JP5864766B2 - 信号処理装置、医療装置及び信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置、医療装置及び信号処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、気泡検出装置(気泡センサ)の出力信号を処理する信号処理装置、及び、該信号処理装置を備える医療装置、ならびに、該信号処理装置における信号処理方法に関するものである。
従来より、体外循環装置や輸液装置等の医療装置では、プライミング液や輸液等の液体に含まれる気泡を検出するための気泡センサがチューブに装着されており、当該気泡センサからの出力信号を信号処理装置にて処理することで、気泡の有無や気泡の大きさ等の判定が行われている。
一般に、チューブに装着される気泡センサは、超音波や光等の信号を送信する信号送信部と、チューブを透過した信号を受信する信号受信部とを備えており、気泡が通過したことに伴って生じる受信信号レベルの低下を、信号受信部にて検出する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−178808号公報
しかしながら、気泡センサが装着されるチューブ上の位置や方向は、常に同じであるとは限られず、例えば、垂直に配されたチューブ上に装着されることもあれば、水平に配されたチューブ上に装着されることもある。また、水平に配されたチューブ上に装着される場合にあっては、信号送信部と信号受信部とよって、チューブが上下から挟みこまれるように装着されることもあれば、左右から挟みこまれるように装着されることもある。
ここで、チューブ内の気泡は、常に同じ形状を有しているとは限られず、通常、液体が流れる方向によって、形状が変化する。図7を用いて説明する。
図7は、液体が流れる方向に応じて気泡の形状が変形する様子を示した図である。図7の7aは、垂直に配されたチューブに気泡センサを装着した様子を、真上から見た場合を示している。また、図7の7bは、水平に配されたチューブに対して、信号送信部と信号受信部とを上下から挟みこむように気泡センサを装着した様子を、真横から見た場合を示している。更に、図7の7cは、水平に配されたチューブに対して、信号送信部と信号受信部とを左右から挟みこむように気泡センサを装着した様子を、真横から見た場合を示している。
図7の7a−7cから明らかなように、気泡の大きさ(体積)が同じであっても、気泡センサが装着されるチューブ上の位置及び方向によって、検出される気泡の形状(超音波や光等の信号が減衰する幅(Wa、Wb、Wc))は異なってくる。
この結果、信号が所定レベル以上減衰している範囲(幅Wa、Wb、Wcを、液体が流れる方向に積分していくことによって得られる面積Sa、Sb、Sc、つまり、信号が送信される方向に垂直な面に向かって気泡を投影させることにより得られる気泡断面積)を監視することで、気泡の有無や気泡の大きさ等を判定する信号処理装置の場合、誤差要因となり、判定精度が低下してしまうといった問題が生じる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、気泡の有無や気泡の大きさ等を判定する際の、判定精度を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る信号処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
液体が流れるチューブに装着される気泡センサと接続され、該気泡センサから出力される出力信号を処理する信号処理装置であって、
前記液体が流れる方向と交差する方向に送信された信号を前記チューブを介して受信することにより得られる受信信号を、前記気泡センサより取得する取得手段と、
前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出するための傾斜信号を、前記気泡センサより取り込むことにより、前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出し、該算出した各軸の傾斜角度に基づいて、前記気泡センサの前記チューブに対する装着状態を判定する判定手段と、
前記取得手段により取得された受信信号と、前記判定手段により判定された装着状態に応じて予め定められた補正値とを用いることにより、気泡の大きさを算出する算出手段とを備える。
本発明によれば、気泡の有無や気泡の大きさ等を判定する際の、判定精度を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置を備える医療装置である、体外循環装置100の全体構成の一例を示す図である。 体外循環装置100のコントローラ110の機能構成の一例を示す図である。 気泡センサ114の構成及び装着状態を説明するための図である。 傾斜測定部211における処理の概要を説明するための図である。 傾斜測定部211における処理の概要を説明するための図である。 気泡センサ114の傾斜角度と、気泡断面算出部212において算出される気泡断面積との関係を示す図である。 信号処理部210における気泡判定処理の流れを示すフローチャートである。 液体が流れる方向によって、気泡の形状が変形する様子を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、本発明に係る信号処理装置が適用される医療装置として、体外循環装置を例に説明するが、本発明に係る信号処理装置が適用される医療装置は、体外循環装置に限定されず、他の医療装置であってもよい。
[第1の実施形態]
<1.体外循環装置の全体構成>
図1の1Aは、本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置を備える体外循環装置100の全体構成の一例を示す図である。
体外循環装置100は、PCPS(percutaneous cardiopulmonary support)などと呼ばれ、心肺補助動作(体外循環動作、プライミング動作)を行う。体外循環装置100は、図中矢印で示す血液体外循環回路(以下、循環回路と呼ぶ)を有している。体外循環装置100では、プライミング動作を行った後、この循環回路を用いて被検者130の血液を体外循環させる。
ここで、プライミング動作とは、プライミング液(例えば、生理食塩水)で循環回路を十分に満たした状態で、循環回路内でプライミング液を循環させ、当該回路内の気泡を除去する動作をいう。
体外循環装置100は、信号処理装置として機能するコントローラ110と、ドライブモータ111と、遠心ポンプ112と、人工肺113と、酸素供給源117と、カテーテル(静脈側)119と、カテーテル(動脈側)120と、気泡センサ114と、分岐ライン118と、血液フィルタ116と、流量センサ115とを備える。なお、これら各構成の間は、柔軟性を有するチューブ等によって接続されており、当該チューブの内腔が血液またはプライミング液の流路を構成している。
カテーテル(動脈側)120は、被検者130の体内に向けて送血し、カテーテル(静脈側)119は、被検者130の体内から脱血を行う。
遠心ポンプ112は、遠心式人工心臓とも呼ばれ、内部に設けられた回転体を駆動させて血液に圧力を与え、循環回路内で血液を循環させる。ドライブモータ111は、遠心ポンプ112の回転体に回転駆動力を与える。
人工肺113は、血液の循環と血液のガス交換(酸素付加、二酸化炭素除去等)とを行う。酸素供給源117は、例えば、酸素ボンベ等で実現され、血液に付加する酸素を供給する。酸素供給源117から供給される酸素は、人工肺113によるガス交換時に使用される。
気泡センサ114は、プライミング動作時に循環回路内を流れるプライミング液に含まれる気泡を所定の検出方法(超音波、光等)により検出する。血液フィルタ116は、血液をろ過したり、血液中の気泡を除去したりする。流量センサ115は、例えば、超音波の送受信器を内蔵して構成され、循環回路内の血液の流量を計測する。
分岐ライン118は、循環回路の流路を切り替える。具体的には、被検者130の血液を体外循環させる場合には、図1の1Aに示すように、被検者130の体内を通る循環回路を構築し、被検者130の体外で血液を循環させる。プライミング動作時には、図1の1Bに示すように、分岐ライン118によって被検者130の体内への循環回路の経路を遮断して被検者130の体外のみを通る循環回路(言い換えれば、被検者130の体内を通らない循環回路)を構築し、プライミング液で循環回路内を満たして(被検者の体内を通らずに)プライミング液を循環させる。循環回路上には、気泡を排出するための1又は複数の気泡排出ポート(不図示)が設けられており、循環回路内でプライミング液を複数周循環させることにより、循環回路内の気泡が当該気泡排出ポートから排出されることになる。
コントローラ110は、体外循環装置100における体外循環動作及びプライミング動作を統括制御する。コントローラ110においては、例えば、ドライブモータ111を制御して遠心ポンプ112を駆動させたり、人工肺113を制御してガス交換動作を行わせたり、気泡センサ114を制御して気泡センサ114からの出力信号を取得したり、また、流量センサ115を制御して流量値を取得したりする。
本実施形態において、気泡センサ114は、図2に示されるように、信号送信部231、信号受信部232、X軸加速度検出部233X、Y軸加速度検出部233YおよびZ軸加速度検出部233Zを含む。信号送信部231および信号受信部232は、プライミング液が流れるチューブを挟むように配置され、信号送信部231から送信されチューブおよびその内部を透過した信号を信号受信部232が受信し、受信した信号に応じた信号を気泡信号として出力する。信号送信部231が信号(超音波信号または光信号)を送信する方向は、チューブ中をプライミング液が流れる方向と交差する方向である。X軸加速度検出部233X、Y軸加速度検出部233YおよびZ軸加速度検出部233Zは、気泡センサ114の姿勢を検出する姿勢センサを構成している。姿勢センサは、その他、種々の構成を有しうる。他の例において、姿勢センサは、3軸ジャイロを備えうる。
コントローラ110では、気泡センサ114より出力された気泡信号に基づいて、気泡の有無や気泡の大きさ等を判定する。ここで、本実施形態では、気泡の有無及び気泡の大きさ等の判定に際して、気泡センサ114より出力された姿勢信号あるいは加速度信号を用いて、チューブに装着された気泡センサ114の姿勢あるいは傾斜角度を算出し、当該算出した姿勢あるいは傾斜角度に基づいて気泡の大きさの補正を行う。コントローラ110における、気泡に関するこれらの処理の詳細は後述するものとする。
次に、図1の1A、1Bに示す体外循環装置100を用いて心肺補助動作(体外循環動作、プライミング動作)を行う際の処理の流れについて簡単に説明する。
心肺補助動作が開始されると、コントローラ110は、プライミング動作の実行を制御する。プライミング動作時には、図1の1Bに示すように、分岐ライン118によって被検者130の体内を通らない循環回路が構築される。また、このとき、プライミング液供給源121が分岐ライン118に接続され、当該プライミング液供給源121から循環回路内にプライミング液が供給される。これにより、循環回路内は、プライミング液で満たされることになる。
そして、コントローラ110の制御によって遠心ポンプ112が駆動し、プライミング液が循環回路内を複数周にわたって循環する。循環回路内の気泡は、この循環とともに気泡排出ポート等から排出される。このとき、気泡センサ114によって当該循環回路内の気泡が検出され、コントローラ110では、当該気泡センサ114の検出結果に基づいて循環回路内に含まれる気泡の有無や気泡の大きさ等について判定を行う。
ここで、コントローラ110では、当該判定の結果が、所定の基準を満たす場合には、プライミング動作を終了させる。この終了に際して、コントローラ110は、表示器(不図示)やスピーカ(不図示)等を用いて、ユーザにプライミング動作が終了したことを通知する。プライミング動作の終了の通知を受けたユーザは、分岐ライン118を切り替え、図1の1Aに示すように、被検者130の体内を通る循環回路を構築する。これにより、被検者130の血液が体外循環される。
体外循環動作が始まると、カテーテル(静脈側)119から脱血されてくる血液が、遠心ポンプ112を経て人工肺113に入る。人工肺113では、上述した通り、ガス交換、すなわち、酸素付加や二酸化炭素除去等の処理が行われる。その後、血液フィルタ116等を経て、ろ過された血液が、カテーテル(動脈側)120から被検者130の体内に送血される。この脱血〜送血までの処理が繰り返し行われ、被検者130の血液が体外循環される。
以上が、本実施形態に係る体外循環装置100の全体構成及び心肺補助動作の流れの一例についての説明である。なお、図1の1A、1Bに示す体外循環装置100の構成は、あくまでも一例にすぎず、その構成は適宜変更されてもよい。
<2.コントローラの機能構成>
次に、図2を用いて、図1に示すコントローラ110の機能構成の一例について説明する。
コントローラ110は、その機能構成として、表示部203と、操作部202と、記憶部201と、I/F部206と、タイマ部204と、制御部205とを備える。
表示部203は、例えば、モニタ等の表示器で実現され、各種情報をユーザに向けて表示する。操作部202は、例えば、各種ボタン等で実現され、ユーザからの指示を入力する。表示部203及び操作部202の一部又は全部は、例えば、タッチパネルとして実現されても良い。
記憶部201は、例えば、ハードディスク等で実現され、各種情報を格納する。なお、後述する信号処理部210における処理を実行する際に参照される変換テーブル221は、記憶部201に格納されているものとする。
I/F部206は、外部装置との間で各種信号の授受を行う。信号送信部231と、信号受信部232と、X軸加速度検出部233X〜Z軸加速度検出部233Zとを備える気泡センサ114からの上記出力信号(気泡信号、加速度信号)は、I/F部206を介してコントローラ110に取り込まれる。タイマ部204は、各種時間の計時を行う。
制御部205は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成され、ROMには、上述した心肺補助動作を実現するためのプログラムが格納されているものとする。
また、ROMには、気泡センサ114からの出力信号(気泡信号、姿勢信号(加速度信号))を処理するためのプログラムが格納されており、CPUによって実行されることで、制御部205は、信号処理部210として機能する。
信号処理部210は、気泡センサ114からの出力信号のうち姿勢信号(加速度信号)に基づいて気泡センサ114の姿勢(傾斜角度)を算出する傾斜測定部211と、気泡センサ114からの出力のうち、気泡信号に基づいて気泡断面積を算出し、気泡センサ114の姿勢(傾斜角度)を用いて当該算出した気泡断面積を補正する気泡断面積算出部212とを含む。信号処理部210は、補正された気泡断面積を用いて気泡の有無及び気泡の大きさ等を判定する。信号処理部210の各部の詳細及び信号処理部210における気泡判定処理の流れは後述する。
以上が、コントローラ110についての機能構成の一例についての説明である。なお、図2に示す機能構成はあくまでも一例であり、新たな構成が追加されても良いし、また、不要な構成が適宜省略されても良い。例えば、記憶部201(ハードディスク等)は、必ずしも設けられる必要なく、省略しても良い。
<3.気泡センサの構成及び姿勢(装着状態)>
次に、気泡センサ114の構成及び姿勢(装着状態)について説明する。図3は、気泡センサ114の構成及び装着状態を説明するための図である。ここで、この実施形態では、体外循環装置100において、気泡センサ114およびチューブは、図3の3a、3b、3cに例示される3つの姿勢のいずれかの姿勢になるように配置されることを想定している。
はじめに、気泡センサ114の構成について説明する。図3の3a−3cに示すように、気泡センサ114には、チューブを通すための開口部が設けられており、当該開口部を形成する内壁面(不図示)は、チューブの外周面に密着するように構成されている。
また、気泡センサ114は、点線矢印の方向に信号(超音波信号または光信号)を送信するよう構成されており、点線矢印の始点側には信号送信部231(図3において不図示)が配され、点線矢印の終点側には信号受信部232(図3において不図示)が配されている。
更に、気泡センサ114は、X軸方向の加速度を検出するための加速度検出部233X(図3において不図示)と、Y軸方向の加速度を検出するための加速度検出部233Y(図3において不図示)と、Z軸方向の加速度を検出するための加速度検出部233Z(図3において不図示)とを備える。それぞれの加速度検出部において検出された加速度は、不図示の接続ケーブルを介して、加速度信号として、コントローラ110に送信される。
続いて、チューブに装着された気泡センサ114の姿勢について説明する。ここで、チューブに装着された気泡センサ114の姿勢は、チューブに対する気泡センサ114の装着状態として理解することもできる。図3の3aは、太矢印に沿って垂直方向に液体が流れるチューブに対して気泡センサ114を装着した様子を示している。この場合、信号は水平方向に送信されることとなる。
一方、図3の3bは、太矢印に沿って水平方向に液体が流れるチューブに対して、該液体が流れる方向と略直交する方向であって、かつ、水平方向に信号が送信されるように気泡センサ114を装着した様子を示している。
更に、図3の3cは、太矢印に沿って水平方向に液体が流れるチューブに対して、垂直方向に信号が送信されるように気泡センサ114を装着した様子を示している。
上述したように、気泡センサ114には、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれの加速度を検出する加速度検出部233X〜233Zが配されているため、例えば、水平方向(重力方向と直交する方向)に対して、気泡センサ114がどの程度傾斜しているのかを算出することで、装着状態を判定することができる。
例えば、算出の結果、水平方向に対するX軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が90度と算出された場合には、図3の3aに示す装着状態で気泡センサ114がチューブに装着されていると判定することができる。
また、算出の結果、水平方向に対するX軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が90度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が0度と算出された場合には、図3の3bに示す装着状態で気泡センサ114がチューブに装着されていると判定することができる。
更に、算出の結果、水平方向に対するX軸の傾斜角度が90度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が0度と算出された場合には、図3の3cに示す装着状態で気泡センサ114がチューブに装着されていると判定することができる。
<4.傾斜測定部における処理>
次に、傾斜測定部における処理の概要について説明する。図4A、4Bは傾斜測定部における処理の概要を説明するための図である。上述したように、気泡センサ114は、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向それぞれの加速度が検出できるよう構成されており、それぞれの軸が、例えば水平方向に対して何度傾斜しているのかを算出することができる。ただし、以下では、説明の簡略化のため、X軸の傾斜角度についてのみ説明する。
図4Aは、気泡センサ114のX軸が水平方向に対してθ度傾斜した場合において、X軸方向に重力がどの程度分散されるかを示している。
図4Aからわかるように、重力加速度=gとすると、水平方向に対してθ度傾斜した場合、X軸方向の重力加速度はg×sinθとなる。
一方、図4Bは、気泡センサ114のX軸方向において検出される重力加速度と、X軸の水平方向からの傾斜角度との関係を示している。図4Bからわかるように、X軸が水平方向から90度傾斜した場合の重力加速度をgとすると、X軸方向の加速度検出部233Xにて0.5gの重力加速度が検出された場合、気泡センサ114のX軸は、水平方向に対して30度傾斜していると判断することができる。
このように、傾斜測定部211では、気泡センサ114のX軸の加速度検出部233Xの加速度信号を取得し、当該加速度信号と、X軸の水平方向からの傾斜角度を90度とした場合に得られる加速度信号との比を算出することにより、水平方向に対するX軸の傾斜角度を算出することができる。
Y軸、Z軸についても同様の算出方法により、加速度検出部233Y、233Zからの加速度信号に基づいて傾斜角度を算出することができる。
<5.気泡断面積算出部における処理>
次に、気泡断面積算出部212における処理の概要について説明する。図5は、同一の体積を有する気泡がチューブ内を流れた場合の、気泡センサ114の傾斜角度と気泡断面積との関係を示す図である。図5の5aに示すように、水平方向に対するX軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が90度の場合、信号受信部232からの気泡信号に基づいて気泡断面積算出部212において算出される気泡断面積Sa(気泡信号が所定レベル以上減衰している範囲。つまり、信号が送信される方向に垂直な面に向かって気泡を投影させた場合の気泡の面積)は補正の必要がない。
一方、図5の5bに示すように、水平方向に対するX軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が90度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が0度と算出された場合、信号受信部232からの気泡信号に基づいて気泡断面積算出部212において算出される気泡断面積Sb(気泡信号が所定レベル以上減衰している範囲。つまり、信号が送信される方向に垂直な面に向かって気泡を投影させた場合の気泡の面積)は、図5の5aに示す気泡断面積Saよりも大きくなる。このため、補正値αを用いて下式に従って補正を行う。
補正気泡断面積Sb’=α×Sb ただし、α<1
また、図5の5cに示すように、水平方向に対するX軸の傾斜角度が90度、水平方向に対するY軸の傾斜角度が0度、水平方向に対するZ軸の傾斜角度が0度の場合、信号受信部232からの気泡信号に基づいて気泡断面積算出部212において算出される気泡断面積Sc(気泡信号が所定レベル以上減衰している範囲。つまり、信号が送信される方向に垂直な面に向かって気泡を投影させた場合の気泡の面積)は、図5の5aに示す気泡断面積Saよりも小さくなる。このため、補正値βを用いて下式に従って補正を行う。
補正気泡断面積Sc’=β×Sc ただし、β>1
このように、気泡断面積算出部212では、気泡センサ114の装着状態に応じて、算出された気泡断面積の補正を行う。
<6.信号処理部における気泡判定処理の流れ>
次に信号処理部210における気泡判定処理の流れについて説明する。図6は、信号処理部210における気泡判定処理の流れを示すフローチャートである。
気泡判定処理が開始されると、ステップS601では、気泡センサ114の信号受信部232より出力される気泡信号の取り込みを開始する。
ステップS602では、取り込まれた気泡信号に基づいて、気泡が検出されたか否かを判定する。具体的には、取り込まれた気泡信号が所定のレベル以下に低下しているか否かを判定する。
ステップS602において、気泡が検出されていない(すなわち、取り込まれた気泡信号が所定のレベル以下に低下していない)と判定された場合には、気泡が検出されるまで待機する。
一方、ステップS602において、気泡が検出された(すなわち、取り込まれた気泡信号が所定のレベル以下に低下した)と判定された場合には、ステップS603に進む。
ステップS603では、気泡断面積を算出する。具体的には、取り込まれた気泡信号が所定のレベル以下に低下している状態が連続している場合、所定のレベル以下に低下している幅(信号の送信方向に直交する方向の長さ)を、液体が流れる方向に積分していくことにより気泡断面積を算出する。
ステップS604では、気泡センサ114の加速度検出部233X〜233Zより出力される加速度信号を受信する。ステップS605では、ステップS604において受信した加速度信号に基づいて、各軸の水平方向に対する傾斜角度を算出する。
ステップS606では、ステップS605における傾斜角度の算出の結果に基づいて、気泡センサ114の姿勢あるいは装着状態を判定し、当該判定結果に基づいてステップS603において算出された気泡断面積を補正する。例えば、ステップS605において傾斜角度を算出した結果、気泡センサ114の姿勢あるいは装着状態が図3の3a―3cのいずれの姿勢あるいは装着状態であるかに応じて、ステップS603において算出された気泡断面積を補正する(図3の3bの場合には、補正値αをかけ、図3の3cの場合には、補正値βをかける。図3の3aの場合には、補正値=1をかける)。
ステップS607では、ステップS606において補正された気泡断面積を用いて気泡判定を行う。具体的には、補正された気泡断面積が所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上であると判定された場合に、気泡有りと判定する。また、気泡有りと判定された場合にあっては、更に、補正された気泡断面積に基づいて、気泡の大きさを区分けする(例えば、気泡の大きさを大、中、小に区分けする)。
ステップS608では、気泡判定処理の終了指示が入力されたか否かを判定し、終了指示が入力されていないと判定された場合には、ステップS602に戻る。一方、気泡判定処理の終了指示が入力されたと判定された場合には、ステップS609に進み、気泡センサ114の信号受信部232より出力される気泡信号の取り込みを終了し、気泡判定処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、気泡センサに加速度検出部233X〜233Zを設け、気泡センサの傾斜角度を算出することにより、気泡センサのチューブに対する姿勢あるいは装着状態を判定する構成とした。更に、判定した装着状態に基づいて、気泡センサからの気泡信号に基づいて算出される気泡断面積を補正する構成とした。
この結果、気泡断面積に基づいて気泡の有無や気泡の大きさを等を判定する際の判定精度を向上させることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、気泡センサ114の傾斜角度を算出するにあたり、気泡センサに加速度検出部を設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、他の検出手段を用いるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、気泡センサ114において3軸(X軸、Y軸、Z軸)を規定し、加速度検出部を、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向に設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、いずれか1軸または2軸に設ける構成であってもよい。
更に、上記第2の実施形態では、気泡センサ114の装着状態として、図3の3a―3cを例示列挙したが、本発明はこれに限定されず、他の装着状態(例えば、水平方向に対するX軸方向の傾斜角度が30度、Y軸方向の傾斜角度が0度、Z軸方向の傾斜角度が0度といった装着状態)であってもよい。この場合、各軸の傾斜角度に応じて、気泡断面積を補正するための補正値αまたはβの値は変わってくるため、それぞれの装着状態に応じた補正値を変換テーブル221として記憶部に格納しておくようにしてもよい。なお、このときの補正値αまたはβは、実験的に求めてもよいし、計算(シミュレーション等)により求めてもよい。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、信号処理部210における気泡判定処理として、個々の気泡に関する処理について説明したが、本発明はこれに限定されず、個々の気泡に関する処理の結果を用いて、複数の気泡について処理を実行するように構成してもよい。
例えば、補正された気泡断面積を累積加算していくことで、累積気泡断面積を算出するように構成してもよい。更に、算出した累積気泡断面積を所定の閾値と比較するように構成してもよい。
あるいは、補正された気泡断面積を累積加算していくことで算出される累積気泡断面積の単位時間あたりの変化量を算出するように構成してもよい。その場合、算出した変化量を所定の閾値と比較する構成としてもよい。
あるいは、補正された気泡断面積に基づいて区分けされた各気泡の大きさの個数をカウントしていき、単位時間あたりの変化量を算出するように構成してもよい。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、補正された気泡断面積を出力する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、補正された気泡断面積に基づいて、気泡体積を算出するように構成してもよい。なお、補正された気泡断面積と気泡体積との関係を、変換テーブル221として記憶部に格納しておき、当該変換テーブル221を用いて気泡体積を算出するように構成してもよい。なお、このときの変換テーブルは、実験的に求めてもよいし、計算(シミュレーション等)により求めてもよい。
[その他の実施形態]
以上が本発明の代表的な実施形態の例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本願は、2012年9月11日提出の日本国特許出願特願2012−199843を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。
100:体外循環装置、111:ドライブモータ、112:遠心ポンプ、113:人工肺、114:気泡センサ、115:流量センサ、116:血液フィルタ、117:酸素供給源、118:分岐ライン、119:カテーテル、120:カテーテル、130:被検者

Claims (9)

  1. 液体が流れるチューブに装着される気泡センサから出力される出力信号を処理する信号処理装置であって、
    前記液体が流れる方向と交差する方向に送信された信号を前記チューブを介して受信することにより得られる受信信号を、前記気泡センサより取得する取得手段と、
    前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出するための傾斜信号を、前記気泡センサより取り込むことにより、前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出し、該算出した各軸の傾斜角度に基づいて、前記気泡センサの前記チューブに対する装着状態を判定する判定手段と、
    前記取得手段により取得された受信信号と、前記判定手段により判定された装着状態に応じて予め定められた補正値とを用いることにより、気泡の大きさを算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記取得手段により取得された受信信号に基づいて、前記送信された信号と略直交する面に気泡を投影した場合の、該気泡の断面積を算出し、該算出した断面積と、前記判定手段において判定された装着状態に応じて予め定められた補正値とを用いることにより、前記気泡の大きさを算出することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記算出手段は、前記受信信号が、所定のレベル以下に低下している状態が連続している場合において、当該連続している範囲を算出することにより、前記気泡の断面積を算出することを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記受信信号が、所定のレベル以下に低下している長さを、前記液体が流れる方向に積分していくことにより、前記連続している範囲を算出することを特徴とする請求項3に記載の信号処理装置。
  5. 前記傾斜信号は、前記気泡センサの各軸の加速度を検出する加速度検出部の加速度信号であり、
    前記判定手段は、垂直方向の重力加速度に対する、前記各軸の加速度の比を算出することにより、前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  6. 前記算出手段は、前記判定された装着状態と、補正値との関係を規定した変換テーブルに基づいて、前記気泡の大きさを算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の信号処理装置を備える医療装置。
  8. 液体が流れるチューブに装着される気泡センサと接続され、該気泡センサから出力される出力信号を処理する信号処理装置における信号処理方法であって、
    前記液体が流れる方向と交差する方向に送信された信号を前記チューブを介して受信することにより得られる受信信号を、前記気泡センサより取得する取得工程と、
    前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出するための傾斜信号を、前記気泡センサより取り込むことにより、前記気泡センサの各軸の傾斜角度を算出し、該算出した各軸の傾斜角度に基づいて、前記気泡センサの前記チューブに対する装着状態を判定する判定工程と、
    前記取得工程において取得された受信信号と、前記判定工程において判定された装着状態に応じて予め定められた補正値とを用いることにより、気泡の大きさを算出する算出工程と
    を備えることを特徴とする信号処理方法。
  9. 液体が流れるチューブに装着される気泡センサからの信号を処理する信号処理装置であって、
    前記気泡センサは、前記チューブを挟むように配置される信号送信部および信号受信部を含み、前記信号送信部から送信され前記チューブおよびその内部を透過した信号を前記信号受信部が受信し、受信した信号に応じた信号を出力し、
    前記処理装置は、
    前記気泡センサから出力される信号を取得する取得手段と、
    前記気泡センサの姿勢を判定する判定手段と、
    前記取得手段が取得した前記信号と、前記判定手段が判定した前記気泡センサの前記姿勢とに基づいて、前記チューブを流れる液体の中の気泡の大きさを算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
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