JP5869363B2 - 可撓性管継手 - Google Patents

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本発明は、フランジのない直管に接続される可撓性管継手に関する。
フランジのない直管と管継手との接続は、一例として下記特許文献1の如く、雄ネジを有する締付ブッシュと、その先端に設けた環状のテーパパッキンと、継手本体の先端部内面に設けた雌ネジとで構成し、パッキンのテーパ面が継手本体の内部テーパ面に密着した状態で、締付ブッシュを回転して、その外周の雄ネジを継手本体の雌ネジに螺着締結するものが提案されている。
特開平8−261371号公報
従来の直管と管継手との接続構造は、部品点数が多く且つ、構造が複雑である欠点があった。
また、本出願人の調査によれば可撓性の管継手を直管に、直接締結固定する信頼性の高い従来技術は検索されなかった。
そこで本発明は、構造が簡単で取り扱い易く、直管に接続可能な信頼性の高い管継手を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、フランジの存在しない管(1)の端部に接続される可撓性管継手において、
筒状に形成され、軸方向の端部の外周に小フランジ部(2)が一体に突設された可撓性の継手本体(3)と、
その小フランジ部(2)の軸方向の両平面を挟持すると共に、それぞれ外直径が前記小フランジ部(2)の外直径より大に形成され、その小フランジ部(2)の外周より外側位置で、周方向に離間して複数のボルト孔(4)を有する環状の第1相フランジ(5)と第2相フランジ(6)とを具備し、
前記継手本体(3)の小フランジ部(2)は、その半径方向の端部に環状の剛性体(7)が内装され、
前記第1相フランジ(5)は、その軸方向の端面には、前記小フランジ部(2)の軸方向端面およびその半径方向の外周端面の一部に断面L字状に当接するL字当接部(8)を有し、
第2相フランジ(6)は、その内周面が前記小フランジ部(2)の付根に被嵌され、その軸方向の端面で、前記小フランジ部(2)の前記剛性体(7)に整合する位置に、その剛性体(7)の半径方向の厚みより幅の広い環状の第2凹陥部(12)を有し、
第1相フランジ(5)と第2相フランジ(6)とにより継手本体(3)の小フランジ部(2)を挟持締結したとき、その第2相フランジ(6)の第2凹陥部(12)が前記剛性体(7)の外周近傍の前記可撓性の部材に食い込んで、その小フランジ部(2)を半径方向の中心側に変形し、継手本体(3)の内周面(13)が前記管(1)の外周面に圧接して、管(1)と継手本体(3)との接触部間が液密に形成されることを特徴とする可撓性管継手である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の可撓性管継手において、
前記環状の第2凹陥部(12)の半径方向の最大直径が、前記小フランジ部(2)の外周直径に整合し、第1相フランジ(5)のL字当接部(8)と第2相フランジ(6)とにより継手本体(3)の小フランジ部(2)を挟持締結したとき、第2凹陥部(12)が小フランジ部(2)の外周面を被嵌するように構成された可撓性管継手である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の可撓性管継手において、前記第1相フランジ(5)またはそれに隣接する第3相フランジ(23)に、管(1)の外周面に咬着して、第1相フランジ(5)が軸方向に移動しないようにした軸方向拘束手段(22)を設けた可撓性管継手である。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の可撓性管継手において、
前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)の内周面に第1凹部(9)を有し、その第1凹部(9)に咬着体(10)を半径方向に移動自在に内装し且つ、その咬着体(10)を半径方向の中心側に押圧する押圧手段(11)を有する可撓性管継手である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の可撓性管継手において、
その第1凹部(9)が、前記第1相フランジ(5)の内周面に環状に形成され、
その第1凹部(9)に、互いに周方向に離間して配置される複数の前記咬着体(10)および、各前記咬着体(10)間に介装されるスペーサ(14)と、を具備し、
前記咬着体(10)は、平面が略扇型の複数枚の金属板片(10a) がゴム板(10b)を介して積層され、
その前記咬着体(10)が、第1相フランジ(5)に螺着された前記押圧手段(11)であるボルトにより、管(1)の外周に接離自在に押圧される可撓性管継手である。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の可撓性管継手において、
前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)に隣接する第3相フランジ(23)の内周面に楔保持部(24)を設け、そこに楔(21)を保持して、各相フランジ間(6)(5)(23)を締結することにより、その楔(21)を管(1)の外周面に咬着する可撓性管継手である。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載の可撓性管継手において、
前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)の内周面に楔保持部(24)を設け、そこに楔(21)を保持して、両相フランジ(6)(5)間を締結することにより、その楔(21)を管(1)の外周面に咬着する可撓性管継手である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の可撓性管継手において、
楔(21)の端面と小フランジ部(2)の端面との間に、その楔(21)の最大径より大なる径の剛性の環状体(25)が介装され、その環状体(25)に整合する環状凹陥部(26)が第1相フランジ(5)の端面に形成された可撓性管継手である。
本発明の可撓性管継手は、第1相フランジ5と、第2相フランジ6とにより継手本体3の小フランジ部2を挟持締結したとき、その第2相フランジ6の第2凹陥部12が剛性体7の外周近傍の可撓性の部材に食い込んで、その小フランジ部2を半径方向中心側に変形し、継手本体3の軸方向の内周面13が管1の外周面に圧接して、管1と継手本体3との接触部間が液密に形成される効果がある。
特に、第1相フランジ5のL字当接部8が小フランジ部2の外周に被嵌されて、その締結時に、小フランジ部2が外周方向に変形することを抑制し、結果、小フランジ部2が内周方向に変形されることにより、管1との液密性を確実に保持することができる。
さらには、第2相フランジ6の第2凹陥部12が図2の如く剛性体7の外周近傍の可撓性の部材に食い込んだとき、環状の剛性体7の存在により小フランジ部2の変形部19を定形化し、第1相フランジ5と第2相フランジ6との相対関係を、常に一定にして安定性の高い管継手を提供できる。
上記構成において、請求項2に記載のように、第2凹陥部12の半径方向の最大直径を小フランジ部2の外周直径に整合させた場合には、第1相フランジ5のL字当接部8と第2相フランジ6の第2凹陥部12とにより、継手本体3の小フランジ部2の外周面を被嵌し、小フランジ部2の変形部19が半径方向外側に広がらないように抑制することができる。
そして、第2凹陥部12の歪みに伴う応力を半径方向中心側に向かわせ、継手本体3の内周面13を管1の外周に圧接して液密性を確実に確保することができる。
上記構成において、請求項3に記載のように、前記第1相フランジ5またはそれに隣接する第3相フランジ23に、管1の外周面に咬着して、第1相フランジ5が軸方向に移動しないようにした軸方向拘束手段22を設けた場合には、さらに確実に液密性を確保することができる。
上記構成において、請求項4に記載のように、軸方向拘束手段22として、第1相フランジ5の内周面に第1凹部9を設け、その第1凹部9に咬着体10を半径方向に移動自在に内装し且つ、その咬着体10を半径方向の中心側に押圧する押圧手段11を設けた場合には、より有効な軸方向拘束手段22となる。
上記構成において、請求項5に記載のように、平面が略扇型の複数枚の金属板片10aをゴム板10bを介して積層して咬着体10とし、複数の咬着体10の間にスペーサ14を配置し、各咬着体10をボルトからなる押圧手段11によって押圧した場合には、中間に存在するゴム材によって管1の外周に馴染ませ、管1の外周に傷をつけることを可及的に防止し得る。
それにより、耐久性の高い可撓性管継手を提供できる。
上記構成において、請求項6に記載のように、軸方向拘束手段22として、第1相フランジ5に隣接する第3相フランジ23の内周面に楔保持部24を設け、そこに楔21を保持して、各相フランジ間6,5,23を締結することにより、その楔21を管1の外周面に咬着した場合には、より有効な軸方向拘束手段22となる。
請求項7に記載の発明は、第1相フランジ5の内周面に楔保持部24を設け、そこに楔21を保持して、両相フランジ6,5間を締結することにより、その楔21を管1の外周面に咬着する可撓性管継手である。この場合には、全体の構造をより単純にして、取扱易い可撓性管継手となる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の可撓性管継手において、楔21の端面と小フランジ部2の端面との間に、その楔21の最大径より大きな剛性の環状体25が介装され、その環状体25に整合する環状凹陥部26が第1相フランジ5の端面に形成された可撓性管継手である。この場合には、楔21の端面で可撓性管継手の小フランジ部2が損傷することを防止できる。
本発明の管継手の軸に平行な縦断面図であって、締結前の状態を示す。 同締結後の状態を示す。 同継手に用いられる第2相フランジ6の正面図及びB−B矢視断面図。 同継手に用いられる第1相フランジ5の正面図及びB−B矢視断面図。 同継手の締結状態を示す斜視図。 本発明の継手の第1相フランジ5の他の例を示す軸直角断面図及びB−B矢視断面図。 本発明の他の管継手の軸に平行な縦断面図であって、締結前の状態を示す。 本発明の他の管継手の軸に平行な縦断面図であって、締結前の状態を示す。 同管継手に用いる楔21の正面図および断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
本発明の可撓性管継手は、図1及び図2,図5に示す如く、軸方向両端に一対の小フランジ部2を有する可撓性の継手本体3と、金属製の第1相フランジ5及び第2相フランジ6とからなる。
その継手本体3は、可撓性材料としてゴム材からなり、その小フランジ部2の半径方向外周端部に金属材からなる環状の剛性体7が埋設されている。この剛性体7の横断面は矩形に形成され、その長辺側が小フランジ部2の外周面に平行に位置する。そして剛性体7の外周を含めて継手本体3内には、タイヤコード15が埋設されている。
第1相フランジ5と第2相フランジ6は、継手本体3の小フランジ部2の両平面を挟持する共に、夫々の外直径が小フランジ部2の外直径より大に形成され、その小フランジ部2の外側位置で周方向に離間して複数のボルト孔4を有する。第1相フランジ5は、その内周面に環状溝からなる第1凹部9を有し、その第1凹部9に咬着体10が半径方向に移動自在に内装されている。その咬着体10は、この例ではボルトからなる押圧手段11により半径方向の中心側に押圧される。即ち、第1相フランジ5の外周に設けられた複数のネジ孔20に押圧手段11が螺着され、その先端が咬着体10を中心側に押圧する。
この咬着体10は、その先端平面が管1の外周に整合する円弧状に形成され且つ、その横断面先端は爪状に突設され、その爪部が管1の外面に咬着する。それによって、第1相フランジ5を管1に対して軸線方向に移動しないように位置決めする。この咬着体10および押圧手段11により、本発明の軸方向拘束手段22を構成する。
第1相フランジ5の一側面には、横断面L字状の環状のL字当接部8が凹陥されている。このL字当接部8の内周面は、継手本体3の小フランジ部2の一端面及び外周面に整合する。なお、L字当接部8の深さは、小フランジ部2の幅よりも小に形成されている。
次に、第2相フランジ6は、その一端面において剛性体7に対向する位置に環状溝からなる第2凹陥部12が形成されている。第2凹陥部12の溝幅は、剛性体7の厚みよりも大きく且つ、第2凹陥部12の半径方向の最大直径は小フランジ部2の最大直径に等しい。そしてこの第2凹陥部12は、第1相フランジ5に対向する。
(作用)
このようにしてなる継手本体3,第1相フランジ5,第2相フランジ6は、図1に示す如く、フランジのない直管からなる管1の外周に被嵌される。そして第1相フランジ5の押圧手段11がネジ孔20に螺着され、その先端が咬着体10を半径方向中心側に押圧し、その先端縁が管1に咬着する。
さらに、一対の第1相フランジ5,第2相フランジ6間が、複数のボルト17(この例では4つ)とナット18及びワッシャ16とにより軸方向に締結固定される。すると図2に示す如く、剛性体7近傍のゴム材からなる可撓性材料を押しつぶし、第2凹陥部12内に変形部19が進入する。
このとき小フランジ部2の外周面は、第1相フランジ5のL字当接部8及び第2凹陥部12の最大直径の内壁に保持され、小フランジ部2が半径方向外周に変形するのを防止する。そして前記、押しつぶしに伴い、小フランジ部2を内周面側に変形させ、その内周面13と管1とを圧着し、液密性を確保する。この例では、図5に示す如く、継手本体3の両端に夫々一対づつの第1相フランジ5と第2相フランジ6とが配置されている。
なお、継手本体3の一方側はフランジ付きの管1に連結することも可能である。
次に、図6は第1相フランジ5の他の例であり、この例が図1,図2,図4のそれと異なる点は、咬着体10及びスペーサ14である。
咬着体10は、平面が略扇型の複数枚の金属板片10aと、各金属板片10a間を接続するゴム板10bとからなる。そしてこの例では、3つの咬着体10の間にスペーサ14が介装されている。このスペーサ14によって、3つの咬着体10を周方向に位置決めする。そして押圧手段11をネジ孔20に螺着することにより、各咬着体10を半径方向中心側に押圧し、その金属板片10aが管1の外周に咬着される。このときゴム板10bの弾性の作用により、各金属板片10aの先端が管1の外周に均等に締結される。
次に、図7は本発明の軸方向拘束手段22の他の例であり、この例が図1のそれと異なる点は、第1相フランジ5に隣接する第3相フランジ23の内周面に楔保持部24を斜めの傾斜面として設け、その傾斜面に整合する背を有する楔21を、そこに保持して、各相フランジ間6,5,23を締結することにより、その楔21を軸方向に押圧し、それを管1の外周面に咬着するものである。
次に、図8は本発明の軸方向拘束手段22の他の例であり、第1相フランジ5に楔保持部24を有し、その楔保持部24に楔21を保持するものである。それと供に、その楔21と小フランジ部2との間に環状体25を介装する。この環状体25は、肉厚のリングプレートからなり、その外直径が楔21の最大直径よりも大に形成されている。さらに、この環状体25に整合するように、第1相フランジ5に環状凹陥部26を設ける。この環状体25は、楔21の端面が小フランジ部2の端面を損傷しないよう両者間に介在させるものである。そして、第1相フランジ5と第2相フランジ6との間をボルト17およびナット18で締結することにより、管継手を締結固定するものである。このように構成することにより、継手の全体構造を単純化し、その締結が容易であると共に、締結を迅速に行えるものである。
なお、楔21は図9に示す如く、その正面図において円形の一部を欠切して半径方向に縮小できるように構成したものである。
本発明者の実験によれば、図8の構造により可撓性管継手と管1とを締結固定したとき、その締結状態は図7におけるそれと変わることがなかった。即ち、図7の実施例と図8の実施例は、その締結構造において同等である。
1 管
2 小フランジ部
3 継手本体
4 ボルト孔
5 第1相フランジ
6 第2相フランジ
7 剛性体
8 L字当接部
9 第1凹部
10 咬着体
10a 金属板片
10b ゴム板
11 押圧手段
12 第2凹陥部
13 内周面
14 スペーサ
15 タイヤコード
16 ワッシャ
17 ボルト
18 ナット
19 変形部
20 ネジ孔
21 楔
22 軸方向拘束手段
23 第3相フランジ
24 楔保持部
25 環状体
26 環状凹陥部

Claims (8)

  1. フランジの存在しない管(1)の端部に接続される可撓性管継手において、
    筒状に形成され、軸方向の端部の外周に小フランジ部(2)が一体に突設された可撓性の継手本体(3)と、
    その小フランジ部(2)の軸方向の両平面を挟持すると共に、それぞれ外直径が前記小フランジ部(2)の外直径より大に形成され、その小フランジ部(2)の外周より外側位置で、周方向に離間して複数のボルト孔(4)を有する環状の第1相フランジ(5)と第2相フランジ(6)とを具備し、
    前記継手本体(3)の小フランジ部(2)は、その半径方向の端部に環状の剛性体(7)が内装され、
    前記第1相フランジ(5)は、その軸方向の端面には、前記小フランジ部(2)の軸方向端面およびその半径方向の外周端面の一部に断面L字状に当接するL字当接部(8)を有し、
    第2相フランジ(6)は、その内周面が前記小フランジ部(2)の付根に被嵌され、その軸方向の端面で、前記小フランジ部(2)の前記剛性体(7)に整合する位置に、その剛性体(7)の半径方向の厚みより幅の広い環状の第2凹陥部(12)を有し、
    第1相フランジ(5)と第2相フランジ(6)とにより継手本体(3)の小フランジ部(2)を挟持締結したとき、その第2相フランジ(6)の第2凹陥部(12)が前記剛性体(7)の外周近傍の前記可撓性の部材に食い込んで、その小フランジ部(2)を半径方向の中心側に変形し、継手本体(3)の内周面(13)が前記管(1)の外周面に圧接して、管(1)と継手本体(3)との接触部間が液密に形成されることを特徴とする可撓性管継手。
  2. 請求項1に記載の可撓性管継手において、
    前記環状の第2凹陥部(12)の半径方向の最大直径が、前記小フランジ部(2)の外周直径に整合し、第1相フランジ(5)のL字当接部(8)と第2相フランジ(6)とにより継手本体(3)の小フランジ部(2)を挟持締結したとき、第2凹陥部(12)が小フランジ部(2)の外周面を被嵌するように構成された可撓性管継手。
  3. 請求項1または請求項2に記載の可撓性管継手において、
    前記第1相フランジ(5)またはそれに隣接する第3相フランジ(23)に、管(1)の外周面に咬着して、第1相フランジ(5)が軸方向に移動しないようにした軸方向拘束手段(22)を設けた可撓性管継手。
  4. 請求項3に記載の可撓性管継手において、
    前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)の内周面に第1凹部(9)を有し、その第1凹部(9)に咬着体(10)を半径方向に移動自在に内装し且つ、その咬着体(10)を半径方向の中心側に押圧する押圧手段(11)を有する可撓性管継手。
  5. 請求項4に記載の可撓性管継手において、
    その第1凹部(9)が、前記第1相フランジ(5)の内周面に環状に形成され、
    その第1凹部(9)に、互いに周方向に離間して配置される複数の前記咬着体(10)および、各前記咬着体(10)間に介装されるスペーサ(14)と、を具備し、
    前記咬着体(10)は、平面が略扇型の複数枚の金属板片(10a) がゴム板(10b)を介して積層され、
    その前記咬着体(10)が、第1相フランジ(5)に螺着された前記押圧手段(11)であるボルトにより、管(1)の外周に接離自在に押圧される可撓性管継手。
  6. 請求項3に記載の可撓性管継手において、
    前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)に隣接する第3相フランジ(23)の内周面に楔保持部(24)を設け、そこに楔(21)を保持して、各相フランジ間(6)(5)(23)を締結することにより、その楔(21)を管(1)の外周面に咬着する可撓性管継手。
  7. 請求項3に記載の可撓性管継手において、
    前記軸方向拘束手段(22)が、第1相フランジ(5)の内周面に楔保持部(24)を設け、そこに楔(21)を保持して、両相フランジ(6)(5)間を締結することにより、その楔(21)を管(1)の外周面に咬着する可撓性管継手。
  8. 請求項7に記載の可撓性管継手において、
    楔(21)の端面と小フランジ部(2)の端面との間に、その楔(21)の最大径より大なる径の剛性の環状体(25)が介装され、その環状体(25)に整合する環状凹陥部(26)が第1相フランジ(5)の端面に形成された可撓性管継手。
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