JP5858941B2 - 下衣 - Google Patents

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本発明は、ズボンまたはスカートなどの下衣に関する。
近年、運動性の向上や、穿き心地の向上を意図して、伸縮性に優れる素材を用いたズボンなどの下衣が販売されている。しかしながら、伸縮性の高い素材で縫製されたズボンを穿くと、体型が表に出て美観を損ねることがある。そこで、体型を補正することができるズボンが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されたズボンは、表地の内側において、後見頃のヒップ部から脇線を通り前身頃の一部を被う裏地を敷設している。そして、裏地と表地との間に紐や面ファスナーなどの係止具を介在させ、ウエストバンドと股下、脇縫い代に縫着して一体化させることで、ヒップアップ効果を出すように構成されている。
特開2007−204887号公報
しかしながら、従来のズボンでは、ヒップポケットに物を収容させたとき、そのポケット口が大きく開いた状態となることを防ぐことができない。
より具体的には、ズボンの後ろ身頃に設けられたヒップポケットに比較的重量のある物を収容し、運動すると、ヒップポケットの袋内を物が左右に動きながら、物の自重によってヒップポケットの袋布を鉛直方向に引っ張る。このとき、袋布の袋口が縫着されているポケット口周辺の身生地も一緒に引っ張られることとなる。特に身生地が伸縮性に優れる素材であればあるほど、この身生地は袋布とともに鉛直方向に大きく引っ張られ、結果的にヒップポケットのポケット口が大きく開いてしまう。
しかしながら、従来のズボンでは、このようにポケット口が開いてしまうことを防ぐために工夫された構成となっていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ヒップポケットに物を収容させたとき、ポケット口が大きく開いた状態となることを防ぐことができる下衣を提供することを目的とする。
本発明に係る下衣は、上記した課題を解決するために、下衣本体と、下衣本体の後ろ身頃に設けられたヒップポケットと、を備え、前記ヒップポケットが、前記下衣本体の後ろ身頃に形成されたポケット口と、袋状に形成され、袋口が前記ポケット口に縫い付けられているヒップポケット用袋布と、を有し、当該下衣本体において該ヒップポケット用袋布を支持するために、前記ヒップポケット用袋布の上端部分に加え、該ヒップポケット用袋布の両側部分が前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着されている。
ここで、下衣本体の付属部材とは、例えば、下衣本体において、隣り合って設けられた他のポケット、ウエストバンド等が挙げられる。
上記した構成によると、ヒップポケット用袋布の上端部分に加え、両側部分を、下衣本体または下衣本体の付属部材に縫着している。このため、従来のように上端部分のみを縫着してヒップポケット用袋布を支持する構成とは異なり、本発明に係る下衣では、ヒップポケット用袋布を、その両側部とその上端部とによって支持することができる。
それゆえ、ヒップポケット用袋布内に物が収容された状態で着用者が運動することでヒップポケット用袋布が左右方向に大きく振れてしまうことを軽減させることができる。さらに、ヒップポケット用袋布内に収容された物の重さによりこのヒップポケット用袋を鉛直方向下向きに引っ張るようにかかる力を小さくすることができる。
このため、ヒップポケット用袋布が左右に大きく揺れたり、鉛直方向下向きに大きく引っ張られたりすることで、ポケット口が形成されている下衣本体の身生地部分を下方に引っ張ってしまい、ポケット口が大きく開いてしまうことを防ぐことができる。
したがって、本発明に係る下衣は、ヒップポケットに物を収容させたとき、ポケット口が大きく開いた状態となることを防ぐことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る下衣は、上記した構成において、前記両側部分は、当該下衣の上下方向において、前記上端部分から前記ポケット口よりも下方となる位置まで前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着されている構成であってもよい。
ここで下衣の上下方向とは、例えば、下衣のベルト位置から裾に向かう方向である。
上記した構成によると、両側部分においてヒップポケット用袋布の上端部分からポケット口よりも下方となる位置まで下衣本体または下衣本体の付属部材に縫着されている。
このため、ポケット口と縫い合わされている、ヒップポケット用袋布の袋口部分が左右方向に大きく振れることを防いだり、この袋口部分を下方に引っ張る力を小さくしたりすることができる。
したがって、ヒップポケット用袋布が左右に大きく振れたり、鉛直方向下向きに大きく引っ張られたりすることで、ポケット口が形成されている下衣本体の身生地部分を下方に引っ張ってしまい、ポケット口が大きく開いてしまうような事態を防ぐことができる。
また、本発明に係る下衣は、上記した構成において、前記ヒップポケット用袋布は、物を収容する袋本体部と、前記袋本体部の上方に配置され、前記袋口が形成されている袋上部と、を備え、前記袋上部は前記袋本体部よりも、当該下衣の左右方向に広がった形状となっており、前記袋上部の両側部分と、該袋上部の上端部分とを、前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着する構成であってもよい。
上記した構成によると、袋上部の方が袋本体部よりも左右方向に広がった形状となっているため、ヒップポケット用袋布を縫い合わせる下衣本体または下衣本体の付属部材が必ずしもこのヒップポケット用袋布の袋本体部と接近した位置になくても縫着することができる。また、袋上部を左右方向に広がった形状とすることで、縫着する上端部の寸法を大きくすることができるため、下衣においてより安定してヒップポケット用袋布を支持することができる。
また、本発明に係る下衣は、上記した構成において、前記下衣本体の後ろ身頃において、2つのヒップポケットが左右方向に隣り合うように備えられており、前記袋上部の前記両側部分のうち、一方の側部側は、隣り合う他のヒップポケット用袋布の側部側と重畳しており、他方の側部側は、前記下衣本体における後ろ身頃の身生地と前身頃の身生地との切替部分である脇線の縫い代と接するように配置されており、
前記一方の側部側を、前記下衣本体の付属部材である、重畳する前記他のヒップポケット用袋布の側部側に縫着し、前記他方の側部側を、前記下衣本体に形成された前記脇線の縫代に縫着するように構成されていてもよい。
上記した構成によれば、ヒップポケット用袋布の袋上部の一方の側部側を、重畳する他のヒップポケット用袋布の側部側に縫着し、他方の側部側を脇線の縫い代に縫着する。つまり、脇線部分から隣り合う他のヒップポケット用袋布まで、ヒップポケット用袋布の袋上部を介して連なった構造となっている。
このため、ヒップポケット用袋布では、特に、袋口が形成される袋上部が左右方向に大きく振れることを防いだり、この袋上部が下方に引っ張られる力を小さくしたりすることができる。
したがって、ヒップポケット用袋布が左右に大きく振れたり、鉛直方向下向きに大きく引っ張られたりすることで、ポケット口が形成されている下衣本体の身生地部分を下方に引っ張ってしまい、ポケット口が大きく開いてしまうような事態を防ぐことができる。
また、本発明に係る下衣は、上記した構成において、前記下衣本体の身生地は伸縮性を有してもよい。
本発明に係る下衣は、以上に説明したように構成され、ヒップポケットに物を収容させたとき、ポケット口が大きく開いた状態となることを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るズボンの一態様を示す正面図である。 図1に示すズボンの背面図である。 図1に示すズボンのライズ部分における内側の構成を示す図である。 図3におけるヒップポケット用袋布の形状を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態によるズボン1の具体的な構成例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(ズボンの概略構成)
図1、図2を参照してズボン1の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るズボン1の一態様を示す正面図である。図2は、図1に示すズボン1の背面図である。なお、本明細書では、ズボン1を装着したときに着用者のウエスト側となる方を上方側とし、着用者の脚側(ズボンの裾側)となる方を下方側とする。
図1、2に示すように、本実施の形態に係るズボン1は、前身頃表地の両サイドに2つのサイドポケット2a、2bと、後ろ身頃に2つのヒップポケット3a、3bと、をそれぞれ設けた、脚部をすべて覆う、いわゆる長ズボンである。なお、ズボン1の前身頃と後ろ身頃とを合わせてズボン本体と称する。
また、ズボン1の前身頃の中央部分には、フライ4が設けられ前開き部分を被うようになっている。なお、この前開き部分は、図示しないジッパーまたはボタンにより開閉できるようになっている。
また、フライ4の上方には前ボタン6が設けられている。そして、前ボタン6によりウエストバンド5を留めると着用者のウエストラインに沿って囲むようにウエストバンド5は環状となる。このウエストバンド5部分には所定間隔ごとに複数のベルトループ7が設けられている。
ズボン1の表地(身生地)は、縦方向、横方向いずれにも伸縮可能な素材となっている。伸縮可能な素材としては、例えば、綿またはウールなどの天然繊維、レーヨンなどの再生繊維、アクリル系繊維またはポリエステル系繊維などの合成繊維などにポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)を混用したストレッチ素材を利用することができる。
ところで、上述したようにズボン1では、ヒップポケット3aまたはヒップポケット3bに物を収容した場合、この物の自重によってヒップポケット3aまたはヒップポケット3bの袋布とともに後ろ身頃の身生地が下方に引っ張られポケット口が大きく開いてしまうという問題があった。特に、ズボン1が、ストレッチ素材を利用して縫製された場合、この問題は顕著となる。
そこで、本実施の形態に係るズボン1は、図3に示すようにズボン1の内側の縫製を工夫し、この問題を軽減させている。特に、ズボン1の内側において、ヒップポケット3aの袋(ヒップポケット用袋布10a)およびヒップポケット3bの袋(ヒップポケット用袋布10b)の縫着位置を工夫している。以下において、ズボン1の内側(裏地側)について図3、図4を参照してより詳細に説明する。
(ズボンの内側の構成)
図3は、図1に示すズボン1のライズ部分における内側の構成を示す図である。図4は、図3におけるヒップポケット用袋布10の形状を示す平面図である。
図3では、ズボン1を前開き部分で開いて展開した状態を示している。このため、図3では、略中央部分に後ろ中心線20が、両端部に前身頃の前開き部分が配置されることとなる。また、後ろ中心線20と前開き部分との間には、前身頃と後ろ身頃との切替部分である脇線21a、21bがそれぞれ配置されている。
図3に示すように、ズボン1の内側には、ズボン1内にシャツをインした時の収まりを良くしたり、ズボン1のフィット感を高めたりするために、ズボン1の身頃の身生地とは異なる素材の帯状部材であるマーベルト8が取り付けられている。マーベルト8は、帯状に形成されたウエストバンド5の下方において、このウエストバンド5の長手方向に沿うように取り付けられている。
マーベルト8の下方には、後ろ中心線20を基準にして右側にヒップポケット3aの収容空間を形成するヒップポケット用袋布10aが、左側にヒップポケット3bの収容空間を形成するヒップポケット用袋布10bがそれぞれ取り付けられている。また、ヒップポケット用袋布10aの右側には、サイドポケット2aの収容空間を形成するサイドポケット用袋布11aが取り付けられ、ヒップポケット用袋布10bの左側には、サイドポケット2bの収容空間を形成するサイドポケット用袋布11bが取り付けられている。
すなわち、図3に示すように、後ろ中心線20を基準にして左右対称に2つのヒップポケット用袋布10a、10bが隣り合うように配置され、各ヒップポケット用袋布10a、10bの前開き部分側にはサイドポケット用袋布11a、11bが配置されている。
(ヒップポケット用袋布)
ここで、図3において後ろ中心線20の右側に配されるヒップポケット用袋布10aに着目して具体的にヒップポケット用袋布10aの構成および縫着位置を説明する。
ヒップポケット用袋布10aは、図3、図4に示すように、上方側が左右方向に大きく広がった袋形状をし、袋口12がヒップポケット3aのポケット口30の開口形状に沿うように縫い付けられている。
すなわち、ヒップポケット用袋布10aは、物を収容する袋本体部13と、この袋本体部13の上方に配置され、ポケット口30に縫い付けられる袋口12が形成された袋上部14とから構成されている。そして、袋本体部13よりも袋上部14の方が、上述したように左右方向に広がった形状、すなわち外周寸法が大きくなった形状となっている。
この袋上部14の両側部(上方側部14a、14b)部分(両側部分)と上端部14c部分(上端部分)とが、ズボン1を形成する他部材(ズボン本体またはズボン本体の付属部材)と縫い付けられることで、ズボン1においてポケット用袋布10aを支持することができる。なお、両側部部分または上端部14c部分とは、ポケット用袋布10aにおいて両側部または上端部14cから有る程度の縫い代範囲を見込んだ領域を含むものである。
従来では上端部14c部分のみをウエストバンド5に縫着した構成であったが、本実施の形態に係るズボン1では、さらに両側部部分もズボン本体またはズボン本体の付属部品に縫着できる構成となっている。
より具体的には図3、4に示すように、ヒップポケット用袋布10aの左側の側部(上方側部14a)部分が、後ろ中心線20付近で、隣り合う他のヒップポケット用袋布10bの側部(上方側部)部分と重畳している。図3に示す例では、ヒップポケット用袋布10aよりもヒップポケット10bの方がよりズボン1の内側となるように重畳している。そして、ヒップポケット用袋布10aの上方側部14a部分を、この重畳する他のヒップポケット用袋布10bの上方側部部分に縫着する。
一方、上方側部14aとは反対側の側部となる上方側部14bは、脇線21aの縫い代部分と接している。また、サイドポケット11aの側部もこの脇線21aの縫い代部分と接しており、上方側部14aは、このサイドポケット11aの側部とともにこの縫い代部分の身生地に縫着されている。
このように、ヒップポケット用袋布10aの両側部部分は、ズボン1の上下方向において、上端部14cからポケット口30aに縫い付けられる袋口12よりも下方となる位置まで、すなわち、上方側部14a、14bの範囲で他部材(ズボン本体またはズボン本体の付属部材)に縫いつけられることとなっている。
また、ヒップポケット用袋布10aの袋上部14の上端部14cは、マーベルト8と後ろ身頃の身生地との間に挿入されて、マーベルト8とともにこの後ろ身頃の身生地に縫着されている。また、特に図示していないが、マーベルト8とヒップポケット用袋布10とも、重畳する部分において複数箇所で留められている。
以上のように、ヒップポケット用袋布10aは、上端部14c部分に加えて、その上方側部14a、14b部分でもそれぞれ他部材(隣り合う他のヒップポケット用袋布10bと脇線21aの縫い代部分など)に縫い付けられている。このため、ヒップポケット用袋布10a内に収容された物が、着用者の運動によって左右に移動しても、この動きによってヒップポケット用袋布10aの、特に、ポケット口3に縫い付けられている袋口12部分の周辺が左右に大きく振れてしまうことを防ぐことができる。
また、物が収容されているヒップポケット用袋布10aを、上端部14c部分だけではなく、上方側部14a、14b部分でも支えることができるため、収容された物によりヒップポケット用袋布10、特に、ポケット口3に縫い付けられている袋口12部分の周辺を、鉛直方向下向きに引っ張る力を小さくすることができる。
また、上述したように袋上部14が袋本体部13よりも左右方向に広がった形状となっているため、他部材(ここではズボン本体におけるウエストバンド5)に縫着させる上方端部14cの寸法が大きくなる。このため、ヒップポケット用袋布10aをより安定して支持することができる。
このように、ヒップポケット用袋布10aが左右に大きく振れることを防止させるとともに物の重さによりヒップポケット用袋10を下方に引っ張る力を小さくさせることができるため、ヒップポケット用袋10aとともに後ろ身頃の身生地が引っ張られ、ポケット口30aが大きく開いてしまうような事態を防ぐことができる。
(変形例)
なお、本実施形態では、ズボン1として長ズボンを例に挙げてその裏側の構造について説明したが、ズボン1は長ズボンに限定されるものではなく、半ズボンであってもよい。また、ズボンに限定されるものではなくスカートなどの下衣であってもよい。
また、ズボン1は伸縮性を有する生地から縫製されたものを例に挙げ説明したが、必ずしも伸縮性を有する生地で縫製されたズボンに限定されるものではない。例えば、綿などで縫製されたズボンであってもよい。
また、本実施形態のズボン1は、後ろ身頃に2つのヒップポケット3a、3b、前身頃に2つのサイドポケット2a、2bを有する構成であったがこれに限定されるものではない。例えば、ズボン1は、後ろ身頃に2つのヒップポケット3a、3bのみを備える構成であってもよいし、1つのヒップポケット3aまたはヒップポケット3bのみを備える構成であってもよい。例えば、後ろ身頃に1つのヒップポケット3aのみを備える構成の場合、ヒップポケット用袋布10aの上方側部14b側は上述したように脇線21aの縫い代部分に縫着されるが、上方側部14a側は、さらに左右方向に延びた形状をしており、反対側の脇線21bの縫い代部分に縫着するように構成してもよい。
また、本実施形態に係るズボン1では、上述したように、後ろ身頃のヒップポケット用袋布10aでは、上方側部14a側を、隣接する他のヒップポケット用袋10bの側部側に縫着していた。さらに、上方側部14b側を、脇線21aの縫い代部分に縫着していた。しかしながら、後ろ身頃の身生地の内側または前身頃の身生地の内側において、例えば、上方側部14a側または上方側部14b側を縫着することができる程度に***した部分(縫い代として利用できる部分)があれば、直接、この後ろ身頃の身生地または前身頃の身生地にこれら上方側部14a、14bを縫着した構成としてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明によれば、ヒップポケット3のポケット口が大きく開いてしまうことを防止することができる。特に、伸縮性の素材で縫製された、ヒップポケットを有するズボンやスカートなどの下衣において効果的に利用できる。
1 ズボン
2a サイドポケット
2b サイドポケット
3a ヒップポケット
3b ヒップポケット
4 フライ
5 ウエストバンド
6 前ボタン
7 ベルトループ
8 マーベルト
10a ヒップポケット用袋布
10b ヒップポケット用袋布
11a サイドポケット用袋布
11b サイドポケット用袋布
12 袋口
13 袋本体部
14 袋上部
14a 上方側部
14b 上方側部
14c 上端部
20 後ろ中心線
21a 脇線
21b 脇線
30 ポケット口

Claims (4)

  1. 下衣本体と、
    下衣本体の後ろ身頃に設けられたヒップポケットと、を備え、
    前記ヒップポケットが、
    前記下衣本体の後ろ身頃に形成されたポケット口と、
    袋状に形成され、袋口が前記ポケット口に縫い付けられているヒップポケット用袋布と、を有し、
    当該下衣本体において該ヒップポケット用袋布を支持するために、前記ヒップポケット用袋布の上端部分に加え、該ヒップポケット用袋布の両側部分が前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着された下衣において
    前記両側部分は、当該下衣の上下方向において、前記上端部分から前記ポケット口よりも下方となる位置まで前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着されていることを特徴とする下衣。
  2. 前記ヒップポケット用袋布は、物を収容する袋本体部と、
    前記袋本体部の上方に配置され、前記袋口が形成されている袋上部と、を備え、
    前記袋上部は前記袋本体部よりも、当該下衣の左右方向に広がった形状となっており、
    前記袋上部の両側部分と、該袋上部の上端部分とを、前記下衣本体または該下衣本体の付属部材に縫着することを特徴とする請求項に記載の下衣。
  3. 前記下衣本体の後ろ身頃において、2つのヒップポケットが左右方向に隣り合うように備えられており、
    前記袋上部の前記両側部分のうち、一方の側部側は、隣り合う他のヒップポケット用袋布の側部側と重畳しており、他方の側部側は、前記下衣本体における後ろ身頃の身生地と前身頃の身生地との切替部分である脇線の縫い代と接するように配置されており、
    前記一方の側部側を、前記下衣本体の付属部材である、重畳する前記他のヒップポケット用袋布の側部側に縫着し、前記他方の側部側を、前記下衣本体に形成された前記脇線の縫代に縫着することを特徴とする請求項に記載の下衣。
  4. 前記下衣本体の身生地は伸縮性を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の下衣。
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