JP5855496B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの出力トルクにより動作する2つのポンプを備える建設機械に関する。
従来から、2つのポンプを備え、ブーム上げ操作では第一および第二ポンプからの圧油を合流させてブームシリンダに供給し、第二ポンプ側にアームシリンダが接続された建設機械において、アーム操作が検出された場合に、検出されたアーム操作量に応じて第一ポンプと第二ポンプの間に設ける流量差を減少させるようにレギュレータを制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-083427号公報
ところで、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の同時操作を伴う水平引き作業時には、特に作業開始時はアーム及びバケットの自重により鉛直方向下向きの速度ベクトルが大きくなるため、バケットの爪先がグランドに突き刺さりやすくなる。これを防止するために、水平引き作業開始時にブーム上げ速度がより必要になる。他方、通常、アーム閉じ回路は、自重落下によるシリンダ戻り油を供給側へ戻す再生回路が組み込まれているため、水平引き作業開始時からアームが垂直になる付近まではアームへのポンプからの油の供給量は少なくてもよい。
この点、上記の特許文献1に記載の技術は、ブーム上げ操作量に対してアーム閉じ操作量の差が小さいほど両ポンプの流量差を減少させるため、本来流量差を持たせるべき水平引き作業開始時にその効果が得られず、むしろ操作性を悪化させる虞がある。
そこで、本発明は、ブーム上げとアーム閉じの複合操作の操作性を高めることができる建設機械の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面によれば、エンジンと、
前記エンジンに接続され、前記エンジンの出力トルクにより動作する第1及び第2ポンプと、
少なくとも前記第1ポンプにより吐出される油により駆動されるアームシリンダと、
前記アームシリンダの戻り油を供給側に戻す再生回路と、
少なくとも前記第2ポンプにより吐出される油により駆動されるブームシリンダと、
アームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
ブームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
コントローラとを備え、
前記コントローラは、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作の際に前記アームシリンダの供給側へ前記再生回路より油を供給し、前記第2ポンプの吐出油量が前記第1ポンプの吐出油量よりも所定量だけ相対的に多くなるように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させることを特徴とする、建設機械が提供される。
本発明によれば、ブーム上げとアーム閉じの複合操作の操作性を高めることができる建設機械が得られる。
本発明に係る建設機械1の構成例を示す図である。 本発明の一実施例による油圧制御システム60を示す回路図である。 本実施例のメインコントローラ54により実行される主要処理の一例を示すフローチャートである。 図3に示す処理に関連したブーム上げ操作と、アーム閉じ操作と、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対する流量差との関係を表すタイミング図である。 水平引き作業時の建設機械1の状態を模式的に示す図である。 電磁比例弁57Aの2次圧と油圧ポンプ10Lの吸収トルクの関係を示す特性図である。 油圧ポンプ10Lの吐出圧と吐出流量の関係およびエンジン回転数Nと出力トルクTeの関係の一例を示す特性図である。 本実施例2のメインコントローラ54により実行される主要処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る建設機械1の構成例を示す図である。図1において、建設機械1は、クローラ式の下部走行体2の上に、旋回機構を介して、上部旋回体3をX軸周りに旋回自在に搭載している。また、上部旋回体3は、前方中央部に、ブーム4、アーム5及びバケット6、並びに、これらをそれぞれ駆動する油圧アクチュエータとしてのブームシリンダ7、アームシリンダ8及びバケットシリンダ9から構成される掘削アタッチメントを備える。掘削アタッチメントは、ブレーカや破砕機等のような他のアタッチメントであってもよい。
図2は、建設機械1に搭載される油圧ポンプ制御装置100の油圧回路図の一例を示す図である。尚、図2では、便宜上、エンジン70が2箇所に示されているが、エンジン70は1つである。
油圧ポンプ制御装置100は、エンジン70によって駆動される二つの油圧ポンプ10L、10Rから、切換弁11L、12L、13L及び15Lを連通するセンターバイパス管路30L、又は、切換弁11R、12R、13R、14R及び15Rを連通するセンターバイパス管路30Rを経てタンク22まで圧油を循環させる。尚、油圧ポンプ10L、10Rは、可変容量傾斜板ピストンポンプであり、一回転当たりの吐出量(cc/rev)が可変である。油圧ポンプ10L、10Rの吐出圧P1,P2は、圧力センサ28L,28Rにより検出される。圧力センサ28L,28Rの出力信号は、メインコントローラ54に供給される。
切換弁11L、12L、13L及び15L、及び、切換弁11R、12R、13R、14R及び15Rは全てオープンセンター型である。即ち、切換弁11L、12L、13L及び15L、及び、切換弁11R、12R、13R、14R及び15Rは、それぞれのブリードオフ通路がセンターバイパス管路30L、30Rに接続されることにより、常態で油圧ポンプ10L、10Rの吐出側をタンク22に連通させる。
切換弁11Lは、油圧ポンプ10Lが吐出する圧油を走行用油圧モータ42Lで循環させるために圧油の流れを切り換えるスプール弁である。
また、切換弁13L、13Rはそれぞれ、油圧ポンプ10L、10Rが吐出する圧油をブームシリンダ7へ供給し、また、ブームシリンダ7内の圧油をタンク22へ排出するために圧油の流れを切り換えるスプール弁であり、切換弁13Rは、操作装置26のブーム操作レバーが操作された場合に作動するスプール弁(以下、「第一速ブーム切換弁13R」とする。)であり、切換弁13Lは、ブーム操作レバーが所定操作量以上で操作された場合に油圧ポンプ10Lの吐出する圧油を合流させるためのスプール弁(以下、「第二速ブーム切換弁13L」とする。)である。
切換弁14Rは、油圧ポンプ10Rが吐出する圧油をバケットシリンダ9へ供給し、また、バケットシリンダ9内の圧油をタンク22へ排出するためのスプール弁である。
また、切換弁15L、15Rはそれぞれ、油圧ポンプ10L、10Rが吐出する圧油をアームシリンダ8へ供給し、また、アームシリンダ8内の圧油をタンク22へ排出するために圧油の流れを切り換えるスプール弁であり、切換弁15Lは、操作装置26のアーム操作レバーが操作された場合に作動するスプール弁(以下、「第一速アーム切換弁15L」とする。)であり、切換弁15Rは、アーム操作レバーが所定操作量以上で操作された場合に油圧ポンプ10Rの吐出する圧油を合流させるためのスプール弁(以下、「第二速アーム切換弁15R」とする。)である。尚、第一速アーム切換弁15Lは、シリンダ戻り油を供給側へ戻す再生回路(図示せず)が組み込まれている。
操作装置26は、旋回用油圧モータ44、走行用油圧モータ42L、42R、ブーム4、アーム5、及びバケット6を操作するための操作装置であり、各種のレバーやペダル(アーム操作レバー、ブーム操作レバー、バケット操作レバー、旋回操作レバー、走行ペダル(右)、走行ペダル(左))を含んでよい。操作装置26における各種のレバーやペダルの各操作量を表す電気信号は、メインコントローラ54に供給される。ユーザによる各種のレバーやペダルの操作量の検知方法は、パイロット圧を圧力センサで検知する方法であってもよいし、レバー角度を検知する方法であってもよい。
センターバイパス管路30L、30Rは、それぞれ、最も下流にある切換弁15L、15Rとタンク22との間にネガコン絞り20L、20Rを備え、油圧ポンプ10L、10Rが吐出した圧油の流れを制限することにより、ネガコン絞り20L、20Rの上流において、ネガコンシステムのための制御圧(以下、「ネガコン圧」とする。)を発生させる圧油管路である。ネガコン圧は、ネガコン圧センサ27L,27Rにより検出される。ネガコン圧センサ27L,27Rの出力信号は、メインコントローラ54に供給される。
図2に示す構成では、ネガコン絞り20L、20Rの上流のネガコン圧、及び吐出圧P1,P2等を圧力センサ27L,27R,28L,28Rで検出し、検出したネガコン圧、吐出圧P1,P2等に基づいてメインコントローラ54により吐出流量の目標値を求め、その吐出流量の目標値となるように電磁比例弁57A,55Aを駆動してスプール弁600L,600Rを変位させて傾転アクチュエータ41L,41Rを制御する。この際、典型的には、メインコントローラ54は、検出されるネガコン圧が大きいほど油圧ポンプ10L、10Rの吐出量を減少させ、検出されるネガコン圧が小さいほど油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量の目標値を増大させるようにする。また、メインコントローラ54は、吐出圧P1,P2に基づいて、任意の設定トルクに見合う吐出流量(馬力制御目標値)を算出し、この馬力制御目標値と上述の如くネガコン圧に基づいて算出された吐出流量の目標値のうちのいずれか小さい方を最終目標値として選択する。
図2に示すように、建設機械1における何れの油圧アクチュエータも利用されていない場合(以下、「待機モード」とする。)、油圧ポンプ10L、10Rが吐出する圧油は、センターバイパス管路30L、30Rを通ってネガコン絞り20L、20Rに至り、ネガコン絞り20L、20Rの上流で発生するネガコン圧を増大させる。
この際、メインコントローラ54は、スプール弁600L、600Rを第一位置に変位させ、傾転アクチュエータ41L、41Rを駆動して、油圧ポンプ10L、10Rの吐出量を減少させ、吐出した圧油がセンターバイパス管路30L、30Rを通過する際の圧力損失(ポンピングロス)を抑制するようにする。
一方、建設機械1における何れかの油圧アクチュエータが利用された場合、油圧ポンプ10L、10Rが吐出する圧油は、その油圧アクチュエータに対応する切換弁を介してその油圧アクチュエータに流れ込み、ネガコン絞り20L、20Rに至る量を減少或いは消滅させ、ネガコン絞り20L、20Rの上流で発生するネガコン圧を低下させる。
この際、メインコントローラ54は、油圧ポンプ10L、10Rの吐出量を増大させ、各油圧アクチュエータに十分な圧油を循環させ、各アクチュエータの駆動を確かなものとする。
上述のような構成により、油圧ポンプ制御装置100は、待機モードにおいては、油圧ポンプ10L、10Rにおける無駄なエネルギー消費(油圧ポンプ10L、10Rの吐出する圧油がセンターバイパス管路30L、30Rで発生させるポンピングロス)を抑制しながらも、各種油圧アクチュエータを作動させる場合には、油圧ポンプ10L、10Rから必要十分な圧油を各種油圧アクチュエータに供給できるようにする。
次に、本実施例(実施例1)のメインコントローラ54による特徴的な制御方法について説明する。
図3は、本実施例のメインコントローラ54により実行される主要処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理ルーチンは、操作が行われていない無操作状態にて開始され、所定周期毎に繰り返し実行されてよい。
ステップ300では、操作装置26からの信号に基づいて、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作が検出されたか否かが判定される。所定の複合操作は、水平引き作業(図5参照)のための複合操作である。この場合、メインコントローラ54は、操作量がゼロの状態から、略同一の操作量までアーム閉じ操作の操作量とブーム上げ操作の操作量が増加する操作を、所定の複合操作として検出してもよい。この際、検出対象のブーム上げ操作は、ブーム操作レバーが所定操作量以上で操作されるブーム上げ操作であってよい。即ち、検出対象のブーム上げ操作は、二速のブーム上げ操作であってもよい。所定の複合操作が検出された場合は、ステップ302に進み、所定の複合操作が検出されない場合は、所定の複合操作の待ち状態となる。
ステップ302では、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して流量差が付与される。流量差の付与は、油圧ポンプ10Rの吐出油量が油圧ポンプ10Lの吐出油量よりも所定量αだけ相対的に多くなるように、油圧ポンプ10Lの吐出油量及び油圧ポンプ10Rの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させることによって、実現されてよい。例えば、上述の如く決定された油圧ポンプ10Rの吐出油量の最終目標値がQrであり、上述の如く決定された油圧ポンプ10Lの吐出油量の最終目標値がQlであるとき、油圧ポンプ10Rの吐出油量の最終目標値が、Qr+γに補正され、油圧ポンプ10Lの吐出油量の最終目標値が、Ql−ζに補正されてもよい。但し、(Qr+γ)−(Ql−ζ)=αである。従って、Qr=Qlのときは、γ+ζ=αであり、更に、γ=0のときは、ζ=αであり、ζ=0のときは、γ=αである。尚、補正後の最終目標値は、エンジン70の過負荷を防止するために、所定の上限値を越えない範囲で決定される。この場合、メインコントローラ54は、補正後の各最終目標値が実現されるように、電磁比例弁57A,55Aを駆動してスプール弁600L,600Rを変位させて傾転アクチュエータ41L,41Rを制御する。
ステップ304では、操作装置26からの信号に基づいて、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められたか否かが判定される。即ち、ブーム上げ操作量が低減され始めたか否かが判定される。尚、この判定は、ブーム上げ操作量が所定値未満に低減されたか否かを判定することにより実現されてもよい。ブーム上げ操作が中立側に戻し始められた場合には、ステップ306に進む。他方、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められていない場合、即ち水平引き作業前半のブーム上げ操作が継続している場合(例えば、ブーム上げ操作量が所定値以上で維持されている場合)、ステップ302に戻り、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対する流量差の付与が維持される。
このようにして、水平引き作業のための所定の複合操作が検出されると、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して所定の流量差αが付与され、この流量差αは、水平引き作業の中盤以降でブーム上げ操作が中立側に戻し始められるまで維持される。
ステップ306では、上記ステップ302で付与した流量差が解消される。即ち、元の制御状態に戻される。具体的には、上述の如く決定された油圧ポンプ10Rの吐出油量の最終目標値がQrであり、上述の如く決定された油圧ポンプ10Lの吐出油量の最終目標値がQlであるとき、メインコントローラ54は、当該各最終目標値Qr、Qlが実現されるように、電磁比例弁57A,55Aを駆動してスプール弁600L,600Rを変位させて傾転アクチュエータ41L,41Rを制御する。
図4は、図3に示す処理に関連したブーム上げ操作と、アーム閉じ操作と、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対する流量差との関係を表すタイミング図である。図4では、上から順に、ブーム上げ操作の操作量の波形、旋回操作の操作量の波形、及び、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して付与される流量差(=油圧ポンプ10Rの吐出流量から油圧ポンプ10Lの吐出流量を差し引いた流量)の波形が示されている。図5は、水平引き作業時の建設機械1の状態を模式的に示す図である。
図4に示す例では、時刻t1にて、水平引き作業のための所定の複合操作が開始される。図4に示す例では、ブーム上げ操作の操作量とアーム閉じ操作の操作量とが略同時に略同一の操作量まで増加している。これに伴い、図3のステップ300の判定が肯定判定となり、図3のステップ302の処理が開始される。これにより、時刻t1にて、油圧ポンプ10L、10Rの流量差が生じ始めている。尚、図4に示す例では、時刻t1以前、即ちブーム上げ操作が開始される前は、油圧ポンプ10L、10Rの流量差はゼロである。油圧ポンプ10L、10Rの流量差は、時刻t1から、所定の流量差αに向けて増加していく。
その後、時刻t2にて、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められる。これに伴い、図3のステップ304の判定が肯定判定となり、図3のステップ306の処理が実行される。これにより、時刻t2から、油圧ポンプ10L、10Rの流量差が低減され始める。尚、図4に示す例では、油圧ポンプ10L、10Rの流量差は、時刻t1以前の流量差、即ちブーム上げ操作が開始される前の流量差のゼロへと低減され始め、時刻t3にて流量差がゼロとなる。
ここで、図4に示すブーム上げ操作の操作量の波形とアーム閉じ操作の操作量の波形との組み合わせは、油圧ショベルにおいて水平引き作業(図5参照)を行う際の操作に対応する。水平引き作業では、図5に示すように、特に作業開始はアーム5及びバケット6の自重により鉛直方向下向きの速度ベクトルFが大きくなるため、バケット6の爪先がグランドGLに突き刺さりやすくなる。これを防止するために、水平引き作業開始時にブーム上げ速度がより必要になる。他方、通常、アーム閉じ回路は、自重落下によるシリンダ戻り油を供給側へ戻す再生回路(図示せず)が組み込まれているため、水平引き作業開始時からアーム5がグランドGLに対して垂直になる付近まではアームシリンダ8への油圧ポンプ10Lからの油の供給量は少なくてもよい。
この点、本実施例によれば、上述の如く、水平引き作業のための所定の複合操作の開始が検出された場合に、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して流量差αが付与されるので、かかる流量差αが付与されない場合に比べて、多くの流量がブームシリンダ7に供給されることになる。従って、ブーム4が上がり易くなり、自重によりバケット6の爪先がグランドGLに突き刺さるのを防止しやすくなり、ブーム4の操作性が向上する。他方、かかる流量差αが付与されない場合に比べて、水平引き作業開始時からアーム5が垂直になる付近までは油圧ポンプ10Lの吐出流量自体が低減されるので、アームシリンダ8への油圧ポンプ10Lからの油の供給量が少なくなる。しかしながら、アームシリンダ8への再生回路(図示せず)から必要な油量が供給される。このようにして、水平引き作業開始時からアーム5が垂直になる付近までは、効率的な分配比でアームシリンダ8とブームシリンダ7とに油圧ポンプ10L、10Rからの油を供給することができると共に、水平引き作業開始時(特に水平引き作業開始時からアーム5が垂直になる付近まで)の操作性が向上する。
尚、本実施例では、上述の如く、水平引き作業開始後にアーム5が垂直になる付近に至ると、流量差αがゼロに向けて低減されているが、水平引き作業開始後にアーム5が垂直になる付近に至ると、逆に、油圧ポンプ10Lの吐出油量が油圧ポンプ10Rの吐出油量よりも所定量βだけ相対的に多くなるように、流量差βが付与されてもよい。これは、水平引き作業の中盤以降(アーム5が垂直になる付近に至った後)では、アーム5の閉じ速度がより必要になるためである。
また、本実施例では、上述の如く、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められた場合に、流量差αがゼロに向けて低減されているが、図4にて一点鎖線で示すように、水平引き作業開始時(例えば時刻t1)から所定時間Δt経過後から、流量差αが比較的穏やかな傾きでゼロに向けて低減されてもよい。
また、ブーム上げ操作とアーム閉じ操作との複合操作であっても、掘削時は、バケット6の爪先がグランドGLに突き刺さりやすくなるのを防止するのは、却って好ましくない。この点、本実施例では、上述の如く、流量差αが形成されるのは、ブーム上げ操作とアーム閉じ操作との複合操作のうちの、水平引き作業に限定されるので、掘削時の操作性(作業性)を阻害することはない。尚、掘削時は、水平引き作業の後半以降(図4の時刻t3以降)と同等になる。従って、この場合、アーム閉じ操作量に対してブーム上げ操作量が少ないため(略半分となるため)、図3のステップ300の判定が否定判定となり、流量差αが形成されない。このようにして、本実施例では、水平引き作業時と掘削作業時とでそれぞれ最適な流量差を実現することができる。
次に、他の実施例(実施例2)について説明する。以下の他の実施例(実施例2)では、上述の実施例(実施例1)に対して、主に制御方法が異なるだけであり、構成要素自体は同様であってよいので、構成要素については上述の実施例1と同一の参照符合を付して説明を行う。以下では、実施例2に特有の構成を主に説明し、他の構成は上述の実施例1と同様であってよい。
本実施例2では、メインコントローラ54は、複数のモードで油圧ポンプ10L、10Rの制御を行う。本例では、複数のモードは、高馬力モード(Hモード)、標準モード(Sモード)及び省エネモード(Lモード)とからなる。尚、これらのモードの切換は、手動により実現されてもよい。但し、この場合でも、後述の如く、メインコントローラ54は、一定の条件下で、自動的にモードの切換を実行する。
図6は、電磁比例弁57Aの2次圧と油圧ポンプ10Lの吸収トルクの関係の一例を示す特性図である。尚、電磁比例弁55Aの2次圧と油圧ポンプ10Rの吸収トルクの関係についても同様であってよい。電磁比例弁57Aの2次圧と油圧ポンプ10Lの吸収トルクの関係は、図6に示すように、逆比例的な関係であってよい。図6に示す例では、電磁比例弁57Aの2次圧がPr1であるとき吸収トルクが最大値Tmaxに維持され、電磁比例弁57Aの2次圧がPr1を超えると、逆比例的に吸収トルクが最大値Tmaxから最小値Tminへと減少する。尚、吸収トルクとは、油圧ポンプ10Lの駆動時に消費されるトルク(消費トルク)に対応する。
Hモードでは、電磁比例弁57Aの2次圧がPr1に設定される。これにより、油圧ポンプ10Lの吐出流量が大きくなり、実際の吸収トルクも増大する。また、Lモードでは、電磁比例弁57Aの2次圧がPr2に設定される。これにより、油圧ポンプ10Lの吐出流量が小さくなり、実際の吸収トルクも減少する。また、Sモードでは、電磁比例弁57Aの2次圧がPr1とPr2の間の値(図示せず)に設定される。
図7は、油圧ポンプ10Lの吐出圧と吐出流量の関係およびエンジン回転数Nと出力トルクTeの関係の一例を示す特性図である。尚、油圧ポンプ10Rについても同様であってよい。
Hモードでは、図中に実線Hで示すように、油圧ポンプ10Lの吐出圧が油圧ポンプ10Lの傾斜板が傾転し始める点(傾倒開始圧)PAHに達するまで、ポンプ吐出量Qは一定(最大吐出量Qmax)で、油圧ポンプ10Lの吐出圧がPAHに達した以後は馬力一定曲線に従って減少する。尚、吐出圧がPAHに達するまでは、油圧ポンプ10Lの吐出圧がPAHに達した状態として制御される。一方、Lモードの場合のポンプ特性は、図中に実線Lで示すように、吐出圧が(傾倒開始圧)PAL(<PAH)達するまで、ポンプ吐出量Qは一定(最大吐出量Qmax)で、吐出圧がPALに達した以後は馬力一定曲線に従って減少する。また、吸収トルクTH,TLは、油圧ポンプ10Lの吐出圧がPAH,PALに達するまではそれぞれ直線的に増加し、吐出圧がPAH,PALに達した以後は一定(Tmax)となる。尚、油圧ポンプ10Lの吐出圧は、掘削等の作業により生じる反力に依存して変化する。
このように、Hモードでは、Lモードに比べて吸収トルクが大きく、高出力が可能である。他方、Lモードでは、Hモードに比べて吸収トルクが小さく、省エネを実現することができる。Sモードは、HモードとLモードの間であり、中間的(標準的)な特性を実現することができる。
図8は、本実施例2のメインコントローラ54により実行される主要処理の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理ルーチンは、ブーム上げ操作が行われていない状態(典型的には、他の操作も行われていない無操作状態)にて開始され、所定周期毎に繰り返し実行されてよい。
ステップ800では、上記の図3のステップ300と同様、操作装置26からの信号に基づいて、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作が検出されたか否かが判定される。所定の複合操作が検出された場合は、ステップ802に進み、所定の複合操作が検出されない場合は、所定の複合操作の待ち状態となる。
ステップ802では、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して流量差が付与されるように、モードが変更される。例えば、油圧ポンプ10L、10Rが共にSモードで動作中である場合、油圧ポンプ10RがSモードからHモードに変更されてもよい。これに代えて若しくは加えて、油圧ポンプ10LがSモードからLモードに変更されてもよい。また、油圧ポンプ10L、10Rが共にHモードで動作中である場合、油圧ポンプ10LがHモードからSモード又はLモードに変更されてもよい。また、油圧ポンプ10L、10Rが共にLモードで動作中である場合、油圧ポンプ10RがLモードからSモード又はHモードに変更されてもよい。
ステップ804では、操作装置26からの信号に基づいて、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められたか否かが判定される。即ち、ブーム上げ操作量が低減され始めたか否かが判定される。尚、この判定は、ブーム上げ操作量が所定値未満に低減されたか否かを判定することにより実現されてもよい。ブーム上げ操作が中立側に戻し始められた場合には、ステップ806に進む。他方、ブーム上げ操作が中立側に戻し始められていない場合、即ち水平引き作業前半のブーム上げ操作が継続している場合(例えば、ブーム上げ操作量が所定値以上で維持されている場合)、ステップ802に戻り、油圧ポンプ10L、10Rの変更後のモードが維持される。
このようにして、水平引き作業のための所定の複合操作が検出されると、油圧ポンプ10L、10Rの吐出流量に対して所定の流量差が付与されようにモードが変更され、この変更後のモードは、水平引き作業の中盤以降でブーム上げ操作が中立側に戻し始められるまで維持される。
ステップ806では、上記ステップ802で変更されたモードが元のモードに復帰される。即ち、元の制御状態に戻され、流量差が低減される(本例では流量差がゼロとなる)。
本実施例2の場合も、上述の実施例1と同様の効果を得ることができる。特に本実施例2によれば、例えば通常時にLモードで動作している場合には、Lモードにて省エネを図りつつ、必要なときだけHモード又はSモードを実現して上述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施例2では、Lモード、Sモード及びHモードの3つのモード間で切り換え可能であるが、2つのモード間で切り換え可能な構成であってもよいし、4つ以上のモード間で切り換え可能な構成であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述では、図2に示す特定の構成の油圧回路が開示されているが、油圧回路の構成は多種多様である。例えば、油圧アクチュエータの一部は、電動モータにより駆動される油圧ポンプにより実現されてもよい。また、ネガコン制御以外の制御方式(例えばポジコン、ロードセンシング等)を実現する油圧回路が使用されてもよい。
1 建設機械
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10L、10R 油圧ポンプ
11L、11R 切換弁
12L、12R 切換弁
13L、13R 切換弁
14R 切換弁
15L、15R 切換弁
20L、20R ネガコン絞り
22 タンク
26 操作装置
27L、27R ネガコン圧センサ
28L、28R 圧力センサ
30L、30R センターバイパス管路
41L、41R 傾転アクチュエータ
42L、42R 走行用油圧モータ
44 旋回用油圧モータ
54 メインコントローラ
55A,57A 電磁比例弁
70 エンジン
100 油圧ポンプ制御装置
600L,600R スプール弁

Claims (8)

  1. エンジンと、
    前記エンジンに接続され、前記エンジンの出力トルクにより動作する第1及び第2ポンプと、
    少なくとも前記第1ポンプにより吐出される油により駆動されるアームシリンダと、
    前記アームシリンダの戻り油を供給側に戻す再生回路と、
    少なくとも前記第2ポンプにより吐出される油により駆動されるブームシリンダと、
    アームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    ブームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作の際に前記アームシリンダの供給側へ前記再生回路より油を供給し、前記第2ポンプの吐出油量が前記第1ポンプの吐出油量よりも所定量だけ相対的に多くなるように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させることを特徴とする、建設機械。
  2. 前記コントローラは、前記所定の複合操作を検出した後、ブーム上げ操作を中立側に戻す操作を検出した場合に、前記吐出油量の変化により生じた前記第1ポンプの吐出油量と前記第2ポンプの吐出油量との差が低減するように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させる、請求項1に記載の建設機械。
  3. エンジンと、
    前記エンジンに接続され、前記エンジンの出力トルクにより動作する第1及び第2ポンプと、
    少なくとも前記第1ポンプにより吐出される油により駆動されるアームシリンダと、
    少なくとも前記第2ポンプにより吐出される油により駆動されるブームシリンダと、
    アームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    ブームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作を検出した場合に、前記第2ポンプの吐出油量が前記第1ポンプの吐出油量よりも所定量だけ相対的に多くなるように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させ、
    前記コントローラは、前記所定の複合操作を検出した後、所定時間経過した場合に、前記吐出油量の変化により生じた前記第1ポンプの吐出油量と前記第2ポンプの吐出油量との差が低減するように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させることを特徴とする、建設機械。
  4. エンジンと、
    前記エンジンに接続され、前記エンジンの出力トルクにより動作する第1及び第2ポンプと、
    少なくとも前記第1ポンプにより吐出される油により駆動されるアームシリンダと、
    少なくとも前記第2ポンプにより吐出される油により駆動されるブームシリンダと、
    アームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    ブームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作を検出した場合に、前記第2ポンプの吐出油量が前記第1ポンプの吐出油量よりも所定量だけ相対的に多くなるように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させ、
    前記コントローラは、前記第1及び第2ポンプのそれぞれを複数のモードのうちそれぞれ選択された1つのモードで独立して制御し、前記複数のモードは、第1モードと、エンジンの同出力トルクに対する吸収トルクが前記第1モードよりも高い第2モードとを含み、
    前記コントローラは、前記所定の複合操作を検出した場合に、前記第2ポンプのモードを前記第1モードから第2モードに変更すること、及び、前記第1ポンプのモードを前記第2モードから第1モードに変更すること、のうちの少なくともいずれか一方を行うことを特徴とする、建設機械。
  5. 前記コントローラは、前記所定の複合操作を検出した後、ブーム上げ操作を中立側に戻す操作を検出した場合に、前記変更したモードを元のモードに戻す、請求項4に記載の建設機械。
  6. 前記コントローラは、前記所定の複合操作を検出した後、所定時間経過した場合に、前記変更したモードを元のモードに戻す、請求項4に記載の建設機械。
  7. 前記所定の複合操作は、水平引き作業用の複合操作である、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の建設機械。
  8. エンジンと、
    前記エンジンに接続され、前記エンジンの出力トルクにより動作する第1及び第2ポンプと、
    少なくとも前記第1ポンプにより吐出される油により駆動されるアームシリンダと、
    少なくとも前記第2ポンプにより吐出される油により駆動されるブームシリンダと、
    アームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    ブームを操作する操作部材の操作量を検出する手段と、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、アーム閉じ操作とブーム上げ操作の所定の複合操作を検出した場合に、前記第2ポンプの吐出油量が前記第1ポンプの吐出油量よりも所定量だけ相対的に多くなるように、前記第1ポンプの吐出油量及び前記第2ポンプの吐出油量のうちの少なくともいずれか一方を変化させ、
    前記コントローラは、操作量がゼロの状態から、略同一の操作量までアーム閉じ操作の操作量とブーム上げ操作の操作量が増加する操作を、前記所定の複合操作として検出することを特徴とする、建設機械。
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