JP5869321B2 - アダプタカバー、アダプタ組立体、及び光ファイバコネクタ組立体 - Google Patents
アダプタカバー、アダプタ組立体、及び光ファイバコネクタ組立体 Download PDFInfo
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Description
従来、この種の1対の光ファイバコネクタを相互接続するアダプタとして、例えば、図13に示すものが知られている(特許文献1参照)。
アダプタハウジング110は、軸方向両端間を貫通するように延びる空洞111を有している。アダプタハウジング110の軸方向一端には、第1の光ファイバコネクタ(図示せず)が嵌合し、その嵌合された第1の光ファイバコネクタが接続される第1光コネクタ接続部112が設けられている。第1光コネクタ接続部112は、図示の例では、第1の光ファイバコネクタを構成するFC形光ファイバコネクタが螺合する雄ねじ部となっている。
前者は、例えば、図13に示す従来のアダプタ100により接続された一対の光ファイバコネクタにおいて、アダプタ100に嵌合された第2の光ファイバコネクタにロック機構121によるロック力より強い引張力が作用する環境である。この環境は、例えば、第2の光ファイバコネクタに接続された光ファイバケーブルに必要以上に強い引張力が作用する場合である。
一方、図13に示す従来のアダプタ100において、この第2の光ファイバコネクタの抜け出しを防止するために、ロック機構121を構成するロックアームの肉厚を厚くしたりしてロック機構121のロック力を高めることが考えられる。しかし、このようにすると、光ファイバコネクタに弱い引張力が作用する環境に使用される場合には、過剰な構成となってしまう。
また、本発明のうち請求項4に係る光ファイバコネクタ組立体は、請求項3記載のアダプタ組立体と、前記アダプタに嵌合された光ファイバコネクタとを具備することを特徴としている。
一方、光ファイバコネクタにアダプタのロック機構によるロック力よりも弱い引張力が作用する環境に使用される場合には、アダプタカバーをアダプタに取り付けずに、アダプタのロック機構によるロック力のみで光ファイバケーブルをロックすることができる。
図1乃至図4において、アダプタカバー10は、光ファイバコネクタ40に強い引張力が作用する環境に使用される場合にアダプタ20に取り付けられてアダプタ組立体30を構成する。そして、光ファイバコネクタ40が、アダプタ組立体30の一端側(アダプタカバー10を取り付けた側、前側、図4における右側)からアダプタ20内に嵌合し、光ファイバコネクタ組立体50を構成する。一方、アダプタ組立体30の他端側(後側)には、アダプタ20とは別個の図示しないアダプタがアダプタ20に取り付けられる。そして、光ファイバコネクタ40とは別個の光ファイバコネクタが、アダプタ組立体30の他端側から前記別個のアダプタ内に嵌合し、光ファイバコネクタ40に相互接続される。
ここで、アダプタカバー10は、図1及び図8(A)、(B)、(C)、(D)に示すように、アダプタ20の前側に固着される固着部11と、フード部13と、ロック部14とを備えている。アダプタカバー10は、合成樹脂を成形することによって一体に形成される。
また、フード部13は、固着部11の開口12の周囲から前方に延びる四角筒状に形成され、後方からアダプタ20の突出部22を受容可能になっている。また、フード部13は、前方から光ファイバコネクタ40を受容可能となっている。
この場合、先ず、図2に示すように、アダプタ20の前側にアダプタカバー10を取り付ける。この作業に際しては、アダプタカバー10の開口12からアダプタ20の突出部22を挿通し、当該突出部22をアダプタカバー10のフード部13内に位置させる。そして、アダプタカバー10の固着部11をアダプタ本体部21の前面に取付ねじにより固着する。
また、アダプタカバー10のロック突起15の前面には、傾斜面16が形成され、光ファイバコネクタ40をアダプタ20に嵌合する際に、コネクタハウジング41がその傾斜面16に当接する。これにより、ロック部14を構成する弾性ロックアームの上方への弾性変形が容易になる。
図10に示す光ファイバコネクタ組立体50においては、図1に示す光ファイバコネクタ組立体50と異なり、複数の光ファイバコネクタ40がアダプタ20に嵌合するようになっている。このため、図10乃至図12に示すアダプタカバー10の構成及びアダプタ20の構成が、図1乃至図4に示すアダプタカバー10の構成及びアダプタ20の構成と異なっている。
従って、図10乃至図12に示すアダプタカバー10は、図1乃至図4に示すアダプタカバー10と同様に、アダプタ20の前側に固着される固着部11と、フード部13とを備えている。しかし、図10乃至図12に示すアダプタカバー10は、図1乃至図4に示すアダプタカバー10と異なり、単数ではなく、複数のロック部14を備えている。
また、フード部13は、固着部11の開口12の周囲から前方に延びる四角筒状に形成され、後方からアダプタ20の突出部22を受容可能になっている。また、フード部13は、前方から複数の光ファイバコネクタ40を受容可能となっている。
そして、各光ファイバコネクタ40にアダプタ20のロック機構によるロック力よりも強い引張力が作用する環境に使用される場合に、アダプタカバー10をアダプタ20に取り付ける。これにより、アダプタ20のロック用開口(ロック機構)25によるロック力の他に、アダプタカバー10のロック部14によるロック力を付加することができる。このため、各光ファイバコネクタ40にアダプタ20のロック機構によるロック力よりも強い引張力が作用しても、光ファイバコネクタ40の抜け出しを防止することができる。これにより、アダプタ20に対して後付けが可能な、光ファイバコネクタ40をロックするロック部14を有するアダプタカバー10を提供できる。
一方、アダプタ20の後側には、アダプタ20とは別個の図示しないアダプタがアダプタ20に取り付けられている。そして、各光ファイバコネクタ40とは別個の複数の光ファイバコネクタを、アダプタ20の後側から前記別個のアダプタ内に嵌合させる。これにより、これら光ファイバコネクタが複数の光ファイバコネクタ40に相互接続される。
なお、アダプタ20にアダプタカバー10を取り付けた場合において、光ファイバコネクタ40をロック解除するには、例えば図示していない治具によりロック部14を外方へ弾性変形させる。或いは、プルタブ(図示せず)を有する光ファイバコネクタ40のプルタブにより、ロック部14を外方へ弾性変形させてもよい。
例えば、アダプタカバー10の固着部11は、アダプタ20に対して必ずしも着脱可能に固着される必要はなく、熱溶着やピン止め等によって着脱不能に固着してもよい。
また、アダプタ20に嵌合される光ファイバコネクタ40は、レンズ多心光ファイバコネクタに限らず、SC形等の他の光ファイバコネクタであってもよい。一方、アダプタ20に嵌合する別個の光ファイバコネクタは、SC形、FC形、MPO形等種々の光ファイバコネクタを適用できる。
11 固着部
14 ロック部
15 ロック突起
16 傾斜面
20 アダプタ
25 ロック用開口(ロック機構)
30 アダプタ組立体
40 光ファイバコネクタ
50 光ファイバコネクタ組立体
Claims (4)
- 光ファイバコネクタのロック機構を有するアダプタに取り付けられるアダプタカバーであって、
前記アダプタに対して固着される固着部と、前記アダプタに嵌合されて前記ロック機構によりロックされた光ファイバコネクタをロックするロック部とを具備し、
前記ロック部は、前記固着部から片持ち梁状に延びる弾性ロックアームで構成され、該弾性ロックアームの先端に、前記アダプタに嵌合された前記光ファイバコネクタをロックするロック突起を設け、
前記弾性ロックアームは、前記光ファイバコネクタが前記アダプタに嵌合される際に、前記光ファイバコネクタが前記ロック突起に当接することによって前記光ファイバコネクタの嵌合が進行可能なように弾性変形し、
前記ロック突起に、前記光ファイバコネクタが当接した際に、前記弾性ロックアームの弾性変形を容易にする傾斜面を形成したことを特徴とするアダプタカバー。 - 前記固着部は、前記アダプタに対して着脱可能に固着されることを特徴とする請求項1記載のアダプタカバー。
- 請求項1又は2記載のアダプタカバーと、該アダプタカバーが取り付けられた、光ファイバコネクタのロック機構を有するアダプタとを具備することを特徴とするアダプタ組立体。
- 請求項3記載のアダプタ組立体と、前記アダプタに嵌合された光ファイバコネクタとを具備することを特徴とする光ファイバコネクタ組立体。
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