JP5858150B2 - 移動局装置、基地局装置及び通信方法 - Google Patents

移動局装置、基地局装置及び通信方法 Download PDF

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Description

本明細書で論じられる実施態様は、移動通信システムにおけるハンドオーバ技術に関する。
移動通信システムにおけるハンドオーバに関連する技術として、移動機等と、通信範囲が重なるように配置された基地局等との通信を制御する通信制御装置が知られている。通信制御装置は、リソース管理部と、移動機管理部と、リソース調整部を有する。リソース管理部は、複数の基地局の動作状況を示すリソース情報をこれらの複数の基地局のそれぞれから取得し、この取得したリソース情報を管理する。移動機管理部は、複数の移動機の動作状況を示す端末情報をこれらの複数の移動機のそれぞれから取得し、この取得した端末情報を管理する。リソース調整部は、複数の移動機及び上記複数の基地局のうちハンドオーバさせる移動機及び基地局を、端末情報とリソース情報とを用いて特定する。
特開2008−187688号公報
移動局装置の移動に伴うハンドオーバ処理には、シグナリングのための無線リソースが使用される。また、ハンドオーバ処理は、移動局装置及び基地局装置のハードウエア資源と電力を消費する。したがってハンドオーバ処理の実行回数を低減することができれば、これらのリソースの使用量や電力消費を節約することができる。本明細書に開示される装置及び方法は、ハンドオーバ処理の実行回数を低減することを目的とする。
装置の一観点によれば、移動局装置が与えられる。この移動局装置は、ハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす場合に、サービングセルを形成する基地局装置へ通知信号を送信する通知部と、通知信号の送信後の最初の通信データの有無に応じてハンドオーバ処理を開始するハンドオーバ処理部を備える。
装置の他の一観点によれば、基地局装置が与えられる。この基地局装置は、基地局装置の通信エリアに存在する移動局装置のうちハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす移動局装置から通知信号を受信する受信部と、通知信号を受信した場合に移動局装置によるハンドオーバを予告する予告信号を1個以上の他の基地局装置に通知する予告通知部と、いずれかの他の基地局装置からの要求に応じて移動局装置に関する移動局コンテキスト情報を送信するコンテキスト送信部を備える。
装置の他の一観点によれば、移動局装置と、移動局装置と通信する基地局装置とを有する無線通信システムが与えられる。移動局装置は、ハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす場合に、基地局装置へ通知信号を送信する通知部と、通知信号の送信後の最初の通信データの有無に応じてハンドオーバ処理を開始するハンドオーバ処理部を備える。基地局は、通知信号を受信する受信部を備える。
方法の一観点によれば、通信方法が与えられる。この通信方法では、ハンドオーバの契機を判断するための所定条件を移動局装置が満たすか否かを判断し、所定条件が満たされる場合に、移動局装置から、サービングセルを形成する基地局装置へ通知信号を送信し、移動局装置と基地局装置との間の、通知信号の送信後の最初の通信データの有無を検出し、最初の通信データが生じた場合に前記移動局装置のハンドオーバ処理を開始する。
開示の装置又は方法によれば、ハンドオーバ処理の実行回数を低減することができる。
本発明の目的及び利点は、特許請求の範囲に示した要素及びその組合せを用いて具現化され達成される。前述の一般的な記述及び以下の詳細な記述の両方は、単なる例示及び説明であり、特許請求の範囲のように本発明を限定するものでないと解するべきである。
通信システムの全体構成例を示す図である。 移動局装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 基地局装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 移動局装置の機能構成の第1例を示す図である。 基地局装置の機能構成の第1例を示す図である。 ハンドオーバ処理における信号シーケンスの第1例の説明図である。 移動局装置の動作の第1例の説明図である。 サービング基地局装置の動作の第1例の説明図である。 ターゲット基地局装置の動作の第1例の説明図である。 移動局装置の機能構成の第2例を示す図である。 基地局装置の機能構成の第2例を示す図である。 ハンドオーバ処理における信号シーケンスの第2例の説明図である。 移動局装置の動作の第2例の説明図である。 サービング基地局装置の動作の第2例の説明図である。 ターゲット基地局装置の動作の第2例の説明図である。 基地局装置の機能構成の第3例を示す図である。 ハンドオーバ処理における信号シーケンスの第3例の説明図である。 移動局装置の動作の第3例の説明図である。 サービング基地局装置の動作の第3例の説明図である。
<1.ハードウエア構成>
以下、添付される図面を参照して、好ましい実施例について説明する。図1は、通信システムの全体構成例を示す図である。通信システム1は、アクセスネットワーク2、基地局装置3a〜3c、移動局装置4、アクセスゲートウエイ装置5及びコアネットワーク6を備える。通信システム1は、例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)で検討されるLTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムであってよい。但し、本明細書に開示される装置及び方法は、セルラー方式の移動通信システムであれば他の方式の移動通信システムでも適用可能である。なお、添付する図面及び以下の説明において移動局装置及び基地局装置を単に「移動局」及び「基地局」と表記することがある。また、添付する図面及び以下の説明においてアクセスゲートウエイ装置を「AGW」と表記することがある。また、基地局3a〜3cを総称して「基地局3」と表記することがある。
基地局3は、アクセスネットワーク2を形成し、移動通信サービスを受けるユーザの移動局4と地上側の有線通信網との間の通信を所定の無線通信規格に従って中継する。コアネットワーク6は、電話網やインターネットなどの公衆網に接続され、移動局4とこれら公衆網との接続処理やデータ転送がコアネットワーク6で行われる。基地局3及びアクセスネットワーク2は、AGW5を介してコアネットワーク6に接続される。
参照符号7a〜7cは、それぞれ基地局3a〜3cのカバーされるセルを模式的に示す。矢印8は、セル7a〜7c間における移動局4の移動を模式的に示す。以下の説明では、セル7aとの間で無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)接続が確立していた移動局4が、セル7aからセル7bへ、その後にセル7bからセル7cへ移動する場合を想定する。添付する図面及び以下の説明において無線リソース制御を「RRC」と表記することがある。
移動局4のセル間移動に伴い、移動局4のハンドオーバが発生する。本明細書においてハンドオーバ発生直前に移動局4がRRC接続を確立していたセル7a、及びセル7aをカバーする基地局3aをそれぞれ「サービングセル」及び「サービング基地局」と表記することがある。また、ハンドオーバにより移動局4がRRC接続を確立するセル7b又は7c、及びハンドオーバにより移動局4との間でRRC接続が確立する基地局3b又は3cを、それぞれ「ターゲットセル」及び「ターゲット基地局」と表記することがある。また、セル7a〜7cを総称して「セル7」と表記することがある。なお、以下の説明及び添付図面において、ハンドオーバを「HO」と表記することがある。
移動局4がサービングセル7aから他のセルへ移動した後、移動局4は通信データが発生するまでHO処理を開始せず、通信データが発生してからターゲット基地局とのHO処理を開始する。この結果、通信データが発生するまでに通過するセルでのHO処理を省略することができるため、HO処理の実行回数を低減することが可能となる。
例えば、移動局4がサービングセル7a、セル7b、セル7cの順で移動する場合、セル7b内では通信データが発生せず、セル7cに至ったときに初めて通信データが発生すれば、移動局4はセル7b内でHO処理を行わずセル7cをターゲットセルとする。
<1.1.移動局のハードウエア構成>
次に、図2を参照して移動局4のハードウエア構成の一例を説明する。図2は、移動局4のハードウエア構成の一例を示す図である。移動局4はプロセッサ10と、記憶装置11と、ベースバンド処理回路12と、無線周波数信号処理回路13を備える。なお、以下の説明及び添付図面において、ベースバンド及び無線周波数を「BB」及び「RF」と表記することがある。
プロセッサ10は、BB処理回路12が行う下記の処理以外の移動局4の動作制御と、ユーザデータを処理するアプリケーションプログラムを実行する。記憶装置11には、プロセッサ10による情報処理のためのアプリケーションプログラムが格納される。またこれらのプログラムの実行中に使用される各データ及び一時データも記憶装置11に格納される。
BB処理回路12は、移動局4と基地局3との間で送受信される信号の符号化及び変調、並びに復調及び復号化、通信プロトコル処理、スケジューリングに関するBB信号の処理を実施する。BB処理回路12は、信号処理のためのプロセッサや、プロセッサの動作に使用されるプログラム及びデータを格納するためのメモリを備えていてもよい。プロセッサは、例えばDSP(digital signal processor)やCPU(Central Processing Unit: 中央処理ユニット)であってよい。またBB処理回路12は、信号処理のためのLSI(large scale integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programming Gate Array)等の論理回路を備えていてもよい。
RF信号処理回路13は、移動局4と基地局3との間で送受信される無線信号のデジタルアナログ変換、アナログデジタル変換、周波数変換、信号増幅及びフィルタリング等の信号処理を行う。
<1.2.基地局のハードウエア構成>
次に、図3を参照して、基地局3のハードウエア構成について説明する。基地局3は、プロセッサ20と、記憶装置21と、BB処理回路22と、RF信号処理回路23と、ネットワークインタフェース回路24を備える。なお、以下の説明及び添付図面において、ネットワークインタフェースを「NIF」と表記することがある。
プロセッサ20は、下記のBB処理回路22が行う処理以外のユーザ管理処理や基地局3の動作制御を行う。記憶装置21には、プロセッサ20による信号処理のための制御プログラムが格納される。またこれらのプログラムの実行中に使用される各データ及び一時データも記憶装置21に格納される。
BB処理回路22は、移動局4と基地局3との間で送受信される信号の符号化及び変調、並びに復調及び復号化、通信プロトコル処理、スケジューリングに関するBB信号の処理を実施する。BB処理回路22は、信号処理のためのプロセッサや、プロセッサの動作に使用されるプログラム及びデータを格納するためのメモリを備えていてもよい。またBB処理回路22は、信号処理のためのLSIやASIC、FPGA等の論理回路を備えていてもよい。
RF信号処理回路23は、移動局4と基地局3との間で送受信される無線信号のデジタルアナログ変換、アナログデジタル変換、周波数変換、信号増幅及びフィルタリングを行う。NIF回路24は、アクセスネットワーク2を経由した他の基地局やAGW5との信号の送受信のための信号処理を行う。
なお、図2及び図3に示すハードウエア構成は実施例の説明のための例示にすぎない。以下に記載される動作を実行するものであれば、本明細書に記載される通信システムは、他のどのようなハードウエア構成を採用してもよい。
<2.第1実施例>
<2.1.移動局の機能構成>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現される機能について説明する。以下の第1実施例の説明では、移動局4がサービングセル7aからターゲットセル7cへのHOを実行する場合の例示を使用する。
図4は、移動局4の機能構成の第1例を示す図である。移動局4は、無線通信部30と、データ処理部31と、呼制御部32と、測定部33と、HO処理部34と、RRC接続処理部35と、間欠動作制御部36を備える。
無線通信部30は、基地局3と移動局4との間で送受信される制御信号及びユーザトラヒックの無線信号の送受信処理、符号化処理、復号化処理、変調処理及び復調処理を行う。データ処理部31は、基地局3と移動局4との間で送受信される通信データすなわちユーザトラヒックを処理する。呼制御部32は、移動局4と基地局3との間における、呼び出し、応答及び切断などの呼制御処理を実行する。
測定部33は、基地局3から到来する電波の受信強度を測定する。HO処理部34は、測定部33が測定した受信電波の受信強度と、その電波を送信した基地局3の識別子とを含む測定報告(Measurement Report: MR)を生成する。添付する図面及び以下の説明において測定報告を「MR」と表記することがある。
HO処理部34は、サービング基地局3a及びターゲット基地局3cとの間のHO処理を行う。基地局3から到来する電波の受信強度がHOの契機を判断するための所定条件を満たす場合に、HO処理部34は、移動局4がサービングセル7aから他のセルへ移行しようとしていることを示す移行通知信号を生成する。
以下、移行通知信号を生成するか否かを判断するための条件を「第1条件」と表記することがある。第1条件は、例えば、サービング基地局3aからの電波の受信強度が、他のセルからの電波の受信強度よりも閾値Th1以上小さい等の条件であってよい。
HO処理部34は、移行通知信号をサービング基地局3aへ送信する。移行通知信号はMRを含んでいてよい。データ処理部31は、上りリンクの通信データの発生を検出する。HO処理部34は、移行通知信号を送信した後の最初のユーザトラヒックの発生が検出されるとHO処理を開始する。HO処理部34は、その時点で移動局4が位置するターゲットセル7cをカバーするターゲット基地局3cとの間のRRC接続の確立処理を、RRC接続処理部35に開始させる。
RRC接続処理部35は、HO処理部34の指示に従ってターゲット基地局3cとの間でランダムアクセス手続きを実行しRRC接続を確立する。添付する図面及び以下の説明においてランダムアクセスを「RA」と表記することがある。
間欠動作制御部36は、基地局3からの指示に従って移動局4の間欠動作を制御する。移動局4が間欠的に動作を行う期間では、移動局4は基地局3との間で間欠的に受信又は送信を行うDRX(Discontinuous Reception)/DTX(Discontinuous Transmission)を実施する。
なお、無線通信部30の上記動作は、図2に示すプロセッサ10、BB処理回路12及びRF信号処理回路13が協働することによって実行される。測定部33の上記動作は、BB処理回路12によって実行される。データ処理部31、呼制御部32、HO処理部34と、RRC接続処理部35及び間欠動作制御部36の上記動作は、プロセッサ10によって実行される。
<2.2.基地局の機能構成>
続いて、図5を参照して基地局3の機能を説明する。図5は、基地局3の機能構成の第1例を示す図である。基地局3は、無線通信部40と、ネットワーク通信部41と、呼制御部42と、HO処理部43と、移動局コンテキスト情報記憶部44と、RRC接続処理部45を備える。
無線通信部40は、基地局3と移動局4との間で送受信される制御信号及びユーザトラフィックの無線信号の送受信処理、符号化処理、復号化処理、変調処理及び復調処理を行う。ネットワーク通信部41は、基地局3と、アクセスネットワーク2との間のインタフェースでありアクセスネットワーク2との間でパケットの送受信を行う。呼制御部42は、移動局4と基地局3との間における、呼び出し、応答及び切断などの呼制御処理を実行する。
HO処理部43は、基地局3がカバーするセルにおける移動局4のHO処理を実行する。サービング基地局3aのHO処理部43は、基地局3aがセル7a内の移動局4から移行通知信号を受信すると、移動局4のHOを予告するHO予告信号を周辺の他の基地局3へ送信する。HO予告信号は、移動局コンテキスト情報のうちの少なくとも、サービング基地局3aの識別子と移動局4の識別子とを含む。
移動局コンテキスト情報は、移動局4とRRC接続により接続される基地局3によって保有され、この基地局3が移動局4との無線通信に使用する情報を含む。移動局コンテキスト情報は、例えば、基地局3の識別子、移動局4の識別子、接続パラメータ、アクセスベアラの設定情報、RRC状態情報、アクセスストラタムのセキュリティ保護に使用するセキュリティコンテンツ情報を含んでいてよい。移動局コンテキスト情報の一例は、例えばLTE方式で使用される「UE Context」である。
移動局4がターゲット基地局3cとの間でRRC接続処理を行うと、ターゲット基地局3cは移動局4に関する移動局コンテキスト情報の送信をサービング基地局3aに要求する。サービング基地局3aのHO処理部43は、ターゲット基地局3cによる移動局4に関する移動局コンテキスト情報の要求に応じて、移動局コンテキスト情報を送信する。
このためHO処理部43は、予告通知部50と、コンテキスト送信部51を備える。予告通知部50は、セル7a内の移動局4からの移行通知信号が受信されると、移動局4のHOを予告するHO予告信号を周辺の他の基地局3へ送信する。予告通知部50は、予め指定される地理的に近い基地局3へHO予告信号を送信してよい。また予告通知部50は、移行通知信号がMRを含んでいる場合に、MRに含まれる識別子が記載された基地局3へHO予告信号を送信してもよい。
コンテキスト送信部51は、ターゲット基地局3cによる移動局4に関する移動局コンテキスト情報の要求に応じて、移動局コンテキスト情報記憶部44に記憶された移動局4に関する移動局コンテキスト情報を、ターゲット基地局3cへ送信する。
ターゲット基地局3cのHO処理部43は、移動局4とRA手続きを実行すると、移動局4のサービング基地局3aを特定し、移動局4に関する移動局コンテキスト情報の送信をサービング基地局3aへ要求する。このため、HO処理部43は、識別子取得部52と、識別子比較部53と、コンテキスト要求部54を備える。
識別子取得部52は、サービング基地局3aから受信したHO予告信号から基地局3aの識別子と移動局4の識別子を取得する。識別子比較部53は、RA手続きにおいて取得した移動局4の識別子とHO予告信号から取得した移動局4の識別子とを比較し、RA手続きを実行する移動局4に関するHO予告信号を送信したサービング基地局3aを特定する。
コンテキスト要求部54は、移動局4に関する移動局コンテキスト情報の送信をサービング基地局3aへ要求する。コンテキスト要求部54は、受信した移動局コンテキスト情報を移動局コンテキスト情報記憶部44に記憶する。RRC接続処理部45は、移動局4との間でRA手続きを実行しRRC接続を確立する。
なお、無線通信部40の上記動作は、図3に示すプロセッサ20、BB処理回路22及びRF信号処理回路23が協働することによって実行される。ネットワーク通信部41の上記動作は、NIF回路24によって実行される。呼制御部42、HO処理部43及びRRC接続処理部45の上記動作は、プロセッサ20によって実行される。移動局コンテキスト情報記憶部44の記憶領域は、記憶装置21内に設けられる。
なお、図4及び図5の機能構成図は、本明細書において説明される移動局4及び基地局3の機能に関係する構成を中心に示している。移動局4及び基地局3は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。図10、図11及び図16でも同様である。
<2.4.信号シーケンス>
図6を参照して、第1実施例のHO処理における信号シーケンスの例を説明する。図6を参照して説明する一連の動作は複数の手順を含む方法と解釈してもよい。この場合に「オペレーション」を「ステップ」と読み替えてもよい。図7〜図9、図12〜図15及び図17〜19に示す動作も同様である。
基地局3からの電波の受信強度が第1条件を満たすと、オペレーションAAにおいて移動局4のHO処理部34は、移行通知信号をサービング基地局3aへ送信する。オペレーションABにおいてサービング基地局3aのHO処理部43は、移動局4のHOを予告するHO予告信号を、周辺の他の基地局3b及び3cへ送信する。基地局3b及び3cの識別子取得部52は、HO予告信号からサービング基地局3aの識別子と移動局4の識別子を取得する。オペレーションACにおいて基地局3b及び3cのHO処理部43は、HO予告信号の受信成功を通知する確認信号をサービング基地局3aへ送信する。
その後、上りリンクの通信データが発生すると、移動局4のHO処理部34はHO処理を開始する。この時点で移動局4は、ターゲット基地局3cがカバーするセル7c内に位置していると想定する。オペレーションADにおいて移動局4のRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3cとの間でRA手続きを開始するため、RAプリアンブルを送信する。オペレーションAEにおいてターゲット基地局3cのRRC接続処理部45は、RAプリアンブルに対するRA応答信号を移動局4へ返信する。
オペレーションAFにおいて移動局4のRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3cとのRRC接続確立を要求する接続確立要求信号をターゲット基地局3cへ送信する。接続確立要求信号は、移動局4の識別子を含む。オペレーションAGにおいてターゲット基地局3cのRRC接続処理部45は、接続確立要求信号に対する応答信号である接続確立応答信号を移動局4へ送信する。
オペレーションAHにおいてターゲット基地局3cの識別子比較部53は、接続確立要求信号から取得した移動局4の識別子とHO予告信号から取得した移動局4の識別子とを比較し、移動局4のサービング基地局3aを特定する。コンテキスト要求部54は、移動局4に関する移動局コンテキスト情報の送信をサービング基地局3aへ要求する。オペレーションAIにおいてサービング基地局3aのコンテキスト送信部51が、ターゲット基地局3cへ移動局4に関する移動局コンテキスト情報を送信する。以上により、移動局4とターゲット基地局3cとのRRC接続が確立する。
オペレーションAJにおいてターゲット基地局3cのHO処理部43は、移動局4への通信データの伝送パスが経由する基地局を、ターゲット基地局3cへ切り替えるためのパス切替要求信号をAGW5に送信する。オペレーションAKにおいてAGW5は、パス切替要求応答信号をターゲット基地局3cへ送信する。
<2.5.移動局の動作>
続いて、HO処理における移動局4及び基地局3の動作を説明する。図7は、移動局4の動作の第1例の説明図である。オペレーションBAにおいて測定部33は、基地局3から到来する電波の受信強度を測定する。オペレーションBBにおいてHO処理部34は、受信強度が第1条件を満足するか否かを判断する。受信強度が第1条件を満足する場合(オペレーションBB:Y)に動作はオペレーションBCへ進む。受信強度が第1条件を満足しない場合(オペレーションBB:N)に動作は終了する。
オペレーションBCにおいてHO処理部34は、移行通知信号をサービング基地局3aへ送信する。オペレーションBDにおいてデータ処理部31は、上りリンクの通信データの発生の有無を検出する。上りリンクの通信データがある場合(オペレーションBD:Y)に動作はオペレーションBEへ進む。上りリンクの通信データがない場合(オペレーションBD:N)に動作はオペレーションBDへ戻る。
オペレーションBEにおいてRRC接続処理部35は、RAプリアンブルを送信する。オペレーションBFにおいてRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3cからRA応答信号を受信する。オペレーションBGにおいてRRC接続処理部35は、接続確立要求信号をターゲット基地局3cへ送信する。オペレーションBHにおいてRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3cから接続確立応答信号を受信する。その後に動作は終了する。
<2.6.サービング基地局の動作>
図8は、サービング基地局3aの動作の第1例の説明図である。オペレーションCAにおいて基地局3aが移動局4から移行通知信号を受信する。オペレーションCBにおいて予告通知部50は、HO予告信号を周辺の他の基地局3へ送信する。
オペレーションCCにおいてコンテキスト送信部51は、ターゲット基地局3cから移動局4に関する移動局コンテキスト情報の要求を受信する。オペレーションCDにおいてコンテキスト送信部51は、移動局コンテキスト情報をターゲット基地局3cへ送信する。その後に動作は終了する。
<2.7.ターゲット基地局の動作>
図9は、ターゲット基地局3cの動作の第1例の説明図である。オペレーションDAにおいてHO処理部43は、サービング基地局3aからのHO予告信号を受信する。オペレーションDBにおいて識別子取得部52は、HO予告信号から基地局3aの識別子と移動局4の識別子を取得する。
オペレーションDCにおいてRRC接続処理部45は、移動局4からのRAプリアンブル信号が受信されたか否かを判断する。RAプリアンブル信号が受信された場合(オペレーションDC:Y)に動作はオペレーションDDへ進む。RAプリアンブル信号が受信されない場合(オペレーションDC:N)に動作はオペレーションDCへ戻る。オペレーションDDにおいてRRC接続処理部45は、RA応答信号を移動局4へ返信する。
オペレーションDEにおいてRRC接続処理部45は、移動局4から接続確立要求信号を受信する。オペレーションDFにおいてRRC接続処理部45は、接続確立応答信号を移動局4へ送信する。オペレーションDGにおいて識別子比較部53は、接続確立要求信号から取得した移動局4の識別子とHO予告信号から取得した移動局4の識別子とを比較し、移動局4のサービング基地局3aを特定する。
オペレーションDHにおいてコンテキスト要求部54は、移動局4に関する移動局コンテキスト情報の送信をサービング基地局3aへ要求する。オペレーションDIにおいてコンテキスト要求部54は、移動局コンテキスト情報を受信し、移動局コンテキスト情報記憶部44に記憶する。オペレーションDJにおいてHO処理部43は、AGW5との間で、移動局4への通信データの伝送パスが経由する基地局をターゲット基地局3cへ切り替えるパス切替処理を実行する。その後に動作は終了する。
<2.8.実施例の効果>
本実施例によれば、例えば、移動経路上のいずれかのセルで移動局4がデータ通信を行わない場合に、データ通信がなかったセルへのHO処理を省略することが可能になる。このためHO処理の実行回数の低減が可能になる。この結果、無線リソースの使用量、移動局装置及び基地局装置のハードウエア資源の使用量、電力消費を節約することができる。例えば、間欠動作制御部36の制御に基づき移動局4が間欠動作を行う場合に、移動経路上のいずれかのセルでデータ通信がないことがある。本実施例によれば、移動局4の間欠動作中におけるHO処理の実行回数を低減することにより、移動局4の消費電力を低減することが可能となる。
本実施例では、移動局4がデータ通信を再開するまでHO処理が実施されないため、HO処理開始までの期間が延びることがある。このため、ターゲット基地局の候補が従来よりも多くなる。これらの候補の全てに移動局コンテキスト情報を送信すると、HO手続きにおける基地局3間の通信量が増加する。このため、サービング基地局3aは、移動局コンテキスト情報に代えて、移動局4とサービング基地局3aの識別子情報を含んだ予告信号を送信する。そして、予告信号で指定された移動局4とRA手続きを開始した基地局3を、移動局コンテキスト情報の送信先とすることで基地局3間の通信量の増加を低減する。
<2.9.変形例>
上記の実施例では、データ処理部31が上りリンクの通信データの発生を検出した場合に、RRC接続処理部35がターゲット基地局3cとの間のRRC接続の確立処理を開始した。他の実施例では、ターゲット基地局3cからのページング信号の受信によって、呼制御部32が下りリンクの通信データの発生を検出してもよい。RRC接続処理部35は、下りリンクの通信データの発生を検出した場合にターゲット基地局3cとの間のRRC接続の確立処理を開始してもよい。
<3.第2実施例>
<3.1.機能構成>
続いて他の実施例について説明する。移動局4の通信状態には複数の状態が考えられる。ある通信状態では、移動経路上のいずれかのセルで移動局4がデータ通信を行わないことがあるのに対し、他の通信状態では、頻繁にデータ通信行うことが考えられる。後者の通信状態の場合には、セル間移動後に通信データの発生を待ってHO処理を開始すると、HO処理を実行時間分だけデータ伝送が遅れる恐れがある。
そこで本実施例では、移動局4は、移動局4の状態を判断する。移動局4は、その判断結果に応じて通信状態を判断する。移動局4が、移動経路上のいずれかのセルでデータ通信を行わない可能性が高い状態である場合には、セル間移動後に通信データの発生を待ってHO処理を開始する。移動局4が、他の状態である場合には通信データの有無に関わらずにHO処理を開始する。
図10は、移動局4の機能構成の第2例を示す図である。図4に示す構成要素と同様の構成要素には図4で使用した参照符号と同じ参照符号を付し、同一の機能については説明を省略する。移動局4は、状態判断部37を備える。状態判断部37は、移動局4が、移動経路上のいずれかのセルでデータ通信を行わない可能性が高い第1状態であるか、それ以外の第2状態であるかを判断する。
例えば、状態判断部37は、移動局4の形式や機種によって移動局4が第1状態及び第2状態のいずれにあるかを判断してよい。例えば、状態判断部37は、移動局4がスマートフォンであるか携帯電話であるかに応じて移動局4の状態を判断してよい。スマートフォンはバックグラウンドで間欠的にデータ通信を行うことがあり、移動経路上のセルでデータ通信を行わないことがある。これに対し、携帯電話の通話中の音声データの送受信は連続的に行われる。
また例えば、移動局4がバックグラウンドで処理を行っているか否かに応じて移動局4の状態を判断してもよい。また、例えば、状態判断部37は、間欠動作制御部36の制御に基づき移動局4が間欠動作を行っているか否かに応じて移動局4の状態を判断してもよい。状態判断部37は、これらの条件の一部又は全部を組み合わせて移動局4の状態を判断してもよい。
以下の第2実施例及び第3実施例の説明では、移動局4が第1状態である場合にセル7cがターゲットセルとなり、移動局4が第2状態である場合にセル7bがターゲットセルとなる例示を用いて説明を行う。
移動局4が第1状態である場合には、HO処理部34は、基地局3からの電波の受信強度が第1条件を満足するか否かを判断する。受信強度が第1条件を満足する場合にHO処理部34は、移行通知信号をサービング基地局3aへ送信する。移動局4が第2状態である場合にHO処理部34は、基地局3からの電波の受信強度が、HOの契機を判断するための第2条件を満足するか否かを判断する。受信強度が第2条件を満足する場合にHO処理部34は、MRをサービング基地局3aへ送信する。第2条件は第1条件と同じ条件であってもよく異なる条件であってもよい。
MRがサービング基地局3aへ送信された場合に、HO処理部34は、サービング基地局3aからHO指示信号を受信する。HO処理部34は、HO指示信号を受信した場合にターゲット基地局3bとHO処理を開始する。
図11は、基地局3の機能構成の第2例を示す図である。図5に示す構成要素と同様の構成要素には図5で使用した参照符号と同じ参照符号を付し、同一の機能については説明を省略する。基地局3のHO処理部43は、HO要求処理部55とHO指示部56を備える。HO処理部43が移動局4からMRを受信すると、HO要求処理部55は、ターゲット基地局3bへHO要求信号を送信する。
ターゲット基地局3bのHO要求処理部55は、サービング基地局3aから要求されるHO処理を行うか否かを判断し、HO処理を行う場合にHO要求応答信号を返信する。サービング基地局3aのHO要求処理部55がHO要求応答信号を受信すると、コンテキスト送信部51は移動局4の移動局コンテキスト情報をターゲット基地局3bへ送信する。また、HO指示部56は、移動局4へHO指示信号を送信する。
<3.2.信号シーケンス>
図12を参照して、第2実施例のHO処理における信号シーケンスの例を説明する。移動局4が第2状態であり、基地局3からの電波の受信強度が第2条件を満足すると、オペレーションEAにおいてHO処理部34は、MRをサービング基地局3aへ送信する。
一方で、移動局4が第1状態であり、基地局3からの電波の受信強度が第1条件を満足すると、HO処理部34は、移行通知信号をサービング基地局3aへ送信する。この場合の信号シーケンスは、図6の信号シーケンスと同様である。
オペレーションEBにおいてサービング基地局3aのHO要求処理部55は、ターゲット基地局3bへHO要求信号を送信する。オペレーションECにおいてターゲット基地局3bのHO要求処理部55は、サービング基地局3aへHO要求応答信号を送信する。オペレーションEDにおいてサービング基地局3aのコンテキスト送信部51は、移動局4の移動局コンテキスト情報をターゲット基地局3bへ送信する。
オペレーションEEにおいてサービング基地局3aのHO指示部56は、移動局4へHO指示信号を送信する。オペレーションEFにおいて移動局4のRRC接続処理部35は、RAプリアンブルを送信する。オペレーションEGにおいてターゲット基地局3bのRRC接続処理部45は、RAプリアンブルに対するRA応答信号を移動局4へ返信する。
オペレーションEHにおいて移動局4のRRC接続処理部35は、RRC接続の再構成の完了を知らせるRRC再構成完了信号をターゲット基地局3bへ送信する。オペレーションEIにおいてターゲット基地局3bのRRC接続処理部45は、RRC再構成完了信号に対する応答信号であるRRC再構成完了確認信号を送信する。以上により、移動局4とターゲット基地局3bとのRRC接続が確立する。
オペレーションEJにおいてターゲット基地局3bのHO処理部43は、パス切替要求信号をAGW5に送信する。オペレーションEKにおいてAGW5は、パス切替要求応答信号をターゲット基地局3bへ送信する。
<3.3.移動局の動作>
続いて、第2実施例における移動局4及び基地局3の動作を説明する。図13は、移動局4の動作の第2例の説明図である。オペレーションFAにおいて測定部33は、基地局3から到来する電波の受信強度を測定する。オペレーションFBにおいて状態判断部37は、移動局4が第1状態であるか否かを判断する。
移動局4が第1状態である場合(オペレーションFB:Y)に動作はオペレーションFCへ進む。移動局4が第2状態である場合(オペレーションFB:N)に動作はオペレーションFJへ進む。オペレーションFC〜FIの動作は図7のオペレーションBB〜BHの動作と同様である。
オペレーションFJにおいてHO処理部34は、基地局3からの電波の受信強度が第2条件を満足するか否かを判断する。受信強度が第2条件を満足する場合(オペレーションFJ:Y)に動作はオペレーションFKへ進む。受信強度が第2条件を満足しない場合(オペレーションFJ:N)に動作は終了する。オペレーションFKにおいてHO処理部34は、MRをサービング基地局3aへ送信する。
オペレーションFLにおいてHO処理部34は、サービング基地局3aからHO指示信号が受信されたか否かを判断する。HO指示信号が受信された場合(オペレーションFL:Y)に動作はオペレーションFMへ進む。HO指示信号が受信されない場合(オペレーションFL:N)に動作はオペレーションFLへ戻る。
オペレーションFMにおいてRRC接続処理部35は、RAプリアンブルを送信する。オペレーションFNにおいてRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3bからRA応答信号を受信する。オペレーションFOにおいてRRC接続処理部35は、RRC再構成完了信号をターゲット基地局3cbへ送信する。オペレーションFPにおいてRRC接続処理部35は、ターゲット基地局3bからRRC再構成完了確認信号を受信する。その後に動作は終了する。
<3.4.サービング基地局の動作>
図14は、サービング基地局3aの動作の第2例の説明図である。オペレーションGAにおいてHO処理部43は、移動局4から移行通知信号又はMRを受信する。移行通知信号が受信された場合(オペレーションGB:Y)に動作はオペレーションGCへ進む。MRが受信された場合(オペレーションGB:N)に動作はオペレーションGFへ進む。オペレーションGC〜GEの動作は図8のオペレーションCB〜CDの動作と同様である。
オペレーションGFにおいてHO処理部43は、MRが所定のHO条件を満たすか否かを判断する。MRがHO条件を満たす場合(オペレーションGF:Y)に動作はオペレーションGGへ進む。MRがHO条件を満たさない場合(オペレーションGF:N)に動作は終了する。
オペレーションGGにおいてHO要求処理部55は、ターゲット基地局3bへHO要求信号を送信する。オペレーションGHにおいてHO要求処理部55は、ターゲット基地局3bからHO要求応答信号を受信する。オペレーションGIにおいてコンテキスト送信部51は移動局4の移動局コンテキスト情報をターゲット基地局3bへ送信する。オペレーションGJにおいてHO指示部56は、移動局4へHO指示信号を送信する。その後に動作は終了する。
<3.5.ターゲット基地局の動作>
図15は、ターゲット基地局3b又は3cの動作の第2例の説明図である。オペレーションHAにおいてHO処理部43は、サービング基地局3aからのHO予告信号が受信されたか否かを判断する。HO予告信号が受信された場合(オペレーションHA:Y)に動作はオペレーションHBへ進む。HO予告信号が受信されない場合(オペレーションHA:N)に動作はオペレーションHCへ進む。オペレーションHBにおいて識別子取得部52は、HO予告信号から基地局3aの識別子と移動局4の識別子を取得する。その後に動作はオペレーションHFへ進む。
オペレーションHCにおいてHO要求処理部55は、サービング基地局3aからのHO要求信号が受信されたか否かを判断する。HO要求信号が受信された場合(オペレーションHC:Y)に動作はオペレーションHDへ進む。HO要求信号が受信されない場合(オペレーションHC:N)に動作は終了する。
オペレーションHDにおいてHO要求処理部55は、サービング基地局3aへHO要求応答信号を送信する。オペレーションHEにおいてHO処理部43は、サービング基地局3aから移動局コンテキスト情報を受信する。その後に動作はオペレーションHFへ進む。
オペレーションHFにおいてRRC接続処理部45は、移動局4からのRAプリアンブル信号が受信されたか否かを判断する。RAプリアンブル信号が受信された場合(オペレーションHF:Y)に動作はオペレーションHGへ進む。RAプリアンブル信号が受信されない場合(オペレーションHF:N)に動作はオペレーションHFへ戻る。オペレーションHGにおいてRRC接続処理部45は、RA応答信号を移動局4へ返信する。
オペレーションHHにおいてRRC接続処理部45は、移動局4から接続確立要求信号又はRRC再構成完了信号を受信する。接続確立要求信号が受信された場合(オペレーションHI:Y)に動作はオペレーションHJへ進む。RRC再構成完了信号が受信された場合(オペレーションHI:N)に動作はオペレーションHOへ進む。
オペレーションHI〜HNの動作は、図9のオペレーションDF〜DJと同様である。オペレーションHNの後に動作は終了する。オペレーションHOにおいてRRC接続処理部45は、RRC再構成完了確認信号を移動局4へ送信する。その後に動作はオペレーションHNへ進む。
<3.6.効果>
本実施例によれば、移動局4の状態に応じて、セル間移動後に通信データの発生を待ってHO処理を開始するか、通信データの有無にかかわらずHO処理を開始するかを切り替えることができる。このため、例えば、移動経路上のいずれかのセルで移動局4がデータ通信を行わない可能性が高い場合には、通信データの発生を待ってHO処理を開始することでHO処理の回数を低減できる。一方で、移動局4が頻繁にデータ通信を行う場合に、通信データの発生を待ってHO処理を行うことによるデータ伝送の遅れの恐れを低減できる。
<4.第3実施例>
<4.1.機能構成>
続いて他の実施例について説明する。本実施例では、移動局4が第1状態及び第2状態のいずれであるかを、サービング基地局3aが判断する。移動局4が第1状態である場合にサービング基地局3aは、移動局4に、セル間移動後の通信データの発生を待ってHO処理を開始させる。一方で移動局4が第2状態である場合にサービング基地局3aは、通信データの有無に関わらずにHO処理を開始する。
図16は、基地局3の機能構成の第3例を示す図である。図11に示す構成要素と同様の構成要素には図11で使用した参照符号と同じ参照符号を付し、同一の機能については説明を省略する。
基地局3は、状態判断部46を備える。状態判断部46は、移動局4が第1状態及び第2状態のいずれであるかを判断する。移動局4から受信したMRがHO条件を満たし、移動局4が第1状態である場合に、HO処理部43は移動局4へ移行通知信号を送信する。HO処理部43は移行通知信号を送信することにより、移動局4に、移行通知信号の受信後の最初の通信データの発生までHO処理の開始を遅らせる。予告通知部50は、HO予告信号を周辺の他の基地局3へ送信する。
移動局4から受信したMRがHO条件を満たし、移動局4が第2状態である場合に、HO要求処理部55は、ターゲット基地局3bへHO要求信号を送信する。ターゲット基地局3bからHO要求応答信号が送信されると、コンテキスト送信部51は移動局4の移動局コンテキスト情報をターゲット基地局3bへ送信する。また、HO指示部56は、移動局4へHO指示信号を送信する。
<4.2.信号シーケンス>
図17を参照して、第3実施例のHO処理における信号シーケンスの例を説明する。オペレーションIAにおいて移動局4はサービング基地局3aへMRを送信する。MRがHO条件を満たし移動局4が第1状態である場合には、オペレーションIBにおいてサービング基地局3aのHO処理部43は移動局4へ移行通知信号を送信する。
一方でMRがHO条件を満たし移動局4が第2状態である場合には、HO要求処理部55は、ターゲット基地局3bへHO要求信号を送信する。この場合の信号シーケンスは、図12の信号シーケンスと同様になる。
オペレーションICにおいてサービング基地局3aのHO処理部43は、移動局4のHOを予告するHO予告信号を、周辺の基地局3b及び3cへ送信する。オペレーションIDにおいて基地局3b及び3cのHO処理部43は、HO予告信号の受信成功を通知する確認信号をサービング基地局3aへ送信する。その後のオペレーションIE〜ILの動作は、図6のオペレーションAD〜AKと同様である。
<4.3.移動局の動作>
続いて、第2実施例における移動局4及び基地局3の動作を説明する。図18は、移動局4の動作の第3例の説明図である。オペレーションJAにおいて測定部33は、基地局3から到来する電波の受信強度を測定する。オペレーションJBにおいてHO処理部34は、受信強度が第2条件を満足するか否かを判断する。受信強度が第2条件を満足する場合(オペレーションJB:Y)に動作はオペレーションJCへ進む。受信強度が第2条件を満足しない場合(オペレーションJB:N)に動作は終了する。オペレーションJCにおいてHO処理部34は、MRをサービング基地局3aへ送信する。
オペレーションJDにおいてHO処理部34は、サービング基地局3aから送信された移行通知信号が受信されたか否かを判断する。移行通知信号が受信された場合(オペレーションJD:Y)に動作はオペレーションJEに進む。移行通知信号が受信されない場合(オペレーションJD:N)に動作はオペレーションJJに進む。オペレーションJE〜JIの動作は図7のオペレーションBE〜BHと同様である。その後に動作は終了する。
オペレーションJJにおいてHO処理部34は、サービング基地局3aから送信されたHO指示信号が受信されたか否かを判断する。HO指示信号が受信された場合(オペレーションJJ:Y)に動作はオペレーションJKへ進む。HO指示信号が受信されない場合(オペレーションJJ:N)に動作は終了する。オペレーションJK〜JNの動作は図13のオペレーションJK〜JNと同様である。その後に動作は終了する。
<4.4.サービング基地局の動作>
図19は、サービング基地局3aの動作の第3例の説明図である。オペレーションKAにおいてHO処理部43が移動局4からMRを受信する。オペレーションKBにおいてHO処理部43は、MRが所定のHO条件を満たすか否かを判断する。MRがHO条件を満たす場合(オペレーションKB:Y)に動作はオペレーションKCへ進む。MRがHO条件を満たさない場合(オペレーションKB:N)に動作は終了する。
オペレーションKCにおいて状態判断部46は、移動局4が第1状態及び第2状態のいずれであるかを判断する。移動局4が第1状態である場合(オペレーションKC:Y)に動作はオペレーションKDへ進む。移動局4が第2状態である場合(オペレーションKC:N)に動作はオペレーションKGへ進む。オペレーションKD〜KFの動作は、図8のオペレーションCB〜CDと同様である。その後に動作は終了する。オペレーションKG〜KJの動作は、図14のオペレーションGG〜GJと同様である。その後に動作は終了する。
<4.5.効果>
本実施例においても、移動局4の状態に応じて、セル間移動後に通信データの発生を待ってHO処理を開始するか、通信データの有無にかかわらずHO処理を開始するかを切り替えることができる。このため、例えば、移動経路上のいずれかのセルでデータ通信を行わない可能性が高い移動局4のHO処理の回数を低減できる一方で、頻繁にデータ通信を行う移動局4のデータ伝送の遅れの恐れを低減できる。
ここに記載されている全ての例及び条件的な用語は、読者が、本発明と技術の進展のために発明者により与えられる概念とを理解する際の助けとなるように、教育的な目的を意図したものであり、具体的に記載されている上記の例及び条件、並びに本発明の優位性及び劣等性を示すことに関する本明細書における例の構成に限定されることなく解釈されるべきものである。本発明の実施例は詳細に説明されているが、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であると解すべきである。
1 通信システム
3、3a、3b、3c 基地局装置
4 移動局装置
30、40 無線通信部
31 データ処理部
32 呼制御部
33 測定部
34、43 HO処理部
50 予告通知部
51 コンテキスト送信部

Claims (12)

  1. ハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす場合に、サービングセルを形成する基地局装置へ通知信号を送信する通知部と、
    前記通知信号の送信後の最初の通信データの有無に応じてハンドオーバ処理を開始するハンドオーバ処理部と、
    を備えることを特徴とする移動局装置。
  2. 前記通知信号の送信後の最初の通信データの発生を検出するデータ検出部を備え、
    前記ハンドオーバ処理部は前記データ検出部の検出結果に応じてハンドオーバ処理を開始することを特徴とする請求項1に記載の移動局装置。
  3. サービングセルを形成する基地局装置から、前記移動局装置がハンドオーバ条件を満たすことを知らせる第2通知信号又はハンドオーバ指示を受信する受信部を備え、
    前記ハンドオーバ処理部は、第2通知信号が受信された場合に前記データ検出部の検出結果に応じて前記ハンドオーバ処理を開始し、ハンドオーバ指示が受信された場合に前記データ検出部の検出結果に関わらず前記ハンドオーバ処理を開始する、ことを特徴とする請求項2に記載の移動局装置。
  4. 前記データ検出部は、基地局装置からのページング信号に基づきダウンリンクの通信データの有無を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の移動局装置。
  5. 前記移動局装置の状態を判断する状態判断部を備え、
    前記ハンドオーバ処理部は、前記移動局装置が第1の状態である場合に前記データ検出部の検出結果に応じて前記ハンドオーバ処理を開始し、前記移動局装置が第2の状態である場合に前記データ検出部の検出結果に関わらず前記ハンドオーバ処理を開始する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の移動局装置。
  6. 請求項1に記載の移動局装置と通信する基地局装置であって、
    前記基地局装置の通信エリアに存在するハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす前記移動局装置から通知信号を受信する受信部と、
    前記通知信号を受信した場合に前記移動局装置によるハンドオーバを予告する予告信号を1個以上の他の基地局装置に通知する予告通知部と、
    いずれかの前記他の基地局装置からの要求に応じて前記移動局装置に関する移動局コンテキスト情報を送信するコンテキスト送信部と、
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  7. 前記いずれかの他の基地局装置は前記移動局装置とのハンドオーバ処理を開始した基地局装置であることを特徴とする請求項6に記載の基地局装置。
  8. 前記移動局装置の状態を判断する状態判断部と、
    前記移動局装置が第1の状態である場合に第2通知信号を前記移動局装置へ送信し、前記移動局装置が第2の状態である場合にハンドオーバ指示信号を前記移動局装置に送信するハンドオーバ指示部と、を備え、
    第2通知信号は、第2通知信号を受信する移動局装置に、第2通知信号の受信後の最初の通信データの存在を検出した場合に基地局装置とのハンドオーバ処理を開始させる請求項6又は7に記載の基地局装置。
  9. 前記移動局装置のサービングセルを形成する基地局装置から受信した前記予告信号から前記移動局装置の識別子を取得する識別子取得部と、
    前記識別子取得部により取得された識別子と、前記移動局装置とのハンドオーバ処理で得られる前記移動局装置の識別子とを比較する識別子比較部と、
    を備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の基地局装置。
  10. 前記識別子比較部の比較結果に応じて、前記サービングセルを形成する基地局装置に、前記移動局装置に関する移動局コンテキスト情報を要求するコンテキスト要求部を備えることを特徴とする請求項9に記載の基地局装置。
  11. ハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を移動局装置が満たすか否かを判断し、
    前記所定条件が満たされる場合に、前記移動局装置から、サービングセルを形成する基地局装置へ通知信号を送信し、
    前記移動局装置と基地局装置との間の、前記通知信号の送信後の最初の通信データの有無を検出し、
    前記最初の通信データが生じた場合に前記移動局装置のハンドオーバ処理を開始することを特徴とする通信方法。
  12. 移動局装置と、前記移動局装置と通信する基地局装置とを有する無線通信システムにおいて、
    前記移動局装置は、
    ハンドオーバの契機の判断に用いられる所定条件を満たす場合に、前記基地局装置へ通知信号を送信する通知部と、
    前記通知信号の送信後の最初の通信データの有無に応じてハンドオーバ処理を開始するハンドオーバ処理部と、を備え、
    前記基地局は、前記通知信号を受信する受信部を備えたことを特徴とする無線通信システム。
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