JP5868243B2 - 操作インタフェース装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電力系統図等、操作対象となる要素が系統線で接続され、かつ、それぞれの要素が前記系統線を介して特定の関係を有することを示す系統図に対して操作を行う操作インタフェース装置に関する。
今日、電力系統図といった対象設備が系統線で接続された状態がモニタに表示され、対象設備を選択することによって各種の操作を行うようにした操作インタフェース装置が用いられている。従来、このような系統図に対して操作を行う装置として例えば特許文献1に記載されたような装置があった。このような装置は、オペレータが系統図上の操作対象とする設備や領域を選択すると、別の操作ウィンドウを表示し、この操作ウィンドウに対して操作を行うことによって対象となる設備の操作を行うものであった。
特開平5−323918号公報
一般に、電力系統図やプラント系統図といった系統図では設備同士がどのように繋がっているかといった設備間の接続関係が重要である。しかしながら、従来の装置では、ある操作を行う場合は、必ず操作ウィンドウが画面上のいずれかの位置に表示されるため、その表示位置の系統図は隠されてしまうことになる。従って、操作対象と、操作ウィンドウで隠されている部分との接続関係が確認できなくなってしまう。そのため、隠されている部分を確認するためには、操作ウィンドウを移動する必要があるが、移動させたとしても移動先の部分が隠されてしまうのは同様である。すなわち、操作ウィンドウを表示した状態では系統図の一覧ができず、操作ウィンドウを移動する手間の問題や操作対象の設備と他の設備との関係を把握しにくいという問題があった。
また、系統図上の操作対象の設備と操作ウィンドウとは別々に表示されるため、選択された設備に誤りがないか、系統図上の設備名と操作ウィンドウ上の設備名が一致しているかを確認する必要がある。しかしながら、通常、操作ウィンドウは系統図上の操作対象の設備の位置とは離れた位置に表示されるため、その確認が困難であると共に、確認ミスの恐れもあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、系統図上の対象設備状態を現在の状態から特定の状態に切り換える操作において、ヒューマンエラーを抑制し、正確で素早い操作が行える操作インタフェース装置を得ることを目的とする。
この発明に係る操作インタフェース装置は、操作対象となる要素が系統線で接続され、かつ、それぞれの要素が系統線を介して特定の関係を有することを示す系統図を対象とし、いずれかの要素が選択された場合、選択を検知する操作検知部と、操作検知部がいずれかの要素の選択を検知した場合、系統図における要素の位置の背後または半透明の状態で前面に、操作ボタンを含む操作領域を表示する操作領域生成部と、特定の要素に関する操作の順番または複数の要素間における一連の操作の順番を記憶した情報である制御知識を用い、操作の順番に対応した操作ボタンを活性化させる操作支援部とを備えたものである。
この発明の操作インタフェース装置は、系統図における要素の位置の背後または半透明の状態で前面に、操作ボタンを含む操作領域を表示するようにしたので、ヒューマンエラーを抑制し、正確で素早い操作を行うことができる。
この発明の実施の形態1による操作インタフェース装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による操作インタフェース装置が対象とする系統図を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による操作インタフェース装置の設備選択状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による操作インタフェース装置の操作領域を表示した場合の説明図である。 この発明の実施の形態2による操作インタフェース装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による操作インタフェース装置の縦方向の変形を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による操作インタフェース装置の横方向の変形を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による操作インタフェース装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による操作インタフェース装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による操作インタフェース装置の操作領域を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による操作インタフェース装置の操作領域中の表示の変化を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による操作インタフェース装置の他の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による操作インタフェース装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による操作インタフェース装置の操作対象設備名称の表示を示す説明図である この発明の実施の形態4による操作インタフェース装置の操作ボタン上への操作履歴の表示を示す説明図である。 この発明の操作インタフェース装置の適用例を示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による操作インタフェース装置を示す構成図である。
図示の操作インタフェース装置は、操作検知部1と操作領域生成部2とを備える。操作検知部1は、系統図100に対してオペレータが対象となるいずれかの要素を選択した場合、その要素の選択を検知する処理部である。操作領域生成部2は、操作検知部1がいずれかの要素の選択を検知した場合、系統図100における要素の位置の背後または半透明の状態で前面に、操作ボタンを含む操作領域を表示する処理部である。
なお、本発明の操作インタフェース装置はコンピュータを用いて実現され、操作検知部1と操作領域生成部2及び後述する実施の形態2〜4における各機能部は、それぞれの機能に対応したソフトウェアと、これらのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリといったハードウェアから構成されている。また、系統図100を表示するための表示装置やオペレータが操作を行うための入力装置を備えている。なお、図1では、表示装置と入力装置の図示は省略している。
図2は、系統図100の一例を示す説明図である。
本実施の形態では、図2に示すように、系統図100として電力系統図の場合を説明する。図2において、番号1〜9が付与された記号は設備101を示し、これら設備101が系統線102で相互に接続されている。ここで、設備101とは例えば電力のオン/オフを行うスイッチであり、系統線102は例えば電力を供給するための電力線を示している。
次に、実施の形態1の操作インタフェース装置の動作について説明する。
今、図2に示すような系統図100が表示されているとする。操作検知部1は、このような表示画面に対してオペレータからの操作入力を検知する。この操作検知としては、ある設備101に対するマウスのクリック操作(特定の設備101上や設備101周辺にカーソルが位置した状態でのクリック操作)や、カーソル重なり(同一位置へのカーソルの一定時間の停止状態)、または、表示装置と入力装置とが一体となった、いわゆるタッチパネルの場合の特定の設備101上またはその近傍へのタッチ操作といったものである。図3は、記号4の設備101上にカーソル103が位置している状態を示す。
操作検知部1は、図3に示されているような状態により、記号4の設備101への操作入力を検知する。これにより、操作領域生成部2は、図4に示すように、操作対象の設備101の背後に操作領域200を表示する。この操作領域200は、系統図100における記号4の設備101の背後または半透明の状態で前面に設備選択ボタン104(設備101を選択するための操作ボタン)が表示され、また、その設備101の識別情報である設備名称がそのまま設備選択ボタン104の表記となっている。例えば図4では、記号4がそのまま設備名称として操作ボタン上に「4」と表記されている。さらに、操作領域200は系統図100の背後または半透明の状態で前面に表示されている。
以上説明したように、実施の形態1の操作インタフェース装置によれば、操作対象となる要素が系統線で接続され、かつ、それぞれの要素が系統線を介して特定の関係を有することを示す系統図を対象とし、いずれかの要素が選択された場合、選択を検知する操作検知部と、操作検知部がいずれかの要素の選択を検知した場合、系統図における要素の位置の背後または半透明の状態で前面に、操作ボタンを含む操作領域を表示する操作領域生成部とを備えたので、次のような効果がある。
即ち、選択対象の位置に設備選択ボタンが表示されるため、操作対象としてどこが選択されたかが分かりやすく、確認が容易である。また、系統図上の設備の記号と名称がそのままボタン表記となっているため、この点においても選択された設備に誤りがないか確認し易く、その結果、設備の選択間違いを未然に防ぎ、ヒューマンエラーの抑制を図ることができる。例えば、従来であれば、系統図上の選択対象の位置と選択されたことによる操作ウィンドウが別位置に表示されるため、両方を見て確認する必要があったが、実施の形態1では操作対象と操作ボタンが共通した位置と表記であるため、その確認が容易である。また、従来のように、操作対象の要素と操作ウィンドウの要素との確認を行うために操作ウィンドウを移動させる、といったことも必要がなく、操作性の向上を図ることができる。
また、系統図の背後または半透明の状態で前面に操作領域が表示されるため、系統図の一部が隠れたり系統線が寸断されたりせず、元の関係を保ったままの表示となり、従って、操作対象と系統図全体との関連を確実に把握することができ、この点においてもヒューマンエラーの抑制を図ることができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2の操作インタフェース装置を示す構成図である。
図示の操作インタフェース装置は、操作検知部1と操作領域生成部2に加えて系統図変形部3を備えている。操作検知部1及び操作領域生成部2は、実施の形態1と同様の構成である。また、系統図変形部3は、設備101や系統線102の間隔の拡張や、操作領域200の周辺部における設備101や系統線102の間隔の縮小といった変形処理を行うものである。
次に、実施の形態2の操作インタフェース装置の動作について説明する。
図6及び図7は変形前と変形後の状態を示す説明図である。
図6の画面300や図7の画面400において、実施の形態1と同様に記号4の設備101が選択されたとする。これにより、操作領域生成部2による操作領域200が生成され、表示されるが、例えば、系統図100上で、記号4の設備101と周辺(例えば記号3や記号5)の設備101との間隔が狭く、設備選択ボタン104が、他の設備101や系統線102に重なってしまったり、あるいは、重ならないようにすると設備選択ボタン104そのものの表示が小さくなってしまうといったように、操作領域200や系統図100が見にくくなってしまうような場合、記号4の設備101を中心としてその周辺の設備101や系統線102の間隔を拡張して操作領域200を表示する。
この設備101や系統線102の間隔の拡張を行う場合、先ず図6に示すように縦方向の拡張を行う。縦方向に拡張して操作領域200を表示したのが画面301である。次に、図7に示すように、画面400を、記号4の設備101を中心としてその周辺を横方向に拡張する(なお、図7では、説明上縦方向は拡張前の状態としている)。横方向に拡張されたのが画面401であり、設備名称「4」の設備選択ボタン104が操作に適した大きさに表示され、かつ、設備選択ボタン104と、記号4の設備101上下の系統線102とは操作に適した間隔を持って表示されている。
また、図6及び図7に示したような拡張を行う場合、その間隔が拡張される設備101や系統線102は、設備101や系統線102の表示状態を保ちながらそれぞれの移動状態が表示される。すなわち、設備101や系統線102はアニメーション表現で拡張される。
さらに、記号4の設備101を中心に拡張した場合、拡張領域以外の設備101や系統線102の間隔を縮小することで、拡張前の設備101と系統線102の関係を保持する。例えば、図6の画面301において、記号6と記号7の設備101の間隔が縮小されているが、拡張前の記号6の設備101と記号7の設備101との接続関係や、各設備101と系統線102との関係は保たれている。即ち、系統図100における情報量が拡張前と拡張後で変化しないよう画面の変形が行われる。
なお、上記の説明では、系統線102の間隔の変形を縦方向→横方向の順序で行ったが、これとは逆に、横方向→縦方向の順序で拡張を行ってもよい。又は、縦と横同時の変形、縦だけの変形、横だけの変形でもよい。
以上説明したように、実施の形態2の操作インタフェース装置によれば、操作ボタンを表示する場合、系統図を変形し、操作ボタンの大きさを操作に適した大きさにすると共に、操作ボタンと周辺の要素または系統線との間隔を操作に適した間隔にする系統図変形部を備えたので、操作しやすいボタンサイズや表記を含む使い易い表示を行うことができる。
また、実施の形態2の操作インタフェース装置によれば、表示の変形は選択された要素を中心として行うようにしたので、操作性の向上を図ることができる。
また、実施の形態2の操作インタフェース装置によれば、表示の変形は、縦方向または横方向のいずれか一方の方向の変形を最初に行い、次に他方の方向の変形を行うか、または、縦と横同時か、縦だけか、横だけかの変形を行うようにしたので、変形状態を容易に確認することができる。
また、実施の形態2の操作インタフェース装置によれば、複数の要素の間隔または複数の系統線の間隔を変形する場合、変形する要素または系統線の表示状態を保持しながら要素または系統線を移動させるようにしたので、系統図の一部が隠れたりせず、元の状態を保ったまま変形させることができる。
また、実施の形態2の操作インタフェース装置によれば、拡張領域以外の要素の間隔及び系統線の間隔のうち少なくとも一方を縮小し、拡張前の要素と系統線の情報を保持した状態で変形するようにしたので、オペレータが注目すべき部分を見やすくでき、かつ、変形部分以外の情報が抜け落ちてしまうといったことがない。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3の操作インタフェース装置を示す構成図である。
図示の操作インタフェース装置は、操作検知部1、操作領域生成部2、系統図変形部3、制御知識4、操作支援部5を備えている。制御知識4は、操作対象を操作する順番を記憶した情報であり、図示省略した記憶部に格納されている。この制御知識4には、複数の設備101のうち、一連で操作しなければならない場合の設備101の組み合わせとその操作順に関する情報や、設備101毎の操作すべき状態の情報といった知識が登録されている。操作支援部5は、この制御知識4に基づいて、操作の順番に対応した操作ボタンの表示を行う処理部である。他の構成は図5に示した実施の形態2と同様であるため、ここでの説明は省略する。
次に、実施の形態3の操作インタフェース装置の動作について説明する。
図9は、実施の形態3の操作インタフェース装置の動作を示すフローチャートである。
先ず、電力系統図が表示された状態で(ステップST1)、操作検知部1によりいずれかの設備101に対する操作検知(選択)が行われる(ステップST2)。ステップST2において、いずれかの設備101に対する操作が検知された場合、操作領域生成部2及び系統図変形部3によって、系統線102や設備101の記号の間隔が変形し(ステップST3)、操作領域200が表示される(ステップST4)。また、操作領域200には設備選択ボタン104が表示される(ステップST5)。以上の動作は、実施の形態1、2で説明した通りである。
但し、制御知識4において、複数の設備101で一連で行う操作の情報が登録されている場合、操作支援部5は、ステップST4において、これら設備101を一つの操作領域200内に含まれるよう表示し、また、ステップST5における表示は、その中で最初に操作が行われる設備選択ボタン104を表示する。図10は、この状態を示すもので、一連の操作を行う3つの設備101a〜101cが操作領域200に含まれるよう表示されている。なお、設備101a〜101cの操作順は、設備101a→設備101b→設備101cの順番でその操作が行われるものとする。
また、図9のステップST2において、操作検知部1により検知(選択)された設備101が、最初に操作が行われるべき設備101a以外の設備(設備101bまたは設備101c)であった場合であっても、制御知識4に登録された情報を元に、設備101aの設備選択ボタン104を表示する。
図9に戻り、最初の設備選択ボタン104が押下された場合(ステップST6)、操作支援部5は制御知識4に基づいて次に操作すべき状態として「入」又は「切」ボタンを表示する(ステップST7)。図11はこの状態を示すもので、1つ目の操作500と2つ目の操作501とを示している。1つ目の操作500において、記号4の設備101の操作前の状態は接続状態であるため、次の操作として「切」ボタンが表示されている。ステップST9において「切」ボタンが押下されると、操作支援部5は次に操作すべきボタンとして「実行」ボタンを表示する(ステップST10)。即ち、操作支援部5は、制御知識4に基づいて、正しい順序で押下すべきボタンを活性化(操作できる状態に)し、操作をアシストする。また、操作すべきボタン上にカーソル103を表示する。ステップST12において、「実行」ボタンが押下されると、一連で操作すべき設備がある場合はステップST5からの処理を繰り返す。
図11では、2つ目の設備の操作501として、次の操作対象である記号3のボタンが活性化して表示されている。なお、操作が終了した記号4の設備101は、切断状態を示す表示となっている。ステップST12において、このような一連で操作すべき設備がある場合で全ての設備への操作が終了した場合、または、一連で操作すべき設備がない場合は、操作が終了した状態の電力系統図を表示する(ステップST13)。
なお、ステップST8及びステップST11における操作対象設備名称等の表示については、次の実施の形態4で説明する。また、ステップST6、ST9、ST12において、該当するボタンの押下が行われない場合(入力がないまま所定時間が経過した場合)や「キャンセル」ボタンが押下された場合は、ステップST2の操作検知に戻る。
なお、一連で操作すべき複数の設備がある場合、複数の設備を選択した後に全ての設備に対する操作を指定するようにしてもよく、これを図12のフローチャートに沿って説明する。
図12において、ステップST1〜ステップST4までの動作は、図9の場合と同様である。図12のフローチャートでは、一連で操作すべき設備が3つの場合を示しており、先ず、第1の設備選択ボタン104を表示し(ステップST14)、この第1の設備選択ボタン104が押下された場合は(ステップST15)、第2の設備選択ボタン104を表示する(ステップST16)。同様に、第2の設備選択ボタン104が押下された場合は(ステップST17)、第3の設備選択ボタン104を表示し(ステップST18)、この第3の設備選択ボタン104が押下された(ステップST19)後、「入」又は「切」ボタンを表示する(ステップST20)。その後は、ステップST22において「入」又は「切」ボタンが押下された場合は、「実行」ボタンを表示し(ステップST23)、ステップST25において「実行」ボタンが押下された場合は、電力系統図を表示する(ステップST26)。なお、ステップST21、ST24については、図9のステップST8、ST11と同様に実施の形態4で説明する。
以上説明したように、実施の形態3の操作インタフェース装置によれば、特定の要素に関する操作の順番または複数の要素間における一連の操作の順番を記憶した情報である制御知識を用い、操作の順番に対応した操作ボタンを活性化させる操作支援部を備えたので、オペレータは正しい順序や正しい状態を常に記憶しておく必要がなく、操作性の向上を図ることができる。また、従来では誤った操作を行った場合に最初からやり直す必要があったが、実施の形態3では、操作すべきボタンのみ操作可能状態になるため、誤った操作を未然に防ぐことができ、従来のようなやり直しを行う必要がない。
また、実施の形態3の操作インタフェース装置によれば、操作支援部は、選択された要素が制御知識に記憶された一連の操作を行う複数の要素の中に含まれていた場合、一連の操作を行う複数の要素を操作領域中に表示させるようにしたので、一連の操作内容が容易に確認でき、操作性の向上を図ることができる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4の操作インタフェース装置を示す構成図である。
図示の操作インタフェース装置は、操作検知部1、操作領域生成部2、系統図変形部3、制御知識4、操作支援部5、操作履歴6、操作履歴提示部7を備えている。操作履歴6は、直前までに行った操作の履歴を示す情報であり、図示省略した記憶部に格納されている。操作履歴提示部7は、操作履歴6に基づいて、操作ボタン上の領域または操作ボタンの近傍に、操作ボタンがどの設備(要素)に対する操作であるかを示す情報や操作履歴の情報を表示させる処理部である。
次に、実施の形態4の操作インタフェース装置の動作について説明する。ここでは、実施の形態3における図9と図12のフローチャートを用いて説明する。図9のステップST7において「切」ボタンを表示した場合、操作履歴提示部7は操作履歴6に基づいて、操作対象設備名称を表示する(ステップST8)。図14は、操作対象設備名称の表示を示す説明図である。操作領域200aに示すように、記号4の設備101が押下された場合、「切」ボタンの上部に「4の操作」と表示される(領域105参照)。即ち、操作履歴6には記号4の設備101が押下されたことが操作履歴として登録されており、この情報に基づいて「4の操作」が表示される。図14は、一連の操作におけるそれぞれの設備101が押下される度に「入」又は「切」ボタンが表示される例を示しており、操作領域200b,200cに示すように、それぞれの操作対象設備名称が、領域105内の「切」ボタンの上部に表示される。即ち、操作すべきボタンの近くに「何の操作」であるかを示す情報が表示される。なお、操作対象設備名称を操作ボタン上に表示するようにしてもよい。
また、図15は、操作ボタン上にそれまでの操作履歴を表示する例である。図15は「切」ボタンの押下後の操作領域200dの状態であり、「実行」ボタン106上に「4→切」といった直前までの操作履歴が表示されている。これは、図9のフローチャートにおいて、ステップST11の処理に対応するものである。
また、図12のフローチャートに示した表示方法の場合、ステップST21において、操作履歴提示部7は操作履歴6に基づいて「切」ボタンの上部に「4・3・5」の操作対象設備名称を表示する。また、ステップST24において、「実行」ボタン106上に、「4・3・5→切」を表示する。なお、この場合も操作履歴を操作ボタン上に表示するのではなく、操作ボタン近傍に表示するようにしてもよい。
さらに、操作履歴情報の他に、操作に関連する参照情報を操作ボタン上の領域または操作ボタンの近傍に表示するようにしてもよい。
以上説明したように、実施の形態4の操作インタフェース装置によれば、操作履歴を記憶した情報である操作履歴情報を用い、操作ボタン上の領域または操作ボタンの近傍に、操作ボタンがどの要素に対する操作であるかを示す情報を表示させる操作履歴提示部を備えたので、何の操作であるかが一目で確認でき、操作性の向上を図ることができる。
また、実施の形態4の操作インタフェース装置によれば、操作履歴を記憶した情報である操作履歴情報を用い、操作ボタン上の領域または操作ボタンの近傍に、操作履歴の情報を表示させる操作履歴提示部を備えたので、常に前操作の内容を確認しながら次の操作を行うことができるため、操作間違いを未然に防ぎ、ヒューマンエラーの抑制を図ることができる。
なお、上記各実施の形態では、操作インタフェース装置が対象とする系統図100として電力系統図の場合を説明したが、これに限定されるものではなく、操作対象となる要素が系統線で接続され、かつ、それぞれの要素が系統線を介して特定の関係を有することを示す系統図であれば同様に適用可能である。例えば、図16はこのような適用例としてビル空調制御系統図を示しており、操作対象となる要素としての複数の空調機700が、系統線としての既設配管701と既設配線702とを介して室外ユニット703に接続されている状態が示されている。このような系統図に対しても、例えば、各空調機700のオン/オフ制御や温度設定といった操作に適用が可能である。また、これ以外にも、例えば、ビルの配電状態を監視制御する系統図や高速道路の広域監視制御を行うための系統図、鉄道路線の監視制御のための系統図、オフィスのLAN設備を示す系統図といった各種の系統図に対して適用が可能である。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 操作検知部、2 操作領域生成部、3 系統図変形部、4 制御知識、5 操作支援部、6 操作履歴、7 操作履歴提示部、100 系統図、101,101a,101b,101c 設備、102 系統線、103 カーソル、104 設備選択ボタン、105 領域、106 実行ボタン、200,200a,200b,200c,200d 操作領域。

Claims (9)

  1. 操作対象となる要素が系統線で接続され、かつ、それぞれの要素が前記系統線を介して特定の関係を有することを示す系統図を対象とし、前記いずれかの要素が選択された場合、当該選択を検知する操作検知部と、
    前記操作検知部が前記いずれかの要素の選択を検知した場合、前記系統図における当該要素の位置の背後または半透明の状態で前面に、操作ボタンを含む操作領域を表示する操作領域生成部と
    特定の要素に関する操作の順番または複数の要素間における一連の操作の順番を記憶した情報である制御知識を用い、前記操作の順番に対応した操作ボタンを活性化させる操作支援部とを備えたことを特徴とする操作インタフェース装置。
  2. 前記操作ボタンを表示する場合、前記系統図を変形し、前記操作ボタンの大きさを拡大すると共に、前記操作ボタンと周辺の要素または系統線との間隔を拡大する系統図変形部を備えたことを特徴とする請求項1記載の操作インタフェース装置。
  3. 表示の変形は選択された要素を中心として行うことを特徴とする請求項2記載の操作インタフェース装置。
  4. 表示の変形は、縦方向または横方向のいずれか一方の方向の変形を最初に行い、次に他方の方向の変形を行うか、または、縦と横同時か、縦だけか、横だけかの変形を行うことを特徴とする請求項3記載の操作インタフェース装置。
  5. 複数の要素の間隔または複数の系統線の間隔を変形する場合、当該変形する要素または系統線の表示状態を保持しながら前記要素または系統線を移動させることを特徴とする請求項4記載の操作インタフェース装置。
  6. 拡張領域以外の要素の間隔及び系統線の間隔のうち少なくとも一方を縮小し、変形前の要素と系統線の情報を保持した状態で変形することを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載の操作インタフェース装置。
  7. 前記操作支援部は、選択された要素が前記制御知識に記憶された一連の操作を行う複数の要素の中に含まれていた場合、当該一連の操作を行う複数の要素を前記操作領域中に表示させることを特徴とする請求項記載の操作インタフェース装置。
  8. 操作履歴を記憶した情報である操作履歴情報を用い、前記操作ボタン上の領域または前記操作ボタンの近傍に、前記操作ボタンがどの要素に対する操作であるかを示す情報を表示させる操作履歴提示部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の操作インタフェース装置。
  9. 操作履歴を記憶した情報である操作履歴情報を用い、前記操作ボタン上の領域または前記操作ボタンの近傍に、前記操作履歴の情報を表示させる操作履歴提示部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の操作インタフェース装置。
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