JP5849802B2 - 回転電機及びセグメントの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車やトラック等に搭載される回転電機に関する。また、産業用機器、家庭電化製品等への適用も可能である。
従来より、特許文献1に記載されているような、回転電機のステータにおいて、ファンからの冷却風がコイルエンド部を通過可能となるようにした技術がある。
特許第3456140号公報
しかし、特許文献1では、導体に丸線もしくは平角線を用いている。平角線の場合には、冷却風が当たることによる冷却効果が高いが、高コストであるという問題点がある。また、丸線の場合には、安価ではあるが、冷却効果が低いという問題点がある。
そこで、本発明では、丸線を用い、且つ、コイルエンド部の冷却効果を高めることを目的とする。
本発明の回転電機は、周方向に複数のスロットを有するステータコア、及びスロットに収容される複数のスロット導体部と、スロット導体部間を接続するとともにステータコアの軸方向の端部に突出する複数のコイルエンド部とを有するステータコイルを具備するステータと、ステータコアの周面に対向する周面を有するロータとを備える。
そして、コイルエンド部を構成する導体の少なくとも一部には、丸線の扁平化によって形成され、対向する2つの平行側面と対向する2つの円弧面とで囲まれた断面形状を有する変形導線が用いられている。
そして、変形導線は、スロット導体部を構成する導体に用いられ、平行側面がスロットの周方向壁に両側から挟まれるように配されている。
また、複数のスロット導体部は、スロットのそれぞれにおいて径方向に並んでいる。
また、ステータの軸方向に垂直な断面において、平行側面は、各スロットの周方向中心を通って径方向に延びる中心線に対して傾いている。
そして、平行側面と中心線をなす角度は、異なるスロットで径方向位置が同じスロット導体部間で等しくなっている。
これによれば、コイルエンド部で平行側面が向く方向を揃えやすくなる。
回転電機の概略断面図である(参考例)。 (a)はセグメントの説明図であり、(b)はセグメントを形成する導線の断面図である(参考例)。 変形導線の製造方法を説明する説明図である(参考例)。 スロットの導体挿入状態を示す図である(参考例)。 ステータの軸方向一端側の斜視図である(参考例)。 ステータの軸方向他端側の斜視図である(参考例)。 ステータの軸方向一端側の概略平面図である(参考例)。 (a)は成型治具の平面図であり、(b)と(c)とは参考例のセグメントの捩り工程を示す図であり、(d)と(e)とは比較例のセグメントの捩り工程を示す図である。 平角線と比較した参考例の効果を説明する説明図である(参考例)。 導線の断面形状と接合部の向きを示す図である(参考例、比較例)。 導線のスロット内の配置状態を示す図である(実施例)。 導線の断面図である(実施例)。 変形導線の製造方法を説明する説明図である(実施例)。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
参考例の構成〕
参考例の回転電機1を、図1〜図10を用いて説明する。
参考例の回転電機1は、交流発電機であって、ステータ2、ステータ2の内周に配されたロータ3、ロータ3の軸方向端部に固定されたファン4等を備える一般的な構成を有する。
ロータ3は、ランデル型のポールコア3aと、ポールコア3aに装着された界磁コイル3bとを有する。ポールコア3aは一対の爪磁極を軸方向に噛み合わせた周知の構造を有している。そして、ポールコア3aの軸方向両端にはそれぞれファン4が固定されている。
ステータ2は、円環状の電磁鋼板を複数積層して形成されたステータコア7にステータコイル8を巻装してなる。
ステータコア7は、先端がロータ3の外周面に対向するティース9と、ティース9同士を反ロータ側(外周側)で磁気的に接続する磁束路ヨーク10とを有している(図4、図7参照)。
隣り合うティース9同士の間には、ステータコイル8が配置されるスロット11が設けられている。
ステータコイル8は、U字状の複数のセグメント14(図2参照)によって構成されている。
セグメント14は、導線をU字状に折り曲げて形成されている。この導線は、断面丸形状の丸線をプレスして扁平化することで形成されている。
すなわち、図3に示すように、丸線の径方向に対向するように配置された一対のローラーR1によって丸線を圧延する工程(第1成形)を経ることで、丸線を扁平化している。
これによって、丸線が扁平化されることにより、対向する2つの平行側面15と、対向する2つの円弧面17とで囲まれた導線(以下、変形導線と呼ぶ)となる。
そして、延線方向に垂直に切断した断面形状において、2つの平行側面15が対向する方向に垂直な方向の長さLは、2つの平行側面15が対向する方向の長さD(平行側面15間の幅)よりも長い。
セグメント14は、図2(a)に示すように、変形導線を平行側面15が面方向に沿って一方の円弧面17が内側となるように折り曲げ、その後、捩り加工が施されることにより形成されている。すなわち、単に変形導線をU字に折り曲げた状態から、捩り加工が施されることにより、一対の平行な脚部20間をU字に繋ぐU字部21に、セグメント14をスロット11内に挿入したときに脚部20から周方向に延びる斜行部22と、斜行部22同士の間の頂部23が形成される。この捩り加工については後に詳述する。
そして、ステータコイル8は、セグメント14の脚部20をそれぞれ別のスロット11へ入れ、隣接するセグメント14の脚部20同士を接合することにより構成されている。
すなわち、図5、図6に示すように、スロット11の軸方向一端側から脚部20を挿入して軸方向他端側へ出し、軸方向他端側で脚部20を治具で把持しスロット11間を渡すように曲げ、隣り合う脚部20同士を溶接により接合することで、ステータコイル8が構成されている。
そして、ステータコイル8の内、スロット11内に収容される部分がスロット導体部25であり、ステータ2の軸方向端部に突出する部分がコイルエンド部26である。
次に、スロット導体部25について説明する。
図4に示すように、複数のスロット導体部25はスロット11内で径方向に積層されている。また、ステータコア7の軸方向視において、平行側面15がスロット11の径方向に沿うように配されている。すなわち、平行側面15がスロット11の周方向壁面11aに挟まれるように配されている。なお、スロット11の壁面とスロット導体部25との間には絶縁部材28が配されている。
ここで、変形導線は、断面形状において、対向する2つの平行側面15間の最大距離Sが、スロット11の周方向長さW(スロット幅)よりも大きい。対向する2つの平行側面15間の最大距離Sとは、断面形状中において、一方の平行側面15の一端と、他方の平行側面15の他端とを結ぶ距離である。
次に、コイルエンド部26について説明する。
複数のコイルエンド部26同士の間にはファン4からの冷却風を通す通路が形成されている。
ファン4からの冷却風はステータコア7の内周側から外周側に向かって流れる。そこで、この冷却風がコイルエンド部26間を通るように、コイルエンド部26によって静翼形状を形成し、隣接するコイルエンド部26同士の間に冷却風が通過できるようにしている。
具体的には、図5及び図7に示すように、頂部23の長手方向がステータコア7の径方向に沿うようにセグメント14がステータコア7に装着されることで、隣接する頂部23同士の間の隙間が放射状に形成される。また、軸方向他端側(接合側)においても、図6に示すように、脚部20の端部20aによって、静翼形状が形成されている。
ここで、頂部23及び端部20aでは、平行側面15が周方向を向いており、冷却風は平行側面15上を沿うように流れることになる。
なお、図6に示すように、脚部20の端部20aには、溶接するために皮膜剥離加工されて断面矩形状とされた接合部20bが形成されている。接合部20bは平行側面15に沿うように皮膜剥離されて形成されており、矩形形状の向かい合う一対の辺が平行側面15に沿う形状となっている
〔捩り工程について〕
捩り工程について図8を用いて説明する。
捩り工程は、2本の脚部20の内の一方を保持する第1リング31と、第1リング31の内周側に同心的に設けられて他方の脚部20を保持する第2リング32とを有する成型治具33を用いて行われる。
第1リング31及び第2リング32はそれぞれ脚部20を保持するための保持スロット35を有している。
図8(a)に示すように、第1リング31の保持スロット35と第2リング32の保持スロット35との周方向位置が同じであって径方向に並ぶように、第1リング31と第2リング32の位置決めをする。そして、図8(b)に示すように、捩り工程前の1つのセグメント14の一方の脚部20を第1リング31の保持スロット35に、他方の脚部20を第2リング32の保持スロット35に挿入する。そして、図8(c)に示すように、第1リング31と第2リング32の周方向位置をずらすことによって、セグメント14を捩る。なお、特開2001−197709号公報には同様の捩り工程について開示されている。
参考例では、セグメント14には変形導線が用いられており、脚部20は保持スロット35の周方向を仕切る壁面35aと平行側面15とが対向して当接するように保持されており、捩り工程を行っても、脚部20が保持スロット35内で回転することはない。
参考例の作用効果〕
参考例では、コイルエンド部26を構成する導体に、丸線の加工によって形成される変形導線が用いられている。そして、コイルエンド部26同士の間にファン4からの冷却風を通す通路が形成されている。
これによれば、冷却風が通過する際に変形導線の平行側面15に当たるため、コイルエンド部26の冷却効果が高まる。また、変形導線は、丸線に対する容易な加工によって形成できるため安価に入手可能である。
また、図9(a)及び(b)に示すように、ステータコイル8を平角線により形成する場合、平角線を曲げると曲げの内側で曲げ方向に対して垂直な方向への角部cの膨出が生じる。
例えば、スロット導体部25とコイルエンド部26との境界部(図5及び図6の二点鎖線で囲われた部分)では、導線をステータコア7の周方向に沿って曲げるため、平角線の場合には角部cが径方向に膨出する。この結果、ステータ2の径方向寸法の拡大を招いてしまう。
これに対して、図9(c)及び(d)に示すように、変形導線の場合、円弧面17と平行側面15との間の境界を角部cとすると、曲げの内側での角部cの膨出が生じにくく、ステータ2の小型化に寄与できる。
また、本参考例ではスロット導体部25にも変形導線が用いられ、変形導線は、平行側面15がスロット11の周方向壁面11aに両側から挟まれるように配される。
これによれば、丸線を用いる場合よりも占積率を向上させることができる。
また、変形導線は、延線方向に垂直に切断した断面形状において、2つの平行側面15が対向する方向に垂直な方向の長さLは、2つの平行側面15が対向する方向の長さDよりも長い。
これによれば、コイルエンド部26において、冷却風の通路を形成する際に、冷却風の通路を広く確保しやすくなるとともに、頂部23による静翼形状を構成しやすくなる。
そして、延線方向に垂直に切断した断面形状において、対向する2つの平行側面15間の最大距離Sを、スロット11の周方向長さW(スロット幅)よりも大きくしている。
これによれば、スロット11内でスロット導体部25が回転するのを防止することができる。
また、本参考例の捩り工程では、脚部20を保持する際に、保持スロット35の周方向を仕切る壁面35aと平行側面15とが当接するように保持している。
これによれば、捩り工程を行っても、脚部20が保持スロット35内で回転することがないため、予め接合部20bを形成して捩り工程を行った場合でも、捩り工程前後で、接合部20bの向きは同じである。
比較例として、図8(d)、(e)を用いて、丸線によって形成されたセグメント14hの捩り工程について説明する。丸線の場合には、保持スロット35と丸線表面を接触するように保持したとしても、摩擦力に依存した保持になるため、摩擦力が小さい場合には、捩り工程によって保持スロット35内で脚部20hが回転してしまう。
このため、予め接合部20bhを形成して捩り工程を行うと、捩り工程前後で、接合部20bhの向きが変わってしまう。
参考例では、捩り工程前後で接合部20bの向きが変わらないため、捩り工程後のセグメント14をステータコア7のスロット11に軸方向一端側から挿入した際に、軸方向他端側に突出する接合部20bの平面は、平行側面15に沿っており、周方向を向いている(図10参照)。このため、接合工程を行う際に、接合部20bを周方向両端から把持しやすくなる。
一方、比較例では、接合部20bhが回転してしまうため、接合部20bhの平面を周方向へ向かせることが困難であり、接合部20bhを周方向両端から把持することが困難である。
〔実施例
本実施例の回転電機1を、参考例とは異なる点を中心に、図11を用いて説明する。
なお、参考例と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、ステータ2の軸方向に垂直な断面において、スロット11内で平行側面15はスロット11の周方向中心を通る中心線Xに対して傾いている。
例えば、図11に示すように、n番目のスロット11nのスロット導体部25を内径側から順にスロット導体部25n1、25n2、25n3、25n4とする。m(m=n+1)番目のスロット25mのスロット導体部25を内径側から順にスロット導体部25m1、25m2、25m3、25m4とする。
そして、各スロット導体部25において、平行側面15と各スロット11の周方向中心を通って径方向に延びる中心線Xのなす角度を、θn1、θn2、θn3、θn4、θm1、θm2、θm3、θm4とする。
そして、θn1〜θn4、θm1〜θm4は、全て等しい角度である。
すなわち、本実施例では、ステータ2の軸方向に垂直な断面において、平行側面15は中心線Xに対して傾いており、平行側面15と中心線Xをなす角度は、異なるスロット11で径方向位置が同じスロット導体部25間で等しく、且つ、同一スロット11内の異なる径方向位置のスロット導体部25間で等しい。
これによれば、コイルエンド部26で平行側面15が向く方向を揃えやすくなる。
なお、θn1〜θn4が全て等しく角度θxであり、θm1〜θm4が角度θxとは異なる角度θyであってもよい。すなわち、同一スロット11内の異なる径方向位置のスロット導体部25間で傾斜角が等しくなっているだけでもよい。
また、θn1=θm1、θn2=θm2、θn3=θm3、θn4=θm4のみが成り立っていてもよい。すなわち、異なるスロット11で径方向位置が同じスロット導体部25間で傾斜角が等しくなっているだけでもよい。
〔実施例
本実施例の回転電機1を、参考例とは異なる点を中心に、図12、図13を用いて説明する。なお、参考例と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例によれば、変形導線は、対向する2つの円弧面17に、平行側面15と垂直な第2平行側面37が形成されている。
すなわち、この変形導線は、丸線に対して参考例で説明した第1成形を施した後に、一対のローラーR1が対向する方向とは垂直な方向に対向する一対のローラーR2によって圧延する工程(第2成形)を施すことで形成されている(図13参照)。
これによれば、丸線の加工によって、より平角線に近似させることができ、冷却効果を高めることができる。また、接合部20b同士の距離を近づけることが可能となるため、接合強度を高めることができる。
〔変形例〕
本発明は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例では、コイルエンド部26及びスロット導体部25がともに、変形導線により構成されていたが、コイルエンド部26を構成する導線のみに平行側面15を形成する態様であってもよい。また、コイルエンド部26を構成する導線の一部に平行側面15を形成する態様であってもよい。
また、実施例では、ファン4によって生じる冷却風によってコイルエンド部26を冷却するものであったが、油冷するものであってもよい。
1 回転電機
2 ステータ
3 ロータ
4 ファン
7 ステータコア
8 ステータコイル
11 スロット
15 平行側面
25 スロット導体部
26 コイルエンド部

Claims (8)

  1. 周方向に複数のスロット(11)を有するステータコア(7)、及び前記スロット(11)に収容される複数のスロット導体部(25)と、前記スロット導体部(25)間を接続するとともに前記ステータコア(7)の軸方向の端部に突出する複数のコイルエンド部(26)とを有するステータコイル(8)を具備するステータ(2)と、
    前記ステータコア(7)の周面に対向する周面を有するロータ(3)とを備えた回転電機(1)であって、
    前記コイルエンド部(26)を構成する導体の少なくとも一部には、丸線の扁平化によって形成され、対向する2つの平行側面(15)と対向する2つの円弧面(17)とで囲まれた断面形状を有する変形導線が用いられており、
    前記スロット導体部(25)を構成する導体に前記変形導線が用いられ、
    前記変形導線は、前記平行側面(15)が前記スロット(11)の周方向壁(11a)に両側から挟まれるように配されており、
    前記複数のスロット導体部(25)は、前記スロット(11)のそれぞれにおいて径方向に並んでおり、
    前記ステータ(2)の軸方向に垂直な断面において、前記平行側面(15)は、前記各スロット(11)の周方向中心を通って径方向に延びる中心線に対して傾いており、
    前記平行側面(15)と前記中心線をなす角度は、異なる前記スロット(11)で径方向位置が同じ前記スロット導体部(25)間で等しいことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記複数のスロット導体部(25)は、前記スロット(11)の径方向に並んでおり、
    前記ステータ(2)の軸方向に垂直な断面において、前記平行側面(15)は、前記スロット(11)の周方向中心を通って径方向に延びる中心線に対して傾いており、
    前記平行側面(15)と前記中心線をなす角度は、同一前記スロット(11)内の異なる径方向位置の前記スロット導体部(25)間で等しいことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機において、
    前記変形導線は、断面形状において、前記2つの平行側面(15)が対向する方向に垂直な方向の長さは、前記2つの平行側面(15)が対向する方向の長さよりも長いことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転電機において、
    前記変形導線は、断面形状において、前記2つの平行側面(15)間の最大距離が、前記スロット(11)の周方向長さよりも大きいことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の回転電機において、
    前記変形導線は、前記2つの円弧面(17)に、前記平行側面(15)と垂直な第2平行側面(37)が形成された断面形状であることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の回転電機において、
    前記ロータ(3)の軸方向端部に固定されたファン(4)を備え、
    前記複数のコイルエンド部(26)同士の間に前記ファン(4)からの冷却風を通す通路が形成されることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の回転電機において、
    前記ステータコイル(8)は、2本の脚部(20)と前記脚部(20)間をU字状に繋ぐU字部(21)とを有する複数のセグメント(14)からなっており、前記セグメント(14)の前記脚部(20)をそれぞれ別の前記スロット(11)へ入れ、隣接する前記セグメント(14)の前記脚部(20)同士を接合することにより構成され、
    前記セグメント(14)が前記変形導線により形成されていることを特徴とする回転電機。
  8. 請求項7に記載のセグメント(14)の製造方法において、
    前記2本の脚部(20)の内の一方を保持する保持スロット(35)を有する第1リング(31)と、前記第1リング(31)と同心状に設けられて他方の前記脚部(20)を保持する保持スロット(35)を有する第2リング(32)とを有する成型治具(33)を用い、前記成型治具(33)上での前記2本の脚部(20)の周方向位置が同じ状態から、前記第1リング(31)と前記第2リング(32)の周方向位置をずらすことで、前記セグメント(14)を捩る捩り工程を有し、
    前記脚部(20)は、前記保持スロット(35)の周方向を仕切る壁面(35a)と前記平行側面(15)とが対向するように前記保持スロット(35)に保持されていることを特徴とするセグメント(14)の製造方法。



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