JP5866748B2 - コンテナの段ばらし装置 - Google Patents

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Description

段積みしたコンテナ層からコンテナを一個毎繰出すコンテナの段ばらし装置に関する。
段積したコンテナから一個毎繰出す段ばらし装置の技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平9ー48524号公報(第1頁、図1)。
選果場には、柿収容のコンテナや、桃収容のコンテナのように、高さサイズの異なるコンテナが用意されていたり、運び込まれてくることが多く、段ばらし装置は、いずれのサイズのコンテナをも一様に段ばらし処理できることが、施設の共用化上望ましい。しかしながら、一定の伸縮長さの昇降シリンダを用いて、異なる高さサイズのコンテナの段ばらしを行う場合は、昇降シリンダの伸縮長さは、いずれのサイズのコンテナにも適合するように設定するものとすれば、伸縮制御域が大きくなって、制御も煩雑化し、作業処理制御時間が長くなることがある。
請求項1に記載の発明は、
下端部にコンテナ(KL,KH)を支持する支持具(1)を有して昇降する昇降シリンダ(2)を伸縮長さの長いロングシリンダ(2L)と、この一端に連結して伸縮長さの短かいショートシリンダ(2S)によって構成し、
支持具(1)をコンベア(4)の上面に段積みされているコンテナ(KL,KH)の下側の所定の段のコンテナを支持する高さ位置に合わせ、支持具(1)で前記所定の段のコンテナ(KL,KH)を支持し、
前記ロングシリンダ(2A)及びショートシリンダ(2S)の短縮上昇によって、支持具(1)により支持したコンテナ(KL,KH)を上昇させ、コンベア(4)の上面に載置するコンテナ(KL,KH)から浮上させた状態でコンベア(4)の上面に残るコンテナ(KL,KH)を次工程へ搬送し、
次いで、支持具(1)で支持したコンテナ(KL、KH)を下降させ、コンベア(4)の上面に載置し、支持具(1)によるコンテナ(KL、KH)の支持を開放する構成とし、
ショートシリンダ(2S)の短縮上昇又は伸長下降により、高さの異なるコンテナ(KL,KH)の支持位置を切り替え可能に構成することを特徴とするコンテナの段ばらし装置とする。
本発明は、ショートシリンダ2Sを短縮させることにより、支持具1が異なる高さのコンテナKL,KHのそれぞれの支持位置に昇降制御されることにより、高H、低L差のある各高さサイズのコンテナKH、KLに対応した昇降に設定することができて、段ばらし
作用を簡単、容易に行わせ、段ばらし装置の共用化を図ることができる。
段ばらし装置の側面図。 その正面図。 その平面図。 支持具の側面図と、その平面図。 使用コンテナの側面図。 段ばらし制御のブロック図。 支持具部の別例を示す側面図。 コンテナ、及びダンボールケース搬送ラインの配置平面図。 その段ボールケース搬送ライン部の側面図。 その果実選別供給ライン部の作動状態を示す側面図。 その一部の斜視図。
図面に基づいて、この段積みコンテナの段ばらし装置の一例、及びその操作、作用を説明する。段積みコンテナを段ばらし装置へ搬送するコンベア4を設けるコンベアフレーム13の終端部に、段ばらし位置9を設定して、この上方部を囲うようにコンテナKの昇降部を形成するタワーフレーム14を構成し、このタワーフレーム14の搬送方向Fの前側中央部に、上下方向へ伸縮して昇降する昇降シリンダ2を設けて、この昇降シリンダ2の下端部にコンテナKを挾持して支持する支持具1を取り付ける。この段ばらし位置9の左右両側上部、及び前側上部には、昇降するコンテナK層の側面を昇降案内するガイドレール16、17を配置する。前記支持具1は、昇降シリンダ2によって昇降される昇降ブラケット15に取り付けられ、コンテナKの左右両側面を押圧挟持してこの挟持位置以上のコンテナK層を支持することができる。この支持具1は、下側の下部支持具1Aと、この上側の上部支持具1Bとからなり、上下適宜の間隔を有して配置した上下二段の形態として、段積み状態のコンテナK層の相重合する上下の各コンテナK側面に対向して、挟持支持するように配置しているが、これを下部支持具1Aによる単一の形態とすることもよい。
前記昇降シリンダ2は、伸縮ストロークの長いロングシリンダ2Lと、伸縮ストロークの短いショートストローク2Sとを連結して、一体構成としたものである。ロングシリンダ2Lは、下方へ出没伸縮するスピンドル20を有して、このスピンドル20の下端部を、左右一対の支持具1を配置した昇降ブラケット15に連結する。又、このロングシリンダ2Lの上端に連結のショートシリンダ2Sは、短いスピンドル21を上方へ出没伸縮させるように設けて、このスピンドル21の上端をタワーフレーム14の上部フレームに連結する。このようにして、上側のショートシリンダ2Sのスピンドル21を伸縮することによって、ロングシリンダ2Lを昇降して、このロングシリンダ2Lのスピンドル20の伸縮域(ストローク)位置を、前記コンテナKの高さサイズによる昇降域位置に一致させるものである。
前記昇降ブラケット15に装着される支持具1は、コンテナの側面に押当て挾持する板状部材からなり略コンテナ幅と同幅に形成している。この支持具1によるコンテナKの挾持は、コンテナKの外周面の形態によって異にするが、コンテナの上端部に把手部8を突出して把持リブ形態に形成している場合は、この把手部8の下縁を受けて支持するように構成し、コンテナの外側面が単に上開きの傾斜面に形成されているテーパー面形態では、左右の挾持間隔、乃至挾持圧によって挾持支持することができる。又、把持部8が、コンテナの側面上部に単なる穴明き形態に形成されえる場合にあっては、挾持具1の一部がこの穴明き把手部8に嵌合するようにして、コンテナKを支持するように構成することができる。この支持具1は、左右水平方向へ短く伸縮する支持シリンダ3を有して、この伸出によって支持具1をコンテナKの側面に押し付けて挟持することができる。下部支持具1Aは支持シリンダ3Aを有し、上部支持具1Bは支持シリンダ3Bを有する。
又、前記上部支持具1Bを使用する場合は、コンテナKの把持部8の高さ間隔A,Bに合わせて配置することが好ましく、前記柿用コンテナKHの場合は、下部支持具1Aに対して上部支持具1Bの高さ間隔B=300mmだけ高い位置に設けられる。このため、この下部支持具1Aと上部支持具1Bとの両方を使用する場合には、これらの間の間隔は、昇降ブラケット15に対する取付位置を上下に変更調節できるように構成することができる。
段ばらし制御のブロック図は、コントローラ10の入力側に、コンテナの搬送位置を検出するコンテナ搬送センサ22や、コンテナK層の昇降位置を検出する昇降センサ23、前記支持具1による挟持支持状態を検出する支持センサ24、及び、供給されるコンテナKの高さサイズを検出するコンテナサイズセンサ25、乃至、コンテナサイズに対応した制御モードに切替えて設定する制御モード設定スイッチ26等を配置して、前記コンベア4の駆動、停止や、支持具1の挟持、開放、この支持具1に支持するコンテナK層の昇降、及び、このコンベア4上面に置かれたコンテナKの送出制御等の各作動を行わせる。
又、コントローラ10の出力側には、前記コンベア4を駆動するコンベアモータ27や、このコンベア4の搬送面にストッパー19を出没させるストッパソレノイド28、前記ロングシリンダ2Aや、ショートシリンダ2Bのエアー回路を切替えて伸縮昇降させる昇降弁30、29、及び、前記支持具1の支持シリンダ3A,3Bのエアー回路を切替えて伸縮させて、コンテナKを挟持支持する支持弁31、32等を配置する。
例えば、柿収容用のコンテナKHの場合は、高さサイズが高く、支持具1によるコンテナリブ(把持部)8の支持位置も高位になる形態では、昇降シリンダ2の昇降伸縮量は長くなるのに対して、桃収容用のコンテナKLの場合は、高さサイズが低く、支持具1によるコンテナリブ8の支持位置も低位になる形態では、昇降伸縮量を短くするように設定できる。このため、高サイズのコンテナKHの段ばらしを行うときは、ショートシリンダ2Sと、ロングシリンダ2Lとの両シリンダによる伸縮量を一杯に使い、又、低サイズのコンテナKLの段ばらしを行うときは、ショートシリンダ2Bを伸長量を規制したり、又は縮小させた状態として、ロングシリンダ2Lのみの伸縮量域内で、この昇降シリンダ2による段積コンテナKの昇降制御を行わせることができる。
コンベア4上に、低いコンテナKLを段積みしたコンテナ層と、この作業の後に、高いコンテナKHを段積みしたコンテナ層を搭載して供給する場合について説明する。そして、高いコンテナKHの段ばらしを行う場合は単一段毎のコンテナ単位に繰出し、低いコンテナKLの段ばらしを行う場合は上下二段毎のコンテナ単位に繰り出すように設定している。そこで、段ばらし装置5の段ばらし位置9へ搬入されたコンベア4面上の段積コンテナKが低いコンテナKLである場合は、ショートシリンダ2Sを短縮上昇させておく。コンベア4の駆動によってこのコンテナKL層が段ばらし位置に搬入されて停止されると、昇降シリンダ2の下端部の支持具1によって下から三段目のコンテナKLを挾持支持し、下から四段目のコンテナKLを上側の支持具11によって挟持支持する。これら各支持具1、11によって挟持支持されたコンテナKL層は、このロングシリンダ2Lの短縮上昇によって一定の高さに上昇すると共に、コンベア4面上には最下段とこの上側に重合する二段目のコンテナKLとを残す。そして、この支持具1、11等によって支持上昇されるコンテナ層KLの最下端部が、コンベア4上面に残されたコンテナKLの上端面から適宜の間隔位置に離間すると、コンベア4が駆動して、コンベア4上面に残した最下段と二段目のコンテナKLがコンベア4の繰出駆動によって段ばらし位置から前側へ繰り出される。
このコンベア4上のコンテナKLが繰り出されると、コンテナ層を支持した支持具1、11がロングシリンダの伸長下降によって、このコンテナKL層の底部を段ばらし位置のコンテナ4面に載置すると共に、これら各支持具1、11の挟持を開放して、このコンベア4上面のコンテナ層の三段目と、四段目とのコンテナKLを挟持支持して持ち替える。このようにして、支持具1、11によって持替えたコンテナKLをロングシリンダ2Lの短縮上昇して、コンベア4上面のコンテナKL上面から浮上させた状態で、このコンベア4の駆動によって段ばらし位置のコンテナKLを前方へ繰り出すものである。
このような作用を繰返し行って、支持具11で保持されている段積みコンテナ層からコンテナ二個宛て毎コンベア上に順次繰出し、段ばらしを行うものである。コンベア4によって繰り出した二段毎のコンテナKLは、コンテナKLの高さサイズが低く、かつ果実収容量が少なく軽量であるため、作業者が直接手作業によって各単一コンテナ毎に簡単、容易に段ばらしすることができる。
このようにして、低いコンテナKLの段ばらし作用が完了すると、次には、高いサイズのコンテナKHのコンテナ層が段ばらし位置9に搬入されるため、ショートシリンダ2Sを適宜長さに上昇短縮させておき、この状態でロングシリンダ2Lの伸縮により前記と同様の昇降作動を制御して、単一段毎のコンテナKHの段ばらしを行うものである。
前記段ばらし装置5に使用するコンテナKの一例を図5に基づいて説明すると、桃用コンテナKLの高さを130mm、把持部8に位置高さを70mmとし、柿用コンテナKHの高さを300mm、把持部8の位置高さを185mmとして、高さサイズの異なる毎のコンテナKが段積み状態で供給されるものとする。この場合、桃用コンテナKLの二段高さにおける上下把持部8の高さ間隔L=260(=2段×130)mmであり、柿用コンテナKHの一段高さにおける把持部8の高さ間隔H=300mmであるものとする。そこで、ロングシリンダ2LのストロークH=300mm、ショートシリンダ2SのストロークL=75mmとすると、柿用コンテナKHではロングシリンダ2LのストロークH=300mmで使用することができ、桃用コンテナKLではショートシリンダ2Sを短縮上昇させて、ロングシリンダ2LのストロークH=225(300−75)mmとして、短くして使用することができる。
この各作用行程(1)〜(9)について説明する。
(1):コンテナKL、又はKHの高さサイズに適応するようにショートシリンダ2Sの伸縮長さを設定する。このコンテナKLの高さが低いサイズであるときは、ショートシリンダ2Sを適宜寸法短縮上昇させるように、コントローラ10の設定スイッチ26を操作、乃至調節して行う。又、コンベア4によって搬送供給されるコンテナKのサイズをコンテナサイズセンサ25による検出によって、自動的に昇降シリンダ2の伸縮制御モードを切り替えてショートシリンダ2Sの伸出量を選定して出力する形態とすることもできる。
(2):段積みコンテナKを載せたコンベア4を駆動して段ばらし位置9に搬入させる。段ばらし位置9に段積みコンテナKが無いときは、コンテナ搬送センサ22の検出によって、コンベア4が駆動されて、この段ばらし位置にコンテナK層が送り込まれて、ストッパー19の突出によって定位置に停止される。
(3):先ず、ロングシリンダ2Aの伸長下降によって支持具1が段ばらし位置9に下降して、このコンベア4上面のコンテナK層の下から三段目のコンテナKを挾持する。段ばらし位置9にコンテナKが無いときは、ロングシリンダ2Lの伸長下降によって、支持具1が下降位置にあって、この段ばらし位置9へ送り込まれたコンテナK層の左右両側面に、支持シリンダ3を伸長させて左右の支持具1によって挟持して支持する状態となる。このとき、コンテナが低いサイズのコンテナKLであり、かつ二段単位で段ばらしをしていく場合には、下側の支持具1Aは、コンベア4面上の三段目のコンテナKLの側面を挟持する。又、上側の支持具1Bはさらにこの上側の四段目のコンテナKLの側面を挟持する。
(4):ロングシリンダ2Aの短縮上昇によって支持具1で挾持したコンテナKL層を若干高さ上昇させる。
(5):このコンテナKL層の上昇によって、コンベア4上面に残されたコンテナKLが、このコンベア4の駆動によって前側へ繰り出される。段ばらし位置9のコンテナKL層の内の三段目以上のコンテナKLが、支持具1によって上昇されて、二段目のコンテナKL上面から浮上されると、これによって前記ストッパー19が退出して、コンベア4の駆動によって、この段ばらし位置9におけるコンテナKLが送り出されると共に、後続の待機コンテナK層がこの段ばらし位置9へ入れ替り供給される。
又、このとき支持具1が上下二段の下部支持具1Aと上部支持具1Bとで構成する形態にあっては、下部支持具1Aにより支持されて上昇されるコンテナKL層は、この上側二段目のコンテナKLが、上部支持具1Bによって挾持支持されている。この形態では、前記上部支持具1Bは必ずしも構成する必要は無く、省略することもできる。
(6):前記短縮上昇したロングシリンダ2Lが、支持具1によってコンテナKLを挾持したままの状態で伸長下降して、この下降したコンテナKLをコンベア4の上面に載置して、この支持具1の挾持を開放する。
(7):このコンベア4上面のコンテナKL層は、支持具1による持ち替えが行われて、前記と同様にしてコンベア4上面におかれたコンテナKL層の三段目のコンテナKLと、この上側の四段目のコンテナKLとが支持具1によって挟持される。
そして、前記(4)の行程の作動を繰り返すと共に、このコンベア4の駆動によって段ばらし位置9のコンテナKLを繰出搬送される。
(8):以上のような作用を繰り返して、低いサイズの段積みコンテナKLが全て繰り出されると、次に高いサイズの段積みコンテナKH層がコンベア4の段ばらし位置9へ繰り出されたとき、このコンテナKHを一段単位で段ばらしする場合は、コンテナサイズセンサ25による検出によって、又は、設定スイッチ26による切り替え設定等によって、段ばらし制御モードをコンテナ規格にに適合させる。
(9):ここで、この段ばらし位置9に供給される高いサイズのコンテナKHに対応して、ショートシリンダ2Sを短縮上昇させた状態にして、ロングシリンダ2Lの伸縮制御によって、前記同様にして、コンテナKHを一段毎の繰出、段ばらし作用が行われる。
前記支持具1は、図4のように、下部支持具1A,及び上部支持具1B共に、コンテナKの側面幅と略同幅域の広幅の支持プレート33を有して、重量の大きいコンテナKをも安定的に支持する。又、この支持プレート33はゴム材のような弾性材で形成することもできる。又、この支持プレート33の左右両端部は、前記昇降ブラケット15に固定のガイドボス34に対して摺動自在に案内支持させたガイドスピンドル35を有して、この支持プレート33幅の中央部を前記支持シリンダ3に連結して、この支持シリンダ3の伸縮によって支持プレート33が正確に円滑に出没できるように構成している。
又、図7に基づいて、前記支持具1は、支持シリンダ3で出没作動させて、異なるコンテナKの幅や、規格、乃至形態等に対応して幅広く共用化できるものであるが、この支持具1の支持プレート33の先端部にリミットスイッチ等からなる支持センサー36を設けて、この支持センサー36によって支持プレート33がコンテナKを挟持支持したことを検出すると、前記電磁支持弁31、32を中立位置(支持シリンダ3が伸縮作動が停止状態に維持される)に作動するように構成している。
他の使用形態について以下記載する。
コンテナKを多段に重合させた段積コンテナ層を一定の高さ位置に昇降させながら、この段積コンテナKの下層部から単一コンテナ毎に、乃至二段コンテナ毎に分離しながら下方のコンベア4上に載置して段ばらしする。このコンベア4上に昇降させるコンテナKの昇降高さ間隔は、コンテナKの高さサイズ等に応じて異なるため、高いコンテナでは、ショートシリンダ2Sを縮小上昇させて、ロングシリンダ2Lのストロークを一杯に作動させるように使用して昇降させ、低いコンテナでは、ショートシリンダ2Sを伸長させて、ロングシリンダ2Lのストロークを一部作動領域に縮小させるように使用して昇降することができる。
又は、他の使用形態にあっては、高いコンテナでは、前記ショートシリンダ2Sと、ロングシリンダ2Lとの両方を伸縮させて昇降するように設定し、低いコンテナでは、このショートシリンダ2Sを短縮させて、ロングシリンダ2Lの伸縮によって昇降するように設定することができる。
図8、図9に基づいて、選果場の選別(装置)ライン40で選別された選別果実は、各選別位置41である果実取出口においてダンボールケースによって受けて収容するが、この収容するダンボールケースを、同じ選別ライン40上にありながら、選別ライン40の前部位置Fと、後部位置Rとで異にすることがある。このため、異なる種類のダンボールケースC,Dを製函する製函機37、38を、選別ライン40の後方に設けて、各供給ライン42、43の始端部には、ダンボールケースCを製函する製函機37を設けて供給するように構成し、このうち一方の供給ライン43の始端部には、ダンボールケースDを製函する製函機38をも設けて供給するように構成している。そして、これらの異なるダンボールケースC,Dを、各選別位置41に配送するためのダンボールケース供給コンベアライン42、43を、選別ライン40の前側と、後側とから各別に搬送f,rして供給するように構成して、一ラインで異なる二種類のダンボールケースC,Dを供給しながら所定選別の果実を収容するものである。そして、この各ダンボールケースC,Dを前後方向から搬送f,rして供給する各供給ライン42、43の合流部には、前後仕切位置を移動調節できる仕切板44を設け、各ダンボールケースC,Dの停止位置を前後に移動選択することができる。この仕切板44位置を移動させるコンベアライン42、43の終端部領域は、単なる回転自在のローラを配置して上面に受けたダンボールケースC,Dを移動させるローラコンベア45の形態としている。
この果実選別装置では、左右三連の選別ライン40に配置されて、前記コンテナK層を搬送するコンテナ供給ライン46、及び前記段ばらし装置5を有する段ばらしコンベア4、選別供給ライン47、手選別ライン48、及び選別カメラ49等を配置して、これら各選別ライン40の前端部に果実を搬送供給するように構成している。そして、この選別ライン40の前端部に供給された果実は、手選別ライン48の終端部で選別カメラ49による選別計測を受けて、この計測に基づいて、選別ライン40を後方へ搬送されながら所定の規格に選別されて、各選別位置41へ取り出される。この選別位置41には、前記ダンボールケースが、この供給ライン42、43によって搬送供給されるため、この選別位置41に対向する供給ライン42、43から所定のダンボールケースを取出しながら選別位置41に置いて、この該当する選別果実を収容させるものである。
図10、図11に基づいて、前記選別ライン40に果実を供給するための手選別ライン48の終端部に、選別ライン40の各選別皿に果実を一個宛て載せるための供給ベルト50と、排出ベルト51とを設け、この供給ベルト50には、柔らかいゴム材等で形成される突起52を形成し、排出ベルト51には排出ラグ53を設ける。そして、これら前後の突起52と排出ラグ53との間に果実Wを載せて前後から挟むようにして繰出搬送して、選別ライン40の各選別皿に果実一個宛て載せるものである。このとき、これら突起52は供給ベルト50の終端部で下側の折返行程へ退避回転するため、果実繰出の抵抗にはならないようにして、安定した供給を行わせることができる。
1 支持具
2 昇降シリンダ
2L ロングシリンダ
2S ショートシリンダ
3 支持シリンダ
4 コンベア
5 段ばらし装置
K コンテナ
KL 低いサイズのコンテナ
KH 高いサイズのコンテナ

Claims (1)

  1. 下端部にコンテナ(KL,KH)を支持する支持具(1)を有して昇降する昇降シリンダ(2)を伸縮長さの長いロングシリンダ(2L)と、この一端に連結して伸縮長さの短かいショートシリンダ(2S)によって構成し、
    支持具(1)をコンベア(4)の上面に段積みされているコンテナ(KL,KH)の下側の所定の段のコンテナを支持する高さ位置に合わせ、支持具(1)で前記所定の段のコンテナ(KL,KH)を支持し、
    前記ロングシリンダ(2A)及びショートシリンダ(2S)の短縮上昇によって、支持具(1)により支持したコンテナ(KL,KH)を上昇させ、コンベア(4)の上面に載置するコンテナ(KL,KH)から浮上させた状態でコンベア(4)の上面に残るコンテナ(KL,KH)を次工程へ搬送し、
    次いで、支持具(1)で支持したコンテナ(KL、KH)を下降させ、コンベア(4)の上面に載置し、支持具(1)によるコンテナ(KL、KH)の支持を開放する構成とし、
    ショートシリンダ(2S)の短縮上昇又は伸長下降により、高さの異なるコンテナ(KL,KH)の支持位置を切り替え可能に構成することを特徴とするコンテナの段ばらし装置。
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