JP5866324B2 - 中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法 - Google Patents

中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、車両におけるサイレンサの外筒部等の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法に関する。
ハイドロフォーム成形方法は、従来から種々の部品の成形に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示の方法では、互いに重ね合わされて外周縁部を接合された接合板材を、それぞれに凹空間が形成され、この凹空間の開放側を互いに対向させて配置された一対の雌型の間に配置する。そして、接合板材の所定部位で開放された流入口から接合板材の間に、例えば水等の流体を流入させ、この流体の流体圧力によって接合板材を押し広げる。これにより、接合板材から凹空間に対応した形状の中空状構造部品が成形される。
特許第3654210号公報
特許文献1に係る方法では、接合板材の外周側の部位であって、一対の雌型の凹空間の外周縁部の間に配置される部位(以下、ブランク部と呼ぶ。)を、一対の雌型の凹空間の外周縁部間で押圧して固定している。
しかしながら、このようにブランク部を押圧した場合には、接合板材が雌型の凹空間に流体圧力によって引き込まれる際に接合板材に生じる引っ張り力が雌型の凹空間の形状に応じて変化することにより、接合板材において局部的に過大な引っ張り力が発生する場合があり、中空状構造部品の板厚が不均一となってしまう場合がある。
そこで、本発明は、板厚が均一な中空状構造部品を好適に成形することができる中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、互いに重ね合わされて外周縁部を接合されたステンレス材からなる接合板材(12)を、それぞれに凹空間(10A,11A)が形成され、該凹空間(10A,11A)の開放側を互いに対向させて配置された一対の雌型(10,11)の間に配置し、前記接合板材(12)の間に流体圧力を供給して前記接合板材(12)を押し広げることで、前記凹空間(10A,11A)に対応した形状の中空状構造部品を成形する中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法において、
流体圧力により押し広げられることで前記凹空間(10A,11A)に沿った形状に形成される前記接合板材(12)のうちの主膨張部(12X)を、前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の内側に形成される内部空間(S)内に配置するとともに、前記接合板材(12)のうちの前記主膨張部(12X)の外周側に位置するブランク部(12Y)を、前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に配置し、
前記内部空間(S)において内周長が一定であって最長に延びる最長定常部(S3)から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を最も大きく設定し、前記最長定常部(S3)よりも短い部位(S1,S2,S4,S5)から前記凹空間(10A、11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法は、前記最長定常部(S3)よりも短い部位(S1,S2,S4,S5)の長さが前記最長定常部(S3)よりも短くなるに従い前記最長定常部(S3)から延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法よりも漸次小さくなるように設定し、
前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間のクリアランス(C)を、前記ブランク部(12Y)の厚み(t1)よりも大きく設定し、中空状構造部品を成形することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記接合板材(12)と前記雌型(10,11)との間の摩擦力に応じて増減して設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、一の前記凹空間(10A,11A)の内周長よりも、前記接合板材(12)の幅寸法を大きく設定し、前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、成形後に、その端部が前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に残存する寸法に設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記内部空間(S)に、前記最長定常部(S3)を含む複数の定常部(S1,S2,S4,S5)が形成され、前記定常部(S1,S2,S3,S4,S5)のうちの一の定常部(S2)が、隣接する他の定常部(S3)に対して屈曲して連なるように形成された前記雌型(10,11)を用い、
前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)との間の屈曲点(P1)及びその近傍から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いもの側が大きくなるように設定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とに跨る前記ブランク部(12Y)における幅寸法を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いもの側から短いもの側に向けて漸減するように設定し、
前記ブランク部(12Y)が漸減を開始する幅寸法変化開始点(P2)を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いものの前記ブランク部(12Y)の幅寸法を変化させない場合の前記ブランク部(12Y)の外形線(L1)と、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの短いものの縁部の延長線(L2)と、の交点(P3)近傍に設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記内部空間(S)に、前記最長定常部(S3)を含む複数の定常部(S1,S2,S4,S5)が形成され、前記定常部(S1,S2,S3,S4,S5)のうちの一の定常部(S4)に、隣接する他の定常部(S5)が湾曲して延びるように形成された前記雌型(10,11)を用い、
前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)との変曲点(P4)及びその近傍から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいもの側が大きくなるように設定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とに跨る前記ブランク部(12Y)における幅寸法を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいもの側から小さいもの側に向けて漸減するように設定し、
前記ブランク部(12Y)が漸減を開始する幅寸法変化開始点(P5)を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいものの前記ブランク部(12Y)の幅寸法を変化させない場合の前記ブランク部(12Y)の外形線(L3)と、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の小さいものの該曲率半径の曲率円(L4)と、の交点(P6)近傍に設定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、接合板材が雌型の凹空間に流体圧力によって引き込まれる際にブランク部が外周縁部との間で摺接することにより生じる摩擦力が小さいブランク部の幅寸法を大きくし、摩擦力が大きくなるブランク部の幅寸法を小さくし、かつブランク部を雌型で押圧せずに、接合板材間に流体圧力を供給することで、スムーズに接合板材が雌型の凹空間内に供給されるとともに、接合板材に局部的に引っ張り力が大きく働くのが抑制されるため、板厚が均一な中空状構造部品を好適に成形することができる。
詳しくは、ブランク部が固定されないことにより、接合部材における最長定常部で変形される部位は、成形前後で板厚の変化がなく或いは略変化がなく、その他の最長定常部よりも短い部位は、典型的には、最長部定常部から屈曲したり、湾曲したり、縮径したりして最長定常部よりも短じかくなる部位であるが、このような短い部位によって変形される接合部材の部位は、ブランク部が小さくされて摩擦力が抑制されるため、成形前後での板厚の変化が抑制される。これにより、本発明の方法では、板厚が均一な中空状構造部品を好適に成形することができる。
請求項2に記載の発明では、成形後のブランク部の幅を均一に揃えやすくなり、成形後の調整加工を低減できる。
請求項3に記載の発明では、成形後に、接合板材の溶接部が展開するのを抑制でき、溶接部に過大な応力がかからず、中空状構造部品に意図しない変形が発生するのを抑制できる。
請求項4に記載の発明では、定常部が長い方ものの方が引き込みの際の摩擦力が小さくなるため、摩擦力に応じて屈曲点及びその近傍から延びるブランク部の長さを増減させることで、接合板材を確実にスムーズに雌型の凹空間内に供給できるため、接合板材に引っ張り力が大きく働くのを効果的に抑制できる。
請求項5に記載の発明では、接合板材を確実にスムーズに雌型の凹空間内に供給できるため、接合板材に引っ張り力が大きく働くのを効果的に抑制できる。
請求項6に記載の発明では、曲率半径が大きいものの方が引き込みの際の摩擦力が小さくなるため、摩擦力に応じて変曲点及びその近傍から延びるブランク部の長さを増減させることで、接合板材を確実にスムーズに雌型の凹空間内に供給できるため、接合板材に引っ張り力が大きく働くのを効果的に抑制できる。
請求項7に記載の発明では、接合板材を確実にスムーズに雌型の凹空間内に供給できるため、接合板材に引っ張り力が大きく働くのを効果的に抑制できる。
本発明に係るハイドロフォーム成形方法により成形される中空状構造部品の一例であるサイレンサの外筒部を示した図である。 本発明に係るハイドロフォーム成形方法で用いる、上側雌型及び下側雌型と、サイレンサの外筒部の形成材料である接合板材と、を示した図である。 下側雌型に接合板材が設置された状態の下側雌型及び接合板材の上面図である。 成形前の、上側雌型及び下側雌型と接合板材の縦断面図である。 図3の拡大図であって、上側雌型及び下側雌型によって形成される内部空間における最長定常部の一端部側の拡大図である。 図3の拡大図であって、上側雌型及び下側雌型によって形成される内部空間における最長定常部の他端部側の拡大図である。 成形後の、上側雌型及び下側雌型と膨張した接合板材(外筒部)の縦断面図である。 接合板材の端部におけるブランク部の幅寸法設定を説明する図であり、(A)は、上側雌型及び下側雌型によって形成される内部空間の後端部の上面模式図であり、(B)は、図8(A)の8−8線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法ついて図面を用いて説明する。
(中空状構造部品)
図1は、本発明に係る方法により成形される中空状構造部品の一例であるサイレンサの外筒部Mを示している。外筒部Mは金属材料から形成された中空筒状体であり、一端部が図示しない排気管との接続のために開放され、他端部が閉塞されている。
以下では、便宜上、外筒部Mの向きとして、外筒部Mの開放する一端部側を前方とし、他端部側を後方として説明する。また、図1及び以下の説明に用いる図には、便宜上、外筒部Mの向きを示す「前」及び「後」を記載している場合がある。
なお、実施形態で説明する前後等の向きは、実施形態の説明の便宜のために規定するものであり、必ずしも実際の外筒部Mや後述する雌型の向きを示すわけではなく、実施形態における向きは本発明を限定するものではない。
外筒部Mは、前側に開放する断面円形の第1筒部1と、第1筒部1の後端部から後方に延びるに従い拡径する断面円形の第2筒部2と、第2筒部2の後端部から後方に延びる断面円形の第3筒部3と、第3筒部3の後端部から後方に延びるに従い縮径する断面円形の第4筒部4と、第4筒部4の後端部から後方に延び、後方に向けて凸となるドーム状(球殻状)の第5筒部5と、を一体に有している。
第1筒部1及び第3筒部3は、それぞれの中心軸線を前後方向に沿わせた円筒状に形成されている。第2筒部2は、偏心円錐台状に形成されており、前後方向に直交する方向で切断した場合の断面が円形であり、断面円形の各中心点を結んだ中心軸線が、前後方向に傾斜して交差する形状に形成されている。
また、第4筒部4は円錐台状に形成されるが、その中心軸線は前後方向に沿う形状に形成されており、また、第5筒部5は、前後方向に沿って後方に突出する形状に形成されている。
なお、以下では、本実施形態でいう前後方向に直交する方向で切断した場合の断面を、縦断面と呼ぶものとする。
(ハイドロフォーム成形)
本実施形態に係るハイドロフォーム成形方法では、図2に示す上側雌型10、下側雌型11、及び形成材料となる接合板材12を用い、上記した外筒部Mを成形する。
上側雌型10には、外筒部Mの上側半分の形状に沿う縦断面で円弧状の凹空間10Aが前後方向に長手方向を沿わせて形成され、下側雌型11には、外筒部Mの下側半分の形状に沿う縦断面で円弧状の凹空間11Aが前後方向に長手方向を沿わせて形成されている。
上側雌型10及び下側雌型11は、凹空間10A,11Aの開放側を互いに対向させて近接して配置され、凹空間10A,11Aにより外筒部Mの外形全体を形成する内部空間S(キャビティ)を形成する。
凹空間10A及び凹空間11Aは、上面視(型合わせ方向視)で見た場合に、輪郭線が同一とされて重なり合う形状とされている。
接合板材12は、2枚の金属板12A,12Bを重ね合わせて、外周縁部を溶接により接合されて構成されている。図中符号12Cは、金属板12A,12Bの結合部分である溶接部を示している。接合板材12の前端部は、溶接されず開放しており、この開放部分に流体の流入口が設定されている。
ハイドロフォーム成形では、概略として、まず、接合板材12を、上側雌型10及び下側雌型11の間に配置する。詳しくは、図3に示すように、接合板材12は全周にわたって、凹空間10A及び凹空間11Aのよりも大きく形成され、この例では、下側雌型11の上に載置される。そして、次に、上側雌型10が、接合板材12に上方から被さるようにして配置される。
そして、接合板材12の上記した流入口から例えば水等の流体を接合板材12の間に流入して、接合板材12の内側に流体圧力を供給して接合板材12を押し広げることで、凹空間10A,11Aに対応した形状の外筒部Mを成形する。
本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、上側雌型10と下側雌型11は離間した状態に配置され、図4に示すように、上側雌型10の凹空間10Aの外周縁部10Bと、下側雌型11の凹空間11Aの外周縁部11Bとの間にクリアランスCが生じるように配置される。
接合板材12は、流体圧力により押し広げられることで凹空間10A,11A(内部空間S)に沿った形状に形成される主膨張部12Xが、外周縁部10B,11Bの内側に形成される内部空間S内に配置され、主膨張部12Xの外周側に位置するブランク部12Yが、外周縁部10B,11Bの間に配置される。
なお、成形時に、主膨張部12Xは凹空間10A,11Aに引き込まれて、成形後に、凹空間10A,11Aに沿った形状とされる部位であるが、ブランク部12Yの一部も、成形時に、凹空間10A,11Aに引き込まれる。
ここで、図4に示すように、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、まず、クリアランスCを、ブランク部12Yの厚さt1よりも全周にわたって大きく設定する。これにより、上側雌型10と下側雌型11によってブランク部12Yが押圧されないようにする。
さらに、図3に示すように、内部空間Sから外周縁部10B、11Bの間に延びるブランク部12Yの幅寸法を、内部空間Sの形状に応じて変化させて設定する。
具体的に、図3に示すように、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、内部空間Sにおいて外筒部Mの第3筒部3を形成する部位が、その内周長が一定であって最長に延びる最長定常部S3となる。さらには、最長定常部S3の内周長は、縦断面で他の部位よりも大きく、最長となっている。
そして、この最長定常部S3から外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法W3が、ブランク部12Yのうちで最も大きく設定される。なお、この例において幅寸法は、前後方向に直交する方向に延びる寸法のことをいう。
そして、内部空間Sにおいて最長定常部S3よりも前後方向において短い部位から外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法は、最長定常部S3よりも短い部位の長さが最長定常部S3よりも短くなるに従い最長定常部S3から延びるブランク部12Yの幅寸法よりも漸次小さくなるように設定される。
すなわち、この例では、最長定常部S3が前後方向を基準とした場合に最も長く、その次に、外筒部Mの第2筒部2を形成する前側第2定常部S2が長い。前側第2定常部S2の次に、外筒部Mの第1筒部1を形成する前側第1定常部S1が長い。前側第1定常部S1の次に、外筒部Mの第4筒部4を形成する後側第1定常部S4が長く、外筒部Mの第5筒部5を形成する後側第2定常部S5が最も短い。
したがって、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、最長定常部S3から延びるブランク部12Yの幅寸法W3>前側第2定常部S2から延びるブランク部12Yの幅寸法W2>前側第1定常部S1から延びるブランク部12Yの幅寸法W1>後側第1定常部S4から延びるブランク部12Yの幅寸法W4>後側第2定常部S5から延びるブランク部12Yの幅寸法W5の関係で、ブランク部12Y全体の幅寸法が設定される。
なお、定常部S1〜S5は、内部空間Sにおいて、縦断面における断面形状が相似で、その外表面が連続して滑らかに延びる部位を形成する部位ごとで分けている。
このようなブランク部12Yの幅寸法の設定は、接合板材12が凹空間10A、11Aに引き込まれる際の摩擦力を考慮して定めており、摩擦力が小さいところは幅寸法を大きく、摩擦力が大きいところは、幅寸法を小さくしている。
また、図5に示すように、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、最長定常部S3に対して前側第2定常部S2が屈曲して連なっており、最長定常部S3と前側第2定常部S2とが屈曲点P1を挟んで連なっており、この屈曲点P1及びその近傍から延びるブランク部12Yの幅寸法は、最長定常部S3側が大きくなり、前側第2定常部S2側に向けて次第に漸減するように設定される。
詳しくは、屈曲点P1に跨るブランク部12Yが幅寸法の漸減を開始する幅寸法変化開始点P2を、幅寸法を漸減させない場合のブランク部12Yの外形線L1と、前側第2定常部S2の縁部の最長定常部S3側に向けた延長線L2と、の交点P3近傍に設定し、この交点P3近傍から最長定常部S3から延びるブランク部12Yが漸減して、前側第2定常部S2から延びるブランク部12Yに滑らかに連なるようにしている。
なお、外形線L1は、縦断面の定常部に内周長から規定され、定常部における内周長が一定の部位では、一定に算出されるものであり、例えば、後述する演算で求める。
なお、上記のような、屈曲して連なった隣接する定常部間におけるブランク部12Yの調整は、屈曲点P1以外の点でもなされるが、上記のような幅寸法変化開始点の設定は、屈曲して連なる定常部のうちの短い方の縁部の延長線が他方のブランク部の外形線と交差する場合にのみ成立するものである。
また、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、図6に示すように、後側第1定常部S4から後側第2定常部S5が湾曲して延び、後側第1定常部S4と後側第2定常部S5との間には、変曲点P4が生じる。
そして、後側第1定常部S4と後側第2定常部S5との変曲点P4及びその近傍から外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法は、後側第1定常部S4と後側第2定常部S5とのうちの曲率半径の大きいもの側が大きくなるように設定される。すなわち、この例では、後側第1定常部S4は断面で円錐台状であるため、その縁部の曲率半径は限りなく大きく、後側第2定常部S5の曲率半径よりも大きい。
このため、変曲点P4及びその近傍からの外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法は、後側第1定常部S4側が大きくなっている。
さらに詳しくは、後側第1定常部S4と後側第2定常部S5とに跨るブランク部12Yにおける幅寸法は、曲率半径の大きい第1後側第1定常部S4側から後側第2定常部S5側に向けて漸減するように設定されている。
後側第1定常部S4と後側第2定常部S5とに跨るブランク部12Yが漸減を開始する幅寸法変化開始点P5は、後側第1定常部S4の幅寸法を漸減させない場合のブランク部12Yの外形線L3と、後側第2定常部S5の縁部の曲率円L4と、の交点P6近傍に設定される。
上記のようにブランク部12Yの幅寸法を屈曲点や変曲点付近で調整する場合には、よりスムーズに接合板材12がスムーズに引き込まれ引っ張り力が大きく生じるのが抑制される。
また、本実施形態に係るハイドロフォーム成形では、図7に示すように、成形後に、ブランク部12Yの端部が凹空間10A,11Aの外周縁部10B,11Bの間に残存するようにブランク部12Yの寸法が設定されている。
このような寸法は、上側雌型10の凹空間10A又は下側雌型11の凹空間11Aの縦断面における内周長よりも、成形前における、接合板材12の幅寸法を大きくすればよく、この例では、成形後に、ブランク部12Yの端部が、溶接部12Cの溶接長Aだけ残存するようにしている。なお、残存したブランク部12Yの端部は、成形後に調整加工される。
ブランク部12Yの端部が、溶接部12Cの溶接長Aだけ残存させるためのブランク部12Yの寸法設定を、下側雌型11の凹空間11Aに基づき説明する。
図7に示すように、縦断面における定常部S1〜S4の下側雌型11の凹空間11Aでは、凹空間11Aと外周縁部11Bとが連なる2つの角部分が円弧状に面取りされ、角部分から連なる部位が半円弧状に形成されている。
なお、角部分の円弧状の面取りの曲率半径は、定常部S1〜S4で同一とされている。
そして、円弧状の2つの角部分の周長をそれぞれD1と規定し、半円弧状の部位の半分の周長をD2と規定した場合に、凹空間11Aの内周長は、「2×D1+2×D2」と規定できる。
そして、ブランク部12Yの端部が、成形後に、外周縁部10B,11B間に溶接部12Cの溶接長Aだけ残存するようにするには、図4に示すように、成形前の接合板材12の幅寸法を「2×A+2×D1+2×D2」とすればよい。
なお、成形後に、外周縁部10B,11B間に残存するブランク部12Yの端部に余裕をもたすために、2×(A+余裕長さ)としても構わない。
また、本実施形態では、図8(A),(B)に示すように、後端部に位置する後側第2定常部S5から延びるブランク部12Yの幅寸法は、後側第2定常部S5の上面視における両端部を結んだ直線の中心を、直下又は直上に投影した位置に位置する凹空間11A又は凹空間10Aの端部基準点P10(図中では、凹空間11A内のものを図示している)を基準に決定される。
詳しくは、後側第2定常部S5では、後側第2定常部S5に対応する凹空間11Aとこれに対応する外周縁部11Bとが連なる角部分が全域で円弧状に面取りされ、この円弧状の角部分は、定常部S1〜S4の角部分の面取りの曲率半径と同一で、周長をS1と規定される。
そして、端部基準点P10から円弧状の面取り部分までの後側第2定常部S5の内周面の内周長をS3と規定した場合には、後側第2定常部S5の前後方向に沿う断面における内周長は、D1+D3となる。そして、この内周長D1+D3に、溶接長Aを足した、「A+D1+D3」を、上面視で端部基準点P10から延ばし、接合板材12が後側第2定常部S5から後方に突出した長さを基準長RWとし、このRWを、後側第2定常部S5から後方に延びるブランク部12Yの成形前の幅寸法とする。
そして、本実施形態では、基準長RWの端点と、「2×A+2×D1+2×D2」で定めた後側第1定常部S4のブランク部12Yの端点を滑らかに円弧で結ぶことで、後側第2定常部S5から延びるブランク部12Yの幅寸法が設定される。
なお、本実施形態では、上記のようにブランク部12Yが成形後に溶接長A分だけ残存する寸法をブランク部12Yに設定した上で、最長定常部S3から外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法W3が、ブランク部12Yのうちで最も大きく設定され、内部空間Sにおいて最長定常部S3よりも前後方向において短い部位から外周縁部10B,11Bの間に向けて延びるブランク部12Yの幅寸法が、最長定常部S3よりも短い部位の長さが最長定常部S3よりも短くなるに従い(或いは、短くなる程)最長定常部S3から延びるブランク部12Yの幅寸法よりも漸次小さくなる関係としたものである。
以上の本実施形態に係るハイドロフォーム成形方法では、上記のように接合板材12のブランク部12Yの幅寸法を調整するとともに、ブランク部12Yを押圧させないようにして、ハイドロフォーム成形を行う。
すなわち、接合板材12が上側雌型10の凹空間10A及び下側雌型11の凹空間11Aに流体圧力によって引き込まれる際にブランク部12Yが外周縁部10B,11Bとの間で摺接することにより生じる摩擦力が小さいブランク部12Yの幅寸法を大きくし、摩擦力が大きくなるブランク部12Yの幅寸法を小さくし、かつブランク部12Yを上側雌型10及び下側雌型11で押圧せずに、接合板材12間に流体圧力を供給する。
これにより、本実施形態に係るハイドロフォーム成形方法では、スムーズに接合板材12が上側雌型10の凹空間10A及び下側雌型11の凹空間11A内に供給されるとともに、接合板材12に局部的に引っ張り力が大きく働くのが抑制されるため、板厚が均一な中空状構造部品を好適に成形することができる。


なお、本実施形態の成形方法は、中空状構造部品の半径が、10〜150mm程度のものに用いるのがよく、この場合の、定常部の角部分の面取りは、曲率半径4.5〜5.5mmとするのが良く、さらに好ましくは5mmとするのが良い。この範囲であると、接合板材12が凹空間に引き込まれる際の摩擦力が好適に抑制され、上記実施形態のように、ブランク部12Yの端部が、溶接部12Cの溶接長Aだけ残存するような無駄のない成形ができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。接合板材はステンレス材からなるものに限らず、他金属や合金からなるものであってもよい。
例えば、本発明は、実施形態で説明したような外筒部Mに限らず、各種の中空状構造部品を成形する際に有益である。
M 外筒部(中空状構造部品)
10 上側雌型(雌型)
10A 凹空間
11 下側雌型(雌型)
11A 凹空間
12 接合板材
12X 主膨張部
12Y ブランク部
S 内部空間

Claims (7)

  1. 互いに重ね合わされて外周縁部を接合されたステンレス材からなる接合板材(12)を、それぞれに凹空間(10A,11A)が形成され、該凹空間(10A,11A)の開放側を互いに対向させて配置された一対の雌型(10,11)の間に配置し、
    前記接合板材(12)の間に流体圧力を供給して前記接合板材(12)を押し広げることで、前記凹空間(10A,11A)に対応した形状の中空状構造部品を成形する中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法において、
    流体圧力により押し広げられることで前記凹空間(10A,11A)に沿った形状に形成される前記接合板材(12)のうちの主膨張部(12X)を、前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の内側に形成される内部空間(S)内に配置するとともに、前記接合板材(12)のうちの前記主膨張部(12X)の外周側に位置するブランク部(12Y)を、前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に配置し、
    前記内部空間(S)において内周長が一定であって最長に延びる最長定常部(S3)から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を最も大きく設定し、前記最長定常部(S3)よりも短い部位(S1,S2,S4,S5)から前記凹空間(10A、11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法は、前記最長定常部(S3)よりも短い部位(S1,S2,S4,S5)の長さが前記最長定常部(S3)よりも短くなるに従い前記最長定常部(S3)から延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法よりも漸次小さくなるように設定し、
    前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間のクリアランス(C)を、前記ブランク部(12Y)の厚み(t1)よりも大きく設定し、中空状構造部品を成形することを特徴とする中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  2. 前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記接合板材(12)と前記雌型(10,11)との間の摩擦力に応じて増減して設定することを特徴とする請求項1に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  3. 一の前記凹空間(10A,11A)の内周長よりも、前記接合板材(12)の幅寸法を大きく設定し、前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、成形後に、その端部が前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に残存する寸法に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  4. 前記内部空間(S)に、前記最長定常部(S3)を含む複数の定常部(S1,S2,S4,S5)が形成され、前記定常部(S1,S2,S3,S4,S5)のうちの一の定常部(S2)が、隣接する他の定常部(S3)に対して屈曲して連なるように形成された前記雌型(10,11)を用い、
    前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)との間の屈曲点(P1)及びその近傍から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いもの側が大きくなるように設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  5. 前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とに跨る前記ブランク部(12Y)における幅寸法を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いもの側から短いもの側に向けて漸減するように設定し、
    前記ブランク部(12Y)が漸減を開始する幅寸法変化開始点(P2)を、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの長いものの前記ブランク部(12Y)の幅寸法を変化させない場合の前記ブランク部(12Y)の外形線(L1)と、前記一の定常部(S2)と前記他の定常部(S3)とのうちの短いものの縁部の延長線(L2)と、の交点(P3)近傍に設定することを特徴とする請求項4に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  6. 前記内部空間(S)に、前記最長定常部(S3)を含む複数の定常部(S1,S2,S4,S5)が形成され、前記定常部(S1,S2,S3,S4,S5)のうちの一の定常部(S4)に、隣接する他の定常部(S5)が湾曲して延びるように形成された前記雌型(10,11)を用い、
    前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)との変曲点(P4)及びその近傍から前記凹空間(10A,11A)の外周縁部(10B,11B)の間に向けて延びる前記ブランク部(12Y)の幅寸法を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいもの側が大きくなるように設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
  7. 前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とに跨る前記ブランク部(12Y)における幅寸法を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいもの側から小さいもの側に向けて漸減するように設定し、
    前記ブランク部(12Y)が漸減を開始する幅寸法変化開始点(P5)を、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の大きいものの前記ブランク部(12Y)の幅寸法を変化させない場合の前記ブランク部(12Y)の外形線(L3)と、前記一の定常部(S4)と前記他の定常部(S5)とのうちの曲率半径の小さいものの該曲率半径の曲率円(L4)と、の交点(P6)近傍に設定することを特徴とする請求項6に記載の中空状構造部品のハイドロフォーム成形方法。
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