JP5862907B2 - コイル状熱延鋼板の冷却方法および冷却装置 - Google Patents

コイル状熱延鋼板の冷却方法および冷却装置 Download PDF

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Description

本発明は、熱間圧延後、コイル状に巻き取られた熱延鋼板を、錆を発生させずに冷却するための冷却方法および冷却装置に関するものである。
図2に示すように、熱延鋼板を製造するには、加熱炉1においてスラブを所定温度に加熱し、加熱したスラブを粗圧延機2で圧延して粗バーとなし、ついでこの粗バーを複数基の圧延スタンドからなる連続熱間仕上圧延機3において所定の厚みの熱延鋼板4となす。そして仕上圧延機3から出た熱延鋼板4は、ランアウトテーブルに設置した冷却装置5で上方および下方から冷却水を供給して冷却した後、巻取機6で巻き取り、コイル状熱延鋼板7とする。
この巻取後のコイル状熱延鋼板(以下、単に「コイル」とも呼ぶ。)は、温度が500〜650℃程度であるため、熱延工場のコイル置き場で常温まで冷却されてから運搬、出荷される。コイル置き場では大量のコイルを冷却しており、高温のコイルの周囲に高温のコイルが置かれているため、各コイルの周囲の気温が高くなって冷却能率が低下し、冷却完了までに3〜5日かかる。それゆえ、コイルを置くための広大な敷地が必要となったり、出荷までの期間が長くなったり、在庫が増加したりするといった問題が発生する。
そこで、コイルの冷却時間を短縮するため、冷却水を散布する方法が種々堤案されている。しかし、コイルの表面温度が100℃以下の状態で冷却水を散布すると、冷却水が蒸発しにくく、コイル表面が水で濡れ、そのまま放置すると鋼板表面に錆が発生する。錆が発生すると外観が損なわれ、出荷できなくなる。
このため従来、特許文献1記載のように、鋼板表面が濡れないように、コイル周囲の温度と湿度を測定し、噴霧量を制御する水冷方法が提案されている。また特許文献2記載のように、コイル1個に対しその幅方向両端面を両側から1個ずつ冷却ノズルを用いて冷却する冷却方法も提案されている。
特開昭57−134207号公報 特開平5−177240号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、コイル置き場の天井という遠方から冷却水を散布しており、冷却能力が低いため、効率的な冷却ができないという問題がある。また、特許文献2のように、コイル1個に対しそれぞれ冷却ノズルをコイル幅方向の両側に1個ずつ設けて、コイル両端面を冷却する方法では、微小液滴(以下、「ミスト」と呼ぶ。)が充分に広がらず、コイルの全体を冷却することが困難であり、冷却効率が低いという問題がある。
水冷能力の向上には、ミストの単位面積当りの噴射流量(以下、「水量密度」と呼ぶ。)の増加が重要である。しかし、水量密度を増加させると、湿度の増加やコイル表面温度の低下といった原因でミストが蒸発しにくくなり、液滴がコイルに付着しやすい。特にコイル表面温度が100℃未満の場合、付着した液滴が蒸発しにくいため、コイル表面が濡れやすい。
水冷時のコイル表面の濡れを防止するには、液滴粒子径が小さいミストが有効である。液滴粒子径が小さい方が、蒸発に必要な熱量が小さく、蒸発しやすいからである。しかしながら、液滴粒子径が小さい場合であっても、湿度が高いと蒸発しにくくなるため、湿度の増加も抑制する必要がある。
上述のように、コイル表面の濡れの抑制と冷却能力向上との両立は、従来は困難であった。それゆえ本発明は、コイルに錆を発生させず、しかも高能率で冷却を行う冷却方法および冷却装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明のコイル状熱延鋼板の冷却方法は、熱間圧延ラインに設置される巻取機で巻き取られてコイル状になった後、冷却床上に配置されるコイル状熱延鋼板の冷却方法であって、
前記冷却床上の前記コイル状熱延鋼板の幅方向両端面に、ミスト(冷却水を微小液滴にしたもの)を冷媒として噴射し、間欠冷却(噴射・停止を繰り返す冷却方法)によりそのコイル状熱延鋼板を冷却するとともに、
前記ミストの噴射時間と停止時間との組み合わせを、前記冷却床上での前記コイル状熱延鋼板の表面温度に応じて変更することを特徴としている。
また、上記課題を解決するため本発明のコイル状熱延鋼板の冷却装置は、前記冷却方法に用いられる冷却装置において、
前記ミストを前記冷却床上の前記コイル状熱延鋼板の幅方向両端面に吹き付けるミストノズルと、
前記冷却床上の前記コイル状熱間圧延鋼板の表面温度を測定する温度センサと、
前記温度センサが測定した前記コイル状熱間圧延鋼板の表面温度に基づき、前記ミストの噴射時間と停止時間との組み合わせを変更するミスト噴射制御手段と、
を具えることを特徴としている。
本発明の冷却方法および冷却装置を用いることにより、コイル状熱延鋼板の表面の濡れを防止する水冷が可能となり、その結果、錆の発生の防止および高能率の冷却が可能となり、短時間でコイル状熱延鋼板を出荷することができる。
コイル置き場に二段積みされた複数のコイルからなるコイル群に適用される本発明のコイル状熱延鋼板の冷却方法の一実施形態に用いられる、本発明のコイル状熱延鋼板の冷却装置の一実施形態の概略を示す斜視図である。 通常の熱間圧延ラインの概略を示す構成図である。 コイル置き場に平置きされた複数のコイルからなるコイル群に適用される本発明のコイル状熱延鋼板の冷却方法の一実施形態に用いられる、本発明のコイル状熱延鋼板の冷却装置の一実施形態の概略を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、コイル置き場に二段積みされた複数のコイルからなるコイル群に適用される本発明のコイル状熱延鋼板の冷却方法の一実施形態に用いられる、本発明のコイル状熱延鋼板の冷却装置の一実施形態の概略を示す斜視図である。
ここにおけるコイル置き場は複数ブロックに分けられ、コイル7はブロック毎に図1に示すように二段積みされており、この実施形態の冷却装置は、ミストノズル9を複数個配置したヘッダ管8を、そのブロック毎に置かれた冷却対象である複数のコイル7の近傍に設置したものである。これは、微小液滴粒子径のミストは遠方まで到達しにくいことから、コイル7の熱で発生する上昇気流を活用して二段積みされたコイル7の全体にミストを散布するためである。
また、コイル置き場においては、コイル7の冷却完了温度である50℃までコイル7の表面を濡らさずにコイル7を冷却する必要がある。本発明者が液滴粒子径と濡れ発生温度の関係を調べた結果、50℃まで濡れが発生しないようにするためには、液滴粒子径を40μm以下にすれば良いことが判明した。また、液滴粒子径が20μm以下であると蒸発効率が高く、より好適であることも判明した。従って、上記冷却装置を用いるこの実施形態の冷却方法では、40μm以下、好ましくは20μm以下の粒子径の水滴をミストに用いる。なお、液滴粒子径を10μmより小さくすることは実際上困難であった。
ミストを用いた冷却においては、コイル7の表面温度が200℃以上の場合にはコイル7からの熱によりミストが蒸発しやすい。そのためこの実施形態の冷却方法では、ミストを連続的に噴霧して連続的に冷却を行うか、または、ミストを常に噴射するのではなく、ミストの噴射と停止を交互に繰り返す冷却(以降、間欠冷却と呼ぶ)を行い、湿度の増加を抑制し、効果的な冷却を行う。
連続冷却を終了するときのコイル7の表面温度は、150〜250℃が好ましい。250℃より高いと、冷却時間の短縮効果が小さく、150℃より低いと、錆が発生する。この場合の連続冷却および間欠冷却における水量密度(噴霧水量/コイルの幅方向端面冷却面積)は何れも2〜6リットル(L)/m・分(min)が好ましい。水量密度が2L/m・minより少ないと冷却時間の短縮効果が小さく、6L/m・minより多いと錆が発生する。コイル7の表面温度が高いほど、水量密度を高めることが望ましい。
コイル7の表面温度が150℃より低い場合には、ミストがやや蒸発しにくくなる。その対策としてこの実施形態の冷却方法では、間欠冷却を行う。間欠冷却パターンとして、ミストの噴射時間は60秒(s)以下が望ましい。噴射時間が60sより長いと、大きく湿度が上昇する。また、停止時間は噴射時間の0.25〜1.5倍が望ましい。停止時間が噴射時間の0.25倍未満だと、蒸発したミストが十分遠くまで搬送されず、湿度の抑制効果が小さくなる。一方、1.5倍より長いと、冷却時間短縮効果が小さくなる。これらの好適条件の終了温度は、100〜150℃が好ましい。150℃より高いと冷却時間の短縮効果が小さく、100℃より低いと錆が発生する。
コイル7の表面温度が100℃以下の場合には、さらにミストが蒸発しにくくなる。その対策としてこの実施形態の冷却方法では、水量密度の抑制と間欠冷却とを行う。この場合の水量密度は4L/m・min以下が好ましい。水量密度が4L/m・minより多いと錆が発生する。間欠冷却のパターンとして、ミストの噴射時間は60s以下が望ましい。噴射時間が60sより長いと大きく湿度が上昇する。また、停止時間は噴射時間の1〜4倍が望ましい。停止時間が噴射時間の1倍未満だと、蒸発したミストが十分遠くまで搬送されず、湿度の抑制効果が小さくなる。一方、4倍より長いと、冷却時間の短縮効果が小さくなる。
この実施形態の冷却方法を実施するため、図1に示すこの実施形態の冷却装置では、上記ブロック毎に、ヘッダ管8に繋がる冷却水供給配管10と所定圧力の冷却水源13との間に直列に、ミスト噴射制御手段としての電磁式開閉弁11および電磁式流量制御弁12を介挿し、それらの電磁式開閉弁11と電磁式流量制御弁12との作動を、これもミスト噴射制御手段としての通常のコンピュータ14で制御し、そのコンピュータ14に、コイル置き場に置かれた複数のコイル7の全体の幅方向端面の表面温度を測定する、温度センサとしての1台または複数台の赤外線カメラ15からの測定データを入力する。
コンピュータ14は、あらかじめ与えられたプログラムに基づき作動して、赤外線カメラ15からの測定データにより、コイル置き場にブロック毎に置かれた複数のコイル7の表面温度のうち、各ブロックで最も低い表面温度を判断し、その最も低い表面温度を基準として、その基準温度に基づき上述の如き条件でブロック毎にコイル7の連続冷却および間欠冷却を実施する。
図3は、コイル置き場に平置きされた複数のコイルからなるコイル群に適用される本発明のコイル状熱延鋼板の冷却方法の一実施形態に用いられる、本発明のコイル状熱延鋼板の冷却装置の一実施形態の一部を示す斜視図であり、この実施形態の冷却装置も、図2に示すものと同様、ミストノズル9を複数個配置したヘッダ管8を、ブロック毎に置かれた冷却対象である複数のコイル7の近傍に設置し、そのブロック毎に、ヘッダ管8に繋がる冷却水供給配管10と図示しない所定圧力の冷却水源13との間に直列に、ミスト噴射制御手段としての図示しない電磁式開閉弁11および電磁式流量制御弁12を介挿し、それら電磁式開閉弁11および電磁式流量制御弁12の作動を、これもミスト噴射制御手段としての図示しない通常のコンピュータ14で制御し、そのコンピュータ14に、コイル置き場に置かれた複数のコイル7の全体の幅方向端面の表面温度を測定する、温度センサとしての図示しない1台または複数台の赤外線カメラ15からの測定データを入力している。
そして、コンピュータ14は、あらかじめ与えられたプログラムに基づき作動して、赤外線カメラ15からの測定データにより、コイル置き場にブロック毎に置かれた複数のコイル7の表面温度のうち、各ブロックで最も低い表面温度を判断し、その最も低い表面温度を基準として、上述の如き条件でブロック毎に、コイル7の連続冷却および間欠冷却を実施する。なお、各ヘッダ管8には、噴出するミストの液滴粒子径(粒子直径)が異なる3種類のミストノズル9を配置して、それぞれに接続した冷却水供給配管10の切り替えで、ミストの粒子直径を変えられるようにしている。また、連続冷却中はコイル7が霧状のミストで囲まれているので、その間の赤外線カメラ15での表面温度測定の際には、数秒間だけ噴霧停止を行って霧状のミストを掃うことが望ましい。
以下に、図3に示すように熱延工場のコイル置き場に平置き配置された複数のコイル7に対しこの実施形態の冷却装置を用いて冷却を行った発明例(実施例)および比較例について説明する。コイル7の冷却開始温度は600℃、単体重量は25ton、コイル置き場の気温は45℃、冷却水温は30℃、コイル7の表面温度が50℃になった時点で冷却を停止する。冷却条件および結果を表1,2に示す。
なお、表1,2中、冷却時間については大気放冷の場合と比較して、◎は2.5日以上の短縮効果があることを示し、○は2日以上の短縮効果があることを示し、△は1〜2日の間の短縮効果があることを示し、×は1日以下の短縮効果があることを示す。また、錆については、○は錆が全長・全幅で発生しないことを示し、△は全長・全幅の内、10%以下の面積に錆が発生することを示し、×は全長・全幅の面積のうち、30%以上の面積に錆が発生することを示す。太枠で示した箇所は発明例1を基準としてそれと異なる箇所を示している。
Figure 0005862907
Figure 0005862907
表1に、発明例(実施例)1〜27を示す。また表2に、比較例1として大気中での放冷を行った場合と、比較例2〜33としてミストでの冷却を行った場合とを示す。発明例1〜27では、錆の発生がなく、十分な冷却時間の短縮効果があり、品質の良いコイルを短時間で出荷することができた。これに対し、比較例1では冷却完了までに105時間かかったものの、コイル7の表面に錆は発生しなかった。比較例2以降では、表2の条件にしたがってミストでの冷却を行ったが、冷却条件が不適切なため、冷却時間の短縮効果が小さいか、または錆が発生した。
なお、本実施例ではコイル7の冷却開始温度を600℃としたが、冷却開始温度により本発明の効果が大きく変わるものではない。また、冷却水温については30℃としたが、冷却水温が低い程、冷却効果が高くなる。一方、冷却水温が冷却停止温度の50℃を超えると冷却停止温度まで冷却できないため、冷却水温は40℃以下が好ましい。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の例に限定されるものでなく特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更可能なものであり、例えば、赤外線カメラ15に代えて熱電対等の接触式の温度センサを用いても良い。また、電磁式開閉弁11や電磁式流量制御弁12に代えて、モーター作動式の開閉弁や流量制御弁を用いても良い。
かくして本発明の冷却方法および冷却装置によれば、コイル状熱延鋼板の表面の濡れを防止する水冷が可能となり、その結果、錆の発生の防止および高能率の冷却が可能となり、短時間でコイル状熱延鋼板を出荷することができる。
1 加熱炉
2 粗圧延機
3 仕上圧延機
4 熱延鋼板
5 冷却装置
6 巻取機
7 コイル状熱延鋼板(コイル)
8 ヘッダ管
9 ミストノズル
10 冷却水供給配管
11 電磁式開閉弁
12 電磁式流量制御弁
13 冷却水源
14 コンピュータ
15 赤外線カメラ

Claims (5)

  1. 熱間圧延ラインに設置される巻取機で巻き取られてコイル状になった後、冷却床上に配置されるコイル状熱延鋼板の冷却方法において、
    前記冷却床上の前記コイル状熱延鋼板の幅方向両端面に、ミストを冷媒として噴射し、少なくとも間欠冷却によりそのコイル状熱延鋼板を冷却するとともに、
    前記ミストの噴射時間と停止時間との組み合わせを、前記冷却床上での前記コイル状熱延鋼板の表面温度に応じて変更することを特徴とするコイル状熱延鋼板の冷却方法。
  2. 前記ミストの噴射による前記コイル状熱延鋼板の冷却は、前記コイル状熱延鋼板の表面温度が150〜250℃で、連続的にミストを噴射する連続冷却から前記間欠冷却に切り替えるものであることを特徴とする、請求項1記載のコイル状熱延鋼板の冷却方法。
  3. 前記ミストの噴射による前記コイル状熱延鋼板の冷却は、前記コイル状熱延鋼板の表面温度が100℃以下で、前記間欠冷却と併せて水量密度の抑制を行うものであることを特徴とする、請求項2記載のコイル状熱延鋼板の冷却方法。
  4. 請求項1から3までの何れか1項記載の冷却方法に用いられる冷却装置において、
    前記ミストを前記冷却床上の前記コイル状熱延鋼板の幅方向両端面に吹き付けるミストノズルと、
    前記冷却床上の前記コイル状熱間圧延鋼板の表面温度を測定する温度センサと、
    前記温度センサが測定した前記コイル状熱間圧延鋼板の表面温度に基づき、前記ミストの噴射時間と停止時間との組み合わせを変更するミスト噴射制御手段と、
    を具えることを特徴とするコイル状熱延鋼板の冷却装置。
  5. 前記ミスト噴射制御手段は、前記ミストノズルを有するヘッダ管と冷却水源とのに直列に介挿された開閉弁及び流量制御弁と、それら開閉弁及び流量制御弁の作動を制御するコンピュータとを具えることを特徴とする、請求項4記載のコイル状熱間圧延鋼板の冷却装置。
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