JP2014043183A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、バッテリの充電状態が低下しエンジン動力の必要時に、要求駆動力が高い場合には、直ちにエンジンを始動せず、バッテリの充電状態が第2の閾値以下に低下するまで始動を遅延させることを目的としている。
【解決手段】このため、バッテリとエンジンとモータを備え、エンジンからの動力とモータからの動力の少なくとも一方の動力により駆動されるハイブリッド車両であって、要求駆動力算出手段を備え、充電状態算出手段を備え、充電状態算出手段による充電状態が第1の閾値より低い場合に、車両を駆動する動力の一部を用いてエンジンを始動する制御手段を備え、制御手段は、要求駆動力算出手段による要求駆動力が予め設定された閾値よりも大きい場合には、充電状態算出手段による充電状態が第1の閾値より低い第2の閾値よりも低くなった場合にのみ、エンジンを始動する。
【選択図】図1

Description

この発明はハイブリッド車両に係り、特に複数の動力源を備え、それらの動力源からの動力を差動歯車機構により合成して駆動軸に入出力するハイブリッド自動車の制御装置であって、エンジンを自動始動させる際の制御方法に関する。特には、外部電源からの電力により充電可能なバッテリを搭載したハイブリッド車両(プラグインハイブリッド車両)に関する。
このプラグインタイプのハイブリッド車両は、バッテリのSOC(「バッテリ残容量」ともいう。)がある時は要求された駆動力にかかわらず、できる限りEV走行を行う。
このとき、前記バッテリが蓄えた電力を主な動力源でEV走行する期間をCD走行という。
また、エンジンから出力させる動力を主な動力源とし、EV走行とHEV走行(エンジンを始動させている走行)とを繰り返し、バッテリのSOCの収支バランスを取って走行する部分をCS走行としている。
特許第3809824号公報 特開2010−202119号公報
ところで、従来のハイブリッド車両において、プラグインタイプのハイブリッド車両(「PHEV」とも記載する。)では、バッテリのSOCが多い時はバッテリの電力を消費しながら走行するCDモード制御(一般的に、EV走行が用いられる。)を行う。
そして、バッテリのSOCが決まった値以下(例:30%以下)になると、エンジンを始動して発電を行い、バッテリのSOCを所定の範囲内に制御しながら走行するCSモード制御を行い、バッテリあがりを防止している。
また、パラレルタイプのハイブリッド車両や動力分割機構を用いたハイブリッド車両においては、エンジンの始動の際に駆動用モータのトルクの一部を用いている。
この結果、上述のCDモード制御でのEV走行中にバッテリのSOC低下によりCSモード制御へ移行する際に、ドライバの要求する駆動力が大きい場合には、エンジンの始動に伴って一時的に駆動力が低下し、ドライバの要求する駆動力を出力できないという不都合がある。
このような状態を解消するための対策としては、大きな駆動力を出力している間でも駆動力が低下することなく、エンジンを始動可能な大きな出力のモータを使用すれば良いものである。
しかし、この場合は、モータの大型化による搭載性の悪化や費用の増大という不都合がある。
この発明は、バッテリの充電状態が低下し、エンジンの動力を必要とされる場合において、運転者の要求駆動力の値が高い場合には、直ちにエンジンを始動しないで、さらにバッテリの充電状態が低下(第2の閾値以下に低下)する場合まで、エンジンの始動を遅延させて、運転者が要求した駆動力に沿った駆動力を出力することを優先させ、運転者の加速要求が強い(要求駆動力の値が大きい)場合に、運転者にエンジン始動により駆動力が低下したことを起因とした違和感を与えることを防ぐことを目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、充放電可能なバッテリと、エンジンと、このエンジンから出力される動力を用いて発電した電力と、前記バッテリが蓄えた電力とを動力源とするモータとを備え、前記エンジンから出力される動力と前記モータから出力される動力の少なくともどちら一方の動力により駆動されるハイブリッド車両であって、運転者が要求する要求駆動力を算出する要求駆動力算出手段を備え、前記バッテリの充電状態を算出する充電状態算出手段を備え、この充電状態算出手段により算出された充電状態が、設定された第1の閾値より低くなった場合には、車両を駆動する動力の一部を用いて前記エンジンを始動する制御手段を備え、この制御手段は、前記要求駆動力算出手段により算出された要求駆動力が、予め設定された閾値よりも大きい場合には、前記充電状態算出手段により算出された充電状態が、前記第1の閾値より低い第2の閾値よりも低くなった場合にのみ、前記エンジンを始動することを特徴とする。
この発明によれば、バッテリの充電状態が低下し、エンジンの動力を必要とされる場合において、運転者の要求駆動力の値が高い場合には、直ちにエンジンを始動しないで、さらにバッテリの充電状態が低下(第2の閾値以下に低下)場合まで、エンジンの始動を遅延させて、運転者が要求した駆動力に沿った駆動力を出力することを優先させる。
これにより、運転者の加速要求が強い(要求駆動力の値が大きい)場合に、運転者にエンジン始動により駆動力が低下したことを起因とした違和感を与えることを防ぐことができる。
図1は、本発明の実施例に係るハイブリッド車両のSOCと要求駆動力におけるエンジン始動制御用フローチャートである。(実施例) 図2は本発明のシステム構成を模式的に示した図である。(実施例) 図3は本発明のシステム構成、及びドライブユニットを示した図である。(実施例) 図4は車速と要求駆動力によるEV走行領域を示す車速と出力可能駆動トルクとの関係図である。(実施例) 図5は車速と要求駆動力によるEV走行領域を示すバッテリSOCと時間との関係図である。(実施例) 図6はハイブリッド車両のSOCの値にかかわらない基本制御特性を示す基本制御用フローチャートである。(実施例)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図6はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1はハイブリッド車両、2は左前輪、3は右前輪、4は左後輪、5は右後輪、6はドライブユニット(「D/U」とも記載する。)である。
前記ハイブリッド車両1は、図2に示す如く、前記左右前輪2、3に連絡する前記ドライブユニット6を搭載している。
このドライブユニット6は、エンジン7と、モータ、例えば発電モータ(「第1モータジェネレータ」または「発電機」とも換言でき、「MG1」とも記載する。)8及び駆動モータ(「第2モータジェネレータ」とも換言でき、「MG2」とも記載する。)9と、遊星ギヤである第1遊星歯車機構10及び第2遊星歯車機構11とを備えている。
そして、前記ドライブユニット6には、蓄電手段であるバッテリ12を接続し、このバッテリ12に外部充電口13を設けている。
このとき、前記ハイブリッド車両1は、充放電可能な前記バッテリ12と、前記エンジン7と、このエンジン7から出力される動力を用いて発電した電力と、前記バッテリ12が蓄えた電力とを動力源とするモータである前記駆動モータ9とを備え、前記エンジン7から出力される動力と前記駆動モータ9から出力される動力の少なくともどちら一方の動力により駆動される。
また、前記ハイブリッド車両1の制御装置14において、ハイブリッド車両1は、図3に示す如く、前記エンジン7から出力される動力と前記駆動モータ9から出力される動力との少なくともどちら一方の動力を、動力伝達機構15を介して、駆動軸16に出力する。
つまり、前記ハイブリッド車両1の制御装置14は、駆動系として、燃料の燃焼により駆動力を発生させるエンジン7の出力軸17と、電気により駆動力を発生するとともに駆動により電気エネルギを発生する前記発電モータ8及び前記駆動モータ9と、ハイブリッド車両1の駆動輪である前記左右前輪2、3に接続される駆動軸16と、出力軸17、発電モータ8、駆動モータ9、駆動軸16にそれぞれ連結された前記動力伝達機構15の前記第1遊星歯車機構10及び前記第2遊星歯車機構11とを備えている。
前記エンジン7は、アクセルペダルの踏み込み量やエンジン要求に対応して吸入する空気量を調整するスロットルバルブ等の空気量調整手段(図示せず)と、吸入する空気量に対応する燃料を供給する燃料噴射弁等の燃料供給手段(図示せず)と、燃料に着火する点火装置等の着火手段(図示せず)とを備えている。
また、前記エンジン7は、空気量調整手段と燃料供給手段と着火手段とにより燃料の燃焼状態が制御され、燃料の燃焼により駆動力を発生する。
前記発電モータ8は、第1モータロータ軸18と第1モータロータ19と第1モータステータ20とを備えている。
前記駆動モータ9は、第2モータロータ軸21と第2モータロータ22と第2モータステータ23とを備えている。
また、前記発電モータ8の第1モータステータ20は、第1インバータ24に接続されている。
更に、前記駆動モータ9の第2モータステータ23は、第2インバータ25に接続されている。
さらに、また前記第1インバータ24、前記第2インバータ25のそれぞれの電源端子は、バッテリ12と接続される。
そして、前記発電モータ8と前記駆動モータ9は、それぞれ前記第1インバータ24と前記第2インバータ25により制御される。
また、前記第1遊星歯車機構10は、第1サンギヤ26と、この第1サンギヤ26に噛み合う第1プラネタリギア27を支持する第1プラネタリキャリア28と、第1プラネタリギア27に噛み合う第1リングギア29とを備えている。
前記第2遊星歯車機構11は、第2サンギア30と、この第2サンギア30に噛み合う第2プラネタリギア31を支持する第2プラネタリキャリア32と、第2プラネタリギア31に噛み合う第2リングギア33とを備えている。
そして、前記第1遊星歯車機構10と前記第2遊星歯車機構11とは、各回転要素の回転中心線を同一軸上に配置し、前記エンジン7と前記第1遊星歯車機構10との間に前記発電モータ8を配置し、前記第2遊星歯車機構11のエンジン7から離れる側に前記駆動モータ9を配置している。
このとき、前記発電モータ8は、主に前記バッテリ12の充電用に動作される。
また、前記駆動モータ9は、単独出力のみでハイブリッド車両を走行させることができる性能を備え、主にハイブリッド車両の走行用に動作される。
前記発電モータ8の第1サンギア26には、前記発電モータ8の第1モータロータ軸18を接続している。
また、前記第1遊星歯車機構10の第1プラネタリキャリア28と前記第2遊星歯車機構11の第2サンギア30とは、結合してエンジン7の出力軸17に接続している。
更に、前記第1遊星歯車機構10の第1リングギア29と前記第2遊星歯車機構11の第2プラネタリキャリア32とは、結合して出力ギア筒の出力部34に連結するとともにこの出力部34を歯車やチェーン等の前記動力伝達機構15を介して前記駆動軸16に接続している。
このとき、前記第2遊星歯車機構11の第2リングギア33には、前記駆動モータ9の第2モータロータ軸21を接続している。
これにより、ハイブリッド車両の駆動系においては、前記エンジン7と前記発電モータ8と前記駆動モータ9と前記駆動軸16との間で、駆動力の授受を行う。
そして、前記エンジン7は前記発電モータ8のトルクを発生させ、発電モータ8が回転することでエンジン7のクランキングが行われ、燃料を噴射しエンジン7が始動する。
前記エンジン7の空気量調整手段と燃料供給手段と着火手段と、前記発電モータ8の第1インバータ24と、前記駆動モータ9の第2インバータ25とは、図3に示す如く、前記ハイブリッド車両1の制御装置14の制御系である制御手段35に接続されている。
このとき、前記エンジン7と前記発電モータ8及び前記駆動モータ9とのトルクの組み合わせは、無数に存在するため、前記バッテリ12の充電状態や、ハイブリッド車両の走行状態によって、それぞれのトルク配分を決定し、エンジントルクが必要ない場合には、エンジン7を停止して燃費の向上を図る。
そして、前記ハイブリッド車両1の制御装置14は、運転者が要求する要求駆動力を算出する要求駆動力算出手段36を備え、前記バッテリ12の充電状態を算出する充電状態算出手段37を備え、この充電状態算出手段37により算出された充電状態が、設定された第1の閾値V1より低くなった場合には、車両を駆動する動力の一部を用いて前記エンジン7を始動する前記制御手段35を備え、この制御手段35は、前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が、予め設定された閾値cよりも大きい場合には、前記充電状態算出手段37により算出された充電状態が、前記第1の閾値V1より低い第2の閾値V2よりも低くなった場合にのみ、前記エンジン7を始動する構成とする。
このとき、第1の閾値は、前記エンジン7を始動して、モータである前記駆動モータ9の駆動力に加え、エンジン7の動力を必要とするのを判定するための前記バッテリ12の充電状態の閾値であり、例えばSOC40%とする。
また、第2の閾値V2は、運転者の要求した駆動力を出力するのを優先した場合の閾値であり、例えばSOC35%とする。
詳述すれば、前記ハイブリッド車両1の制御装置14において、前記制御手段35は、前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力と予め設定された閾値cとを比較する。
そして、要求駆動力算出手段36の要求駆動力が予め設定された閾値cよりも大きい場合に、前記充電状態算出手段37により算出された充電状態と前記第1の閾値V1より低い第2の閾値V2とを比較する。
この比較において、前記充電状態算出手段37の充電状態が第2の閾値V2よりも低くなった場合にのみ、前記エンジン7を始動するものである。
このため、前記ハイブリッド車両1の制御装置14においては、前記バッテリ12の充電状態が低下し、前記エンジン7の動力を必要とされる場合に、運転者の要求駆動力の値が高い場合には、直ちにエンジン7を始動しないで、さらにバッテリ12の充電状態が低下(第2の閾値V2以下に低下)する場合まで、エンジン7の始動を遅延させて、運転者が要求した駆動力に沿った駆動力を出力することを優先させる。
これにより、運転者の加速要求が強い(要求駆動力の値が大きい)場合に、運転者にエンジン始動により駆動力が低下したことを起因とした違和感を与えることを防ぐことができる。
追記すれば、この発明は、前記エンジン7エンジンの制御方法を従来と異なる手段によって、モータを必要以上に大きく、また費用をかける事無しに、CDモードからCSモードヘの移行時においてドライバの要求どおりに駆動力を出力可能とするものである。
つまり、ドライバからの駆動要求によるEV走行中、SOCがエンジンをかける判定を行う第1の閾値V1に達し、CDモードからCSモードヘの移行によるエンジン始動が必要となった場合において、ドライバの要求する駆動力がエンジン始動時に出力可能な駆動力を超える場合には、ドライバの要求する駆動力がエンジン始動時に出力可能な駆動力以下となるまで前記エンジン7の始動をー時的に保留する。
また、一時的にエンジン始動を保留している間に上記第1の閾値V1より低い第2の閾値V2よりSOCが低下した場合には、直ちに前記エンジン7の始動を行う。
これにより、CDモードからCSモードヘ移行する際にエンジン始動時の駆動力低下を防止し、ドライバの要求駆動力とドライバビリティを悪化させることなく走行することができるようにしている。
また、図4において、曲線dは、車両速度(車速)に応じて変化する動力源(エンジン7と、駆動用モータ8)が出力できる駆動力を示し、閾値cにより曲線d内に属する領域は領域aと領域bとに分けられる。
更に、曲線eは、駆動モータ9のみで走行可能な駆動力を示している。
なお、プラグインハイブリッド車両(「PHEV」)1は、図4で示された領域bに属するような駆動力を要求された場合には、図4で示された領域aに属するような駆動力を要求された場合よりも、エンジン7が作動しないEV走行を実行するための条件の一つであるバッテリ12のSOC条件が異なるように設定されている。
すなわち、バッテリ12のSOCが設定された閾値(図5ではV2)より大きい値を有している場合においては、前記エンジン7が作動しないEV走行が実行できる。
しかし、領域bに属するような駆動力を要求され、かつEV走行中において、バッテリ12のSOCが設定された閾値以下(図5ではV2)に低下した場合には、バッテリ12を保護するためにエンジン7が作動する。
尚、図4で示された領域aに属するような駆動力を要求された場合では、バッテリ12のSOCが設定された閾値(図5ではV1)より大きい値を有している場合においては、前記エンジン7が作動しないEV走行が実行できる。
そこで、通常は図5の上記第1の閾値V1でエンジン7をかける所を、この要求駆動力を出力している場合は、図5の上記第2の閾値V2まではエンジン7をかけないで要求駆動力を出力し、要求が少なくなった時にエンジン7をかける。
次に、前記ハイブリッド車両1のSOCの値にかかわらない基本制御特性を示す基本制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
この基本制御用プログラムがスタート(101)すると、前記要求駆動力算出手段36によって要求駆動力を算出する処理(102)に移行する。
そして、この処理(102)の後には、前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が予め設定された閾値e未満であるか否かの判断(103)に移行する。
この要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が予め設定された閾値e未満であるか否かの判断(103)において、判断(103)がYESの場合には、HEVモードとする処理(104)に移行する。
また、判断(103)がNOの場合には、EVモードとする処理(105)に移行する。
これらの処理(104)及び処理(105)の後には、駆動力出力の処理(106)に移行し、その後に、基本制御用プログラムのエンド(107)に移行する。
また、前記ハイブリッド車両1のSOCと要求駆動力におけるエンジン始動制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
このエンジン始動制御用プログラムは、EVモードSOCによる発電管理制御である。
そして、このエンジン始動制御用プログラムがスタート(201)すると、ステップ1の判断(202)に移行する。
このステップ1の判断(202)においては、前記充電状態算出手段37により算出された充電状態が第1の閾値V1以下であるか否かの判断を、前記制御手段35が行う。このとき、第1の閾値V1は、例えばSOC40%である。
そして、前記充電状態算出手段37により算出された充電状態が第1の閾値V1以下であるか否かのステップ1の判断(202)において、この判断(202)がNOの場合には、このままEVモードを継続させ、後述するエンジン始動制御用プログラムのエンド(206)に移行する。
判断(202)がYESの場合には、ステップ2の判断(203)に移行する。
このステップ2の判断(203)においては、前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が予め設定された閾値c以上であるか否かの判断を、前記制御手段35が行う。このとき、予め設定された閾値cは、図4の領域aと領域bとの境界を示している。なお、予め設定された閾値cは、「駆動トルクテーブルc[Nm]」とも記載するものである。
前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が予め設定された閾値c以上であるか否かのステップ2の判断(203)において、この判断(203)がYESの場合には、ステップ3の判断(204)に移行する。
このステップ3の判断(204)においては、前記充電状態算出手段37により算出された充電状態が前記第1の閾値V1より低い第2の閾値V2以下であるか否かの判断を、前記制御手段35が行う。このとき、第2の閾値V2は、例えばSOC35%である。
また、上述の前記要求駆動力算出手段36により算出された要求駆動力が予め設定された閾値c以上であるか否かの判断(203)がNOの場合には、ステップ4の処理(205)に移行する。
このステップ4の処理(205)は、前記エンジン7を直ちに始動し、HEVモードに移行する処理を行う。
そして、上述の前記充電状態算出手段37により算出された充電状態が前記第1の閾値V1より低い第2の閾値V2以下であるか否かのステップ3の判断(204)がNO、及び、上述のステップ4の処理(205)の後には、エンジン始動制御用プログラムのエンド(206)に移行する。
1 ハイブリッド車両
6 ドライブユニット(「D/U」とも記載する。)
7 エンジン
8 発電モータ(「第1モータジェネレータ」または「発電機」とも換言でき、「MG1」とも記載する。)
9 駆動モータ(「第2モータジェネレータ」とも換言でき、「MG2」とも記載する。)
10 第1遊星歯車機構
11 第2遊星歯車機構
12 バッテリ
13 外部充電口
14 制御装置
15 動力伝達機構
16 駆動軸
17 出力軸
18 第1モータロータ軸
19 第1モータロータ
20 第1モータステータ
21 第2モータロータ軸
22 第2モータロータ
23 第2モータステータ
24 第1インバータ
25 第2インバータ
26 第1サンギヤ
27 第1プラネタリギア
28 第1プラネタリキャリア
29 第1リングギア
30 第2サンギア
31 第2プラネタリギア
32 第2プラネタリキャリア
33 第2リングギア
34 出力部
35 制御手段
36 要求駆動力算出手段
37 充電状態算出手段
c 予め設定された閾値
V1 第1の閾値
V2 第2の閾値

Claims (1)

  1. 充放電可能なバッテリと、エンジンと、このエンジンから出力される動力を用いて発電した電力と、前記バッテリが蓄えた電力とを動力源とするモータとを備え、前記エンジンから出力される動力と前記モータから出力される動力の少なくともどちら一方の動力により駆動されるハイブリッド車両であって、運転者が要求する要求駆動力を算出する要求駆動力算出手段を備え、前記バッテリの充電状態を算出する充電状態算出手段を備え、この充電状態算出手段により算出された充電状態が、設定された第1の閾値より低くなった場合には、車両を駆動する動力の一部を用いて前記エンジンを始動する制御手段を備え、この制御手段は、前記要求駆動力算出手段により算出された要求駆動力が、予め設定された閾値よりも大きい場合には、前記充電状態算出手段により算出された充電状態が、前記第1の閾値より低い第2の閾値よりも低くなった場合にのみ、前記エンジンを始動することを特徴とするハイブリッド車両。
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