JP5856897B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラなどの撮像装置におけるオートフォーカス制御に関する。
デジタルビデオカメラなどに内蔵されるオートフォーカスの方法として、コントラスト方式や、色収差方式が知られている。コントラスト方式では、撮影された画像のコントラストを検出し、各位置でのコントラストを比較して、被写体と、レンズ位置の焦点が合致する位置を決めるものである。この方法を利用するには、コントラストが最大となるレンズの位置を検出する必要がある。
また、色収差方式では、光のR(赤)、G(緑)、B(青)の成分ごとにレンズの焦点位置が異なることを利用して、各色の高周波成分の大きさの比較結果に基づいて合焦位置を検出するものである(特許文献1)。
ビデオカメラでは、通常赤色LED(波長700nm)等が補助光光源として用いられているため、レンズの色収差によってピントがぼけてしまうことになり、カメラマイコンは赤色LED発光時にはストロボメイン発光時にジャストピントになるようピント補正を行う。このように暗い中での静止画撮影にAF補助光を内蔵したストロボを用いるシステムでは、オートフォーカスによるピント合わせにAF補助光(赤色LED、波長700nm等)を発光させ、ピント補正を行うといった方法もある(特許文献2)。
レンズには、可視光以外にも、近赤外光を取り込む特徴がある。しかし、人間の目には見えない近赤外光を遮断するフィルタを使用することで、可視光のみを映像に反映することができる。その中で、緑成分は可視光の真ん中の波長であり、撮影しようとする映像もRGBのコントラストが平均的であることが多いことから、緑成分を元にピント調整を行うことが多い。緑成分を元にピントの調整を行う方法は、コントラスト信号を生成する際に用いる映像信号として、元の映像信号をそのまま用いるのではない。元の映像信号のRGBの各成分毎に赤用、緑用、青用のゲインをそれぞれ抱えることにより変化した映像信号を用い、この変換に用いる緑用のゲインを赤用、青用のゲインよりも大きくすることで、緑成分の割合を多くすることが行われている。一般的には、その変換式は次式であらわされる。
変換後の映像信号の赤成分の輝度=赤用のゲイン×元の映像信号の赤成分の輝度
・・・(1)
変換後の映像信号の緑成分の輝度=緑用のゲイン×元の映像信号の緑成分の輝度
・・・(2)
変換後の映像信号の青成分の輝度=青用のゲイン×元の映像信号の青成分の輝度
・・・(3)
輝度=0.3R(赤の輝度の明るさ)+0.59G(緑の輝度の明るさ)
+0.11B(青の輝度の明るさ) ・・・(4)
ここで、一般的には、赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲイン=0.3:0.59:0.11の比率としており、赤用のゲインとしては0.3、緑用のゲインとしては0.59、青用のゲインとしては0.11が用いられる(あるいは、それぞれを3倍した0.9、1.77、0.33が用いられる)。そして、この変換後の映像信号を用いてコントラスト信号を生成し、コントラスト信号が最大となるレンズ位置を検出して合焦させる。
この方法を使うと複雑な計算をしなくて済むので、計算時間が早くなるため、多くのレンズに使用されている。また、緑でピントを合わせるのは、人の感度も緑成分に近いため、それに合わせるという意図もある。
特開2009−103800号公報 特開平11−174521号公報
IRカットフィルタ27は、可視光を透過して、近赤外光(IR)をカットするフィルタである。IRカットフィルタ27をOFFにすることで、近赤外光を取り込むので、カメラで捕らえる画像に赤成分が多くなる。しかしながら、このような方法でピント補正を行った場合は、IRカットフィルタがOFFの時(IRカットフィルタをはずしたとき)は、赤成分が多くなるため、緑成分でピント補正を行うとピントが合わず、ぼけて見えることがある。その顕著な例が、IRカットフィルタをはずしたときに顕著に現れる。
図2は、フォーカス位置のイメージ図である。緑成分の焦点位置はRGBの真ん中であるため、通常の映像においては、緑の光を元に、焦点距離(G)41の位置でピントを調整するとちょうど良い。しかし、IRカットフィルタをはずした場合のような赤成分の多い画像を取り込む場合は、焦点距離(R)40で、ピントを合わせるほうがよいが、従来方法では、焦点距離(G)41にピントを合わせるようになっているため、ピントが合わず、ぼけて見えることになる。
また、コスト、システム等の問題もあり、オートフォーカスに補助光等を組み込むのは困難な場合もある。
本発明は、IRカットフィルタがOFFの時における近赤外光を多く取り入れた映像のオートフォーカスにおいて、最適なピント補正を行うシステムを提案する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、請求項1を特徴とする。
IRカットフィルタがOFFの時における近赤外光を多く取り入れた映像のオートフォーカスにおいて、追加装置等の大幅な変更なく、ソフト変更のみで簡単に適切なピントに変えることができる。
本実施の形態による撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態によるフォーカス位置のイメージ図である。 フォーカスレンズ群の位置と第1及び第2のコントラスト信号の信号レベルとの関係を示す特性曲線図である。 変換前、変換後コントラスト信号を示す図である。 本実施の形態によるフォーカス制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2によるフォーカス制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下の実施例を、図面を用いて説明する。
(1)本実施の形態による撮像装置の構成
図1は、本実施例の構成図の例である。撮像装置1において、被写体からの光の調整を行うバリエータレンズ群3、受光光量を調整するための絞り4、ピント調節機能を備えるフォーカスレンズ群5、及びIRカットフィルタ27を備えているレンズユニット2があり、被写体の光学像をCCDなどから構成される撮像素子8の受光面に結像する。またレンズユニット2には、フォトインタラプタなどから構成されるレンズ原点検出器6及び温度検出器7が設けられている。そしてレンズ原点検出器6は、バリエータレンズ群3の原点位置を検出し、検出結果をレンズ原点位置検出情報としてハイパスフィルタ処理部16に送信する。また温度検出器7は、レンズユニット2内の温度を検出し、検出結果をレンズユニット内温度情報として制御部30に送信する。
撮像素子8は、受光面に結像された被写体の光学像を光電変換し、得られた撮像信号をノイズ除去部9に送出する。そしてこの撮像信号は、この後、ノイズ除去部9において所定のノイズ除去処理が施され、自動利得制御処理部(AGC:Auto Gain Controller)10において最適なレベルに増幅され、アナログ/ディジタル変換部11においてディジタル変換された後、ディジタル撮像信号としてカメラ信号処理部12に与えられる。
カメラ信号処理部12は、供給されるディジタル撮像信号に対し、第1の信号変換処理部13において、信号処理を行うことより、ディジタル撮像信号を、NTSC(National Television Standards Committee)規格やPAL(Phase Alternating Line)規格等の準拠した標準的な信号形式の映像信号に変換して外部に出力する。また、カメラ信号処理部12は、AE信号生成部14において、映像信号に基づき現在の撮影映像の明るさ、レンズユニット2の絞り4の開き具合及び自動利得制御のゲインなどに応じた信号レベルのオートアイリス信号AEを生成し、これを制御部30に送出する。
そしてカメラ信号処理部12は、かかる第1の信号変換処理部13により生成された映像信号のうちの輝度信号の高周波成分をコントラスト信号生成部15にある、ハイパスフィルタ処理部16を介して抽出し、積分器17において積分処理することにより、図3に示すようなコントラスト信号VFを生成する。そしてカメラ信号処理部12は、このようにして得られたコントラスト信号VFを制御部30に送出する。
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)及び内部メモリなどの情報処理資源を備えて構成される。制御部30は、内部メモリに格納されたオートアイリスデータ処理プログラム(AEP)及びオートフォーカスデータ処理プログラム(AFP)に基づいて、オートアイリス信号AEにより認識される現在の撮影映像の明るさ、レンズユニット2の絞り4の開き具合及び自動利得制御のゲインなどに対する評価値であるオートアイリス評価値を算出すると共に、コントラスト信号VFの値であるオートフォーカス評価値を取得する。
そして制御部30は、例えば撮像装置1の図示しないズームボタンが操作されたときには、これに応じて第1のモータ制御信号を生成し、これを第1のモータドライバ部19に送出する。そうして、第1のモータドライバ部19は、第1のモータ制御信号に基づいて第1のモータ23を駆動することにより、バリエータレンズ群3をその光軸方向に移動させる。これによりズーム倍率がズームボタンの操作に応じた倍率に変更される。
またこのとき制御部30は、レンズユニット2のレンズ原点検出器6から与えられるレンズ原点位置検出情報と、第1のモータ23に設けられた図示しないロータリエンコーダから与えられる当該第1のモータ23の出力軸の回転角度を表す角度情報と、に基づいて現在のズーム倍率を表すズーム倍率情報を生成する。そして、このズーム倍率情報と、オートフォーカス評価値と、レンズユニット2の温度検出器7から与えられるレンズユニット内温度情報と、に基づいて第3のモータ制御信号を生成し、これを第3のモータドライバ部21に送出する。こうして、第3のモータドライバ部21は、第3のモータ制御信号に基づいて第3のモータ25を駆動することにより、フォーカスレンズ群5をその光軸方向に移動させる。これによりズーム倍率の変動に応じてフォーカスが調整される(オートフォーカス制御)。
さらに制御部30は、オートアイリス評価値に基づいて第2のモータ制御信号を生成し、これを第2のモータドライバ部20に送出する。こうして、第2のモータドライバ部20は、第2のモータ制御信号に基づいて第2のモータ24を駆動することにより、必要に応じて絞り4を開閉させる。これにより撮像画像の明るさに基づいてアイリスが調整される(オートアイリス制御)。
さらに制御部30は、このようなオートアイリス評価値に基づいて、撮像素子8に対する露光時間を増減させるように電子シャッタ28のシャッタ速度を制御することにより当該撮像素子8の受光面上に結像される被写体の光学像の光量調整を行うと共に、当該オートアイリス評価値に基づいて、自動利得制御処理部10におけるゲイン調整を行う。
さらに制御部30は、例えば撮像装置1の図示しないIRカットフィルタのON/OFFボタンが操作されたときには、これに応じて第4のモータ制御信号を生成し、これを第4のモータドライバ部22に送出する。そうして、第4のモータドライバ部22は、第4のモータ制御信号に基づいて第4のモータ26を駆動することにより、IRカットフィルタ27を上下させる。これにより、IRカットフィルタのON/OFFボタンの操作に応じたIRカットフィルタ27が有り無しの状態に変更される。
(2)本実施の形態によるオートフォーカス制御方式
レンズ3に取り込まれる光は、可視光以外にも、近赤外光が多く含まれる、そのため、日中や、室内のような環境を撮影する場合に、そのような近赤外光を取り込んでしまうと、映像が赤みを帯びてしまう。そのために、近赤外光をカットするIRカットフィルタ27を備えている。
前記IRカットフィルタ27のON/OFFの制御は制御部30で行う。前記制御部30には、前記IRカットフィルタ27のON/OFFの状態の設定値を保持する記録部29があり、前記制御部30からIRカットフィルタ27の状態を、第2の信号変換処理部18に送る。第2の信号変換処理部18は、RGBの輝度の大きさの割合を変えることができる。第2の信号変換処理部18は、IRカットフィルタ27のON/OFFの状態の設定値に基づいて、コントラスト信号生成部15に送る映像信号のRGBの割合を変換する。
具体的には、第2の信号変換処理部18は、次の式により映像信号を変換する。
変換後の映像信号の赤成分の輝度=赤用のゲイン×元の映像信号の赤成分の輝度
・・・(1)
変換後の映像信号の緑成分の輝度=緑用のゲイン×元の映像信号の緑成分の輝度
・・・(2)
変換後の映像信号の青成分の輝度=青用のゲイン×元の映像信号の青成分の輝度
・・・(3)
IRカットフィルタ27がONである場合は、緑用のゲインを赤用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくする。例えば、赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲイン=0.3:0.59:0.11の比率とした場合、赤用のゲインとしては0.3、緑用のゲインとしては0.59、青用のゲインとしては0.11が用いられる(あるいは、それぞれを3倍した0.9、1.77、0.33が用いられる)。尚、この数値はあくまで一例であり、適宜変更することが可能である。赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲインの比率における緑用のゲインの比率としては、0.5以上であることが望ましい。
IRカットフィルタ27がOFFである場合は、赤用のゲインを緑用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくする。例えば、赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲイン=0.59:0.3:0.11の比率とする。例えば、赤用のゲインとしては0.59、緑用のゲインとしては0.3、青用のゲインとしては0.11が用いられる(あるいは、それぞれを3倍した1.77、0.9、0.33が用いられる)。尚、この数値はあくまで一例であり、適宜変更することが可能である。赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲインの比率における赤用のゲインの比率としては、0.5以上であることが望ましいが、青用のゲイン<赤用のゲインとすることで、人の目の感度にあわせることができる。逆に青用のゲイン>赤用のゲインとすると、不自然な白黒の映像になる。しかし、ピントあわせに関してはいずれの場合でも問題はない。また、IRカットフィルタがOFFの場合は、人が見たいものは赤外部分を多く含む映像であるため、緑用のゲイン<青用のゲイン、青用のゲイン<緑用のゲインでも、問題はない。
コントラスト信号生成部15は、送られた変換後の映像信号を元に、コントラスト信号VFを生成する。
図4は、変換前および変換後のコントラスト信号VFを示したものである。赤成分の割合および緑成分の割合を他の成分より大きくした場合の変換後のコントラスト信号VFが最大となるレンズの位置は、変換前のコントラスト信号VFが最大となるレンズ位置とは異なる位置となる。
図5は、本実施の形態によるフォーカス制御処理の処理手順を示すフローチャートである。電源が投入されると、このオートフォーカス制御処理は、制御部30から、記録部29に記録されたIRカットフィルタ27のON/OFFの設定値が、カメラ信号処理部12の第2の信号変換処理部18に送られる。そして、ステップSP1においてIRカットフィルタのON/OFFの設定値に応じて分岐し、IRカットフィルタ27がONなら、緑成分の割合を多くして(第2の信号変換処理部18で変換するときに緑用のゲインを赤用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくして)オートフォーカスを行う(SP2)。撮像装置の起動中にIRカットフィルタ27がOFFになった場合、赤成分の割合を多くして(第2の信号変換処理部18で変換するときに赤用のゲインを緑用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくして)オートフォーカスを行う(SP3)。
以上のように、IRカットフィルタ27がOFFの時に、入ってくる色成分に近い色でピント調整を行えるため、適切なピント位置が得られ、映像がぼけにくくなる。
本実施例では、見た目に近い色に補正するホワイトバランスモードを採用した場合におけるオートフォーカスの例を説明する。
人間の目は、光の種類(太陽光・白熱灯・蛍光灯)が変わっても、白は白、赤は赤として認識される。しかし、カメラでは、光の種類により撮影した被写体の色が変化してしまう。このような時に見た目に近い色に補正する機能をホワイトバランスといい、カメラの機能として搭載されている。
その前記ホワイトバランスモードには、白熱灯、水銀灯、ナトリウム灯、太陽光がある。前記モードにおいて、白熱灯、またはナトリウム灯を選択した場合、レンズ3には赤成分の光が多く取り込まれているということになる。そのため、IRカットフィルタ27がON時であっても、赤成分を元にオートフォーカスを行うほうが良い。
前記制御部30は、ホワイトバランスモードを制御するとともに、記録部29は、実施例1における設定値に加え、前記ホワイトバランスモードの状態も設定値として保持する。前記ホワイトバランスモードの状態として白熱灯、またはナトリウム灯が選択されている場合、その状態を示す設定値を第2の信号変換処理部18に送る。その場合、前記第2の信号変換処理部18において、IRカットフィルタ27のON/OFFの状態にかかわらず、赤用のゲインを緑用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくする。例えば、赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲイン=0.59:0.3:0.11の比率とする。例えば、赤用のゲインとしては0.59、緑用のゲインとしては0.3、青用のゲインとしては0.11が用いられる(あるいは、それぞれを3倍した1.77、0.9、0.33が用いられる)。尚、この数値はあくまで一例であり、適宜変更することが可能である。赤用のゲイン:緑用のゲイン:青用のゲインの比率における赤用のゲインの比率としては、0.5以上であることが望ましい。
コントラスト信号生成部15は、送られた変換後の映像信号を元に、コントラスト信号VFを生成する。
図6は、実施例2によるフォーカス制御処理の処理手順を示すフローチャートである。制御部30でIRカットフィルタがON又はOFFのいずれの状態であるか判定する(SP4)。ONの場合、緑成分を多くして(第2の信号変換処理部18で変換するときに緑用のゲインを赤用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくして)オートフォーカスを行う(SP5)。OFFの場合は、赤成分を多くして(第2の信号変換処理部18で変換するときに赤用のゲインを緑用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくして)オートフォーカスを行う(SP6)。但し、IRカットフィルタがONの状態でも、ホワイトバランスモードで、例えば白熱灯、またはナトリウム灯を選択した(SP7)場合、赤成分を多くして(第2の信号変換処理部18で変換するときに赤用のゲインを緑用のゲイン及び青用のゲインよりも大きくして)オートフォーカスを行う(SP6)。
このように、赤成分を多く取り込む、白熱灯、またはナトリウム灯環境下では、赤成分を多くしてオートフォーカスを行うことにより、適切なピント位置が得られ、映像がぼけにくくなる。
1 撮像装置
2 レンズユニット
5 フォーカスレンズ群
6 レンズ原点検出器
7 温度検出器
8 撮像素子
9 ノイズ除去部
10 自動利得制御処理部(AGC:Auto Gain Controller)
11 アナログ/ディジタル変換部
12 カメラ信号処理部
13 第1の信号変換処理部
14 AE信号生成部
15 コントラスト信号生成部
16 ハイパスフィルタ処理部
17 積分器
18 第2の信号変換処理部
19〜22 モータドライバ部
27 IRカットフィルタ
VF コントラスト信号

Claims (3)

  1. レンズを移動して焦点を合わせるオートフォーカス装置を備えた撮像装置において、
    高周波成分を映像信号から抽出し、抽出した前記高周波成分に基づいて前記映像信号の
    コントラスト信号を生成するコントラスト信号生成部を有するカメラ信号処理部と、
    前記コントラスト信号に基づいてフォーカス制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、IRカットフィルタのON/OFFの制御を行うとともに、前記制御部
    は、前記IRカットフィルタのON/OFFの状態の設定値を保持する記録部を備え、
    前記カメラ信号処理部は、前記設定値に基づいて前記コントラスト信号生成部に送る映
    像信号のRGBの割合を変換する信号変換処理部を備え
    前記IRカットフィルタがONの場合は、前記RGBの割合をB<R<G、IRカットフィルタがOFFの場合は、前記RGBの割合をG<B<Rであることを特徴とすることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記信号変換処理部は、変換前の映像信号の赤成分、緑成分、青成分の輝度にそれぞれ
    赤用のゲイン、緑用のゲイン、青用のゲインをかけることで前記コントラスト信号生成部
    に送る映像信号のRGBの割合を変換することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記制御部は、ホワイトバランスモードを制御するとともに、前記記録部は、前記設定
    値としてホワイトバランスモードの状態も設定値として保持し、
    前記ホワイトバランスモードの状態として白熱灯、またはナトリウム灯が選択されている場合、前記IRカットフィルタのON/OFFの状態にかかわらず、前記赤用のゲインを前記緑用のゲイン及び前記青用のゲインよりも大きくすることを特徴とする撮像装置。
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