JP5864286B2 - オイルフリースクリュ圧縮機 - Google Patents
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Description
本実施形態によるオイルフリースクリュ圧縮機1は、モータ3により駆動される圧縮機本体4で圧縮された空気をガスクーラ5で冷却するとともに、圧縮機本体4の駆動系で使用される潤滑油をオイルクーラ6で冷却するものであって、図1に示すように、モータ3と圧縮機本体4とガスクーラ5とオイルクーラ6とを内蔵する六面体のパッケージ2を有している。なお、図1(b)においては、パッケージ2の上面2a、右側面2e、背面2d、および、オイルクーラ6と、後述する吸気ダクト11、吸気ダクト11に連通する吸気口、オイルクーラ用開口部側ダクト12、および、内部機器用開口部側ダクト14の図示を省略している。
次に、オイルフリースクリュ圧縮機1の動作について説明する。オイルフリースクリュ圧縮機1が作動されると、図1に示すように、吸気ダクト11を通って第1圧縮機4aに空気が供給される。第1圧縮機4aに供給された空気は、第1圧縮機4aにより圧縮されてインタークーラ5aに送られ、インタークーラ5aにより冷却される。その後、この空気は第2圧縮機4bに供給され、第2圧縮機4bによりさらに圧縮される。そして、この空気はアフタークーラ5bに送られ、アフタークーラ5bにより冷却された後に、図示しない排気口からパッケージ2の外部に排出される。また、圧縮機本体4におけるギヤや軸受けといった駆動系に供給された潤滑油は、図示しないオイルポンプにより循環されて、オイルクーラ6により冷却された後に、再び駆動系に供給される。
次に、本実施形態のオイルフリースクリュ圧縮機1と従来機とで、騒音低減量を評価した。本実施形態のオイルフリースクリュ圧縮機1と従来機との間には、構成上いくつかの相違点があり、これら相違点が騒音の低減に寄与している。
以上に述べたように、本実施形態に係るオイルフリースクリュ圧縮機1によると、オイルクーラ用開口部8aからパッケージ2内に取り込まれた冷却空気は、主にオイルクーラ6を冷却して排気用開口部9から外部に排出される。また、モータ用開口部8bからパッケージ2内に取り込まれた冷却空気は、主にモータ3を冷却して排気用開口部9から外部に排出される。また、内部機器用開口部8cからパッケージ2内に取り込まれた冷却空気は、主に電磁弁7を冷却して排気用開口部9から外部に排出される。また、ガスクーラ用開口部8dからパッケージ2内に取り込まれた冷却空気は、主にガスクーラ5を冷却して排気用開口部9から外部に排出される。このように、パッケージ2には、主にオイルクーラ6を冷却するためのオイルクーラ用開口部8a、主にモータ3を冷却するためのモータ用開口部8b、主に電磁弁7を冷却するための内部機器用開口部8c、および、主にガスクーラ5を冷却するためのガスクーラ用開口部8dが設けられているので、熱源であるオイルクーラ6、モータ3、電磁弁7、および、ガスクーラ5の各々を好適に冷却することができる。そして、吸気用開口部8がオイルクーラ用開口部8a、モータ用開口部8b、内部機器用開口部8c、および、ガスクーラ用開口部8dの4つに分割されているので、吸気用開口部8全体としての開口面積を十分に確保しながら、各開口部8a〜8dから放出される騒音を分散・低減させることができる。これにより、外部に漏れる騒音を低減させながら熱源を十分に冷却することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
2 パッケージ
2a 上面
2b 底面
2c 正面
2d 背面
2e 右側面
2f 左側面
3 モータ
3a モータファン
4 圧縮機本体
4a 第1圧縮機
4b 第2圧縮機
5 ガスクーラ
5a インタークーラ
5b アフタークーラ
6 オイルクーラ
7 電磁弁
8 吸気用開口部
8a オイルクーラ用開口部
8b モータ用開口部
8c 内部機器用開口部
8d ガスクーラ用開口部
9 排気用開口部
9a 第1排気用開口部
9b 第2排気用開口部
10 ファン
10a ファン本体
10b ファンカバー
10c 吸音材
11 吸気ダクト
12 オイルクーラ用開口部側ダクト
13 モータ用開口部側ダクト
14 内部機器用開口部側ダクト
Claims (10)
- モータにより駆動される圧縮機本体で圧縮された空気をガスクーラで冷却するとともに、前記圧縮機本体の駆動系で使用される潤滑油をオイルクーラで冷却するオイルフリースクリュ圧縮機であって、
前記モータと前記圧縮機本体と前記ガスクーラと前記オイルクーラとを内蔵するパッケージと、
前記パッケージ内に設けられた内部機器と、
前記パッケージに設けられた吸気用開口部と、
前記パッケージに設けられた排気用開口部と、
前記パッケージ内に設けられ、前記吸気用開口部から前記パッケージ内に冷却空気を取り込み、前記パッケージ内の空気を前記排気用開口部から外部に排出するファンと、
前記モータを冷却するモータファンと、
を有し、
前記吸気用開口部は、第1開口部、第2開口部、および、第3開口部の少なくとも3つの開口部からなり、
前記第1開口部から前記パッケージ内に取り込まれた冷却空気が、前記オイルクーラ、前記ファン、前記ガスクーラをこの順番で通って前記排気用開口部から外部に排出され、
前記第2開口部から前記パッケージ内に取り込まれた冷却空気が、前記モータファン、前記モータ、前記ファン、前記ガスクーラをこの順番で通って前記排気用開口部から外部に排出され、
前記第3開口部から前記パッケージ内に取り込まれた冷却空気が、前記内部機器、前記ファン、前記ガスクーラをこの順番で通って前記排気用開口部から外部に排出されることを特徴とするオイルフリースクリュ圧縮機。 - 前記吸気用開口部は、前記第1開口部、前記第2開口部、前記第3開口部、および、第4開口部の4つの開口部からなり、
前記第4開口部から前記パッケージ内に取り込まれた冷却空気が、前記ファン、前記ガスクーラをこの順番で通って前記排気用開口部から外部に排出されることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。 - 前記第2開口部の開口面積と前記第3開口部の開口面積との合計が、前記吸気用開口部全体の開口面積の1/3以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記第1開口部は、前記オイルクーラの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記第3開口部は、前記モータファンの下流側であって、前記内部機器の上流側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記排気用開口部は、前記ガスクーラの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記モータファンは、前記モータに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記第1開口部と前記圧縮機本体との間に設けられ、前記第1開口部から取り込んだ冷却空気が通過するとともに、前記圧縮機本体から前記第1開口部に向かう音の伝搬を遮断する第1開口部側ダクトを更に有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記第2開口部と前記モータとの間に設けられ、前記第2開口部から取り込んだ冷却空気が通過するとともに、前記モータから前記第2開口部に向かう音の伝搬を遮断する第2開口部側ダクトを更に有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
- 前記第3開口部と前記圧縮機本体との間に設けられ、前記第3開口部から取り込んだ冷却空気が通過するとともに、前記圧縮機本体から前記第3開口部に向かう音の伝搬を遮断する第3開口部側ダクトを更に有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のオイルフリースクリュ圧縮機。
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