JP5866057B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

主母線タンク(2)は、中心軸(3)を据付面(30)に平行にして配置された円筒状の主胴部(2a)と、主胴部(2a)から分岐した分岐部(6a〜6c)とを有する。3相の主母線(5a〜5c)は、主胴部(2a)内に一括して配置され、中心軸(3)方向に伸びる。分岐母線(7a〜7c)は、主母線(5a〜5c)から分岐し、分岐部(6a〜6c)に配置される。分岐部(6a〜6c)の先端部(9a〜9c)は、中心軸(3)方向に対して傾斜した角度で直線的に配列されている。

Description

本発明は、3相の主母線が一括して収納された主母線タンクを備えたガス絶縁開閉装置に関する。
特許文献1では、3相の主母線が一括して収納された主母線タンクに1つの枝管が設けられ、3相の主母線から分岐した3相の分岐母線が一括して枝管内に収納された構成が記載されている(特許文献1の図3参照)。
一方、従来、3相の主母線が一括して収納された水平な主母線タンクに互いに分離した3つの枝管が設けられ、3相の主母線から分岐した3相の分岐母線が3つの枝管内に相毎に収納された構成も知られている。この構成では、3つの枝管は主母線タンクの軸方向に直線的に配列される。
実開昭60−059717号公報
しかしながら、3相の分岐母線が3つの枝管内に相毎に収納された上記従来の構成では、3つの枝管が主母線タンクの軸方向に直線的に配列されるので、主母線タンクの軸方向の長さが必然的に長くなり、その結果、ユニット間の間隔も長くなり、ガス絶縁開閉装置の据付面積の増大につながるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、主母線タンクの長さが縮小化され、据付面積の縮小化が可能なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、中心軸を据付面に平行にして配置された円筒状の主胴部と、前記主胴部から分岐した第1から第3の分岐部とを有する主母線タンクと、前記主胴部内に一括して配置され、前記主胴部の中心軸方向である第1の方向に伸びる3相の第1から第3の主母線と、前記第1の主母線から分岐し、前記第1の分岐部内に配置された第1の分岐母線と、前記第2の主母線から分岐し、前記第2の分岐部内に配置された第2の分岐母線と、前記第3の主母線から分岐し、前記第3の分岐部内に配置された第3の分岐母線と、を備え、前記第1の分岐部は、前記主胴部から前記第1の方向と直交する第2の方向に分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、前記第2の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、前記主胴部から前記第2の方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、前記第3の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、前記主胴部から前記第2の方向に対して前記第2の分岐部と対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、前記第1から第3の分岐部の前記先端部は、前記第2の方向からの平面視で、前記第1の方向に対して傾斜した角度で直線的に配列されていることを特徴とする。
本発明によれば、主母線タンクの長さが縮小化され、据付面積の縮小化が可能になる、という効果を奏する。
実施の形態1に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図 実施の形態1に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図 図2に示すX−X矢視断面図 従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図 従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図 図5に示すY−Y矢視断面図 実施の形態2に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図 実施の形態2に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図 図8に示すZ−Z矢視断面図 実施の形態3に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図 図10に示すW−W矢視断面図
以下に、本発明に係るガス絶縁開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図、図2は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図、図3は、図2に示すX−X矢視断面図である。以下、図1から図3を参照して、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置1の構成について説明する。
ガス絶縁開閉装置1は、3相の分岐部6a〜6cを有する主母線タンク2と、主母線タンク2内に一括して配置された3相の主母線5a〜5cと、主母線5a〜5cから分岐して分岐部6a〜6c内に相毎に配置された3相の分岐母線7a〜7cとを備えている。
主母線タンク2は、ベローズ26を介して隣接するユニットに属する主母線タンク25に接続されている。ここで、主母線タンク25は主母線タンク2と同一部品であり、主母線タンク25内の構成は主母線タンク2内の構成と同一である。そのため、図1および図2では、主母線タンク25の一部のみが示され、主母線タンク25の全体の構成については図示を省略している。分岐構造については、3相のうち2相の分岐部27a,27bと、主母線5a,5bから分岐して分岐部27a,27b内に相毎に配置された2相の分岐母線28a,28bのみが示されている。なお、主母線タンク2はベローズ26を介さずに主母線タンク25に直接接続されていてもよい。主母線タンク2、ベローズ26および主母線タンク25内には絶縁ガスが封入される。
主母線タンク2は、中心軸3を据付面30に平行にして配置された円筒状の主胴部2aと、主胴部2aから分岐した分岐部6a〜6cとを備えている。ここで、中心軸3は直線軸である。以下では、中心軸3方向は第1の方向ともいう。据付面30は、水平であることから、中心軸3方向は、水平方向である。また、図1では、主母線タンク2の長さをAで示し、ユニット間の間隔をBで示している。ここで、ユニット間の間隔Bは、主胴部2aに設けられた分岐部6aと主母線タンク25に設けられた分岐部27aとの中心軸3方向における距離である。主胴部2aの中心軸3方向の両端部には、フランジ2b,2cが設けられている。フランジ2cとベローズ26との一端部とがボルトを含む締結部材で締結される。図3では、フランジ2bに設けられた複数のボルト穴20が示されている。ガス絶縁開閉装置1は、図示しない架台等により据付面30に据え付けられる。
主胴部2a内には、第1から第3の主母線である主母線5a〜5cが一括して収納されている。主母線5a〜5cは、中心軸3方向に主胴部2a内を伸びる。主母線5a〜5cには、3相交流電圧が印加されて3相交流電流が流れる。図3に示すように、主母線5a〜5cは、中心軸3方向からの平面視で、正三角形の頂点を成すように配置される。ただし、主母線5a〜5cの配置は図示例に限定されない。例えば、主母線5a〜5cは、二等辺角形の頂点を成すように配置されていてもよい。
第1の分岐母線である分岐母線7aは、主母線5aから分岐し、分岐部6a内に配置される。第2の分岐母線である分岐母線7bは、主母線5bから分岐し、分岐部6b内に配置される。第3の分岐母線である分岐母線7cは、主母線5cから分岐し、分岐部6c内に配置される。分岐部6a〜6cは、第1から第3の分岐部であり、主母線タンク2に設けられた枝管である。
分岐部6aは、円筒状であり、主胴部2aの側面から分岐している。分岐部6aの中心軸12は、直線軸であり、中心軸3と直交する。中心軸12方向は、第1の方向と直交する第2の方向である。分岐部6aは、主胴部2aから中心軸12方向に分岐してさらに同方向に伸びている。分岐部6aの先端部9aには、フランジ8aが設けられている。フランジ8aには、複数のボルト穴21が設けられている。分岐母線7aは、主母線5aから中心軸12方向に分岐し、分岐部6a内を中心軸12方向に伸びている。
分岐部6bは、横断面が円形状であり、主胴部2aの側面から分岐している。図3に示すように、分岐部6bは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部9bが中心軸12方向に伸びている。具体的には、分岐部6bは、分岐部6aに対して下側に分岐している。分岐部6bの先端部9bには、フランジ8bが設けられている。フランジ8bには、複数のボルト穴21が設けられている。分岐母線7bは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で主母線5bから分岐すると共に先端部9b内では中心軸12方向に伸びている。
分岐部6cは、横断面が円形状であり、主胴部2aの側面から分岐している。図3に示すように、分岐部6cは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して分岐部6bと対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部9cが中心軸12方向に伸びている。具体的には、分岐部6cは、分岐部6aに対して上側に分岐している。なお、図3では、中心軸12に直交する軸13と分岐部6cの分岐方向を表す軸14を示すと共に、軸13と軸14の成す角度をCで示している。角度Cは、0°よりも大きく90°よりも小さい。軸13方向は、第1および第2の方向と直交する第3の方向である。分岐部6cの先端部9cには、フランジ8cが設けられている。フランジ8cには、複数のボルト穴21が設けられている。分岐母線7cは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して分岐母線7bと対称に傾斜した角度で主母線5cから分岐すると共に先端部9c内では中心軸12方向に伸びている。
また、分岐部6aと分岐部6bは、中心軸3方向からの平面視で、互いに一部が重なり合い、分岐部6aと分岐部6cは、中心軸3方向からの平面視で、互いに一部が重なり合う。
図1に示すように、分岐部6bは、上面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部9bが中心軸12方向に伸びている。なお、この場合の上面視は、第3の方向である軸13方向からの平面視である。分岐母線7bは、上面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で主母線5bから分岐すると共に先端部9b内では中心軸12方向に伸びている。
また、図1に示すように、分岐部6cは、上面視で、中心軸12方向に対して分岐部6bと対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部9cが中心軸12方向に伸びている。分岐母線7cは、上面視で、中心軸12方向に対して分岐母線7bと対称に傾斜した角度で主母線5cから分岐すると共に先端部9c内では中心軸12方向に伸びている。
また、分岐部6aと分岐部6bは、上面視で、互いに一部が重なり合い、分岐部6aと分岐部6cは、上面視で、互いに一部が重なり合う。
本実施の形態では、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cは、中心軸12方向からの平面視で、中心軸3方向に対して傾斜した角度で直線的に配列される。従って、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cは、中心軸12方向からの平面視で、据付面30に対して傾斜した角度で直線的に配列される。図2では、分岐部6a〜6cの配列方向である軸10方向と中心軸3方向との成す角度をDで示している。角度Dは0°よりも大きく90°よりも小さい。
上記のように構成された本実施の形態の効果について従来の構成と対比しつつ説明する。図4は、従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図、図5は、従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図、図6は、図5に示すY−Y矢視断面図である。
従来のガス絶縁開閉装置51は、3相の分岐部56a〜56cを有する主母線タンク52と、主母線タンク52内に一括して配置された3相の主母線55a〜55cと、主母線55a〜55cから分岐して分岐部56a〜56c内に相毎に配置された3相の分岐母線57a〜57cとを備えている。主母線タンク52は、中心軸53を据付面30に平行にして配置された円筒状の主胴部52aと、主胴部52aから分岐した分岐部56a〜56cとを備えている。主胴部52aの中心軸53方向の両端部には、フランジ52b,52cが設けられ、分岐母線57a〜57cの先端部には、フランジ58a〜58cが設けられている。中心軸12は、分岐部56aの中心軸であり、中心軸53と直交すると共に据付面30に平行である。軸13は、中心軸53,12と直交する。主母線タンク52は、ベローズ63を介して隣接するユニットに属する主母線タンク60に接続されている。主母線タンク60に設けられた分岐部61a内には主母線55aから分岐した分岐母線62aが配置され、主母線タンク60に設けられた分岐部61b内には主母線55bから分岐した分岐母線62bが配置されている。
従来のガス絶縁開閉装置51では、分岐部56a〜56cは、いずれも主胴部52aから中心軸12方向に分岐して同方向に伸びている。すなわち、分岐部56a〜56cの分岐方向は、いずれも中心軸12方向であり、分岐部56a〜56cの分岐方向と軸13の成す角度は90°である。従って、分岐部56a〜56cは、据付面30に平行に直線的に配列されている。そのため、主母線タンク52の長さA1が長くなり、その結果、ユニット間の間隔B1も長くなり、ガス絶縁開閉装置51の据付面積が増大していた。
これに対し、本実施の形態では、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cは、中心軸12方向からの平面視で、中心軸3方向に対して傾斜した角度で直線的に配列される。そのため、主母線タンク2の長さAがA1に比べて短くなり、その結果、ユニット間の間隔BもB1に比べて短くなり、変電所または発電所におけるガス絶縁開閉装置1の据付面積を従来よりも縮小化することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、主母線タンク2の長さAを従来よりも短くできるので、機器の大きさを縮小化できると共に材料費を削減できる。
また、本実施の形態では、分岐部6aは、主胴部2aから中心軸12方向に分岐して同方向に伸びており、分岐部6bは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部9bが中心軸12方向に伸びており、分岐部6cは、中心軸3方向からの平面視で、中心軸12方向に対して分岐部6bと対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部9cが中心軸12方向に伸びている。このような構成により、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cを、中心軸12方向からの平面視で、中心軸3方向に対して傾斜した角度で直線的に配列することが容易となる。
また、本実施の形態では、分岐部6aと分岐部6bは、中心軸3方向からの平面視で、互いに一部が重なり合い、分岐部6aと分岐部6cは、中心軸3方向からの平面視で、互いに一部が重なり合う。このような構成により、主母線タンク2の径を従来の大きさから増大させることなく、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cを、中心軸12方向からの平面視で、中心軸3方向に対して傾斜した角度で直線的に配列することが可能となる。
また、本実施の形態では、分岐部6bは、上面視で、中心軸12方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部9bが中心軸12方向に伸びており、分岐部6cは、上面視で、中心軸12方向に対して分岐部6bと対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部9cが中心軸12方向に伸びている。このような構成により、分岐部6cとフランジ2cとの間のスペースE(図1参照)が確保できるので、フランジ2cを介してベローズ26を主母線タンク2に取り付ける際の作業性が向上する。また、スペースEが確保できることで、作業スペースを確保するために主母線タンク2の長さAを長くする必要がない。分岐部6bとフランジ2bとの間にも同様のスペースを確保することができる。
なお、分岐部6b,6cは、上面視で、分岐部6aと平行に構成することも可能である。この場合、分岐母線7b,7cは、上面視で、分岐母線7aと平行に伸びることとなる。
また、本実施の形態では、分岐部6aと分岐部6bは、上面視で、互いに一部が重なり合い、分岐部6aと分岐部6cは、上面視で、互いに一部が重なり合う。このような構成により、主母線タンク2の長さAをより縮小化することができる。
なお、上記説明では、主母線タンク2には、フランジ2c側にベローズ26を介して主母線タンク25が接続されているが、主母線タンク25に代えて他のガス絶縁機器のタンクが接続されていてもよい。また、主母線タンク2には、フランジ2b側に他の主母線タンクあるいは他のガス絶縁機器のタンクが接続されるが、図1および図2では図示を省略している。さらにまた、分岐部6a〜6cには、それぞれ3相のガス絶縁機器、例えば断路器が接続されるが、図1から図3では図示を省略している。これは分岐部27a,27bについても同様である。
また、特許文献1の図5には、3相の母線導体が円筒状の母線容器内に一括して収納され、3相の母線導体から分岐した3相の分岐導体が母線容器の軸方向に対して傾斜して配列された構成が記載されている。しかしながら、特許文献1の図5では、3相の分岐導体は1つの断路円筒部内を通って一括して断路部側に引き出される構成を示したものであり、本実施の形態のように、分岐母線7a〜7cを相毎に分離して分岐部6a〜6cから引き出す構成とは異なる。
実施の形態2.
図7は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図、図8は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す上面図、図9は、図8に示すZ−Z矢視断面図である。本実施の形態と実施の形態1との相違点は、本実施の形態では分岐部6aの中心軸12が据付面30と直交するのに対し、実施の形態1では分岐部6aの中心軸12が据付面30に平行である点である。詳細には、本実施の形態では、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cは、据付面30側と反対側、すなわち上方を向いている。本実施の形態のその他の構成は、実施の形態1と同じである。そのため、図7から図9では、図1から図3に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。本実施の形態は、分岐部6a〜6cに接続される図示しない3相のガス絶縁機器が主母線タンク2の上方に配置される構成を与える。本実施の形態は、実施の形態1と同じ効果を奏する。
なお、本実施の形態では、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cは、上方を向いているが、下方を向くように配置構成することも可能である。この場合でも、実施の形態1と同じ効果を奏する。
また、主母線タンク2,25を中心軸3の回りに回転させて、分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cが斜め上方または斜め下方に向くように配置構成することも可能である。この場合でも、実施の形態1と同じ効果を奏する。
また、実施の形態1,2では、中心軸3は据付面30に平行であるが、中心軸3が据付面30に対して傾斜するように配置構成することも可能である。この場合でも、実施の形態1と同じ効果を奏する。
なお、中心軸3が据付面30と直交するように配置構成することも可能である。この場合でも、実施の形態1と同様に、主母線タンク2の長さAが縮小化されるという効果が得られる。ただし、主母線タンク2は据付面30と直交する方向に伸びるので据付面積が縮小化するという効果は得られないが、主母線タンク2の長さAが縮小化されるので、機器構成が低層化されるという効果は得られる。
実施の形態3.
図10は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図、図11は、図10に示すW−W矢視断面図である。なお、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の上面図は図1と同じである。なお、図10および図11では、図1から図3に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
本実施の形態は、実施の形態1を2重母線方式にしたものである。すなわち、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置1は、実施の形態1の構成を2重に備える。具体的には、実施の形態1の構成が2重系の一方を成し、実施の形態1の構成の直下に2重系の他方を成す構成を配置する。以下では、2重系の他方を成す構成の概要について説明するが、詳細は、実施の形態1で説明した通りである。
ガス絶縁開閉装置1は、3相の分岐部35a〜35cを有する主母線タンク31と、主母線タンク31内に一括して配置された3相の主母線34a〜34cと、主母線34a〜34cから分岐して分岐部35a〜35c内に相毎に配置された3相の分岐母線36a〜36cとを備えている。3相の主母線34a〜34cは3相の主母線5a〜5cと2重系を成し、3相の分岐母線36a〜36cは3相の分岐母線7a〜7cと2重系を成す。また、主母線タンク31は、ベローズ33を介して隣接するユニットに属する主母線タンク32に接続されている。
主母線タンク31は、中心軸40を据付面30に平行にして配置された円筒状の主胴部31aと、主胴部31aから分岐した分岐部35a〜35cとを備えている。中心軸40は、中心軸3と平行である。主母線タンク31は、主母線タンク2の直下に配置される。主母線タンク31と主母線タンク2は、軸13方向に配列される。なお、中心軸3、中心軸12、軸13については、実施の形態1で説明した通りである。主胴部31aの中心軸40方向の両端部には、フランジ31b,31cが設けられている。
主胴部31a内には、主母線34a〜34cが一括して収納されている。主母線34a〜34cは、中心軸40方向に主胴部31a内を伸びる。分岐母線36aは、主母線34aから分岐し、分岐部35a内に配置される。分岐母線36aは分岐母線7aと同様に伸び、分岐部35aは分岐部6aと同様に伸びている。分岐部35aの先端部38aには、フランジ37aが設けられている。分岐母線36bは、主母線34bから分岐し、分岐部35b内に配置される。分岐母線36bは分岐母線7bと同様に伸び、分岐部35bは分岐部6bと同様に伸びている。分岐部35bの先端部38bには、フランジ37bが設けられている。分岐母線36cは、主母線34cから分岐し、分岐部35c内に配置される。分岐母線36cは分岐母線7cと同様に伸び、分岐部35cは分岐部6cと同様に伸びている。分岐部35cの先端部38cには、フランジ37cが設けられている。
分岐部35a〜35cの先端部38a〜38cは、中心軸12方向からの平面視で、中心軸40方向に対して傾斜した角度で直線的に配列される。従って、分岐部35a〜35cの先端部38a〜38cは、中心軸12方向からの平面視で、据付面30に対して傾斜した角度で直線的に配列される。
さらに、主母線タンク2に設けられた分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cの配列方向と、主母線タンク31に設けられた分岐部35a〜35cの先端部38a〜38cの配列方向とが平行である。すなわち、先端部38a〜38cの配列方向の中心軸40方向に対する傾斜角度は、先端部9a〜9cの配列方向の中心軸3方向に対する傾斜角度に等しい。
本実施の形態では、主母線タンク2に設けられた分岐部6a〜6cの先端部9a〜9cの配列方向と、主母線タンク31に設けられた分岐部35a〜35cの先端部38a〜38cの配列方向とを平行にしている。このような構成により、主母線タンク2に設けられた分岐部6a〜6cと主母線タンク31に設けられた分岐部35a〜35cが互いに干渉することがないので、主母線タンク2と主母線タンク31との間の間隔Fを増大させることなく2重母線の構成が可能となる。すなわち、間隔Fは、図4から図6に示す従来のガス絶縁開閉装置51を2重母線方式とした場合の対応する間隔と同じ大きさに設定可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。また、実施の形態2と実施の形態3を組み合わせることも可能である。
1,51 ガス絶縁開閉装置、2,25,31,32,52,60 主母線タンク、2a,31a,52a 主胴部、2b,2c,8a〜8c,31b,31c,37a〜37c,52b,52c,58a〜58c フランジ、3,12,40,53 中心軸、5a〜5c,34a〜34c,55a〜55c 主母線、6a〜6c,27a,27b,35a〜35c,56a〜56c,61a,61b 分岐部、7a〜7c,28a,28b,36a〜36c,57a〜57c,62a,62b 分岐母線、9a〜9c,38a〜38c 先端部、10,13,14 軸、20,21 ボルト穴、26,33,63 ベローズ、30 据付面。

Claims (6)

  1. 中心軸を据付面に平行にして配置された円筒状の主胴部と、前記主胴部から分岐した第1から第3の分岐部とを有する主母線タンクと、
    前記主胴部内に一括して配置され、前記主胴部の中心軸方向である第1の方向に伸びる3相の第1から第3の主母線と、
    前記第1の主母線から分岐し、前記第1の分岐部内に配置された第1の分岐母線と、
    前記第2の主母線から分岐し、前記第2の分岐部内に配置された第2の分岐母線と、
    前記第3の主母線から分岐し、前記第3の分岐部内に配置された第3の分岐母線と、
    を備え、
    前記第1の分岐部は、前記主胴部から前記第1の方向と直交する第2の方向に分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、
    前記第2の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、前記主胴部から前記第2の方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、
    前記第3の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、前記主胴部から前記第2の方向に対して前記第2の分岐部と対称に傾斜した角度で分岐すると共に先端部が前記第2の方向に伸びており、
    前記第1から第3の分岐部の前記先端部は、前記第2の方向からの平面視で、前記第1の方向に対して傾斜した角度で直線的に配列されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1の分岐部と前記第2の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、互いに一部が重なり合い、
    前記第1の分岐部と前記第3の分岐部は、前記第1の方向からの平面視で、互いに一部が重なり合うことを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記第2の分岐部は、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向からの平面視で、前記第2の方向に対して傾斜した角度で分岐すると共に前記先端部が前記第2の方向に伸びており、
    前記第3の分岐部は、前記第3の方向からの平面視で、前記第2の方向に対して前記第2の分岐部と対称に傾斜した角度で分岐すると共に前記先端部が前記第2の方向に伸びていることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記第1の分岐部と前記第2の分岐部は、前記第3の方向からの平面視で、互いに一部が重なり合い、
    前記第1の分岐部と前記第3の分岐部は、前記第3の方向からの平面視で、互いに一部が重なり合うことを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記第2の方向は、前記据付面に対して平行であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記ガス絶縁開閉装置は2重母線方式であり、
    2つの前記主母線タンクが、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向に配列され、
    一方の前記主母線タンクに設けられた前記第1から第3の分岐部の前記先端部の配列方向と、他方の前記主母線タンクに設けられた前記第1から第3の分岐部の前記先端部の配列方向とが平行であることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
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