JP5854271B2 - 留置針装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軟質の外針と硬質の内針とを備え、外針の先端から内針の先端を突出させた状態で患者に穿刺し、その後、内針を外針から後退させることができるように構成された留置針装置に関する。
留置針装置は、輸液、輸血、体外血液循環などの処置に広く使用される。このような処置において、金属針を血管内に留置すると血管が傷付けられる可能性がある。そこで、軟質の外針と硬質の内針とを備えた留置針装置が知られている。外針の先端から内針の先端を突出させた状態で外針及び内針を患者の血管に穿刺し、その後、内針を外針から後退させ、外針のみを患者に留置する。留置された軟質の外針は患者の血管を傷付ける可能性は低い。
図7Aは、このような従来の留置針装置900(例えば特許文献1参照)の一例の上方から見た斜視図、図7Bはその下方から見た斜視図、図8は、図7Aの8−8線を含む垂直面に沿った従来の留置針装置900の矢視断面図である。説明の便宜のため、患者に穿刺する側(図7A、図7B及び図8の紙面の左側)を「前側」、これと反対側を「後側」と呼ぶ。
留置針装置900は、略円筒形状を有するシールド筒921と、その一端(前端)に固定された外ハブ925とを含むシールド920を備える。外ハブ925の前端に軟質の外針930が固定されている。
シールド筒921の外ハブ925側端近傍の外周面に一対の翼929a,929bが設けられている。翼929a,929bは柔軟性を有しており、上下に揺動可能である。
シールド920の内腔内にはハブ940が、シールド920の長手方向(即ち、前後方向)に移動可能に挿入されている。ハブ940の前端には金属製の硬質の内針950が固定され、ハブ940の後端には柔軟なチューブ960の一端が接続されている。内針950とチューブ960とは、ハブ940を前後方向に貫通する縦貫路943を介して連通している。
図7A、図7B、図8では、ハブ940はシールド920の内腔の前端側に位置している。シールド920に対するハブ940のこの位置を「初期位置」と呼ぶ。初期位置では、ハブ940に保持された内針950は外針930を貫通し、内針950の先端は外針930の先端から外部に突出している。
ハブ940を初期位置に保持するために、ストッパー970が用いられる。図9はストッパー970の斜視図である。略半円筒形状の基部971から、略半円筒形状の挿入部972及び一対の固定部973が延びている。挿入部972は一対の固定部973の間に配置され、これらは互いに平行である。
図8に示されているように、シールド筒921の後端から、ストッパー970の挿入部972を挿入する。挿入部972の先端をハブ940の後端に衝突させてハブ940を前側に押し込むことにより、ハブ940を初期位置に配置することができる。
留置針装置900は、以下のように使用される。
最初に、ハブ940を初期位置に保持したまま、内針950及び外針930を患者の血管に穿刺する(穿刺作業)。
その後、シールド920からストッパー970を抜き去り、続いてシールド920からチューブ960を引っ張る(後退作業)。チューブ960を引っ張りながら同時にストッパー970をシールド920から抜き去ってもよい。これにより、チューブ960とともにハブ940及び内針950がシールド920に対して後方に移動し、図10に示すように、内針950がシールド920内に収納される。図10に示したシールド920に対するハブ940の位置を「後退位置」と呼ぶ。この状態で粘着テープ等を用いて留置針装置900を患者に固定する。軟質の外針930のみが患者に穿刺された状態で留置される。
特許第4506834号明細書
上記の従来の留置針装置900では、内針950及び外針930を患者に穿刺する穿刺作業は、留置針装置900を片手で保持して行うことができる。ところが、これに続く、ハブ940を初期位置から後退位置に移動させる後退作業は、外針930が患者に穿刺された状態が維持されるように一方の手でシールド920を保持しながら、他方の手でチューブ960を引っ張る必要がある。このように、穿刺作業は片手で行うことができるのに、後退作業は両手が必要である。
しかしながら、医療の現場では、留置針装置900を操作する作業者が、片手で患者の腕等を押さえたり保持したりしなければならない場合がある。従って、穿刺作業のみならず、後退作業も片手で行えることが望まれる。
本発明は、内針及び外針を患者に穿刺する穿刺作業に加えて、その後の内針をシールド内に収納する後退作業をも片手で行うことが可能な留置針装置を提供することを目的とする。
本発明の留置針装置は、内腔を有するシールドと、前記シールドの前端に固定された軟質の外針と、前記シールドの前記内腔内に配置され、前記シールドの長手方向に移動可能なハブと、前記ハブの前端に固定された硬質の内針と、前記ハブの後端に接続されたチューブと、前記シールドの前記内腔に、前記シールドの後端から挿抜されるストッパーとを備える。前記シールドの後端の外周面には、上方に向かって突出した突起が形成されている。前記内針が前記外針を貫通して前記外針の先端から突出する初期位置から、前記内針が前記シールドの前記内腔内に収納される後退位置へ前記ハブが変位する。前記ストッパーを前記シールドの前記内腔内に挿入し且つその先端を前記初期位置にある前記ハブに当接させたとき、前記シールドよりも後ろ側に前記ストッパーの後端部分が露出する。前記ストッパーの前記先端を前記初期位置にある前記ハブに当接させた状態において、片方の手で、前記シールドの後端の前記突起に指を押し当てながら前記後端部分を挟持することにより前記後端部分を介して前記チューブを挟持して前記ストッパーとともに前記チューブを前記シールドから引き抜くことができるように構成されている。
本発明によれば、内針及び外針を患者に穿刺する穿刺作業に加えて、内針をシールド内に収納する収納工程をも片手で行うことができる。
図1Aは、本発明の一実施形態にかかる留置針装置の上方から見た斜視図である。 図1Bは、本発明の一実施形態にかかる留置針装置の下方から見た斜視図である。 図2は、図1Aの2−2線を含む垂直面に沿った本発明の一実施形態にかかる留置針装置の矢視断面図である。 図3Aは、本発明の一実施形態にかかる留置針装置に用いられるハブの斜視図、図3Bは図3Aの3B−3B線を含む面に沿ったハブの矢視断面図、図3Cは図3Aの3C−3C線を含む面に沿ったハブの矢視断面図である。 図4Aは本発明の一実施形態にかかる留置針装置に用いられるストッパーの上方から見た斜視図、図4Bはその平面図である。 図5は、ハブが後退位置にある本発明の一実施形態にかかる留置針装置の上方から見た斜視図である。 図6は、図5の6−6線を含む垂直面に沿った本発明の一実施形態にかかる留置針装置の矢視断面図である。 図7Aは、従来の留置針装置の上方から見た斜視図である。 図7Bは、従来の留置針装置の下方から見た斜視図である。 図8は、図7Aの8−8線を含む垂直面に沿った従来の留置針装置の矢視断面図である。 図9は、図7A及び図7Bに示した従来の留置針装置に使用されるストッパーの斜視図である。 図10は、内針がシールド内に収納された、図7A及び図7Bに示した従来の留置針装置の、図8と同じ面に沿った断面図である。
上記の本発明の留置針装置において、 前記後端部分の上面は、前記シールドに近づくにしたがって低くなるように傾斜した傾斜面を備えることが好ましい。また、前記シールドの後端又はその近傍の外周面には、上方に向かって突出した突起が形成されていることが好ましい。これにより、シールドに形成された突起に指を当てて力を加えやすくなる。
前記ストッパーの前記後端部分は、前記チューブを水平方向に挟む一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部は、前記チューブを把持するように弾性的に変位可能であってもよい。これにより、一対の挟持部を把持することにより、一対の挟持部を介してその間のチューブを把持することができる。したがって、後退作業をより容易に行うことができる。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、以下の各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1Aは、ハブが初期位置にある、本発明の一実施形態にかかる留置針装置100の上方から見た斜視図、図1Bはその下方から見た斜視図である。以下の説明の便宜のため、留置針装置100の長手方向をZ軸、Z軸と直交する水平方向軸及び上下方向軸をそれぞれX軸及びY軸とする直交座標系を設定する。Y軸の矢印の側(即ち、図1A及び図1Bの紙面の上側)を「上側」、これと反対側を「下側」と呼ぶ。但し、「水平方向」及び「上下方向」は、留置針装置100の実際の使用時の向きを意味するものではない。更に、患者に穿刺する側(Z軸の矢印の側、即ち、図1A及び図1Bの紙面の左側)を「前側」、これと反対側を「後側」と呼ぶ。図2は、図1Aの2−2線を含む垂直面(YZ面)に沿った留置針装置100の矢視断面図である。
留置針装置100は、シールド20を備える。シールド20は、シールド筒21と、シールド筒21の一端(前端)に固定された外ハブ25とを有する。シールド筒21は、内径が一定の略円筒形状を有する。シールド筒21の外ハブ25とは反対側端(後端)の外周面には、上方に向かって突出した一対の突起(第1突起)23aが形成されている。また、シールド筒21の外ハブ25とは反対側端(後端)近傍の内周面には、周方向に連続する係止突起22が形成されている。外ハブ25は略漏斗形状を有し、そのシールド筒21とは反対側端(前端)に軟質の外針30が固定されている。外針30は略円筒形状を有する。シールド筒21及び外ハブ25の材料としては、特に制限はないが、硬質材料が好ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリプロピレン等を用いることができる。シールド筒21及び外ハブ25が透明又は透光性を有すると、シールド20の内腔24(後述する図6参照)内の液体(薬液又は血液など)やハブ40を透視することができるので好ましい。外針30の材料としては、特に制限はないが、軟質材料が好ましく、例えば、ポリプロピレン、ポリウレタン系エラストマー、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂等を用いることができる。外針30が透明又は透光性を有すると、その内腔内の液体(薬液又は血液など)や内針50を透視することができるので好ましい。なお、外ハブ25及び外針30を、上記の軟質材料を用いて一体に形成してもよい。
参照符号29a,29bは、X軸と略平行に延びた翼である。翼29a,29bは、略円筒形状の固定部材28に設けられている。固定部材28をシールド筒21の外ハブ25側端近傍の外周面に外装することにより、翼29a,29bがシールド20に装着されている。シールド筒21の外周面に、上方に向かって突出して形成された第2突起23bを、固定部材28の略U字状の切り欠きに嵌入させることにより、固定部材28及び翼29a,29bがシールド筒21に対して位置決めされている。翼29a,29bの材料としては、特に制限はないが、軟質材料が好ましく、例えば、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエチレン、オレフィン系又はポリスチレン系の熱可塑性エラストマー等を用いることができる。なお、翼29a,29bは、シールド20に一体に成形されていてもよい。
シールド20の内腔24内にはハブ40(内ハブ)が、シールド20の長手方向(即ち、Z軸方向)に移動可能に挿入されている。ハブ40の前端には金属製の硬質の内針50が固定されている。内針50は略円筒形状を有し、その先端は鋭利に加工されている。ハブ40の後端には樹脂製の柔軟なチューブ60の一端が接続されている。チューブ60の他端は、例えば輸液を行うための点滴回路に接続されている。ハブ40の外周面にOリング49が装着されている。Oリング49はシールド筒21の内周面に密着し、シールド20の内腔24において、Oリング49よりも外針30側の薬液又は血液がOリング49よりもチューブ60側に漏洩するのを防ぐ。ハブ40の材料としては、特に制限はないが、硬質材料が好ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン等を用いることができる。チューブ60の材料としては、特に制限はないが、軟質材料が好ましく、例えば、塩化ビニル等を用いることができる。
図3Aはハブ40の斜視図、図3Bは図3Aの3B−3B線を含む面に沿ったハブ40の矢視断面図、図3Cは図3Aの3C−3C線を含む面に沿ったハブ40の矢視断面図である。図3Bの断面と図3Cの断面とは互いに直交する。ハブ40は、一端(前端)に、円錐面状の外面を有する前部41を有し、他端に円筒面状の外面を有する後部42を有する。縦貫路43が、ハブ40の中心軸40aに沿って前部41から後部42までハブ40を縦貫している。図2に示されているように、内針50は、前部41側から縦貫路43内に挿入されて、ハブ40に保持される。後部42がチューブ60内に挿入されて、ハブ40とチューブ60とが接続される。かくして、内針50とチューブ60とは、ハブ40の縦貫路43を通じて連通される。
前部41と後部42との間の、ハブ40の外周面に、周方向に連続する環状溝44が形成されている。図2に示されているように、環状溝44にOリング49が装着される。
ハブ40の外周面に、環状溝44と前部41との間に、環状溝44側から径大部45及び径小部46がこの順に形成されている。径小部46は前部41に隣接し、径小部46の外径は、前部41の最大径とほぼ同じであり、且つ、径大部45の外径よりも小さい。前部41、径小部46、及び径大部45には、これらを直径方向(中心軸40aに直交する方向)に横貫する横貫路47が形成されている。横貫路47は、縦貫路43と交差し且つ連通している。
後部42の周囲に、片持ち支持された4つの弾性片48が、ハブ40の中心軸40aに対して等角度間隔で配置されている。弾性片48は、ハブ40の中心軸40aに対して略平行に延びている。弾性片48の後部42とは反対側の面には、嵌合溝48aとテーパ面48bとが形成されている。嵌合溝48aは、ハブ40の周方向に沿った凹部(溝)である。テーパ面48bは、嵌合溝48aに対して弾性片48の自由端側に隣接し、嵌合溝48a側で外径が大きな円錐面の一部をなす。
図1A、図1B、図2では、ハブ40はシールド20の内腔24の前端側に位置している。シールド20に対するハブ40のこの位置を本発明では「初期位置」と呼ぶ。初期位置では、ハブ40に保持された内針50は外針30を貫通し、その先端は外針30の先端から外部に突出している。
ハブ40を初期位置を維持するために、ストッパー70が用いられる。図4Aはストッパー70の上方から見た斜視図、図4Bはその平面図である。ストッパー70は、基部71、挿入部72、及び、一対の固定部73を備える。
基部71の後ろ側の部分は、その後端から形成されたスリット76によって一対の挟持部75に分割されている。一対の挟持部75は、X軸方向に対向し、互いに接近する向きD1(図4B参照)に弾性的に変位することができる。
基部71の上面には、挿入部72に近づくにしたがって低くなる傾斜面77が形成されている。基部71の上面の高さ(上下方向における位置)は、基部71の前側端において最も低い。基部71の上下方向(Y軸方向)寸法は、挟持部75の方が、挟持部75よりも前側の部分に比べて大きい。基部71の下側面には、スリット76と連続する、Z軸方向に沿った溝74が形成されている(図1B参照)。
挿入部72及び一対の固定部73は、基部71から前側に向かってZ軸と平行に延びている。挿入部72の、その長手方向に垂直な面(即ち、XY面に平行な面)に沿った断面は、下側が開放した略U字形状を有する。挿入部72をX軸方向に挟むように一対の固定部73が配置されている。固定部73は、YZ面と平行な主面を有する板状体である。
図1A、図1B、図2に示されているように、シールド筒21の後端から、ストッパー70の挿入部72をシールド20の内腔24内に挿入する。ストッパー70をシールド20内に可能なかぎり深く挿入すると、挿入部72の先端がハブ40の弾性片48の後端に衝突し、ハブ40の径大部45が外ハブ25の後端に衝突して、ハブ40はシールド20の内腔24内の初期位置に配置される。ハブ40に接続されたチューブ60は、略U字状断面を有する挿入部72、基部71の下側の溝74、及び挟持部75の間のスリット76に嵌入する。ストッパー70の一対の固定部73は、シールド20のシールド筒21の両側に位置し、その先端は翼29a,29bの位置まで達している。基部71は、シールド20よりも後ろ側に露出する。
図5は、ハブ40がシールド20の内腔24内の後端側の後退位置に移動した留置針装置100の上方から見た斜視図である。図6は、図5の6−6線を含む垂直面(YZ面)に沿った留置針装置100の矢視断面図である。
図6に示されているように、ハブ40が後退位置にあるとき、ハブ40の嵌合溝48a(図3A、図3B、図3Cを参照)とシールド筒21の係止突起22とが嵌合している。また、ハブ40に保持された内針50は外針30から抜き去られ、シールド20の内腔24内に収納されている。ストッパー70は、シールド20から抜き出され取り除かれている。
初期位置(図1A、図1B、図2参照)に比べると、後退位置では、外針30内の流路の断面積は内針50の断面積分だけ増大するので、薬液又は血液の流量が増大する。また、後退位置では、外針30からチューブ60に至る流路としては、内針50の内腔及びハブ40の縦貫路43を順に通る第1流路と、シールド20の内面と内針50及びハブ40の各外面との間の空間、ハブ40の横貫路47、及びハブ40の縦貫路43を順に通る第2流路の2つがあるので、大きな流量で薬液又は血液を流すことができる。
以上のように、ハブ40は、シールド20の内腔24内において、初期位置(図1A、図1B、図2)から後退位置(図5、図6)へ移動することができる。
以上のように構成された本実施形態の留置針装置100の使用方法を説明する。
最初に、図1A、図1B、図2に示すように、ハブ40が初期位置にあり且つ内針50が外針30の先端から突出した状態で、内針50及び外針30を患者の血管に穿刺する(穿刺作業)。このとき、留置針装置100の下側の面(突起23aが突出したのと反対側の面)を患者に対向させる。
次に、外針30を患者に穿刺した状態で、内針50を後退させる(後退作業)。即ち、シールド20からチューブ60を引き出すことで、チューブ60の前端に接続されたハブ40及びハブ40に保持された内針50をシールド20に対して後方に移動させる。ハブ40の移動にともなって、ストッパー70も後方に移動する。
シールド筒21の後端近傍の内周面には係止突起22が形成されている。ハブ40が係止突起22まで移動し、ハブ40の弾性片48の外面に形成されたテーパ面48bが係止突起22上を摺動する。このとき弾性片48は後部42側に弾性変形する。次いで、テーパ面48bが係止突起22を乗り越えると、弾性片48が弾性回復し、嵌合溝48aに係止突起22が嵌入する。かくして、ハブ40は図5及び図6に示した後退位置に移動する。
この状態で翼29a,29bの上から粘着テープを患者の皮膚に貼り付け、留置針装置100を患者に固定する。外針30のみが患者に穿刺された状態で留置される。後退位置では、柔軟な外針30内に硬質の内針50が存在しないので、患者が動くなどにより、患者に対する留置針装置100の姿勢が仮に変化しても、外針30が患者の血管等を傷付けることはない。
必要な処置が終了すると、翼29a,29bを固定する粘着テープを患者から剥がし、外針30を患者から引き抜く。シールド20に対してチューブ60を押し引きしても、ハブ40の嵌合溝48aとシールド筒21の係止突起22との嵌合状態は解除されない。即ち、内針50を外針30の先端から再度突出させたり、ハブ40とともに内針50をシールド20から引き抜いたりすることはできない。従って、硬質の内針50を誤って穿刺したり、使用済みの留置針装置100を誤って再使用したりするのを防止している。使用済みの留置針装置100は廃棄される。
上記の穿刺作業では、内針50及び外針30を患者に穿刺する際に内針50は反力を受ける。この反力によって内針50及びこれを保持するハブ40が外針30及びシールド20に対して後方に向かって移動するのを防止する必要がある。ストッパー70の挿入部72は、その先端をハブ40の後端(弾性片48)に当接させて、ハブ40が移動するのを制限する。穿刺する際には、作業者は、ストッパー70がシールド20に対して移動することがないように留置針装置100を保持する必要がある。
例えば、ストッパー70の一対の挟持部75を、2本の指で水平方向(X軸方向)に把持することができる。具体的には、親指と中指とで一対の挟持部75を把持し且つ人差し指をシールド20の上面(例えば、突起23a又は第2突起23b)に添えることで留置針装置100を保持することができる。この保持方法は、留置針装置100を安定的に保持できるのでので好ましい。一対の挟持部75に印加される水平方向の把持力によって一対の挟持部75は互いに接近する方向(図4Bの矢印D1参照)に弾性的に変位するので、一対の挟持部75がその間のチューブ60を挟持する。従って、上記の留置針装置100の保持方法では、一対の挟持部75を介してチューブ60を把持することができる。
続く後退作業では、親指と中指とで一対の挟持部75を水平方向に把持したまま、人差し指をシールド20の突起23aに押し当てる。そして、患者に対してシールド20が移動しないように人差し指で突起23aを押しながら、ストッパー70をシールド20から後方に引き出す。チューブ60は一対の挟持部75で挟持されているから、ストッパー70とともにチューブ60もシールド20から引き出される。ストッパー70をシールド20からほぼ完全に引き出すと、ハブ40は後退位置(図5及び図6参照)に移動する。
このように、本実施形態の留置針装置100は、シールド20の後端に、上方に向かって突出した突起23aが形成されている。従って、人差し指を突起23aに当てることにより、シールド20に力を加えやすい。これにより、後退作業において、親指と中指とで一対の挟持部75を水平方向に把持しながら、人差し指で突起23aを押し出せば、ハブ40を後退位置に容易に移動させることができる。従って、後退作業を片手で行うことが可能である。
上述したように穿刺作業を親指と中指とで一対の挟持部75を把持しながら行えば、留置針装置100を持ち替えることなく、引き続いて後退作業を行うことができる。従って、穿刺作業及び後退作業を片方の手のみで連続的に行うことができる。
更に、穿刺作業を人差し指を突起23aに添えて行えば、留置針装置100を安定的に保持できることに加えて、人差し指の位置も変えることなく後退作業を行うことができる。
基部71の上面に、シールド20に近づくにしたがって徐々に低くなるように傾斜した傾斜面77が形成されている。図2及び図4Aに示されているように、傾斜面77は基部71の前側端にまで形成されており、傾斜面77(または基部71)の前側端は、挿入部72の上面とほぼ同じ高さである。従って、図2に示されているように、傾斜面77の前側端に対する突起23aの上方への突出高さHを大きくすることができる。これにより、人差し指を傾斜面77に添えて前方にスライドすれば人差し指はごく自然に突起23aに当たる。突起23aの突出高さHが大きいので、突起23aに指を押し当てて力を印加しやすい。これは、後退作業の作業性の向上や、穿刺作業で留置針装置100を安定的に保持するのに有利である。
また、基部71に傾斜面77を形成することにより、基部71の前側端の高さを挿入部72の上面とほぼ同等に低く抑えながら、一対の挟持部75の上下方向寸法を大きくすることができる。これは、一対の挟持部75を水平方向に把持する場合に、指が当たる領域の面積が大きくなるので、穿刺作業及び後退作業において留置針装置100を安定的に保持するのに有利である。
上記の実施形態は例示に過ぎない。本発明は上記の実施形態に限定されず、適宜変更することができる。
ストッパーの構成は上記の実施形態に示したものに限定されない。
例えば、上記の実施形態では基部71にスリット76が形成されていたが、スリット76を省略することが可能である。この場合、基部71を水平方向に把持しても、ストッパー70とともにチューブ60を挟持することが困難となる。しかしながら、後退作業において、基部71を保持した手の小指及び/又は薬指と手のひらとの間でチューブ60を直接保持することにより、上記の実施形態と同様に、ストッパー70とチューブ60とを一緒にシールド20から引き出すことができる。従って、後退作業を片手で行うことが可能である。チューブ60を小指及び/又は薬指と手のひらとの間で保持することは、スリット76が形成された上記の実施形態においても有効である。このようにチューブ60を直接保持することにより、一対の挟持部75に対してチューブ60が滑るのを防止でき、ハブ40を後退位置へ確実に移動させることができるからである。
上記の実施形態では、スリット76はZ軸に平行に延びていたが、スリットの形状はこれに限定されない。例えば、スリットは、Z軸に対して傾斜していてもよいし、また、屈曲又は湾曲した部分を有していてもよい。このようなスリットにチューブ60を嵌入させることにより、後退作業において一対の挟持部75に対してチューブ60が滑るのを低減することができる。
傾斜面は、基部71の上面の全領域に形成されていなくてもよい。例えば挟持部75の上面はXZ面と略平行な平面とし、これより前側の領域のみに傾斜面を形成してもよい。ストッパー70のシールド20よりも後ろ側に露出した部分(後端部分)の上面のうち、シールド20に最も近い箇所が最も低いことが好ましい。
傾斜面は、平坦面である必要はなく、曲面であってもよく、あるいは平坦面及び曲面の任意の組み合わせで構成されていてもよい。
一対の固定部73を省略してもよい。挿入部72をシールド20内に挿入したときシールド20よりも後ろ側に露出するストッパー70の後端部分は、上記の実施形態で示した基部71のように挿入部72に比べて相対的に大きな幅寸法(X軸方向寸法)を有している必要はなく、例えば挿入部72とほぼ同じ幅寸法を有していてもよい。
上記の実施形態では、突起23aはシールド20の後端に形成されていたが、突起23aの形成位置は、シールド20の後端である必要はなく、後端よりも前側の位置であってもよい。但し、シールド20の後端から前側に遠く離れた位置に突起23aを形成すると、後退作業において人差し指が突起23aに届かなくなるので、後退作業の作業性が低下する。従って、突起23aは、シールド20の後端又はその近傍に形成されていることが好ましい。具体的には、シールド20の後端から突起23aまでの距離は、20mm以下、更には10mm以下、特に5mm以下にすることができる。
上記の実施形態では、X軸方向に2つの突起23aが対向して形成されていたが、突起23aの数は1つであってもよいし、X軸方向に3以上の突起が並んでいてもよい。突起23aの形状や寸法は任意である。人差し指で力を加えやすいように、人差し指が当たる部分の面積を大きくしてもよく、人差し指が滑るのを防止するために、人差し指が当たる部分に凹凸形状を形成してもよい。突起の人差し指が当たる部分以外の形状は自由に変更することができる。例えば突起の前側の部分が、緩やかな傾斜を有しながら、あるいはほぼ一定の高さを有しながら、前方に向かって延びていてもよい。
後退位置にあるハブ40とシールド20との嵌合構造は、上記以外の構成を有していてもよい。あるいは、当該嵌合構造を省略してもよい。
上記の実施形態では、穿刺作業において留置針装置100を保持する方法として、親指と中指とで一対の挟持部75を水平方向に把持し且つ人差し指をシールド20の上面に添える方法を例示したが、穿刺作業での留置針装置100の保持方法はこれに限定されない。例えば従来から行われている任意の方法で留置針装置100を保持することができる。穿刺作業での保持方法によっては穿刺作業から後退作業に移行する際に留置針装置100を持ち替える必要が生じる場合があるが、そのような場合であっても穿刺作業及び後退作業を同じ片手のみを使って行うことが可能である。
本発明の利用分野は特に制限はなく、輸液、輸血、体外血液循環などの処置を行う際の留置針装置として広範囲に利用することができる。中でも、輸液又は血液透析に用いられる留置針装置として好ましく利用することができる。
20 シールド
21 シールド筒
23a 突起
24 シールドの内腔
25 外ハブ
30 外針
40 ハブ
50 内針
60 チューブ
70 ストッパー
71 基部(後端部分)
72 挿入部
73 固定部
74 溝
75 挟持部
76 スリット
77 傾斜面
100 留置針装置

Claims (3)

  1. 内腔を有するシールドと、
    前記シールドの前端に固定された軟質の外針と、
    前記シールドの前記内腔内に配置され、前記シールドの長手方向に移動可能なハブと、
    前記ハブの前端に固定された硬質の内針と、
    前記ハブの後端に接続されたチューブと、
    前記シールドの前記内腔に、前記シールドの後端から挿抜されるストッパーとを備え、
    前記シールドの後端の外周面には、上方に向かって突出した突起が形成されており、
    前記内針が前記外針を貫通して前記外針の先端から突出する初期位置から、前記内針が前記シールドの前記内腔内に収納される後退位置へ前記ハブが変位する留置針装置であって、
    前記ストッパーを前記シールドの前記内腔内に挿入し且つその先端を前記初期位置にある前記ハブに当接させたとき、前記シールドよりも後ろ側に前記ストッパーの後端部分が露出し、
    前記ストッパーの前記先端を前記初期位置にある前記ハブに当接させた状態において、片方の手で、前記シールドの後端の前記突起に指を押し当てながら前記後端部分を挟持することにより前記後端部分を介して前記チューブを挟持して前記ストッパーとともに前記チューブを前記シールドから引き抜くことができるように構成されていることを特徴とする留置針装置。
  2. 前記後端部分の上面は、前記シールドに近づくにしたがって低くなるように傾斜した傾斜面を備え請求項1に記載の留置針装置。
  3. 前記ストッパーの前記後端部分は、前記チューブを水平方向に挟む一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部は、前記チューブを把持するように弾性的に変位可能である請求項1又は2に記載の留置針装置。
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