた動作線L1に沿ってエンジン2が動作するようにエンジン2を制御する。
図2に示すように、予め定められた動作線L1は、エンジン2のトルクTeを縦軸とし、エンジン2の回転数Neを横軸とした座標平面上に設定された動作線(図2の実線)である。予め定められた動作線L1は、エンジン2のトルクTeの目標値(以下、目標トルクとも称する。)と、エンジン2の回転数Neの目標値(以下、目標回転数とも称する。)との関係を示し、エンジン2を他の動作線で動作させた場合よりも燃費特性が良くなるように設定される。
以下に予め定められた動作線L1を用いたエンジン2の制御について説明する。ECU30は、エンジン2に対するエンジン要求パワーPeの等パワー線L4(図2の一点鎖線)と、予め定められた動作線L1との交点Aを特定する。ECU30は、交点Aに対応するトルクTe(0)を目標トルクとして決定し、交点Aに対応する回転数Ne(0)を目標回転数として決定する。ECU30は、エンジン2の実トルクおよび実回転数のそれぞれが決定された目標トルクおよび目標回転数になるようにエンジン2を制御する。
なお、ECU30は、決定された目標トルクおよび目標回転数が実現するように、スロットル開度、燃料噴射量および点火時期のうちの少なくともいずれか一つを調整してエンジン2を制御するようにしてもよいし、エンジン2の制御に加えてまたは代えて第1MG4の出力トルクTaを制御することによって、決定された目標トルクおよび目標回転数が実現するようにエンジン2を制御するようにしてもよい。
しかしながら、このようなハイブリッド車両40において、第2MG6に対するトルク指令値Tmが零付近(すなわち、トルク指令値Tm=0を中心とした予め定められた範囲内)になる場合に、エンジン2、第1MG4および第2MG6を連結する動力分割装置100において連続的に歯部同士が衝突することによって発生する歯打ち音等の異音が発生する場合がある。特に、トルク指令値Tmが零付近であってエンジン2が低回転高トルクで動作する場合に、歯打ち音の発生が顕著となる。
そこで、ECU30は、このような歯打ち音の発生を抑制するために、トルク指令値Tmの絶対値が低下したときに、歯打ち音抑制制御を行う。歯打ち音抑制制御は、トルク指令値Tmの絶対値の低下を示す第1領域の外側にトルク指令値Tmを変更する制御と、トルク指令値Tmが第1領域よりも広い第2領域に含まれるときに、エンジン2の動作点を変更する制御とを含む。
本実施の形態の歯打ち音抑制制御は、トルク指令値Tmの絶対値が低下したときに、図2の一点鎖線に示す歯打ち音回避動作線L2に沿ってエンジン2が動作するようにエンジン2を制御する。
図2の一点鎖線に示す歯打ち音回避動作線L2は、予め定められた動作線L1に沿ってエンジン2を動作させる場合よりも歯打ち音の発生が抑制されるように設定された動作線である。歯打ち音回避動作線L2は、予め定められた動作線L1と比較して、エンジン2の回転数がNe(3)以上となる領域においては、エンジン2の回転数の変化に対するエンジン2のトルクの変化が同様になるように設定され、エンジンの回転数がNe(3)よりも小さい領域においては、同一の回転数に対してトルクが小さくなるように設定される。なお、図2に示す各動作線は一例であって、その形状に限定されない。
ECU30は、トルク指令値Tmの絶対値の低下を示す第2領域にトルク指令値Tmが含まれるときに、エンジン要求パワーPeの等パワー線L4(図2の一点鎖線)と、歯打ち音回避動作線L2との交点Bを特定する。ECU30は、交点Bに対応するトルクTe(1)を目標トルクとして決定し、交点Bに対応する回転数を目標回転数Ne(1)として決定する。これにより、エンジン2の出力トルクが低くなるため、歯打ち音の発生の程度が抑えられる。
また、ECU30は、トルク指令値Tmの絶対値の低下を示す第1領域にトルク指令値Tmが含まれるときに、第1領域の外側にトルク指令値Tmが位置するようにトルク指令値Tmを設定する。これにより、第2MG6のトルク指令値Tmが零から離間した値に設定されるため、第2MG6からのトルクにより動力分割装置100の歯部同士に力が加わる。このため、動力分割装置100の歯部同士が連続的に衝突することを抑制することができる。これにより、歯打ち音の発生を抑制することができる。
このように、エンジン2の動作点の変更と第2MG6のトルク指令Tmの変更の双方を用いることで、エンジン2の動作点が変更されることによるエンジン2の効率の低下と、第2MG6のトルクを変更することによる駆動力の変動の発生とのバランスを図ることができる。
すなわち、本実施の形態の歯打ち音回避動作線L2(図2の一点鎖線)を従来の歯打ち音回避動作線L3(図2の破線)よりも予め定められた動作線L1(図2の実線)に近づけることができる。このため、歯打ち音抑制制御を行う際に、従来に比べて効率の良い動作点でエンジン2を運転できるため、ハイブリッド車両40の燃費の悪化を抑制することができる。
また、エンジン2の動作点を変更することにより歯打ち音の発生の程度が抑えられるため、第2MG6のトルク指令値Tmの変更による駆動力の変動を抑えることができる。このため、ハイブリッド車両40のドライバビリティの悪化を抑制することができる。
図3は、図1に示す制御装置の機能ブロック図である。図3を参照して、ECU30は、要求駆動力算出部302と、MGトルク設定部304と、MGトルク変更部306と、インバータ制御部308と、エンジン要求パワー算出部310と、動作点設定部312と、動作点変更部314と、エンジン制御部316とを含む。
要求駆動力算出部302は、ハイブリッド車両40に要求される車両要求駆動力Preqを算出する。例えば、要求駆動力算出部302は、アクセルペダルの踏み込み量および車速等に基づいて車両要求駆動力Preqを算出する。
エンジン要求パワー算出部310は、要求駆動力算出部302から受けた車両要求駆動力Preqに基づいて、エンジン2に要求されるエンジン要求パワーPeを算出する。
動作点設定部312は、エンジン要求パワー算出部310から受けたエンジン要求パワーPeに基づいて、エンジン2の動作点を設定する。具体的には、図2を参照して、動作点設定部312は、エンジン2に対するエンジン要求パワーPeの等パワー線L4と、予め定められた動作線L1との交点Aを特定する。動作点設定部312は、交点Aに対応するトルクTe(0)を目標トルクとして設定し、交点Aに対応する回転数Ne(0)を目標回転数として設定する。
再び図3を参照して、MGトルク設定部304は、要求駆動力算出部302から受けた車両要求駆動力Preqと動作点設定部312から受けたエンジン2の目標トルクおよび目標回転数とに基づいて、第1MG4に対するトルク指令値Tgおよび第2MG6に対するトルク指令値Tmを設定する。
動作点変更部314は、動作点設定部312から受けたエンジン2の目標トルクおよび目標回転数と、MGトルク設定部304から受けた第2MG6に対するトルク指令値Tmとに基づいて、エンジン2の動作点を変更するか否かを判定する。例えば、動作点変更部314は、トルク指令値Tmが第2領域内のときに、エンジン2の動作点を変更する。ここで、第2領域は、第2MG6のトルクの絶対値の低下を示す領域であり、歯打ち音が発生する可能性が高いことを示す領域である。図2を参照して、このとき、動作点変更部314は、エンジン要求パワーPeの等パワー線L4と、歯打ち音回避動作線L2との交点Bを特定する。動作点変更部314は、交点Bに対応するトルクTe(1)を目標トルクと交点Bに対応する回転数を回転数Ne(1)とを算出する。動作点変更部314は、動作点設定部312が設定した目標トルクおよび目標回転数をトルクTe(1)および回転数Ne(1)に変更する。
再び図3を参照して、エンジン制御部316は、エンジン2の実トルクおよび実回転数がそれぞれ動作点変更部314から受けたエンジン2の目標トルクおよび目標回転数になるようにエンジン2を制御する。例えば、エンジン制御部316は、目標トルクおよび目標回転数が実現するように、スロットル開度、燃料噴射量および点火時期のうちの少なくともいずれか一つを調整してエンジン2を制御する。エンジン制御部316は、エンジン2を制御するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をエンジン2へ出力する。
MGトルク変更部306は、動作点変更部314から受けたエンジン2の目標トルクおよび目標回転数と、MGトルク設定部304から受けた第2MG6に対するトルク指令値Tmとに基づいて、トルク指令値Tmを変更するか否かを判定する。例えば、MGトルク変更部306は、トルク指令値Tmが第1領域内のときに、トルク指令値Tmを変更する。ここで、第1領域は、第2MG6のトルクの絶対値の低下を示す領域であり、歯打ち音が発生する可能性が高いことを示す領域である。なお、第1領域は、第2領域よりも狭く、零を含む領域である。このとき、MGトルク変更部306は、第1領域の外側にトルク指令値Tmが位置するようにトルク指令値Tmを変更する。
インバータ制御部308は、第2MG6の実トルクがMGトルク変更部306から受けたトルク指令値Tmになるように、インバータ16を駆動するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をインバータ16へ出力する。
図4は、第2MG6のトルク指令値の変化の一例を示すタイムチャートである。図4においては、横軸には時間が示され、縦軸には第2MG6のトルク指令値Tmが示される。なお、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクは破線で示され、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmは実線で示される。なお、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmは、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクに対して歯打ち音抑制制御を適用することにより得られる値である。
図4を参照して、時刻t0において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクが第2領域内にあるため、エンジン2の動作点を歯打ち音回避動作線L2に基づいて設定する。ここで、第2領域は、−Xよりも大きくXよりも小さい領域である。これにより、エンジン2の動作点は、予め定められた動作線L1に基づいて設定される動作点よりも低トルク側に設定される。
時刻t1において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクが第1領域内に入ると、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値TmをYに設定する。ここで、第1領域は、−Yよりも大きくYよりも小さい領域である。また、Yは、Xよりも小さい。これにより、ECU30は、第1領域の外側に歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmを変更する。
時刻t2において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクが第1領域の外側になると、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmを車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクに設定する。
時刻t3において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクが第1領域内に再び入ると、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmを−Yに変更する。これにより、ECU30は、第1領域の外側に歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmを変更する。
時刻t4において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクが第1領域の外側になると、歯打ち音抑制制御によるトルク指令値Tmを車両要求駆動力Preqに基づく要求トルクに設定する。
図5は、ECU30が実行する歯打ち音回避制御に関する処理の制御構造を示すフローチャートである。以下に説明する処理は、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアとの協働により実行される。
図5を参照して、まず処理が開始されると、ステップ(以下、ステップをSと記載する)10にて、ECU30は、ハイブリッド車両40に要求される車両要求駆動力Preqを算出する。例えば、ECU30は、アクセルペダルの踏み込み量および車速等に基づいて車両要求駆動力Preqを算出する。
続いてS20において、ECU30は、車両要求駆動力Preqに基づいて、エンジン2に要求されるエンジン要求パワーPeを算出する。
続いてS30において、ECU30は、エンジン要求パワーPeに基づいて、エンジン2の動作点を設定する。具体的には、図2を参照して、ECU30は、エンジン2に対するエンジン要求パワーPeの等パワー線L4と、予め定められた動作線L1との交点Aを特定する。ECU30は、交点Aに対応するトルクTe(0)を目標トルクとして設定し、交点Aに対応する回転数Ne(0)を目標回転数として設定する。
再び図5を参照して、続いてS40において、ECU30は、車両要求駆動力Preqとエンジン2の目標トルクおよび目標回転数とに基づいて、第1MG4に対するトルク指令値Tgおよび第2MG6に対するトルク指令値Tmを設定する。
続いてS50において、ECU30は、第2MG6のトルク指令値Tmの絶対値がXより小さいか否かを判定する。すなわち、ECU30は、第2MG6のトルク指令値Tmが第2領域内にあるか否かを判定する。この処理で肯定的な判断がなされると(S50にてYES)、処理がS60に進められる。一方、S50にて否定的な判断がなされると(S50にてNO)、処理がS70に進められる。
S60にて、ECU30は、エンジン2の動作点を変更する。図2を参照して、ECU30は、エンジン要求パワーPeの等パワー線L4と、歯打ち音回避動作線L2との交点Bを特定する。ECU30は、交点Bに対応するトルクTe(1)を目標トルクと交点Bに対応する回転数を回転数Ne(1)とを算出する。ECU30は、目標トルクおよび目標回転数をトルクTe(1)および回転数Ne(1)に変更する。
再び図5を参照して、S70にて、ECU30は、エンジン制御を実行する。ECU30は、エンジン2の実トルクおよび実回転数がそれぞれエンジン2の目標トルクおよび目標回転数になるようにエンジン2を制御する。例えば、ECU30は、目標トルクおよび目標回転数が実現するように、スロットル開度、燃料噴射量および点火時期のうちの少なくともいずれか一つを調整してエンジン2を制御する。ECU30は、エンジン2を制御するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をエンジン2へ出力する。
続いてS80において、ECU30は、第2MG6のトルク指令値Tmの絶対値がYより小さいか否かを判定する。すなわち、ECU30は、第2MG6のトルク指令値Tmが第1領域内にあるか否かを判定する。この処理で肯定的な判断がなされると(S80にてYES)、処理がS90に進められる。一方、S80にて否定的な判断がなされると(S80にてNO)、処理がS120に進められる。
S90において、ECU30は、第2MG6のトルク指令値Tmが正方向から減少しているのか否かを判定する。この処理で肯定的な判断がなされると(S90にてYES)、処理がS100に進められて、ECU30は、トルク指令値TmをYに設定する。一方、S90にて否定的な判断がなされると(S90にてNO)、処理がS110に進められて、ECU30は、トルク指令値Tmを−Yに設定する。なお、トルク指令値Tmの正方向は、ハイブリッド車両40が前進するときに第2MG6が回転する方向である。
すなわち、ECU30は、負方向にトルク指令値Tmが変化することによってトルク指令値Tmの絶対値が低下したときは、トルク指令値Tmを第1領域の外側の正のトルクに変更し、正方向にトルク指令値Tmが変化することによってトルク指令値Tmの絶対値が低下したときは、トルク指令値Tmを第1領域の外側の負のトルクに変更する。
続いてS120にて、ECU30は、インバータ制御を実行する。ECU30は、第2MG6の実トルクがトルク指令値Tmになるように、インバータ16を駆動するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をインバータ16へ出力し、処理はメインルーチンに戻る。
以上のように、この実施の形態においては、第2MG6のトルクの絶対値が低下したときに、エンジン2の動作点を低トルク側に変更する動作点変更部314と、第2MG6のトルクの絶対値の低下を示す第1領域の外側に第2MG6のトルクを変更するMGトルク変更部306とが設けられる。これにより、エンジン2の動作点が変更されることによるエンジン2の効率の低下と、第2MG6のトルクを変更することによる駆動力の変動の発生とのバランスを図ることができる。したがって、この実施の形態によれば、歯打ち音の発生を抑制する際の燃費およびドライバビリティの悪化を抑制することができる。
また、この実施の形態においては、エンジン2の動作点が変更された後に第2MG6のトルクが第1領域に含まれるときに、第2MG6のトルクが変更される。これにより、エンジン2の動作点の変更により、第2MG6のトルクが変化した場合であっても、第1領域の外側に第2MG6のトルクが位置するように第2MG6のトルクを変更することができる。したがって、確実に歯打ち音の発生を抑制することができる。
また、この実施の形態においては、第2MG6のトルクが第1領域よりも広い第2領域に含まれるときに、エンジン2の動作点が変更される。これにより、エンジン2の動作点の低トルク側への変更と、第1領域の外側に第2MG6のトルクが位置するような第2MG6のトルクの変更とを段階的に行うことができる。したがって、歯打ち音を抑制するために不要な第2MG6のトルクの変更を防止できる。
また、この実施の形態においては、第2MG6のトルクが第2領域の外側にあるときに、エンジン2のトルクと回転数との関係を規定する予め定められた動作線L1に基づいてエンジン2の動作点が設定され、第2MGのトルクが第2領域に含まれるときに、予め定められた動作線L1により設定される動作点よりもエンジン2のトルクが小さくなるようにエンジン2の動作点を設定するための歯打ち音回避動作線L2に基づいてエンジン2の動作点が設定される。これにより、エンジン2のトルクを低トルク側に変更することで、歯打ち音の発生を抑制することができる。
また、この実施の形態においては、負方向に第2MG6のトルクが変化することによって第2MG6のトルクの絶対値が低下したときは、第2MG6のトルクが第1領域の外側の正のトルクに変更され、正方向に第2MG6のトルクが変化することによって第2MG6のトルクの絶対値が低下したときは、第2MG6のトルクが第1領域の外側の負のトルクに変更される。これにより、第2MG6のトルクの不要な正負の切り替えを抑えることができる。
なお、上記において、エンジン2は、この発明における「内燃機関」の一実施例に対応し、第2MG6は、この発明における「電動機」の一実施例に対応する。また、動力分割装置100は、この発明における「ギヤ」の一実施例に対応する。また、動作点変更部314は、この発明における「第1の変更制御部」の一実施例に対応し、MGトルク変更部306は、この発明における「第2の変更制御部」の一実施例に対応する。また、予め定められた動作線L1は、この発明における「第1動作線」の一実施例に対応し、歯打ち音回避動作線L2は、この発明における「第2動作線」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 エンジン、12 駆動輪、16 インバータ、17 コンバータ、18 蓄電装置、40 ハイブリッド車両、100 動力分割装置、102 リングギヤ、104 ピニオンギヤ、106 キャリア、108 サンギヤ、302 要求駆動力算出部、304 MGトルク設定部、306 MGトルク変更部、308 インバータ制御部、310 エンジン要求パワー算出部、312 動作点設定部、314 動作点変更部、316 エンジン制御部。

Claims (9)

  1. 内燃機関および走行用の電動機が機械的に接続されるギヤを備えるハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記電動機のトルクの絶対値が低下したときに、前記内燃機関の動作点を低トルク側に変更する第1の変更制御部と、
    前記電動機のトルクの絶対値が低下したときに、前記電動機のトルクの絶対値の低下を示す第1領域の外側に前記電動機のトルクを変更する第2の変更制御部とを備え、
    前記第1の変更制御部は、前記電動機のトルクが前記第1領域よりも広い第2領域に含まれるときに、前記内燃機関の動作点を変更する、ハイブリッド車両の制御装置
  2. 前記第2の変更制御部は、前記第1の変更制御部が前記内燃機関の動作点を変更した後に前記電動機のトルクが前記第1領域に含まれるときに、前記電動機のトルクを変更する、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記第1の変更制御部は、前記内燃機関のトルクと回転数との関係を規定する予め定められた第1動作線に基づいて前記内燃機関の動作点を設定し、前記電動機のトルクが前記第2領域に含まれるときに、前記第1動作線により設定される動作点よりも前記内燃機関のトルクが小さくなるように前記内燃機関の動作点を設定するための第2動作線に基づいて前記内燃機関の動作点を変更する、請求項に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 前記第2の変更制御部は、負方向に前記電動機のトルクが変化することによって前記電動機のトルクの絶対値が低下したときは、前記電動機のトルクを前記第1領域の外側の正のトルクに変更し、正方向に前記電動機のトルクが変化することによって前記電動機のトルクの絶対値が低下したときは、前記電動機のトルクを前記第1領域の外側の負のトルクに変更する、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の制御装置を備えるハイブリッド車両。
  6. 内燃機関および走行用の電動機が機械的に接続されるギヤを備えるハイブリッド車両の制御方法であって、
    前記電動機のトルクの絶対値が低下したときに、前記内燃機関の動作点を低トルク側に変更するステップと、
    前記電動機のトルクの絶対値が低下したときに、前記電動機のトルクの絶対値の低下を示す第1領域の外側に前記電動機のトルクを変更するステップとを含み、
    前記内燃機関の動作点を変更するステップは、前記電動機のトルクが前記第1領域よりも広い第2領域に含まれるときに、前記内燃機関の動作点を変更するステップを含む、ハイブリッド車両の制御方法
  7. 前記電動機のトルクを変更するステップは、前記内燃機関の動作点が変更された後に前記電動機のトルクが前記第1領域に含まれるときに、前記電動機のトルクを変更するステップを含む、請求項に記載のハイブリッド車両の制御方法。
  8. 前記内燃機関の動作点を変更するステップは、
    前記内燃機関のトルクと回転数との関係を規定する予め定められた第1動作線に基づいて前記内燃機関の動作点を設定するステップと、
    前記電動機のトルクが前記第2領域に含まれるときに、前記第1動作線により設定される動作点よりも前記内燃機関のトルクが小さくなるように前記内燃機関の動作点を設定するための第2動作線に基づいて前記内燃機関の動作点を変更するステップとを含む、請求項記載のハイブリッド車両の制御方法。
  9. 前記電動機のトルクを変更するステップは、
    負方向に前記電動機のトルクが変化することによって前記電動機のトルクの絶対値が低下したときは、前記電動機のトルクを前記第1領域の外側の正のトルクに変更するステップと、
    正方向に前記電動機のトルクが変化することによって前記電動機のトルクの絶対値が低下したときは、前記電動機のトルクを前記第1領域の外側の負のトルクに変更するステップとを含む、請求項に記載のハイブリッド車両の制御方法。
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